JP3233072U - ワークサポート - Google Patents

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Abstract

【課題】ワークサポートのサポートロッドとハウジングとが、何らかの原因によって、固着された状態を解除できるワークサポートを提供する。【解決手段】ワークサポートは、ハウジング1に上側から順にサポートロッド2と進出バネ43と出力部材24とが装着される。サポートロッド2が下限位置へ移動されているときに、何らかの異常によってサポートロッド2がハウジング1に固着されることがある。サポートロッドに向けて上方へ移動させた出力部材24の係合部70を、サポートロッド2の係止部71に衝突させることにより、上記の固着状態を解除する。【選択図】図3

Description

この考案は、フライス盤や研削盤等の工作機械によってワークを加工するときに、当該ワークを支持する装置に関する。
この種のワークサポートには、従来では、特許文献1(日本国・特開2003−307205号公報)に記載されたものがある。その従来技術は、次のように構成されている。
ハウジングの上壁に挿入される筒状のサポートロッドが、ハウジング内で上下方向へ移動可能となっている。そのハウジングの下部に出力部材が上下方向へ移動可能となるように挿入される。サポートロッドの筒孔に押ボルトが螺合されている。その押ボルトと出力部材との間に進出バネが装着され、その進出バネがサポートロッドと出力部材とを離間させるように付勢する。そして、出力部材の上方への駆動により、その出力部材が進出バネを介してサポートロッドを上方へ移動させる。すると、サポートブロックの上端面が、載置台上に置かれたワークの下面を下方から支持する。その進出バネの付勢力は、サポートロッドの自重や摩擦抵抗等に抗する程度の付勢力を有するが、載置台からワークを持ち上げない程度の付勢力を有するように設定されている。また、出力部材の上端部と押ボルトの下端部との間に十分な隙間が形成されており、サポートロッドが下限位置に移動されると共に出力部材が上限位置に移動されるときも、押ボルトと出力部材とは当接されないようにしている。これにより、出力部材が進出バネを介してワークサポートを間接的に押すように構成されている。その結果、出力部材がワークサポートを介してワークを載置台から持ち上げないようにすることにより、ワークの加工精度が悪くなることを防止している。
特開2003−307205号公報
上記ワークサポートがリリース状態であるときに、何らかの原因、例えば降り積もった切粉と切削油とによって、サポートロッドがハウジングの上壁に固着される固着状態となることがある。この場合、前述したようにワークを持ち上げない程度の付勢力を有する進出バネを介して、出力部材がサポートロッドを上方に押しても、上記固着状態を解除させることができない。
本考案の目的は、ワークサポートのサポートロッドとハウジングとが、何らかの原因によって、固着された状態を解除できるようにしたワークサポートを提供することにある。
上記の目的を達成するため、第1考案は、例えば、図1から図3,図4,図5Aおよび図5Bに示すように、ワークサポートを次のように構成した。
ハウジング1内で軸方向の先端側および基端側へ移動可能なサポートロッド2が、当該ハウジング1の先端壁1aに挿入される。前記サポートロッド2の外周に環状のコレット5が外嵌めされる。前記ハウジング1内に軸方向へ形成されたシリンダ孔11に挿入されるピストン12が、当該ピストン12の軸方向への駆動によって前記コレット5を介して前記サポートロッド2をロックする。前記ハウジング1の基端壁に出力部材24が軸方向へ移動可能となるように挿入される。前記サポートロッド2と前記出力部材24とが付勢手段によって離間されるように付勢される。前記基端側の限界位置にある前記サポートロッド2が、何らかの異常によって、前記ハウジング1に固着されている固着状態であるときに、前記出力部材24が前記基端側から前記先端側へ移動されることにより、前記出力部材24に形成される係合部70が、前記サポートロッド2に形成される係止部71を前記基端側から押して前記固着状態を解除する。
上記の第1考案のワークサポートでは、基端側の限界位置へ移動されたリリース状態において、何らかの原因、例えば、ハウジングの先端部に降り積もった切粉と切削油とによって、サポートロッドがハウジングの先端壁に固着されることがある。この場合に、出力部材を先端側へ移動させることにより、その出力部材の係合部をサポートロッドの係止部に当接(衝突)させる。その結果、サポートロッドとハウジングとの固着状態を確実に解除できる。
上記の第1本考案は、下記の(1)から(3)の構成を加えることが好ましい。
(1)例えば、図1から図3,図4,図5Aおよび図5Bに示すように、前記出力部材24の基端側の限界位置から前記先端側の限界位置までの距離Sが、前記出力部材24の係合部70から前記サポートロッド2の前記係止部71までの距離Hよりも長くなるように設定されている。
この場合、出力部材の係合部が、基端側の限界位置にあるサポートロッドの係止部に確実に当接(衝突)される。従って、その衝突の衝撃によってサポートロッドとハウジングとの固着状態が確実に解除される。
(2)前記付勢手段は、前記サポートロッド2の前記基端側に形成される作動室15と、前記作動室15に供給される作動用圧力流体とによって構成される。
この場合、前述のように構成された付勢手段によってサポートロッドが確実に上昇される。
(3)前記付勢手段は、前記サポートロッド2と前記出力部材24との間に装着される進出バネ43によって構成される。
この場合、前述のように構成された付勢手段によってサポートロッドが確実に上昇される。
上記の目的を達成するため、第2考案は、例えば、図6Aおよび図6Bに示すように、ワークサポートを次のように構成した。
ハウジング1内で軸方向の先端側および基端側へ移動可能なサポートロッド2が、当該ハウジング1の先端壁1aに挿入される。前記サポートロッド2の外周に環状のコレット5が外嵌めされる。前記ハウジング1内に軸方向へ形成されるシリンダ孔11にピストン12が挿入される。そのピストン12の駆動によって当該ピストン12が前記コレット5を介して前記サポートロッド2をロックする。前記ハウジング1の基端壁1bに出力部材24が軸方向へ移動可能となるように挿入される。前記サポートロッド2と前記出力部材24との間に装着される進出バネ43が、前記サポートロッド2と前記出力部材24とを離間させるように付勢する。前記進出バネ43が最も圧縮されたときに、その進出バネ43の隣り合う巻線同士が密着状態となっている。前記基端側の限界位置にある前記サポートロッド2が、何らかの異常によって、前記ハウジング1に固着されている固着状態であるときに、前記出力部材24が前記基端側から前記先端側に移動されることにより、前記出力部材24が前記密着状態の前記進出バネ43を介して前記サポートロッド2を前記基端側から押して前記固着状態を解除する。
図1は、本考案の第1実施形態を示し、ワークサポートのリリース状態を示す立面視の断面図である。 図2は、上記ワークサポートのロック状態を示す立面視の断面図であって、上記図1に類似する図である。 図3は、上記ワークサポートの第2ピストンがサポートロッドを押し上げている状態を示す立面視の断面図であって、上記図1に類似する図である。 図4は、本考案の第2実施形態を示し、図3に類似する図である。 図5Aは、本考案の第3実施形態を示す立面視の断面図であり、ワークサポートのリリース状態を示す、図1に類似する図である。 図5Bは、本考案の第3実施形態を示す立面視の断面図であり、上記ワークサポートの第2ピストンがサポートロッドを押し上げている状態を示す、図3に類似する図である。 図6Aは、本考案の第4実施形態を示す立面視の断面図であり、ワークサポートのリリース状態を示す、図1に類似する図である。 図6Bは、本考案の第4実施形態を示す立面視の断面図であり、上記ワークサポートの第2ピストンがサポートロッドを押し上げている状態を示す、図3に類似する図である。
図1は、本考案の第1実施形態を示している。この実施形態では、空圧式のワークサポートに本考案を適用した場合を例示してある。まず、上記ワークサポートの構造を説明する。
固定台としてのテーブルTに形成される収容穴に、ワークサポートのハウジング1がネジ固定される。そのハウジング1は、上壁(先端壁)1aと、下壁(基端壁)を構成する下ブロック1bと、胴部分1cとを備える。そのハウジング1内にサポートロッド2が上下方向(軸方向の先端側および基端側)へ移動可能に挿入される。そのサポートロッド2の上部には、ワークWに接当される押ボルト3が設けられる。
上記サポートロッド2の外周面の下半部分に狭持固定領域Rが設けられ、その狭持固定領域Rに筒状のコレット5が外嵌される。そのコレット5は、上すぼまりのテーパ外周面5aを備え、上下方向へ延びる1つのスリット5bによって弾性的に縮径されるようになっている。そのコレット5の外周側に環状の伝動具6が配置され、その伝動具6のテーパ内周面6aがコレット5のテーパ外周面5aに上側から対面される。そのテーパ外周面5aとテーパ内周面6aとの間に形成した環状テーパ隙間7には多数のボール8が挿入されている。
作動用の第1シリンダ10は、ハウジング1の胴部分1c内に形成された第1シリンダ孔(シリンダ孔)11と、その第1シリンダ孔11と伝動具6との間に挿入された環状の第1ピストン(ピストン)12と、その第1ピストン12を下降させる作動室13と、その第1ピストン12を上昇させる第1バネ14とを備える。その第1バネ14は、伝動具6の下側に形成されるバネ室15に装着されている。
より詳しくいえば、上記の第1ピストン12の上部が封止部材16によって上壁1aに保密状に案内されると共に、第1ピストン12の下部が別の封止部材17によって下ブロック1bに保密状に案内されている。そして、作動室13へ圧縮エアを供給することにより、第1ピストン12の上端に形成した大面積の環状受圧面に下向きの力が作用すると共に、第1ピストン12の下端に形成した小面積の環状受圧面に上向きの力が作用して、これらの上下の差力によって第1ピストン12が下降する。
前記の第1バネ14は、ここでは圧縮コイルバネからなり、伝動具6の下面に装着した上バネ受け19とコレット5の下端に装着した下バネ受け20との間に装着されている。なお、上バネ受け19が多数のボール8を受け止めている。また、第1バネ14の付勢力が下バネ受け20を介してコレット5の下端を下ブロック1bに接当させている。
上記の下ブロック1b内に進退用の第2シリンダ21が設けられる。その第2シリンダ21は、次のように構成されている。下ブロック1bに大径の第2シリンダ孔22と小径のロッド孔23とが上向きに直列に連通される。その第2シリンダ孔22に出力部材24の第2ピストン25が封止部材25aを介して保密状に挿入されると共に、ロッド孔23に出力部材24のピストンロッド26が挿入される。なお、本実施形態において、第2ピストン25とピストンロッド26との両者を別体に構成しているが、これら両者を一体に構成してもよい。
上記の第2シリンダ孔22の下壁30は、収容穴の底壁によって構成されており、その下壁30と第2ピストン25との間に入口室31が形成される。その入口室31に圧縮エアの給排口32が連通される。また、第2シリンダ孔22の上壁34と第2ピストン25との間に出口室35が形成される。その第2ピストン25を下向きに後退させる第2バネ36がロッド孔23の上壁とピストンロッド26との間に装着される。本実施形態において、第2バネ36は、圧縮コイルバネによって構成されている。なお、本実施形態において、出力部材24を上方へ移動させる駆動手段は、入口室31と、その入口室31に供給される圧縮エアとによって構成される。出力部材24を下方へ移動させる駆動手段は、第2バネ36によって構成される。
前記のピストンロッド26の先端部にフランジ部42が形成され、そのフランジ部42がサポートロッド2の被操作部2aに上側から係合される。そのピストンロッド26のフランジ部42と押ボルト3との間に、サポートロッド2を上向きに付勢する進出バネ(付勢手段)43が装着される。本実施形態において、進出バネ43は、圧縮コイルバネによって構成してある。
さらに、作動室13を入口室31と出口室35との一方へ連通させる切換え手段48が設けられる。より詳しくいえば、作動室13と第2シリンダ孔22の上部との間に連通孔49が形成される。その連通孔49の開口部と第2ピストン25の外周面とによって切換え手段48が構成されている。
上記ワークサポートの作動を図1および図2によって説明する。図1に示すリリース状態では、第1ピストン12及び伝動具6が第1バネ14によって上昇されることにより、コレット5の縮径が解除されている。また、第2ピストン25及びピストンロッド26が第2バネ36によって下降する。これにより、ピストンロッド26のフランジ部42が進出バネ43に抗してサポートロッド2を下降させている。
ここで、本実施形態の出力部材24は、図1に示す下限位置(基端側の限界位置)から図2に示す上限位置(先端側の限界位置)まで移動可能であり、その出力部材24の可動ストロークSを図1中に示す。また、図1に示すワークサポートのリリース状態において、下限位置(基端側の限界位置)にある出力部材24の係合部70から、下限位置(基端側の限界位置)にあるサポートロッド2に取り付けられた(サポートロッド2の一部を構成する)押しボルト3の係止部71まで離間されており、その距離を図1にHで示す。上記の出力部材24の可動ストロークSは、係合部70から係止部71までの距離Hよりも長くなるように設定されている。
上記リリース状態で、ワークWを押ボルト3の上方位置に水平方向へ搬入する。
そして、上記のワークサポートを図1のリリース状態から図2のロック状態に駆動させ
るときに、圧縮エアを給排口32から入口室31へ供給する。すると、まず、入口室31の圧縮エアが第2ピストン25およびピストンロッド26を第2バネ36に抗して上昇させていく。次いで、ピストンロッド26のフランジ部42が進出バネ43と押ボルト3とを介してサポートロッド2を上昇させていく。すると、押ボルト3の上端面がワークWに接当する。この状態では、ピストンロッド26のフランジ部42の下面とサポートロッド2の被操作部2aとの間には、隙間が上下方向に形成されていると共に、ピストンロッド26の上端面と押ボルト3の下端面との間にも接当隙間が上下方向に形成されている。
次いで、上記の第2ピストン25の上限位置への移動により、第2ピストン25の封止部材25aが連通孔49を通り越える。すると、第2ピストン25の給排口32の圧縮エアが入口室31と連通孔49を順に通って作動室13へ供給される。そして、その作動室13の圧力が所定の設定圧力を越えると、その作動室13から第1ピストン12へ作用する空圧力の上下方向の差力が伝動具6に作用する。その下向きの差力が伝動具6を下方へ移動させると、その伝動具6のテーパ内周面6aがボール8を転動させながらコレット5のテーパ外周面5aにスムーズに係合していき、そのコレット5を縮径させる。これにより、その縮径されたコレット5がサポートロッド2の外周面を軸心に向けて押圧し、そのサポートロッド2を図2に示す高さ位置にロック(狭持固定)する。ロック状態でワークWの上面を機械加工し、その加工時の押し下げ力をサポートロッド2のサポート力によって下方から強力に受け止めるのである。
上記の機械加工が終了した後、入口室31の圧縮エアを排出する。すると、まず、第2ピストン25およびピストンロッド26が下降して、そのピストンロッド26のフランジ部42がロック状態のサポートロッド2の被操作部2aに上側から接当する。このため、進出バネ43によってサポートロッド2が上昇するのをフランジ部42が確実に阻止し、その後、サポートロッド2のロック状態が解除される。より詳しくいえば、次の通りである。
上記の圧縮エアの排出により、まず、第2バネ36によって第2ピストン25とピストンロッド26とが下降していく。次いで、作動室13の圧縮エアが、前記の連通孔49と、出口室35と、ロッド孔23と、サポートロッド2の筒孔と、下壁1bとサポートロッド2の下面との間に形成される連通溝45と、バネ室15と、下壁に上下方向へ形成される縦孔46とを通って外部へ排出される。そして、作動室13の圧力が所定の設定圧力を下回ると、第1ピストン12及び伝動具6が第1バネ14によって上側へ押圧され、その伝動具6のテーパ内周面6aがボール8を転動させながらスムーズに上方へ移動し、コレット5のテーパ外周面5aの押圧状態を解除する。これにより、コレット5が自己の弾性復元力によって拡径して、サポートロッド2のロック状態が解除される。このため、第2ピストン25およびピストンロッド26がさらに下降して、サポートロッド2を図1の下降位置に復帰させる。
上記ワークサポートは、下記のような異常状態において、次のように作動する。
上記のリリース状態において、ワークサポートの上壁1aとサポートロッド2との間に切粉や切削油等が降り積もったことや、経年劣化によってハウジング1に対するサポートロッドの摺動抵抗が増加したこと等によって上壁1aとサポートロッド2の外周壁とが固着されることがある(異常状態)。この異常状態において、前述した従来のワークサポートでは、第2ピストン25がピストンロッド26と進出バネ43とを介してサポートロッド2を上方へ押しても、上記の固着によってサポートロッド2が上昇できない。
本実施形態のワークサポートにおいて、上記の異常状態で、ロック駆動させるときに、給排口32から入口室31へ圧縮エアを供給すると、入口室31の圧縮エアが第2バネ36の付勢力に抗して第2ピストン25を上昇させていく。このとき、サポートロッド2は、ハウジング1の上壁1aに固着されて、サポートロッド2の上方への移動が制限されている。次いで、ピストンロッド26の上部に形成された係合部70が、押しボルト3の下端部に形成された係止部71に衝突される。これにより、その衝突の衝撃力もしくは押圧力が、押しボルト3を介してサポートロッド2に作用され、その後、ピストンロッド26がサポートロッド2を押上げていく。その結果、サポートロッド2と上壁1との固着状態が解除される。引き続いて、進出バネ43のバネ付勢力によってサポートロッド2が上昇されて、押しボルト3の上端面がワークWの下端面に当接される。その後、上述したように、第1ピストン12がコレット5を介してサポートロッド2を所定高さ位置でロック(挟持固定)する。
前記の第1実施形態は次の長所を奏する。
上記のワークサポートがリリース状態で、サポートロッド2がハウジング1の上壁1aに固着される固着状態であるときに、出力部材24を上方へ移動させて、その出力部材24の係合部70をサポートロッド2の係止部71に衝突させることにより、サポートロッド2とハウジング1との固着状態が確実に解除される。なお、本実施形態において、出力ロッド24は、上限位置から僅かに下方の上限位置付近から上限位置までの間で、下限位置にあるサポートロッド2に当接可能となっている。また、出力ロッド24は、サポートロッド2が図1に示すリリース位置(下限位置)から僅かに上方へ移動されると、当接できなくなるように構成されている。このため、進出バネ43は、従来の進出バネと同様に、サポートロッドの自重や摩擦抵抗等に抗する程度の付勢力を有するが、載置台からワークを持ち上げない程度の付勢力を有する進出バネ43を採用することができる。
図4,図5Aおよび図5B,図6Aおよび図6Bは、本考案の第2から第4実施形態を示している。この第2から第4実施形態では、上記の第1実施形態と同じ構成の部材には原則として同一の参照符号を付けてあり、その第1実施形態と異なる構成について説明する。
図4に示す第2実施形態が上記の第1実施形態と異なる点は次の通りである。
ハウジング1内に挿入されるサポートロッド2の外周面に、筒状のコレット5が外嵌される。なお、本実施形態のコレット5は、ゴム製の弾性体51によって下ブロック1bに押圧されている。また、弾性体51は、ゴムに代えて、波形ワッシャ,皿バネ,コイルバネ等のバネ部材によって構成してもよい。
ハウジング1の下部内に進退用の第2シリンダ21が設けられる。その第2シリンダ21は次のように構成されている。
そのハウジング1の下ブロック1bに第2シリンダ孔22が形成され、その第2シリンダ孔22に第2ピストン25が保密状に挿入される。その第2ピストン25からピストンロッド26が上方に突設され、ピストンロッド26がサポートロッド2の筒孔に挿入される。第2ピストン25の下側に形成された第2作動室52が、連通路53を介して前記の第1作動室13に連通可能になっている。また、第1シリンダ孔11の内周面と第1ピストン12の外周面との間に形成される環状隙間によって、絞り路54が構成される。上記第2ピストン25とピストンロッド26とで出力部材24が構成される。
上記ワークサポートがリリース状態であるときには、第2作動室52から圧油が排出されている。このため、第1ピストン12が第1バネ14によって上昇されてコレット5の縮径を解除している。また、第2ピストン25及びピストンロッド26が第2バネ36によって下降されている。これにより、フランジ部42が前記サポートロッド2を下降させている。また、ハウジング1の下壁1bに形成される供給路46を通ってバネ室(作動室)15に圧縮エア(作動用圧力流体)が供給される。そのバネ室15の圧縮エアがサポートロッド2を上方に付勢している。本実施形態において、サポートロッド2をハウジング1に対して上方へ付勢する付勢手段が、バネ室15とそのバネ室15に供給
される圧縮エアによって構成される。
上記ワークサポートをリリース状態からロック状態へ作動させるときには、ワークWを押ボルト3の上方位置に水平方向へ搬入する。その後、圧油源の圧油が給排口32を通って第2作動室52へ供給される。すると、第2作動室52の圧油によって第2ピストン25およびピストンロッド26が第2バネ36に抗して上昇されていくと、ピストンロッド26のフランジ部42がサポートロッド2の被操作部2aから上方へ離間されていく。次いで、バネ室15に供給される圧縮エアが、サポートロッド2を上方へ移動させていく。引き続いて、押ボルト3がワークWに接当する。この状態では、ピストンロッド26のフランジ部41とサポートロッド2の被操作部2aとの間には、接当隙間が上下方向に形成されている。
次いで、第2作動室52の圧油が連通路53を通って第1作動室13に緩やかに供給される。第1作動室13の圧力が十分でない(所定圧力を下回っている)ときには、第1バネ14の上方への付勢力によって第1ピストン12が上限位置に保持される。その後、第1作動室13の圧力が所定の圧力を上回った時点で、その第1作動室13から第1ピストン12へ作用する圧力の上下方向の差力が第1バネ14の上方への付勢力に抗して第1ピストン12を下向きに移動させていく。すると、その第1ピストン12のテーパ内周面6aがボール8を転動させながらコレット5のテーパ外周面5aにスムーズに係合していき、そのコレット5を縮径させる。これにより、その縮径されたコレット5がサポートロッド2の外周面を半径方向の内方へ押圧し、そのサポートロッド2を所定の高さ位置に狭持固定する。そのロック状態でワークWの上面を機械加工し、その加工時の押し下げ力をサポートロッド2が、上下方向に作用する強力な外力を受け止める。本実施形態において、上記サポートロッド2の所定の高さ位置は、出力部材24の係合部70とサポートロッド2の係止部71とが当接可能な高さ位置より上方(先端側)となるように設定されている。すなわち、ワークWを支持しているときのサポートロッド2の係止部71と、出力部材24の係合部70との間には隙間が形成される。これにより、出力部材24がサポートロッド2を介してワークWを載置台から持ち上げるのを防止し、その結果、ワークWの加工精度が悪くなるのを防止できる。
上記ワークサポートをロック状態からリリース状態へ作動させるときには、機械加工が終了した後、第2作動室52の圧油を外部へ排出する。すると、まず、第1バネ14が第1ピストン12を上方へ押圧して、その第1ピストン12のテーパ内周面6aがボール8を転動させながらスムーズに上向き移動させ、コレット5のテーパ外周面5aの押圧状態を解除する。これにより、コレット5が自己の弾性復元力によって拡径して、サポートロッド2のロック状態が解除される。これとほぼ同時に、第2バネ36が第2ピストン25を下降させて、フランジ部42がサポートロッド2を下降駆動させる。
上記ワークサポートは、図4に示す異常状態において、次のように作動する。
上記のリリース状態において、ワークサポートの上壁1aとサポートロッド2との間に切粉や切削油等が降り積もることによって上壁1aとサポートロッド2の外周壁とが固着することがある(異常状態)。
上記の異常状態で、本実施形態のワークサポートをロック駆動させるときに、給排口32から第2作動室52へ圧油を供給すると、第2作動室52の圧油が第2バネ36の付勢力に抗して第2ピストン25を上昇させていく。このとき、サポートロッド2は、ハウジング1の上壁1aに固着されて、上下方向の移動を制限されている。次いで、ピストンロッド26の止め輪72に形成された係合部70が、サポートロッド2の被操作部2aに形成された係止部71に衝突する。これにより、ピストンロッド26がサポートロッド2を直接強力に押上げる。その結果、サポートロッド2と上壁1aとの固着状態が解除される。すると、バネ室15の圧縮エアの上方への付勢力によってサポートロッド2が上昇されて、押しボルト3の上端面がワークWの下端面に当接される。その後、前述した第1実施形態と同様に、第1ピストン12がコレット5を介してサポートロッド2を所定高さ位置で挟持固定する。
図5Aおよび図5Bに示す第3実施形態が上記の第1実施形態と異なる点は次の通りである。
ワークサポートのハウジング1の下部中央に筒状の中央部材56が上向きに設けられ、その中央部材56の下フランジ56aが下ブロック1bによってハウジング1に押圧固定される。
上記ハウジング1にサポートロッド2が上下方向へ移動可能に支持される。そのサポートロッド2の上端部に筒部材57がネジ止めされている。サポートロッド2の下半部が中央部材56に所定の隙間をあけて外嵌めされる。その隙間によって後述のエア流路58の一部が構成されている。
上記の中央部材56の筒孔に第2ピストン25が保密状に挿入される。
テーブルTに、圧縮エアを供給および排出する給排口32が形成され、給排口32が連通路53を通って作動室52に連通される。その連通路53の途中部で分岐された流路73が第1作動室13に連通される。その流路73に絞り部74が設けられている。
上記ハウジング2の右上部に、圧縮エアが供給されるエア供給ポート59が設けられる。また、筒部材57の筒孔に弁部材61が上下方向に移動可能に挿入される。弁部材61の外周壁と筒部材57の筒孔および上端面との間に出口路60が形成される。その出口路60の一部を構成する溝状の連通路62が、弁部材61のロッド部分61aの外周壁に上下方向に形成される。また、弁部材61の上部に設けた拡径部61bの外周が下向きに突出され、その下向き突出部に下向きの弁面63が形成される。これに対応して、筒部材57の上端部に弁座64が設けられる。
上記の弁部材61は、自重によって下向きに押圧され、拡径部61bの下側の圧力室65の空圧力によって自重に抗して上方の開き位置へ切換えられる。図5Bに示す開き位置では、弁面63と弁座64との間に、平面視で環状の隙間が形成される。なお、サポートロッド2が上昇してワークWに弁部材61が当接されたときに、弁部材61の弁面63が筒部材57の弁座64に当接されて、エア流路58が遮蔽される。これにより、エア流路58内の圧力が上昇され、その上昇圧力を圧力スイッチで検出する。その結果、弁部材61がワークWの下面に当接される位置に上昇されたことが確認される。なお、筒部材57および弁部材61は、サポートロッド2の一部を構成する部材である。
上記エア供給ポート59と出口路60とがエア流路58によって連通される。そのエア流路58は、この実施形態では、ハウジング1の右上部の斜め路66と、バネ室15と、コレット5のスリット5bと、サポートロッド2の下端部の外周空間および下側空間と、サポートロッド2の下半部内周面と中央部材56の外周面との間に形成された隙間67と、サポートロッド2の被操作部2aに設けた縦溝68と、サポートロッド2の筒孔を備える。
上記第3実施形態で示すワークサポートは、下記の異常状態において、次のように作動する。
図5Aに示すリリース状態において、ワークサポートの上壁1aとサポートロッド2とが切粉や切削油等によって固着することがある(異常状態)。この異常状態で、上記ワークサポートをロック駆動させるときに、給排口32から作動室52へ圧縮エアを供給すると、作動室52の圧縮エアが第2バネ36の付勢力に抗して第2ピストン25を上昇させ
ていく。このとき、サポートロッド2は、ハウジング1の上壁1aに固着されて、上下方向の移動を制限されている。次いで、ピストンロッド26の係合部70が、弁部材61の係止部71を押し上げていく。すると、その弁部材61の下端に形成されたフランジ部75が筒部材57下端面に衝突する。その衝突の衝撃または押圧力により上壁1aとサポートロッド2との固着状態が解除される。引き続いて、進出バネ43のバネ付勢力によってサポートロッド2が上昇されていく。このとき、圧縮エア源からエア流路58を通って出口路60に供給される圧縮エアによって圧力室65の圧力が上昇され、その圧力室65の空圧力が筒部材57から弁部材61を上方へ持ち上げて開弁させている。次いで、弁部材61の上端面がワークWの下端面に当接される。引き続いて、弁部材61の弁面63に筒部材57の弁座64が当接されて閉弁される。このとき、流路58の圧力が上昇され、その上昇圧力を(図示しない)圧力スイッチによって検出することにより、弁部材61がワークWの下面に当接されたことが確実に検出される。その後、第1ピストン12がコレット5を介してサポートロッド2を所定高さ位置で挟持固定する。なお、上記第2ピストン25とピストンロッド26とで出力部材24が構成される。
図6Aおよび図6Bに示す第4実施形態が上記の第1実施形態と異なる点は次の通りである。
図6Aに示すように、ピストンロッド26のフランジ部42と押ボルト3との間に、サポートロッド2を上向きに付勢する進出バネ(付勢手段)43が装着される。その進出バネ43は、ここでは、圧縮コイルバネによって構成してある。また、図6Bに示すように、その進出バネ43が最も圧縮されたときに、その進出バネ43の隣り合う巻線同士が密着状態となるように構成される。そして、図6Aに示す下限位置でサポートロッド2が、何らかの異常によって、ハウジング1に固着される固着状態であるときに、出力部材24が下側(基端側)から上側(先端側)に移動されることにより、出力部材24が上記密着状態の進出バネ43を介してサポートロッド2を下側から押して固着状態を解除する。
上記の実施形態は次のように変更可能である。
前記第1実施形態の駆動手段は、入口室31と、その入口室31に供給される圧縮エアとによって構成されることに代えて、その入口室31に供給される他の圧力流体とによって構成されてもよい。出力部材24を下方へ移動させる駆動手段は、例示の第2バネ36に代えて、ゴム等の弾性体であってもよく、さらには、圧縮エア等であってもよい。
前記の多数のボール8に代えて、低摩擦機能を備えた円柱部材によって構成してもよい。
第1実施形態及び第4実施形態の切換え手段48は、作動室13を入口室31と出口室35とへ切り換えて連通させるものであればよい。従って、第2ピストン25の外周面が連通孔49の開口部を全閉する瞬間があっても差し支えなく、又は、連通孔49が入口室31と出口室35との両方へ連通する瞬間があっても差し支えない。さらには、その切換え手段48は、連通孔49の開口部と第2ピストン25の外周面との組み合わせに限定されるものでないことは勿論である。
また、第1実施形態の連通孔49に、絞り路を設けてもよく、また、絞り路に代えて、又は、これに加えて、第1シリンダ孔11と第1ピストン12との間の環状隙間を小さい値に設定することが好ましい。この場合、環状隙間や連通孔49の流動抵抗が大きくなるので、作動室13の昇圧時間および降圧時間が長くなる。これにより、第1ピストン12の下降開始および上昇開始が遅くなる。以上により、第1ピストン12によるサポートロッド2のロック開始およびロック解除の開始を遅らせることができるので、ピストンロッド26が上昇および下降した後にサポートロッド2を確実にロックおよびロック解除させることできる。
また、本考案は、例示した構造のワークサポートに適用することに代えて、別の構造のワークサポートに適用可能であり、さらには、ワークサポートとは異なる用途にも適用可
能である。例えば、コレット5を利用したテーパ伝動機構に代えて、薄肉スリーブの外周に環状のガス作動室を形成して、その薄肉スリーブを圧力ガスによって縮径させてサポートロッド等をロックすることが考えられる。
前記の出口路60は、サポートロッド2の内部空間を外部へ連通させるものであればよく、例示した構造に限定されないことは勿論である
また、サポートロッド2から筒部材57を省略してもよい。この場合、サポートロッド2を構成する前記の弁部材61は、サポートロッド2に直接に支持されることになる。
さらに、上記サポートロッド2から上記の弁部材61を省略して、そのサポートロッド2の上端面に、細径に形成した前記の出口路60を、直接に開口させてもよい。この場合、上記サポートロッド2の上端面が前記ワークWに接当したときに上記出口路60の開口部が塞がれて当該出口路60が閉じられることになる。
1:ハウジング,1a:上壁(先端壁),1b:下壁(基端壁),2:サポートロッド,5:コレット,11:シリンダ孔,12:第1ピストン(ピストン),15:バネ室(作動室),24:出力部材,43:進出バネ,70:係合部,71:係止部.

Claims (5)

  1. ハウジング(1)内で軸方向の先端側および基端側へ移動可能となるように当該ハウジング(1)の先端壁(1a)に挿入されるサポートロッド(2)と、
    前記サポートロッド(2)の外周に外嵌めされる環状のコレット(5)と、
    前記ハウジング(1)内に軸方向へ形成されるシリンダ孔(11)に挿入されるピストン(12)であって、当該ピストン(12)の駆動によって前記コレット(5)を介して前記サポートロッド(2)をロックするピストン(12)と、
    前記ハウジング(1)の基端壁(1b)に軸方向へ移動可能となるように挿入される出力部材(24)と、
    前記サポートロッド(2)と前記出力部材(24)とを離間させるように付勢する付勢手段と、を備え、
    前記基端側の限界位置にある前記サポートロッド(2)が、何らかの異常によって、前記ハウジング(1)に固着される固着状態であるときに、前記出力部材(24)が前記基端側から前記先端側に移動されることにより、前記出力部材(24)に形成される係合部(70)が、前記サポートロッド(2)に形成される係止部(71)を前記基端側から押して前記固着状態を解除する、
    ことを特徴とするワークサポート。
  2. 請求項1のワークサポートにおいて、
    前記出力部材(24)の前記基端側の限界位置から前記先端側の限界位置までの可動ストローク(S)は、前記基端側の限界位置にある前記出力部材(24)の前記係合部(70)から、前記基端側の限界位置にある前記サポートロッド(2)の前記係止部(71)までの距離(H)よりも長くなるように設定されている、
    ことを特徴とするワークサポート。
  3. 請求項1又は2のワークサポートにおいて、
    前記付勢手段は、前記サポートロッド(2)の前記基端側に形成される作動室(15)と、前記作動室(15)に供給される作動用圧力流体とによって構成される、
    ことを特徴とするワークサポート。
  4. 請求項1又は2のワークサポートにおいて、
    前記付勢手段は、前記サポートロッド(2)と前記出力部材(24)との間に装着される進出バネ(43)によって構成される、
    ことを特徴とするワークサポート。
  5. ハウジング(1)内で軸方向の先端側および基端側へ移動可能となるように当該ハウジング(1)の先端壁(1a)に挿入されるサポートロッド(2)と、
    前記サポートロッド(2)の外周に外嵌めされる環状のコレット(5)と、
    前記ハウジング(1)内に軸方向へ形成されるシリンダ孔(11)に挿入されるピストン(12)であって、当該ピストン(12)の駆動によって前記コレット(5)を介して前記サポートロッド(2)をロックするピストン(12)と、
    前記ハウジング(1)の基端壁(1b)に軸方向へ移動可能となるように挿入される出力部材(24)と、
    前記サポートロッド(2)と前記出力部材(24)との間に装着される進出バネ(43)であって、前記サポートロッド(2)と前記出力部材(24)とを離間させるように付勢する進出バネ(43)と、を備え、
    前記進出バネ(43)が最も圧縮されるときに、その進出バネ(43)の隣り合う巻線同士が密着状態となっており、
    前記基端側の限界位置にある前記サポートロッド(2)が、何らかの異常によって、前
    記ハウジング(1)に固着されている固着状態であるときに、前記出力部材(24)が前記基端側から前記先端側に移動されることにより、前記出力部材(24)が前記密着状態の前記進出バネ(43)を介して前記サポートロッド(2)を前記基端側から押して前記固着状態を解除する、
    ことを特徴とするワークサポート。
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