JP3234027U - 英語学習用ブロック - Google Patents

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正文 立原
正文 立原
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Abstract

【課題】言語を発話する際の脳機能に基づいた発話訓練をユーザに行わせることができる英語学習用ブロックを提供する。【解決手段】トレーニングボード100上のブロックスポットに各ブロック20、30、40、50及び60を配置し、左手に主語ブロック、右手に述語ブロックに、手を添える状態でスタンバイする。提示された問題文を実際に自分が日本語を話すように心がけて、音読する。こうすることで、問題文が「自分が話した日本語」へと脳内で変換される。そして、変換された「自分が話した日本語」から主語を選び出し、選び出した内容を日本語で発声と同時に主語ブロックをブロック配置フレーム110へ移動させる。続けて、述語についても同様に選び出し、発声し、述語ブロックをブロック配置フレームへ移動させる。【選択図】図6

Description

本考案は、英語の語順をパーツに分けたブロックを用いて立体的に学習することができる英語学習用ブロックに関する。
近年、市場経済のグローバル化が加速し、インターネットの普及に伴い、外国語(特に英語)習得の必要性が高まっている。
このように、特に英語の必要性が認識されているが、中学・高校などで1200時間以上英語を学習していると言われているにもかかわらず、英会話ができる、と自ら言える段階まで到達している人は皆無に近いのが実情である。
更に、社会人になってからも日本人の英語に対する学習意欲は衰えを知らず、巷には英会話教材が溢れ、英会話学校が産業として成立するほどの多大な資金と労力を投入している。それにもかかわらず、ほとんどの日本人の英語は実用レベルどころか、子供レベルの簡単な受け答えすらおぼつかないのが現状である。
このような現状を改善しようと、様々な技術が開発されている。特に近年は、日本語の介在をなるべく排除した学習方法が注目されており、このような技術として特許文献1の「英文発想練習法およびカードセット」がある。
この技術は、例えば、「have a pencil」などといった英語の述語部分をカードで提示すると共に、主語、時制、文型の変形指示を表示体(図柄など)で示したカードを提示し、当該変形指示に従って「he has a pencil」などと英文を完成させるものである。
変形指示が表示体で行われるため、学習者は、日本語を介在させずに基本英文の変形を行うことができる。
しかし、この方法による英文構成手順は、日本語を母語とする話者の脳機能においては、言葉に変換される以前に脳内に存在するイメージを言語に落とし込む情報処理プロセスと、英語を母語とする話者のそれとが異なるため、脳機能的に、必ずしも学習効率が高くないという問題があった。
また、特許文献2記載の発明では、英語訓練アプリに関し、英語訓練画面において、私アイコン、あなたアイコン、彼アイコン、彼女アイコンにより主語の人称を指定し、過去アイコン、現在アイコン、未来アイコンにより時制を指定し、第1文字表示エリアに表示した文字により述語を指定する。この英語訓練アプリは、これらの表示を、英語を母語とする話者が発話の際に発想するのと同じ、人称、時制、述語の発話順に表示し、ユーザは、これに合わせて英語を発話するようになっている。
特開2012−68619号公報
特許第6450127号公報
本考案は、言語を発話する際の脳機能に基づいた発話訓練をユーザに行わせることができる英語学習用ブロックを提供することを目的とする。
請求項1に記載の考案では、日本語の疑問詞、主語、述語を表すブロックと、日本語の目的語、場所、時を表すブロックと、上記ブロックを配置するトレーニングボードとからなり、上記トレーニングボード上には、各ブロックを配置する複数のブロックスポットと、このブロックスポットに配置された各ブロックをトレーニングに応じて移動させるためのブロック配置フレームが設けられていることを特徴とする英語学習用ブロックを提供する。
本考案に係る英語学習用ブロックによれば、言語を発話する際の脳機能に基づいた発話訓練をユーザに行わせることができ、効率的に英会話を学習することができる。
本考案にかかるメインブロックを示した図である。 本考案にかかるサブブロックを示した図である。 本考案にかかるトレーニングボードを示した図である。 本考案にかかる処理手順を説明する図である。 本考案にかかる処理手順を説明する図である。 本考案にかかる処理手順を説明する図である。
以下、図1から図6を参照して、本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。
本実施の形態では、日本人(なお、ここでいう「日本人」は、日本語を母語とするものを意味し、国籍による日本人を意味しない)が英語を発話訓練する場合を想定し、母語を日本語、訓練対象言語を英語として説明する。
なお、これは一例であって、本実施の形態は、各種の言語に適用できるものである。
特に、ウラルアルタイ語系の言語(日本語、韓国語など、一般にSOV語順)を母語とする者が、インドヨーロッパ語系の言語(英語、フランス語など、一般にSVO語順)を学ぶ場合など、語順の異なる言語系統間での学習に有効である。S、V、Oは、それぞれ主語、動詞、目的語を表す。
本実施の形態は、日本語を母語とする者が日本語を話す際の脳機能(以下、日本語脳)と、英語を母語とする者が英語を話す際の脳機能(以下、英語脳)の違いに基づいて、日本語脳を有するが英語脳を有しない学習者の脳に訓練を通じて英語脳を構築するものである。そのため、まず、本願考案者が解明した日本語脳と英語脳の違いについて説明する。
日本語を母語とする話者が日本語を発話する(話す)場合、日本語が頭に浮かぶ前に、まず、最終的に日本文となる素材が、抽象的なイメージ(概念、アイデア)として浮かぶ。
そして、日本語を母語とする者は、日本語の指向性に従って当該イメージに日本語を対応させ、これを連結して日本語を完成させる。
ここで、指向性とは、イメージを言語化する順序であり、発話順序に対応している。
日本語の場合、その指向性は、表現対象の周辺的な情報から核心的な情報に向かい、文章の最後に、核心情報である「述語」において完結する、というものである。本願考案者は、この指向性を、カメラワークに擬えて、ズームイン型と呼称している。
一方、英語を母語とする話者が英語を発話する場合、英語が頭に浮かぶ前に、まず、最終的に英文となる素材が、抽象的なイメージとして浮かぶ。これは、日本語を母語とする者と同じである。
英語の場合、その指向性は、核心情報である「主語」ならびに「述語」が、文頭に位置し、その後、周辺的なイメージへと広がっていくものである。本願考案者は、この指向性を、ズームアウト型と呼称している。
本願考案者は、以上のように、日本語脳はズームイン型に働くのに対し、英語脳はズームアウト型に働くと考察した。
その上で、日本人は、英語を理解・発話する際、無意識のうちに、日本語脳を用いてしまうため、英単語や英文法といった、いわゆる「英語に関する知識」を獲得しても、英語を理解・発話することが十分にできない、ということを発見した。
こうして、従来の英語教育の効果が十分得られなかった原因を発見した本願考案者は、さらに、この日本語脳の指向性と英語脳の指向性との違いを十分に認識した上で、言語になる前のイメージを、直接英語の指向性に従って(即ち、ズームアウト型で) 英語化する訓練、つまり、日本語脳とは別に英語脳を構築することによって、英語力を飛躍的に向上させることができることを発見した。
以下に、上記の英語の指向性に従ってイメージを英語化する英語学習用ブロックについて説明する。すなわち、本考案の英語学習用ブロックは、上記の考察に基づき、英語学習の効果をあげることを意図している。
まず、英語学習用ブロックの構成について説明する。
(1)ブロック群
日本文を構成要素に分解したパーツを表すブロックの集合である。
(a)メインブロック(図1)
疑問詞ブロック10、主語ブロック20及び述語ブロック30から構成される。
(b)サブブロック(図2)
目的語を示すブロック40、場所を示すブロック50及び時を示すブロック60から構成される。
(2)トレーニングボード(図3)
上記メインブロック及びサブブロックを英語学習用に配置するためのトレーニングボード100である。このトレーニングボード100には、ブロック配置フレーム110と、ブロックを置いておくためのブロックスポット120(6個)が設けられている。
各ブロックのサイズは、高さ3cm、縦3cm、横3cmである。材質は、木製であるが、紙製、金属製、プラスチック製など、その材質は、トレーニングを繰り返すに際して容易に壊れないものであればよい。
トレーニングボード100は、サイズ縦15cm、横25cm、厚さ1cmである。材質は木製であるが、紙製、金属製、プラスチック製など、その材質は、トレーニングを繰り返すに際して容易に壊れないものであればよい。
ブロック配置フレーム110のサイズは、縦3cm、横23cmである。
一般に、日本語の会話では、「いつ、どこで、だれが、何を、どうした」について、話し手は、語順について、特にこだわらずに話すことが許されている。
例えば、
「昨日、新宿で、友達と、ケーキを食べた」
「新宿で、友達と、昨日、ケーキを食べた」
「友達と、昨日、ケーキを食べた、新宿なんだけど」
「昨日、ケーキを食べた、新宿で、友達と」
このような多様な話し方が許されていると、自分で話した日本文について、何が主語で、何が目的語で、何が述語か明確には、認識していないのが実情である。
そこで、このような状況を前提に、本考案に係る英語学習用ブロックの使用手順を説明する。
(手順1)
まず、図4に示すように、トレーニングボード100上のブロックスポット120に各ブロック10、20、30、40、50及び60を配置する。
(手順2)
次に、図4に示す状態で、トレーニングボード100前のトレーニング者は、左手に主語ブロック20、右手に述語ブロック30に、手を添える状態でスタンバイする。
ここで、問題文が提示される。
「昨日、ケーキを食べたんだ、新宿でね」
(手順3:問題文の意識変換と主語、述語の選択)
トレーニング者は、提示された問題文を実際に自分が日本語を話すように心がけて、音読する。
こうすることで、問題文が「自分が話した日本語」へと脳内で変換される。
そして、変換された「自分が話した日本語」から主語を選び出し、選び出した内容を日本語で発声と同時に主語ブロック20をブロック配置フレーム110へ移動させる(図5参照)。
続けて、述語についても同様に選び出し、発声し、述語ブロック30をブロック配置フレーム110へ移動させる。
この動作を本件の問題文に即して説明すると、まず、トレーニング者は、左手に持った主語ブロック20を「私」と発声しながらブロック配置フレーム110へ移動させる。
続いて、トレーニング者は、右手に持った述語ブロック30を「食べたんだ」と発声しながら、ブロック配置フレーム110へ移動させる。
(手順4:残余のブロックを順に選択を継続)
図6に示すように、主語ブロック20、述語ブロック30に続いて、目的語ブロック40、場所ブロック50、時ブロック60の順で同様の行為を繰り返す。
この問題文に即して説明すると、まず、「ケーキを」と発声しながら、目的語ブロック40をブロック配置フレーム110へ移動させる。
次に、「新宿で」と発声しながら、場所ブロック50をブロック配置フレーム110へ移動させる。
最後に、「昨日」と発声しながら、時ブロック60をブロック配置フレーム110へ移動させる。
なお、問題文が以下のような場合、主語ブロック20、述語ブロック30を選択する前に、疑問詞ブロック10を選択しなければならない。
「昨日、新宿で何を食べたの」
本件考案は、「英語脳」という存在、並びにその働きを可視化し、その働きを手を使って、目で確認しながら基礎から学習することを可能としている。
この日本語の学習を通して「英語脳」を作りあげ、加えて、英文法、英単語を習得すれば「英語で話せる」状態まで持っていくことができる。
10 疑問詞ブロック
20 主語ブロック
30 述語ブロック
40 目的語ブロック
50 場所ブロック
60 時ブロック
100 トレーニングボード
110 ブロック配置フレーム
120 ブロックスポット

Claims (1)

  1. 日本語の疑問詞、主語、述語を表すブロックと、日本語の目的語、場所、時を表すブロックと、
    上記ブロックを配置するトレーニングボードとからなり、
    上記トレーニングボードに、各ブロックを配置する複数のブロックスポットと、このブロックスポットに配置された各ブロックをトレーニングに応じて移動させるためのブロック配置フレームが設けられていることを特徴とする英語学習用ブロック。
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