JP3230852U - 衛生マスク収納ケース - Google Patents

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裕樹 布施田
裕樹 布施田
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Abstract

【課題】マスクの出し入れが簡便で、食事や会席等の場面でマスクを収納して卓上等に置いた際にもスペースを取らず、ノベルティとしても有効性の高い、低コストな衛生マスク収納ケースを提供する。【解決手段】衛生マスクMを折り畳んで収納できる衛生マスク収納ケース1であって、長方形の紙シートの長辺方向の中央に、1本の山折り線2と、山折り線を挟んだ等間隔に2本の谷折り線3a、3bを設け、長方形のシートの両短辺寄りの対称位置に紙シートに切込みを入れて形成したフラップ4aとスリット4bを設けてなり、少なくとも内側面に抗菌処理を施した。【選択図】図3

Description

本考案は、使用前・使用後の衛生マスクを収納して携帯可能な衛生マスク収納ケースに関する。
感染症対策における効果が認識されて、衛生マスク(以下、考案名称を除き単に「マスク」と記す。)の使用が定着しつつある。マスクは、洗濯して反復使用可能なものも普及しているが、不織布により形成された使い捨てのものがより多く使用されている。
食事等で一時的に外したマスクを剥き出しのままテーブル等に放置することは衛生的・心理的に忌避されるし、ポケットやバッグにそのまま収納して再度使用することも不衛生である。また、使用済みのマスクをそのままゴミ箱等に廃棄することもゴミ収集処理担当者の衛生管理上問題があるので、収納ケースに入れた状態で廃棄することがより望ましいといえる。
そのため、使用中のマスクを手軽に保管し、携帯もできる衛生マスク収納ケースへのニーズが高まっている。衛生マスク収納ケースは、食事等の際に一時的に外したマスクを、すぐにまた使用できる状態で手元に置いておくために使用され、また、一回ないし数回の使用の後、収納したマスクごと気軽に廃棄されることも多い。これらの点を考慮すれば、衛生マスク収納ケースには、マスクの出し入れが可能な限り簡便であること、一定のデザイン性を備え他者に違和感や不快感を与えにくいこと、そしてなにより、一回ないし数回の使用でもマスクごと廃棄できる程度に十分に低コストであることが求められる。
衛生マスク収納ケースの先行技術としては、たとえば特許文献1に係るマスクケースや、特許文献2に係る香つきマスク収納ケースが提案されている。
実用新案登録第3191947号公報 実用新案登録第3195272号公報
特許文献1に開示されたマスクケースは、折り畳んで収納するマスクの間に抗菌処理が施された介装プレート部を挟む形で配置する構成であり、マスクの着用面が密着した状態となって時間の経過により菌が繁殖して不衛生となることを防げる。しかし、介装プレートを設けたことで構造が複雑となり、マスクの収納に手間が掛かるほか、コストもやや高くなるという問題がある。また、不織布で形成された使い捨てのマスクの場合、時間の経過による菌の繁殖は比較的問題とはならない。
特許文献2に開示された香つきマスク収納ケースは、抗菌作用を付与したポリプロピレン材料により形成された書類フォルダ型のケースに香りシートを固定した構成であり、マスクを折り畳まずに収納するため、その収納・取り出しは簡便である。しかし、マスクを収納した状態において、ケースの長辺と短辺の一方、あるいは短辺の少なくとも一方は開放されているため、ケースから不用意にマスクが脱落したり、はみ出したりするおそれがあるだけでなく、ポリプロピレン材料は紙に比してコストが高いため使い捨てには向かない。
さらに、特許文献1、2に係るいずれの考案にも共通する問題点としては、マスクを収納した状態で卓上に置くとスペースを取るという点である。会食中や懇談中には、頻繁にマスクを着脱するため、マスクを収納した衛生マスク収納ケースを卓上に置く場合が多いが、そのために卓上が狭くなるという問題があった。
本考案は、かかる先行技術の問題点を解決するだけでなく、食事や会席等の場面でマスクを収納して卓上等に置いた際にもスペースを取らず、同席者に不快感や違和感よりもむしろ遊び心を感じさせて場を和ませる、ノベルティとしても有効性の高い衛生マスク収納ケースを提供することを課題とする。
かかる課題を解決するために、請求項1に記載した考案は、マスクを折り畳んで収納できる衛生マスク収納ケースであって、長方形のシートの長辺方向の中央に、1本の山折り線と、前記山折り線を挟んだ等間隔に2本の谷折り線を設け、前記長方形のシートの両短辺寄りの対称位置にシートに切込みを入れて形成したフラップとスリットを設けたことを特徴する。
衛生マスク収納ケースは、前記長方形のシートを山折り線・谷折り線に沿って折り畳み、二つ折にしたマスクを挟んでから耳掛け紐を外に出した上で、シートの短辺同士を重ね合わせて前記フラップを前記スリットに通すことで封鎖する。これにより、衛生マスク収納ケースは断面山形の底面が形成されて卓上に起立させて置くことができ、衛生マスク収納ケースの頂部からは一対の耳掛け紐が上方に飛び出す形となって、これを持ち手として持ち運べるようになる。そのため、マスク収納時のケースは、全体として小さなハンドバッグのような遊び心を感じさせる外観を呈する。
フラップとスリットで上部を封鎖することで収納したマスクを適度に圧迫し、かつ、耳掛け紐は封鎖部を跨いで移動できなくなるため、携帯時やバッグ等への収納時に容易にマスクが脱落することが防がれる。
請求項2に記載した考案は、請求項1に記載した衛生マスク収納ケースであって、少なくとも前記長方形のシートを前記山折り線・谷折り線で折り畳んだ際に内側面となる面に抗菌処理を施したことを特徴とする。
紙シートの少なくとも折り畳んだ際に内側となる面に抗菌処理を施すことで、収納したマスクにおける菌の増殖を一定程度抑制可能となる。特に、収納時にマスクの着用面を外側にして折り畳んで収納すれば、着用面が紙シートの抗菌処理を施した内側面に接した状態になるため、より抗菌効果が高まる。
請求項3に記載した考案は、請求項1又は請求項2のいずれかに記載した衛生マスク収納ケースであって、少なくとも前記長方形のシートを前記山折り線・谷折り線で折り畳んだ際に内側面となる面に芳香剤を付着させたことを特徴とする。
紙シートの少なくとも折り畳んだ際に内側となる面に芳香剤を付着させておくことにより、収納したマスクに芳香が移り、再度マスクを着用した際の不快な匂いを抑制することができる。
シートの材料は特に限定されず、容易に折り畳める厚さの樹脂製でもよいが、紙を使用することで材料コストを抑制でき、また、外面側への意匠や文字、広告等の印刷の自由度や印刷コストも抑えられるので、より好適である。なお、再生紙の使用は、原材料の古紙に人体に有害な化学物質等が含まれている危険性を考慮すれば慎重に行うべきである。一方、FSC(Forest Stewardship Council:森林管理協議会)の認証を受けたFSC認証紙を使用すれば、持続的な森林経営や林業を間接的に支援することができる。
さらに、本考案に係る衛生マスク収納ケースは、マスクを収納して携帯する以外の用途に活用することができる。感染症対策、特に会食時の会話することによる飛沫感染を抑制するために、片側だけ耳掛け紐を外して飲食し、会話をする都度マスクで口を覆うという方法(いわゆる「マスク会食」)が政府・行政により推奨されているが、これは現実には極めて煩雑な動作であり、励行が定着しにくいという問題がある。
本考案に係る衛生マスク収納ケースは、それ自体が長方形のシートであり、山折り線、谷折り線で折り曲げることにより、単なる平面シートに比べ開いたままで手に持って垂直状態に支えやすい構造となり、人と対面して会話するときだけ口元に掲げて飛沫の飛散を防ぐことができる。その際、衛生マスク収納ケースの口元側の面にマスクを当てがい、両方の耳掛け紐をシートに引っ掛けて固定すれば、口からの飛沫の大部分はマスク表面に吸着され、衛生マスク収納ケースに直接付着することが低減される。
かかる使用法は、いわゆる「マスク会食」よりもはるかに容易であり、より現実的な感染症対策となる。
本考案に係る衛生マスク収納ケースが奏する効果を整理すると、以下のとおりである。
(1)二つ折り畳んだマスクを挟んでフラップとスリットで封鎖するだけで収納可能なため、マスクの収納・取り出しが極めて簡便であり、バッグ等にも収納し易い。
(2)マスクを収納した状態で自立させることができるためスペースを取らず、卓上を有効活用できる。
(3)シートを紙製、たとえば再生紙を使用して折り線を施し、フラップとスリットを設けるだけの簡易な構造であるため、低コストで量産でき、マスクとともに使い捨てが容易となるため、マスクの取扱い全般の衛生管理向上に寄与できる。
(4)マスク収納時には小さなハンドバッグのような外観を呈し、外側面を自由にデザインできるため、意匠や文字、広告等を印刷すれば、低コストで遊び心のあるノベルティとして活用できる。
(5)会話時にマスクを取り付けた衛生マスク収納ケースを手に持って口元を覆えば、いわゆる「マスク会食」よりもより現実的な会食時の飛沫感染対策となる。
以下、本考案に係る衛生マスク収納ケース一実施形態について、図を用いて説明する。図1は本考案の一実施形態に係る衛生マスク収納ケース1の平面図である。長方形のシートの長辺方向の中央に、1本の山折り線2と、前記山折り線を挟んだ等間隔に2本の谷折り線3a、3bを設け、前記長方形のシートの両短辺寄りの対称位置にシートに切込みを入れて形成したフラップ4aとスリット4bを設けている。
図2は衛生マスク収納ケース1上にマスクMを載せた状態を示す平面図であり、図3はマスクMを二つ折にし、山折り線2、谷折り線3a、3bを折り曲げて衛生マスク収納ケース1に収納する際の状態を示す斜視図である。収納の際には、マスクMの一対の耳掛け紐Sが衛生マスク収納ケース1の外に突出させる。
図4はマスクMを収納した状態の衛生マスク収納ケース1の斜視図であり、図5はマスクMを収納した状態の衛生マスク収納ケース1の側面図である。フラップ4aをスリット4bに挿すことでシートの両端が固定され、山折り線2、谷折り線3a、3bによって断面山形の底面が形成されるため、卓上に起立させて置くことができる。耳掛け紐Sはフラップ4a、スリット4bによる固定箇所を跨いで移動することはできないため、マスクMが衛生マスク収納ケース1から不用意に脱落することが防がれる。全体としては、あたかも耳掛け紐Sを持ち手とした小さなハンドバッグ様の外観を呈し、表裏面には自由な色柄、文字等の意匠や広告を表現可能である。
図6は衛生マスク収納ケース1の両端に耳掛け紐Sを引掛けてマスクMを取り付け、手に持って口元を覆う使用状態を示す図である。卓上に起立させて置く際には底面を形成する山折り線2、谷折り線3a、3bを少し折り曲げた形状で使用することにより、単なる平面シートよりも強度が増すので、手指で口元に掲げ易くなる。会食中に会話をするときだけこのように口元を覆えば、容易に「マスク会食」を励行可能となり、より現実的な感染防止対策となる。
以上、本考案の実施形態について図面を参照しつつ説明したが、本考案は、必ずしも上述した構成にのみ限定されるものではなく、本考案の目的を達成し、効果を有する範囲内において、適宜変更実施することが可能なものであり、本考案の技術的思想の範囲内に属する限り、それらは本考案の技術的範囲に属する。
本考案に係る衛生マスク収納ケースは、マスクの衛生管理を手軽かつ安価に実現できるだけでなく、いわゆる「マスク会食」をより現実的な手段で実現できる感染症対策用品としての利用可能性を有し、ノベルティ用品としての普及が期待できる。
実施形態に係る衛生マスク収納ケースの平面図 マスクを載せた状態の衛生マスク収納ケースの平面図 二つ折にしたマスクを収納する際の衛生マスク収納ケースの斜視図 マスクを収納した状態の衛生マスク収納ケースの斜視図 マスクを収納した状態の衛生マスク収納ケースの側面図 マスクを取り付けた状態で手に持って口元を覆う使用状態を示す図
1 衛生マスク収納ケース
2 山折り線
3a、3b 谷折り線
4a フラップ
4b スリット
M マスク
S 耳掛け紐

Claims (3)

  1. 衛生マスクを折り畳んで収納できる衛生マスク収納ケースであって、長方形の紙シートの長辺方向の中央に、1本の山折り線と、前記山折り線を挟んだ等間隔に2本の谷折り線を設け、前記長方形のシートの両短辺寄りの対称位置に紙シートに切込みを入れて形成したフラップとスリットを設けたことを特徴する衛生マスク収納ケース。
  2. 少なくとも前記長方形の紙シートを前記山折り線・谷折り線で折り畳んだ際に内側面となる面に抗菌処理を施したことを特徴とする請求項1に記載した衛生マスク収納ケース。
  3. 少なくとも前記長方形の紙シートを前記山折り線・谷折り線で折り畳んだ際に内側面となる面に芳香剤を付着させたことを特徴とする、請求項1または請求項2のいずれかに記載した衛生マスク収納ケース。
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