JP3233624U - ノートおよびデイリースケジュール管理シート - Google Patents

ノートおよびデイリースケジュール管理シート Download PDF

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玲子 新免
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Abstract

【課題】1日の所定の時間帯の予定およびその予定に対する実績を明確かつ容易に把握でき、使い勝手も良いノートおよびデイリースケジュール管理シートを提供する。【解決手段】ノート10は、1日の所定の時間帯を所定の単位時間ごとに左右方向に分割した予定用単位時間区画11aを示す指標を備えた予定欄11と、予定欄11の下に隣接して設けられた、予定に対する実績を書き込むための実績欄12であって、所定の時間帯を所定の単位時間毎に左右方向に分割した実績用単位時間区画12aにおいて、実績用単位時間区画のそれぞれが予定用単位時間区画のそれぞれに隣接して位置する実績用単位時間区画12aを示す指標を備えた実績欄12とからなるデイリースケジュール管理欄1を備える。【選択図】図3

Description

本考案は、一日の業務の予定およびその予定に対する実施結果に関する時間管理を明確かつ容易にすることができるデイリースケジュール管理欄を印刷した用紙を綴じてなるノートおよび、このデイリースケジュール管理欄を印刷したデイリースケジュール管理シートに関するものである。
近年、スケジュール手帳などの予定管理用のノートが普及しており、ノートに綴じられたシートに一日単位で時間帯に応じた詳細な予定を記載可能なデイリースケジュール欄が印刷されたものが用いられている。このようなデイリースケジュール欄には、例えば、縦方向に一日の所定の時間帯を1時間単位に分割して表すように罫線が設けられており、予定の開始時刻を表す罫線上の任意の点から予定の終了時刻を表す罫線まで垂線を引き、その垂線の近傍に予定の内容を記載することにより、予定とその所要時間を記載することができるものがある。
特許文献1には、業務用の管理ノート用帳票の片面に、日付表示記入欄、連番表示記入欄、優先順位表示記入欄、業務内容表示記入欄、予定時間表示記入欄、及び完遂確認表示記入欄よりなる複数の実施予定事項記入枠と、中心から放射状に延びる直線により複数の区画に区画分けされた円グラフとして使用する円とを設けることが開示されている。そして、ユーザが、各実施予定事項欄に使用日の実施予定の業務の具体的な内容を記載し、記載された実施予定事項の開始時刻と終了時刻を予定時間表示記載欄にそれぞれ記載し、かつ、記載された業務予定が完遂されたか否かを完遂確認表示欄に記入することにより、業務の進捗の把握を容易にできることが開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載された帳票では、予定時間表示記載欄に記載された実施予定事項の開始時間や終了時間の予定に対して、実際に実施された実施予定事項がどの時間帯にどのくらいの時間をかけて遂行されたかを知ることはできない。
上記事情に鑑みて本出願人は、1日の所定の時間帯の予定に対する実際の実施項目の内容やその所要時間などの実績を明確かつ容易に把握できるデイリースケジュール管理欄を印刷した用紙を綴じてなるノートおよび、このデイリースケジュール管理欄が印刷されたデイリースケジュール管理シートを提案した(特許文献2参照)。
この特許文献2に記載されたノートは、1日の所定の時間帯の予定を書き込むための予定欄であって、前記所定の時間帯を所定の単位時間ごとに分割した予定用単位時間区画を示す指標を備えた予定欄と、前記予定欄に隣接して設けられた、前記予定に対する実績を書き込むための実績欄であって、前記所定の時間帯を前記所定の単位時間毎に分割した実績用単位時間区画であって、該実績用単位時間区画のそれぞれが前記予定用単位時間区画のそれぞれに隣接して位置する実績用単位時間区画を示す指標を備えた実績欄と、からなるデイリースケジュール管理欄を印刷した用紙を綴じてなることを特徴とするものである。また、特許文献2に記載されたデイリースケジュール管理シートは、上記デイリースケジュール管理欄が印刷されたことを特徴とするものである。
特開2005−14579号公報 実用新案登録第3172600号公報
特許文献2に記載されたノートおよびデイリースケジュール管理シートによれば、1日の所定の時間帯の予定に対する実際の実施項目の内容やその所要時間などの実績を明確かつ容易に把握できるようになるが、書き込みがなされる予定欄および実績欄を十分大きく確保する一方で、使い勝手も良くする上で改善の余地が残されている。以下、その点について詳しく説明する。
近時、上述のようなノートおよびデイリースケジュール管理シートは、いわゆるパーソナルコンピューター(以下、PCという)と共に使用されることが多くなっている。つまり、PCに記憶されている情報に基づいて上記予定欄および/または実績欄に書き込みをしたり、予定欄および/または実績欄に書き込まれている内容をPCに記憶させたり、さらにはそのような内容を電子メールにて他者に送る等のことが多くなっている。その場合、ノートあるいはデイリースケジュール管理シートは通常、机上等においてPCのキーボードの手前側に置き、使用者は、それらとPCのディスプレイを交互に見ながらキーボードを操作することになる。
その際、特許文献2にも例示されているように、ノートやデイリースケジュール管理シートが縦長のA4サイズ等である場合は、PCのキーボードの手前側において机上等に、使用者とキーボードとの間に広い(その間の距離が長い)スペースを確保する必要がある。そしてその場合、使用者は、その距離が長いスペース越しにキーボードを操作することになる。これらのことは、ノートやデイリースケジュール管理シートの使い勝手を良くないものにしている。この使い勝手を良くするためには、ノートやデイリースケジュール管理シートの上下方向サイズを小さく設定することが考えられるが、そのようにした場合は必然的に、書き込みがなされる予定欄および実績欄が小さくなってしまう。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、特許文献2に示されたようなノートおよびデイリースケジュール管理欄が印刷されたデイリースケジュール管理シートにおいて、その使い勝手を良くし、それと共に予定欄および実績欄を十分大きく確保することを目的とする。
本考案によるノートは、
1日の所定の時間帯の予定を書き込むための予定欄であって、前記所定の時間帯を所定の単位時間毎に左右方向に分割した予定用単位時間区画を示す指標を備えた予定欄と、
前記予定欄の下に隣接して設けられた、前記予定に対する実績を書き込むための実績欄であって、前記所定の時間帯を前記所定の単位時間毎に左右方向に分割した実績用単位時間区画からなり、該実績用単位時間区画のそれぞれが前記予定用単位時間区画のそれぞれの下に隣接して位置する実績用単位時間区画を示す指標を備えた実績欄と、
からなるデイリースケジュール管理欄を印刷した横長用紙を綴じてなることを特徴とするものである。
ここで、「横長用紙」とは、ノートの折り返し線と平行な方向の長さに対して、折り返し線と直交する方向の長さがより大である用紙のことであり、「左右方向」とは上記折り返し線と直交する方向を指す。また、予定用単位時間区画を示す指標および実績用単位時間区画を示す指標は、それぞれの単位時間区画を識別可能に示すことができるものであれば何でもよく、例えば、罫線であってもよく、目盛であってもよく、各単位時間区画を色分けして区別するものでもよい。また、予定用単位時間区画を示す指標および実績用単位時間区画を示す指標は、同じものであってもよく、異なるものであってもよい。
また、「実績用単位時間区画のそれぞれが予定用単位時間区画のそれぞれの下に隣接して位置する」とは、実績用単位時間区画と予定用単位時間区画がそれぞれ対比可能な程度に近接して並列していればよく、例えば、実績用単位時間区画と予定用単位時間区画の間に空隙や各単位時間区画に対応する時間を表す時間欄などが存在していてもよい。
この本考案によるノートにおいては、
前記横長用紙が、ノートの見開き左ページと右ページとになるように綴じられ、
前記予定用単位時間区画および前記実績用単位時間区画がそれぞれ、左右両ページに亘って記載されたものを合わせて前記1日の所定の時間帯分の区画となっていることが好ましい。
また、この本考案によるノートにおいては、
前記デイリースケジュール管理欄が、前記予定欄または前記実績欄の少なくとも一方について、記載された内容が確認されたことを示す印を記載するための確認欄をさらに有していてもよい。
ここで、上記印とは記載された内容が確認されたことを示すものであればいかなるものであってもよく、例えば、印章を押印したものであってもよく、サインであってもよく、チェックマークなどであってもよい。
他方、本考案によるデイリースケジュール管理シートは、
1日の所定の時間帯の予定を書き込むための予定欄であって、前記所定の時間帯を所定の単位時間ごとに左右方向に分割した予定用単位時間区画を示す指標を備えた予定欄と、
前記予定欄の下に隣接して設けられた、前記予定に対する実績を書き込むための実績欄であって、前記所定の時間帯を前記所定の単位時間毎に左右方向に分割した実績用単位時間区画からなり、該実績用単位時間区画のそれぞれが前記予定用単位時間区画のそれぞれの下に隣接して位置する実績用単位時間区画を示す指標を備えた実績欄と、
からなるデイリースケジュール管理欄が横長用紙に印刷されたことを特徴とするものである。
本考案のノートおよびデイリースケジュール管理シートによれば、所定の時間帯を所定の単位時間毎に左右方向に分割した予定用単位時間区画を示す指標を備えた予定欄と、予定欄の下に隣接して設けられた、予定に対する実績を書き込むための実績欄であって、所定の時間帯を所定の単位時間毎に左右方向に分割した実績用単位時間区画からなり、実績用単位時間区画のそれぞれが予定用単位時間区画のそれぞれの下に隣接して位置する実績用単位時間区画を示す指標を備えた実績欄と、からなるデイリースケジュール管理欄を備えたため、各時間帯の予定に対する業務項目を実施した順番およびその所要時間などの実績を容易かつ明確に把握できる。この結果、予定に対する業務項目の順番や業務項目に応じた所要時間などの実績をきめ細かくチェックしながら1日のスケジュールを振り返ることができ、時間管理の改善を図ることが容易である。
そして、予定欄の予定用単位時間区画および実績欄の実績用単位時間区画を左右方向に分割し、実績用単位時間区画のそれぞれが予定用単位時間区画のそれぞれの下に隣接して位置するようにして、デイリースケジュール管理欄を横長用紙に印刷したので、予定用単位時間区画つまりは予定欄を大きく確保すると共に、実績用単位時間区画つまりは実績欄も大きく確保した上で、それらの予定欄および実績欄の上下方向サイズを小さく抑えることができる。そうであれば、本考案のノートおよびデイリースケジュール管理シートを前述したようにPCのキーボードの手前側に置いて使用する際に、使用者とキーボードとの間に広い(その間の距離が長い)スペースを確保する必要が無くなり、ノートやデイリースケジュール管理シートの使い勝手が良いものとなる。
本考案の一実施形態にかかるノートのデイリースケジュール管理欄が印刷された用紙を示す図 本考案の一実施形態にかかるノートの1ページを示す図 本考案の一実施形態にかかるノートの別の1ページを示す図 本考案の一実施形態にかかるノートの使用例を示す図
以下、本考案のデイリースケジュール管理シートおよびこれを用いたノートの実施の形態を、図1乃至図4を用いて説明する。図1は本実施形態のノート10における1ページを示し、図2はこのノート10の別の1ページを示し、図3はこのノート10のデイリースケジュール管理欄1が印刷された見開き2ページを示している。
本実施形態のノート10は、横長用紙の一例である横置きA5サイズ用紙が複数枚、一つの短辺で折り返すように綴じられてなるA5横型ノートである。このノート10は詳細には、表紙から順に、使用者の名前と使用者が所属する業務プロジェクトのプロジェクト名と使用期間の記載スペースがそれぞれ設けられた表紙ページと、1ヶ月全体の予定(Monthly Schedule)を記入するための欄が印刷された図1表示の表紙裏ページHと、毎日/毎週行う仕事を確認して確認結果を一覧(Daily Checklist)として書き込めるようにした図2表示の第1ページPと、デイリースケジュール管理欄1が印刷された図3表示の見開き2ページを1日分として、それが1ヶ月分連ねられた複数ページと、裏表紙の裏面に対面する空白ページと、裏表紙ページとを有する。
以下、本考案が適用された図3表示の見開き2ページについて説明する。ここでは、見開き2ページのうちの左ページをL、右ページをRとして説明する。デイリースケジュール管理欄1は基本的に、左ページLおよび右ページRに亘って形成された予定欄11、同じく左ページLおよび右ページRに亘って形成された実績欄12、および後述する任意記載欄2から構成されている。
予定欄11は、予定用単位時間区画11aを罫線で区切って表した予定記載欄11Aと、各ページの最左部に設けられ、「予定」とタイトル文字が印刷されたタイトル欄11Bと、予定記載欄11Aの上側に位置して、該予定記載欄11Aの各予定用単位時間区画11aにそれぞれ対応する時間を印刷した時間欄11Cを有する。本例における予定記載欄11Aは、業務時間が含まれる8:00から20:00を60分間隔で分割したものである。つまり予定用単位時間区画11aは各々が、一例として単位時間が60分の時間区画を表す。この単位時間が60分であることは、隣り合う時間欄11Cに記載された時間から分かるようになっている。また本例では時間欄11Cに、単位時間60分の半分である30分を示す目盛りも記載されている。
予定欄11は、予定用単位時間区画11aを識別できるように指標が付されていれば、罫線を設ける替わりに別の指標を用いてもよい。例えば、罫線に替えて目盛りを用いてもよく、予定用単位時間区画11aごとに色を異ならせてもよい。また、時間欄11Cにおける所定の時間間隔表示は、任意の時間間隔としてよいが、30分間よりもさらに短い例えば10分から20分の間の時間間隔とされてもよい。また、時間欄11Cは、予定用単位時間区画11aごとに対応する時間をそれぞれ記載してもよく、複数の所定の単位時間おきに時間を記載してもよい。なお、時間欄11Cは予定記載欄11Aの各予定用単位時間区画11a中において、右端や左端に設けてもよい。
実績欄12は、予定に対する実績を書き込むための欄であって、予定欄11の下に隣接して設けられている。実績欄12は、実績記載欄12Aと、各ページの実績欄12の左端に設けられ、「実績」とタイトル文字が印刷されたタイトル欄12Bとからなる。実績記載欄12Aは、前述した8:00−20:00について60分間隔で分割した実績用単位時間区画12aを罫線で区切って表しており、実績用単位時間区画12aのそれぞれが予定用単位時間区画11aのそれぞれの下に隣接して位置するように構成されている。また、隣り合う予定用単位時間区画11aと実績用単位時間区画12aはそれぞれ同じ時間区画を示している。
実績用単位時間区画12aは、予定欄11で表している予定用単位時間区画11aと同じ単位時間をそれぞれ表すものであれば、任意の指標により単位時間を表してよい。例えば、予定欄11と実績欄12とで時間間隔を表す指標を異なるようにしてもよい。また、実績欄12に、予定欄11とは別の時間欄を設けてもよい。また、本実施形態では、予定欄11と実績欄12の各単位時間区画が直接隣接しているが、例えば、予定欄11と実績欄12の各単位時間区画がそれぞれ対比可能に近傍に並列されていれば、予定欄11と実績欄12の間に時間欄や空隙などが存在してもよい。
なお予定欄11には、該予定欄11への書き込み操作を案内、補助する吹き出し状の案内表記G1およびG2が印刷されている。案内表記G1の内部には、例えば「矢印用ガイドラインに沿って予定を引く」との案内文が書かれている。案内表記G2の内部には、例えば「矢印用ガイドライン」との案内文が書かれている。なお矢印用ガイドラインは、予定記載欄11Aの上部において、該予定記載欄11Aの左右方向全長に亘って印刷で引かれた比較的薄い破線11Gのことである。
また実績欄12にも、該実績欄12への書き込み操作を案内、補助する吹き出し状の案内表記G3およびG4が印刷されている。案内表記G3の内部には、例えば「仕事が終わるたびに、実績を記入 ※仕事と実績の差分の大きさにめげず、実際の通りを記入することが肝心」との案内文が書かれている。案内表記G4の内部には、例えば「予定以外の割り込み作業が発生した場合は赤字で線を引く」との案内文が書かれている。このような案内文が書かれていることにより、このノート10を使い慣れていない者であっても、該ノート10を適切かつ効率的に使用可能となる。
以上説明した予定欄11および実績欄12の他に、左ページLおよび右ページRには、任意の事項を書き込むための任意記載欄2が設けられている。任意記載欄2は詳細には、左ページLに記載された任意記載欄2Aおよび2Cと、右ページRに記載された任意記載欄2B、2Dおよび2Eとの集合である。この任意記載欄2については、後に詳述する。
左ページLの予定欄11の上の部分には、本実施形態のノート10の商品名で該ノート10を示し、その概要や使用の仕方について説明した説明文3が記載されている。一方、右ページRの予定欄11の上の部分には、予定欄11および実績欄12以外の書き込み部分の利用について説明した説明文4が記載されている。これらの書き込み部分における書き込み事項は、具体的には下記5つの事項である。
1.Monthly Schedule
2.Daily Checklist
3.Today’advice
4.Parking Area
5.Action Item
上記1.Monthly Schedule とは、前述した図1表示の表紙裏ページHにおいて記入される1ヶ月全体の予定(Monthly Schedule)を指しており、ここでは1.Monthly Scheduleの表記に続けて、その予定記入に関する説明が記載されている。上記2.Daily Checklist とは、前述した図2表示の第1ページPにおいて記入される確認結果一覧(Daily Checklist)を指しており、ここでは2.Daily Checklistの表記に続けて、その確認結果の記入に関する説明が記載されている。このように、基本的に毎日書き込みがなされるデイリースケジュール管理欄1を見る都度、図1表示の表紙裏ページHや図2表示の第1ページPにおける記入に関して確認することができる。
また、3.Today’advice とは、上記左ページLの任意記載欄2Cに書き込む事項を示している。ここでは3.Today’advice の表記に続けて、その書き込み事項に関する説明、例えばどのような事項を書き込んでおくと便利であるか、等が記載されている。それに対応した任意記載欄2Cでの書き込みの具体例としては「全員にアナウンスする(部下へもアピール) すぐに行動を変える」のようなことが挙げられる。なお任意記載欄2Cには、ここが3.Today’advice の書き込みを推奨あるいは指定する欄であることを示す「3.Today’advice 」の表示がなされている。
4.Parking Area とは、上記右ページRの任意記載欄2Dに書き込む事項を示している。ここでは4.Parking Area の表記に続けて、その書き込み事項に関する説明、例えばどのような事項を書き込んでおくと便利であるか、等が記載されている。それに対応した任意記載欄2Dでの書き込みの具体例としては「歓迎会、支払い/ギフト代」のようなことが挙げられる。なお任意記載欄2Dには、ここが4.Parking Area の書き込みを推奨あるいは指定する欄であることを示す「4.Parking Area 」の表示がなされている。
5.Action Item とは、上記右ページRの任意記載欄2Eに書き込む事項を示している。ここでは5.Action Item の表記に続けて、その書き込み事項に関する説明、例えばどのような事項を書き込んでおくと便利であるか、等が記載されている。それに対応した任意記載欄2Eでの書き込みの具体例としては、予定欄11および実績欄12での記載を略号で済ませるための「P022、(1)レビュー/修正、(2)レビュー反映、(3)テスト」のようなことが挙げられる。なお任意記載欄2Eには、ここが5.Action Item の書き込みを推奨あるいは指定する欄であることを示す「5.Action Item 」の表示がなされている。上に挙げた任意記載欄2C、2Dおよび2E以外の任意記載欄2Aおよび2Bは、特に内容を限ることなく種々の任意事項を書き込むために利用可能である。
以上説明した通りの案内文3および4が書かれ、それに対応して任意記載欄2C、2Dおよび2Eにも書き込みを案内する表示がなされていることにより、このノート10を使い慣れていない者であっても、該ノート10を適切かつ効率的に使用可能となる。
次に、上記デイリースケジュール管理欄1の使用例を表す図4を用いて、上記デイリースケジュール管理欄1およびノート10の作用および効果を説明する。
使用者として企業勤務者を例に取り、使用方法の具体例を説明する。使用者はまず、業務開始とともに、ノート10の使用日に該当するページを開き、その日の日付や曜日を任意記載欄2Eに記載した上で、その日に為すべき業務項目(アクションアイテム:Action Item)や、予定会議(MTG)などを任意記載欄2Eにリストアップする。その際、前日のページの実績欄12や任意記載欄2E等を参照して、前日に完遂できなかった項目や進行中の項目などを確認し、必要に応じて当日の業務項目として任意記載欄2Eに書き写す。また、業務項目を洩れなく設定するために、図1表示の表紙裏ページHに記載された1ヶ月全体の予定(Monthly Schedule)も合わせて参照して業務項目を設定することが好ましい。
次いで、使用者は任意記載欄2Eを参照しながら予定欄11に所定事項を記載する。ここでは、業務項目の優先度や作業量に応じて、業務項目の遂行順を決定し、業務項目ごとに、開始時間および終了時間を両端とするように、対応する予定用単位時間区画11aを跨いで両端を矢印にした直線を予定記載欄11Aに記載し、その直線の近く(図4の例では下側)に各業務項目を表す記号や文字を記載する。なお上記直線を記載する際は、前述したガイドライン11Gを目安にすることができる。これを、その一日に予定している業務項目の全てについて繰り返し、予定欄11の記載を終了する。なお、一月分のデイリースケジュール管理欄1がノート10に綴じられているため、会議や出張などの予定は、予定が決まった時点で記載してもよい。なお、予定記載欄11Aおよび後述する実績記載欄12Aは、適宜色分け記載することが好ましい。
次いで使用者は、予定欄11の記載が終了したノート10を上司に提出し、当日の予定の確認を依頼する。上司は、業務項目の内容および各業務項目に応じた時間管理が適切であるかチェックし、例えば任意記載欄2A等に押印する。この予定欄11によれば、一日に設定された業務項目が明確であるか、適切な時間が割り当てられているか、上司などの第三者にとっても明確であるため、第三者と情報を共有することにより効率のよい業務項目の処理の順番がある場合などには適宜アドバイスを行うことができ、作業効率の改善に有効である。
確認を受けた使用者は、ノートに記載された業務項目順に業務を開始し、実績記載欄12Aに各時間帯に実際に行った業務内容およびかかった時間などの実績を記載する。ここでは、予定欄と同様に開始時間および終了時間を両端とするように、対応する実績用単位時間区画12aを跨ぐように両端を矢印にした直線を記載し、その直線の近くに各業務項目を記載する。なお上記直線を記載する際にも、前述したガイドライン11Gを目安にすることができる。この実績記載欄12aへの記載は、一日の業務の終了時など所定の時間に行ってもよいが、各業務項目の完遂ごとに行うことが好ましい。
なお予定記載欄11Aや実績記載欄12Aに記録する業務項目は、上記のように矢印付きの直線で表す他、図4にも一例を示しているように、所要時間が極めて短いものは実行時点を三角形の頂点で示し、その三角形の近くに業務項目を記載するようにしてもよい。
また、業務を行いながら、新たな業務依頼など適宜記録すべき業務項目が生じた場合には、任意記載欄2Eなどに記載する。なお、図4の記載例では業務項目を当初、「レビュー/修正」等のように文字で記載していたが、その後、略号で示すのが能率的と考えて、途中から丸付き数字の略号を使用している。
本実施形態では、その日に消化できなかった業務項目を、任意記載欄2Eに記載するようにしている。そのために任意記載欄2Eには、そのことを案内、補助する吹き出し状の案内表記G5が印刷されている。この案内表記G5の内部には、例えば「その日消化できなかった項目を記入する。」との案内文が書かれている。上述のように任意記載欄2Eに記載されたことは、次の日以降に為すべき業務項目をリストアップする上での参考情報となり得るものである。
また、図やグラフなど業務のために必要な各種情報などは、任意記載欄2の中のいずれかに適宜記載することができる。この際、特に任意記載欄2Aおよび2Bでは、所定間隔でドットが付された罫線が引かれているので、グラフや図をドットと罫線の両方を参考に綺麗かつ容易に記載することができる。
また、任意記載欄2のその他の使用方法として、例えば、プロジェクトマネージャーなどの管理者がプロジェクトの進捗を把握したい場合など、管理者のノートの任意記載欄2に、使用日のプロジェクト参加者の業務項目を記載してもよい。また、任意記載欄2を、使用者個人の情報を記載するために利用することもできる。例えば、使用日の使用金額などを任意記載欄2の一部に毎日記録して小遣い帳のように使用することができる。
一日の業務が終了すると、使用者は任意記載欄2の中のいずれかを実績記載欄として、そこにその日の達成度を記載する。そして、実績記載欄の確認を上司に依頼する。上司は、業務の作業時間や達成度を確認して実績確認欄に押印し、必要に応じてアドバイスを行う。なお、このような実績確認欄は特に設けなくても構わない。
上記のデイリースケジュール管理欄1によれば、予定欄11と実績欄12にそれぞれ所定の業務可能時間を所定の時間間隔で分割した予定用単位時間区画と実績用単位時間区画を表す指標を設け、対応する予定用単位時間区画と実績用単位時間区画を隣接して配置しているため、予定用単位時間区画11Aに記載された予定と比較しながら実績用単位時間区画12Aに記載された業務項目とその順番、および各業務項目に対して実際に費やした時間や業務内容を対比しつつ容易かつ明確に把握できる。
また本実施形態では、予定欄11の複数の予定用単位時間区画11aおよび実績欄12の複数の実績用単位時間区画12aを左右方向に分割した形とし、実績用単位時間区画12aのそれぞれが予定用単位時間区画11aのそれぞれの下に隣接して位置するようにして、デイリースケジュール管理欄1をA5の横長用紙に印刷したので、予定用単位時間区画11aつまりは予定欄11を大きく確保すると共に、実績用単位時間区画12aつまりは実績欄12も大きく確保した上で、それらの予定欄11および実績欄12の上下方向サイズを小さく抑えることができる。
そうであれば、本実施形態のノート10およびデイリースケジュール管理シート1を図4に示すようにPCのキーボードKBの手前側に置いて使用する際に、使用者とキーボードKBとの間に広い(その間の距離が長い)スペースを確保する必要が無くなる。つまり図4に示すように、キーボードKBが置かれる机の使用者側の端部EとキーボードKBとの間の距離DISも比較的短くて済むことになるので、ノート10やデイリースケジュール管理シート1の使い勝手が良いものとなる。
また、1日のスケジュールを振り返る際に、業務項目の順番や業務項目に応じた所要時間の設定などが適切であったかをきめ細かくチェックできるため、時間管理スキルの向上を支援できる。また、管理者などの第三者にとっても、上記効果は共通しているため、デイリースケジュール管理欄1の使用者が業務時間を有効に活用して効率良く業務を行っているか容易に把握できる。また、例えば、緊急に発生した業務項目による予定の遅れや、残業の発生原因などデイリースケジュールの解析がしやすいため、必要以上に残業が発生することを避けるように業務内容を調整するなど、管理者による業務管理を改善するために有益である。
また、1日の記載可能な時間範囲が8:00から20:00までと十分長くとられているため、使用者は1日の業務項目についてもれなく記載することができる。また、単位時間区画の表示可能な単位時間が30分と適切に設定されているため、きめ細かに予定が立てられる。
見開きページを1日単位で使用するようになっているため、1日の業務内容や使用日に記載されたメモなどの業務情報などを一括して把握でき、記載もしやすい。また、任意記載欄2を設けているため、十分な記載スペースが確保されており、使用しやすい。また、デイリースケジュール管理欄1を一月単位で用いるノートとして構成したことにより、一年単位とした場合よりもノートを持ち運びやすい重さおよび厚みにすることができる。
なお、本実施形態のノートを用いる際、使用者は、月初めには、マンスリースケジュールを図1表示の表紙裏ページHに記載し、月末には、使用月の業務についての使用者のコメントおよび業務達成度を、任意記載欄2の中のいずれかに設定したまとめ欄に記載することができる。また、必要に応じて、上記まとめ欄の上司コメント欄に上司などの第三者にコメント記載を依頼することができる。そのようにすれば、使用者が、一日ごとの業務の達成度だけでなく月ごとの所定の期間における業務の達成度を容易に把握できるので、個人の業務意識向上のため好ましい。
以上、実施形態を挙げて本考案を説明したが、本考案は上記実施形態に限定されず、種々の変形が可能である。上記のような綴じ込みタイプのノートだけでなく、例えばルーズリーフやスケジュール帳のリフィルなどに適用してもよい。また、サイズも横置きA5サイズに限られず、様々な横長用紙を使用してもよい。また一ページに占める予定欄および実績欄の割合も、任意に異なるものとしてもよい。
また、本考案のシートにおいては、上記例に限定されず、予定欄および実績欄以外の各欄を適宜省略してもよい。また、他の目的のための欄をさらに設けてもよい。
1 デイリースケジュール管理シート
2 任意記載シート
3 ページ
10 ノート
11 予定欄
12 実績欄

Claims (3)

  1. 1日の所定の時間帯の予定を書き込むための予定欄であって、前記所定の時間帯を所定の単位時間毎に左右方向に分割した予定用単位時間区画を示す指標を備えた予定欄と、
    前記予定欄の下に隣接して設けられた、前記予定に対する実績を書き込むための実績欄であって、前記所定の時間帯を前記所定の単位時間毎に左右方向に分割した実績用単位時間区画からなり、該実績用単位時間区画のそれぞれが前記予定用単位時間区画のそれぞれの下に隣接して位置する実績用単位時間区画を示す指標を備えた実績欄と、
    からなるデイリースケジュール管理欄を印刷した横長用紙を綴じてなることを特徴とするノート。
  2. 前記横長用紙が、ノートの見開き左ページと右ページとになるように綴じられ、
    前記予定用単位時間区画および前記実績用単位時間区画がそれぞれ、左右両ページに亘って記載されたものを合わせて前記1日の所定の時間帯分の区画となっていることを特徴とする請求項1記載のノート。
  3. 1日の所定の時間帯の予定を書き込むための予定欄であって、前記所定の時間帯を所定の単位時間ごとに左右方向に分割した予定用単位時間区画を示す指標を備えた予定欄と、
    前記予定欄の下に隣接して設けられた、前記予定に対する実績を書き込むための実績欄であって、前記所定の時間帯を前記所定の単位時間毎に左右方向に分割した実績用単位時間区画からなり、該実績用単位時間区画のそれぞれが前記予定用単位時間区画のそれぞれの下に隣接して位置する実績用単位時間区画を示す指標を備えた実績欄と、
    からなるデイリースケジュール管理欄が横長用紙に印刷されたことを特徴とするデイリースケジュール管理シート。
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