JP3232619B2 - システイン合成酵素をコードする遺伝子 - Google Patents

システイン合成酵素をコードする遺伝子

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、植物のシステイン合成
酵素をコードする遺伝子に関し、詳細には含硫アミノ酸
であり植物の必須アミノ酸であるシステイン合成酵素を
コードする遺伝子に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】シス
テインは含硫α−アミノ酸の一つであり、各種医薬品の
原料、食品添加物、化粧品等に使用されている。植物や
微生物において、システインはO−アセチルコリンと硫
化水素からシステイン合成酵素〔EC 4.2.99.
8;O−アセチルセリン スルフヒドリラーゼ,O−ア
セチルセリン(チオール)−リアーゼ〕の作用により生
合成されることが知られており、酵素レベルではSal
monella typhymuriumから精製され
たものが(J.Biol.Chem.,244,241
8−2427,1969;J.Biol.Chem.,
244,2428−2439,1969)、またSal
monella typhymurium およびEs
cherichia coli由来の遺伝子が単離同定
されている(J.Bacteriology,170,
3150−3157,1988)。またかかるシステイ
ン合成酵素は、神経興奮作用を持った非タンパク性アミ
ノ酸の生合成や(Phytochemistry,2
5,2759−2763,1986)、ある種の農薬の
解毒抱合等に関与していることが明らかにされ(Phy
tochemistry,29,2507−2508,
1990)、その生理活性にも興味が持たれている。
【0003】一方、羊毛の品質を向上させるために、牧
草中にシステイン等の含硫アミノ酸の含有量を高めるこ
とが検討されている。即ち、かかるシステイン合成酵素
の遺伝子を植物で発現させ、農産物中のシステイン含有
量を高めることは、栄養価、飼料効率等を高める点にお
いて有望な育種方法と考えられている。そのためには植
物におけるシステイン合成酵素の遺伝子に関わる情報が
必要とされているが、植物由来の遺伝子はまだ単離され
ていないのが現状であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、遺伝子工
学的手法により植物由来のシステイン合成酵素のcDN
Aをクローニングすることに着目し、かかるクローニン
グに必要なシステイン合成酵素をコードするDNAセグ
メントを初めて得るに至り、本発明に到達した。
【0005】即ち本発明の要旨は、植物のシステイン合
成酵素をコードする遺伝子に存する。以下、本発明につ
き詳細に説明する。本発明のシステイン合成酵素をコー
ドする遺伝子は、原料となる植物体から対応するmRN
Aを取り出し、これを用いて岡山−Bergのベクター
・プライマー法(Molecular and Cel
lular Biology,,161−170,1
982)、Gubler & Hoffmanの方法
(Gene,25,263,1983)等によりcDN
Aを得る。
【0006】原料となる植物体は特に制限されないが、
ナス科植物、イネ科植物、マメ科植物、アカザ科植物等
の高等植物を用いるのが好ましい。本発明においては、
アカザ科植物のホウレンソウ(Spinacia ol
eracea)が特に好適に使用され、具体的には市販
の種子、たとえばパレード(サカタ社製)、ユーパロ
(協和種苗社製)、オスカー(タキイ社製)等を発芽さ
せた幼植物が挙げられる。以下、ホウレンソウを原料と
し、Gubler & Hoffmanの方法(Gen
e,25,263,1983)により本発明のシステイ
ン合成酵素をコードする遺伝子を得る場合を例にとり、
詳細に説明する。
【0007】まずホウレンソウの幼植物の緑葉をワーリ
ングブレンダー等で磨砕し、フェノール抽出、エタノー
ル沈澱等によって全RNAを得る。次いで塩化リチウム
処理によって、DNAや低分子RNAを除去する。目的
とするシステイン合成酵素のmRNAがpolyA部分
を有する場合は、常法に従い、これをオリゴ(dT)セ
ルロースカラムにより、poly(A+ )RNA(mR
NA)を得ることができる。
【0008】このmRNAを原料として、まず逆転写酵
素により第1鎖cDNAを得、次いでDNAポリメラー
ゼにより第2鎖cDNAを合成して、2本鎖cDNAを
得る。通常、T4DNAポリメラーゼで末端を平滑化し
た後、EcoRI等のリンカーを結合し、たとえばλg
t10,11等に組み込み、ファージ粒子にパッケージ
ングする。このファージ粒子を大腸菌Y1088、DH
5α、NK3株等に感染させて培養し、種々の長さのc
DNAを含むcDNAライブラリーを得る。
【0009】システイン合成酵素のcDNAクローン
は、システイン合成酵素を適当なプロテアーゼで消化す
ることによって得られるペプチドフラグメントの部分ア
ミノ酸配列から推定されるDNAプローブを合成し、c
DNAライブラリーからプラークハイブリダイゼーショ
ン法(Maniatis T,et al,Molec
ular Cloning A Laboratory
Manual,Cold Spring Harbo
r Laboratory,1982,p353−36
1)等によりスクリーニングすることができる。かかる
cDNAクローンは、システイン合成能を欠損したNK
3株等の大腸菌を、該cDNAクローンを組み込んだp
TV118N(タカラ社製)等の発現ベクターで形質転
換し、システイン欠失培地での成育の有無を確認するこ
とにより検定することができる。
【0010】また、cDNAライブラリーから、精製さ
れたシステイン合成酵素蛋白質を抗原としてウサギに免
疫して得られる抗ウサギ抗体と反応するクローンを選択
し、該クローンに組み込まれているcDNAをプローブ
とし、cDNAライブラリーとハイブリダイゼーション
させる。そして該プローブとハイブリダイズしたものの
うち、cDNA鎖長の長いものを選択し、pUC19等
のプラスミドに導入し、大腸菌Y1088等を形質転換
させる。得られる形質転換体を培養して、組み込まれて
いるcDNAを得ることもできる。
【0011】かくして得られるcDNAを、例えばSa
ngerらのデオキシ法(Proc.Natl.Aca
d.Sci.USA,74,5463,1977)によ
って、塩基配列を決定することができる。本発明のシス
テイン合成酵素をコードする遺伝子のアミノ酸配列およ
び塩基配列の一例を、配列表の配列番号1に示す。
【0012】
【発明の効果】本発明のシステイン合成酵素をコードす
る遺伝子を植物体で発現させることにより、システイン
含有量を高め、農作物中の栄養価、飼料価値を高めるこ
とが期待される。
【0013】
【実施例】以下、本発明を実施例により詳細に説明する
が、その要旨を越えない限り以下に限定されるものでは
ない。
【0014】〔1〕ホウレンソウ緑葉よりのpoly
+ RNAの調製 ホウレンソウパレード種(spinacia oler
acea)の発芽後70日の緑葉42gを150mlの
抽出用緩衝液〔0.1M NaCl,10mMEDT
A,1% SDS,0.1M Tris:HCl(pH
9.0)〕、150mlのフェノール:クロロホルム:
イソアミルアルコール(25:24:1)、30mlの
β−メルカプトエタノールを加えて4℃でワーリングブ
レンダーで磨砕した。磨砕液を7000rpm、10分
間遠心し、上層の水層にほぼ等量のフェノール:クロロ
ホルム:イソアミルアルコール(25:24:1)を加
え、よく混合した後、遠心によって再度水層を回収し
た。このフェノール抽出をもう一度繰り返し、最終的に
得られた水層に5M NaClを最終濃度が0.25M
になるように加え、更に2.5倍量のエタノールを加え
良く混合し、−20℃に一晩放置した。8000rp
m、20分間の遠心で得られた沈殿を、70%エタノー
ルに懸濁し、再度遠心によって回収した後、減圧乾燥し
た。
【0015】得られた乾燥全核酸標品を15ml ET
緩衝液〔10mM Tris:HCl(pH7.5),
10mM EDTA〕に溶かし、5M LiClを10
ml加えて、最終濃度を2Mとして、4℃で一晩放置し
た。12,000rpm、20分間の遠心分離によっ
て、上清に残るDNAや低分子量RNAを除いた全RN
A画分を沈殿として回収した。2M LiClによる沈
殿を再度繰り返し、70%エタノールで洗浄した後、減
圧乾燥させ、全RNA標品57mgを得た。
【0016】乾燥全RNA標品10mgを4.5mlの
10mM Tris:HCl(pH7.5),10mM
EDTA,0.2% SDSに溶解し、68℃3分間
処理した後、氷水中で急冷した。0.5mlの5M L
iClを加え、遠心によって不溶物を除去した上清を、
予め0.5M LiCl,10mM Tris:HCl
(pH7.5),10mM EDTA,0.2% SD
Sで平衡化した約1mlのoligo−dTセルロース
カラム(Amersham社製)にかけた。カラムを約
5倍量の同緩衝液で洗った後、10mM Tris:H
Cl(pH7.5),1mM EDTA,0.05%
SDSでカラムに吸着したpoly A + RNAを溶出
した。poly A+ RNA溶出液に2.5倍容の5M
LiCl:エタノール(1:24)を加え、−20℃
で一晩放置した。30,000rpm、30分間の遠心
で得られた沈殿を、70%エタノールで洗浄後、減圧乾
燥させ、poly A+ RNA 96μgを得た。
【0017】〔2〕ホウレンソウ緑葉poly A+
NAのcDNAライブラリーの構築 上記〔1〕で得られたホウレンソウ緑葉より調製したp
oly A+ RNA3μgを9μlの5mM Tri
s:HCl(pH8.3)中で、65℃,5分間加熱処
理した後に43℃に降温した。次いで、4μlの一本鎖
合成反応用バッファー〔50mM Tris:HCl
(pH8.3),50mM KCl,10mM MgC
2 ,3mM DTT〕,2μlの1.25mM dN
TP,オリゴ(dT)プライマー1.35μg,9ユニ
ットのヒト胎盤リボヌクレアーゼインヒビター(和光純
薬)を加えて全液量を20μlにした。この反応液にR
everse transcriptase(生化学工
業)26ユニットを加え、43℃で45分間反応させ
た。反応終了後、チューブを氷水中に入れ、1本鎖cD
NAの合成を終了した。
【0018】次に、1本鎖cDNA合成反応液に、3
7.5μlの二本鎖合成反応用バッファー〔100mM
Tris:HCl(pH7.4),25mM KC
l,10mM MgCl2 ,1mM DTT〕、大腸菌
リボヌクレアーゼH,大腸菌DNAポリメラーゼI 2
3ユニットを加えて、全液量を100μlにした。この
反応液を最初は12℃,60分間、次に22℃,60分
間、更に70℃,10分間反応させ、エッペンドルフ遠
心分離機で数秒間遠心した。再び氷浴中にもどしT4
DNAポリメラーゼ6ユニットを添加し、37℃,10
分間反応させ、2本鎖cDNAの両末端を平衡化した。
反応の終了のため、10μlの0.25MEDTA(p
H8)と10μlの10%SDSを加えた。反応液は、
フェノール抽出エーテル抽出の後に25μlの4M酢酸
アンモニウムと100μlのエタノールを加えて、混合
し、−70℃で20分間冷却した後、遠心によってDN
Aを回収した。この一連の反応によって、約1.4μg
の2本鎖cDNAを合成する事が出来た。この2本鎖c
DNAの中、0.5μgを供試してcDNAクローニン
グシステムλgt 10キット(Amersham社)
を用いてcDNAライブラリーを作製した。
【0019】〔3〕合成DNAプローブの作製 ホウレンソウのシステイン合成酵素のV8プロテアーゼ
消化によって生じた2個のペプチドフラグメントのアミ
ノ酸配列から予想されるDNA配列一鎖V812(a)
およびV822(a)を合成し、末端を32Pでラベルし
てプローブとした。合成DNAプローブV812(a)
の塩基配列を配列表の配列番号:2に、V822(a)
の塩基配列を配列表の配列番号:3に示す。
【0020】〔4〕合成DNAプローブによるcDNA
ライブラリーのスクリーニング 上記〔2〕で得られたcDNAライブラリーのうち、約
2×105 の独立なファージプラークを上記〔3〕で作
製したプローブによって、プラークハイブリダイゼーシ
ョンを行った。フィルターの最終洗浄は6×SSC,
0.1%SDS,47℃で行い、前記のV812
(a),V822(a)の両方にポジティブなクローン
19個をスクリーニングした。約1.3kbのEco
Iインサートを持つ2つのクローンλcs2とλcs4
を選び、同インサートをプラスミドベクターpUC19
とM13mp18のEcoRIサイトにサブクローニン
グした。
【0021】 〔5〕システイン合成酵素cDNAの塩基配列の決定 λcs2とλcs4由来のインサートを含むクローンの
塩基配列をSangerらのジデオキシ法によって、正
逆両方向について、決定した。λcs4のインサート部
分1303bpの全塩基配列を配列表の配列番号1に示
した。配列番号1の中で、163番目のアミノ酸スレオ
ニンから182番目のアミノ酸グリシンまで、および7
1番目のセリンから90番目のアラニンまでは、プロー
ブ作製に用いたアミノ酸配列に相当する部分を示し、そ
れぞれV812(a),V822(a)に対応する。
【0022】 〔6〕システイン合成酵素cDNAクローンの検定 今回クローニングしたcDNAクローンが、確かにシス
テイン合成酵素をコードしているか否かを検定した。シ
ステイン合成能を欠損した大腸菌(NK3)に、該cD
NAクローンを組込んだ発現ベクターpTV118N
(タカラ)を導入し、システイン欠失培地で生育する事
が確認できた事からシステイン合成能が回復している事
が分った。
【0023】これにより本cDNAクローンはシステイ
ン合成酵素をコードしている事が確かめられた。
【0024】
【配列表】
配列番号:1 配列の長さ:1303 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:cDNA to mRNA ハイポセティカル:No アンチセンス No 起源 生物名:Spinacia oleracea 株名:パレード種 TCAGTCTCGA TTCTTCTCAG ATTTCTATCT CTTTTAAGTA TATAACCCAA A ATG GTT 57 Met Val 1 GAG GAG AAG GCC TTC ATT GCT AAA GAT GTG ACT GAA TTG ATT GGG AAA 105 Glu Glu Lys Ala Phe Ile Ala Lys Asp Val Thr Glu Leu Ile Gly Lys 5 10 15 ACG CCA TTG GTA TAT CTC AAC ACT GTC GCC GAT GGT TGT GTT GCT CGT 153 Thr Pro Leu Val Tyr Leu Asn Thr Val Ala Asp Gly Cys Val Ala Arg 20 25 30 GTT GCT GCA AAG CTG GAA GGA ATG GAA CCT TGC TCT AGT GTT AAA GAC 201 Val Ala Ala Lys Leu Glu Gly Met Glu Pro Cys Ser Ser Val Lys Asp 35 40 45 50 AGG ATT GGG TTC AGT ATG ATT ACT GAT GCT GAA AAA AGC GGG CTT ATT 249 Arg Ile Gly Phe Ser Met Ile Thr Asp Ala Glu Lys Ser Gly Leu Ile 55 60 65 ACA CCT GGA GAG AGT GTC CTG ATT GAG CCC ACC AGT GGA AAT ACT GGC 297 Thr Pro Gly Glu Ser Val Leu Ile Glu Pro Thr Ser Gly Asn Thr Gly 70 75 80 ATT GGA TTA GCC TTC ATC GCA GCA GCT AAA GGT TAC AAG CTC ATC ATT 345 Ile Gly Leu Ala Phe Ile Ala Ala Ala Lys Gly Tyr Lys Leu Ile Ile 85 90 95 ACG ATG CCA GCA TCA ATG AGT CTT GAG CGG AGG ACT ATT CTC AGG GCC 393 Thr Met Pro Ala Ser Met Ser Leu Glu Arg Arg Thr Ile Leu Arg Ala 100 105 110 TTT GGT GCT GAG CTT ATC CTT ACT GAT CCA GCA AAA GGT ATG AAA GGG 441 Phe Gly Ala Glu Leu Ile Leu Thr Asp Pro Ala Lys Gly Met Lys Gly 115 120 125 130 GCT GTT CAG AAG GCT GAG GAG ATC CGT GAC AAA ACT CCT AAT TCA TAT 489 Ala Val Gln Lys Ala Glu Glu Ile Arg Asp Lys Thr Pro Asn Ser Tyr 135 140 145 ATA CTA CAA CAG TTT GAA AAC CCT GCC AAC CCA AAG GTT CAT TAT GAA 537 Ile Leu Gln Gln Phe Glu Asn Pro Ala Asn Pro Lys Val His Tyr Glu 150 155 160 ACA ACT GGA CCA GAA ATT TGG AAA GGC ACA GGT GGA AAA ATT GAT ATA 585 Thr Thr Gly Pro Glu Ile Trp Lys Gly Thr Gly Gly Lys Ile Asp Ile 165 170 175 TTC GTC TCT GGA ATA GGG ACT GGA GGT ACA ATA ACA GGT GCA GGA AAA 633 Phe Val Ser Gly Ile Gly Thr Gly Gly Thr Ile Thr Gly Ala Gly Lys 180 185 190 TAC CTA AAG GAA CAA AAC CCG GAT GTT AAG CTA ATT GGC CTG GAA CCA 681 Tyr Leu Lys Glu Gln Asn Pro Asp Val Lys Leu Ile Gly Leu Glu Pro 195 200 205 210 GTG GAA AGT GCT GTA TTG TCT GGA GGA AAA CCT GGC CCA CAT AAG ATT 729 Val Glu Ser Ala Val Leu Ser Gly Gly Lys Pro Gly Pro His Lys Ile 215 220 225 CAA GGA CTT GGA GCT GGA TTC ATA CCT GGT GTT CTG GAT GTG AAT ATT 777 Gln Gly Leu Gly Ala Gly Phe Ile Pro Gly Val Leu Asp Val Asn Ile 230 235 240 ATC GAT GAA GTG GTT CAG ATA TCC AGT GAA GAA TCT ATT GAA ATG GCC 825 Ile Asp Glu Val Val Gln Ile Ser Ser Glu Glu Ser Ile Glu Met Ala 245 250 255 AAA TTG CTC GCC CTC AAG GAA GGT CTA CTG GTT GGG ATT TCA TCT GGT 873 Lys Leu Leu Ala Leu Lys Glu Gly Leu Leu Val Gly Ile Ser Ser Gly 260 265 270 GCT GCT GCT GCC GCT GCC ATT AAA GTG GCA AAG AGG CCT GAA AAT GCT 921 Ala Ala Ala Ala Ala Ala Ile Lys Val Ala Lys Arg Pro Glu Asn Ala 275 280 285 290 GGA AAA CTC ATC GTC GCT GTC TTT CCC AGC TTT GGC GAA CGA TAT TTA 969 Gly Lys Leu Ile Val Ala Val Phe Pro Ser Phe Gly Glu Arg Tyr Leu 295 300 305 TCC TCG GTG TTG TTT GAT TCA GTG AGG AAG GAG GCA GAG AGC ATG GTT 1017 Ser Ser Val Leu Phe Asp Ser Val Arg Lys Glu Ala Glu Ser Met Val 310 315 320 ATT GAG TCC TAAG TTCGAGTTCT CCTTTAATGG TCTTGGATAC TTCACAGGCT 1070 Ile Glu Ser 325 TTGGTCTTTT CATGTGGTCT AAATCCTAGT TTTCTTCTGT TTTCCCTTTC TTTTCTCGTA 1130 GACATGCAAA TCGTGGCCCT TCTGTATTAG AACAATGTCA GTTGTGTCCT TGATGTTTGG 1190 TCATCATGCA CTGGCAACTA TGGTTTGTGA TGTATAAAAT ACTCTTTCAT GTTCTTCCAT 1250 TACATATTGT TGATGAGGGA TTTCATGTGA TAAAAAAAAA AAAAAAAAAA AAA 1303 配列番号:2 配列の長さ:50 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 起源 生物名:Spinacia oleracea 配列 AAIATRTCIATYTTICCICCIGTICCYTTCCAIATYTCIGGICCIGTIGT 50 配列番号:3 配列の長さ:56 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 起源 生物名:Spinacia oleracea 配列 GCIGCIATRAAIGCCAGICCAATICCIGTRTTICCGCTGGTCGGYTCIATCAGIAC 56
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 Phytochemistry, (1985),Vol.24,No.9,p p.1907−1911 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C12N 15/00 - 15/90 BIOSIS(DIALOG) GenBank/EMBL/DDBJ/G eneSeq MEDLINE(STN) WPI(DIALOG)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配列番号1に記載のアミノ酸配列からな
    るタンパク質、または、配列番号1に記載のアミノ酸配
    列において1または数個のアミノ酸が欠失、置換または
    付加されているアミノ酸配列からなり、システイン合成
    酵素活性を有するタンパク質。
  2. 【請求項2】 下記の(A)から(D)の何れかの塩基
    配列を有する遺伝子。 (A)配列番号1に記載のアミノ酸配列をコードする塩
    基配列; (B)配列番号1に記載のアミノ酸配列において1また
    は数個のアミノ酸が欠失、付加または置換されているア
    ミノ酸配列からなり、システイン合成酵素活性を有する
    アミノ酸配列をコードする塩基配列; (C)配列番号1に記載の塩基配列の塩基番号52〜1
    026で表される塩基配列; (D)配列番号1に記載の塩基配列の塩基番号52〜1
    026で表される塩基配列とストリンジェントな条件で
    ハイブリダイズし、システイン合成酵素活性を有するア
    ミノ酸配列をコードする塩基配列。
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