JP3233641U - ワイヤレス充電器のケーブル整理ホルダ - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイヤレス充電器のケーブル整理ホルダを提供する。【解決手段】ソケット21と、ケーブル整理回転盤と、リングベース23とを備えるワイヤレス充電器のケーブル整理ホルダ2であって、ソケットは、露出しつつ中央領域に位置する収納溝211を有し、収納溝の壁に切欠き212があり、ケーブル整理回転盤は、ソケットに取り付けられるとともに収納溝側との反対側面に位置され、回転可能であり、周縁にネックがあり、中央に角形溝があり、リングベースは、ソケットの周縁側にピン連結され、調整によりソケットとの角度が変更可能である。ケーブル整理ホルダが閉じると、リングベースはソケットに密着し、ケーブル整理回転盤はリングベースの環部内領域に位置する。ワイヤレス充電器はこのケーブル整理ホルダに取り付け可能で、ケーブルの整理及び収納が可能となる。また、このケーブル整理ホルダはスタンドとして用いられる。【選択図】図2

Description

本考案は、ワイヤレス充電器のケーブル整理構造の技術分野に関し、特にケーブルの整理及び収納、並びにスタンドとして用いられる構造に関する。
現在、携帯電話へのワイヤレス充電は、最先端の流行りであり、携帯電話をワイヤレス充電装置に直接に設置し、電磁誘導方式によって充電の目的を果たす。一部の携帯電話に搭載されたワイヤレス充電器は優れた機能を有し、このようなワイヤレス充電器では大きい磁力が生じることから、ワイヤレス充電器が携帯電話に接近すると、自動的に移動して携帯電話に吸着する。このようにして、充電の位置が正しく確保されるとともに不意に触れられても離脱することがないため、消費者には好評である。
図1は、ワイヤレス充電器の斜視図である。図1に示すように、ワイヤレス充電器1は、充電モジュール11と、コネクタ12と、ケーブル13とを備える。前記ケーブル13は、両端がそれぞれ前記充電モジュール11と前記コネクタ12に接続され、前記コネクタ12は、電源供給側又はモバイルバッテリに差し込むものである。前記充電モジュール11内には、携帯電話への吸着及び充電をするためのワイヤレス充電回路及び磁石が設けられる。しかしながら、このワイヤレス充電器1をリュックサック内に入れる場合、ケーブル13は、リュックサック内にある他のものに巻き付きやすく、破断又は他の部品への損傷のおそれがあることから、本考案者はワイヤレス充電器のケーブル整理ホルダを考案した。
本考案は、ワイヤレス充電器の整理及び収納に用いられ、更に、ワイヤレス充電器の磁着により携帯電話が縦又は斜め置きになるよう固定可能で、使用者が動画の視聴又は他の作業をしやすい、ワイヤレス充電器のケーブル整理ホルダを提供することを主な目的とする。
上記目的を達成するために、本考案は、ソケットと、ケーブル整理回転盤と、リングベースとを備えるワイヤレス充電器のケーブル整理ホルダであって、前記ソケットは、露出しつつ中央領域に位置する収納溝を有し、前記収納溝の壁に切欠きがあり、前記ケーブル整理回転盤は、ソケットに取り付けられるとともに前記収納溝側との反対側面に位置され、回転可能であり、周縁にネックがあり、中央に角形溝があり、前記リングベースは、前記ソケットの周縁側にピン連結され、調整により前記ソケットとの角度が変更可能であり、前記ワイヤレス充電器のケーブル整理ホルダが閉じると、前記リングベースは前記ソケットに密着し、前記ケーブル整理回転盤は前記リングベースの中央領域に位置する、ワイヤレス充電器のケーブル整理ホルダを提供した。
好ましい実施形態の1つとして、前記ワイヤレス充電器のケーブル整理ホルダは、ワイヤレス充電器の収納に用いられるケーブル整理ホルダであって、前記ワイヤレス充電器は、充電モジュールと、コネクタと、ケーブルとを有し、前記ケーブルは、両端がそれぞれ前記充電モジュールと前記コネクタに接続され、前記ワイヤレス充電器を収納する際に、前記充電モジュールは前記収納溝内に位置し、前記ケーブルは前記切欠きから突き出して前記ネックに巻き付き、前記コネクタは前記角形溝内に収納される。
好ましい実施形態の1つとして、前記ケーブル整理回転盤には、更に前記角形溝と前記ネックの外周領域とを連結する通路がある。
好ましい実施形態の1つとして、前記ソケットの中央には、前記角形溝に連通する穴が設けられ、前記穴は、寸法及び形状が前記角形溝より小さい。
好ましい実施形態の1つとして、前記ソケットの周縁には、更に包囲壁があり、前記包囲壁は、前記ソケットにおける前記収納溝側との反対側面に位置し、寸法が前記リングベースに対応し、前記ワイヤレス充電器のケーブル整理ホルダが閉じると、前記リングベースは前記包囲壁に密着する。
好ましい実施形態の1つとして、板部品を更に備え、前記板部品には、突起するU形の止め板が設けられ、前記止め板の両端には、相対する一対の弾性クリップが設けられ、前記リングベースを前記板部品に設置する場合、前記一対の弾性クリップによって前記リングベースを挟着する。
好ましい実施形態の1つとして、前記ソケットの周縁には、更に包囲壁があり、前記包囲壁は、相対する2つの箇所にそれぞれ開口があり、2つの前記開口の位置は、前記一対の弾性クリップの位置に対応する。
従来の技術と比較して、本考案は下記の具体的効果を奏する。
1、ワイヤレス充電器は、未使用の際に本考案のケーブル整理ホルダに巻き付いて収納されるため、携帯には好適である。
2、本考案のケーブル整理ホルダに用いられるワイヤレス充電器は、磁着可能であり、携帯電話が斜め又は縦置きになりやすく、動画の視聴には好適である。
3、受け止め部材と併せて使用することによって、本考案のケーブル整理ホルダは多種多様の箇所に取り付け可能で、携帯電話の固定には好適である。
ワイヤレス充電器の斜視図である。 本考案に係るワイヤレス充電器のケーブル整理ホルダの斜視図である。 図3Aは、本考案に係るワイヤレス充電器のケーブル整理ホルダの構造を模式的に示す図である。 図3Bは、本考案に係るワイヤレス充電器のケーブル整理ホルダのケーブル整理回転盤が回転された状態を模式的に示す図である。 本考案に係るワイヤレス充電器のケーブル整理ホルダがワイヤレス充電器を収納した際の斜視図である。 本考案に係るワイヤレス充電器のケーブル整理ホルダの使用状態を示す図である。 本考案に係るワイヤレス充電器のケーブル整理ホルダの他の実施例の図である。 本考案に係るワイヤレス充電器のケーブル整理ホルダの他の実施例の使用状態を示す図である。
以下、本考案の目的、技術、利点を明らかにするよう、図面及び具体的な実施例を併せて本考案について詳述する。
図2、図3A、及び図3Bは、本考案に係るワイヤレス充電器のケーブル整理ホルダの斜視図及び構造を示す図である。図2、図3A、及び図3Bに示すように、ケーブル整理ホルダ2は、ソケット21と、ケーブル整理回転盤22と、リングベース23とを備える。
前記ソケット21は、露出する収納溝211を有する。前記収納溝211の壁には、切欠き212がある。前記ケーブル整理回転盤22は、ソケット21に取り付けられるとともに前記収納溝211側との反対側面に位置され、回転可能であり、周縁に小径のネック221があり、中央に角形溝222がある。前記リングベース23は、前記ソケット21の周縁側にピン連結され、調整により前記ソケット23との角度が変更可能であるため、他の用途として用いられる。前記ワイヤレス充電器のケーブル整理ホルダが閉じると、前記リングベース23は前記ソケット21に密着し、前記ケーブル整理回転盤22は前記リングベース23の中央領域に位置し、前記ワイヤレス充電器のケーブル整理ホルダは扁平形状となることから、収納及び携帯には好適である。
本考案のケーブル整理ホルダ2は、ワイヤレス充電器1の整理及び収納に用いられるものである。図1に示すように、前記ワイヤレス充電器1は、充電モジュール11と、コネクタ12と、ケーブル13と備える。前記ケーブル13は、両端がそれぞれ前記充電モジュール11及び前記コネクタ12に接続される。本実施例では、前記充電モジュール11は、内部にワイヤレス充電関連の回路及び部品以外、更に磁石があるため、磁着力を有する。このような製品は、例えば、アップルコンピュータ製のiPhone12(登録商標)用の充電器である。
次に、各部材の構造について詳しく説明する。
前記ソケット21は、露出しつつ中央領域に位置する前記収納溝211を有し、前記切欠き212は、前記収納溝211の壁に形成される。前記収納溝211は、寸法が前記充電モジュール11の寸法に適合しており、収納の際に、前記充電モジュール11を前記収納溝211内に設置することができる。前記切欠き212は、前記ケーブル13を通過させるためのものである。前記ケーブル整理回転盤22は、前記ソケット21における前記収納溝211側との反対側面に取り付けられる。前記ソケット21の周縁には包囲壁213があり、前記包囲壁213は相対する2つの箇所にそれぞれ開口214がある。前記開口214は他の部材と併せて用いられるものであり、この部分については後述する。
図3A及び3Bに示すように、前記ケーブル整理回転盤22は、前記ソケット21に取り付けられ、回転可能であり、ケーブル13の収納に用いられる。前記ネック221は、前記ケーブル整理回転盤22の周縁の小径領域に位置する。前記角形溝222は、前記ケーブル整理回転盤22の中央領域に位置する。通路223は、前記ネック221と前記角形溝222とを連結する。前記角形溝222は、寸法が前記コネクタ12に対応し、前記コネクタ12の設置に用いられる。ケーブル13は、前記通路223を通して前記ネック221に巻き付くことができる。
実際の使用方法として、まず、前記コネクタ12を前記角形溝222内に設置し、前記ケーブル整理回転盤22を回すことでケーブル13を次第に前記ネック221に巻き付かせる。このようにして、ケーブル収納の目的を果たす。また、前記ケーブル整理回転盤22と前記包囲壁213との間には隙間があるため、ケーブル13が通過し前記ネック221に巻き付きやすくなる。
前記リングベース23は、前記ソケット21の周縁側にピン連結され、調整により前記ソケットとの角度が変更可能である。前記リングベース23は、寸法が前記包囲壁213に対応し、内径が前記ケーブル整理回転盤22に対応する。前記ワイヤレス充電器のケーブル整理ホルダが閉じると、前記リングベース23は前記包囲壁213に密着し、前記ケーブル整理回転盤22は前記リングベース23の中央領域に位置するようになる。前記リングベース23は、前記ネック221内への異物侵入の防止に用いられる以外に、指リングとして使用者の携帯電話の把持をサポートし、又は前記ソケット21との角度の調整によりスタンドとすることができる。
また、前記ソケット21の中央には、前記角形溝222に連通する穴215が更に設けられ、前記穴215は、寸法及び形状が前記角形溝222より小さい。この穴215は、使用者の指が入るためのものである。指で前記角形溝222内の前記コネクタ12を突き出すことにより、前記コネクタ12を引き出して電源供給側又はモバイルバッテリに差し込むことがやすくなる。
図4は、ワイヤレス充電器1をケーブル整理ホルダ2に収納した際の斜視図である。図4に示すように、前記ワイヤレス充電器1の充電モジュール11は、前記収納溝211内に収納されている。ケーブル13は、一端が切欠き212を通して他の部分が前記ネック221に巻き付く。前記コネクタ12は、前記角形溝222内に設置されている。前記リングベース23は、前記包囲壁213に密着されている。このようにして、収納の目的を果たす。
図5は、本考案の他の使用状態を示す図である。図5に示すように、携帯電話を机に斜め置きさせようとする場合は、前記リングベース23を調整して前記ソケット21との角度を形成させ、前記充電モジュール11に携帯電話4を吸着させることで携帯電話が斜め置きとなる。また、この際に充電しようとする場合は、コネクタ12を引き出して電源供給側又はモバイルバッテリ側に差し込まれればよい。なお、リングベース23は大型指リングとしてもよく、複数の指の通過が可能で、携帯電話への把持に用いられる。
図6は、本考案の他の使用実施例の図である。図6に示すように、本考案は、前記リングベース23を挟持又は受け止め可能な板部品3を使用することにより、前記ケーブル整理ホルダ2を異なる箇所に設置することが可能となる。前記板部品3は、円形板であり、突起するU形の止め板31が設けられる。前記止め板31の両端には、相対する一対の弾性クリップ32が設けられる。前記一対の弾性クリップ32と板部品3との間の空間は、前記リングベース23の插入にぴったりと用いられる。前記リングベース23を前記板部品3に設置した場合は、前記一対の弾性クリップ32によって前記リングベース23を挟着する。また、2つの前記開口24の位置は前記一対の弾性クリップ32の位置に対応するため、リングベース23がソケット21に密着する際に前記一対の弾性クリップ32への邪魔を防止する。
図7は、本考案が前記板部品3と併せて使用される状態を示す図である。図7に示すように、前記ソケット21は、依然として本考案に設置されている充電モジュール11によって携帯電話4に吸着し、前記板部品3は、必要に応じて、壁又は他の端面に貼り付けられる。このように、前記リングベース23を前記一対の弾性クリップ32の間に插入すると、前記携帯電話4を壁に固定することができるため、使用者が携帯電話の眺め又は他の作業をしやすくなる。
上記のとおり、本考案に係るケーブル整理ホルダ2は、前記ワイヤレス充電器1を収納可能で、ケーブル13の露出を防止するうえに、充電モジュール11によって携帯電話4を磁着し、リングベース23とソケット21との角度を異なるよう調整することにより、スタンドとして使用し得る。これにより、使用者が携帯電話4をより使用しやすくなる。したがって、本考案に係るケーブル整理ホルダ2は、実用新案登録の要件を満たす。
しかしながら、上記の実施例は、本考案の効果を例示的に説明するものにすぎず、本考案を制限するものではない。当業者は、本考案の精神及び範囲から逸脱しない限り、上記の実施例に対する改良や変更が可能である。また、上記の実施例における部品の数は、例示的に説明するものにすぎず、同様に本考案を制限するものではない。したがって、本考案の登録請求の範囲は、別紙の実用新案登録請求の範囲のとおりである。
1 ワイヤレス充電器
11 充電モジュール
12 コネクタ
13 ケーブル
2 ケーブル整理ホルダ
21 ソケット
211 収納溝
212 切欠き
213 包囲壁
214 開口
215 穴
22 ケーブル整理回転盤
221 ネック
222 角形溝
223 通路
23 リングベース
3 板部品
31 止め板
32 弾性クリップ
4 携帯電話

Claims (7)

  1. ソケットと、ケーブル整理回転盤と、リングベースとを備えるワイヤレス充電器のケーブル整理ホルダであって、
    前記ソケットは、露出しつつ中央領域に位置する収納溝を有し、前記収納溝の壁に切欠きがあり、
    前記ケーブル整理回転盤は、前記ソケットに取り付けられるとともに前記収納溝側との反対側面に位置され、回転可能であり、周縁にネックがあり、中央に角形溝があり、
    前記リングベースは、前記ソケットの周縁側にピン連結され、調整により前記ソケットとの角度が変更可能であり、
    前記ワイヤレス充電器のケーブル整理ホルダが閉じると、前記リングベースは前記ソケットに密着し、前記ケーブル整理回転盤は前記リングベースの中央領域に位置する、
    ことを特徴とする、ワイヤレス充電器のケーブル整理ホルダ。
  2. ワイヤレス充電器の収納に用いられるケーブル整理ホルダであって、
    前記ワイヤレス充電器は、充電モジュールと、コネクタと、ケーブルとを有し、
    前記ケーブルは、両端がそれぞれ前記充電モジュールと前記コネクタに接続され、
    前記ワイヤレス充電器を収納する際に、前記充電モジュールは前記収納溝内に位置し、前記ケーブルは前記切欠きから突き出して前記ネックに巻き付き、前記コネクタは前記角形溝内に収納される、
    ことを特徴とする、請求項1に記載のワイヤレス充電器のケーブル整理ホルダ。
  3. 前記ケーブル整理回転盤には、更に前記角形溝と前記ネックの外周領域とを連結する通路がある、
    ことを特徴とする、請求項1に記載のワイヤレス充電器のケーブル整理ホルダ。
  4. 前記ソケットの中央には、前記角形溝に連通する穴が設けられ、
    前記穴は、寸法及び形状が前記角形溝より小さい、
    ことを特徴とする、請求項1に記載のワイヤレス充電器のケーブル整理ホルダ。
  5. 前記ソケットの周縁には、更に包囲壁があり、
    前記包囲壁は、前記ソケットにおける前記収納溝側との反対側面に位置し、寸法が前記リングベースに対応し、
    前記ワイヤレス充電器のケーブル整理ホルダが閉じると、前記リングベースは前記包囲壁に密着する、
    ことを特徴とする、請求項1に記載のワイヤレス充電器のケーブル整理ホルダ。
  6. 板部品を更に備え、
    前記板部品には、突起するU形の止め板が設けられ、前記止め板の両端には相対する一対の弾性クリップが設けられ、
    前記リングベースを前記板部品に設置する場合、前記一対の弾性クリップによって前記リングベースを挟着する、
    ことを特徴とする、請求項1に記載のワイヤレス充電器のケーブル整理ホルダ。
  7. 前記ソケットの周縁には、更に包囲壁があり、
    前記包囲壁は、相対する2つの箇所にそれぞれ開口があり、
    2つの前記開口の位置は、前記一対の弾性クリップの位置に対応する、
    ことを特徴とする、請求項6に記載のワイヤレス充電器のケーブル整理ホルダ。
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