JP3233199U - サウナ室構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】サウナ室としての組み立ての容易性は確保しつつ経年劣化による反りが発生し難い高い耐久性を併せ持つサウナ室構造を提供する。【解決手段】サウナ室構造は、木材で構成されてサウナ室内と面する内側室内板11と、鋼板で構成されてサウナ室外と面する外側側面板13と、内側室内板と外側側面板との間に配置された発泡樹脂層12と、で構成された側面パネル10と、側面パネルの上端と嵌合する天井パネル14と、側面パネルの下端と嵌合する床パネルと、を有し、側面パネルの上端には嵌合のための第1凸部17aと第1凹部14aの一方が形成されるとともに天井パネルには第1凸部と第1凹部の他方が形成され、且つ、側面パネルの下端には嵌合のための第2凸部と第2凹部の一方が形成されるとともに床パネルには第2凸部と第2凹部の他方が形成されている。【選択図】図3

Description

本考案は、組み立てが容易で且つ経時変化に対して高い耐久性を有するパネルで構成されたサウナ室構造に関する。
従来から、ストレス解消や健康増進などを目的としてサウナ室が利用されている。
かようなサウナ室としては、例えば電気ヒーターによる熱源、腰掛け、出入口ドア等を備えた、立方体、直方体あるいはこれらの形状に類似した構造が知られている。
より具体的に、例えば特許文献1に開示されたサウナ室では、サウナストーブの近くに給気口を設置し、サウナ室内を対流させた空気を、排気筒を介して排出口からサウナ室外に排出するようにした構造が提案されている。
このように構成されたサウナ室の内部では、一般的に、常に側壁や床あるいは天井は熱や水蒸気にさらされる環境となっており、例えば側壁や床面などが経年劣化して反りが発生することも考えられる。
また、例えば特許文献2では、内外両壁板の間に断熱材を充填し、且つ内壁板を耐火ボードで造った前面、左右側面、後面、床面及び天井面の計6枚のパネル板を用いて独立したボックス形状に組み立てたサウナ室を有する乾式サウナ風呂が提案されている。
また、例えば特許文献3では、金属表面板の内面に枠材を装着し、該枠材に囲まれた空間に芯材を充当し、該芯材と前記枠材の内側に内板を装着して成るパネル板によって、左右両側壁、裏壁、および扉を構成したパネル構造物が提案されている。
実用新案登録第3229179号公報 実開昭57−10839号公報 実開昭60−29817号公報
しかしながら、上述した特許文献に限らず現在の技術では市場のニーズを適切に満たしているとは言えず、以下に述べるごとき課題が存在する。
すなわち、たしかに特許文献2や特許文献3に示されるごとき構造を採用すれば、ある程度の経年劣化による反りは抑制することができる。
しかしながら天井パネルや床パネルとの組み立ての容易性と、経年劣化による反りが発生し難い高い耐久性と、を高い次元で両立させる構造を提案するまでは至ってはおらず、未だに改善の余地があると言わざるを得ない。
本考案は、上記した課題を一例に鑑みて為されたものであり、サウナ室としての組み立ての容易性は確保しつつ、それでいて更に経年劣化による反りが発生し難い高い耐久性を併せ持つサウナ室構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本考案の一実施形態にかかるサウナ室構造は、(1)木材で構成されてサウナ室内と面する内側室内板と、鋼板で構成されてサウナ室外と面する外側側面板と、前記内側室内板と前記外側側面板との間に配置された発泡樹脂層と、で構成された側面パネルと、前記側面パネルの上端と嵌合する天井パネルと、前記側面パネルの下端と嵌合する床パネルと、を有し、前記側面パネルの上端には前記嵌合のための第1凸部と第1凹部の一方が形成されるとともに、前記天井パネルには前記第1凸部と前記第1凹部の他方が形成され、且つ、前記側面パネルの下端には前記嵌合のための第2凸部と第2凹部の一方が形成されるとともに、前記床パネルには前記第2凸部と前記第2凹部の他方が形成されてなることを特徴とする。
なお、上記した(1)に記載のサウナ室構造においては、(2)前記側面パネルの端部には金属補強部材が設けられてなることが好ましい。
また、上記した(1)又は(2)に記載のサウナ室構造においては、(3)前記天井パネル及び前記床パネルの少なくとも一方は、前記内側室内板、前記外側側面板および前記発泡樹脂層で構成されてなることが好ましい。
また、上記した(1)〜(3)のいずれかに記載のサウナ室構造においては、(4)前記内側室内板は、前記サウナ室内に設置されるサウナストーブと対向する領域と、前記サウナストーブと対向しない領域で区分けされてなり、前記サウナストーブと対向する領域では耐熱性側面パネルが配設されてなるとともに、前記サウナストーブと対向しない領域では前記耐熱性側面パネルよりも熱耐性が劣る木材が配設されてなることが好ましい。
本考案によれば、サウナ室としての組み立ての容易性は確保しつつ経年劣化による反りが発生し難い高い耐久性を併せ持つことが可能となる。
実施形態におけるサウナ室構造を模式的に示した外観図である。 このサウナ室構造におけるパネル板の構成を示す模式図である。 このサウナ室構造における側面パネルと天井パネルとの接続構造を説明するための模式図である。 このサウナ室構造における側面パネルと床パネルとの接続構造を説明するための模式図である。 サウナ室構造における側面パネルの変形例を示す模式図である。 側面パネルにおける発泡樹脂層の変形例を示す模式図である。 耐熱性側面パネルを備えたサウナ室構造を模式的に示した上面図である。 耐熱性側面パネルの構成を示す模式図である。
続いて図面を適宜参照しつつ本考案を実施するための一実施形態について説明する。なお、本実施形態のサウナ室構造に関して、以下で詳述する構成以外の構造や機能については、例えば上記した特許文献を含む公知のサウナ室における種々の構造や機能などを適宜適用してもよい。
<サウナ室構造100>
図1に示すように、サウナ室構造100は、側面(側壁)パネル10、天井パネル14および床パネル15で囲われた直方体の箱型形状となっている。なお、サウナ室の周囲を囲う側面パネル10のいずれには、スイングドアや引き戸など公知のドア構造(不図示)が設けられる。
以下、本実施形態におけるサウナ室構造100の構成を詳述する。
側面パネル10は、図2に示すように、木材で構成されてサウナ室内と面する内側室内板11と、鋼板で構成されてサウナ室外と面する外側側面板13と、前記内側室内板11と前記外側側面板13との間に配置された発泡樹脂層12と、で構成されている。
また、図2に示すように、側面パネル10は、発泡樹脂層12や発泡樹脂層12を区画する外枠体12B(後述する)の端部を補強する金属補強部材18(例えば公知のC型鋼など)をさらに有していてもよい。このように側面パネル10の端部(上記第1凸部17よりも内側が好ましい)には金属補強部材18が設けられてなることが望ましい。かような金属補強部材18としては、発泡樹脂層12や外枠体12Bを補強可能であれば特に制限はなく、C型鋼に代えて公知の種々の補強部品を適用してもよい。
木材で構成された内側室内板11の具体的な材質としては、檜、高野槇、椹、青森檜葉、スプルス材、アバチ材、ダイヤウッド材、メープル材、オーク材あるいはパイン材などの公知の種々の木材が好適可能である。なお本実施形態の内側室内板11としては、一例として、厚みが10mm〜20mmの天然檜を適用した。
発泡樹脂層12は、例えば公知のイソシアヌレートフォームを適用できる。なお本実施形態の発泡樹脂層12は、上記のイソシアヌレートフォームの他に、エポキシ樹脂やポリイミド樹脂など耐熱性のある他の公知の樹脂(以下、本実施形態に適用する発泡性の樹脂を「発泡樹脂」と称する)で構成されていてもよい。また本実施形態では、内側室内板11と外側側面板13との間に配置される中間層として発泡樹脂層12を適用したが、例えばポリスチレンやポリオレフィンなど他の発泡性樹脂や、非発泡性でもアクリル樹脂やポリエステル樹脂など断熱性を有する他の公知の樹脂材を適用してもよい。なお本実施形態における発泡樹脂層12は、例えば内側室内板11や外側側面板13との接着性を確保する接着剤としても機能することができる。
鋼板で構成された外側側面板13の具体例としては、例えば外面が着色された公知のカラー塗装鋼板が適用できる。かような鋼板としては、例えば公知の亜鉛メッキ鋼板などが例示でき、その厚みとしても特に制限はなく0.5mm〜2.0mmなど仕様によって適宜設定してもよい。
以上の構成を有する本実施形態の側面パネル10は、一例として、内側(サウナ室内)から外側へ向けて順に、室内板(内側室内板11)+中間層(発泡樹脂層12)+薄鋼板(外側側面板13)、という構成を有している。
一例として、実施形態のサウナ室構造100の大きさは、内部寸法で、縦(奥行き)150cm、横(幅)200cm、高さ180cmとした。また、腰掛け16を、サウナ室構造100内における紙面右側の側面パネル10に密着させ、床パネルの床面から概ね40cmの高さになるように設置した。
また、本実施形態のサウナ室構造100においては、熱源及びスチーム発生器としてのサウナストーブ20が、例えばサウナ室構造100におけるドア付近の片脇に設置されていることが好ましい。サウナストーブ20の熱源としては、公知の電気ヒーターが好ましく用いられる。電気ヒーターで加熱された石の上に水を散布することによって発生したスチームをサウナ室構造100内に供給することができる。なお、サウナストーブ20は、入浴者の接触による火傷を避けるために、その周囲にストーブガード21などを設置することが好ましい。
<天井パネルや床パネルに対する接続構造>
図3及び図4に、本実施形態における天井パネル14や床パネル15に対する側面パネル10の接続構造を示す。
これらの図から理解されるとおり、本実施形態におけるサウナ室構造100は、側面パネル10の上端と嵌合する天井パネル14と、側面パネル10の下端と嵌合する床パネル15と、を含んで構成されている。
そして図3に示すように、側面パネル10の上端には、天井パネル14との嵌合のための第1凸部17aが形成されている。一方で、この第1凸部17aと対応するように、天井パネル14のうち側面パネル10の上端と対向する面には第1凹部14aが形成されている。
したがって、サウナ室構造100の組み立て時において、これらの第1凸部17aと第1凹部14aとが嵌合することで、天井パネル14と側面パネル10とがサウナ室を構成するように組み合わされる。
なお、本実施形態では、側面パネル10の上端に凸部を形成するとともに天井パネル14に凹部を形成したが、この形態に限られず逆の構成であってもよい。すなわち、前記した側面パネル10の上端には嵌合のための第1凸部と第1凹部の一方が形成されるとともに、前記した天井パネル14にはこの第1凸部と第1凹部の他方が形成される形態であれば足りる。
また図4に示すように、側面パネル10の下端には、床パネル15との嵌合のための第2凸部17bが形成されている。一方で、この第2凸部17bと対応するように、床パネル15のうち側面パネル10の下端と対向する面には第2凹部15aが形成されている。
したがって、サウナ室構造100の組み立て時において、これらの第2凸部17bと第2凹部15aとが嵌合することで、床パネル15と側面パネル10とがサウナ室を構成するように組み合わされる。
なお、本実施形態では、側面パネル10の下端に凸部を形成するとともに床パネル15に凹部を形成したが、この形態に限られず逆の構成であってもよい。すなわち、前記した側面パネル10の下端には嵌合のための第2凸部と第2凹部の一方が形成されるとともに、前記した床パネルにはこの第2凸部と第2凹部の他方が形成される形態であれば足りる。
<サウナ室構造100の組み立て手法>
次に本実施形態におけるサウナ室構造100の組み立て方法の一例について説明する。
まず初めに、例えば図5に例示する外枠体12B(木枠や金属枠など)を準備する。
次いで、例えば上記した内側室内板11上に外枠体12Bを接触させた上で、この外枠体12B内に発泡性の樹脂(例えば上記したイソシアヌレートフォーム)を充填することで発泡樹脂層12を形成する。
次いで、この発泡樹脂層12の主面に対してカラー塗装鋼板などの外側側面板13を貼り合わせることで、本実施形態における側面パネル10が完成する。
なおこのとき、内側室内板11や外側側面板13に対する発泡樹脂層12の接着は、この発泡樹脂層12が有する接着力で担保されている。
なお本実施形態では上記のとおり内側室内板11上に外枠体12Bを接触させた上でこの外枠体12B内にイソシアヌレートフォームを充填する例を説明したが、本考案はこの形態には限られない。例えば図6に示すように、内側室内板11などの外形と対応するように予め成形された発泡樹脂を用いて、これを外枠体12Bに嵌め込むようにしてもよい。さらには、外枠体12Bを用いずに、上記の外形に予め成形された発泡樹脂層12を内側室内板11と外側側面板13との間に配置する形態としてもよい。
このとき、上述したとおり、サウナ室を構成する側面パネル10のいずれかにドアを形成してもよい。なお、このドアの部分については、必ずしも外側側面板13を貼り合わせる必要はなくこれに代えて公知の木材を適用してもよい。
以上の工程を経て形成された側面パネル10に対してそれぞれ天井パネル14と床パネル15とを上述のとおり組み立て、さらにサウナストーブ20とストーブガード21並びにサウナ用ベンチ(例えば上記した腰掛け16)を適宜配置することで、本実施形態のサウナ室構造が完成する。このとき、側面パネル10を構成する各要素(内側室内板11、外枠体12B、外側側面板13など)同士は、例えば釘やビス止めなど公知の固定手段を介して適宜補強されていてもよい。
このように本実施形態におけるサウナ室構造100は、木材で構成されてサウナ室内と面する内側室内板11と、鋼板で構成されてサウナ室外と面する外側側面板13と、前記内側室内板11と前記外側側面板13との間に配置された発泡樹脂層12と、で構成された側面パネル10と、前記側面パネル10の上端と嵌合する天井パネル14と、前記側面パネル10の下端と嵌合する床パネル15と、を有し、前記側面パネル10の上端には前記嵌合のための第1凸部と第1凹部の一方が形成されるとともに、前記天井パネル14には前記第1凸部と前記第1凹部の他方が形成され、且つ、前記側面パネル10の下端には前記嵌合のための第2凸部と第2凹部の一方が形成されるとともに、前記天井パネルには前記第2凸部と前記第2凹部の他方が形成されてなることを特徴としている。
これにより、サウナ室としての組み立ての容易性は確保しつつ、それでいて更に経年劣化による反りが発生し難い高い耐久性を併せ持つサウナ室構造を提供することが可能となっている。
なお上記した実施形態は、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。すなわち上記した実施形態は一例であって、本実施形態で示した構造に対して上記した特許文献に開示された公知の要素を適宜組み合わせることもできる。
例えば上記した側面パネル10の構成(内側室内板、中間層および外側側面板)は、天井パネル14や床パネル15にも適用が可能である。すなわち、本考案に係るサウナ室構造においては、天井パネル14及び床パネル15の少なくとも一方は、それぞれ上記した内側室内板11、外側側面板13および発泡樹脂層12で構成されていてもよい。
また図7及び図8に示すように、例えば上記した側面パネル10は、サウナストーブ20に近い領域を耐熱性側面パネル10Xとすることも可能である。このうち、図7は耐熱性側面パネル10Xを備えたサウナ室構造を模式的に示した上面図である。また、図8は耐熱性側面パネル10Xの詳細な構成を示す模式図である。
同図から明らかなとおり、サウナストーブ20と対向する側面については耐熱性側面パネル10Xが配置されるとともに、他の側面については上記した側面パネル10が配置されている。
このようにサウナ室構造100を構成する側面パネル10うち内側室内板11に対応する部位については、サウナストーブ20と対向する面は耐熱領域HRAとし、サウナストーブ20と対向しない面を通常領域NAとしてもよい。すなわち、本考案のサウナ室構造100において、前記内側室内板は、前記したサウナ室内に設置されるサウナストーブ20と対向する領域(HRA)と、前記サウナストーブ20と対向しない領域(NA)で区分けできる。
この場合、例えばサウナストーブ20と対向する領域(HRA)としては、例えばケイ酸カルシウム板19など公知の種々の耐熱板(耐熱性側面パネル)を適用できる。また、サウナストーブ20と対向しない領域(NA)としては、例えば上記ケイ酸カルシウム板などの耐熱板よりも耐熱性の劣る公知の木材(檜など)などを適用できる。
これにより本考案のサウナ室構造100においては、前記サウナストーブ20と対向する領域(HRA)では上記した耐熱性側面パネルが配設されてサウナストーブ20による熱劣化が抑制されるとともに、前記サウナストーブ20と対向しない領域(NA)では前記耐熱性側面パネルよりも熱耐性が劣る木材が配設されて美観を呈するように構成できる。
また、このサウナストーブ20と対向する領域(HRA)とサウナストーブ20と対向しない領域(NA)との境界は、所定の断熱層(間隙としての空気層や公知の断熱材など)や、アルミナファイバーなどの公知の耐熱材で構成された所定の遮熱層が介在してもよい。
図8においては、耐熱性側面パネル10Xのうちサウナ室と面する内面側の板材については、ストーブガード21を基準として、この基準よりサウナストーブ20側には難燃性材料で構成された不燃板(例えば公知のケイ酸カルシウム板19)とする一方で、この基準よりサウナストーブ20から離間する領域を内側室内板11としてもよい。
また、図8においては内面側の板材のみがHRAとNAとで区分けされているが、発泡樹脂層12や外側側面板13も上記に合わせて区分けされる構成であってもよい。
また、上記した不燃板としては、ケイ酸カルシウム板19の他、軽量セラミック板や自然石板など他の公知の難燃性材料の板材を適用してもよい。また、この不燃板の部位については、発泡樹脂層12の厚みを増大させることで不燃板として代用してもよい。
以上説明したように、本考案は、組み立ての容易性は確保しつつ経年劣化による反りが発生し難い高い耐久性を併せ持つサウナ室構造を実現するのに適している。
100 サウナ室構造
10X 耐熱性側面パネル
10 側面パネル
11 内側室内板
12 発泡樹脂層
13 外側側面板
14 天井パネル
15 床パネル
20 サウナストーブ
21 ストーブガード

Claims (4)

  1. 木材で構成されてサウナ室内と面する内側室内板と、
    鋼板で構成されてサウナ室外と面する外側側面板と、
    前記内側室内板と前記外側側面板との間に配置された発泡樹脂層と、で構成された側面パネルと、
    前記側面パネルの上端と嵌合する天井パネルと、
    前記側面パネルの下端と嵌合する床パネルと、を有し、
    前記側面パネルの上端には前記嵌合のための第1凸部と第1凹部の一方が形成されるとともに、前記天井パネルには前記第1凸部と前記第1凹部の他方が形成され、且つ、
    前記側面パネルの下端には前記嵌合のための第2凸部と第2凹部の一方が形成されるとともに、前記床パネルには前記第2凸部と前記第2凹部の他方が形成されてなることを特徴とするサウナ室構造。
  2. 前記側面パネルの端部には金属補強部材が設けられてなることを特徴とする請求項1に記載のサウナ室構造。
  3. 前記天井パネル及び前記床パネルの少なくとも一方は、
    前記内側室内板、前記外側側面板および前記発泡樹脂層で構成されてなることを特徴とする請求項1又は2に記載のサウナ室構造。
  4. 前記内側室内板は、
    前記サウナ室内に設置されるサウナストーブと対向する領域と、前記サウナストーブと対向しない領域で区分けされてなり、
    前記サウナストーブと対向する領域では耐熱性側面パネルが配設されてなるとともに、
    前記サウナストーブと対向しない領域では前記耐熱性側面パネルよりも熱耐性が劣る木材が配設されてなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のサウナ室構造。
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