JP3230765U - マスク - Google Patents
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Abstract
【課題】マスクを着用したまま飲食が可能で、飲食時に飛沫の拡散を気にすることなく食事や会話を楽しむことができるマスクを提供する。【解決手段】両側部に耳ひも21が付いた下側マスク2と、この下側マスク2の表面を覆って重なる上側マスク3によりマスク1を形成する。上下のマスク2、3は互いに上端を揃えて上辺部同士を一体に接続し、下側マスク2の中央に利用者の口が露出する程度の大きさの開口部22を設ける。飲食時には上側マスク3を捲り上げ、開口部22から利用者の口を露出させて喫食する。【選択図】図5
Description
本考案は、口に装着したまま飲食ができるように構成した家庭用マスクに関する。
新型コロナ感染症の感染予防対策として、公共交通機関や人の集まる施設などではマスクを着用することが周知徹底され、顧客に料理や飲み物を提供する店内でもマスクの着用を要請する飲食店も多い。
食事中も会話する時はマスクを着ける「マスク会食」が推奨されているが、グラスの水を飲む、惣菜を箸で掴んで口に入れるといった一回の飲食操作の度に、着用しているマスクの片方の耳ひもを外し、マスクをずらして口を露出させ、飲食物を口に入れた後は再び耳ひもを耳にかけてマスクで口を覆うのは極めて面倒である。
このような、マスクを外して、飲んで、また着けるといった会食マナーを推奨しても、操作が面倒であるため定着がし難いと予想され、特にお酒を飲んで気が緩んだときには上記操作をするのを忘れがちとなり、飲食に伴う感染の拡大防止効果は期待できない。
本考案は従来技術の有するこのような問題点に鑑み、マスクを耳ひも外したりかけたりせずに、マスクを着用したまま飲食が可能なマスクを提供し、飲食時に飛沫の拡散を気にすることなく食事や会話を楽しむことができるようにし、且つ飲食に伴う感染症の拡大防止に期することを課題する。
前記課題を解決するため本考案のマスクは、両側部に耳ひもが付いた下側マスクと、この下側マスクの表面を覆って重なる上側マスクからなる二重構造のマスクであって、
前記上下のマスクは互いに上端を揃えて上辺部同士が一体に接続されているとともに、下側マスクの中央に当該マスクを着用したときに利用者の口が露出する開口部が設けられていることを特徴とする。
上下のマスクの上辺部同士の接続は、接着剤を用いたり、重なり部を線状に縫合したりして行うことができる。
前記上下のマスクは互いに上端を揃えて上辺部同士が一体に接続されているとともに、下側マスクの中央に当該マスクを着用したときに利用者の口が露出する開口部が設けられていることを特徴とする。
上下のマスクの上辺部同士の接続は、接着剤を用いたり、重なり部を線状に縫合したりして行うことができる。
本考案のマスクによれば、下側マスクの両側の耳ひもを両耳にかけて着用し、利用者の口と鼻を上下のマスクで覆って、ウィルスを吸い込んだり飛沫を拡散したりすることを防いで、感染予防を奏することができる。
飲食の際は、飲んだり食べたりするときに、片手で上側マスクの下部を摘まんで捲り上げれば、下側マスクの中央に設けられた開口部を通して利用者の口が露出するので、その状態で喫食することが可能である。耳ひもを取り外して口が露出するようにマスクをずらす必要はない。
飲食物を口に入れたならば、捲り上げていた上側マスクを下側マスクの表面に再び重ねれば、利用者の口は上下のマスクで覆われ、その状態で食事をともにする同行者との会話を楽しむことが可能である。
飲食の際は、飲んだり食べたりするときに、片手で上側マスクの下部を摘まんで捲り上げれば、下側マスクの中央に設けられた開口部を通して利用者の口が露出するので、その状態で喫食することが可能である。耳ひもを取り外して口が露出するようにマスクをずらす必要はない。
飲食物を口に入れたならば、捲り上げていた上側マスクを下側マスクの表面に再び重ねれば、利用者の口は上下のマスクで覆われ、その状態で食事をともにする同行者との会話を楽しむことが可能である。
前記構成のマスクにおいて、下側マスクの中央に設ける開口部は口を開けた形状に沿うように設けることができ、例えば楕円形状に設けることができる。
楕円形状の開口部は、食べ物を口に運ぶ操作に支障がない程度の大きさ、例えば楕円形の短軸が40mm、長軸が70mm程度の大きさに設けることが好ましい。子供が着用するマスクの場合、開口部の大きさは上記よりも若干小寸に設定される。
楕円形状の開口部は、食べ物を口に運ぶ操作に支障がない程度の大きさ、例えば楕円形の短軸が40mm、長軸が70mm程度の大きさに設けることが好ましい。子供が着用するマスクの場合、開口部の大きさは上記よりも若干小寸に設定される。
また、前記構成のマスクにおいて、利用者がメガネをかけている場合に、飲食の際に飲食物の湯気がマスクの裏側を抜けてメガネに付着しないように、下側マスクの裏面上端部に沿って帯状のクッション材からなる鼻パッドが取り付けられていることが好ましい。
前記構成のマスクにおいて、上下のマスクは、それぞれ綿繊維を重ね合わせたガーゼタイプのマスク、又は不織布フィルターを重ね合わせた不織布タイプのマスクを用いることができる。
また、上下のマスクは、平型マスク、ブリーツ型マスク、立体型マスクといった各種のマスクを組み合わせて用いることができる、例えば、下側マスクが立体型マスク、上側マスクがブリーツ型マスクの組み合わせ、上下のマスクがともにブリーツ型マスクの組み合わせの如きである。
上側マスクがブリーツ型マスクであれば、表面に複数の横方向のブリーツが配置されていることで、上側マスクが下側マスクの表面に沿うように重なって保形され、下側マスクへの密着性が高まるので好ましい。
また、上下のマスクは、平型マスク、ブリーツ型マスク、立体型マスクといった各種のマスクを組み合わせて用いることができる、例えば、下側マスクが立体型マスク、上側マスクがブリーツ型マスクの組み合わせ、上下のマスクがともにブリーツ型マスクの組み合わせの如きである。
上側マスクがブリーツ型マスクであれば、表面に複数の横方向のブリーツが配置されていることで、上側マスクが下側マスクの表面に沿うように重なって保形され、下側マスクへの密着性が高まるので好ましい。
本考案のマスクによれば、利用者の口と鼻を上下のマスクで覆って、ウィルスを吸い込んだり飛沫を拡散したりすることを効果的に防ぐことができる。また、飲食の際は、片手で上側マスクの下部を摘まんで捲り上げて下側マスクの中央に設けられた開口部を通して利用者の口が露出させ、そこから喫食することが可能である。飲食物を口に入れて捲り上げていた上側マスクを下側マスクの表面に重ねれば、利用者の口は上下のマスクで覆われ、その状態で食事をともにする同行者との会話を楽しむことが可能である。
従来のマスクのように飲食の際に耳ひもを取り外して口が露出するようにマスクをずらす操作は不要であり、飲食時に飛沫の拡散を気にすることなく食事や会話を楽しむことができる。本考案のマスクの使用は、飲食に伴う感染症の拡大防止に極めて効果的である。
従来のマスクのように飲食の際に耳ひもを取り外して口が露出するようにマスクをずらす操作は不要であり、飲食時に飛沫の拡散を気にすることなく食事や会話を楽しむことができる。本考案のマスクの使用は、飲食に伴う感染症の拡大防止に極めて効果的である。
本考案の好適な一実施形態を、図面を参照して説明する。
なお、以下の実施形態は本考案を説明するための例示であり、本考案は実施形態のみに限定されるものではない。
なお、以下の実施形態は本考案を説明するための例示であり、本考案は実施形態のみに限定されるものではない。
図1は本考案の一実施形態のマスクを着用した状態の外観図、図2は同マスクの表面側と裏面側の外観図である。
両図に示されるように、本形態のマスク1は、両側部に耳ひも21,21が付いたブリーツ型の下側マスク2と、この下側マスク2の表面を覆って重なる、同じくブリーツ型の上側マスク3からなる二重構造のマスクであり、前記上下のマスク2,3は互いに上端を揃えて上辺部同士が一体に接続してある。
また、下側マスク2の中央には当該マスク1を着用したときに利用者の口が露出する程度大きさの楕円形状の開口部22が形成してある。
さらに、図3に示されるように、下側マスク2の裏面上端部に沿って帯状のクッション材からなる鼻パッド4が一体に取り付けてある。
前記構成のマスク1は、図4に示されるように、上側マスク3をその下部を摘まんで捲り上げることができ、捲り上げることで下側マスク2に形成された開口部22が露出するようになっている。
さらに、図3に示されるように、下側マスク2の裏面上端部に沿って帯状のクッション材からなる鼻パッド4が一体に取り付けてある。
前記構成のマスク1は、図4に示されるように、上側マスク3をその下部を摘まんで捲り上げることができ、捲り上げることで下側マスク2に形成された開口部22が露出するようになっている。
このように構成された本形態のマスク1によれば、下側マスク2の両側の耳ひも21,21を両耳にかけて着用し、利用者の口と鼻を上下に重なった下側マスク2と上側マスク3で覆い、ウィルスを吸い込んだり飛沫を拡散したりすることを防ぐことができる。
飲食の際は、図5に示されるように、飲んだり食べたりするときに、片手で上側マスク3の下部を摘まんで捲り上げれば、下側マスク2の中央に設けられた開口部22を通して利用者の口が露出するので、その状態で喫食することが可能である。従来のマスクのように、耳ひもを取り外して口が露出するようにマスクをずらす必要はない。
飲食物を口に入れたならば、捲り上げていた上側マスク3を下側マスク2の表面に再び重ねれば、利用者の口は上下のマスク2,3で覆われ、その状態で食事をともにする同行者との会話を楽しむことが可能である。
飲食物を口に入れたならば、捲り上げていた上側マスク3を下側マスク2の表面に再び重ねれば、利用者の口は上下のマスク2,3で覆われ、その状態で食事をともにする同行者との会話を楽しむことが可能である。
なお、図示したマスク1の形態は一例であり、本考案は他の適宜な形態で構成可能である。
下側マスク2の中央に配置した開口部22を楕円形状に設けたが、利用者の口が露出可能な大きさであれば、円形状や方形状に設けてよい。
下側マスク2の中央に配置した開口部22を楕円形状に設けたが、利用者の口が露出可能な大きさであれば、円形状や方形状に設けてよい。
1 マスク、2 下側マスク、21 耳ひも、22 開口部、3 上側マスク、4 鼻パッド
Claims (6)
- 両側部に耳ひもが付いた下側マスクと、この下側マスクの表面を覆って重なる上側マスクからなる二重構造のマスクであって、
前記上下のマスクは互いに上端を揃えて上辺部同士が一体に接続されているとともに、下側マスクの中央に当該マスクを着用したときに利用者の口が露出する開口部が設けられていることを特徴とするマスク。 - 下側マスクの中央に楕円形状の開口部が設けられた請求項1に記載のマスク。
- 楕円形状の開口部は短軸が40mm、長軸が70mmの大きさである請求項2に記載のマスク。
- 下側マスクの裏面上端部に沿って帯状のクッション材からなる鼻パッドが取り付けられていることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載のマスク。
- 上下のマスクは、綿繊維を重ね合わせたガーゼタイプのマスク、又は不織布フィルターを重ね合わせた不織布タイプのマスクである請求項1から4の何れかに記載のマスク。
- 上側マスクがブリーツ型のマスクである請求項1から5の何れかに記載のマスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020005279U JP3230765U (ja) | 2020-12-07 | 2020-12-07 | マスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020005279U JP3230765U (ja) | 2020-12-07 | 2020-12-07 | マスク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3230765U true JP3230765U (ja) | 2021-02-18 |
Family
ID=74562103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020005279U Active JP3230765U (ja) | 2020-12-07 | 2020-12-07 | マスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3230765U (ja) |
-
2020
- 2020-12-07 JP JP2020005279U patent/JP3230765U/ja active Active
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