JP3232945U - 防爆バルブコア、防爆バルブ、ボックス気密性検査治具 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用・操作が簡単になり、検査時に自働的に防爆バルブコアを開き、防爆バルブの急速圧力逃がしチャネルを通じてボックス内に空気を入れたり、ボックス内から空気を抜いたりすることができ、空気充填または空気抜きの速度が速く、検査の効率を高め、検査時に防水通気ダイヤフラムが破れにくく、操作が便利で素早い、防爆バルブコア、防爆バルブ及びボックス気密性検査治具を提供する。
【解決手段】防水通気防爆バルブは、適時にボックス内の高温高圧ガスを排出でき、爆破を予防したり爆発による損傷を減らすことができる。内シールリング8は、内シールリング溝によって固定され、脱落や変位が起こりやすい密閉不良の問題を解決し、防爆バルブスプリング10の外側に金属製の保護ケース11が取り付けられ、作動時のスプリングがボックス内の噴射粒子状物質による圧力吐出性能低下の問題を解决することができる。
【選択図】図4
【解決手段】防水通気防爆バルブは、適時にボックス内の高温高圧ガスを排出でき、爆破を予防したり爆発による損傷を減らすことができる。内シールリング8は、内シールリング溝によって固定され、脱落や変位が起こりやすい密閉不良の問題を解決し、防爆バルブスプリング10の外側に金属製の保護ケース11が取り付けられ、作動時のスプリングがボックス内の噴射粒子状物質による圧力吐出性能低下の問題を解决することができる。
【選択図】図4
Description
本考案は、密閉ボックスおよび密閉性能検査用の防爆バルブの技術分野に関するものであり、特に防爆バルブコア、バルブコアを含む防爆バルブ、およびボックス気密性検査治具を指している。
屋外電気制御ボックス、エネルギー貯蔵バッテリーボックス、電気自動車のバッテリーパックなどの密閉ボックスは、関連機器または新エネルギー自動車の「心臓」であり、制御と駆動のコアコンポーネントとして、それらの安全性及び作業の安定性、信頼性が機器や新エネルギー電気自動車の性能と安全性に直接影響する。制御ボックスに水が入ると、絶縁性能が低下し、短絡や制御システムの故障を引き起こす。バッテリーパックに水が入ると、バッテリーが短絡し、そしてバッテリーを爆発させる可能性があり、バッテリーパック内のバッテリーセットまたは電気制御ボックス内のコンポーネントが水やほこりなどの影響を受けないようにするには、屋外電気制御ボックス、バッテリーパックなどのボックスを密封する必要があり、その防水および防塵保護レベルは、国家標準GB4208-2008『エンクロージャ保護レベル』(IPコード)IP67以上に達することが要求される。ただし、完全に密閉された場合、動作中に電気部品が発熱し、温度上昇によりボックス内の空気が膨張し、適時に排出できないと、ボックス内の圧力が上昇し続け、ボックスが変形してゴム製シールが失効し、ボックスの防水防塵性の低下や電子電気部品の損傷を引き起こし、また、バッテリーや大型コンデンサなどの部品が入った密閉ボックスの場合、バッテリーやコンデンサが制御不能になると、高温高圧や電気コアによる粒子状物質が発生し、ボックス内に大きな圧力がかかり、激しく爆発するリスクがあるため、爆破を防止したり、爆発による損傷を軽減したりするには、防爆バルブが必要になる。
密閉ボックスの保護レベルの検査について、IP67以上の保護レベルの試験方法と要求がGB4208-2008規格において明確に規定される。防塵試験には、タルカムパウダーを使用して防塵試験ボックスで試験を行い、試験後、ボックス内に粉塵が堆積できないように要求される。防水試験には浸水1メートルの水深が要求され、試験時間は少なくとも30分になる。上記の標準的な方法で検査すると、操作が複雑で時間がかかり、試験後、ボックスに水や粉塵が付着しているので、洗浄・乾燥が必要であり、試験後の処理が面倒で、サンプリング検査にしか適さず、密閉ボックスの量産制造工程中の迅速な検査の要求を満たせため、業界内の量産製造過程においては、空気充填または空気抜きによってボックスから空気が漏れているかどうかを検査し、ボックスの密閉状況やボックスの保護効果を検証する。一般的には、以下の方法が使用される。(1)ボックス本体にネジ穴を開け、空気充填コネクタを接続して試験を行い、この方法は、空気充填検査が高速であるが、ボックス本体に追加の穴を開ける必要があるため、ボックス本体の加工が難しくなり、そして空気充填検査に合格した後、2次密閉用のボルトが取り付けられるが、ボルトの2次密閉効果を証明することはできず、空気充填穴の2次密閉が不十分で、保護レベルに到達できないリスクがある。(2)防爆バルブの通気ダイヤフラムを介してボックス内に空気を入れるが、防水通気ダイヤフラムの通気量は一般的に小さくため、空気充填や空気抜きの速度が非常に遅く、検査効率が低いという問題があり、また通気バルブからの検査により、防水通気ダイヤフラムが破損し、防爆バルブが故障するリスクにつながる。したがって、既存技術における防爆バルブおよびボックス本体の気密性検査は、さらなる研究および改善が必要である。
上記の第1の問題を解決するために、本考案は防爆バルブコアを提供する。防爆バルブコアには、防水通気ダイヤフラムと、空気流路と、防爆バルブコアをすばやく開くことができる金属片と、を備え、通常の作動している状態では、防水通気ダイヤフラムは水の進入を阻止するが、両方向に通気するため、ボックスの内側と外側の圧力バランスを実現することができ、保護ケースがスプリングの外側に配置され、バッテリーパックが熱暴走になったときに電気コアの噴射物によってスプリングがブロックされるという問題を防ぐことができる。空気充填によってボックスの気密性を検査する場合、およびボックス内の圧力が高すぎる場合、防爆バルブコアを開いて高温高圧ガスをすばやく膨らませたり排出したりできるため、防水通気ダイヤフラムの破損の可能性を大幅に低減し、さらに爆破の防止または爆発による損傷の軽減も予防することが可能となる。
上記の目的を達成するために、本考案によって採用された技術案は、以下の通りである。バルブコア本体と、防水・通気性ダイヤフラムと、ダイヤフラム固定部材と、金属片と、を備え、前記バルブコア本体の端面には、バルブコア通気溝と、第1の溝と、および第1の溝に対して沈められた第2の溝と、を備え、前記バルブコア通気溝の一端は第1の溝と連結し、他端はバルブコア本体の外側に伸び、前記防水通気ダイヤフラムは第2の溝内に設けられ、前記ダイヤフラム固定部は第2の溝に設置され、防水・通気ダイヤフラムの表面の縁にプレス嵌められ、前記金属片は第1の溝内に設けられている、一種の防爆バルブコアを提供する。
具体的には、前記バルブコア本体の端面には、第2の溝に対して沈められた第3の溝がさらに設けられている。
具体的には、前記の金属片には、金属片の通気スロットを備え、前記金属片の通気穴はバルブコア通気溝に対応して接続されている。
上記の第2の問題を解決するために、本考案は防爆バルブを提供する。本防爆バルブには高温高圧ガスを素早く排出防爆バルブコアが配置され、さらに、バルブ本体にはいくつかの通風口を備え、空気充填または空気抜きの速度を速め、取り付けられたボックス内の温度と空気圧をすばやく調整できる。防爆バルブの内シールリングは、内シールリングの溝を設定することによって固定され、内シールリングの脱落やずれによる密閉不良の問題を解決する。
上記の目的を達成するために、本考案によって採用された技術案は、以下の通りである。バルブ本体と、防爆バルスプリングと、外側シールリングと、ガイドロッドと、防爆バルブコアと、を備え、前記バルブ本体の表面には、防爆バルブコアを取り付けるための取付溝を備え、バルブコアは取付溝内に密封して設置されて、前記バルブ本体の側面にはスロットを備え、前記バルブ本体の中心にはバルブコアガイドホールを備え、バルブ本体の内壁は複数の接続バーを介してバルブコアガイドホールと一体になり、隣接する接続バーの間に通気口を形成し、前記ガイドロッドには、ガイドロッドの伸長方向を貫通する第1の通気孔を備え、前記バルブコア本体の底面には、ガイドロッドの接続部を備え、ガイドロッドの接続部には、第3の溝と接続するバルブコア通気孔を備え、前記ガイドロッドは、防爆バルブスプリング、バルブコアガイド穴を順次通してバルブコア本体底面におけるガイドロッド接続部に接続し、スライドしてバルブコアガイドホールと組み合わせ、バルブ本体の底面には外シールリング溝を備え、外シールリングは外シールリング溝の内に配置されている、一種の防爆バルブを提供する。
具体的には、内シールリング溝と内シールリングをさらに備え、前記内シールリング溝は、防爆バルブコア取付溝の底部に配置され、前記内シールリングは内シールリング溝内に配置されている。
具体的には、前記内シールリング溝は、上部が狭く下部が広いアリ溝である。
具体的には、前記防爆バルブコアから離れたバルブ本体の一端に取付穴が設けられている。
具体的には、前記防爆バルブコアから離れたバルブ本体の一端に取付ねじが設けられている。
上記の第3の問題を解決するために、本考案は、ボックス気密性検査治具を提供する。ボックス本体の気密性検査治具は、クローでバルブ本体のスロットに接続することによって、バルブ本体の気密性検査を行い、検出速度が速く、効率が高く、操作が便利で迅速である。
上記の目的を達成するために、本考案によって採用された技術案は、以下の通りである。治具本体と、磁石シートと、治具シールリングと、ガイドピンと、治具スプリングとを備え、前記治具本体の内部は中空構造であり、一端が閉じ、他端が開いており、開放端にはスロットをクランプするためのクローを備え、閉鎖端には第1のステップを備え、第1のステップには第4の溝を備え、第4の溝の中心には治具本体と連結するガイドピンガイドホールを備え、前記磁石シートは、治具本体内に設けられ、底面には、磁石シートの伸び方向を貫通する第2の通気孔と、防爆バルブコアの金属片を吸着するための磁石とを備え、前記バルブ本体の端面エッジと気密接続する治具シールリングをさらに備え、前記ガイドピンの側壁には、ガイドピンの半打ちが設けられ、前記ガイドピン半打ちの底面は第4の溝の端面にクランプされ、ガイドピンを回転させることにより、ガイドピン半打ちを第4の溝に挿入して接続され、前記ガイドピンの内側には第3の通気孔を備え、ガイドピンの一端の表面には第3の通気孔に連結する通気溝が設けられ、前記ガイドピンの一端は、ガイドピンガイドホール、治具スプリングを順次通過して磁石シートと接続し、ガイドピンの第3の通気孔が第2の通気孔と接続している、一種のボックス気密性検査治具を提供する。
具体的に、ハンドルも含まれ、ネジを介してガイドピンに接続されるか、2つが一体に統合される。
具体的に、前記磁石は円筒形または環状の強力な永久磁石である。
本考案の有益な効果は次のとおりである。
1.本考案のバルブコアには、防水・通気ダイヤフラムと、通気ダイヤフラム固定部と、金属片とを備え、その中にダイヤフラム固定部とバルブコア本体は、締まりばめで防水・通気性ダイヤフラムの外側にしっかりと嵌合されているため、防水・通気ダイヤフラムがバルブコア本体に密着し、密閉性と固定性が安定して信頼性が高い。バルブコアの金属片は、ボックス検査中にバルブコアを開くための簡単で信頼性の高い方法を提供する。
2.本考案のバルブ本体には、内側シールリングを設置するための内シールリング溝を備え、内シールリング溝は、内シールリングを効果的に固定でき、バルブコアが開いたときに内シールリングの移動や脱落によって、バルブコアのリセットによる密閉不良を防ぐことができる。
3.本考案は、スプリングの外側に保護ケースを備え、バルブ本体の下に固定され、バッテリーパックの熱暴走時に、電気コアの噴射物によるスプリングの閉塞によってバルブコアが開きにくく、排気の妨害に影響しないようにスプリングを保護するために使用される。
4.ボックスの気密性を試験するときは、気密性検査治具における磁石を使用してバルブコアを吸い上げ、バルブコアを開き、圧力逃がしチャネルからの空気充填は、通気ダイヤフラムからの空気充填よりも速く、必要な時間も短く、検出効率が高く、通気ダイヤフラムの破損や防爆バルブの故障の原因にはならない。爆破して圧力を解放した後、ボックス内の圧力がバルブコアの開放圧力よりも低い場合、バルブコアは自動的にリセットされて密閉状態を保つことができるので、製造過程で防爆バルブの防爆性能を100%検査することによって、防爆弁の品質を保証することができる。本考案における検査治具の取り付けおよび取り外しの操作は、簡単かつ迅速であり、取り付け操作は3秒で完了することができる。
図1〜3に示すように、本考案は、一種の防爆バルブコアに関するものであり、バルブコア本体1と、防水・通気ダイヤフラム2と、ダイヤフラム固定部3と、金属片4と、保護カバー5と、を備えている。前記バルブコア本体の端面107には、バルブコア通気溝103と、第1の溝106と、第1の溝106に対して沈められた第2の溝105とを備えている。前記バルブコア通気溝103の一端は第1の溝106と連結して他端はバルブコア本体1の外側に伸びる。前記防水通気ダイヤフラム2は第2の溝105内に設けられている。前記ダイヤフラム固定部材3は第2の溝105に設置され、防水・通気ダイヤフラム2の表面の縁にプレス嵌めされる。金属片4は第1の溝106内に設けられている。前記保護カバー5は、バルブコア本体の端面107に接着されているか、または締まりばめでバルブコア本体1に取り付けられている。
好ましい例として、本考案のバルブコアには、防水・通気ダイヤフラム2と、通気ダイヤフラム固定部3と、金属片4とを備え、その中にダイヤフラム固定部3とバルブコア本体1は、締まりばめで防水・通気ダイヤフラム2の外側にしっかりと嵌合されているため、防水・通気ダイヤフラム2がバルブコア本体1に密着し、密閉性と固定性が安定して信頼性が高い。バルブコア内における金属片4は、磁性材料に吸着できる円形の金属片であり、組み立て時にバルブコア通気溝103に対応する複数の通気スロットを金属板4上に設けることができ、金属片4はボックス検査中にバルブコアを開くための簡単で信頼性の高い方法を提供する。
具体的には、前記バルブコア本体の端面107には、第2の溝105に対して沈められた第3の溝104をさらに備えている。
上記の案においては、第3の溝104は、防水通気ダイアフラム2が広い面積でバルブコア本体1に付着して通気障害を防止し、有効通気面積を増加させる目的で設けられる。具体的には、前記金属片4には、金属片の通気スロット401を備えていて、前記金属片の通気スロット401はバルブコア通気溝103に対応して接続されている。上記の実施形態においては、金属片通気スロット401の設計は、ガスの急速な分散および排出に有利である。
図4-6に示すように、防爆バルブは、バルブ本体7と、防爆バルスプリング10と、外シールリング8と、ガイドロッド6と、防爆バルブコアと、を備えている。前記バルブ本体7の表面には、防爆バルブコアを取り付けるための取付溝710を備え、バルブコアは取付溝710内に密封して設置され、取付溝710の底部には、内シールリング溝704が設けられ、前記内シールリング8は、内シールリング溝704内に配置され、バルブ本体7の側面にはスロット703が設けられている。前記バルブ本体7の中心にはバルブコアガイドホール701が設けられ、バルブ本体7の内壁は複数の接続バー705を介してバルブコアガイドホール701と一体になり、2つの隣接する接続バー705ごとに通風口702を形成する。前記ガイドロッド6には、ガイドロッドの伸長方向を貫通する第1の通気孔601が設けられ、バルブコア本体1の底面には、ガイドロッドの接続部101が設けられ、ガイドロッドの接続部101には、第3の溝104と接続するバルブコア通気孔102が設けられ、前記ガイドロッド6は、防爆バルブスプリング10、バルブコアガイドホール102を順次通してバルブコア本体1底面におけるガイドロッド接続部101に接続され、スライドしてバルブコアガイドホール102と組み合わせている。
好ましい例として、本考案のバルブ本体7には、内シールリング8を設置するための内シールリング溝704を備え、内シールリング溝704は、内シールリング8を効果的に固定でき、バルブコアが開いたときに内シールリング8の移動や脱落によって、バルブコアのリセットの密閉不良を防ぐことができる。ガイドロッド6にはガイドロッド半打ち602が設けられ、防爆バルブスプリング10の一端がガイドロッド半打ち602に押し付けられ、防爆バルブスプリング10が滑り落ちるのを防ぐことができる。
防爆バルブコアの開放圧力は、スプリング力によって制御され、開放圧力は5〜50kPaであり、バルブコア開放圧力をさらに最適化するため、防爆圧力は7〜20kPaにする。ボックス内の圧力が防爆圧力に達すると、バルブコアが押し上げられ、バルブコアと内シールリング9との間には一定の隙間があり、通風口と隙間からガスを素早く排出して圧力を逃がすことができ、防爆安定性に優れており、ボックス内の圧力がバルブコアの開放圧力より低くなるまで排気圧力が解放されると、防爆バルブスプリング10の作用によりバルブコアが迅速にリセットされ、バルブコアは、内シールリング8をしっかり押して正常な状態での密閉を達成する。
具体的には、外シールリング9をさらに備え、前記バルブ本体7の底面には、外シールリング溝706が設けられ、外シールリング9は、外シールリング溝706内に配置されている。上記の実施形態においては、外シールリング9および外側シールリング溝706の設計は、バルブ本体7の密閉性を高めるのに有利である。
具体的には、前記防爆バルブコアから離れたバルブ本体7の一端に取付穴707が設けられている。
上記の案においては、防爆バルブ本体には4つの取付穴707が設けられ、4本の小ねじ棒をボックス本体の貫通穴に貫通し、防爆バルブ取付穴707にねじ込まれ、次に防爆バルブがボックス本体に固定して取り付けられる。
具体的には、別の実施形態では、前記防爆バルブコアから離れたバルブ本体7の一端に取付ねじ708が設けられている。
上記の実施形態においては、取付ねじ708は、ボックス本体に対応するねじ穴に取り付けられ、バルブ本体7は、ボックス本体に固定して接続されることができる。また、ボックス本体の貫通穴を通過するとともに、ナットを一つ選んで取り付けねじ708に取り付け、バルブ本体7をボックス本体に固定して接続されることができる。上記の2つの方法は、操作が便利で、接続が安定している。
図7-10に示すように、ボックス気密性検査治具は、治具本体12と、磁石シート14と、治具シールリング16と、ガイドピン17と、治具スプリング13と、を備えている。前記治具本体12の内部は中空構造であり、一端が閉じ、他端が開いており、開放端にはスロット703をクランプするためのクロー121を備え、閉鎖端には第1のステップ122を備え、第1のステップ122には第4の溝123を備え、第4の溝123の中心には治具本体12と連結するガイドピンガイドホール124が設けられている。
前記磁石14は治具本体12内に装着され、前記磁石シート14の底面には、磁石シートの伸長方向を貫通する第2の通気孔143と、防爆バルブコアにおける金属片4を吸着するための磁石15とを備え、バルブ本体の端面107の端部に密閉方式で接続された治具シールリング16をさらに備えている。
前記ガイドピン17の側壁には、前記ガイドピンの半打ち171が設けられ、ガイドピン半打ち171の底面は第4の溝123の端面にクランプされ、ガイドピン17を回転させることにより、ガイドピン半打ち171を第4の溝123に挿入して接続される。前記ガイドピン17の内側には第3の通気孔174を備え、ガイドピン17の一端の表面には第3の通気孔174に連結する通気溝172を備え、前記ガイドピン17の一端は、ガイドピンガイドホール124、治具スプリング13を順次に通過して磁石シート14と接続し、ガイドピン17の第3の通気孔174が第2の通気孔143と接続している。
好ましい例として、ボックスの気密性を試験するときは、気密性検査治具における磁石15を使用してバルブコアを吸い上げ、バルブコアを開き、通気溝172および第3の通気孔174からの空気充填は、通気ダイヤフラムからの空気充填よりも速く、必要な時間も短く、検査効率が高く、通気ダイヤフラムの破損や防爆バルブの故障を引き起こさない。爆破して圧力を解放した後、ボックス内の圧力がバルブコアの開放圧力よりも低い場合、バルブコアは自動的にリセットされて密閉状態を保つことができるので、製造過程で防爆バルブの防爆性能を100%検査することによって、防爆弁の品質を保証することができる。磁石シート14の表面には、ガイドピン17に対応するガイドピン接続部142が設けられ、ガイドピン接続部142を介してガイドピン14が磁石シート14に接続される。治具本体12は、好ましくは中空の半円筒形として設計されてもよい。
上記の実施形態においては、磁石シート14の底面には、順番に外側に広がる第7の溝146と、第6の溝145と、および第5の溝144とを備えることができ、その中に、磁石15は第7の溝146に配置され、治具シールリング16は第5の溝144に配置され、また、第7の溝146には、第7の溝146に対して沈み込んだ第8の溝147が配置され、第8の溝147には、上下を貫通する第2の通気孔143が設けられ、第8の溝147は第6の溝145に連結される;第6の溝145は、第8の溝147を介して第2の通気孔143と連結され、第1の通気チャネルを形成する。磁石シート14の表面とガイドピンの接続部分142との間に第2のステップ141を形成し、ガイドピン17との接続と固定に有利である。
上記の実施形態においては、ガイドピン17には平面173が設けられ、そして表面にはねじ穴172が設けられ、第3の通気孔174と連結して第2の通気チャネルを構成する。気管コネクタ19は、ねじ穴172に設けられ、ガイドピン17の一端は、ガイドピンガイドホール124、治具スプリング13を通過して磁石シート14に接続し、第1の通気チャネルは、第2の通気ャネルと接続している。
具体的に、前記ハンドル18をさらに備え、前記ハンドル18がガイドピン17に接続されるか、2つが一体に統合される。
上記の実施形態においては、ハンドル18およびガイドピン17は、ねじによって接続されることができ、これは、加工・取り付けに便利である。ハンドル18およびガイドピン17を一体に加工することができ、操作は便利で迅速である。
具体的に、前記磁石15は円筒形または環状の強力な永久磁石である。
上記の実施形態においては、磁石15は、強力な永久磁石が好ましいと、電源を接続して磁気を発生させる必要がない。
ボックス気密性検査治具の動作原理
ボックスの気密性を試験するときは、まず、クロー121を防爆バルブ本体7におけるスロット703に挿入し、磁石シート14の治具シールリング16がバルブ本体エッジの半打ち709にしっかりと取り付けられるようにし、ガイドピン半打ち171の底面は、第4の溝123の端面にクランプされ、ガイドピン17の回転によって、ガイドピン半打ち171が第4の溝123に挿入して接続され、同時に、磁石シート14が低い位置に下がり、磁石15がバルブコアの金属片4と吸い合わされ、バルブコアが吸い上げられて開き、ガスは、第1の通気チャネル、第2の通気チャネル、防爆バルブコアと内シールリング8との間の隙間、および通気口702を通って出入りすることができ、さらに、ボックス内の空気充填や空気抜きを実現し、圧力を一定時間維持することによって、空気漏れがあるかどうかを検査してボックスの気密性を検査および検証する。検査測定後、ハンドル18を持って磁石シート14を持ち上げ、バルブコアが上昇するにつれて、防爆バルブスプリング10は連続的に圧縮され、弾力は徐々に増加し、磁石15と防爆バルブコアとの間の吸引力が防爆バルブスプリング10の弾力より小さい場合、磁石15は防爆バルブコアから逸脱し、防爆バルブコアは防爆バルブスプリング10の作用下でリセットされ、密閉状態を保持し、ハンドル18を上に引き続け、ガイドピン半打ち171が第1のステップ122を超えるようにし、一定の角度、例えば90度の角を回転させると、磁石シート14を高い位置に配置させることができる。
ボックスの気密性を試験するときは、まず、クロー121を防爆バルブ本体7におけるスロット703に挿入し、磁石シート14の治具シールリング16がバルブ本体エッジの半打ち709にしっかりと取り付けられるようにし、ガイドピン半打ち171の底面は、第4の溝123の端面にクランプされ、ガイドピン17の回転によって、ガイドピン半打ち171が第4の溝123に挿入して接続され、同時に、磁石シート14が低い位置に下がり、磁石15がバルブコアの金属片4と吸い合わされ、バルブコアが吸い上げられて開き、ガスは、第1の通気チャネル、第2の通気チャネル、防爆バルブコアと内シールリング8との間の隙間、および通気口702を通って出入りすることができ、さらに、ボックス内の空気充填や空気抜きを実現し、圧力を一定時間維持することによって、空気漏れがあるかどうかを検査してボックスの気密性を検査および検証する。検査測定後、ハンドル18を持って磁石シート14を持ち上げ、バルブコアが上昇するにつれて、防爆バルブスプリング10は連続的に圧縮され、弾力は徐々に増加し、磁石15と防爆バルブコアとの間の吸引力が防爆バルブスプリング10の弾力より小さい場合、磁石15は防爆バルブコアから逸脱し、防爆バルブコアは防爆バルブスプリング10の作用下でリセットされ、密閉状態を保持し、ハンドル18を上に引き続け、ガイドピン半打ち171が第1のステップ122を超えるようにし、一定の角度、例えば90度の角を回転させると、磁石シート14を高い位置に配置させることができる。
上記の実施形態は、本考案の好ましい実施形態の説明にすぎず、本考案の範囲を限定するものではなく、本考案の設計精神から逸脱することなく、本考案の実施形態について、本技術分野における通常の技術者によって行われる様々な変形および改良は、本考案の実用新案登録請求の範囲によって定められた保護範囲内に含まれるものとする。
1.バルブコア本体、101.ガイドロッド接続部、102.バルブコア通気孔、103.バルブコア通気溝、104.第3の溝、105.第2の溝、106.第1の溝、107.バルブコア本体端面、2.防水通気ダイヤフラム、3.ダイヤフラム固定部、4.金属片、401.金属片の通気スロット、5.保護カバー、6.ガイドロッド、601.第1の通気孔、602.ガイドロッド半打ち、7.バルブ本体、701.バルブコアガイドホール、702.通風口、703.スロット、704.内シールリング溝、705.接続バー、706.外シールリング溝、707取付穴、708.取付ねじ、709.バルブ本体のエッジ半打ち、710.取付溝、711.保護カバー取り付けシャフト、8.内シールリング、9.外シールリング、10.防爆バルブスプリング、11.保護ケース12.治具本体、121.クロー、122.第1のステップ、123.第4の溝、124.ガイドピンガイドホール、13.治具スプリング、14.磁石シート、141.第2のステップ、142.ガイドピン接続部、143.第2の通気孔、144.第5の溝、145.第6の溝、146.第7の溝、147.第8の溝、15.磁石、16.治具シールリング、17.ガイドピン、171.ガイドピン半打ち、172.ねじ穴、173.平面、174.第3の通気孔、18.ハンドル、19.気管コネクタ。
Claims (11)
- バルブコア本体と、防水通気ダイヤフラムと、ダイヤフラム固定部と、金属片と、を備え、前記バルブコア本体の端面にはバルブコア通気溝と、第1の溝と、および第1の溝に対して沈められた第2の溝と、を備え、前記バルブコア通気溝の一端は第1の溝と連結し、他端はバルブコア本体の外側に伸び、前記防水通気ダイヤフラムは第2の溝内に設けられ、前記ダイヤフラム固定部は第2の溝に設置され、防水通気ダイヤフラムの表面の縁にプレス嵌められ、前記金属片は第1の溝内に設けられていることを特徴とする防爆バルブコア。
- 前記バルブコア本体の端面には、第2の溝に対して沈められた第3の溝をさらに設けられている、請求項1に記載の防爆バルブコア。
- 前記の金属片には、金属片の通気スロットが設けられており、前記金属片の通気スロットはバルブコア通気溝に対応して接続されている、請求項1に記載の防爆バルブコア。
- バルブ本体と、防爆バルスプリングと、外シールリングと、ガイドロッドと、保護ケースと、請求項1〜3のいずれかに記載の防爆バルブコアと、を備え、前記バルブ本体の表面には、防爆バルブコアを取り付けるための取付溝が設けられてバルブコアは取付溝内に密封して設置され、前記バルブ本体の側面にはスロットが設けられ、前記バルブ本体の中心にはバルブコアガイドホールが設けられ、バルブ本体の内壁は複数の接続バーを介してバルブコアガイドホールと一体になり、隣接する接続バーの間に通風口を形成し、前記ガイドロッドには、ガイドロッドの伸長方向を貫通する第1の通気孔が設けられ、バルブコア本体の底面には、ガイドロッドの接続部が設けられ、ガイドロッドの接続部には、第3の溝と接続するバルブコア通気孔が設けられ、ガイドロッドは、防爆バルブスプリング、バルブコアガイド穴を順次通してバルブコア本体底面におけるガイドロッド接続部に接続され、スライドしてバルブコアガイドホールと組み合わせ、前記バルブ本体の底面には外シールリング溝が設けられ、外シールリングは外シールリング溝の内に配置されていることを特徴とする防爆バルブ。
- 内シールリング溝と内シールリングと、をさらに備え、前記内シールリング溝は、防爆バルブコア取付溝の底部に配置された、上部が狭く下部が広いアリ溝であり、前記内シールリングは内シールリング溝の内に配置されている、請求項4に記載の防爆バルブ。
- 防爆バルブコアから離れたバルブ本体の一端に取付穴が設けられている、請求項4に記載の防爆バルブ。
- 前記防爆バルブコアから離れたバルブ本体の一端に取付ねじが設けられている、請求項4に記載の防爆バルブ。
- 前記保護ケースがスプリングの外側に取り付けられ、本体の下に固定されている、請求項4に記載の防爆バルブ。
- 治具本体と、磁石シートと、治具シールリングと、ガイドピンと、治具スプリングと、を備え、前記治具本体の内部は中空構造であり、一端が閉じ、他端が開いており、開放端にはスロットをクランプするためのクローを備え、閉鎖端には第1のステップを備え、前記第1のステップには第4の溝を備え、第4の溝の中心には治具本体と連結するガイドピンガイドホールを備え、
前記磁石シートは、治具本体内に設けられ、底面には、磁石シートの伸び方向を貫通する第2の通気孔と、防爆バルブコアの金属片を吸着するための磁石と、を備え、バルブ本体の端面エッジと気密接続する治具シールリングをさらに備え、
前記ガイドピンの側壁には、前記ガイドピンの半打ちを備え、ガイドピン半打ちの底面は第4溝の端面にクランプされ、ガイドピンを回転させることにより、ガイドピン半打ちを第4の溝に挿入して接続され、前記ガイドピンの内側には第3の通気孔を備え、ガイドピンの一端の表面には第3の通気孔に連結する通気槽を備え、前記ガイドピンの一端はガイドピンガイドホール、治具スプリングを順次通過して磁石シートと接続し、ガイドピンの第3の通気孔が第2の通気孔と接続することを特徴とする防爆バルブの請求項4〜8のいずれかに適したボックス気密性検査治具。 - ハンドルも備え、ガイドピンに接続されるか、2つが一体に統合される、請求項9に記載のボックス気密性検査治具。
- 前記磁石が円筒形または環状の強力な永久磁石である、請求項9に記載のボックス気密性検査治具。
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JP2021000793U JP3232945U (ja) | 2021-03-10 | 2021-03-10 | 防爆バルブコア、防爆バルブ、ボックス気密性検査治具 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2021
- 2021-03-10 JP JP2021000793U patent/JP3232945U/ja active Active
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