JP3232970U - 容量拡大可能なエネルギー貯蔵電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】容量を並列に組み合わせやすく、エネルギー貯蔵電源装置の拡張可能性を実現し、実際の市場需要を満たす容量拡大可能なエネルギー貯蔵電源装置を提供する。【解決手段】容量拡大可能なエネルギー貯蔵電源装置は、本体1及び本体1内に設置された主電源パックを含み、本体1に取り外し可能に接続された外付け容量拡大モジュールをさらに含み、外付け容量拡大モジュールは、拡張電源パック6を含み、拡張電源パック6は、主電源パックに電気的に接続される。エネルギー貯蔵電源装置の本体1に取り外し可能な外付け容量拡大モジュールを接続する設計により、ユーザは、出力電力に対する需要に応じて元のエネルギー貯蔵電源装置の電池容量を調整し、エネルギー貯蔵電源装置の拡張可能性を実現し、実際の市場需要を満たすことができ、元のエネルギー貯蔵電源装置の内部構造を変更する必要がなく、簡単で便利である。【選択図】図6

Description

本考案は、エネルギー貯蔵電源の技術分野に関し、特に容量拡大可能なエネルギー貯蔵電源装置に関する。
携帯端末装置の機能が益々強くなり、ユーザが携帯端末装置を使用してビデオを見たり、ゲームをプレイしたり、チャットしたりすることができるが、携帯端末の電力消費が速くなり、ユーザ体験に影響を与えることを回避するために、エネルギー貯蔵電源をタイムリーに使用して携帯端末装置に充電する必要がある。
異なる容量の携帯型エネルギー貯蔵電源が市販され、異なる容量の携帯型エネルギー貯蔵電源の体積及び重量の差が大きく、かつエネルギー貯蔵電源の容量が一定であり、エネルギー貯蔵電源の出力電力に対する携帯端末の需要が増大する場合、より大きなエネルギー貯蔵電源を交換することしかできない。
すなわち、現在の携帯型エネルギー貯蔵電源にある欠陥は、ユーザの異なる容量のエネルギー貯蔵電源に対する使用需要をよく満たすことができないことである。
従来技術の不足を克服するために、本考案は、容量を並列に組み合わせやすく、エネルギー貯蔵電源装置の拡張可能性を実現し、実際の市場需要を満たす容量拡大可能なエネルギー貯蔵電源装置を提供する。
本考案は、その技術的課題を解決するために、以下の技術手段を採用する。容量拡大可能なエネルギー貯蔵電源装置は、本体及び前記本体内に設置された主電源パックを含み、前記本体に取り外し可能に接続された外付け容量拡大モジュールをさらに含み、前記外付け容量拡大モジュールは、拡張電源パックを含み、前記拡張電源パックは、前記主電源パックに電気的に接続される。
好ましくは、前記主電源パックに第1の金属端子付きの第1の外付けメインボードが接続され、前記本体に前記第1の金属端子に対応する挿入孔が設置される。
好ましくは、前記外付け容量拡大モジュールは、前記拡張電源パックを収容するケースをさらに含み、前記拡張電源パックに前記第1の金属端子と突き合わせる第2の金属端子が設置され、前記ケースに前記第2の金属端子が貫通する逃げ孔が設置される。
好ましくは、前記ケースは、上部ケース及び底部ケースを含み、前記上部ケースは、前記底部ケースにキャッピングされて、前記拡張電源パックを収容する空間を形成し、前記逃げ孔は、前記上部ケースに設置される。
好ましくは、前記拡張電源パックに第2の外付けメインボードが接続され、前記第2の金属端子は、前記第2の外付けメインボードに上向きに設置される。
好ましくは、前記外付け容量拡大モジュールの前記本体に近い端面には、第1の接続構造が設置され、前記本体の底部には、前記第1の接続構造と係合接続された第2の接続構造が設置される。
好ましくは、前記第1の接続構造は、前記外付け容量拡大モジュールの上端面に沿って側面に向かって突起する接続タブと、前記接続タブに設置された第1のネジ孔と、を含み、前記第2の接続構造は、前記第1のネジ孔に対応する第2のネジ孔である。
好ましくは、前記第1の接続構造は、前記外付け容量拡大モジュールの上端面に設置されたバックルを含み、前記第2の接続構造は、前記バックルに係合接続するための留め付け位置を含む。
好ましくは、前記第1の金属端子は、2つのメタルドームを含み、前記第2の金属端子は、2つの突起型端子を含み、前記本体が外付け容量拡大モジュールに接続される場合、2つの前記突起型端子は、それぞれ2つの前記メタルドームを変形させるように押さえることができる。
好ましくは、各前記メタルドームの両端は、対向して曲げられて2つの接触点を形成する。
本考案の有益な効果は、以下のとおりである。本考案のエネルギー貯蔵電源装置は、本体及び前記本体内に設置された主電源パックを含み、前記本体に取り外し可能に接続された外付け容量拡大モジュールをさらに含み、前記外付け容量拡大モジュールは、拡張電源パックを含み、前記拡張電源パックは、前記主電源パックに電気的に接続される。
エネルギー貯蔵電源装置の本体に取り外し可能な外付け容量拡大モジュールを接続する設計により、ユーザは、出力電力に対する需要に応じて元のエネルギー貯蔵電源装置の電池容量を調整し、エネルギー貯蔵電源装置の拡張可能性を実現し、実際の市場需要を満たすことができ、そして、元のエネルギー貯蔵電源装置の内部構造を変更する必要がなく、簡単で便利である。
以下、図面及び実施例を参照しながら、本考案を好ましく説明する。
本考案のエネルギー貯蔵電源装置の本体と外付け容量拡大モジュールとの分離を示す概略図である。 本考案のエネルギー貯蔵電源装置の本体の内部を示す概略図である。 本考案のエネルギー貯蔵電源装置の第1の金属端子を示す概略図である。 本考案のエネルギー貯蔵電源装置の外付け容量拡大モジュールを示す全体概略図である。 本考案のエネルギー貯蔵電源装置の外付け容量拡大モジュールを示す分解概略図である。 本考案のエネルギー貯蔵電源装置の本体が外付け容量拡大モジュールに接続される場合の局部断面概略図である。
なお、本考案において、逆に説明しない場合、使用される方位用語、例えば「上、下、頂、底、前、後」は、通常、図面に示す方向に関するものであり、又は部材自体にとって鉛直、垂直又は重力方向に関するものであり、同様に、理解及び説明の便宜上、「内、外」は、各部材自体の輪郭に対する内、外を指すが、上記方位用語は、本考案を制限するものではない。
図1〜図6は、本考案の容量拡大可能なエネルギー貯蔵電源装置の実施例の概略構成図である。
本実施例における容量拡大可能なエネルギー貯蔵電源装置は、本体1及び本体1内に設置された主電源パック5を含み、本体1の頂部に取っ手が設置されることにより、ユーザが把持の方式で携帯し搬送しやすく、その使用の利便性を向上させる。本体1内の主電源パック5は、一定の電源容量を有し、例えば、該一定の電源容量は、800Wであってよい。
本エネルギー貯蔵電源装置の容量拡大の可能性を実現するために、本体1に外付け容量拡大モジュール2が取り外し可能に接続され、外付け容量拡大モジュール2は、拡張電源パック6を含み、拡張電源パック6は、主電源パック5に電気的に接続され、拡張電源パック6の容量は、実際の必要に応じて選択されてよい。
本実施例では、本体1と外付け容量拡大モジュール2とは取り外し可能な形態であり、外付け容量拡大モジュール2における拡張電源パック6は、本体1における主電源パック5に電気的に接続されて容量の並列接続を実現することにより、元のエネルギー貯蔵電源装置の電池容量を増大させる。
エネルギー貯蔵電源装置の本体1に取り外し可能な外付け容量拡大モジュール2を接続する設計により、ユーザは、出力電力に対する需要に応じて元のエネルギー貯蔵電源装置の電池容量を調整し、エネルギー貯蔵電源装置の拡張可能性を実現し、実際の市場需要を満たすことができ、そして、元のエネルギー貯蔵電源装置の内部構造を変更する必要がなく、簡単で便利である。
なお、外付け容量拡大モジュール2の数又は容量の大きさは、ユーザが必要に応じて自由に選択できる。具体的には、外付け容量拡大モジュール2の本体1に近い端面には、第1の接続構造211が設置され、本体1の底部には、第1の接続構造211と係合接続された第2の接続構造10が設置される。
第1の接続構造211と第2の接続構造10との係合接続により、外付け容量拡大モジュール2と本体1との取り外し可能な接続を実現する。本考案では、第1の接続構造211と第2の接続構造10との係合接続は、バックルと留め付け位置との留め付け接続形式であってもよく、ネジとネジ山との係合接続方式であってもよい。
1つの具体的な実施例では、第1の接続構造211は、外付け容量拡大モジュール2の上端面に沿って側面に向かって突起する接続タブ2111と、上記接続タブ2111に設置された第1のネジ孔2112と、を含み、第2の接続構造10は、第1のネジ孔2112に対応する第2のネジ孔である。
本実施例では、接続タブ2111は4つあり、各接続タブ2111に、いずれも上記第1のネジ孔2112が設置され、第2のネジ孔も4つあり、接続タブ2111上の第1のネジ孔2112と第2のネジ孔を一対一対応させた後、4本のネジ又はスタッド(図示せず)により本体1と外付け容量拡大モジュール2を一体に固定することができ、接続が安定で確実でかつ着脱しやすい。
具体的には、主電源パック5に第1の金属端子3付きの第1の外付けメインボード4が接続され、第1の金属端子3は2つあり、すなわち主電源パック5の正極及び負極は、配線により第1の外付けメインボード4に接続され、さらに第1の外付けメインボード4上の2つの第1の金属端子3にそれぞれ接続される。本体1に第1の金属端子3に対応する挿入孔11が設置される。
本実施例では、第1の外付けメインボード4及び2つの第1の金属端子3は、いずれも本体1の内部に位置し、該挿入孔11により、主電源パック5と外部の拡張電源パック6との電気的接続を実現する。
好ましくは、本体1の外側に該挿入孔11を遮蔽できるカバープレート(図示せず)が設置される。本実施例では、2つの第1の金属端子3は、挿入孔11から延出せず、カバープレートにより本体1の挿入孔11を遮蔽することができる。
外付け容量拡大モジュール2に接続する必要がある場合、該挿入孔11を開けて2つの第1の金属端子3を露出させればよく、外付け容量拡大モジュール2に接続する必要がない場合、該カバープレートをカバーすれば、カバープレートが本体1内の主電源パック5及び内部回路を保護する役割を果たし、かつ美観を向上させる。
本実施例では、外付け容量拡大モジュール2は、さらに拡張電源パック6を収容するケースをさらに含み、拡張電源パック6には、第1の金属端子3と突き合わせる第2の金属端子8が設置され、上記第1の金属端子3は2つあり、第2の金属端子8も2つあり、ケースには、2つの上記第2の金属端子8が貫通する逃げ孔212が設置される。
すなわち、第2の金属端子8は、逃げ孔212を通過し、かつ一部がケースの外端面に露出する。容量を拡大する必要がある場合、本体1内の2つの第1の金属端子3を外付け容量拡大モジュール2の2つの第2の金属端子8に突き合わせばよい。
具体的には、拡張電源パック6にさらに第2の外付けメインボード7が接続され、第2の金属端子8は、第2の外付けメインボード7に上向きに設置される。拡張電源パック6の正極及び負極は、拡張電源パック6の両側から第2の外付けメインボード7まで延在し、第2の外付けメインボード7の中央部には、配線により拡張電源パック6の正極及び負極をそれぞれ2つの第2の金属端子8に接続する。
第1の金属端子3と第2の金属端子8との接触の信頼性を実現するために、本実施例では、2つの第1の金属端子3は、いずれもメタルドームとして設置され、2つの第2の金属端子8は、いずれも突起型端子であり、上記突起型端子は、メタルドームを変形させるように押さえることにより、主電源パック5の正負極と拡張電源パック6の正負極との確実な接続を保証することができる。
具体的には、各メタルドームは、2ミリメートルの圧縮ストロークを有するように設置され、かつ各メタルドームの両端は、対向して曲げられて2つの接触点31を形成し、すなわち、各突起型端子は、各メタルドームの2つの接触点31に当接可能に接続され、さらに主電源パック5と拡張電源パック6との確実な接続を保証する。
具体的には、ケースは、上部ケース21及び底部ケース22を含み、上部ケース21は、底部ケース22にキャッピングされて、拡張電源パック6を収容する空間を形成し、すなわち、上記逃げ孔212は、上部ケース21に設置され、第2の金属端子8は、第2の外付けメインボード7から上部ケース21の逃げ孔212を上向きに貫通する。
底部ケース22は、該拡張電源パック6を載置して固定する。本実施例では、拡張電源パック6は、複数の蓄電池で構成された電池パックであり、底部ケース22のサイズは、拡張電源パック6のサイズと適合する。
以上の記載は、具体的な内容を組み合わせて提供される1つ以上の実施形態であり、本考案の具体的な実施形態は、これらの説明に限定されるものであると認められない。本考案の方法、構成などと近似し、同等であるか、又は本考案の構想で行われたいくつかの技術推定又は置換は、いずれも本考案の保護範囲に属するものと見なされるべきである。
1 本体
10 第2の接続構造
11 挿入孔
2 外付け容量拡大モジュール
21 上部ケース
22 底部ケース
211 第1の接続構造
212 逃げ孔
2111 接続タブ
2112 第1のネジ孔
3 第1の金属端子
31 接触点
4 第1の外付けメインボード
5 主電源パック
6 拡張電源パック
7 第2の外付けメインボード
8 第2の金属端子

Claims (10)

  1. 本体(1)及び前記本体(1)内に設置された主電源パック(5)を含む容量拡大可能なエネルギー貯蔵電源装置であって、前記本体(1)に取り外し可能に接続された外付け容量拡大モジュール(2)をさらに含み、前記外付け容量拡大モジュール(2)は、拡張電源パック(6)を含み、前記拡張電源パック(6)は、前記主電源パック(5)に電気的に接続されることを特徴とする、容量拡大可能なエネルギー貯蔵電源装置。
  2. 前記主電源パック(5)に第1の金属端子(3)付きの第1の外付けメインボード(4)が接続され、前記本体(1)に前記第1の金属端子(3)に対応する挿入孔(11)が設置されることを特徴とする、請求項1に記載のエネルギー貯蔵電源装置。
  3. 前記外付け容量拡大モジュール(2)は、前記拡張電源パック(6)を収容するケースをさらに含み、前記拡張電源パック(6)に前記第1の金属端子(3)と突き合わせる第2の金属端子(8)が設置され、前記ケースに前記第2の金属端子(8)が貫通する逃げ孔(212)が設置されることを特徴とする、請求項2に記載のエネルギー貯蔵電源装置。
  4. 前記ケースは、上部ケース(21)及び底部ケース(22)を含み、前記上部ケース(21)は、前記底部ケース(22)にキャッピングされて、前記拡張電源パック(6)を収容する空間を形成し、前記逃げ孔(212)は、前記上部ケース(21)に設置されることを特徴とする、請求項3に記載のエネルギー貯蔵電源装置。
  5. 前記拡張電源パック(6)に第2の外付けメインボード(7)が接続され、前記第2の金属端子(8)は、前記第2の外付けメインボード(7)に上向きに設置されることを特徴とする、請求項3又は4に記載のエネルギー貯蔵電源装置。
  6. 前記外付け容量拡大モジュール(2)の前記本体(1)に近い端面には、第1の接続構造(211)が設置され、前記本体(1)の底部には、前記第1の接続構造(211)と係合接続された第2の接続構造(10)が設置されることを特徴とする、請求項1に記載のエネルギー貯蔵電源装置。
  7. 前記第1の接続構造(211)は、前記外付け容量拡大モジュール(2)の上端面に沿って側面に向かって突起する接続タブ(2111)と、前記接続タブ(2111)に設置された第1のネジ孔(2112)と、を含み、前記第2の接続構造(10)は、前記第1のネジ孔(2112)に対応する第2のネジ孔であることを特徴とする、請求項6に記載のエネルギー貯蔵電源装置。
  8. 前記第1の接続構造(211)は、前記外付け容量拡大モジュール(2)に設置されたバックルを含み、前記第2の接続構造(10)は、前記バックルに係合接続するための留め付け位置を含むことを特徴とする、請求項6に記載のエネルギー貯蔵電源装置。
  9. 前記第1の金属端子(3)は、2つのメタルドームを含み、前記第2の金属端子(8)は、2つの突起型端子を含み、前記本体(1)が外付け容量拡大モジュール(2)に接続される場合、2つの前記突起型端子は、それぞれ2つの前記メタルドームを変形させるように押さえることができることを特徴とする、請求項3に記載のエネルギー貯蔵電源装置。
  10. 各前記メタルドームの両端は、対向して曲げられて2つの接触点(31)を形成することを特徴とする、請求項9に記載のエネルギー貯蔵電源装置。
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