JP3230904U - 回転子位置決めモータ - Google Patents

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長岡機電股▲分▼有限公司
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Abstract

【課題】モータ内部の固定子ユニットの枢転方向を校正できる回転子位置決めモータを提供する。【解決手段】回転子位置決めモータ10はその外側に設けられた制御アセンブリ300および模擬アセンブリ400を通じて、ケース100内部の回転子ユニット102の実際の回転数と磁極位置をシミュレートする。これにより、固定子巻線がセンサーに干渉することで、モータ10の精度を低下させるという従来のブラシレスモータが直面する問題を避けることができる。【選択図】図1

Description

本考案は、ブラシレスモータに関し、特に、運搬具に応用されるブラシレスモータ構造に関する。
従来のブラシレスモータは、エンコーダー(Encoder)、リゾルバー(Resolver)またはホールセンサー(Hall Sensor)などのセンサーをモータの固定子の歯に固設し、上記センサーがモータの回転子磁極変化の情報を受信すると共に分析してからモータ内の固定子の枢転方向を校正し、モータの連続運転を提供する。
しかしながら、センサーを固定するために用いられる前記位置は、モータの固定子巻線の横にあり、固定子に電流を流して磁界や電界を発生させると、放出される大量のエネルギーにより、センサーの検出において信号取得に混乱が生じたり、初期磁界位置が誤って判定されたりすることがよくあり、したがってモータの回転子の磁極位置を正確に特定することができず、前記磁極分布情報に基づいてモータの固定子の枢転方向をリアルタイムで校正することができないため、モータに運転上の間隔が発生しやすくなっていた。
上記をまとめると、多くの大型運搬具で使用されるモータの運転時より多くの量の電流を流さなければならない。すなわち、前述のように、モータで発生される対応の磁界や電界にもより大きなエネルギーがあり、センサーがモータの内部に設けられている場合、その検出効果への影響を過小評価することはできない。
よって、センサーの検出安定性向上することができるモータ構造は、実際、業界が望まれる創作物である。
本考案は、前述の課題を解決するため、制御アセンブリおよび模擬アセンブリがモータ外部に設けられ、回転子磁極模擬手法で、モータ内部の回転子ユニットの実際の回転数および磁極分布形態をシミュレートし、センサーが上記の情報を分析してからモータ内部の固定子ユニットの枢転方向を校正できる回転子位置決めモータおよびその検出方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案は、回転子位置決めモータを提供し、前記回転子位置決めモータはケースの外部に設けられたサイドケースと、前記ケース内に固設された固定子ユニットと、を備えたケースと、軸体の円周面に沿って前記固定子ユニットと同軸に前記ケース内に回転可能に設けられた回転子ユニットを有し、前記ケースを貫通する軸体と、少なくとも1つのセンシングユニットを有し、前記サイドケースに固設された制御アセンブリと、少なくとも1つの模擬ユニットを有し、前記制御アセンブリと同軸であるが接続しないように前記軸体の一端の半径方向の表面に固設され、前記軸体と同軸に枢転できる模擬アセンブリと、を含む。
代替的に、前記回転子ユニットは、複数の誘導磁石を備え、前記複数の誘導磁石が前記軸体の円周方向に沿って間隔を置いて前記回転子ユニットに埋め込まれる。
代替的に、前記制御アセンブリは、固定ユニットと、前記固定ユニットに設けられた少なくとも1つのスロットユニットと、を備え、各センシングユニットが各前記スロットユニット内に対向して配設される。
代替的に、前記模擬ユニット内に複数の模擬磁石が設けられ、各前記模擬磁石は、各前記誘導磁石の位置にそれぞれ対応して配置される。
代替的に、前記模擬ユニットは、位置決めユニットを備え、各前記模擬磁石が前記位置決めユニットに固設される。
代替的に、各前記模擬磁石は、2つの磁気素子を含み、前記2つの磁気素子間に夾角を有する。
代替的に、前記模擬アセンブリは、前記位置決めユニットの上表面および下表面に各々設けられた2つの支持ユニットを備える。
代替的に、前記夾角は、10度〜170度の範囲の任意の値である。
上記本考案の概要は、本考案の幾つか態様及び技術的特徴に対し基本的な説明を行うことを目的とする。考案の概要は、本考案の詳細な説明ではないため、その目的は特別に本考案のキーとなる或いは重要要素を挙げることなく、本考案の範囲を画定するために用いられることはなく、単に本考案のいくつかの概念を簡潔に開示する。
本考案の好ましい実施例に係る回転子位置決めモータの模式図である。 本考案の好ましい実施例に係る制御アセンブリおよび模擬アセンブリの構造模式図である。 本考案の好ましい実施例に係る回転子位置決めモータの部分前面図である(主に回転軸と模擬アセンブリの一部構造を示す)。 本考案の好ましい実施例に係る回転子位置決めモータの部分前面図である(主に固定子ユニットの一部構造を示す)。
本考案の技術的特徴及び実用効果を理解し、明細書の内容に基づいて実施することができるように、以下、好ましい実施例を、添付図面を参照しながら説明する。
図1、図2を同時に参照すると、図1は、本考案の好ましい実施例に係る回転子位置決めモータの模式図であり、図2は本考案の好ましい実施例に係る制御アセンブリ300および模擬アセンブリ400の構造模式図である。図1、図2に示すように、本考案に係る回転子位置決めモータは、ケース100の外部に設けられたサイドケース101と、前記ケース100内に固設された固定子ユニット102と、を備えたケース100と、円周面(軸体の円周方向(C))に沿って前記固定子ユニット102と同軸(軸体の軸方向(Y))に前記ケース100内に回転可能に設けられた回転子ユニット201を有し、前記ケース100を貫通する軸体200と、前記サイドケース101に固設された制御アセンブリ300と、前記制御アセンブリ300と同軸(軸体の軸方向(Y))であるが接続しないように前記軸体200の一端の半径方向(軸体の半径方向(R))の表面に固設され、前記軸体200と同軸(軸体の軸方向(Y))に枢転できる模擬アセンブリ400と、を含む。
前記回転子ユニット201は、複数の誘導磁石202を備え、前記複数の誘導磁石202が前記軸体の円周方向(軸体の円周方向(C))に沿って間隔を置いて前記回転子ユニット201に埋め込まれる。
再度図2を参照すると、前記制御アセンブリ300は、固定ユニット302と、固定ユニット302の切欠き縁にマークされた少なくとも1つのセンシングユニット301と、固定ユニット302の切欠き部にマークされた少なくとも1つのスロットユニット303と、を備え、前記スロットユニット303が前記固定ユニット302に固設され、各前記センシングユニット301が各前記スロットユニット303内に対向して配設される。
前記模擬アセンブリ400は、少なくとも1つの模擬ユニット401と、位置決めユニット402と、2つの支持ユニット403と、を備え、前記模擬ユニット401内に複数の模擬磁石404が設けられ、各前記模擬磁石404が各前記誘導磁石202の位置にそれぞれ対応して前記位置決めユニット402に配置され、前記2つの支持ユニット403が各々前記位置決めユニット402の上表面および下表面に設けられ、前記模擬磁石404が前記位置決めユニット402から脱落することを防ぐために用いられる。
図3を参照すると、1つの検出動作を完了するために必要な前記模擬磁石404の数は、前記回転子ユニット201の極対数によって決まる。
図3を参照すると、各前記模擬磁石404は、2つの磁気素子405を含み、各前記模擬磁石404内の前記磁気素子405と別の磁気素子405との夾角(D)は10度〜170度の範囲の任意の値である。
図4を参照すると、前記固定子ユニット102は、複数の歯103を備え、各前記歯103上に巻線が巻き付けられ、これら巻線が3つの相端(O1、O2およびO3)を形成する。
図1、図3および図4を一緒に参照すると、本実施例において、前記センシングユニット301は、ホールセンサー(Hall sensor)を選択し、前記センシングユニット301の数は3の倍数にすることができるが、これに限定されない。前記回転子ユニット201は、8つの磁極(4つの極対)の設計であり、前記模擬ユニット401がそれに対応して8つの模擬磁石404が設けられるが、本考案の実際の応用ではこれに限定されない。
前述のように、使用者が前記固定子ユニット102に電流を流すとき、前記固定子ユニット102の任意の2つの相端(O1、O2およびO3のいずれか2つの組み合わせ)間に磁界を形成することで、前記回転子ユニット201が前記磁界によって回転し、前記軸体200および前記模擬アセンブリ400を一緒に枢転させ、前記センシングユニット301が前記模擬ユニット401上の磁束密度値をキャプチャーして各前記模擬磁石404の位置情報を計算した後、前記センシングユニット301がさらに前記位置情報を利用して各前記誘導磁石202の磁極位置(前記模擬磁石404と前記誘導磁石202は、設置上の対応関係があることを既知)を演算し、更に前記磁極位置に基づいて前記回転子位置決めモータ10の運転を校正する。
ただし、上記は本考案の好ましい実施例に過ぎず、本考案の実施範囲は、そのような実施形態に限定されるものではなく、すなわち、本考案の実用新案登録請求の範囲及び明細書の内容に従って行われる簡単な変更や潤飾を加えるものは、本考案の保護範囲内に網羅される。
100…ケース
10…回転子位置決めモータ
101…サイドケース
102…固定子ユニット
103…歯
200…軸体
201…回転子ユニット
202…誘導磁石
300…制御アセンブリ
301…センシングユニット
302…固定ユニット
303…スロットユニット
400…模擬アセンブリ
401…模擬ユニット
402…位置決めユニット
403…支持ユニット
404…模擬磁石
405…磁気素子
C…軸体の円周方向
D…夾角
R…軸体の半径方向
Y…軸体の軸方向
O1、O2、O3…相端

Claims (8)

  1. ケースの外部に設けられたサイドケースと、前記ケース内に固設された固定子ユニットと、を備えたケースと、
    軸体の円周面に沿って前記固定子ユニットと同軸に前記ケース内に回転可能に設けられた回転子ユニットを有し、前記ケースを貫通する軸体と、
    少なくとも1つのセンシングユニットを有し、前記サイドケースに固設された制御アセンブリと、
    少なくとも1つの模擬ユニットを有し、前記制御アセンブリと同軸であるが接続しないように前記軸体の一端の半径方向の表面に固設され、前記軸体と同軸に枢転できる模擬アセンブリと、
    を含む回転子位置決めモータ。
  2. 前記回転子ユニットは、複数の誘導磁石を備え、前記複数の誘導磁石が前記軸体の円周方向に沿って間隔を置いて前記回転子ユニットに埋め込まれる請求項1に記載の回転子位置決めモータ。
  3. 前記制御アセンブリは、固定ユニットと、前記固定ユニットに設けられた少なくとも1つのスロットユニットと、を備え、各センシングユニットが各前記スロットユニット内に対向して配設される請求項1に記載の回転子位置決めモータ。
  4. 前記模擬ユニット内に複数の模擬磁石が設けられ、各前記模擬磁石は、各前記誘導磁石の位置にそれぞれ対応して配置される請求項2に記載の回転子位置決めモータ。
  5. 前記模擬ユニットは、位置決めユニットを備え、各前記模擬磁石が前記位置決めユニットに固設される請求項4に記載の回転子位置決めモータ。
  6. 各前記模擬磁石は、2つの磁気素子を含み、前記2つの磁気素子間に夾角を有する請求項4に記載の回転子位置決めモータ。
  7. 前記模擬アセンブリは、前記位置決めユニットの上表面および下表面に各々設けられた2つの支持ユニットを備える請求項5に記載の回転子位置決めモータ。
  8. 前記夾角は、10度〜170度の範囲の任意の値である請求項6に記載の回転子位置決めモータ。
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