JP3231471U - 光源モジュール及びバックライトモジュール - Google Patents

光源モジュール及びバックライトモジュール Download PDF

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Abstract

【課題】良好な光学品質と光学的調整可能性を有する光源モジュール及びバックライトモジュールを提供する。【解決手段】光源モジュール100は、複数の発光素子112、114、光混合素子120、及び光学レンズ130を含む。複数の発光素子は、それぞれ、光ビームを発生する。光混合素子は、複数の発光素子を覆い、光ビームの光路に位置する。光混合素子は、少なくとも1つの光射出開口EOを有する。光学レンズは、光ビームの光路に設置し、光混合素子は、発光素子と光学レンズとの間に位置する。【選択図】図3

Description

本考案は、光源モジュール及びバックライトモジュールに関する。
一般的な照明製品では、通常、内部の発光素子に対して光学設計が2回行われる。まず、発光素子のパッケージが完成した後に、発光素子パッケージ体に対して異なる光学パラメータ(例えば、光強度、光束(Luminous flux)の大小、色温度の範囲及び分布)を用いて一次光学設計を行うことで、各発光素子パッケージ体の発光品質を確保する。次に、異なる照明のニーズをさらに満たしようとする場合、一般的には、先に光学レンズに対して二次光学設計を行い、その後、この光学レンズを発光素子パッケージ体に配置することで、照明の機能を実現する。換言すると、上述の二次光学設計は、一次光学設計を経た光に対してもう1つの光学レンズによりその光学性能を変えることである。
しかし、上述の光学レンズは、通常、シングル発光素子のみに対して二次光学設計が行われ、また、シングル発光素子から発する光の色温度が固定したものであり、調整され難いため、その応用は制限される。
上述の問題を解決するために、1つの直接的な解決方法としては、照明製品内で複数の発光素子を採用し、そして、二次光学設計を経た光学レンズをこれらの発光素子の光路に配置する方法がある。しかし、上述の光学レンズは、シングル発光素子の前提で二次光学設計が行われるので、複数の発光素子の光路に設置されれば、その発光効果も良くない。
なお、この「背景技術」の部分が、本考案の内容への理解を助けるためだけのものであるため、この「背景技術」の部分に開示されている内容は、当業者に知られていない技術を含む可能性がある。よって、この「背景技術」の部分に開示されている内容は、該内容、又は、本考案の1つ又は複数の実施例が解決しようとする課題が本考案の出願前に既に当業者に周知されていることを意味しない。
本考案の1つの目的は、良好な光学品質及び良好な光学的調整可能性を有する光源モジュールを提供することにある。
本考案のもう1つの目的は、良好な光学品質及び良好な光学的調整可能性を有するバックライトモジュールを提供することにある。
本考案の他の目的及び利点は、本考案に開示される技術的特徴からさらに理解することができる。
本考案の一実施例において、光源モジュールが提供され、それは、複数の発光素子、光混合素子、及び光学レンズを含む。複数の発光素子は、それぞれ、光ビーム(light beam)を発するために用いられる。光混合素子は、これらの発光素子を覆い、且つこれらの光ビームの光路に位置する。光混合素子は、少なくとも1つの光射出開口を有する。光学レンズは、これらの光ビームの光路に設置され、光混合素子は、これらの発光素子と光学レンズとの間に位置する。
本考案の一実施例において、バックライトモジュールが提供され、それは、複数の上述の光源モジュール及び基板を含む。これらの光源モジュールは、基板に設置される。
上述により、本考案による光源モジュール及びバックライトモジュールでは、光混合素子が複数の発光素子と光学レンズとの間に設置されるので、これらの発光素子が発する複数の光ビームは、光混合素子内で光混合した後に、光混合素子の光射出開口光を経由して射出し、光学レンズに伝播する。光学設計上では、光混合素子から射出する光ビームがシングル発光素子から発する光ビームに近似しているため、光学レンズの設計に合わせることができるので、良好な光学品質を有する。また、光源モジュール及びバックライトモジュールは、これらの発光素子の異なる光学パラメータを、異なる光学的変化を実現するために再調整することができるため、良好な光学的調整可能性も有する。
本考案の上述の特徴及び利点をより明らかにするために、以下、実施例を挙げて添付した図面を参照することにより、詳細に説明する。
本考案の一実施例におけるバックライトモジュールの立体図である。 図1に示すバックライトモジュールの部品の分解図である。 図1及び図2に示すバックライトモジュールにおける光源モジュールの断面図である。 バックライトモジュール制御器、光源モジュール制御器、及び第一、第二発光素子の間の接続関係を示す図である。 バックライトモジュール及び光源モジュールにおける複数の発光素子の配置図である。
本考案の上述した及び他の技術的内容、特徴、機能及び効果は、添付した図面に基づく次のような好ましい実施例の詳細な説明において明確になる。なお、以下の実施例に言及される方向についての用語、例えば、上、下、左、右、前又は後などは、添付した図面の方向に過ぎない。よって、使用される方向の用語は、本考案を説明するためだけのものであり、本考案を限定するためのものではない。
図1は、本考案の一実施例に係るバックライトモジュールの立体図である。図2は、図1に示すバックライトモジュールの部品の分解図である。図3は、図1及び図2に示すバックライトモジュールにおける光源モジュールの断面図である。図4は、バックライトモジュール制御器、光源モジュール制御器、及び第一、第二発光素子の間の接続関係を示す図である。図5は、バックライトモジュール及び光源モジュールにおける複数の発光素子の上面図である。
図1乃至図3を参照する。バックライトモジュール200は、複数の光源モジュール100、基板210、バックライトモジュール制御器220、及び少なくとも1つの光学膜層230を含み、そのうち、光源モジュール100の個数は、例えば、4つであるが、これに限定されない。光源モジュール100は、複数の発光素子110、光混合素子120、光学レンズ130、光源モジュール制御器140、及び反射側壁150を含むが、これに限られない。
以下の段落において上述の各素子について詳細に説明する。
まず、光源モジュール100の内部の各素子について説明する。
発光素子110は、例えば、発光機能を有する素子であり、その種類は、発光ダイオード(Light Emitting Diode、LED)、ミニ発光ダイオード(Mini LED)、マイクロ発光ダイオード(Micro LED)、有機発光ダイオード(Organic LED)、又は他の適切な発光素子であっても良いが、本考案はこれに限定されない。発光素子110は、例えば、光ビームLを発することができ、光ビームLは、青色光、緑色光、赤色光、白色光又は他の適切な色の光であっても良いが、本考案はこれに限られない。図3を参照する。各光源モジュール100では、これらの発光素子110はさらに、第一、第二発光素子112、114を含んでも良い。第一、第二発光素子112、114は、それぞれ、第一、第二色の光ビームL1、L2を発するために用いられ、そのうち、第一色の光ビームL1の色温度は、第二色の光ビームL2の色温度よりも高いが、これに限定されない。もう1つの実施例において、第一、第二色の光ビームL1、L2の互いの色は異なっても良いが、本考案はこれに限られない。
光混合素子120は、光混合機能を有する光学素子であり、それは、複数の光ビームを混合することができる。本実施例では、光混合素子120は、例えば、少なくとも1つの光射出開口EOを有する反射シェルである。
光学レンズ130は、例えば、屈折力を有する光学素子であり、且つ相対する入光面IS及び光射出面ESを有し、そのうち、入光面ISは、光混合素子120からの光ビームを受け取るために用いられ、光ビームは、光射出面ESを経由して光学レンズ130から射出する。なお、当業者は、照明のニーズに応じて、対応する入光面IS及び光射出面ESの形状を設計することができる。一実施例において、光学レンズ130の光学設計は、光混合素子120からの光ビームを拡散するための発光角度に関しても良いが、これに限定されない。
光源モジュール制御器140(図3及び図4に示されている)は、光源モジュール100内のこれらの発光素子110に接続され、且つその機能は、光源モジュール100内のこれらの発光素子110のうちの任意の1つの発光素子が発光するかどうかを選択的に制御するためのものである。
反射側壁150は、例えば、反射機能を有する側壁である。
続いて、バックライトモジュール200の中の光源モジュール100以外の各素子について説明する。
基板210は、例えば、これらの光源モジュール100を載置し、電力を提供するためのものであり、例えば、プリント回路板(Printed circuit board)などである。一実施例において、基板210はさらに、反射機能を有する反射基板であっても良く、例えば、白色プリント回路板であっても良く、或いは、プリント回路板に反射層に塗布又は設置したものであって良い。
バックライトモジュール制御器220(図2及び図4に示されている)は、これらの光源モジュール制御器140に接続され、その機能は、これらの光源モジュール制御器140に制御信号を送信することにより、これらの光源モジュール100内の対応するこれらの発光素子110のうちの任意の1つの発光素子が発光するかどうかを選択的に制御するためのものである。
光学膜層230は、例えば、異なる光学機能を有する材料層であり、その種類は、例えば、増光膜(Brightness Enhancement Film、BEF)、反射型偏光増光フィルム(Dual Brightness Enhancement Film、DBEF)、拡散フィルム、又は他の適切な光学膜層である。なお、当業者は、照明のニーズに応じて、異なる光学機能を有する光学膜層230を採用しても良いが、本考案はこれに限られない。
以下の段落において上述の各素子の間の配置関係について詳しく説明する。
図2、図3及び図4を参照する。これらの光源モジュール100は、例えば、2x2のアレイ配列の方式で基板210に設置される。光混合素子120は、各光源モジュール100におけるこれらの発光素子110を覆い、且つこれらの光ビームLの光路に配置される。光学レンズ130は、光ビームLの光路に設置され、光混合素子120は、これらの発光素子110と光学レンズ130との間に位置する。光源モジュール制御器140(図3に示されている)は、例えば、基板210内に埋設され、且つ光源モジュール100内のこれらの発光素子110に接続される(図4に示されている)。反射側壁150は、例えば、基板210に立設され、且つこれらの発光素子110、光混合素子120、及び光学レンズ130を取り囲む。バックライトモジュール制御器220(図2に示されている)も、例えば、基板210に埋設され、且つこれらの光源モジュール制御器140に接続される(図4に示されている)。光学膜層230は、これらの光学レンズ130の光路の下流側に設置され、そのうち、光は、光路の上流側から下流側へ伝播する。よって、素子の光路の下流側は、光が該素子を通過した後の光路の部分であると理解されても良く、例えば、光学膜層230の光路の下流側は、光が光学膜層230から出た後の光路であり、その後の光路のすべては、光学膜層230の光路の下流側と称される。或いは、別の観点から、いわゆる「A素子がB素子の光路の下流側に位置する」とは、B素子を通過した光ビームがA素子に伝播し得ることを指す。なお、本実施例では、光学膜層230の個数は1つである。他の実施例において、当業者は、光学設計のニーズに応じて、複数の光学膜層を選択して使用しても良いが、本考案はこれに限定されない。
以下の段落において上述の光源モジュール100及びバックライトモジュール200の光学効果について詳細に説明する。
図3を参照する。本実施例に係る光源モジュール100及びバックライトモジュール200では、光混合素子120が複数の発光素子110と光学レンズ130との間に設置されるので、これらの発光素子110が発する複数の光ビームLは、光混合素子120内で光混合した後に、光混合素子120の光射出開口EOを経由して射出し、光学レンズ130に伝播することができる。
詳しく言えば、大部分の光ビームLが光混合素子120の内表面により1回又は複数回反射された後に、光混合素子120の光射出開口EOから射出し、小部分の光ビームLが直接光混合素子120の光射出開口EOから射出することができる。換言すれば、光混合素子120では、光射出開口EOの位置が固定したものであるので、これらの光ビームLは、同様の位置から射出することができる。光学設計上では、光混合素子120の光混合後に射出する光ビームLがシングル発光素子から発する光ビームに近似しているから、その後端の光学レンズ130の二次光学設計に合わせることができる。よって、光源モジュール100及びバックライトモジュール200は、良好な光学品質を有する。
続いて、光混合素子120の光混合後に射出する光ビームLは、入光面ISから光学レンズ130に進入し、そして、光射出面ESを経由して光学レンズ130から射出し、最後に、光学膜層230を通過してバックライトモジュール200に入射することができる。
図3及び図4を参照する。バックライトモジュール200では、バックライトモジュール制御器220は、制御信号を光源モジュール制御器140に送信することで、光源モジュール100におけるこれらの発光素子110が発光するかどうかを選択的に制御することができる。上述の実施方式において、光源モジュール制御器140は、例えば、電流を第一、第二発光素子112、114に同時に提供してそれらを駆動することで、第一、第二色の光ビームL1、L2を発させる。他の実施方式において、光源モジュール制御器140は、電流を提供して第一、第二発光素子112、114のうちの1つのみを駆動しても良い。第一又は第二発光素子112、114のみが発光する状態に関係なく、第一又は第二色の光ビームL1、L2は、すべて、位置が固定した光射出開口EOから射出する。これにより、光混合素子120の光混合後に射出する光ビームLは、シングル発光素子から発する光ビームに近似しているため、後端の光学レンズ130の二次光学設計に合わせることができる。
以下の段落において上述の光源モジュール100及びバックライトモジュール200の異なる応用について詳細に説明する。なお、便宜のため、図5では、4つの光源モジュール100が示されており、左上隅、右上隅、左下隅、及び右下隅に位置する光源モジュール100の符号は、それぞれ、100a、100b、100c、及び100dであり、また、それらがそれぞれ具備する素子の符号の後にも、対応する英語のアルファベットが付いている。
図4及び図5を参照する。バックライトモジュール200では、バックライトモジュール制御器220は、これらの光源モジュール制御器140により、これらの光源モジュール100のうちの一部が発光するように制御し、且つこれらの光源モジュール100のうちの他の部分が発光しないように制御することで、ローカルバックライト制御(Local dimming)を実現することができる。例えば、一実施例において、バックライトモジュール制御器220は、左上隅及び右下隅に位置する光源モジュール100a、100dが発光するように制御し、且つ左下隅及び右上隅に位置する光源モジュール100c、100bが発光しないように制御することができる。なお、上述の発光する光源モジュール100の位置は例示に過ぎず、本考案はこれに限定されない。即ち、バックライトモジュール制御器220は、異なる領域に位置する光源モジュール100における対応する光源モジュール制御器140を選択的に制御することで、対応する領域が発光するようにさせることができる。
続いて、図3を参照する。本実施例では、反射側壁150の高さHRが光学レンズ130の高さHLよりも高いように設計される。光学レンズ130の作用は、例えば、光混合素子130からの光ビームを拡散することができる発光角度の効果であるため、上述の高さの設計を採用すれば、光学レンズ130の拡散後の光ビームを、反射側壁130により取り囲まれる範囲内に限定することで、ローカルバックライト制御の効果を達成することができ、逆に、光学レンズ130の高さHLが反射側壁150の高さHRよりも高い場合、光ビームが反射側壁150の領域外に到達し得るから、ローカルバックライト制御の効果を達成することができない。
図3、図4及び図5を参照する。バックライトモジュール200では、バックライトモジュール制御器220も、制御信号を任意の1つの光源モジュール100(100a〜100d)の中の光源モジュール制御器140(140a〜140d)に送信し、第一、第二発光素子112、114(112a〜112d、114a〜114d)に異なる駆動電流を提供することで、第一色の光ビームL1と第二色の光ビームL2との光強度が異なるようにさせることができる。これにより、光混合素子120から射出する光の色温度を調整することで、ローカル色温度の調整及び制御を実現することができるが、本考案はこれに限定されない。
図3、図4及び図5を参照する。バックライトモジュール200では、異なる領域の光源モジュール100に対して色温度(又は、光の色)の切り替えを行いたいときに、バックライトモジュール制御器220は、制御信号を、色温度の切り替えを行いたい光源モジュール100における光源モジュール制御器140に送信することができる。そして、光源モジュール制御器140は、制御信号に基づいて、第一、第二発光素子112、114が、異なる色温度を有する第一、第二色の光ビームL1、L2を発するようにさせることができる。例えば、図5の左上隅の光源モジュール100aから発する光の色温度が比較的高いため、比較的低い色温度に調整される必要があるとし、このときには、バックライトモジュール制御器220は、光源モジュール100aの光源モジュール制御器140aに制御信号を送信する。光源モジュール制御器140aが制御信号を受信した後に、それは、色温度が比較的高い光を発し得る第一発光素子112aをオフにし、且つ色温度が比較的低い光を発する第二発光素子114aをオンにすることで、色温度の切り替えを行うことができる。逆もまた同様である。
続いて、本考案の実施例に係るバックライトモジュール200は、表示器(図示せず)に光源を提供することで、表示器に映像画面を表示させても良い。例えば、正常モードの場合、バックライトモジュール制御器220は、制御信号をすべての光源モジュール制御器140に送信し、これらの第一発光素子112が色温度の比較的高い第一色の光ビームL1を発するように制御し、且つこれらの第二発光素子114が色温度の比較的低い第二色の光ビームL2を発しないように制御することで、バックライトモジュール200の後端に位置する表示器に光源を提供し、表示器に正常表示(正常モード)を行わせることができる。或いは、目保護モードの場合、バックライトモジュール制御器220は、制御信号をすべての光源モジュール制御器140に送信し、これらの第二発光素子114が色温度の比較的低い第二色の光ビームL2を発するように制御し、且つこれらの第一発光素子112が色温度の比較的高い第一色の光ビームL1を発しないように制御することで、バックライトモジュール200の後端に位置する表示器に光源を提出することができる。このようにして、バックライトモジュール200は、比較的柔らかい光源を提供することで、高い色温度が原因でユーザの目が過度に刺激されるのを防ぐことができる。従来の表示装置がソフトウェア及びアルゴリズムにより高い色温度の光ビーム(例えば、青色光)の比率をフィルタリングすることで、正常モード又は目保護モードを実現することができるが、フィルタリングの方式により、発光効率の低下を来す恐れがある。これに対して、本考案の実施例に係る光源モジュール100及びバックライトモジュール200は、上述の方式により切り替えることができるため、上述のフィルタリングステップを回避し、従来技術の発光効率が良くないという問題を解決することができる。
また、もう1つの実施例において、本考案の実施例に係るバックライトモジュール200は、ナイトビジョン(夜間暗視)表示器の光源(図示せず)とすることもできる。例えば、昼間モードの場合、バックライトモジュール制御器220は、制御信号をすべての光源モジュール制御器140に送信し、これらの第一発光素子112が第一色の光ビームL1(例えば、白色光)を発するように制御し、且つこれらの第二発光素子114が第二色の光ビームL2(例えば、緑色光)を発しないように制御することで、昼間の正常表示を実現することができる。夜間モードの場合、バックライトモジュール制御器220は、制御信号をすべての光源モジュール制御器140に送信し、これらの第二発光素子114が第二色の光ビームL2(例えば、緑色光)を発するように制御し、且つこれらの第一発光素子112が第一色の光ビームL1(例えば、白光)を発しないように制御することができる。一般的に言えば、人の目が緑色光に最も敏感であるから、本実施例に係るバックライトモジュール200を適用するナイトビジョン表示器は、夜間モードの下で、人の目が見やすい映像画面を提供することができると同時に、白色光の中の赤色光の波長範囲による、ナイトビジョン表示器の赤外線の受け取りへの影響を避けることもできる。
上述から分かるように、バックライトモジュール200は、上述の調整方式によって異なる応用を実現することができるため、良好な光学的調整可能性を有する。
以上のことから、本考案に係る光源モジュール及びバックライトモジュールでは、光混合素子が複数の発光素子と光学レンズとの間に設けられ、これらの発光素子が発する複数の光ビームは、光混合素子内で光混合した後に、光混合素子の光射出開口を経由して射出し、光学レンズに伝播することができる。光学設計上では、光混合素子から射出する光ビームがシングル発光素子から発する光ビームに近似しており、光学レンズの設計に合わせることができるから、良好な光学品質を有する。また、光源モジュール及びバックライトモジュールは、これらの発光素子の異なる光学パラメータを再調整することで、異なる光学的変化を実現することができるので、良好な光学的調整可能性を有する。
本考案は、前述した好適な実施例に基づいて以上のように開示されたが、前述した好適な実施例は、本考案を限定するためのものでなく、当業者は、本考案の技術思想と範囲を離脱しない限り、本考案に対して些細な変更と潤色を行うことができるので、本考案の保護範囲は、添付した実用新案登録請求の範囲に定まったものを基準とする。また、本考案の何れの実施例又は実用新案登録請求の範囲は、本考案に開示された全ての目的又は利点又は特徴を達成する必要がない。また、要約の一部と考案の名称は、文献の検索を助けるためのみのものであり、本考案の権利範囲を限定するものでない。また、本明細書又は実用新案登録請求の範囲に言及されている「第一」、「第二」などの用語は、要素(element)に名前を付け、または、異なる実施例又は範囲を区別するためのもののみであり、要素の数量上での上限又は下限を限定するためのものでない。
100、100a〜100d:光源モジュール
110:発光素子
112、112a〜112d:第一発光素子
114、114a〜114d:第二発光素子
120:光混合素子
130:光学レンズ
140、140a〜140d:光源モジュール制御器
150:反射側壁
200:バックライトモジュール
210:基板
220:バックライトモジュール制御器
230:光学膜層
EO:光射出開口
ES:光射出面
IS:入光面
HR、HL:高さ
L:光ビーム
L1:第一色の光ビーム
L2:第二色の光ビーム

Claims (17)

  1. 複数の発光素子、光混合素子、及び光学レンズを含む光源モジュールであって、
    前記複数の発光素子は、それぞれ、光ビームを発するために用いられ、
    前記光混合素子は、前記複数の発光素子を覆い、且つ前記光ビームの光路に位置し、また、前記光混合素子は、少なくとも1つの光射出開口を有し、
    前記光学レンズは、前記光ビームの光路に設置され、前記光混合素子は、前記複数の発光素子と前記光学レンズとの間に位置する、光源モジュール。
  2. 請求項1に記載の光源モジュールであって、
    光源モジュール制御器をさらに含み、
    前記光源モジュール制御器は、前記複数の発光素子のうちの任意の1つの発光素子が発光するかどうかを選択的に制御する、光源モジュール。
  3. 請求項2に記載の光源モジュールであって、
    前記複数の発光素子は、第一発光素子及び第二発光素子を含み、
    前記第一発光素子は、第一色の光ビームを発するために用いられ、前記第二発光素子は、第二色の光ビームを発するために用いられ、
    前記第一色の光ビームの色温度が前記第二色の光ビームの色温度よりも高い、光源モジュール。
  4. 請求項3に記載の光源モジュールであって、
    前記光源モジュール制御器は、前記第一発光素子及び前記第二発光素子に異なる電流を提供することにより、前記第一色の光ビーム及び前記第二色の光ビームの光強度が異なるようにさせる、光源モジュール。
  5. 請求項1に記載の光源モジュールであって、
    反射側壁をさらに含み、
    前記反射側壁は、前記複数の発光素子、前記光混合素子、及び前記光学レンズを取り囲む、光源モジュール。
  6. 請求項5に記載の光源モジュールであって、
    前記反射側壁の高さが前記光学レンズの高さよりも高い、光源モジュール。
  7. 請求項1に記載の光源モジュールであって、
    前記光混合素子は、反射シェルをさらに含む、光源モジュール。
  8. 複数の光源モジュールと、基板とを含むバックライトモジュールであって、
    前記複数の光源モジュールのうちの各光源モジュールは、複数の発光素子、光混合素子、及び光学レンズを含み、
    前記複数の発光素子は、それぞれ、光ビームを発するために用いられ、
    前記光混合素子は、前記複数の発光素子を覆い、且つ前記光ビームの光路に位置し、また、前記光混合素子は、少なくとも1つの光射出開口を有し、
    前記光学レンズは、前記光ビームの光路に設置され、前記光混合素子は、前記複数の発光素子と前記光学レンズとの間に位置し、
    前記複数の光源モジュールは、前記基板に設置される、バックライトモジュール。
  9. 請求項8に記載のバックライトモジュールであって、
    前記複数の光源モジュールのうちの各光源モジュールは、光源モジュール制御器をさらに含み、
    前記光源モジュール制御器は、前記複数の発光素子のうちの任意の1つの発光素子が発光するかどうかを選択的に制御する、バックライトモジュール。
  10. 請求項9に記載のバックライトモジュールであって、
    バックライトモジュール制御器をさらに含み、
    前記バックライトモジュール制御器は、前記複数の光源モジュール制御器に接続され、
    前記バックライトモジュール制御器は、前記複数の光源モジュール制御器により、前記複数の光源モジュールにおける前記複数の発光素子のうちの任意の1つの発光素子が発光するかどうかを選択的に制御する、バックライトモジュール。
  11. 請求項10に記載のバックライトモジュールであって、
    前記バックライトモジュール制御器は、前記複数の光源モジュール制御器により、前記複数の光源モジュールのうちの一部が発光するように制御し、且つ前記複数の光源モジュールのうちの他の部分が発光しないように制御する、バックライトモジュール。
  12. 請求項10に記載のバックライトモジュールであって、
    前記複数の光源モジュールのうちの各光源モジュールでは、前記複数の発光素子は、第一発光素子及び第二発光素子を含み、
    前記第一発光素子は、第一色の光ビームを発するために用いられ、前記第二発光素子は、第二色の光ビームを発するために用いられ、
    前記第一色の光ビームの色温度が前記第二色の光ビームの色温度よりも高い、バックライトモジュール。
  13. 請求項12に記載のバックライトモジュールであって、
    前記バックライトモジュール制御器は、各前記光源モジュール制御器により、対応する前記第一発光素子及び前記第二発光素子に異なる電流を提供することで、前記第一色の光ビーム及び前記第二色の光ビームの光強度が異なるようにさせる、バックライトモジュール。
  14. 請求項8に記載のバックライトモジュールであって、
    前記複数の光源モジュールのうちの各光源モジュールは、反射側壁をさらに含み、
    前記反射側壁は、前記複数の発光素子、前記光混合素子、及び前記光学レンズを取り囲む、バックライトモジュール。
  15. 請求項14に記載のバックライトモジュールであって、
    前記反射側壁の高さが前記光学レンズの高さよりも高い、バックライトモジュール。
  16. 請求項8に記載のバックライトモジュールであって、
    各光混合素子は、反射シェルをさらに含む、バックライトモジュール。
  17. 請求項8に記載のバックライトモジュールであって、
    少なくとも1つの光学膜層をさらに含み、
    前記少なくとも1つの光学膜層は、前記複数の光学レンズの光路の下流側に設置される、バックライトモジュール。
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