JP3233739U - 靴 - Google Patents

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勝彦 武田
勝彦 武田
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株式会社成和
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

【課題】着用者の足のサイズに容易に対応させることができる靴を提供する。
【解決手段】履き口後部31が、着用者の足のサイズに応じて前後に移動可能とされており、靴本体2に対して出し入れされる紐部による履き口後部31の前後方向の固定、または、引っ掛け金具による履き口後部31の固定により、着用状態で前記履き口後部31を位置決めする位置決め機構4を備えた靴1である。
【選択図】図2

Description

本考案は靴に関するものである。
種々の靴が市場で出回っている。ここで、踵が覆われないタイプの靴(サンダル等)は別として、通常の靴はサイズが固定的であって、ユーザー(着用者)は、自分の足のサイズに合う靴を探して購入している。
しかし、このような固定的なサイズの靴では、ぴったり合うサイズが左足と右足とで異なっていることも多く、ユーザーの満足感が十分に得られるものではなかった。また、靴メーカーや流通業者においても、多くのサイズの靴を用意しなければならないことから、製造コストや流通コストがかさむことになっていた。
そこで本考案は、着用者の足のサイズに容易に対応させることができる靴の提供を課題とする。
本考案は、履き口後部が、着用者の足のサイズに応じて前後に移動可能とされており、着用状態で前記履き口後部を位置決めする位置決め機構を備えた靴である。
この構成によれば、履き口後部が着用者の足のサイズに応じて前後に移動可能なので、着用者に高いフィット感を与えることができる。そして、位置決め機構でフィット感を保つことができる。
そして、前記位置決め機構は、一部が靴本体に固定され、着用者の足のサイズに応じて前記靴本体に対して出し入れされる紐部と、前記紐部の前記靴本体からの出し入れ状態を固定するストッパーと、を備えたものとできる。
この構成によれば、位置決め機構が紐部とストッパーとの組み合わせにより、フィット感を保つための調整を簡単にできる。
そして、前記紐部は、両端が前記靴本体に固定され、中間のループ部分に前記ストッパーが係合されることで、前記靴本体からの出し入れ状態が固定されるものとできる。
この構成によれば、紐部のループ部分にストッパーが係合されるため、フィット感を保つための構成を簡単にできる。
そして、前記履き口後部が、ゴムを有したギャザーで構成されているものとできる。
この構成によれば、簡単な構成で着用者の足のサイズに応じて前後に移動可能な履き口後部を形成できる。
そして、前記位置決め機構はゴム紐を有しており、このゴム紐が前記ギャザーに取り付けられているものとできる。
この構成によれば、ゴム紐をギャザーに取り付けることで、ゴムを有したギャザーを形成できる。
本考案によれば、着用者に高いフィット感を与えることができ、そのフィット感を保持できる。このため、着用者の足のサイズに容易に対応させることができる。
本考案の一実施形態に係る靴を示す、前方側の斜視図である。 前記靴を示す、後方側の斜視図である。 前記靴に設けられる位置決め機構を示す部分拡大斜視図である。 前記靴の側面図であって、(A)は大きい足サイズに対応させた場合を示し、(B)は小さい足サイズに対応させた場合を示す。 前記靴の平面図であって、(A)は大きい足サイズに対応させた場合を示し、(B)は小さい足サイズに対応させた場合を示す。 本考案の位置決め機構に関し、(A)(B)とも他の形態を単体(ストッパー単体も含む)で示した斜視図である。 本考案の他の実施形態に係る靴に設けられる位置決め機構を示す部分拡大斜視図である。 本考案のさらに他の実施形態に係る靴を示す、前方側の斜視図である。
次に、本考案につき、一実施形態を取り上げて説明を行う。なお、以下の説明における前後方向は、つま先側を「前方」、踵側を「後方」としている。
本実施形態の靴1は女性用のパンプスである。なお、各図には左足分を示しているが、図示しない右足分についても左足分と同構造とされている。この靴1は、着用者の足を覆う靴本体2を有している。靴本体2の後半部には上方に開口した履き口3が形成されている。
この靴1では、履き口後部31が、着用者の足のサイズに応じて前後に移動可能とされている。具体的には、履き口3のうち、着用者の踵部分を周回する部分が、ゴムを有したギャザーで構成されている。本実施形態のゴムは位置決め機構4の紐部41であるゴム紐であって、ギャザーに内蔵されることで取り付けられているが、これに限定されるものではない。着用者が履き口3から足を靴本体2に入れた際、ゴムを有したギャザーが伸縮する。このように、履き口後部31が着用者の足のサイズに応じて前後に移動可能なので、着用者に高いフィット感を与えることができる。また、左足と右足とでサイズが異なる場合の対応もできる。本実施形態の靴1では、設定サイズと5mmのずれまでであれば、高いフィット感での着用が可能である。なお、許容できるずれは5mmに限定されるものではなく、ギャザーの設定形状を変更すること等で適宜変更できる。また、履き口後部31は着用時に着用者に正対した者からは見えにくいので、その者に視覚的な違和感を生じさせにくい。また、履き口後部31がゴムを有したギャザーで構成されているので、簡単な構成で着用者の足のサイズに応じて前後に移動可能な履き口後部31を形成できる。
また、この靴1は、着用状態で履き口後部31を前後方向で位置決めする位置決め機構4を備える。位置決め機構4は、図3に示すように紐部41とストッパー42とを備える。紐部41は、一部が靴本体2に固定され、着用者の足のサイズに応じて靴本体2に対して出し入れされる部分である。紐部41は、両端が靴本体2における、履き口3周辺で前後方向に移動しにくい部分に固定されている。紐部41は、本実施形態ではゴム紐が用いられている。固定は、例えば縫製により行うことができるが、例えば図7に示すように、履き口後部31に設けられた複数の穴に紐部41が通され、端の穴において紐部41に結び目44を形成して固定する等、種々の方法で行うことができる。また紐部41は、例えば図8に示すように、履き口3の前部を含むように(図示の例では履き口3の全周にわたって)取り付けることもできる。
ストッパー42は、紐部41の靴本体2からの出し入れ状態を、係合により固定する部分である。図3に示すように、ストッパー42は靴本体2の後方に飛び出した、紐部41の中間のループ状部分の基端側に取り付けられている。なお、ストッパー42は靴本体2に対して固定されていても、固定されていなくてもよい。ストッパー42がこのループ状部分の紐部41を挟み込むことで、紐部41(ループ状部分)の靴本体2の後方への飛び出し量を固定できる。なお、本実施形態では、紐部41におけるループ状の部分に持ち手43が設けられている。このため、紐部41を後方に引っ張ることが簡単にできる。従って、履き口後部31の着用者の足のサイズに応じた前後の移動量を固定できる。なお、持ち手43は、図7に示すような形状であってもよい。
この位置決め機構4により、履き口後部31の位置が固定されるため、履き口後部31を前後に移動可能にしたことによる着用者のフィット感を保つことができる。ここで、履き口後部31を前後に移動可能としただけでは、例えば着用者の足が靴1の設定サイズよりも小さい場合、ゴムを有したギャザーの足への締め付けが緩くなって、着用時に靴1が脱げやすくなることがある。これに対し、位置決め機構4により履き口後部31の位置を固定すると、着用時に靴1が脱げにくくなるので、前記問題を改善できる。このように本実施形態では、履き口後部31を前後に移動可能としたことに加えて位置決め機構4を設けたことで、着用者の足のサイズへの追従性と、着用中の靴1の脱げにくさを両立できる。また、本実施形態の位置決め機構4は紐部41とストッパー42との組み合わせであるから、紐部41を引っ張ってストッパー42を操作するだけでフィット感を保つための調整をできる。このため、調整を簡単にできる。
本実施形態の靴1は、相対的に大きい足サイズに対応させる場合には、図4(A)及び図5(A)に示すように、履き口後部31が後方に位置するようになる。また、相対的に小さい足サイズに対応させる場合には、紐部41を引っ張ってストッパー42で紐部41を固定することで、図4(B)及び図5(B)に示すように、履き口後部31が前方に位置するようになる。このようにして、大きい足サイズの着用者にも、小さい足サイズの着用者にも、高いフィット感を与えることができる。
以上、本考案の一実施形態について説明したが、本考案は前記実施形態に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えることができる。
例えば、前記実施形態の靴はパンプスであったが、踵が覆われるタイプの靴であれば、例えば紳士靴や運動靴等、種々の靴に適用が可能である。
また、前記実施形態の履き口後部31は、ゴムを有したギャザーで構成されていたが、ギャザーの代わりに例えばスリットを設けることもできる。また、ゴムのような弾性体を有さず、ただ、履き口後部31が靴本体2の他部分に対して自由状態とされていて、前後に移動可能とされているだけでもよい。また、ギャザーが有するゴムは、前記実施形態のようにゴム紐である紐部41が兼ねるものであってもよいし、紐部41とは別個に設けられていてもよい。
また、位置決め機構4は、前記実施形態では紐部41とストッパー42との組み合わせであったが、着用状態で履き口後部31を位置決めできるものであれば、紐部41とストッパー42との組み合わせには限定されず種々の構成とできる。例えば、面ファスナーを有するベルトや、引っ掛け金具(ホック等)を用いた構成であってもよい。また、紐部41とストッパー42との組み合わせであっても、例えば図6(A)(B)や図7に示す各種形状を有した構成等、種々の構成とできる。
1 靴
2 靴本体
3 履き口
31 履き口後部
4 位置決め機構
41 紐部、ゴム紐
42 ストッパー
43 持ち手
44 結び目
本考案は、履き口後部が、着用者の足のサイズに応じて前後に移動可能とされており、靴本体に対して出し入れされる紐部による前記履き口後部の前後方向の固定、または、引 っ掛け金具による前記履き口後部の前後方向の固定により、着用状態で前記履き口後部を位置決めする位置決め機構を備えた靴である。
そして、前記位置決め機構は、一部が前記靴本体に固定され、着用者の足のサイズに応じて前記靴本体に対して出し入れされる前記紐部と、前記紐部の前記靴本体からの出し入れ状態を係合により固定するストッパーと、を備えたものとできる。
そして、前記紐部は、前記履き口の全周にわたって取り付けられており、前記履き口後 部から出た部分に前記ストッパーが係合されることで、前記靴本体からの出し入れ状態が固定されるものとできる。
この構成によれば、紐部において履き口後部から出た部分にストッパーが係合されるため、フィット感を保つための構成を簡単にできる。
そして、前記位置決め機構はゴム紐を有しており、このゴム紐が前記履き口後部に取り付けられたことで前記ゴムを有したギャザーとなっているものとできる。

Claims (5)

  1. 履き口後部が、着用者の足のサイズに応じて前後に移動可能とされており、
    着用状態で前記履き口後部を位置決めする位置決め機構を備えた靴。
  2. 前記位置決め機構は、一部が靴本体に固定され、着用者の足のサイズに応じて前記靴本体に対して出し入れされる紐部と、前記紐部の前記靴本体からの出し入れ状態を固定するストッパーと、を備えた請求項1に記載の靴。
  3. 前記紐部は、両端が前記靴本体に固定され、中間のループ部分に前記ストッパーが係合されることで、前記靴本体からの出し入れ状態が固定される、請求項2に記載の靴。
  4. 前記履き口後部が、ゴムを有したギャザーで構成されている、請求項1〜3のいずれかに記載の靴。
  5. 前記位置決め機構はゴム紐を有しており、このゴム紐が前記ギャザーに取り付けられている、請求項4に記載の靴。
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