JP3232621U - 蓋体 - Google Patents

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河野 淳
淳 河野
時弘 清田
時弘 清田
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株式会社日本ピット
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Abstract

【課題】製作が極めて簡易であり、しかも軽量化を可能にしながら十分な強度を有し且つ大幅なコストダウンを可能にする、屋内の床面や屋外の地面等の凹設されたピット等の蓋体を提供する。【解決手段】開口部に開閉可能に支持され、矩形状の底板200と、この底板の四周に側枠板300を接合して上方開放のボックスを形成し、このボックス内に床仕上げ材を設置する蓋体100において、底板は四周に適宜な間隔で嵌込用突起201を設け、側枠板は下部側面に底板の嵌込用突起を側方から嵌通する嵌入穴301を有し、底板の嵌込用突起を側枠板の嵌入穴に嵌合し、側枠板の端部同士を接合した。【選択図】図1

Description

本考案は、開口部例えば歩行可能な設置面(例えば屋内の床面や屋外の地面等)に凹設されたピット等の開口部を開閉可能に支持した蓋体に関する。
室内の床面に設けられる配線ケーブル用或いは給排水用のピットや、屋外の処理施設等に埋設される各種槽には、それらの開放上面(即ち設置面の開口部)を塞いで設置面と上面が略面一となるピット蓋が付設される。
例えばピット蓋は、従来、必要な耐荷を確保するために溝蓋本体を鋼板より形成していた。図4に示すように断面L型のSUS製側枠アングル01の間にSS製底板02を溶接して上部開放型のボックス03を作成し、このボックス03内における底板02上にモルタル04を敷きその上にタイル05を貼設して歩行者等の重量を受けても耐えられる剛性にしてある。
従って前記従来のピット蓋は、側枠アングル01や底板02が厚いSS製の重量体になり、しかもこれら部材間の全係合部を溶接接合しなければならない。
このように従来のピット蓋は、製作には多くの工程を要し且つ重筋作業を伴うもので必然的にコストが大幅に嵩むものであった。
他に特許文検1にて紹介された重構造の蓋も提案されているが、いずれにしても重量体になりがちであり軽量化が要求される。
特許文検1
特開2020−250873号公報(出願人:株式会社日本ピット)
本考案は、製作が極めて簡易であり、しかも軽量化を可能にしながら十分な強度を有し且つ大幅なコストダウンを可能にする蓋体を提供する。
前記課題を解決する本考案の技術的特徴は次の(1)〜(2)の通りである。
(1)、開口部に開閉可能に支持され、矩形状の底板と、この底板の四周に側枠板を接合して上方開放のボックスを形成し、このボックス内に床仕上げ材を設置する蓋体において、前記底板は四周に適宜な間隔で嵌込用突起を設け、前記側枠板は下部側面に前記底板の嵌込用突起を側方から嵌入する嵌入穴を有し、前記底板の嵌込用突起を前記側枠板の嵌入穴に嵌合し、前記側枠板の端部同士を接合したことを特徴とする蓋体。
(2)、前記底板の嵌込用突起の基部に、ロック穴を設け、前記ロック穴に楔を嵌入し頭部を前記側枠板の下部内面とを接合する楔付ロック部材を設けてなる前記(1)に記載の蓋体。
本考案の蓋の全体を示す斜視説明図である。 図1の矢視A−Aからの縦断面図である。 図1に示す蓋の底板200と、この底板200の四周に接続する側枠板300と、底板200に長片枠302を接続する楔付ロック部材KRとの展開図である。 従来の蓋体の構造を示す横断面図である。
考案を実施するための形態を次に記載の実施例により詳細に説明する。
本考案の実施例の基本的な構成を図1〜図3に示す。
本例の蓋100は、図示していないが設置面に形成した開口部の周縁部材の上に支持され該開口部を開閉可能にした蓋体である。
図1〜図3において、前記蓋体100は、矩形状の底板200と、この底板200の四周に接続した側枠板300からなる上方開放のボックス400を形成する。このボックス400内に床仕上げ材の1例としてモルタル401を介してタイル402を貼設する。
他の床仕上げ材としては、樹脂シート、樹脂タイル、カーペット、フローリング等があげられるが、この床仕上げ材の厚みに応じて側枠板の高さを設定すればよい。
前記底板200は、四周に適宜な間隔で嵌込用突起201をレーザー加工で形成してある。
前記側枠板300は、底板200の長辺側に接続した長片枠302と、底板200の短辺側に接続した短片枠303からなる。
前記側枠板300の長片枠302と短片枠303は、下部側面に前記底板200の嵌込用突起201を側方から嵌入する嵌入穴301をレーザー加工で形成してある。
前記底板200は、長辺側の嵌込用突起201の基部にロック穴202を形成し、長辺側の嵌込用突起201を前記長片枠302の嵌入穴301に嵌入して嵌合し、短辺側の嵌込用突起201を前記短片枠303の嵌入穴301に嵌入して嵌合する。前記側枠板300の長片枠302と短片枠303の端部同士は例えば溶接で接合してある。
前記長片枠302は、長いので撓みを防止するため図2に拡大して示すように前記底板200の嵌込用突起201の基部即ち前記長片枠302の嵌入穴301の内側直近部に、設けたロック穴202に、楔付ロック部材KRの楔KR−2を下方から嵌入し楔付ロック部材KRの頭部KR−1を前記長片枠302の嵌入穴301の下方内面に溶接接合して固定し、前記長片枠302に横方向から掛かる負荷による湾曲等の撓み変形を抑制する。
このことは実際に蓋体自体は開口部に複数枚を併設するため隣設同士の蓋体は、長片枠302の外面同士の密接配置を可能にするため楔付ロック部材KRは長片枠302の下部内面と底板200の裏面側部間に配置する。
また楔付ロック部材KRは底板200の材質に関係なく長片枠302の材質と同じにすれば長片枠302に頭部KR−1を簡易に溶接接合して固定支持すると共に楔KR−2を底板200に嵌合して保持することを可能にしたのである。
更にこの構造は、特に底板200を安価なSS材にし、長片枠302をSUS材にした場合はその間の直接の溶接接合が可能であるが、異なる材質の溶接となるので、高いスキルを伴う。つまり同じ材質同士であれば熱伝導率も同じなので、溶接は容易であるが、異なる材質の場合、熱伝導率が異なるので溶接棒を正しく選定しなければ溶接部が成分偏析を生じて溶接部に割れが発生するなどの問題が生じるため好ましくないので底板200のロック穴との間に長片枠302と同質のSUS材にした楔付ロック部材KRを介在させるのである。
前記短片枠303は、短いので前記楔付ロック部材KRで前記底板200と前記短片枠303とを接合固定するまでもないが、前記長片枠302同様に嵌込用突起201の基部にロック穴202を形成して前記楔付ロック部材KRにより接合しても構わない。
蓋体100における、前記底板200、長片枠302、短片枠303、嵌込用突起201、ロック穴202、楔付ロック部材KR等のサイズ関係の実際は、嵌入によるピッタリの組立が精密に可能になる関係のサイズ構成であるが図面では分り易いように弛緩表現してある。
このように本例の蓋体100は、前記底板200の四周に長片枠302と短片枠303を嵌入接合し場合によっては楔付ロック部材KRを嵌めて補強し、あとは必要に応じて長片枠302と短片枠303間の係合部を接合する等、極めて簡易な製作工程で蓋体の本体が出来上がる。
蓋体は、前記底板、長片枠、短片枠、楔付ロック部材の材質は、特に限定しないが、軽量なアルミ合金、ステンレススチールSUS、SS材、高強度合成樹脂等或いはこれらの適宜な組み合わせを自在に可能にして、高強度と軽量化の蓋体の製作を簡易工程でしかも安価に可能にしたものである。
本考案の蓋体は開口部を有する床等の構造物建築産業界に貢献すること多大なものがあり産業上の利用可能性は極めて高い。
100:蓋体
200:矩形状の底板
201:嵌込用突起
202:ロック穴
300:側枠板
301:嵌入穴
302:長片枠
303:短片枠
400:上方開放のボックス
401:モルタル
402:タイル
KR:楔付ロック部材
KR−1:頭部
KR−2:楔

Claims (2)

  1. 開口部に開閉可能に支持され、矩形状の底板(200)と、この底板(200)の四周に側枠板(300)を接合して上方開放のボックスを形成し、このボックス内に床仕上げ材を設置する蓋体(100)において、前記底板(200)は四周に適宜な間隔で嵌込用突起(201)を設け、前記側枠板(300)は下部側面に前記底板(200)の嵌込用突起(201)を側方から嵌入する嵌入穴(301)を有し、前記底板(200)の嵌込用突起(201)を前記側枠板(300)の嵌入穴(301)に嵌合し、前記側枠板(300)の端部同士を接合したことを特徴とする蓋体。
  2. 前記底板(200)の嵌込用突起(201)の基部に、ロック穴(202)を設け、前記ロック穴(202)に楔(KR−2)を嵌入し頭部(KR−1)を前記側枠板(300)の下部内面とを接合する楔付ロック部材(KR)を設けてなる請求項1に記載の蓋体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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