JP3233778U - 防風柵 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡便な構造で防風効果に優れた防風柵を提供する。
【解決手段】所定間隔で配置した支持縦木6に横木7を複数本配設固定した一対の柵体4、5の上部同士を連結して形成された柵本体2と、柵体4に張設されたネット3とを備え、柵本体2は苗木の風上方向に一対の柵体4、5の一方を向けて設置されるとともに、ネット3は風上方向に対して地面から傾斜した柵体4に張設されており、柵本体2の横木7の隙間から吹き込まれる風雪を防ぎ、簡便な構造で防風効果に優れた防風柵1を提供することができる。
【選択図】図1
【解決手段】所定間隔で配置した支持縦木6に横木7を複数本配設固定した一対の柵体4、5の上部同士を連結して形成された柵本体2と、柵体4に張設されたネット3とを備え、柵本体2は苗木の風上方向に一対の柵体4、5の一方を向けて設置されるとともに、ネット3は風上方向に対して地面から傾斜した柵体4に張設されており、柵本体2の横木7の隙間から吹き込まれる風雪を防ぎ、簡便な構造で防風効果に優れた防風柵1を提供することができる。
【選択図】図1
Description
本考案は、苗木を風雪から保護する防風柵に関するものである。
従来、林木、果樹等の苗木を植え付け成長させるに際し、風雪からこれを保護するための防風柵として、二つの柵体を開閉脚可能に組み合わせてなる苗木フェンスがあった。その柵体は、所定間隔で配置した支持縦木に、風雪防止のための横木を複数本配設固定して構成するものであった(特許文献1)。
しかし、特許文献1の苗木フェンスでは、横木同士の隙間が大きく、この隙間から吹き込まれる風雪により苗木の生育不良が起こるという問題があった。また、風により苗木が揺れると、苗木の周囲の地面に穴が開き、乾燥や排水不良により苗木の成長が妨げられるのを防ぐため、苗木の周囲の地面を踏み固める締固め作業が必要となり、維持管理費がかかっていた。
そこで、本考案は、簡便な構造で防風効果に優れた防風柵を提供することを目的とする。
請求項1記載の本考案の防風柵は、所定間隔で配置した支持縦木に横木を複数本配設固定した一対の柵体の上部同士を連結して形成された柵本体と、前記柵体に張設された張設部材とを備えたことを特徴とする。
請求項2記載の本考案の防風柵は、前記張設部材を充実率50%〜70%のネットとすることを特徴とする。
請求項3記載の本考案の防風柵は、前記柵本体は、保護対象の風上方向に前記一対の柵体の一方を向けて設置されるとともに、前記張設部材は、前記風上方向に対して地面から鈍角に傾斜した前記柵体に張設されることを特徴とする。
請求項4記載の本考案の防風柵は、前記柵本体は、保護対象の風上方向に前記一対の柵体の一方を向けて設置されるとともに、前記張設部材は、前記風上方向に対して地面から鋭角に傾斜した前記柵体に張設されることを特徴とする。
請求項5記載の本考案の防風柵は、前記柵本体は、保護対象の風上方向に前記一対の柵体の一方を向けて設置されるとともに、前記一方の柵体に張設された前記張設部材は、前記風上方向に対して地面から鈍角に傾斜した前記柵体に張設され、前記一対の柵体の他方に張設された前記張設部材は、前記風上方向に対して地面から鋭角に傾斜した前記柵体に張設されることを特徴とする。
請求項6記載の本考案の防風柵は、前記張設部材は、複数の前記柵本体の前記柵体に連続して張設されることを特徴とする。
請求項1の考案によれば、柵本体の横木の隙間から吹き込まれる風雪を防ぎ、簡便な構造で防風効果に優れた防風柵を提供することができる。
請求項2の考案によれば、防風性能と景観の両立を図ることができる。
請求項3の考案によれば、風上方向からの風を張設部材に沿って上方へ逸らすことで、張設部材の風下側にある苗木を風雪から保護することができる。
請求項4の考案によれば、風上方向からの風を張設部材で捉えて遮ることで、張設部材の風下側にある苗木を風雪から保護することができる。
請求項5の考案によれば、風上方向からの風を地面から鈍角に傾斜した張設部材に沿って上方へ逸らすことで、張設部材の風下側にある苗木を風雪から保護することができる。また、風上からの風を地面から鋭角に傾斜した張設部材で捉えて遮ることで、張設部材の風下側にある苗木を風雪から保護することができる。
請求項6の考案によれば、作業の効率化を図ることができる。
本考案における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本考案の必須要件であるとは限らない。
以下、本考案の第1実施例を図1〜図6を参照して説明する。本実施例の防風柵1は、柵本体2と、柵本体2に張設された張設部材としてのネット3からなる。柵本体2は、一対の柵体である第1柵体4と第2柵体5を開閉可能に組み合わせたものである。
第1柵体4及び第2柵体5では、所定間隔で配置した複数(本実施例では4本)の支持縦木6と、支持縦木6と直交する状態で上下に所定の間隔を空けて並設された複数(本実施例では7本)の横木7とを組み合わせて第1柵面4A及び第2柵面5Aを構成している。
支持縦木6と横木7の固定は適宜の接続手段、例えばボルト8を使用して行う。第1柵体4の横木7の間隔と第2柵体5の横木7の間隔は、それぞれ異なる間隔としても構わないものとする。また、各柵体4、5の横木7の間隔自体も均一である必要はないものとする。
図3〜図5に示すように、第1柵体4の支持縦木6の上端部6Aと第2柵体5の支持縦木6の上端部6Aをボルト9により軸着すると、そのボルト9を回動軸として第1柵体4と第2柵体5はそれぞれの支持縦木6を脚部として開閉脚可能な構造となる。
横木7は、丸棒状の製材を半割にしたものを使用し、横木7の円弧状に突出した突出面7Aが外向きとなるように、横木7の切断面7Bが支持縦木6に当接している。そして、第2柵面5Aでは、降雪が冠雪し横木7の隙間を閉塞して、吹雪の場合でも防風柵1の内部へ雪が吹き込まないように構成されている。さらに、ネット3が張設されている第1柵面4Aでは、降雪がネット3の表面に冠雪し、横木7の隙間に降雪が冠雪することを軽減するため、吹雪の場合でも防風柵1の内部へ雪が吹き込む量がネット3が張設されていない第2柵面5Aより更に少なくなるように構成されている。
第1柵体4と第2柵体5の各支持縦木6の各下端6Bの間隔を調整した後、第1柵体4と第2柵体5の各支持縦木6の各下端6Bを離間した状態で止め木10で固定する。止め木10は、第1柵体4及び第2柵体5のそれぞれ外側の支持縦木6の下端6B近傍の側面位置にボルト11により取り付けられる。
ネット3は、横木7の隙間への風雪の通過を阻害する構成要素である。本実施例のネット3は、高強度ポリエステル等の樹脂製ネットに高耐候性のアクリル樹脂のコーティングを施し耐候性、耐摩耗性、耐衝撃性を向上させたものである。ネット3は、軽量で柔軟性を備えており、運搬、組立、収納が容易な施工性に優れている。また、ネット3は、充実率を50%〜70%、好ましくは約60%とし、網目ピッチを約5.5mm×6.2mmとした均一性に優れたメッシュ形状により、風の乱流や光の乱反射を防ぎ、防塵、防砂効果が高く、またネット3越しの視界が良好で景観を遮らないよう景観配慮に優れている。ネット3の充実率を50%〜70%としたのは、充実率を50%未満とするとネット3の防塵、防砂効果が乏しくなり、充実率が70%を超えるとネット3越しの視界が乏しくなり景観が損なわれるためである。
図5及び図6に示すように、ネット3の上側縁部3Aと下側縁部3Bは、ネット3の端部を2重又はそれ以上の多重に折り返して重ね合わせ、強度を増した折り返し部分となっている。
本実施例では、ネット3は第1柵体4の第1柵面4Aに張設されており、最上段の横木7と下から2段目の横木7に対して横木7の長手方向に所定間隔を開けて固定されている。
ネット3は、最上段の横木7と下から2段目の横木7に対して、上側縁部3Aと下側縁部3Bが座金12を介して固定手段としての木ネジ13(又はボルト)で固定されている。尚、ネット3の上側縁部3A及び下側縁部3Bは、第1柵面4Aの横木7の隙間からのネット3越しの景観を妨げないように配慮して、横木7の突出面7Aの上側及び下側に固定されている。
止め木10の左右端10A、10Aには、鋭利な先端部14Aを下方に向けた支柱14がボルト15によって固定されている。
上記の構成の防風柵1の施工方法について説明する。最初に柵本体2の構築作業について説明すると、第1柵体4及び第2柵体5を閉脚させた状態で防風柵1を運び込み、保護対象である苗木Tを植えた地面G上で第1柵体4及び第2柵体5を広げて止め木10をボルト15で固定することにより、柵本体2を構築することが出来る。この柵本体2は、二つの第1柵体4及び第2柵体5を広げて地面G上に立脚させれば良いだけであるから、設営作業が容易であることから、少人数、短時間で多くの柵本体2を構築することが出来る。
次にネット3の張設作業について説明すると、前述の柵本体2の構築作業の前後の工程で、第1柵体4の第1柵面4Aにネット3の張設を行う。既設の柵本体2への張設であれば柵本体2の構築後に行い、新設の柵本体2への張設であれば柵本体2の構築前又は構築後に行うことができる。
ネット3の張設方法は、図5に示すようにネット3の上側縁部3Aを最上段の横木7に座金12を介して木ネジ13で固定する。同様に、ネット3の下側縁部3Bを下から2段目の横木7に座金12を介して木ネジ13で固定する。
第1柵体4に張設されたネット3は、第1柵体4の第1柵面4Aに対して弛ませることなく適度な張力をもって張設されている。
さらに、ネット3が風でバタつかないように、ネット3は上から2段目から下から3段目までの横木7の突出面7Aに対しても座金12を介して木ネジ13で固定される。
所定の位置に設置された防風柵1は、止め木10による第1柵体4と第2柵体5の支持縦木6の下端6B同士の固定が行われた後、支柱14の先端部14Aを地面Gに杭打ちして、地面Gに固定される。このように、本実施例の防風柵1は、柵本体2にネット3を張設することで第1柵面4Aの空気抵抗が増加するが、支柱14を地面Gに杭打ちすることにより、強風による防風柵1の倒壊を防止している。
そして、苗木Tに対する防風柵1の設置方式は、図3及び図4に示すように苗木Tの風上側で横側に配置する方式とする。
図3に示すように第1柵体4の第1柵面4Aは、苗木Tの風上方向Wに対して地面Gからの傾斜角度を鈍角αに傾斜しており、ネット3は風上方向Wに対して地面Gから鈍角αに張設されている。図3の設置方式では、風上方向Wからの風をネット3に沿って上方へ逸らすことで、ネット3の風下側にある苗木Tを風雪から保護する。
図4に示すように第1柵体4の第1柵面4Aは、苗木Tの風上方向Wに対して地面Gからの傾斜角度を鋭角βに傾斜しており、ネット3は風上方向Wに対して地面Gから鋭角βに張設されている。図4の設置方式では、風上方向Wからの風をネット3で捉えて遮ることで、ネット3の風下側にある苗木Tを風雪から保護する。
ネット3を通じて横木7の隙間から陽光が防風柵1内部に差し込み、また降雨も防風柵1内部に一定量進入できる。当然、一定の通風性も確保される。従って、この防風柵1によれば、特に外部環境の厳しい冬季間において苗木Tを保護でき、それ以外の温暖な季節では逆に自然の環境条件に極めて近いかたちで苗木Tの成長を促進させることが出来る。
防風柵1の複数の横木7からなる第1柵面4Aに張られたネット3によって、横木7間の隙間からの風雪の侵入を防ぐとともに、ネット3を採用したことにより、景観を遮断する効果が少なく、見通しの良さに優れている。
尚、前記実施例においては、横木7以外にも、支持縦木6、止め木10及び支柱14の材料に灌木からなる丸棒状の製材を使用するが、製材を使用すれば横木7の隙間間隔を規格統一化することが出来、防風柵1のフェンス機能の信頼性を確保することが出来る。尚、支柱14の先端部14Aには防腐処理が施されているものとする。
以上のように本実施例の防風柵1は、所定間隔で配置した支持縦木6に横木7を複数本配設固定した一対の柵体4、5の上部同士を連結して形成された柵本体2と、柵体4に張設された張設部材であるネット3とを備えたことにより、柵本体2の横木7の隙間から吹き込まれる風雪を防ぎ、簡便な構造で防風効果に優れた防風柵1を提供することができる。
また、本実施例では、ネット3の充実率50%〜70%とすることにより、防風性能と景観の両立を図ることができる。
また、本実施例では、柵本体2は、保護対象である苗木Tの風上方向Wに一対の柵体4、5の一方を向けて設置されるとともに、ネット3は、風上方向Wに対して地面Gから鈍角αに傾斜した柵体4に張設されることにより、風上方向Wからの風をネット3に沿って上方へ逸らすことで、ネット3の風下側にある苗木Tを風雪から保護することができる。
また、本実施例では、柵本体2は、保護対象である苗木Tの風上方向Wに一対の柵体4、5の一方を向けて設置されるとともに、ネット3は、風上方向Wに対して地面Gから鋭角βに傾斜した柵体4に張設されることにより、風上方向Wからの風をネット3で捉えて遮ることで、ネット3の風下側にある苗木Tを風雪から保護することができる。
図7〜図9は本考案の実施例2を示し、上記実施例1と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述する。本実施例のネット3は、第1柵体4の第1柵面4A及び第2柵体5の第2柵面5Aに張設されている。ネット3の第2柵体5の第2柵面5Aへの張設方法については、実施例1にある第1柵体4の第1柵面Aへの張設と同様のため、その説明は省略する。
本実施例では、柵本体2の両柵面4A、5Aにネット3が張設されているので、図8に示すように苗木Tの風上側で横側に配置する方式では、第1柵体4の第1柵面4Aは、苗木Tの風上方向Wに対して地面Gからの傾斜角度を鈍角αに傾斜しており、ネット3は風上方向Wに対して地面Gから鈍角αに張設されている。風上方向Wからの風を第1柵面4Aのネット3に沿って上方へ逸らすことで、第1柵面4Aのネット3の風下側にある苗木Tを風雪から保護する。そして、第2柵体5の第2柵面5Aは、苗木Tの風上方向Wに対して地面Gからの傾斜角度を鋭角βに傾斜しており、ネット3は風上方向Wに対して地面Gから鋭角βに張設されている。風上方向Wから第1柵面4Aのネット3を透過してきた風を第2柵面5Aのネット3で捉えて遮ることで、ネット3の風下側にある苗木Tを風雪から保護する。
また、図9に示すように苗木Tを防風柵1で覆うように(跨ぐように)配置すると、防風柵1内部に苗木Tを内包するため、降雪量が多い場合や吹雪の場合でも第1柵面4Aと第2柵面5Aの双方向からの風雪から苗木Tを保護することができる。
本実施例では、前記柵本体2は、保護対象である苗木Tの風上方向Wに一対の柵体4、5の一方を向けて設置されるとともに、一方の柵体4に張設されたネット3は、風上方向Wに対して地面Gから鈍角αに傾斜した柵体4に張設され、一対の柵体4、5の他方に張設されたネット3は、風上方向Wに対して地面Gから鋭角βに傾斜した柵体5に張設されることにより、風上方向Wからの風を地面Gから鈍角αに傾斜したネット3に沿って上方へ逸らすことで、ネット3の風下側にある苗木Tを風雪から保護することができる。また、風上方向Wからの風を地面Gから鋭角βに傾斜したネット3で捉えて遮ることで、ネット3の風下側にある苗木Tを風雪から保護することができる。
図10及び図11は本考案の実施例3を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述する。本実施例の押え部材としての角材16は、ネット3に押し付けられる当接面がネット3を破損させないような平坦に形成された断面長方形状の角材からなり、その角材16の長手方向の寸法はネット3の長手方向の寸法とほぼ等しく形成されており、一つの角材16で、上側縁部3Aか下側縁部3Bを連続して押えることが可能になっている。
本実施例におけるネット3は、最上段の横木7と下から2段目の横木7に角材16を介して木ネジ13で固定されており、その角材16が横木7と同じ長さを有することで、一つの角材16でネット3を連続して押えて、ネット3の破損を防ぐことができる。
さらに、ネット3が風でバタつかないように、ネット3は上から2段目から下から3段目までの横木7の突出面7Aに対しても角材16を介して木ネジ13で固定される。
図12は本考案の実施例4を示す、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述する。本実施例におけるネット3は、最上段の横木7と最下段の横木7に座金12を介して固定されている。
本実施例では、最上段の横木7から最下段の横木7までネット3が張設されているので、苗木Tをより広い上下方向の範囲で風雪から保護することができる。
図13は本考案の実施例5を示す、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述する。本実施例における防風柵1では、複数の防風柵1を横木の長手方向に沿って並設させた状態で、各防風柵1の第1柵面4Aをネット3で連続して張設しており、ネット3を防風柵1毎に切り分けて、各防風柵1毎にネット3を個別に張設するより作業の効率化を図ることができる。
本実施例では、ネット3は、複数の前記柵本体2の前記柵面4A、5Aに連続して張設されることにより、作業の効率化を図ることができる。
本考案は上記実施例に限定されるものではなく、例えば、支持縦木6、横木7、止め木10及び支柱14は木材に限らず樹脂、金属、コンクリート等、他の材質であっても構わない。また、支持縦木6及び横木7の本数、第1柵体4及び第2柵体5の開脚角度は適宜変更可能である。また、張設部材はネットに限らず、防風性能を有するシート状部材であればよい。
1 防風柵
2 柵本体
3 ネット(張設部材)
4 第1柵体(柵体)
5 第2柵体(柵体)
6 支持縦木
7 横木
G 地面
T 苗木(保護対象)
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4 第1柵体(柵体)
5 第2柵体(柵体)
6 支持縦木
7 横木
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Claims (6)
- 所定間隔で配置した支持縦木に横木を複数本配設固定した一対の柵体の上部同士を連結して形成された柵本体と、
前記柵体に張設された張設部材とを備えたことを特徴とする防風柵。 - 前記張設部材を充実率50%〜70%のネットとすることを特徴とする請求項1に記載の防風柵。
- 前記柵本体は、保護対象の風上方向に前記一対の柵体の一方を向けて設置されるとともに、
前記張設部材は、前記風上方向に対して地面から鈍角に傾斜した前記柵体に張設されることを特徴とする請求項1又は2に記載の防風柵。 - 前記柵本体は、保護対象の風上方向に前記一対の柵体の一方を向けて設置されるとともに、
前記張設部材は、前記風上方向に対して地面から鋭角に傾斜した前記柵体に張設されることを特徴とする請求項1又は2に記載の防風柵。 - 前記柵本体は、保護対象の風上方向に前記一対の柵体の一方を向けて設置されるとともに、
前記一方の柵体に張設された前記張設部材は、前記風上方向に対して地面から鈍角に傾斜した前記柵体に張設され、
前記一対の柵体の他方に張設された前記張設部材は、前記風上方向に対して地面から鋭角に傾斜した前記柵体に張設されることを特徴とする請求項1又は2に記載の防風柵。 - 前記張設部材は、複数の前記柵本体の前記柵体に連続して張設されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の防風柵。
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