JP3231450U - 看護ベッド - Google Patents

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Abstract

【課題】患者の身体を移動させずに排泄を行うことが可能であり、且つ排泄物受容器をボウル本体から容易に脱離可能であり、排泄物の清掃及び洗浄を便利に行える看護ベッドを提供する。【解決手段】看護ベッド100は、ベッドと、ベッドボード部材と、ベッドボード部材から分離可能な可動式パッドと、支持フレーム50と、ボウル本体30と、排泄物受容器40と、を備えている。支持フレーム50は可動式パッドの下方に係合し、患者が排泄を行う際には可動式パッドの第三パッドを取り外し、ボウル本体30の受面部31を可動式パッドの排泄孔に正対させ、患者が病院用ベッド上で排泄可能にする。また、洗浄装置60及び温水供給装置70をさらに備え、電気ヒーター74により洗浄用水を適温まで加熱して患者の臀部を洗浄することで病原菌の感染を抑制し、同時にボウル本体30内に付着した排泄物も洗浄することでボウル本体30を清潔に保つ。【選択図】図4

Description

本考案は、患者が自力で排泄と洗浄を行うことを可能にする看護ベッドに関し、更に詳しくは、排泄完了後にベッド上で温水により臀部を洗浄し、且つ排泄物の清掃及び洗浄を便利に行えるようにする看護ベッドに関する。
差し込み便器は病院用ベッドや家庭内の看護または介護で最も使用されている福祉用具の1つであり、身体が不自由であったり、怪我や手術等でベッド上で排泄しなければならない患者に適用されている。
台湾特許出願第I674889号公報 台湾特許出願第I669109号公報
しかしながら、従来の差し込み便器は使用時にまず患者の身体を持ち上げて臀部下方に取り付け、排泄完了後に身体下方から取り外して洗を行わねばならず、使用上非常に不便であった。特に患者が頻繁に排泄を行う場合、差し込み便器の取り付けと取り外しを何度も繰り返さねばならず、看護者または介護者にとって負担が大きく困難なものであった。
また、本考案者は以前、従来の差し込み便器の不便さを改善するために、病院用ベッド下方に固定する差し込み便器を開発した。この差し込み便器のスルーホールには遮蔽蓋が設けられており、遮蔽蓋を前方に移動するとスルーホールを遮蔽し、後方に移動するとスルーホールが露出するようになっている。これにより、先行技術に存在する患者の身体を移動させて病院用ベッドで排泄する際の問題を解決した。
しかし、上述の考案は患者の身体を移動させる不便を改善してはいるが、排泄物を差し込み便器中に溜めておくと、差し込み便器の遮蔽蓋の密閉性が不足しているため、排泄物の悪臭が空気に漂い出し、病室内に悪臭が充満してしまった。このため、どのようにすれば差し込み便器を簡単に取り外して排泄物を清掃及び洗浄できるようになるかが、本考案者が解決を目指して積極的に思案する課題となっていた。
そこで、本考案者は上記の欠点が改善可能と考え、鋭意検討を重ねた結果、合理的設計で上記の課題を効果的に改善する本考案の提案に至った。
本考案は、このような従来の問題に鑑みてなされたものである。上記課題の解決のため、本考案は、患者が自力で排泄と洗浄を行うことを可能にする看護ベッドを提供することを目的とする。すなわち、本考案は患者の身体を移動させずに排泄を行うことが可能であり、且つ排泄物受容器をボウル本体から容易に脱離可能であり、排泄物の清掃及び洗浄を便利に行えるようにする効果を有する。
また、本考案の他の目的は、患者が自力で排泄と洗浄を行うことを可能にする別の看護ベッドを提供することである。つまり、排泄物収集器に付設されている洗浄装置により、患者が排泄後速やかに温水により臀部を洗浄し、病原菌の感染を抑制する効果を有する。
上記課題を解決するために、本考案のある態様の看護ベッドは、
フロントフレーム、リアフレーム、及び前記フロントフレームと前記リアフレームとを連結している複数の縦方向のベッドフレーム及び横方向のベッドフレームで構成されているベッドと、
前記ベッド上に設置され、且つ前記フロントフレームと前記リアフレームとの間に位置しているベッドボード部材と、
前記ベッド上に設置され、且つ前記フロントフレームと前記リアフレームとの間に位置し、少なくとも第一パッド及び第二パッドを含み、前記第一パッド及び前記第二パッド中には開口している排泄孔が設けられ、前記排泄孔には容易に取り付け及び取り外し可能な第三パッドが設置されており、前記ベッドボード部材から分離可能な可動式パッドと、
1対の直立ポール及び1対の横方向ロッドを含み、前記1対の横方向ロッドは対称に配置されていると共に前記1対の直立ポールとそれぞれ垂直に連結し、各前記横方向ロッドの自由端は前記横方向のベッドフレームの内側に各枢設され、少なくとも1つの回転ノブは前記横方向のベッドフレームに枢設され、且つ前記横方向ロッドの下縁に係合しており、支持フレームが前記ベッドに装着されていると共に前記直立ポールの下端が床から離間している前記支持フレームと、
上縁は開口を呈する受面部であり、前記受面部の外縁の座シートには溝部が設けられ、前記溝部は前記横方向ロッドの外縁に係合し、前記座シートは前記開口を形成し、前記開口は下方に向けて縮小し、前記座シートの下縁は排出口を呈し、前記排出口にはねじ山が設けられているボウル本体と、
前記ボウル本体の下方に設置され、ボトルを有し、前記ボトルの上縁はボトル口であり、前記ボトルの下縁は閉じた底面であり、前記ボトル口には前記排出口に螺合するねじ山が設けられている排泄物受容器と、
前記フロントフレーム側を前側、前記リアフレーム側を後側と定義すると、前記ボウル本体の座シートの前側上方に延伸している前端スプレー孔を有し、一方の前記横方向のベッドフレームに設置されている前端スプレー台座と、前記ボウル本体の前記座シートの後側上方に延伸している後端スプレー孔を有し、他方の前記横方向のベッドフレームに設置されている後端スプレー台座とを含む洗浄装置と、
前記ボウル本体の下方周辺に設置されている貯水バケットを含み、前記貯水バケットの上方には給水口及びふたが設けられ、前記貯水バケットには電気ヒーター及びウォーターポンプが内設され、前記電気ヒーターは電気加熱管により洗浄用水を所定の温度まで加温し、前記ウォーターポンプは前記貯水バケット内の加温された前記洗浄用水を汲み取り、輸送パイプの前端部パイプ及び後端部パイプを経由して前記前端スプレー台座及び前記後端スプレー台座までそれぞれ輸送し、前記前端スプレー孔及び前記後端スプレー孔により患者の臀部を洗浄する温水供給装置と、を備え、患者が自力で排泄と洗浄を行うことを可能にする。
<考案の効果>
このように、本考案によれば、次のような効果がある。
(1)本考案では、ボウル本体の下縁には排泄物受容器が連結され、ボウル本体は支持フレームにより可動式パッド下方に係合し、患者が排泄する際には第三パッドを取り外してボウル本体の受面部を可動式パッドの排泄孔に正対させることにより、患者が病院用ベッド上で排泄可能にする。排泄完了後に支持ベースを作動させて前記支持フレームを床に向けて枢動させ、支持ロッドを床に着けて床に支持されるようにした後、ボウル本体の座シートを支持フレームの外側に向けて移動させる。これにより、排泄物受容器を容易に回転させて前記ボウル本体から脱離させることができるようになるため、排泄物の清掃及び洗浄作業を行うことが容易になる。
(2)本考案は洗浄装置及び前記温水供給装置をさらに有している。前記電気ヒーターにより洗浄用水を適温まで加熱して患者の臀部を洗浄し、病原菌の感染を抑制すると同時に、前記ボウル本体内に付着した排泄物も洗浄し、前記ボウル本体を清潔に保つ。
本考案の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本考案の好ましい実施形態に係る看護ベッドを示す分解斜視図である。 本考案の好ましい実施形態に係る看護ベッドを示す組み合わせ斜視図である。 本考案の好ましい実施形態に係る看護ベッドを示す組み合わせ側面図である。 本考案の取り外しやすい機構を示す組み合わせ斜視図である。 本考案の温水供給装置を示す外観斜視図である。 本考案の温水供給装置を示す側面断面図である。 本考案の温水供給装置と洗浄装置の関係を示す外観斜視図である。 本考案の支持フレ−ムの関連機構を示す組み合わせ斜視図である。 本考案の支持フレ−ムの関連機構を示す側面断面図である。 本考案の取り外しやすい機構の作動を示す概略斜視図である。 本考案の第三パッドが除去される概略斜視図である。 本考案のベッドボード部材の部分的正面断面図である。 本考案のベッドの底部を示す概略斜視図である。
本考案における好ましい実施形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本考案の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本考案の必須要件であるとは限らない。
まず、図1から図3を参照する。本考案の「看護ベッド」100の構造について下述する。
<ベッド10>
ベッド10は、フロントフレーム11、リアフレーム12、前記フロントフレーム11と前記リアフレーム12との間に連結されている複数の縦方向のベッドフレーム13及び横方向のベッドフレーム14、4組の側面方向の保護板15、及び4組のベッドホイール16で構成されている。前記側面方向の保護板15は縦方向のベッドフレーム13に設置し、上下に枢動し定位する機能を有している。前記枢動定位機構は従来の技術であり、本考案の訴求点ではないため詳述しない。また、前記フロントフレーム11及び前記リアフレーム12にはほぞ部材17が設置され、前記縦方向のベッドフレーム13の端部には前記ほぞ部材17に係合する係合溝18が設けられ、前記フロントフレーム11及び前記リアフレーム12が前記縦方向のベッドフレーム13に着脱しやすくなっている。ベッドボード部材19は前記ベッド10上に設置され、且つ前記フロントフレーム11と前記リアフレーム12との間に位置している。
<前記ベッドボード部材19から分離可能な可動式パッド20>
可動式パッド20は、前記ベッド10上に設置され、且つ前記フロントフレーム11と前記リアフレーム12との間に位置している。前記可動式パッド20は少なくとも第一パッド21及び第二パッド22を備え、前記第一パッド21及び第二パッド22中には開口している排泄孔23が設けられ、前記排泄孔23には容易に取り付け及び取り外し可能な第三パッド24が設置されている。本実施例では、前記第一パッド21及び第二パッド22は左右対称に分離可能であってもよいし、一体成形されていてもよい。また、前記ベッド10は後側に第四パッド25が設置されている。
<ボウル本体30>
ボウル本体30は、開口している受面部31及び前記受面部31の外縁に設置されている座シート32を有し、前記座シート32の下縁には排泄物受容器40を連結し、且つ支持フレーム50により前記第三パッド24下方に係合している。
次に、図4から図6を参照する。前記支持フレーム50は1対の直立ポール及び1対の横方向ロッドを含み、前記1対の横方向ロッドは対称に配置されていると共に前記1対の直立ポールとそれぞれ垂直に連結している。各前記横方向ロッド51の自由端511はピボット部材511(例えば、ねじ)により前記横方向のベッドフレーム14の内側に各枢設され、少なくとも1つの回転ノブ53は前記横方向のベッドフレーム14に枢設され、且つ前記横方向ロッド51の下縁に係合しており、前記支持フレーム50が前記ベッド10に装着されていると共に前記直立ポール52の下端521は床から離間している。本実施例では、前記支持フレーム50には支持ロッド54がさらに設置され、これらは1対の前記直立ポール52の下端に連結して前記支持フレーム50の剛性を高めている。
前記ボウル本体30の上縁は開口を呈する受面部31であり、前記受面部31の外縁の座シート32には溝部33が設けられている。前記溝部33は前記横方向ロッド51の外縁に係合し、前記座シート32は前記開口を形成し、前記開口は下方に向けて縮小し、その下縁は排出口35を呈している。また、前記排泄物受容器40のボトル41の上縁はボトル口42であり、前記ボトルの下縁は閉じた底面43であり、且つボトル口42には前記ボウル本体30の排出口35のねじ山に螺合するねじ山が設けられている。
本実施例では、前記横方向のベッドフレーム14に設置され、且つ前記ボウル本体30の座シート32の前側上方に延伸している前端スプレー孔62を有する前端スプレー台座61と、他の前記横方向のベッドフレーム14に設置され、且つ前記ボウル本体30の座シート32の後側上方に延伸している後端スプレー孔64を有する後端スプレー台座63と、を備える洗浄装置60がさらに設置されている。すなわち、前記前端スプレー台座61及び前記後端スプレー台座63は前記横方向のベッドフレーム14に固定され、且つ前記ボウル本体30の揚水洗浄には影響を与えない。
次に、図5Aから図6を参照する。温水供給装置70は前記ボウル本体30の下方周辺に設置されている貯水バケット71を備え、前記貯水バケット71上方には給水口72及びふた73が設けられ、前記貯水バケット71には電気ヒーター74及びウォーターポンプ75が内設されている。前記電気ヒーター74は電気加熱管741により前記洗浄用水Wを所定の温度まで加温し、前記ウォーターポンプ75は前記貯水バケット71内の加温された洗浄用水Wを汲み取り、輸送パイプ76の前端部パイプ761及び後端部パイプ762を経て前記前端スプレー台座61及び後端スプレー台座63までそれぞれ輸送し、前記前端スプレー孔62及び後端スプレー孔64により患者の臀部を洗浄する。本実施例では、温水供給装置70はベッド10下方の所定の箇所に設置される。これはベッド10に固定されているわけではなく移動可能であり、且つ前記給水口72から洗浄用水Wを随時補充する。また、前記温水供給装置70は前記ボウル本体30の下方周辺に設置されるのが好ましい。前記洗浄装置60に必要な温水を供給し、患者が臀部を快適に洗浄可能にするためでる。
次に、図7を参照する。本実施例では、前記ボウル本体30の排出口35には螺合部36が設けられ、その内縁には雌ねじ37が設けられ、前記排泄物受容器40のボトル口42には前記雌ねじ37に螺合する雄ねじ44が設けられ、前記排泄物受容器40を前記ボウル本体30の下方に螺合可能にする。また、前記ボウル本体30の座シート32の表面には少なくとも充填溝34が設けられ、その中に芳香物質Sが配置されて排泄物の悪臭を消臭する。
これにより、患者が病院用ベッド上で排泄したい場合、図9に示すように、まず前記第三パッド24を取り外し、前記ボウル本体30の受面部31を前記排泄孔23に正対させる。患者が排泄完了後に前記回転ノブ53を回して開け、前記支持フレーム50を床に向けて枢動する。図8に示すように、前記直立ポール52の下端521は床に立設されているが、本考案ではさらに前記直立ポール52の間に支持ロッド54を連結することで、前記支持フレーム50を床に向けて枢動させた後に前記支持ロッド54を床に着けて支持させることで、剛性を高める。この際、前記ボウル本体30の座シート32を前記支持フレーム50の外側に向けて移動させると、看護者が前記排泄物受容器40を簡単に回転させて前記ボウル本体30から脱離させられるようになり、効率的に排泄物の清掃及び前記排泄物受容器40の洗浄を行うことができる。
本考案では、前記ボウル本体30の下縁には排泄物受容器40が連結され、ボウル本体30は支持フレーム50によりベッドボード部材20の第三パッド24下方に係合している。患者が排泄したい場合、第三パッド24を取り外し、ボウル本体30の受面部31を前記排泄孔23に正対させるのみで、患者は病院用ベッド上で排泄可能になる。完了後に前記回転ノブ53を回転して前記支持フレーム50を床に向けて枢動させ、支持ロッド54を床に着けて支持させた後、ボウル本体30の座シート32を支持フレーム50の外側に向けて移動させる。この際、排泄物受容器40を簡単に回転させて前記ボウル本体30から脱離させられるようになり、効率的に排泄物の清掃及び洗浄作業を行うことができる。
さらに、本考案では、前端スプレー孔62及び後端スプレー孔64を備える洗浄装置60がさらに設置されている。前記前端スプレー台座61及び前記後端スプレー台座63は前記横方向のベッドフレーム14に固定されているため、前記ボウル本体30の揚水洗浄には影響を与えない。また、前記温水供給装置70には電気ヒーター74が設置され、洗浄用水Wを適温まで加熱する。前記ウォーターポンプ75の圧力により前記前端スプレー孔62及び後端スプレー台座63まで輸送して患者の臀部を洗浄することで病原菌の感染を抑制すると同時に、前記ボウル本体30内に付着した排泄物も洗浄することで前記ボウル本体30を清潔に保つ。
次に、図10を参照する。本実施例では、前記ベッド10の両側に前記ベッドボード部材19に対するフレーム部80が設けられ、前記ベッドボード部材19を前記フレーム部80に便利に定位できるようになっている。前記フレーム部80の外縁には上向きに凹部の係合溝81が設けられており、凹部の係合溝81の外側には下向きに延伸部82が設けられている。これにより、圧迫部材83により前記ベッドボード部材19に設けられたベッドシーツ84の両側を前記凹部の係合溝81内に定位させるように嵌入することで前記ベッドシーツ84の両側辺841を前記延伸部82に係合させることができ、前記ベッドシーツ84を安定的に定位する効果を発揮する。
図11は本考案のベッド10の底部を示す概略斜視図である。本考案は前記ボウル本体30、排泄物受容器40、支持フレーム50、洗浄装置60、及び温水供給装置70を備えるものであるが、図11に示すように、モーター90、寝返り機構91をさらに備えることができる。前記モーター90は寝返り機構91を作動させるための操作には影響しない。なお前記寝返り機構91の構造及び動作については、本考案者が先行して出願した特許文献中に記載されている(特許文献1、特許文献2の各明細書参照)。前記寝返り機構91は本考案の対象ではないため、本明細書では詳述しない。しかしながら、本考案は上記の先行出願特許文献の内容を受け継ぎながら、さらに患者が病院用ベッド上で温水を用いて臀部を洗浄できるように改良したものであるため、上記特許文献1及び2よりも優れた利便性を有する利用者本位のものとなっている。
上記の実施形態は、本考案の理解を容易にするために例示したものであり、本考案を限定して解釈するためのものではない。本考案はその趣旨を逸脱することなく変更、改良され得ると共に、本考案にはその等価物が含まれることは言うまでもない。
10 ベッド
11 フロントフレーム、12 リアフレーム、
13 縦方向のベッドフレーム、14 横方向のベッドフレーム
15 側面方向の保護板
16 ベッドホイール
17 ほぞ部材
18 係合溝
19 ベッドボード部材
20 可動式パッド、21 第一パッド、22 第二パッド、23 排泄孔、24 第三パッド、25 第四パッド
30 ボウル本体
31 受面部
32 座シート
33 溝部
34 充填溝
35 排出口
36 螺合部
37 雌ねじ
40 排泄物受容器、
41 ボトル、42 ボトル口、
43 底面
44 雄ねじ
50 支持フレーム
51 横方向ロッド、511 自由端、512 ピボット部材
52 直立ポール、521 下端
53 回転ノブ
54 支持ロッド
60 洗浄装置
61 前端スプレー台座、62 前端スプレー孔
63 後端スプレー台座、64 後端スプレー孔
70 温水供給装置
71 貯水バケット
72 給水口
73 ふた
74 電気ヒーター、741 電気加熱管
75 ウォーターポンプ
76 輸送パイプ、761 前端部パイプ、762 後端部パイプ
80 フレーム部
81 凹部の係合溝
82 延伸部
83 圧迫部材
84 ベッドシーツ、841 側辺、
90 モーター
91 寝返り機構
100 看護ベッド
S 芳香物質
W 洗浄用水

Claims (6)

  1. フロントフレーム、リアフレーム、及び前記フロントフレームと前記リアフレームとを連結している複数の縦方向のベッドフレーム及び横方向のベッドフレームで構成されているベッドと、
    前記ベッド上に設置され、且つ前記フロントフレームと前記リアフレームとの間に位置しているベッドボード部材と、
    前記ベッド上に設置され、且つ前記フロントフレームと前記リアフレームとの間に位置し、少なくとも第一パッド及び第二パッドを含み、前記第一パッド及び前記第二パッド中には開口している排泄孔が設けられ、前記排泄孔には容易に取り付け及び取り外し可能な第三パッドが設置されており、前記ベッドボード部材から分離可能な可動式パッドと、
    1対の直立ポール及び1対の横方向ロッドを含み、前記1対の横方向ロッドは対称に配置されていると共に前記1対の直立ポールとそれぞれ垂直に連結し、各前記横方向ロッドの自由端は前記横方向のベッドフレームの内側に各枢設され、少なくとも1つの回転ノブは前記横方向のベッドフレームに枢設され、且つ前記横方向ロッドの下縁に係合しており、支持フレームが前記ベッドに装着されていると共に前記直立ポールの下端が床から離間している前記支持フレームと、
    上縁は開口を呈する受面部であり、前記受面部の外縁の座シートには溝部が設けられ、前記溝部は前記横方向ロッドの外縁に係合し、前記座シートは前記開口を形成し、前記開口は下方に向けて縮小し、前記座シートの下縁は排出口を呈し、前記排出口にはねじ山が設けられているボウル本体と、
    前記ボウル本体の下方に設置され、ボトルを有し、前記ボトルの上縁はボトル口であり、前記ボトルの下縁は閉じた底面であり、前記ボトル口には前記排出口に螺合するねじ山が設けられている排泄物受容器と、
    前記フロントフレーム側を前側、前記リアフレーム側を後側と定義すると、前記ボウル本体の前記座シートの前側上方に延伸している前端スプレー孔を有し、一方の前記横方向のベッドフレームに設置されている前端スプレー台座と、前記ボウル本体の前記座シートの後側上方に延伸している後端スプレー孔を有し、他方の前記横方向のベッドフレームに設置されている後端スプレー台座とを含む洗浄装置と、
    前記ボウル本体の下方周辺に設置されている貯水バケットを含み、前記貯水バケットの上方には給水口及びふたが設けられ、前記貯水バケットには電気ヒーター及びウォーターポンプが内設され、前記電気ヒーターは電気加熱管により洗浄用水を所定の温度まで加温し、前記ウォーターポンプは前記貯水バケット内の加温された前記洗浄用水を汲み取り、輸送パイプの前端部パイプ及び後端部パイプを経由して前記前端スプレー台座及び前記後端スプレー台座までそれぞれ輸送し、前記前端スプレー孔及び前記後端スプレー孔により患者の臀部を洗浄する温水供給装置と、
    を備え、患者が自力で排泄と洗浄を行うことを可能にすることを特徴とする看護ベッド。
  2. 前記支持フレームには前記1対の直立ポールの下端に両端が連結される支持ロッドがさらに設置され、前記支持フレームの前記支持ロッド側が床に向けて枢動すると、前記支持ロッドが床に着地して支持して前記支持フレームの安定性を高め、前記排泄物受容器を安定的に取り外せるようにすることを特徴とする請求項1に記載の看護ベッド。
  3. 前記ボウル本体の前記排出口には内縁に雌ねじが設けられている螺合部が設けられ、前記排泄物受容器の前記ボトル口には前記螺合部に螺合する雄ねじが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の看護ベッド。
  4. 前記ボウル本体の前記座シートの表面には、芳香物質が配置されて排泄物の悪臭を消臭する充填溝が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の看護ベッド。
  5. 前記フロントフレーム及び前記リアフレームにはそれぞれほぞ部材が設置され、前記縦方向のベッドフレームの端部には前記ほぞ部材と係合する係合溝が設けられ、前記フロントフレーム及び前記リアフレームを容易に着脱可能であることを特徴とする請求項1に記載の看護ベッド。
  6. 前記ベッドの両側には前記ベッドボード部材に接するようにフレーム部が設けられ、前記フレーム部の外縁には上に向けて開口した凹部係合溝が設けられ、前記凹部係合溝の外側には下に向けて延び出た延伸部が設けられ、圧迫部材が前記ベッドボード部材の上側に取り付けられたベッドシーツの両側を前記凹部係合溝内に固定するように嵌入されて係合し、且つ前記ベッドシーツの両側辺も前記延伸部に係合することを特徴とする請求項1に記載の看護ベッド。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114948490A (zh) * 2022-05-10 2022-08-30 中国人民解放军总医院第二医学中心 一种失禁性皮炎患者护理床

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