JP3231415U - 眼鏡が曇らないマスク - Google Patents

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周一 遠藤
周一 遠藤
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Abstract

【課題】マスクと眼鏡を同時に着用する場合に、水分を多く含む呼気が眼鏡に当たることによる、レンズの曇りを防止でき、マスクを取り外す際に顔面の皮膚が受ける刺激が抑えられ、痛みや不快感を防止することができるマスクを提供する。【解決手段】略四角形平面状のマスクであって、マスク本体1の上辺2に沿って帯状に、多層粘着剤3が接合されており、多層粘着剤3が、マスク本体1と接合されている第1の粘着剤と、マスク使用者の顔面に当接する第2の粘着剤とを含み、第1の粘着剤の粘着力は、第2の粘着剤の粘着力よりも強い。多層粘着剤でマスクと顔面とを密着させることにより、呼気が眼鏡に当たることによる眼鏡の曇りを防止することができる。顔面に当接する第2の粘着剤は、弱い粘着力を有する。【選択図】図1

Description

本考案は、着用時の眼鏡の曇りを防止することができる、口と鼻とを覆う衛生用マスクに関する。
マスクは、病気の感染拡大の予防、花粉やPM2.5のような微粒子の吸引防止などを目的に、広く使用されている衛生用品である。また、口腔や喉の湿潤を保つことや、化粧をしていない顔を隠すことなど、より広範な用途で用いられることもある。
マスクは一般に、ガーゼなどの織布または不織布で構成されたマスク本体に、マスク本体を口と鼻を覆う位置に固定するための耳かけ紐が付属している。多くの場合、耳かけ紐は伸縮性を有する素材で製造され、伸ばしながら耳にかけ、縮む力によって本体を固定する構造となっている。あるいは、紐を耳にかけるのではなく、紐を後頭部に回して固定する構造のものも存在する。後頭部でマスクを固定するものは、医療現場のような長時間の使用を想定する場合や、顔面への密着性が求められる場合に使用される。
これらの構造を有するマスクを眼鏡と同時に着用する場合、特に冬季には、眼鏡が曇るという問題が発生しうる。呼気には多くの水分が含まれるため、これが冷えた眼鏡に当たると結露として現れ、眼鏡が曇ることとなる。眼鏡を単独で使用している場合には、眼鏡に当たる呼気の量は少なく、このような問題は生じない。しかしながら、マスクを着用することで、呼気がマスクと顔との隙間を通って上方に抜け、眼鏡の方向へ導かれる。そのため、眼鏡に当たる呼気の量が増加し、曇りを生じうる。このような問題に対処するため、マスク上部と顔との間の隙間をなくすことによって、眼鏡の曇りを防止するという解決策が提案されている。
特許文献1には、不織布を用いて作られたマスク本体の裏側、中央上縁部に、粘着テープを取り付けたことを特徴とする、眼鏡が曇らないマスクが開示されている。しかしながら、顔面に粘着させたマスクを取り外す際に、痛みや不快感を覚えるという新たな課題を生じており、この点について、改善の余地がある。
特開2018−178339号公報
マスクと眼鏡を同時に着用する場合、水分を多く含む呼気が眼鏡に当たることで、レンズの曇りを生じる場合がある。このような問題に対処するため、着用時にマスクと顔面との間に隙間が生じないように、粘着テープによって密着させることが提案されている。しかしながら、従来の解決策には、マスクを取り外す際に痛みや不快感を覚えるという欠点がある。
上記課題を解決するため、本考案は、略四角形平面状のマスクであって、マスク本体の上辺に沿って帯状に、多層粘着剤が接合されており、多層粘着剤が、マスク本体と接合されている第1の粘着剤と、マスク使用者の顔面に当接する第2の粘着剤とを含み、第1の粘着剤の粘着力は、第2の粘着剤の粘着力よりも強い、マスクを提供する。
本考案のマスクは、多層粘着剤でマスクと顔面とを密着させることにより、呼気が眼鏡に当たることによる眼鏡の曇りを防止することができる。このとき、顔面に当接する第2の粘着剤は、弱い粘着力を有する。したがって、マスクを取り外す際に顔面の皮膚が受ける刺激が抑えられ、痛みや不快感を防止することができる。
本考案のマスクを示す平面図である。
本考案のマスクは、マスク本体の材料として、一般的な衛生マスクに用いられる、通気性を有する織布または不織布を用いることができる。マスク本体の形状は、略四角形である。すなわち、4つの頂点を有し、これらの頂点を線で結んだ形状である。ただし、各辺は必ずしも直線でなくてもよく、所望により、曲線で結んだ形状であってもよい。また、頂点は必ずしも角をなさなくてもよく、例えば、滑らかな曲線によって各辺をつないでもよい。
なお、本明細書および実用新案登録請求の範囲において、マスクの一部を指す際の用語は、文脈に反しない限り、別段の記載がある場合を除いて、着用時の位置を基準とする。例えば、「上辺」という用語は、着用時に地面と平行な、地面から遠い側の辺を指す。
本考案のマスクはさらに、基材をずらしながら折り重ねたプリーツを備えてもよく、着用時には広げて変形させることが可能であってもよい。このような場合も、本明細書における「平面状」に含まれるものとする。また、本発明のマスクは、マスク本体を顔面の適当な位置に固定するための固定部材、例えば耳かけ紐を有しうる。
本発明のマスクはさらに、マスクの形状を一定の形状に保持するための形状保持部材、例えばノーズピースを有してもよい。ノーズピースとは、マスク本体の上部に配置され、マスクの形状を、鼻の周辺の形状に合わせて保持する部材である。マスクの形状と顔面の曲線とが一致することによって、マスクと顔面との間の密着性を高めることができる。ただし、本考案のマスクでは、多層粘着剤によってマスクの形状を顔面の形状に合わせて保持することができるため、ノーズピースなどの形状保持部材を有しなくてもよい。
本考案において、多層粘着剤とは、複数の組成物が積層されており、外界に露出している面が粘着力を有する材料を指す。例えば、第1の粘着剤と第2の粘着剤とが直接積層されていてもよく、第1の粘着剤と第2の粘着剤と間に、粘着力を有しない基材が存在してもよい。本考案においては、第1の粘着剤は、第2の粘着剤よりも強い粘着力を有する。第1の粘着剤は、十分に強い粘着力を有し、マスクと多層粘着剤とを接合する役割を果たす。一方、第2の粘着剤は、マスクと使用者の顔面とを密着させる効果を有する。第2の粘着剤の粘着力が弱いことによって、密着させたマスクを取り外す際に使用者の皮膚にかかる負荷を、低減することができる。また、各粘着剤の粘着力がこのような大小関係を有することによって、多層粘着剤がマスクから剥がれることを回避することができる。
本考案において、多層粘着剤は、マスク本体の上辺に沿って帯状に配置される。すなわち、マスクの着用時には、眼鏡のレンズに近接する頬の上部と、これらの間にある鼻梁とに当接することになる。なお、多層粘着剤を配置する領域の左右方向の長さは任意であり、マスク本体の上辺全体に配置されなくてもよい。一方、多層粘着剤を配置する領域の上下方向の幅は、通常1cm以下であり、面積が増加すると使用者への負荷が大きくなるため、3mm程度が好ましい。
多層粘着剤が含む粘着剤は、前述の関係を満足する範囲内で、任意の材料を用いることができる。ただし、使用者の顔面と当接する第2の粘着剤については、皮膚への有害作用を生じない、十分な安全性を有することが求められる。例えば、弱粘着性のアクリル系粘着剤が、好ましく用いられる。
本考案のマスクはさらに、多層粘着剤上にシール台紙を有してもよい。多層粘着剤をシール台紙に粘着させて提供することによって、着用前に不要に粘着せず、利便性を向上させることができる。
なお、本考案は上記の実施形態に限定されるものではなく、本考案の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本考案の範囲から排除するものではない。
1 マスク本体
2 上辺
3 多層粘着剤
4 耳かけ紐

Claims (1)

  1. 略四角形平面状のマスクであって、
    マスク本体の上辺に沿って帯状に、多層粘着剤が接合されており、
    前記多層粘着剤が、前記マスク本体と接合されている第1の粘着剤と、マスク使用者の顔面に当接する第2の粘着剤とを含み、
    前記第1の粘着剤の粘着力は、前記第2の粘着剤の粘着力よりも強い、
    マスク。
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