JP3232418B2 - ケーブル状爆薬を用いた人工なだれ始動装置 - Google Patents

ケーブル状爆薬を用いた人工なだれ始動装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明はケーブル状爆薬を用
いて人工なだれを起こさせる装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 人工なだれ始動線として望ましい山
の尾根の部分等に、作業者が多数の小爆薬を運び上げ、
一列に並べて雪中に埋め込み、同時に爆発させる事が行
なわれているが、作業者の労力が大きく、作業者がなだ
れに巻き込まれる危険性も大きい。ロケットで地上に置
かれた爆索を引っ張り、雪上に直線形に敷設し、爆発さ
せて人工なだれを起こさせる方法も知られているが、ロ
ケットや爆索を山の尾根まで運び上げねばならず、作業
者への負担は前者と大差が無く、屈曲した望ましい人工
なだれ始動線に適応できない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 本発明はこれらの
欠点を解消し、作業者の労力が少なくてよく、安全性が
高く、屈曲した人工なだれ始動線にも適応し得る、人工
なだれ始動装置を得ようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 この課題を解決する
ための技術的手段は容易に引き出し得るコイル状に巻い
たケーブル状爆薬を内蔵したケーブル状爆薬容器を無線
操縦(誘導)の無人ヘリコプターまたは雪上車に取り付
け、該容器を離脱可能な蓋で塞ぎ、その蓋にケーブル状
爆薬の一端をつなぎ、他端は離脱可能に容器側に接続
し、蓋を容器から引き離す装置を設け、ケーブル状爆薬
に無線または有線で制御する電気雷管、または時限信管
を取り付け、安全な基地に居る作業者(操縦者)が無線
操縦でこの装置を人工なだれ始動線上で移動させ、ケー
ブル状爆薬を敷設するようにして解決する。
【0005】
【実施例】 図1は本発明を実施した人工なだれ始動
送置の側面図。図2はケーブル状爆薬容器4の拡大横断
面図。図3は制御ボックス3、ケーブル状爆薬容器4、
離脱可能蓋5等の拡大縦断面図。図4はケーブル状爆薬
14の拡大横断面図である。図中1は無線操縦装置を内
蔵した全長数mの無人ヘリコプター。2はその回転翼。
3はヘリコプターの下面に取り付けた制御ボックス。4
はその下面に取り付けた円筒形のケーブル状爆薬容器。
5はその下端に接着剤で弱く接続した起爆装置内蔵の円
盤形離脱可能蓋。6は制御ボックス3中の電磁弁制御用
電波信号受信機。7は受信機6の出力電流で開く電磁
弁。8はその中の弁体。9は圧縮空気を収めたエアーボ
ンベ。10は電磁弁の出力ノズルに連なる、ボックス3
の下壁と容器4の上壁を貫く通気孔。11は容器4の上
壁下面から下垂する円柱軸。12は軸11にはめ込んだ
リールで、その円筒形巻心の上端には直径の大きなフラ
ンジが付き、下端には小さなフランジが付いている。1
3はリールが落下するのを防ぐための、軸11の下端に
切ったネジにはめ込んだナット。14は直径1〓、全長
100m程度のケーブル状爆薬で、その下端は離脱可能
蓋5中に入り、蓋5に固着し、かつ、内部の電気雷管に
接触しており、内部構造は図4のように、軟質プラスチ
ック、ゴム、その他から成る管状ケーブルカバー15中
に、綿火薬等の屈曲可能な固形爆薬、ピクリン酸、その
他の粉末状爆薬等から成る爆薬16がつまった物であ
る。17はリール12に巻き付けられたケーブル状爆薬
の集合体。18は蓋5中に内蔵した起爆用電波信号受信
機。19はその出力で起爆する電気雷管である。なお、
ボックス3、容器4、蓋5等は軽合金、硬質プラスチッ
ク等で造られる。
【0006】次にこの使用法や動作を説明する。なだれ
が起こりやすい山地の斜面に、かなりの積雪があった
際、本装置をその近くの安全な平地等に運び、そこを基
地として、次の作業を進める。その基地には、図示しな
い無人ヘリコプター1を操縦するためのコントローラー
を置く。
【0007】ヘリコプター1には図示しない尾部回転翼
や尾翼も付いており、ガソリンを積み込み、コントロー
ラーを操作すれば、基地から離陸し、飛行し、人工なだ
れを開始させたい線上部の一端の上空10m程度の位置
に到る。通常、山の斜面の最上部、すなわち、尾根に沿
った部分から人工なだれを発生させれば、一挙に広い面
積の除雪を行なう事ができる。
【0008】この人工なだれ開始希望線上の一端に到っ
た無人ヘリコプター1に、基地のコントローラーからデ
ィジタル信号等から成る電磁弁開放指令信号を電波に乗
せて送信すると、受信機6がそれを受け、出力の直流電
流が電磁弁7に1秒間程度流れ、弁体8が1秒間程度開
き、エアーボンベ9中の圧縮空気が電磁弁7内と通気孔
10を通り、容器4内に急激に入り、容器4内の気圧が
高まり、離脱可能蓋5と容器4との接着がはずれ、蓋5
は自重も加わって雪上に落下する。
【0009】その際、蓋5に引かれてケーブル状爆薬の
集合体17がほどけ、ケーブル状爆薬14がリール12
の下端のフランジと容器4の内面との間を通って、容器
5外に引き出される。引き出される際、リール12は受
動的に回転する。ついで、ヘリコプター1を人工なだれ
開始希望線に沿って、雪上10m程度の高さを保ちなが
ら、移動させ、雪上にケーブル状爆薬14を敷設して行
く。
【0010】無人ヘリコプター1が約100m移動する
と、リール12に弱く接続されていたケーブル状爆薬1
4の巻き込み端がリール12からはずれ、雪上に落下
し、リール12は空になる。身軽になったヘリコプター
1を基地にもどす。ついで、作業者はコントローラーを
操作し、起爆指令電波を送信する。それを受信機18で
受け、その出力パルス電流が電気雷管19に流れ、電気
雷管は起爆し、ケーブル状爆薬14全体が誘爆し、周囲
の雪を吹き飛ばし、人工なだれが約100mの幅で起こ
り、斜面の下まで進行し、その範囲の除雪が行なわれ
る。
【0011】ついで、この除雪部の左右その他の部の除
雪を行なうには、基地にもどしたヘリコプター1の前後
端を地上に置いた2個の台上に乗せ、蓋5が取れて露出
しているナット13を軸11からはずし、空のリール1
2を抜き取り、新しいケーブル状爆薬を巻き付けたリー
ルを軸11にはめ、ナット13をとめ付ける。そのケー
ブル状爆薬に連なる新たな離脱可能蓋を容器4の下端に
接着し、ヘリコプター1を再び飛ばし、次の場所に人工
なだれを起こさせる。
【0012】あるいは、数本のケーブル状爆薬を直列に
雪上に敷設した後、電波信号で一挙に起爆させてもよ
い。上記の実施例は種々の設計変更が可能である。以下
その概要を記す。制御ボックス3、ケーブル状爆薬容器
4、離脱可能蓋5等を無人ヘリコプターに取り付ける代
わりに、無線操縦の無人雪上車の後端に取り付け、基地
から、なだれを誘発しにくそうな雪上をゆっくり移動さ
せ、人工なだれ始動線上に到らせ、更に人工なだれ始動
線上をケーブル状爆薬を上記のように敷設しながら、移
動させ、敷設完了後、基地にもどし、人工なだれを起こ
させてもよい。
【0013】ケーブル状爆薬容器4を制御ボックス3に
ネジ止めし、容器4が空になると、はずし、新たなケー
ブル状爆薬容器に付け替えるようにしてもよい。ケーブ
ル状爆薬14の直径、長さ等を任意に変更してもよい。
リール12を省略し、容器4内にコイル状に巻いたケー
ブル状爆薬の集合体を収めてもよい。ケーブル状爆薬1
4の端に電気雷管19を強固に取り付け、電気雷管に細
くて非常に長い電気コードをつなぎ、雷管もコードもリ
ール12に巻き込み、コードの端を離脱可能蓋5に取り
付けたプラグにつなぎ、受信機18は省略し、ヘリコプ
ター1が離陸する直前に蓋5を容器4からはずし、蓋5
は基地に残し、コードを引き出しつつ、ヘリコプター1
を人工なだれ始動線の端まで飛ばし、基地からその地点
がコードの全長より短い場合にはヘリコプターにジグザ
グコースを取らせ、その地点でケーブル状爆薬の端が雪
上に落ちるようにし、更に人工なだれ始動線に沿ってヘ
リコプター1を飛ばし、ケーブル状爆薬をそこに敷設
し、ヘリコプター1を基地にもどし、コントローラーか
ら蓋5に取り付けたプラグとコードを経て、電気雷管に
通電し、ケーブル状爆薬を爆発させてもよい。
【0014】この場合、ケーブル状爆薬の外面を構成す
るケーブルカバー15中にニクロム線を内蔵させ、電気
雷管に通電するコードに添えて、そのニクロム線に通電
するコードを設け、雪上にケーブル状爆薬を敷設した
後、ニクロム線に長時間通電し、ケーブルカバーを30
℃程度に加温し、周囲の雪を解かし、ケーブル状爆薬を
数10〓雪中に埋没させ、ついで、電気雷管に通電し、
ケーブル状爆薬を爆発させ、爆発エネルギーを効率よ
く、周囲を囲む雪の運動エネルギーに変換し得るように
してもよい。
【0015】この場合、雪を解かすのに、かなりの長時
間を要するので、その代わりに、ケーブルカバーをシリ
コーンゴム等の耐熱材料で造り、その内面にはウレタン
フォーム等から成る断熱層を取り付け、外面には硝化綿
やガソリンを染み込ませた布等を取り付け、これらに接
する小ニクロム線を設け、コード等を通じて小ニクロム
線に通電し、この可燃物体に点火し、燃焼熱で周囲の雪
を解かし、ケーブル状爆薬を雪中に埋没させてもよい。
【0016】直径1cm程度の綿ロープの周囲をポリエ
チレン等の可燃性チューブで被覆し、チューブ内にガソ
リンを注入し、一端に電気コードにつながる小電気雷管
を収め、チューブの両端を閉じた物をケーブル状爆薬に
そえ、両者をプラスチックテープで巻いて一体化し、上
記同様に用いてもよい。この場合、雪の冷却効果や雪を
解かして雪中に沈んだ場合の周囲の雪による空気遮断効
果により、ケーブルカバーはそれほど高温にならず、爆
薬16は爆発しなくてすむ。
【0017】蓋5の周囲から上に延びる弾性突起を数本
設け、弾力で容器4の外面または内面に強く接触するよ
うにし、接着剤を用いずに、蓋5を容器4に取り付けて
もよい。無線受信機18と電気雷管19から成る起爆装
置の代わりに、時限信管を蓋5に内蔵させ、ヘリコプタ
ー1を基地から飛び立たせる前に、作業者は時限信管が
数分後に起爆するように、そのタイマーを設定し、ヘリ
コプター1がケーブル状爆薬14と蓋5を雪上に敷設し
て基地に帰った頃、時限信管が起爆し、人工なだれが起
こるようにしてもよい。
【0018】電磁弁7とエアーボンベ9を省略し、離脱
可能蓋5の上縁を数cm上方に延長し、ケーブル状爆薬
容器4の周囲にかぶせ、かつ、延長部の上面にネジ穴を
多数開け、その直上の容器4の外面の数箇所に、固有の
モーターで回転するネジを設けた着脱制御装置を取り付
け、接着剤で蓋5を容器4に取り付ける代わりに、ネジ
を蓋5の延長部に容器の外面に設けたスイッチを押して
ねじ込んで固定し、人工なだれ始動点上に到った時、コ
ントローラーから送られる指令信号を受けた電波受信機
6からの信号で各着脱制御装置中のモーターを逆転し、
蓋5を下方に押し下げ、容器4から離脱させるようにし
てもよい。(蓋5を離脱させるための機構はその他の設
計も可能である。)蓋5中の起爆用電波信号受信器18
を受信器6に組み込み、電器雷管はケーブル状爆薬14
の終端側に取り付け、電気雷管に連なる数10mのコー
ドもリール12に巻き込んでおき、端は電気モーターの
電源供給装置のように、接点を介して起爆用電波信号受
信回路につないでおき、ケーブル状爆薬を雪上に敷設し
た後、電気雷管に連なるコードがリール12からほぼ、
くり出しつくされた時、無人ヘリコプター1が空中にあ
る状態で、起爆指令信号を基地から送り、ケーブル状爆
薬を爆発させ、ヘリコプター1を基地に帰してもよい。
それにより、起爆用電波信号受信器18を反復使用でき
る事になる。
【0019】爆薬を内蔵したケーブル状爆薬は運搬時等
に爆発事故を起こす事もあり得るが、次のようにして、
その危険性をなくしてもよい。ガラス繊維を巻き込む等
して補強した直径数mm程度のシリコーンゴム細管の端
に全長数100m、直径1cm程度の、よく伸びるシリ
コーンゴム管をつなぎ、太い管の端からリール12に巻
き込んでおき、細管の端は蓋5に取り付けておき、ヘリ
コプターを基地から飛ばす前に蓋5を容器5から離し、
基地に残し、細管を引き出しながらヘリコプター1を人
工なだれ開始点まで飛ばし、旋回飛行等により、余分の
細管を全部くり出し、それから人工なだれ始動線にそっ
て、ゴム管を引き出しながら飛行させ、ゴム管を残して
ヘリコプターは基地に帰し、基地の細管の端から水素と
酸素の混合気を低圧で送り込み、太い管の端まで行きわ
たった時点で、基地の端から点火し、混合気を燃焼させ
る。混合気が少量であるため、管は裂けず、温度が上昇
するだけであり、周囲の雪を解かし、雪中に沈み込む。
同様の事を数回くりかえし、雪中にかなり深く沈める。
(燃焼産物は水蒸気であり、冷却すれば水になり、体積
はごく小さい。二酸化炭素の発生する気体を用いる場合
には、燃焼後、吸引ポンプで抜き取る。)ついで、多量
の混合気を送り込み、太い管を直径10cm程度に膨ら
ませる(この時には、爆発エネルギー密度の大きいアセ
チレン、ブタンその他を用いてもよい。管の終端には、
ガスセンサーとその情報を基地に電波で伝える送信器を
取り付けておく事が望ましい。)ついで、点火し、大爆
発を起こさせ、人工なだれを起こさせるようにしてもよ
い。
【0020】この場合、細管を2本平行に並べて太い管
につなぎ、一本には水素を通し、他には酸素を通す等し
てもよい。太い管をガラス繊維布製の管にシリコーンゴ
ムを不完全に塗った物にし、雪中に沈めた後、高圧で、
比重の大きなブタン等と酸素との混合気を送り込み、布
目から漏れた混合気を雪粒間に侵入させ、点火すれば、
管内外の混合気が共に爆発するようにしてもよい。
【0021】太い管は元々太い肉薄のゴム管を平に伸ば
し、ロール状にリール12に巻き込んでもよい。雪中に
沈めない場合には、熱に弱いプラスチックで、管を造っ
てもよい。これらの場合、蓋5にブタンその他の可燃ガ
スをつめたボンベを取り付けておき、雪上に蓋5と共に
落とした後、蓋5に内蔵した無線操縦の、ボンベ内のガ
ス圧で駆動するピストンエンジンまたは内燃式エンジン
で、可燃ガスと周囲の空気との混合気を雪上に敷設した
ゴム管等に送り込み、蓋内の起爆用電波受信器18に基
地から起爆指令信号を送り、起爆させてもよい。(蓋5
に酸素ボンベも取り付けておき、可燃ガスと酸素の混合
気を適当な混合比で混合する制御弁を介して、ゴム管等
に送り込んでもよい。これらのボンベには、位置検出用
の電波発信器を取り付けておき、使用後に、雪中から容
易に発見し得るようにしておけばよい。)離脱可能蓋は
ケーブル状爆薬の一端を雪上等に固定する作用を持って
いるが、ケーブル状爆薬の他端にも、鉄塊等の重りを取
り付け、風で吹き飛ばされないようにする事が望まし
い。
【0022】ヘリコプター1には、テレビカメラを取り
付け、基地でモニターし、操縦その他に役立てる事が望
ましい。基地と蓋5を有線でつなぐ場合、光ファイバー
を用い、基地から、情報光パルス信号や、雷管点火用の
強い光パルスを送ってもよい。その他種々の設計変更が
可能である。
【0023】
【発明の効果】 本発明を実施すれば、作業者が直
接、山の尾根等の人工なだれ始動線付近に行く必要がな
く、従って作業者の労働負担が小さく、安全性が高く、
屈曲した人工なだれ始動線上にも敷設し得る、ケーブル
状爆薬を用いた人工なだれ始動装置が得られる効果が生
ずる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施した人工なだれ始動装置の側面
図。
【図2】 そのケーブル状爆薬容器4の拡大横断面図。
【図3】 制御ボックス3、ケーブル状爆薬容器4、離
脱可能蓋5等の拡大縦断面図。
【図4】 ケーブル状爆薬14の拡大横断面図。
【符号の説明】
1 無線操縦の無人ヘリコプター 2 回転翼。 3 制御ボックス。 4 ケーブル状爆薬容器。 5 離脱可能蓋。 7 電磁弁。 9 エアーボンベ。 14 ケーブル状爆薬。 17 ケーブル状爆薬の集合体。 19 電気雷管。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線操縦の無人ヘリコプターまたは無
    人雪上車にケーブル状爆薬容器を取り付け、該容器に離
    脱可能蓋を取り付け、該容器内にコイル状に巻き込む
    か、該容器内で回転し得るリールにコイル状に巻きつけ
    て、該容器外へ容易に引き出し得るようにした、長いケ
    ーブル状爆薬を収め、該ケーブル状爆薬の一端は離脱可
    能蓋に固着し、他端は離脱可能なように、ケーブル状爆
    薬容器内面、またはリールに弱く接続し、エアーボンベ
    と電磁弁等から成る装置、その他の、離脱可能蓋をケー
    ブル状爆薬容器から離脱させるための装置を該容器に取
    り付け、無線または有線で制御する電気雷管、または時
    限信管をケーブル状爆薬に付けて成る、ケーブル状爆薬
    を用いた人工なだれ始動装置。
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