JP3232408U - 吹矢用の矢 - Google Patents

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Abstract

【課題】付着材料を対象物に確実に付着させる吹矢用の矢を提供する。【解決手段】吹矢用の矢1は、対象物に衝突させることによって付着材料30を対象物に付着可能に構成され、基端部11a側から先端部11b側に向かうに従って小径となる円錐状に形成された矢羽根11と、付着材料30を収容可能に構成されて矢羽根11の先端部11bに配設された収容部12とを備え、収容部12は、付着材料30を一端部21a側に収容可能な筒状のシリンダ部21と、シリンダ部21の他端部21b側から一端部21a側に摺動可能にシリンダ部21の内部に配設されると共に矢羽根11の先端部11bに固定されたピストン部22とを備えて構成され、付着材料30は、非流動性を有している。【選択図】図3

Description

本考案は、対象物に衝突させることによって付着材料を対象物に付着させるための吹矢用の矢に関するものである。
この種の吹矢用の矢として、下記特許文献1に開示された吹矢用の矢が知られている。この吹矢用の矢は、カプセルにしるし材料が充填されたマーカーが矢本体の先端部に取り付けられて構成されている。この矢が逃走者(対象物)に当たると、マーカーのカプセルが破裂してカプセル内のしるし材料が逃走者に付着し、逃走者を追跡するための目印となる。
実用新案登録第3230879号公報
ところが、従来の吹矢用の矢には、改善すべき以下の課題がある。具体的には、従来の吹矢用の矢では、逃走者に当たったときにカプセルが割れて、しるし材料が逃走者に付着する。この場合、使用時以外におけるカプセルの破損を防止するためには、カプセルをある程度丈夫に形成する必要がある。しかしながら、カプセルを丈夫に形成するほどカプセルが割れ難くなり、矢が逃走者に当たったとしてもカプセルが割れずに、しるし材料が逃走者に付着せず、防犯機能を発揮しないおそれがある。
本考案は、かかる課題を解決すべくなされたものであり、付着材料を対象物に確実に付着させ得る吹矢用の矢を提供することを目的とする。
上記課題を解決すべく、請求項1記載の吹矢用の矢は、対象物に衝突させることによって付着材料を対象物に付着させるための吹矢用の矢であって、基端部側から先端部側に向かうに従って小径となる円錐状に形成された矢羽根と、前記付着材料を収容可能に構成されて前記矢羽根の前記先端部に配設された収容部とを備え、前記収容部は、前記付着材料を一端部側に収容可能でかつ当該一端部が開口する筒状のシリンダ部と、当該シリンダ部の他端部側から前記一端部側に摺動可能に当該シリンダ部の内部に配設されると共に前記矢羽根の前記先端部に固定されたピストン部とを備えて構成され、前記付着材料は、非流動性を有している。
また、請求項2記載の吹矢用の矢は、請求項1記載の吹矢用の矢において、前記シリンダ部は、前記一端部側と前記他端部側との中間部位に形成された仕切壁を備え、前記ピストン部は、前記仕切壁よりも前記一端部側に配設された第1ピストンと、前記仕切壁よりも前記一端部側に配設されて当該仕切壁の貫通孔に挿通された連結ロッドを介して前記第1ピストンと連結された第2ピストンとを備えている。
また、請求項3記載の吹矢用の矢は、請求項1記載の吹矢用の矢において、前記矢羽根の前記先端部よりもやや前記基端部側に取り付けられて、当該矢羽根が前記ピストン部と共に前記シリンダ部の前記一端部側に所定の距離だけ移動したときに当該シリンダ部の前記他端部に当接して当該一端部側へのそれ以上の移動を規制するストッパーを備えている。
本考案に係る吹矢用の矢によれば、非流動性を有する付着材料を一端部側に収容可能でかつ一端部が開口するシリンダ部と、シリンダ部の内部に配設されると共に矢羽根の先端部に固定されたピストン部とを備えて収容部を構成したことにより、シリンダ部に収容されている付着材料をピストン部の摺動によってシリンダ部の一端部側に移動させ、矢が対象物に衝突したときに、開口しているシリンダ部の一端部から付着材料を確実に飛び出させて対象物に確実に付着させることができる。
また、本考案に係る吹矢用の矢によれば、一端部側と他端部側との中間部位に形成された仕切壁を備えてシリンダ部を構成し、仕切壁よりも一端部側に配設された第1ピストンと、仕切壁よりも他端部側に配設されて仕切壁の貫通孔に挿通された連結ロッドを介して第1ピストンと連結された第2ピストンとを備えてピストン部を構成したことにより、ピストン部が矢羽根と共にシリンダ部の他端部側から一端部側に摺動したときにピストン部の第2ピストンがシリンダ部の仕切壁に当接して、それ以上のピストン部の移動が規制されるため、矢が対象物に衝突する以前に付着材料がシリンダ部から外部に押し出される事態を回避することができる。
また、本考案に係る吹矢用の矢によれば、矢羽根の先端部よりもやや基端部側に取り付けられたストッパーを備えたことにより、ピストン部が矢羽根と共にシリンダ部の他端部側から一端部側に所定の距離だけ摺動したときにストッパーがシリンダ部の他端部に当接して、それ以上のピストン部の移動が規制されるため、矢が対象物に衝突する以前に付着材料がシリンダ部から外部に押し出される事態を回避することができる。
矢1の斜視図である。 防犯吹矢セット100の斜視図である。 矢1の構成を示す断面図である。 矢1の動作を説明する説明図である。 矢1Aの構成を示す断面図である。 矢1Aの動作を説明する説明図である。
以下、本考案に係る吹矢用の矢の実施の形態について、図面を参照して説明する。
本考案に係る吹矢用の矢の一実施例としての矢1を図1に示す。矢1は、図2に示す筒2と共に防犯吹矢セット100を構成し、筒2に挿入して筒2に息を吹き込むことによって発射され、対象物としての逃走者に矢1を衝突させて付着材料30を逃走者に付着させることによって逃走者の逃走を阻止する防犯用として用いることができる。
本実施形態の矢1は、図1に示すように、矢羽根11および収容部12を備えて構成されている。
矢羽根11は、図1に示すように、基端部11a側から先端部11b側に向かうに従って小径となる円錐筒状に形成されている。
収容部12は、図3に示すように、収容部12は、シリンダ部21およびピストン部22を備え、矢羽根11の先端部11bに配設されている。
シリンダ部21は、図3に示すように、一端部21aと他端部21bとの中間部位に仕切壁21cを有して、付着材料30を一端部21a側に収容可能でかつ一端部21aが開口する筒状(一例として、円筒状)に形成されている。また、仕切壁21cの中央部には、貫通孔21dが形成されている。
ピストン部22は、図3に示すように、第1ピストン22a、第2ピストン22bおよび連結ロッド22cで構成され、シリンダ部21の他端部21b側から一端部21a側に摺動可能にシリンダ部21の内部に配設されている。この場合、第1ピストン22aは、シリンダ部21の仕切壁21cよりも一端部21a側に配設されている。また、第2ピストン22bは、仕切壁21cよりも他端部21b側に配設されて、仕切壁21cの貫通孔21dに挿通された連結ロッド22cを介して第1ピストン22aと連結されている。また、第2ピストン22bには、矢羽根11の先端部11bが固定されている。
付着材料30は、対象物に付着したときに目印となるものであれば、任意に選定することができる。例えば、着色料や着臭剤等を用いることができ、本実施例では、着色料を用いる。また、付着材料30は、乾燥等によって固化し難く、かつ流動性が低い材質、例えば、ゼリー状の材質が好ましい。
次に、防犯吹矢セット100の使用方法を説明する。一例として、対象物としての逃走者(犯罪者)の逃走を阻止することを目的とした使用例について説明する。
図2に示すように、まず、筒2の吹き口側(基端部側)から矢1を挿入する。次いで、逃走者に狙いを定め、筒2の吹き口側から息を吹き込む。この際に、図4に示すように、収容部12のピストン部22が矢羽根11と共にシリンダ部21の他端部21b側から一端部21a側に摺動する。また、ピストン部22の摺動によってシリンダ部21に収容されている付着材料30もシリンダ部21の一端部21a側に移動する。
この場合、ピストン部22の第2ピストン22bがシリンダ部21の仕切壁21cに当接して、それ以上のピストン部22の移動が規制されるため、矢1が対象物逃走者に衝突する以前に付着材料30がシリンダ部21の一端部21aから外部に押し出される事態が回避される。
次いで、矢1が逃走者に命中(衝突)したときには、付着材料30が慣性によってシリンダ部21から飛び出し逃走者に付着し、これにより、逃走者の逃走を阻止することができる。この場合、本考案の矢1では、カプセル内に付着材料30が収容されている従来の構成とは異なり、一端部21aが開口しているシリンダ部21に付着材料30が収容されているため、矢1が逃走者に命中したときに付着材料30がシリンダ部21から確実に飛び出させて逃走者に付着させることができる。
次に、本考案に係る吹矢用の矢の他の実施例としての矢1Aの構成について説明する。矢1Aは、図5に示すように、上記した矢1の収容部12に代えて、収容部12Aを備えている。収容部12Aは、一端部21Aaが開口する円筒状のシリンダ部21Aと、シリンダ部21Aの内部に配設されたピストン部22Aとを備えている。また、矢1Aは、矢羽根11の先端部11bよりもやや基端部11a側に取り付けられた円板状のストッパー23を備えている。このストッパー23は、図6に示すように、矢羽根11がピストン部22Aと共にシリンダ部21Aの他端部21Ab側から一端部21Aa側に所定の距離だけ移動したときにシリンダ部21Aの他端部21Abに当接して一端部21Aa側へのそれ以上の移動を規制する機能を有している。
この矢1Aにおいても、筒2の吹き口側から矢1Aを挿入した状態で吹き口側から息を吹き込むことにより、図6に示すように、収容部12Aのピストン部22Aが矢羽根11と共にシリンダ部21Aの他端部21Ab側から一端部21Aa側に摺動し、シリンダ部21Aに収容されている付着材料30もシリンダ部21の一端部21Aa側に移動する。
この場合、矢羽根11がシリンダ部21Aの一端部21Aa側に所定の距離だけ移動したときに、ストッパー23がシリンダ部21の他端部21Abに当接して一端部21Aa側へのそれ以上の移動が規制されるため、矢1が対象物逃走者に衝突する以前に付着材料30がシリンダ部21Aの一端部21Aaから外部に押し出される事態が回避される。
また、この矢1Aにおいても、一端部21Aaが開口しているシリンダ部21Aに付着材料30が収容されているため、矢1Aが逃走者に命中したときに付着材料30をシリンダ部21Aから確実に飛び出させて逃走者に付着させることができる。
なお、上記した矢1,1Aは、本考案に係る吹矢用の矢の一例であって、適宜変更した構成を採用することができる。例えば、付着材料30として着色料を用いる例について上記したが、着臭剤を付着材料30として用いる構成を採用することもできる。また、円筒状のシリンダ部21,21Aを採用する例について上記したが、断面形状が楕円や多角形の筒状のシリンダ部21,21Aを採用することもできる。
1,1A 矢
11 矢羽根
11a 基端部
11b 先端部
12,12A 収容部
21,21A シリンダ部
21a,21Aa 一端部
21b,21Ab 他端部
21c 仕切壁
21d 貫通孔
22,22A ピストン部
22a 第1ピストン
22b 第2ピストン
22c 連結ロッド
23 ストッパー
30 付着材料
100 防犯吹矢セット

Claims (3)

  1. 対象物に衝突させることによって付着材料を対象物に付着させるための吹矢用の矢であって、
    基端部側から先端部側に向かうに従って小径となる円錐状に形成された矢羽根と、前記付着材料を収容可能に構成されて前記矢羽根の前記先端部に配設された収容部とを備え、
    前記収容部は、前記付着材料を一端部側に収容可能でかつ当該一端部が開口する筒状のシリンダ部と、当該シリンダ部の他端部側から前記一端部側に摺動可能に当該シリンダ部の内部に配設されると共に前記矢羽根の前記先端部に固定されたピストン部とを備えて構成され、
    前記付着材料は、非流動性を有している吹矢用の矢。
  2. 前記シリンダ部は、前記一端部側と前記他端部側との中間部位に形成された仕切壁を備え、
    前記ピストン部は、前記仕切壁よりも前記一端部側に配設された第1ピストンと、前記仕切壁よりも前記一端部側に配設されて当該仕切壁の貫通孔に挿通された連結ロッドを介して前記第1ピストンと連結された第2ピストンとを備えている請求項1記載の吹矢用の矢。
  3. 前記矢羽根の前記先端部よりもやや前記基端部側に取り付けられて、当該矢羽根が前記ピストン部と共に前記シリンダ部の前記一端部側に所定の距離だけ移動したときに当該シリンダ部の前記他端部に当接して当該一端部側へのそれ以上の移動を規制するストッパーを備えている請求項1記載の吹矢用の矢。
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