JP2016123688A - 携帯型マスクポーチ - Google Patents

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【課題】使い捨てマスクを携帯する際、衛生面で身体の健康を保つのに好ましく、気軽に携帯することができ、場所や時間の制約を受けずに即座に使用できる携帯型マスクポーチを提供する。【解決手段】袋状に形成された生地1からなり、一部に開口部16,17を有し、マスクを挿入及び挿出可能なマスク収納部14,15を有する袋本体部11と、袋本体部11に一体形成され、開口部16,17を閉塞する閉じ位置A1と開口部16,17を開放する開き位置とで相似形状に変形可能に折り返されるカバー部12と、を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、例えば人体の鼻や口部分を被うことにより口内の衛生を保ったり、風邪やインフルエンザの感染を防止したり、ハウスダスト、PM2.5(微小粒子状物質)等を極力吸い込まないようにするマスクを収納するのに適した携帯型マスクポーチに関する。
例えば使い捨てタイプのマスクを収納するマスク携帯ケースとして、二つ折りにしてスライドファスナーをスライドさせることにより複数枚の未使用マスクを収納するマスク収納部を形成する未使用マスク収納ケース本体と、未使用マスク収納ケース本体の外側に接続されてマジックテープ(登録商標)を閉じることによりマスク保管部を形成するカバーと、を備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の技術では、未使用マスク収納ケース本体を開いて複数の未使用マスクを束ねて収納した後、スライドファスナーを閉じ、カバーを閉じる。未使用マスクを取り出すには、カバーを開き、マスク収納部に有するスリットから未使用マスクを引き出す。ここで、飲食等する際には、カバーに有するスライドファスナーを開いてカバー内に使用途中のマスクを一時的に保管する。そして、使用途中のマスクを再使用する際には、カバーに有するスライドファスナーを開いて使用途中のマスクを引き出す。
特開2011−41790号公報
昨今、使い捨てタイプのマスクは、衛生面で身体の健康を保つために常に携帯し即座に使用できるようにすることが望まれる。それは、風邪やインフルエンザの感染を防止したり、ハウスダスト、PM2.5(微小粒子状物質)等を極力吸い込まないようにするためである。
しかしながら、薬品店やコンビニエンスストアーで販売されている使い捨てタイプのマスクは、複数枚をビニールでできた比較的大きなパッケージ袋に入れた形態であるために、例えばカバンの中に保管した場合やポケットに入れた場合の何れにおいてもかさばって不便である。また、使い捨てタイプのマスクの複数枚のうちの一枚を使用し、食事等で、その使用途中のマスクを保管する場合、保管場所がないために、使用途中のマスクを未使用のマスクと一緒にパッケージ袋に戻すことになる。使用途中のマスクと未使用のマスクとを一緒にしてしまうのは衛生面で好ましくないばかりか、使用途中のマスクをパッケージ袋に無理矢理押し込むことになり、収納するのに苦労する。一方、まだ十分に使える使用途中のマスクを捨ててしまうのは材料となる資源の無駄遣いになるばかりか好ましくない環境汚染につながる。
一方、上述の特許文献1に記載の技術では、未使用マスク収納ケース本体及びカバーにスライドファスナーを有する。そのため、スライドファスナーが金属製である場合、使用に際して金属粉が生じ、その金属粉がマスク収納部やマスク保管部に侵入してマスクに付着する虞がある。そのため、マスク装着時にこれらの金属片を吸い込んでしまうことが懸念され、衛生面で身体の健康を保つどころか呼吸器系に悪影響を与えてしまう問題を有する。また、上述の特許文献1に記載の技術では、スライドファスナー等の重量物を含むために気軽に携帯できないばかりか、スライドファスナーが付いているために折り畳み難く、無理矢理折り畳んだ場合、スライドファスナーが破損して使用が不可能になる。更に、上述の特許文献1に記載の技術では、スライドファスナーの開閉に手間取り、マスクを即座に使用し難い。
本発明は、以上のような実情に鑑みてなされたもので、使い捨てマスクを使用するに際して衛生面で身体の健康を保つのに好ましく、気軽に携帯でき、必要な時に必要な場所で即座に使用できる携帯型マスクポーチを提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の請求項1に係る携帯型マスクポーチは、袋状に形成された生地からなり、一部に開口部を有し、マスクを挿入及び挿出可能なマスク収納部を有する袋本体部と、
前記袋本体部に一体形成され、前記開口部を閉塞する閉じ位置と前記開口部を開放する開き位置とで相似形状に変形可能に折り返されるカバー部と、を備えることを特徴としている。
本発明の請求項1に係る携帯型マスクポーチによると、カバー部を閉じ位置にすることにより、外部からゴミやホコリが侵入しない密閉状態にあるマスク収納部にマスクを保管することができるために、使い捨てマスクを使用するに際して衛生面で身体の健康を保つのに好ましい。また、カバー部を折り返すだけの単純な動作で、カバー部を閉じ位置にしたり開き位置にしたりできるので、スライドファスナー等を用いたものと比較してマスクを時間や場所の制約を受けずに即座に使用できる。また、片手で持てる大きさであるために、洋服のポケット等に入れて気軽に携帯することができる。
また、本発明の請求項2に係る携帯型マスクポーチは、前記生地が撥水性を有することを特徴としている。
本発明の請求項2に係る携帯型マスクポーチによると、生地が撥水性を有するために、収納されているマスクに水分を付着させないようにして水分と共に汚れが付着するのを防止すると共に、水分が付着したままマスクを使用した場合の使用者の不快感をなくすことができる。
また、本発明の請求項3に係る携帯型マスクポーチは、前記マスク収納部が少なくとも1個の仕切部を有することを特徴としている。
本発明の請求項3に係る携帯型マスクポーチによると、少なくとも1個の仕切部によって、各マスク収納部を独立して分離するために、使用途中のマスクを保管する際に、未使用のマスクと分けて収納することができるので、衛生面で身体の健康を保つのに好ましい。
また、本発明の請求項4に係る携帯型マスクポーチは、外面に模様を付した意匠部を有し、当該携帯型マスクポーチの生地は、前記携帯型マスクポーチの使用時にその収納部内を外部から視認できない材質でできていることを特徴としている。
本発明の請求項4に係る携帯型マスクポーチによると、外面に意匠部を有するために、意匠部によって好みの模様とすることができる。これによって、お気に入りの携帯型マスクポーチとすることができ、長期間使用するのに好ましい。また、異なる模様や柄の意匠部を有する複数の携帯型マスクポーチを所持し、その日の気分によって使い分けることで気分転換になると共に、特に女性にとってはおしゃれな感覚を味わうことができる。また、携帯型マスクポーチの収納部内を外部から視認できないので、マスク以外にも衛生状態を保ちながら収納する必要がある生理用品等も入れておくことができ、特に女性にとって使い勝手が良い。
また、本発明の請求項5に係る携帯型マスクポーチは、前記生地が単一枚の生地からなることを特徴としている。
本発明の請求項5に係る携帯型マスクポーチによると、単一枚の生地で形成されるために、作成過程で生地を無駄に捨てることなく、多数の携帯型マスクポーチをコスト面で安く作成することができる。
本発明によると、使い捨てマスクを携帯する際に衛生面で身体の健康を保つのに好ましく、気軽に携帯することができ、場所や時間の制約を受けずに即座に使用できる携帯型マスクポーチを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る携帯型マスクポーチを、そのカバー部が閉じ位置にある状態で斜め上方から示す外観斜視図である。 図1に示した携帯型マスクポーチの縦断面図である。 図1に示した携帯型マスクポーチの正面図である。 図1に示した携帯型マスクポーチを、そのカバー部の開き位置にある状態で斜め上方から示す外観斜視図である。 図1に示した携帯型マスクポーチの縦断面図である。 図1に示した携帯型マスクポーチの使用方法を斜め上方から示す外観斜視図である。
以下、本発明の一実施形態に係る携帯型マスクポーチを図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る携帯型マスクポーチを、そのカバー部が閉じ位置にある状態で斜め上方から示す外観斜視図である。また、図2は、図1に示した携帯型マスクポーチの縦断面図である。なお、以下の各図においては、通常、カバー部を上側にして手で持つ方向を基準として上方及び下方とする。
本発明の一実施形態に係る携帯型マスクポーチ10は、袋本体部11と、カバー部12と、を備える。携帯型マスクポーチ10は、袋状に形成された生地1からなり、袋本体部11及びカバー部12のそれぞれの外面に様々な模様や柄を付した意匠部13を有する。
生地1は、ポバールとも呼ばれる合成樹脂の一種である、ポリビニルアルコール(polyvinyl alcohol;PVA)を素材としており、撥水性(親水性)が強く、比較的柔らかい特性を有する。生地1としては、傘に用いられる傘生地が好ましい。生地1は、合成樹脂であるために、布等と比べて耐久性に優れる。なお、この生地1の材質はあくまで一例を示したものに過ぎず、本発明の作用を発揮できれば、一般的な布生地や不織布など他の材質を使用可能である。
意匠部13は、本実施形態では例えば星の模様からなる意匠を有する。なお、意匠部13は、例示的に示した星に代えて、山、森、海、動物等の好ましい模様や柄を選ぶことができる。なお、意匠部13に好ましい色調の無地を選んでも良い。更に、意匠部13は、好ましい無地に様々な模様や柄を組み合わせるようにしても良い。また、意匠部13を含めて、携帯型マスクポーチ10は、その使用時に外部からマスクに代表される収納物を視認できないように色付けされている。
袋本体部11は、マスク(図3参照)Mを出し入れ可能な2個の第1マスク収納部14、第2マスク収納部15を有し、各マスク収納部14,15の上端部に第1開口部16、第2開口部17をそれぞれ有する。袋本体部11は、第1マスク収納部14、第2マスク収納部15内に収納されたマスクMを外部から直視できないようになっており、プライバシーを確保できる。
カバー部12は、袋本体部11の前面のほぼ2/3を覆って、袋本体部11の側部18に接続されている。
携帯型マスクポーチ10は、単一枚の生地1から形成されている。生地1は、例えば、一端部19が第1マスク収納部14の第1開口部16を形成するために仕切部20において折り曲げられた後に第1開口部16の下方の一端側結束部21において縫い合わされる。仕切部20は、第1マスク収納部14と第2マスク収納部15とを独立して分離する。
そして、生地1は、第2開口部17を介して第2マスク収納部15を形成するために下方に向けて延在させ、折り曲げ部22において反転された後に上端部の折り曲げ部23において折り曲げ形成される。
続いて、生地1は、上端部の折り曲げ部23において折り曲げられた後に下端部に向けて延在させ、下端部の折り曲げ部24において折り曲げ部22を覆って折り曲げ形成される。
そして、生地1は、折り曲げ部24から上方に向けて延在させた後に、仕切部20,折り曲げ部23の外側に延在させてカバー部12の一部を構成するヒンジ部25を形成し、ヒンジ部25から下方に向けて延在させ、カバー部12の残りの一部を構成する下方の折り曲げ部26において折り曲げ形成された後に上方へ向けて延在させる。
次に、生地1は、ヒンジ部25を介して第1開口部16及び第2開口部17を被った後に下方に向けて延在させ、一端部19に対峙する第1マスク収納部14内において他端側結束部27で縫い合わされる。生地1は、両側部分が側部18において互いに縫い合わされて袋形状に形成され、表裏を裏返しにすることにより、携帯型マスクポーチ10を形成する。
このとき、携帯型マスクポーチ10は、カバー部12が、第1開口部16及び第2開口部17を覆った閉じ位置A1にある。そのため、カバー部12によって、第1マスク収納部14及び第2マスク収納部15は閉じられる。これによって、携帯型マスクポーチ10を衣服のポケットやカバンなど入れておいても、ポケットやカバン内のゴミやホコリが第1マスク収納部14や第2マスク収納部15に入り込むことはない。
次に、携帯型マスクポーチ10の外形寸法について説明する。図3は、図1に示した携帯型マスクポーチの正面図である。なお、この寸法は本発明の作用を発揮するためのあくまで一例であり、本発明の範囲がこの寸法に限定されないことは言うまでもない。
携帯型マスクポーチ10は、袋本体部11が、例えば16cmである長さ寸法L1の横幅を有し、例えば11cmである長さ寸法L2の高さを有し、カバー部12が、袋本体部11と同一の横幅を有し、袋本体部11に対して2/3の例えば4cmの長さ寸法L3の高さを有する。袋本体部11は、各マスク収納部14,15が、長さ寸法L4(L4<L1)の横幅を有し、長さ寸法L5(L5<L2)の高さを有する。そのため、携帯型マスクポーチ10は、片手で持てる大きさであるために、容易に携帯できる。
ここで、マスクMには、小児タイプ、小さめタイプ、レギュラータイプ、メディカルタイプ等がある。そして、携帯型マスクポーチ10においては、最大の大きさを有するマスクMを二つ折りにした状態で適用される。すなわち、二つ折りにされたマスクMは、長さ寸法L6(L6<L4)の最大の横幅を有し、長さ寸法L7(L7<L5)の最大の高さを有する。そのため、各マスク収納部14,15に対して、マスクMを容易に出し入れすることができる。
次に、携帯型マスクポーチ10のカバー部12が開いた状態について説明する。図4は、図1に示した携帯型マスクポーチを、そのカバー部の開き位置にある状態で斜め上方から示す外観斜視図である。また、図5は、図1に示した携帯型マスクポーチの縦断面図である。
携帯型マスクポーチ10は、カバー部12が、第1開口部16及び第2開口部17を開放した開き位置A2にある。ここで、カバー部12は、図2に示した閉じ位置A1において、使用者によってヒンジ部25を介して折り返されることにより、閉じ位置A1と相似形状となったまま開き位置A2に変形される。つまり、カバー部12は、閉じ位置A1と開き位置A2とが同一の外観を有することになる。
次に、携帯型マスクポーチ10の使用方法について説明する。図6は、図1に示した携帯型マスクポーチの使用方法を斜め上方から示す外観斜視図である。
携帯型マスクポーチ10は、不使用時に、2つ折りや4つ折り等に全体を小さく折り畳んでポケット等に入れておく。携帯型マスクポーチ10には、開閉用ファスナー等が備わっているので、小さく折り畳んでポケットやハンドバッグ、ビジネスバッグ等の片隅に入れておくことができる。
使用に際し、まず、マスクMを2個用意し、カバー部12を開き位置A2にして、仕切部20を介して各開口部16,17から各マスク収納部14,15に二つ折りのマスクMをそれぞれ挿入する。このとき、各マスク収納部14,15は、二つ折りにされたマスクMにおける、長さ寸法L6よりも十分に大きい長さ寸法L4の横幅を有し、且つ、長さ寸法L7よりも十分に大きい長さ寸法L5の高さを有するために、各マスクMを独立した空間に挿入することができる。これにより、各マスクMは、各マスク収納部14,15に収納される。
次に、使用者によって開き位置A2にあるカバー部12を、ヒンジ部25を介して折り返す。このとき、カバー部12は、両側部分が、各マスク収納部14,15のそれぞれの側部18において縫い合わされているために、ヒンジ部25を介して折り返された際に、各開口部16,17から離れずに、各開口部16,17を確実に閉じることができる。そのため、外部から遮断された密閉状態にある各マスク収納部14,15に衛生面で身体の健康を保つのに好ましい状態で各マスクMを収納することができる。
そして、マスクMを使用する必要が生じた際に、カバー部12を開き位置A2にして、各マスク収納部14,15の何れか一方からマスクMを取り出して使用する。
次に、食事等でマスクMを取り外す必要が生じた場合、カバー部12を開き位置A2にして、空いている各マスク収納部14,15の何れか一方に使用途中のマスクMを二つ折りにして挿入し、カバー部12を閉じ位置A1に折り返す。
これにより、使用途中のマスクMを、各マスク収納部14,15の何れか一方において衛生状態を保ちながら収納しておくことができる。
そして、食事等が終了したところで、マスクMを使用する場合、カバー部12を開き位置A2にして、収納されている各マスク収納部14,15の何れか一方から使用途中のマスクMを取り出して再使用する。なお、本実施形態に係る携帯型マスクポーチ10を使用せずに、衣服のポケットやカバンにマスクMを直接入れた後にこれを使おうとすると、ポケットやカバン内のゴミやホコリがマスクに付着してしまう。このようなマスクを再使用することで、これらのゴミやホコリを逆に吸い込んでしまい健康を害してしまう。しかしながら、本実施形態に係る携帯型マスクポーチ10を上述のように使用することで、このような虞をなくすことができる。
次に、このような携帯型マスクポーチ10の作用を説明する。本実施形態に係る携帯型マスクポーチ10によると、カバー部12を閉じ位置A1にすることにより、各マスクMを、外部からゴミやホコリが侵入しない密閉状態にある各マスク収納部14,15に保管することができるために、衛生面で身体の健康を維持するのに好ましい。
また、携帯型マスクポーチ10は、カバー部12を折り返すだけの単純な動作で、カバー部12の状態を閉じ位置A1か開き位置A2の何れかにすることができるので、スライドファスナー等を用いたものと比較して簡単な指の動作でマスクMを即座に使用できる。従って、指先を自由に動かしにくい使用者であってもスライドファスナー付きのマスクポーチに比べてはるかに使い勝手が良い。
また、スライドファスナーの使用に伴う金属片や樹脂片がマスク収納部に入り込むことがない。そのため、スライドファスナーを用いた携帯型マスクポーチを使用した結果このような金属片や樹脂片が付着したマスクMを用いるようなことにならず、マスクMに付着した金属片や樹脂片を吸い込んで逆に健康を害するような不都合が生じることはない。
また、携帯型マスクポーチ10は、片手で持てる大きさであるために、洋服のポケット等に入れて気軽に携帯することができる。特に携帯型マスクポーチ10にマスクを入れていない場合は、これを2つ折り、3つ折り、4つ折り等に小さく折り畳んでポケットやハンドバッグ、ビジネスバッグの片隅に入れておくことができるので、常に持ち歩くことができ、コンビニなどで使い捨てマスクを買った際にその場でポケットやバッグから折り畳んだ携帯型マスクポーチ10を取り出して元の形に戻し、新しいマスクを入れることができるので、使い勝手が良い。
また、携帯型マスクポーチ10は、生地1が、撥水性を有するために、収納されているマスクMに水分を付着させないようにして水分の付着に伴うマスクMへのゴミやホコリの付着を防止することができる。また、水分の付着したマスクを再使用しなくて済むので、使用者に不快感を与えずに済む。
また、携帯型マスクポーチ10は、生地1として傘生地を利用しているために、傘生地に利用されている様々な模様を用いて一度に多数製造することができる。
また、携帯型マスクポーチ10は、仕切部20によって、第1マスク収納部14と第2マスク収納部15とを独立して分離するために、使用途中のマスクMを保管する際に、未使用のマスクMが入った収納部に収納しなくて済むので、衛生面で身体の健康を維持するのに好ましい。
また、携帯型マスクポーチ10は、袋本体部11及びカバー部12のそれぞれの外面に意匠部13を有するために、意匠部13によって様々な模様や柄を有した多種類の携帯型マスクポーチ10を作成して提供できる。その結果、携帯型マスクポーチ10の購入時のみならず保管時においても、この中から自分の好みに合ったものを選択する楽しみを購入者や使用者に与えることができる。
また、携帯型マスクポーチ10は、単一枚の生地1で形成されるために、作成過程で生地を無駄に捨てることなく、多数の携帯型マスクポーチ10を一度に低コストで作成することができる。
なお、本実施形態では2個のマスクMを収納する各マスク収納部14,15を備えるものを図示した。しかしながら、本発明においてマスクMの数は限定されることはなく、1個であっても3個以上の複数個であっても良い。もちろん、このような場合は、マスクMの数に応じた1個又は3個以上のマスク収納部を設けるようにするが、係る形態も本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
また、例えば、マスク収納部にマスクを入れる代わりに生理用品などを入れても良い。この場合であってもマスクの場合と同様に衛生面を確保できるとともに、携帯型マスクポーチの収納部内が外部から視認できない生地でできているので、特に女性にとってマスクの代わりにやはり衛生状態を保ちながら収納することが大切な生理用品などを入れてみるなど、おしゃれ気分を味わいながら気軽に様々な用途に用いることができ、使い勝手が良い。もちろん、マスク収納部にマスクを入れる代わりに、ティッシュなどを入れておいても良い。
また、本発明に係る携帯型マスクポーチに使用する生地は、必ずしも撥水性を有していなくても良く、通常の布生地や不織布など本発明の作用を発揮できるものであれば使用可能である。また、生地の代わりに撥水性を有するビニールや柔らかい樹脂など、本発明の作用を発揮する材質についても適用可能である。しかしながら、撥水性を有する生地を用いたほうが携帯型マスクポーチ自体に水が付着しなくなるので、水の付着によるゴミやホコリの付着も防止でき、衛生面で身体の健康を保つのにより好ましいと共に、マスクの再使用時に水の付着したマスクを使用することによる使用者への快感を与えることがない点で優れている。
また、本発明に係る携帯型マスクポーチに使用する生地として、特に撥水性を有する代表的な生地である傘生地を用いることで、様々な模様や柄を有した意匠性に優れる携帯型マスクポーチを一度に多数作ることができる。
また、本発明に係る携帯型マスクポーチを、薬品店やコンビニエンスストアー等においてマスクと一緒に販売する形態にしても良く、このようにすれば、マスクと携帯型マスクポーチとを別々に購入する必要がなくなる。
1 生地
10 携帯型マスクポーチ
11 袋本体部
12 カバー部
13 意匠部
14 第1マスク収納部(マスク収納部)
15 第2マスク収納部(マスク収納部)
16 第1開口部(開口部)
17 第2開口部(開口部)
18 側部
19 一端部
20 仕切部
21 一端側結束部
22 折り曲げ部
23 折り曲げ部
24 折り曲げ部
25 ヒンジ部
26 折り曲げ部
27 他端側結束部
A1 閉じ位置
A2 開き位置
M マスク
上述した課題を解決するために、本発明に係る携帯型マスクポーチは、
袋状に形成された生地からなり、一部に開口部を有し、マスクを挿入及び挿出可能なマスク収納部を有する袋本体部と、
前記袋本体部に一体形成され、前記開口部を閉塞する閉じ位置と前記開口部を開放する開き位置とで相似形状に変形可能に折り返されるカバー部と、を備え、かつ
前記生地は、撥水性を有し、かつ
前記マスク収納部は、少なくとも1個の仕切部を有し、かつ
前記携帯型マスクポーチは、外面に模様を付した意匠部を有し、当該携帯型マスクポーチの生地は、前記携帯型マスクポーチの使用時にその収納部内を外部から視認できない材質でできており、かつ
前記生地は、単一枚であり、かつ
前記生地は傘に用いられる傘生地からなることを特徴としている。
本発明に係る携帯型マスクポーチによると、カバー部を閉じ位置にすることにより、外部からゴミやホコリが侵入しない密閉状態にあるマスク収納部にマスクを保管することができるために、使い捨てマスクを使用するに際して衛生面で身体の健康を保つのに好ましい。また、カバー部を折り返すだけの単純な動作で、カバー部を閉じ位置にしたり開き位置にしたりできるので、スライドファスナー等を用いたものと比較してマスクを時間や場所の制約を受けずに即座に使用できる。また、片手で持てる大きさであるために、洋服のポケット等に入れて気軽に携帯することができる。
また、本発明に係る携帯型マスクポーチによると、生地が撥水性を有するために、収納されているマスクに水分を付着させないようにして水分と共に汚れが付着するのを防止すると共に、水分が付着したままマスクを使用した場合の使用者の不快感をなくすことができる。
また、本発明に係る携帯型マスクポーチによると、少なくとも1個の仕切部によって、各マスク収納部を独立して分離するために、使用途中のマスクを保管する際に、未使用のマスクと分けて収納することができるので、衛生面で身体の健康を保つのに好ましい。
また、本発明に係る携帯型マスクポーチによると、外面に意匠部を有するために、意匠部によって好みの模様とすることができる。これによって、お気に入りの携帯型マスクポーチとすることができ、長期間使用するのに好ましい。また、異なる模様や柄の意匠部を有する複数の携帯型マスクポーチを所持し、その日の気分によって使い分けることで気分転換になると共に、特に女性にとってはおしゃれな感覚を味わうことができる。また、携帯型マスクポーチの収納部内を外部から視認できないので、マスク以外にも衛生状態を保ちながら収納する必要がある生理用品等も入れておくことができ、特に女性にとって使い勝手が良い。
また、本発明に係る携帯型マスクポーチによると、単一枚の生地で形成されるために、作成過程で生地を無駄に捨てることなく、多数の携帯型マスクポーチをコスト面で安く作成することができる。

Claims (5)

  1. 袋状に形成された生地からなり、一部に開口部を有し、マスクを挿入及び挿出可能なマスク収納部を有する袋本体部と、
    前記袋本体部に一体形成され、前記開口部を閉塞する閉じ位置と前記開口部を開放する開き位置とで相似形状に変形可能に折り返されるカバー部と、を備えることを特徴とする携帯型マスクポーチ。
  2. 前記生地は、撥水性を有することを特徴とする請求項1に記載の携帯型マスクポーチ。
  3. 前記マスク収納部は、少なくとも1個の仕切部を有することを特徴とする請求項1または請求項2記載の携帯型マスクポーチ。
  4. 前記携帯型マスクポーチは、外面に模様を付した意匠部を有し、当該携帯型マスクポーチの生地は、前記携帯型マスクポーチの使用時にその収納部内を外部から視認できない材質でできていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の携帯型マスクポーチ。
  5. 前記生地は、単一枚であることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の携帯型マスクポーチ。
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