JP3233736U - 送液機付きローラー刷毛取付け具 - Google Patents

Abstract

【課題】高所に塗装作業を行うための長柄のローラー刷毛の取り回しがなくなり、作業効率が向上するとともに狭小空間での作業がしやすくなるローラー刷毛取付け具を提供する。
【解決手段】塗料等をその外周に付けて塗装面上を転がして塗布するローラー刷毛５において、ローラー刷毛を取付ける部材としてのローラー刷毛取付け具６を経由して、ローラー刷毛外周に、塗料等容器７からハンドポンプ１により、塗料等を送る送液管２を有する。
【選択図】図１

Description

本考案は塗料等を塗装するためのローラー刷毛の取付け具に関するものである。

一般に足場を組まずに建物外壁等高所にペンキ等塗料を塗装するには、長柄のローラー刷毛取付け具を用いる。この際、刷毛に塗料を付けるには、その都度、長柄の先端のローラー刷毛を高所から手元近くの塗料容器まで引下げなければならない。手間と時間を要し、また、作業空間が狭い場合には長柄の引き回しに手間取り、塗料の滴下も多くなる。

高所にある長柄の先端のローラー刷毛に随時その位置にペンキ等塗料を供給する。

ローラー刷毛取付け具の長柄の手元に送液ポンプを取付け、塗料容器から吸い上げた塗料を長柄に沿ってローラー刷毛まで送る。

ローラー刷毛を高所に保ったまま随時塗料を供給できるので長柄の引き回しも無くなり作業効率が向上するとともに狭小空間での作業がしやすくなる。また、塗料の滴下も防げる。

送液ポンプとしては塗料容器側に小型電動ポンプを置き手元に電源スイッチを設ける方法、あるいはハンドポンプも多種あるが軽便さや操作性の良さから軸流型である球形のハンドポンプを使用する。

以下、添付図面に従って実施例を説明する。ローラー刷毛取付け具６の長柄の手元の部分に送液ハンドポンプ１を取り付ける。Ａは吸込み口、Ｂは吐出口である。注液口３を先端に有する送液チューブ（吐出側）２を吐出口Ｂに接続する。注液口３はローラー刷毛５に塗料を供給するのに都合の良い位置に調整、位置決めする。一方、吸込み口Ａには他端を塗料容器７の塗料に浸漬した送液チューブ（吸込み側）４を接続する。

塗装面にローラー刷毛５を保持した状態で長柄を持つ下側の手で、ローラー刷毛取付け具６の柄に付いている送液ハンドポンプ１を握ったり離したりのポンピング動作を行う。塗料は送液チューブ（吸込み側）４、送液チューブ（吐出側）２を通して注液口３からローラー刷毛５に供給される。ローラー刷毛５を塗装面上を転がすことにより塗料は塗装面と同時にローラー刷毛全面に広がる。

ローラー刷毛を用いて高所に塗装作業を行う形態を示す。

１ 送液ハンドポンプ
２ 送液チューブ（吐出側）
３ 注液口
４ 送液チューブ（吸込み側）
５ ローラー刷毛
６ ローラー刷毛取付け具
７ 塗料容器
Ａ 吸込み口
Ｂ 吐出口

Claims (1)

1. 塗料等液体を供給する送液機を有するローラー刷毛取付け具。

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