JP3231425U - 紙箱 - Google Patents

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幹樹 鵜澤
幹樹 鵜澤
祐介 鵜澤
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有限会社鵜沢園芸
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Abstract

【課題】梱包作業中に、力を篭めた作業が不要となるような紙箱を提供する。【解決手段】天井部が、正面折片22、奥折片32、左折片37及び右折片39で構成される紙箱10であり、左舌片44と右舌片45は、矩形片であり、左差し込み穴41と右差し込み穴43は、矩形片の幅W1に対応する狭幅部分46と矩形片の幅W1に所定の余裕αを見込んだ広幅部分47と合わせた凸形穴である。【選択図】図2

Description

本考案は、サンチュに代表される野菜の葉を複数枚重ねた状態でプラスチック容器に収納し、このプラスチック容器を収納する紙箱の改良に関する。
本考案者は先に葉物野菜等の軽量物を梱包する梱包用段ボール箱を提案した(例えば、特許文献1(図8、図9)参照)。
特許文献1を図面に基づいて以下に説明する。
図6は従来の段ボール箱の斜視図であり、まず、正面折片101と奥折片102とを90°折る。これで、左差し込み穴103と、指掛け穴104と、右差し込み穴105とが出来上がる。
次に、矢印(2)のように左差し込み穴103へ左挿入片106を挿入し、矢印(3)のように右差し込み穴105へ右挿入片107を挿入する。
図7は完成図を示す。開梱のときには、指掛け穴104へ指を差し込み、正面折片101(または奥折片102)を引き上げる。開梱のために、左差し込み穴103から左挿入片106を引き抜く必要はなく、右差し込み穴105から右挿入片107引き抜く必要はない。
しかし、従来の段ボール箱には、次に述べる問題点があることが判った。
図8は従来の右差し込み穴と右挿入片との詳細を説明する図である。
右挿入片107は、頭部107aと、ネック部107bとからなる。
右差し込み穴105は、凸穴であり、頭部107aに対応する幅の広幅部分105aと、ネック部107bに対応する幅の狭幅部分105bとからなる。
段ボール箱が歪んでいなければ、図8において、頭部107aが広幅部分105aに矢印(4)のように、円滑に差し込まれる。次に、ネック部107bが狭幅部分105bが嵌められる。
図9は少し箱が歪んでいる形態を説明する図である。
段ボール箱は、僅かではあるが全体に歪む。すると、図9に示すように、頭部107aが中心が広幅部分105aの中心から外れる。すると、頭部107aの左端(又は右端)が広幅部分105aの縁に当たる。作業者は、力を篭めて頭部107aを広幅部分105aへ押し込む。又は、作業者は、段ボール箱の歪みを修正しつつ、挿入作業を行う。
段ボール箱が数個程度であれば、力を篭めた挿入作業は負担とならないが、段ボール箱は数百個となれば、力を篭めた挿入作業は負担となる。
作業員の負担軽減が求められ中、力を篭めた作業が不要となるような段ボール箱(紙箱)が望まれる。
実用新案登録第3124032号公報
本考案は、力を篭めた作業が不要となるような紙箱を提供することを課題とする。
請求項1に係る考案は、矩形の底部と、この底部から立ち上がる4つの壁部と、上部開口を塞ぐ天井部とからなる紙箱であり、
前記4つの壁部は、正面壁部と、この正面壁部に直交する左壁部及び右壁部と、前記正面壁部に平行な奥壁部とからなり、
前記正面壁部の上縁から正面山折り線を介して前記上部開口の半分を塞ぐ大きさの正面折片が延ばされ、この正面折片の先端に正面左凹部、正面指掛け凹部及び正面右凹部が設けられ、
前記奥壁部の上縁から奥山折り線を介して前記上部開口の半分を塞ぐ大きさの奥折片が延ばされ、この奥折片の先端に奥左凹部、奥指掛け凹部及び奥右凹部が設けられ、
前記正面折片及び前記奥折片が山折りされたときに、前記正面左凹部と前記奥左凹部とで左差し込み穴ができ、前記正面指掛け凹部と前記奥指掛け凹部とで指挿入穴ができ、前記正面右凹部と前記奥右凹部とで右差し込み穴ができるようにし、
前記左壁部の上縁から左山折り線を介して左折片が延ばされ、この左折片の先端に前記左差し込み穴に差し込む左舌片を備え、
前記右壁部の上縁から右山折り線を介して右折片が延ばされ、この右折片の先端に前記右差し込み穴に差し込む右舌片を備え、
前記天井部は、前記正面折片、前記奥折片、前記左折片及び前記右折片で構成される紙箱において、
前記左舌片と前記右舌片は、矩形片であり、
前記左差し込み穴と前記右差し込み穴は、前記矩形片の幅に対応する狭幅部分と前記矩形片の幅に所定の余裕を見込んだ広幅部分と合わせた凸形穴であることを特徴とする。
請求項2に係る考案は、請求項1記載の紙箱であって、
前記指挿入穴は、成人の人差し指に対応する大きさの矩形穴であることを特徴とする。
請求項3に係る考案は、請求項1又は請求項2記載の紙箱であって、
前記狭幅部分の縁に且つ前記正面折片の裏面と奥折片の裏面とに紙製の係止片を付設し、前記左舌片及び前記右舌片の上面略中央に紙製の被係止片を付設し、前記係止片に前記被係止片が係止されるようにしたことを特徴とする。
請求項1に係る考案では、左舌片と右舌片は、矩形片であり、左差し込み穴と右差し込み穴は、矩形片の幅に対応する狭幅部分と矩形片の幅に所定の余裕を見込んだ広幅部分と合わせた凸形穴である。
矩形片は先ず広幅部分に差し込まれる。広幅部分は十分に余裕があるため、矩形片が左又は右へ寄っていても、差し込みは円滑に行われる。
よって、本考案により、力を篭めた作業が不要となるような紙箱が提供される。
請求項2に係る考案では、指挿入穴は、成人の人差し指に対応する大きさの矩形穴であり、差し込んだ指が左右に移動することがない。
請求項3に係る考案では、差し込んだ後に、左右舌片が係止片と被係止片との係合により固定される。紙箱の形状が安定し、紙箱の外観性が高まる。
本考案に係る紙箱の斜視図である。 上部開口を塞ぐ途中での紙箱の平面図である。 本考案の変更例の要部拡大図である。 図3の4−4線断面図である。 変更例の作用説明図である。 従来の段ボール箱の斜視図(上部開口を塞ぐ途中)である。 従来の段ボール箱の斜視図(上部開口が塞がれている。)である。 従来の段ボール箱の作用説明図である。 従来の段ボール箱の不具合を説明する図である。
本考案の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。
図1に示すように、紙箱10は、矩形(正方形と長方形)の底部11と、この底部11から立ち上がる4つの壁部12、13、14、15と、上部開口を塞ぐ天井部16とからなる六面体の箱である。
サンチュに代表される葉を10枚程度重ねて、透明で軽いプラスチック容器に収納する。10個程度のプラスチック容器を紙箱10に収納する。
内容物はごく軽量であるため、紙箱10に大きな剛性は必要がない。よって、紙箱10を構成する紙は、段ボール紙の他、厚紙であってもよい。
4つの壁部12、13、14、15は、正面壁部12と、この正面壁部12に直交する左壁部13及び右壁部14と、正面壁部12に平行な奥壁部15とからなる。
左壁部13及び右壁部14に、紙箱10全体を持ち上げるときに手を掛ける手掛け穴17が設けられている。
正面壁部12の上縁から正面山折り線21を介して上部開口の半分を塞ぐ大きさの正面折片22が延ばされ、この正面折片22の先端に正面左凹部(図2、符号23)、正面指掛け凹部24及び正面右凹部(図2、符号25)が設けられている。
同様に、奥壁部15の上縁から奥山折り線31を介して上部開口の半分を塞ぐ大きさの奥折片32が延ばされ、この奥折片32の先端に奥左凹部(図3、符号33)、奥指掛け凹部34及び奥右凹部(図3、符号35)が設けられている。
また、左壁部13の上縁から左山折り線36を介して、左折片37が延ばされ、右壁部14の上縁から右山折り線38を介して、右折片39が延ばされる。
天井部16は、正面折片22、奥折片32、左折片37及び右折片39で構成される。
図2に示すように、正面折片22及び奥折片32が山折りされたときに、正面左凹部23と奥左凹部33とで左差し込み穴41ができ、正面指掛け凹部24と奥指掛け凹部34とで指挿入穴42ができ、正面右凹部25と奥右凹部35とで右差し込み穴43ができあがる。
指挿入穴42は、成人の人差し指に対応する大きさの矩形穴である。
左折片37の先端に左舌片44が設けられている。この左舌片44は、単純な矩形片である。同様に、右折片39の先端に右舌片45が設けられている。この右舌片45も、単純な矩形片である。
左差し込み穴41と右差し込み穴43は、矩形片の幅W1に対応する狭幅部分46と矩形片の幅W1に所定の余裕(α+α)を見込んだ広幅部分47と合わせた凸形穴である。αは3.5mm〜5mm程度とする。
次に、右舌片45を右差し込み穴43へ差し込む手順を、図2に基づいて説明する。
作業員は、先ず右舌片45を、右差し込み穴43の広幅部分47へ差し込む。箱が歪んでいて、広幅部分47の中心と右舌片45の中心が3mm程度ずれていても、このずれはαより小さいため、右舌片45は広幅部分47へ簡単に入る。左舌片44も同様である。
次に、右舌片45を狭幅部分46に嵌める。左舌片44も同様である。
次に、開梱の手順を、図1に基づいて説明する。
作業員は、指挿入穴42へ、利き腕の人差し指を挿入し、正面折片22(又は奥折片32)を引き上げる。次に、残りの奥折片32(又は正面折片22)を開く。
仮に、指挿入穴42が楕円は横長の長円である場合(図7、符号104参照)、差し込んだ指が左右に移動して、安定しない。この点、本考案のように、1本の指だけが挿入可能な矩形穴であれば、差し込んだ指は左右に移動することはなく、安定する。
図1において、右折片39には、右舌片45と右山折り線38との中間位置に、中間山折り線51が設けられている。右舌片45を差し込む前に、右折片39をへの字に曲げる。右舌片45は、差し込んだ後には、ほぼ平坦になる。
しかし、紙の質によっては、折り癖により、差し込んだ後に、右折片39は、中間山折り線51を頂点にして、僅かではあるがへの字に戻ることがある。
この対策を施した変更例を、図3に基づいて提示する。
図3に示すように、好ましくは、右舌片45の上面略中央に、紙製の被係止片48を付設する。併せて、狭幅部分46の縁に且つ正面折片22の裏面と奥折片32の裏面とに紙製の係止片49を付設する。左舌片44についても同様である。
図4は図3の4−4線断面図である。
図4に示すように、奥折片32の裏面(下面)に紙製の係止片49が付設され、右舌片45の上面に、被係止片48が付設されている。係止片49及び被係止片48は、斜辺を有する直角三角形柱が好ましい。斜辺が案内面となるからである。
直角三角形柱は、紙製であり、紙用接着剤(糊)で接着固定される。
なお、直角三角形柱を、角柱は半円柱に代えることは差し支えない。
また、係止片49及び被係止片48との両方又は一方は、切り起こしにより、右舌片45や奥折片32に一体形成することもできる。
右舌片45を右差し込み穴43に差し込む。
すると、図5に示すように、被係止片48が係止片49に引っかかる。以降、右舌片45が、「ヘ」の字に変形することはなく、浮き上がることが防止される。結果、紙箱10の外観性がより良好に維持される。
サンチュに代表される野菜葉は、種類は限定されず、紫蘇の葉、大葉、あした葉、飾り用木の葉であってもよい。
また、本考案の紙箱は、野菜葉の他、軽量物、例えば、風船、帽子、羽毛の収納に供することもできる。よって、収納物の種類は限定されない。
本考案の紙箱は、野菜葉の収納に好適である。
10…紙箱、11…底部、12…正面壁部、13…奥壁部、14…左壁部、15…右壁部、16…天井部、21…正面山折り線、22…正面折片、23…正面左凹部、24…正面指掛け凹部、25…正面右凹部、31…奥山折り線、32…奥折片、33…奥左凹部、34…奥指掛け凹部、35…奥右凹部、36…左山折り線、37…左折片、38…右山折り線、39…右折片、41…左差し込み穴、42…指挿入穴、43…右差し込み穴、44…左舌片、45…右舌片、46…狭幅部分、47…広幅部分、48…被係止片、49…係止片、51…中間山折り線、W1…矩形片の幅、α…所定の余裕。

Claims (3)

  1. 矩形の底部と、この底部から立ち上がる4つの壁部と、上部開口を塞ぐ天井部とからなる紙箱であり、
    前記4つの壁部は、正面壁部と、この正面壁部に直交する左壁部及び右壁部と、前記正面壁部に平行な奥壁部とからなり、
    前記正面壁部の上縁から正面山折り線を介して前記上部開口の半分を塞ぐ大きさの正面折片が延ばされ、この正面折片の先端に正面左凹部、正面指掛け凹部及び正面右凹部が設けられ、
    前記奥壁部の上縁から奥山折り線を介して前記上部開口の半分を塞ぐ大きさの奥折片が延ばされ、この奥折片の先端に奥左凹部、奥指掛け凹部及び奥右凹部が設けられ、
    前記正面折片及び前記奥折片が山折りされたときに、前記正面左凹部と前記奥左凹部とで左差し込み穴ができ、前記正面指掛け凹部と前記奥指掛け凹部とで指挿入穴ができ、前記正面右凹部と前記奥右凹部とで右差し込み穴ができるようにし、
    前記左壁部の上縁から左山折り線を介して左折片が延ばされ、この左折片の先端に前記左差し込み穴に差し込む左舌片を備え、
    前記右壁部の上縁から右山折り線を介して右折片が延ばされ、この右折片の先端に前記右差し込み穴に差し込む右舌片を備え、
    前記天井部は、前記正面折片、前記奥折片、前記左折片及び前記右折片で構成される紙箱において、
    前記左舌片と前記右舌片は、矩形片であり、
    前記左差し込み穴と前記右差し込み穴は、前記矩形片の幅に対応する狭幅部分と前記矩形片の幅に所定の余裕を見込んだ広幅部分と合わせた凸形穴であることを特徴とする紙箱。
  2. 請求項1記載の紙箱であって、
    前記指挿入穴は、成人の人差し指に対応する大きさの矩形穴であることを特徴とする紙箱。
  3. 請求項1又は請求項2記載の紙箱であって、
    前記狭幅部分の縁に且つ前記正面折片の裏面と奥折片の裏面とに紙製の係止片を付設し、前記左舌片及び前記右舌片の上面略中央に紙製の被係止片を付設し、前記係止片に前記被係止片が係止されるようにしたことを特徴とする紙箱。
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