JP3233919U - 蜂の巣除去装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】蜂の巣を、安全に除去する、軽量、安価で簡単な蜂の巣除去装置を提供する。【解決手段】所定の長さの棒部材1と、該棒部材の先端に所定の角度で取り付けた止め具5を有する輪部材2と、止め具で輪部材に付け上方開口し蜂の巣7を入れた後に口が締まる腹部に輪状針金6を有する円柱状網袋3と、円柱状網袋には紐を輪状に通し、紐の一端は輪部材の下から上に通し、棒部材に添わせて棒部材の下部で引っ張ることにより円柱状網袋を閉め、輪部材の下方に蜂の巣が入った円柱状網袋をぶら下げる紐部材4とからなり、輪状針金の口径が輪部材の口径よりも大きく、輪状針金を複数本用いる。【選択図】図1

Description

本考案は、蜂の巣を除去する装置に関する。
蜂は家の軒下、樹木の枝等に巣を作る。蜂は野菜害虫や樹木害虫を食べ益虫とも言え、特にミツバチは果樹等の受粉、蜂蜜採取に役立っている。その反面、スズメバチ、アシナガバチ等は攻撃性が強く、毒性が強く、人が刺されると病院に行かなければならない。従って、軒下、庭木等に蜂の巣ができた場合には、除去する必要がある。
従来、人を攻撃するスズメバチ等の巣の除去には危険が伴い、高所の巣の駆除には、害虫用の防護服を着て、梯子に上り、駆除薬剤等を巣にかけてから蜂の巣を落としていた。このような方法は危険すぎる。
先行技術として、蜂の巣を包み込めるように、棒の先端に開閉自在の円形熊手形の骨組みを取り付け、その骨組みに網ネットを付けて蜂と蜂の巣を同時に捕獲する捕獲具を開示している(特許文献1)。しかし、蜂と蜂の巣を瞬時に包み込むことは難しく、同時に捕獲することは困難である。
また、袋網と、角度調節部と、ポールと、により大略構成されている蜂の巣の採取器の実用新案がある(特許文献2)。ここで、袋網は、ビニール製網と、網目に通挿され、器外からの引張り操作によって袋網の手繰り上げを可能にするワイヤーと、袋網の開口側をクリップ止めするためのアルミ製口輪と、から構成されている。この場合も、蜂の巣と、これに寄生する蜂を一網打尽的に採取することは難しい。
そして、棒状部材と、棒状部材の先端に所定の角度で取り付けられた輪状部材と、輪状部材の下側に設けられ輪の内側方向へ突出するフック部と、上部開口の袋網と、袋網の開口縁部に挿通され、袋網を輪状部材に装着するためにフック部に係止されるワイヤと、輪状部材に設けられ刃先が輪の内側方向に向いて刃部と、更に撮像部と、を有し、ワイヤは、一端が棒状部材に設けられたワイヤ止め部に固定され、他端は引張動作可能に棒状部材に沿って下方へ伸長している蜂の巣除去装置が提案されている(特許文献3、4)。長さ操作部、ワイヤ巻取部、刃部、撮像部等を有しかなり重く、操作は簡単ではない。
特開2004―222696 登実3153149 特開2012―60926 特開2020―092631
特許文献1の方法は、蜂と蜂の巣を瞬時に包み込むことは難しく、同時に捕獲することは困難である。特許文献2の場合は、袋網の手繰り上げにより、蜂の巣と、これに寄生する蜂を一網打尽的に採取することは難しい。特許文献3、4ては、長さ操作部、ワイヤ巻取部、刃部、撮像部等を有しかなり重く、操作は簡単ではない。また刃部は手などを切る危険がある。
本考案は上述のような問題点を解決するためになされたものである。すなわち、蜂の巣の除去作業において、害虫用防護服の着用、梯子の使用、殺虫剤の使用をせずに、軽くかつ操作は簡便で、安全かつ容易に蜂の巣を除去できるようにすることである。
上記課題を解決し、目的を達するために鋭意工夫し以下の蜂の巣除去装置を考案した。
所定の長さの棒部材と、該棒部材の先端に所定の角度で取り付けた止め具を有する輪部材と、上記止め具で輪部材に固定した上方開口し蜂巣を入れた後に口が締まる腹部に輪状針金を有する円柱状網袋と、円柱状網袋の口縁には紐を輪状に通し、紐の一端は輪部材の下から上に通し、棒部材に添わせて棒部材の下部で引っ張ることにより円柱状網袋の口を閉め、円柱状網袋の口は輪部材に付けた止め具から外れ蜂の巣が入った円柱状網袋をぶら下げる紐部材からなる蜂の巣除去装置。ここで、止め具として、コの字状に内側に開口した輪状軟質プラスチック、ゴム等(輪状の軟質ビニールチューブの内側三分の一程度をそぎ落としたもの)で輪部材に円柱状網袋の口縁を挟み込むものがある。また止め具は輪部材にクリップを吊り下げ円柱状網袋の口縁を固定する方法等がある。
そして、上記紐部材が円柱状網袋の口縁より下部で円柱状網袋の円周に紐を輪状に挿通し、棒部材の下部で引っ張ることにより円柱状網袋を閉め輪部材に付けた止め具から外れないで蜂の巣が入った円柱状網袋がぶら下がる蜂の巣除去装置。円柱状網袋を止め具に付け直すことなく、紐を緩め、網袋を再度広げれば再び使える。この装置を使用する場合は、蜂の巣の最上部ではなくやや下で、円柱状網袋の口縁のやや下で網袋を閉めて蜂が出ないようにして、輪部材を前後に動かし、蜂の巣を円柱状網袋に落とし込み網袋を更に完全に閉めて、安全に蜂の巣を処理する。
また、円柱状網袋の腹部に備える輪状針金の口径が輪部材の口径よりも大きく、輪状針金を複数本用いることを特徴とする蜂の巣除去装置。
ここで、棒部材は蜂の巣が高所にあり届かない場合は、更に棒部材を引き出し適正な長さで止めるあるいは継ぎ足すなどして長さを調整することができる。棒はアルミニウムや他の金属、プラスチック、強化プラスチック、竹、木製等である。軽くするために中空構造にする方がよい。
更に輪部材は、アルミニウム素材は軽くて良い。スチール、ステンレス等他の金属でもよい。またプラスチック製、FRP等強化プラスチック製でも良い。
止め金は金属製、プラスチック製、ゴム製等でも良い。腹部に輪状針金を有する円柱状網袋は、輪状針金は金属でも竹ひごでも良く、網目は蜂が逃げない細かさで、網の繊維は合成繊維、天然繊維があるが丈夫な方が良い。紐も合成繊維、天然繊維があるが丈夫な方が良い
蜂の巣を見つけた場合、予め長さを調節した棒部材の端を持ち、蜂の巣に棒先端の輪部材をくぐらせ、円柱状網袋の中に入れ、紐を引っ張り、蜂が逃げないように網の口を閉める。網袋が輪状針金により円柱状に開いているので蜂の巣はスムーズに網袋に入る。そして輪状針金は輪部材の口径よりも大きいので、蜂の巣は網袋に納まり易く、輪部材より上に行くことがなく輪部材の下にぶら下がる。そして輪部材を前後させて巣の根元を切断し、円柱状網袋の中に蜂の巣を落として処理する。
この場合に、害虫用防護服は着なくてもよいが、蜂は黒い服を襲撃するので、白い厚手の服を着て、手袋、長袖シャツ、長ズボン、帽子、長靴を着用し、皮膚を露出させない。出来れば、網を被り、顔を守る方がよい。そして、円柱状網袋に蜂の巣を入れ網袋の口を閉じて、蜂の巣を採取してから、殺虫剤をスプレーして、蜂を弱らせてから蜂の巣を処理する方がよい。
本考案は請求項1、請求項2、請求項3記載の解決手段で実施されるから、蜂の巣とこれに寄生する蜂を一緒に除去できる。そして、除去作業では、害虫用防護服の着用、梯子の使用が不要となり、逃げだした蜂に刺されることもなく安全に除去できる。
また本考案の装置は軽く、操作も複雑でなく、危険性なく扱える利点がある。
本考案の蜂の巣除去装置の概略斜視図である。また輪部材に網袋の口縁を係止する留め具の状態図を示す。 紐が、円柱状網袋の口縁より下に円周に挿通して閉じる蜂の巣除去装置の概略斜視図である。 輪状針金を複数本用いることを特徴とする円柱状網袋の概略斜視図である。
本考案の実施例を以下に示す。本考案はこれらの実施例に限定されるものではない。
図1は、本考案装置の1実施例の蜂の巣除去装置の概略斜視図である。
所定の長さの棒部材1と、該棒部材1の先端に所定の角度で取り付けた止め具5を有する輪部材2と、上記止め具5で係止し上方開口し蜂の巣7を入れた後に口が締まる腹部に輪状針金6を有する円柱状網袋3と、円柱状網袋3の口縁には紐を輪状に通し、紐の一端は輪部材2の下から上に通し、棒部材1に添わせて棒部材1の下部で引っ張ることにより円柱状網袋3の口を閉め、円柱状網袋3の口は輪部材2に係止する止め具5から外れ蜂の巣7が入った円柱状網袋3をぶら下げる紐部材4からなる蜂の巣除去装置(図1)
図2は、本考案装置のもう一つの実施例の蜂の巣除去装置の概略斜視図である。
上記紐部材4が円柱状網袋3の口縁より下部で円柱状網袋3の円周に紐を輪状に挿通し、棒部材1の下部で引っ張ることにより円柱状網袋3を閉め、円柱状網袋3は輪部材2に付けた止め具5から外れないで蜂の巣7が入った円柱状網袋3がぶら下がる蜂の巣除去装置(図2)
図3は、輪状針金6を複数本用いた円柱状網袋3の概略斜視図である。
円柱状網袋3の腹部に備える輪状針金6の口径が輪部材2の口径よりも大きく、輪状針金6を複数本用いることを特徴とする蜂の巣除去装置(図3)
以上、三つのパターンの装置を示した。棒部材1、輪部材2、円柱状網袋3、紐部材4、止め具5、輪状針金6からなる装置であるが、各部材に少しずつ改良を加えて使い易くすることができる。例えば、実施例2の止め具5を用いて、輪部材2に直接に円柱状網袋3の口縁を固定し、輪部材2と円柱状網袋3が離れなくすることができる。
上述したように、この考案に係る蜂の巣除去装置は廉価で、軽く、操作が簡単であり、安全に軒下、樹上の蜂の巣を除去することができる。
1 棒部材
2 輪部材
3 円柱状網袋
4 紐部材
5 止め具
6 輪状針金
7 蜂の巣
そして、上記紐部材が円柱状網袋の口縁より下部で円柱状網袋の円周に紐を輪状に挿通し、棒部材の下部で引っ張ることにより円柱状網袋を閉め蜂の巣が入った円柱状網袋がぶら下がる蜂の巣除去装置。この装置を使用する場合は、蜂の巣の最上部ではなくやや下で、円柱状網袋の口縁のやや下で網袋を閉めて蜂が出ないようにして、輪部材を前後に動かし、蜂の巣を円柱状網袋に落とし込み網袋を更に完全に閉めて、安全に蜂の巣を処理する。
図2は、本考案装置のもう一つの実施例の蜂の巣除去装置の概略斜視図である。
上記紐部材4が円柱状網袋3の口縁より下部で円柱状網袋3の円周に紐を輪状に挿通し、棒部材1の下部で引っ張ることにより円柱状網袋3を閉め、蜂の巣7が入った円柱状網袋3がぶら下がる蜂の巣除去装置(図2)
以上、三つのパターンの装置を示した。棒部材1、輪部材2、円柱状網袋3、紐部材4、止め具5、輪状針金6からなる装置であるが、各部材に少しずつ改良を加えて使い易くすることができる。

Claims (3)

  1. 所定の長さの棒部材と、該棒部材の先端に所定の角度で取り付けた止め具を有する輪部材と、上記止め具で輪部材に付けた上方開口し蜂の巣を入れた後に口が締まる腹部に輪状針金を有する円柱状網袋と、円柱状網袋の口縁には紐を輪状に通し、紐の一端は輪部材の下から上に通し、棒部材に添わせて棒部材の下部で引っ張ることにより円柱状網袋の口を閉め、円柱状網袋の口は輪部材につけた止め具から外れ蜂の巣が入った円柱状網袋をぶら下げる紐部材からなる蜂の巣除去装置
  2. 紐部材が円柱状網袋の口縁より下部で円柱状網袋の円周に紐を輪状に通し、棒部材の下部で引っ張ることにより円柱状網袋を閉め輪部材に付けた止め具から外れないで蜂の巣が入った円柱状網袋がぶら下がる請求項1記載の蜂の巣除去装置
  3. 円柱状網袋の腹部に備える輪状針金の口径が輪部材の口径よりも大きく、輪状針金を複数本用いることを特徴とする請求項1ないし請求項2記載の蜂の巣除去装置
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7190606B1 (ja) * 2022-08-28 2022-12-15 有限会社シューテックプロ 蜂巣の除去装置

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