JP3234069U - 昇降テーブルの駆動装置 - Google Patents

Abstract

【課題】使用者が手動又は電動方式を選択できる昇降テーブルの駆動装置を提供する。【解決手段】本考案は昇降テーブルの駆動装置３０を提供し、それは駆動軸３１と駆動源３２を含む。駆動軸は、昇降装置に脱離可能に接続される。駆動源は、駆動軸に接続され、且つ駆動軸を回転させて昇降装置を駆動できるように配置される。駆動軸が昇降装置に脱離可能に接続されることにより、使用者は手動又は電動方式を選択して昇降テーブルを駆動することができる。【選択図】図１

Description

本考案は、駆動装置に関し、特に昇降テーブルの駆動装置に関するものである。

昇降テーブルは昇降させることができるため、必要に応じてテーブル面の高さを調節するのに便利であり、ますます普及している。特に、テーブル面の高さが昇降可能な子供用机は、子供の成長に合わせてテーブル面の高さを調節することができ、子供が常に良い座り姿勢を保って、良好な視距離を維持できるようにさせ得る。しかし、現在の昇降テーブルの駆動方式は、手動又は電動方式のどちらかだけを取り付けることしかできず、使用者のニーズに応じて任意に切り替えることができなかった。そのため、駆動方式を選択可能な昇降テーブルは、現在業界が発展を目指す方向である。

本考案が提供する昇降テーブルの駆動装置は、使用者が手動又は電動方式を選択して昇降テーブルを駆動することができるものである。

本考案の昇降テーブルの駆動装置は、駆動軸と駆動源を含む。駆動軸は、昇降テーブルの昇降装置に脱離可能に接続される。駆動源は、駆動軸に接続され、且つ駆動軸を回転させて昇降装置を駆動できるように配置される。

本考案の実施例中、駆動源はモータである。

本考案の実施例中、駆動源はケース体内に設置され、駆動軸はケース体を穿伸しており、且つ昇降装置に脱離可能に接続される。

本考案の実施例中、ケース体の両側それぞれに留め具部が設けられており、留め具部は昇降テーブルの脚に脱離可能にロックすることができる。

本考案の実施例中、駆動源は本体とハンドルを含む。駆動軸は本体の片側に接続され、ハンドルは本体のもう一方の側に接続され、人の力でハンドルを揺動して駆動軸を回転させるために提供される。

上述を基に、本考案では駆動軸が昇降装置に脱離可能に接続され、これにより使用者は手動又は電動駆動方式を選択して昇降テーブルを駆動することができる。例えば、モータの故障の場合又は電気がない場合などには、ハンドルによる駆動に切り替える。

本考案の上述の特徴及び利点をより明解にするため、以下に実施例を挙げて、図面を基に詳細な説明を行う。

本考案における昇降テーブルの駆動装置の第１実施例の立体分解図であり、駆動装置が昇降テーブルに使用されていることを示している。 図１に示す昇降テーブルの駆動装置の動作概略図である。 図１に示す昇降テーブルの駆動装置の動作概略図である。 本考案における昇降テーブルの駆動装置の第２実施例の立体分解図であり、駆動装置が昇降テーブルに使用されていることを示している。

図１〜図３を参照して、本考案における昇降テーブルの駆動装置３０の第１実施例は、駆動軸３１と駆動源を含む。駆動軸３１は、昇降装置２０に脱離可能に接続される。駆動源は、駆動軸３１に接続され、且つ駆動軸３１を回転させて昇降装置２０を駆動できるように配置される。

本実施例中で言及する昇降テーブルは、脚１０と昇降装置２０を含み得る。脚１０は、固定脚１１、固定脚１１に移動可能に接続された可動脚１２、固定脚１１に設置された支柱管１３及びナット１４を含み得る。ナット１４は支柱管１３の頂端に固定接合され、可動脚１２は昇降テーブルのテーブル面と互いに接続することができる。

昇降装置２０は、ボルト２１、第１ウォームギヤ２２及び第２ウォームギヤ２３を含む。ボルト２１は、脚１０のナット１４とねじ接続される。第１ウォームギヤ２２は、ボルト２１の頂端に固定接合される。第２ウォームギヤ２３は、第１ウォームギヤ２２と噛合し、且つ駆動装置３０の駆動軸３１と脱離可能に接続される。第１ウォームギヤ２２は、第１回転軸線に沿って回転可能であり、第２ウォームギヤ２３は、第２回転軸線に沿って回転可能であり、第１回転軸線と第２回転軸線とは互いに交わらず、ボルト２１は、第１ウォームギヤ２２からの駆動を受けて、第１回転軸線に沿って脚１０に対して軸方向に移動することができる。第１ウォームギヤ２２と第２ウォームギヤ２３の螺旋角は、いずれも４５度である。第１ウォームギヤ２２と第２ウォームギヤ２３は、ギヤボックス２４内に設置され、本実施例において、ギヤボックス２４は可動脚１２内に設置されている。第１ウォームギヤ２２とギヤボックス２４の底端との間には第１軸受２５が設けられており、ボルト２１の頂端は第１軸受２５に貫設され、且つギヤボックス２４内に延び入って第１ウォームギヤ２２と固定接合されている。第２ウォームギヤ２３とギヤボックス２４の両側端との間にはそれぞれ第２軸受２６が設けられており、駆動装置３０の駆動軸３１は第２軸受２６に貫設され、且つギヤボックス２４内に延び入って第２ウォームギヤ２３と互いに接続することができる。

上述の脚１０及び昇降装置２０の構造は、本実施例における昇降テーブルの駆動装置３０の機能を説明するためのものに過ぎず、このタイプの脚１０及び昇降装置２０の構造に限定されない。

さらに、本実施例の駆動源はモータ３２とし、ケース体３３内に設置することによってモジュール化設計を達成することができ、モータ３２は、内部電源又は外部電源によって駆動することができる。駆動軸３１はケース体３３を穿伸しており、且つ昇降装置２０の第２ウォームギヤ２３に脱離可能に接続されている。ケース体３３の両側にはそれぞれ留め具部３４を設けることができ、留め具部３４は、脚１０に脱離可能にロックして（締結を行って）駆動装置３０を位置決めすることができる。

図４を参照して、本考案における昇降テーブルの駆動装置３０ａについて、第２実施例の構造は第１実施例と概ね同じであるが、異なる点として、本実施例の駆動源は、本体３２ａとハンドル３３ａを含み、駆動軸３１ａは本体３２ａの片側に接続され、ハンドル３３ａは本体のもう一方の側に接続され、人の力でハンドル３３ａを揺動して駆動軸３１ａを回転させるために提供される。

要約すると、本考案では駆動軸３１、３１ａが昇降装置２０に脱離可能に接続され、これにより使用者は手動又は電動駆動方式を選択して昇降テーブルを駆動することができる。例えば、モータ３２の故障の場合又は電気がない場合などには、ハンドル３３ａによる駆動に切り替える。

１０ 脚
１１ 固定脚
１２ 可動脚
１３ 支柱管
１４ ナット
２０ 昇降装置
２１ ボルト
２２ 第１ウォームギヤ
２３ 第２ウォームギヤ
２４ ギヤボックス
２５ 第１軸受
２６ 第２軸受
３０ 駆動装置
３１ 駆動軸
３２ モータ
３３ ケース体
３４ 留め具部
３０ａ 駆動装置
３１ａ 駆動軸
３２ａ 本体
３３ａ ハンドル

Claims (3)

1. 昇降テーブルの駆動装置であって、
   前記昇降テーブルの昇降装置に脱離可能に接続された駆動軸を含み、前記昇降テーブルは、脚と前記昇降装置を含み、前記脚は、固定脚、前記固定脚に移動可能に接続された可動脚、前記固定脚に設置された支柱管及びナットを含み、前記ナットは前記支柱管の頂端に固定接合され、前記可動脚は前記昇降テーブルのテーブル面と互いに接続され、前記昇降装置は、ボルト、第１ウォームギヤ及び第２ウォームギヤを含み、前記ボルトは、前記脚の前記ナットとねじ接続され、前記第１ウォームギヤは、前記ボルトの頂端に固定接合され、前記第２ウォームギヤは、前記第１ウォームギヤと噛合し、且つ前記駆動軸と脱離可能に接続され、前記ボルトは、前記第１ウォームギヤからの駆動を受けて、前記脚に対して軸方向に移動することができ、前記第１ウォームギヤと前記第２ウォームギヤは、ギヤボックス内に設置され、前記ギヤボックスは前記可動脚内に設置され、前記昇降テーブルの駆動装置はさらに、
   前記駆動軸に接続され、且つ前記駆動軸を回転させて前記昇降装置を駆動できるように配置された駆動源を含む、昇降テーブルの駆動装置。
2. 前記駆動源はモータであり、前記駆動源はケース体内に設置され、前記駆動軸は前記ケース体を穿伸しており、且つ前記昇降装置に脱離可能に接続され、前記ケース体の両側それぞれに留め具部が設けられており、前記留め具部は前記昇降テーブルの前記脚に脱離可能にロックすることができる、請求項１に記載の昇降テーブルの駆動装置。
3. 前記駆動源は、本体とハンドルを含み、前記駆動軸は前記本体の片側に接続され、前記ハンドルは前記本体のもう一方の側に接続され、人の力で前記ハンドルを揺動して前記駆動軸を回転させるために提供される、請求項１に記載の昇降テーブルの駆動装置。
   

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