JP3232105B2 - 引掛シーリング - Google Patents

引掛シーリング

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JP3232105B2
JP3232105B2 JP40548190A JP40548190A JP3232105B2 JP 3232105 B2 JP3232105 B2 JP 3232105B2 JP 40548190 A JP40548190 A JP 40548190A JP 40548190 A JP40548190 A JP 40548190A JP 3232105 B2 JP3232105 B2 JP 3232105B2
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大 吉田
正明 中村
恭志 西岡
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

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  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、引掛シーリングに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、便所等の個室Aの照明は図4に示
すように天井に配設された照明器具1と商用電源ACと
の間に個室Aの外に設けたスイッチ2を介在させ、この
スイッチ2のオンオフにより照明器具1を点滅させるよ
うになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため従来例の構成
では外からは個室A内の照明の状態が分からず、消し忘
れることがあった。請求項1記載の発明は、上述の問題
点に鑑みて為されたもので、その目的とするところは照
明器具の取付けを行う引掛シーリングにおいて、ドアス
イッチを接続するだけで、ドアの開閉に応じた照明器具
の点滅が行えて、消し忘れを起こすことがない引掛シー
リングを提供するにある。
【0004】また請求項2記載の発明においては、ドア
スイッチを取り付けない場合には通常の使用ができる引
掛シーリングを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項l記載の発明は、天井面に取着されるボデ
ィと、ボディの表面を覆うカバーとを備え、カバーをボ
ディに固定するための固定部材を挿通する3個以上の挿
通孔と、直付け照明器具を天井面に固定するための器具
固定部材を挿通する複数の開口孔とをカバーに設け、カ
バーに設けた栓刃挿入孔から挿入された照明器具側の一
対の引掛栓刃を電気的に接続するとともに、機械的に係
脱自在に係止する一対の接触ばねと、一方の接触ばねに
電気的に接続された第1の端子と、屋内配線に接続され
た第2の端子とをボディに設け、他方の接触ばねを屋内
配線に接続し、上記両端子の間に部屋のドアの開閉に応
じて交互にオン、オフするドアスイッチの両端を接続
し、ドアスイッチからの電線をボディ内部に導入するた
のノックアウト部をボディの周壁の四方にそれぞれ設
けている。
【0006】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
の発明において、上記第1、第2の端子に導電板の両端
を着脱自在に固定可能としたものである。
【0007】
【作用】而して本発明の引掛シーリングは内蔵した接触
ばねに接続した第1の端子と、屋内配線に接続される第
2の端子にドアスイッチの両端を接続するだけで、照明
器具をドアの開閉に応じて点滅させることができ、且
、ドアスイッチからの電線をボディ内部に導入するた
のノックアウト部がボディの周壁の四方にそれぞれ設
けられているので、何れかのノックアウト部を用いて開
口部を形成することにより、この開口部を通してドアス
イッチからの電線を所望の方向から導入することがで
き、ドアスイッチを後付けする際にも容易に対応するこ
とができる。そのうえ、ボディとカバーとは3個以上の
固定部材で結合されているのでボディとカバーとのがた
つきを少なくでき、さらに、カバーには直付け照明器具
を天井面に固定するための器具固定部材を挿通する複数
の開口孔が設けられているので、直付け型の照明器具を
取り付けることもできる。尚ドアスイッチを取り付けな
い場合には第1、第2の端子間に導電板を接続するだけ
で良く、この場合通常の引掛シーリングとして使用でき
る。
【0008】
【実施例】以下本発明を実施例により説明する。図1は
一実施例を使用した配線施工例を示し、便所のような既
設配線が為されている個室Aに本発明の実施例のアダプ
タ型の丸型引掛シーリング3を配設するとともに、ドア
スイッチ4を設け、ドアスイッチ4を丸型引掛シーリン
グ3内で照明器具1と屋内配線との通電路に、第1、第
2の端子を構成する端子金具13、13を利用して挿入
接続し、ドアスイッチ4のオン、オフにより照明器具1
をドアの開閉に応じて点滅することができるようになっ
ている。またコンセント5を個室A内に増設し、コンセ
ント5を丸型引掛シーリング3内で接続して屋内配線か
ら給電されるようにしている。
【0009】尚既設の点滅用のスイッチの両端を短絡す
ることにより、商用電源ACを既設の屋内配線を利用し
て丸型引掛シーリング3内へ送ることができる。照明器
具1は照明器具1の灯具上部に設けた引掛栓刃或いはつ
り下げコードの先端に設けたキャップの引掛栓刃を利用
して丸型引掛シーリング3内の接触ばねに接続して給電
される。直付けによる照明器具の場合には照明器具から
の電線を丸型引掛シーリング3内の内部配線に接続して
給電される。
【0010】図2、図3は実施例の丸型引掛シーリング
3の分解斜視図を示しており、図2に示す熱可塑性樹脂
からなるボディ6と、図3に示す熱可塑性樹脂からなる
カバー7とを重ね合わせてなべ型小ねじ8により一体的
に固定することによりシーリング本体を構成する。ボデ
ィ6は建造物の天井に取り付けられるもので、内側とな
る面の周辺には屋内配線からの電線を接続する端子金具
10、10の端子板10A,10Aを打ち込み鋲11、
11でボディ6に固定する固定座12、12と、この固
定座12、12に対してボディ6の中心を介して対称位
置に設けられ、ドアスイッチ4からの電線を接続する端
子金具13、13の端子板13A,13Aを打ち込み鋲
14、14で固定する固定座15、15と、ボディ6の
中心付近の位置に設けられ、コンセント5を接続するた
めの端子金具16の端子板16Aを打ち込み鋲17で固
定する固定座18とを設け、夫々の端子板10A,10
A、13A,13A、16Aを固定している。
【0011】端子金具10、13、16は夫々端子板1
0A、13A、16Aに端子ねじ10B,13B、16
Bを螺着して構成される。各端子板10A、13A、1
6Aの孔19は打ち込み鋲挿通孔、孔20は端子ねじ螺
着用ねじ孔であり、固定座12、15、18の孔21は
打ち込み鋲挿通孔、孔22は端子ねじ逃げ用の孔であ
る。
【0012】ボディ6の中心部には点対称的に一対の接
触ばね23、24が配置される。端子金具25は接触ば
ね23の基部を先端の取付け座25Aにかしめ鋲26で
固定して支持するもので、端子金具25自体は孔61、
61に挿通させた打ち込み鋲27、27でボディ6に固
定される。接触ばね23の基部に設けられた孔30はか
しめ鋲挿通孔であり、取付け座25Aに設けられた孔3
1もかしめ鋲挿通孔である。またボディ6にあけられた
孔32も打ち込み鋲挿通孔である。端子金具25には端
子ねじ33、33をそれぞれ螺着するねじ孔34、34
を設けており、この端子ねじ33、33でコンセント5
等を接続するための端子を構成する。
【0013】端子金具35は接触ばね24の基部を先端
の取付け座35Aにかしめ鋲36で固定して支持するも
ので、端子金具35自体は孔62に挿通させる打ち込み
鋲37でボディ6に固定される。接触ばね24の基部に
設けられた孔38はかしめ鋲挿通孔であり、取付け座3
5Aに設けられた孔39もかしめ鋲挿通孔である。また
ボディ6にあけられた孔40も打ち込み鋲挿通孔であ
る。端子金具35には端子ねじ41を螺着するねじ孔4
2を設けている。ボディ6内の孔63、64はねじ逃げ
用孔である。
【0014】更にボディ6には中心を介した対称的位置
に熱硬化性樹脂からなる固定チップ43を外側から嵌着
する嵌合孔44、44を設けており、この嵌合孔44の
両側内壁には固定チップ43の抜け止め係止片45の先
端爪を係止する係止凹部46を設けている。またボディ
6を天井部に固定するための取付けねじを挿通する挿通
孔を設けた固定部50を4ヵ所等間隔に設けている。
【0015】固定チップ43はカバー7側に設けた小判
型孔47に臨み、直付け照明器具を取付ける場合に固定
用のタピングねじ(器具固定部材)を開口孔たる小孔
43Aに螺入することができるようになっている。尚直
付け照明器具を接続する場合には引掛栓刃を使用せず、
電線を直接端子金具25、35の端子ねじ33、41に
より直接固定する。この場合カバー7の中心位置にノッ
クアウトにより電線挿通孔を穿孔することができるよう
になっている。
【0016】またボディ6には略扇形の凹部48を2か
所設けており、この凹部48は速結端子からなるコネク
タを使用した場合の収納スペースとなる。更にボディ6
の周壁には等間隔で4箇所、ノックアウト部51により
リファインモールの端部を連結する開口部が開けられる
ようになっている。この場合VVF線2本が一本のモー
ルに収納できる大きさのダブルノックアウト構造として
いる。孔52はモールからの電線をボディ6内に導入す
るための電線導入孔である。
【0017】また中心の孔53は屋内配線、ドアスイッ
チ4、コンセント5等からの電線をボディ6内に導入す
る孔である。而してボディ6内では一方の端子板10A
と端子板16Aとの間をリード線54で接続するととも
に、端子板16Aと一方の端子板13Aとの間をリード
線55で接続し、また他方の端子板13Aと、端子金具
35との間をリード線56で、更に他方の端子板10A
と、端子金具25との間をリード線57で接続する。端
子板13A、13A同士は上述のドアスイッチ4を使用
しない場合には端子ねじ13B,13Bで導電板58を
固定して両端子金具13、13間を短絡するようになっ
ている。
【0018】図3に示すカバー7は引掛シーリング対応
の引掛栓刃を挿入して移動させるための略円弧状の一対
の栓刃挿入孔59と、上述した固定チップ43を露出す
るための小判型孔47と、カバー7をボディ6に取付け
るための固定部材たる小ねじ8を挿通するための挿通孔
60を設けている。尚ボディ6側のねじ孔65は小ねじ
8を螺入させるための孔である。
【0019】而して図1に示すようにドアスイッチ4を
引掛シーリング3内の端子金具13間に接続することに
より、ドアの開閉に応じて照明器具1を点滅することが
できるのである。
【0020】
【発明の効果】請求項l記載の発明は、天井面に取着さ
れるボディと、ボディの表面を覆うカバーとを備え、カ
バーをボディに固定するための固定部材を挿通する3個
以上の挿通孔と、直付け照明器具を天井面に固定するた
めの器具固定部材を挿通する複数の開口孔とをカバーに
設け、カバーに設けた栓刃挿入孔から挿入された照明器
具側の一対の引掛栓刃を電気的に接続するとともに、機
械的に係脱自在に係止する一対の接触ばねと、一方の接
触ばねに電気的に接続された第1の端子と、屋内配線に
接続された第2の端子とをボディに設け、他方の接触ば
ねを屋内配線に接続し、上記両端子の間に部屋のドアの
開閉に応じて交互にオン、オフするドアスイッチの両端
を接続し、ドアスイッチからの電線をボディ内部に導入
するためのノックアウト部をボディの周壁の四方にそれ
ぞれ設けたことを特徴とし、一方の接触ばねに電気的に
接続された第1の端子と、屋内配線に接続された第2の
端子とを備え、この両端子の間に部屋のドアの開閉に応
じて交互にオン、オフするドアスイッチを接続している
ので、内蔵した接触ばねに接続した端子と、屋内配線に
接続される端子にドアスイッチの両端に接続された電線
を接続するだけで、照明器具をドアの開閉に応じて点
させることができるようになり、照明器具の消し忘れを
防止できるという効果があり、且つ、ドアスイッチから
の電線をボディ内部に導入するためのノックアウト部
ボディの周壁の四方にそれぞれ設けられているので、何
れかのノックアウト部を用いて開口部を形成することに
より、この開口部を通してドアスイッチからの電線を所
望の方向から導入することができ、ドアスイッチを後付
けする際にも容易に対応できるという効果がある。そ
うえ、ボディとカバーとは3個以上の固定部材で結合さ
れているのでボディとカバーとのがたつきを少なくで
き、さらに、カバーには直付け照明器具を天井面に固定
するための器具固定部材を挿通する複数の開口孔が設け
られているので直付け型の照明器具を取り付けることも
できる。
【0021】また請求項2記載の発明は請求項1記載の
発明において、上記第1、第2の端子間に導電板の両端
を着脱自在に固定可能としたものであるから、ドアスイ
ッチを取り付けない場合には両端子間には導電板を接続
するだけで、従来と同様に室外のスイッチを利用するこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を概略構成図である。
【図2】本発明の一実施例の引掛シーリングのボディ側
分解斜視図である。
【図3】本発明の一実施例の引掛シーリングのカバー側
分解斜視図である。
【図4】従来例の概略構成図である。
【符号の説明】
1 照明器具 3 引掛シーリング 4 ドアスイッチ 5 コンセント 13 端子金具 A 個室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西岡 恭志 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−44982(JP,A) 実開 昭57−122696(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井面に取着されるボディと、ボディの表
    面を覆うカバーとを備え、カバーをボディに固定するた
    めの固定部材を挿通する3個以上の挿通孔と、直付け照
    明器具を天井面に固定するための器具固定部材を挿通す
    る複数の開口孔とをカバーに設け、カバーに設けた栓刃
    挿入孔から挿入された照明器具側の一対の引掛栓刃を電
    気的に接続するとともに、機械的に係脱自在に係止する
    一対の接触ばねと、一方の接触ばねに電気的に接続され
    た第1の端子と、屋内配線に接続された第2の端子とを
    ボディに設け、他方の接触ばねを屋内配線に接続し、上
    記両端子の間に部屋のドアの開閉に応じて交互にオン、
    オフするドアスイッチの両端を接続し、ドアスイッチか
    らの電線をボディ内部に導入するためのノックアウト部
    をボディの周壁の四方にそれぞれ設けたことを特徴とす
    る引掛シーリング。
  2. 【請求項2】上記第1、第2の端子は導電板の両端を着
    脱自在に固定可能としたことを特徴とする請求項1記載
    の引掛シーリング。
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