JP3230623U - 魚釣り用オモリ支持具 - Google Patents

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【課題】釣り竿を水面に投げると、金属線のオモリ付きオモリ支持具の下端が水底に届いてタナ取りができると共に、岩礁等の障害物に根掛かりしてハリスが切れて釣り針をなくすことを防止できるハゼ釣りに適用する魚釣り用オモリ支持具を提供する。【解決手段】所定長さの直線状の金属線製オモリ支持体1の上半部と下半部の中央部を一巻きして環状のオモリ取付部2を成形すると共に、オモリ支持体の頂部に先糸通し用の傾斜環状部3を成形し、オモリ取付部の下半部を第1の中通しオモリ5の長さLnより長く設定し、下半部の下端を所定の長さで二つ折りしてハリス挟持部4としたことを特徴とする。【選択図】図3

Description

本考案は、主としてハゼ釣りに適用する魚釣り用オモリ支持具に関するもので、釣り竿を水面に向けて投げると、道糸の先端部のオモリとそのオモリを取り付けた金属線のオモリ支持具の下端が水底に届いてタナ取りができると共に、岩礁等の障害物に根掛かりしてハリスが切れて釣り針をなくしたりする結果になっていたのを防止することを目的とする。
一般に、ハゼ釣りにおいて、ハゼの遊泳層を確保するタナ取りのために浮きと道糸先端部の釣り針とのヒロ(1ヒロ:約1.5m)を決めるのが重要になる。この場合、浮きを道糸に結着しているので、タナ取りする水深条件によって浮きより下方の長さ調整をするのが難しい。また、魚釣りの最中に釣り針をオモリと共に移動する際に根掛かり、すなわち水底の障害物に引っ掛けてハリスを切断してしまうことが往々にしてある。
特許文献1は、投げ釣り用等に使用される釣り用オモリに関し、中通しタイプのオモリを2つの懸吊部によって回転自在に支承してなり、水流、潮流の激しいでも流され難く、当たりが竿を通じて釣人に敏感に伝わり、根掛かりし難く、根掛かりしても外れ易いようにしたものである、としている。そして、釣り針を2つの懸吊部の一方に釣り針を接続してある。
特許文献2は、魚釣りをするときに、釣る場所の水深を、ウキの沈み具合で測る場合、ウキを沈める分銅の取り付け、取り外しが容易にでき、さらに投入ショック等で釣り針からはずれることがない様にするために、釣り針を、筒状の針刺し筒、に刺すとき、ウキを沈める為の過負荷分銅を取り付けた、針引っ掛けフックを、一緒にひっかけて刺して保持し、はずれない様にする。
これによって、釣りの最中の仕掛けのまま、釣り針に刺して取り付けることができるので、ペンチ等の特別な道具も要らないし、取り付け、取りはずしが、簡単にでき、はずれることもないので、度々水深を測っても、苦にならない、としている。
特開2002− 17219号公報 特開2003−210088号公報
上記特許文献1の魚釣り用オモリにあっては、潮流が激しくて流されやすい場所で使用するため、単一又は複数のオモリ部の孔に必ず2個一対の三角形の懸吊部を挿通して合わさった比較的角張った四角形となっている。そして球形のオモリを四角形枠の中央に配置した構成になっている。これによって、根掛かりし難く、一旦根掛かりしても外れやすい、としているが、岩礁等障害物に挟まったときは外れ難い構造になっている。
この状態で釣り竿を介して釣り針を移動させるとオモリも追従して移動する。このとき、オモリが水底に岩の間に挟まったりすると、オモリ自体が転動することがないから簡単には脱出させることができない。
特許文献2の釣り針が刺せる筒付き水深測り分銅にあっては、釣りをする本番前に水深を測るための分銅であり、しかも釣り針を引っ掛けてフックの頭部に嵌合した針刺し筒に釣り針を刺す構造であるから、道糸にはサルカンも接続してなく、且つ魚釣りするときの分銅(オモリ)ではなく、あくまでも魚釣りする直前の準備段階における分銅である。これに対して本考案は、魚釣りするために釣り針を取り付けたオモリであることが目的と構成及び効果が全く異なる。
本考案は上記従来の問題点を解決するために、新規な魚釣り用オモリを提供するものである。
本考案の第1は魚釣り用オモリ支持具において、所定長さの直線状の金属線製オモリ支持体の上半部と下半部の中央部を一巻きして環状のオモリ取付部を成形すると共に、オモリ支持体の頂部に先糸通し用の傾斜環状部を成形し、当該オモリ取付部の下半部を中通しオモリの長さより長く設定し、その下半部の下端を所定の長さで二つ折りしてハリス挟持部兼タナ取り部としたものである。
本考案の第2は、第1の考案に係る魚釣り用オモリ支持具において、二つ折りしたハリス挟持部の下端から第1の中通しオモリを挿通し、当該二つ折りしたハリス挟持部の先端を少し開くか、又はそのハリス挟持部に樹脂製細筒を嵌めて第1の中通しオモリの抜け止めにしたものである。
本考案の第3は、第1の考案に係る魚釣り用オモリ支持具において、二つ折りしたハリス挟持部の下端から逆U字形取付部を挿通してオモリ支持体の環状のオモリ取付部に差し込んで第2の逆U字形取付部付のオモリを連結したものである。
本考案の第4は、第1の考案に係る魚釣り用オモリ支持具において、二つ折りしたハリス挟持部の下端から三角形枠の頂部環状部を挿通して環状のオモリ取付部に差し込んで三角形枠の下辺で軸支した第3の球形オモリを連結したものである。
本考案の第5は、第1の考案に係る魚釣り用オモリ支持具において、二つ折りしたハリス挟持部の下端から逆U字形取付部を挿通してオモリ取付部に差し込んで第2のオモリを連結し、又は二つ折りしたハリス挟持部の下端から三角形枠の頂部環状部を挿通してオモリ取付部に差し込んで第3の球形オモリを連結し、その後に二つ折りしたハリス挟持部の長さを有する第1の中通しオモリの孔に挿通して止着したものである。
本考案の第6は、第1ないし第5の考案に係る魚釣り用オモリ支持具において、オモリ支持体の傾斜環状部に先糸を潜らせて細筒に挿通してサルカンに接続し、そのハリス挟持部に釣り針付きのハリスを挟持したものである。
本考案は上記の構成であるから次の効果がある。
第1に、請求項1及び請求項2にあって、オモリ支持体の下半部の下端部を二つ折りしたハリス挟持部から中通しオモリを通してその挟持部の折り返し先端を少し広げるだけで抜け止めになって確実に止着できる。また、オモリ自体は着脱できるから釣り条件に応じて最適な重さのオモリに交換することができる。
第2に、請求項3にあって、オモリ支持体の中央部に設けた環状のオモリ取付部にオモリの逆U字形取付部を二つ折りハリス挟持部の下端から挿通して差し込んで連結することができる。またそのオモリは、逆U字形取付部をオモリ支持体の環状取付部からずらして外せるから、釣り条件に応じて最適な重さのオモリに交換することができる。
第3に、オモリ支持体頂部の傾斜環状部と細筒に挿通した先糸(道糸とハリスを繋ぐ釣り糸)を上下に動かす操作をすることによって細筒が搖動するから、当該細筒がルアーの役目を果たして魚を誘い寄せる効果がある。
第4に、請求項4にあっては、二つ折りした挟持部の下端から三角形枠の頂部環状部を挿通して三角形枠の下辺を拡開することによって球形オモリを釣り条件に適合する最適な重さのオモリを選択して簡単容易に交換することができる。
第5に、各請求項にあって、オモリ支持体の下端部より上部寄りにオモリが装着されていて二つ折りハリス挟持部が中通しオモリより下に突出しているから、釣り針を水中に投入したときに容易正確にタナ取りをすることができる。
第6に、各請求項にあって、水底に沈んだオモリ支持体が岩礁に接して絡まるような状態にあっても、釣り竿を介して道糸を引き上げると、オモリ支持体が立ち上がることによって、当該オモリの長さより長い下半部が根株や岩礁等の障害物に絡まるようなことはなく、根掛かりを生じることはなくなる。
第7に、各請求項にあって、二つ折りのハリス挟持部にハリスを挟み込むだけで結ぶことなく止着することができ、且つハリス挟持部の上方に引き上げることによって外すことができる。
オモリ支持体の拡大正面図である。 オモリ支持体の拡大側面図である。 第1実施例の側面図である。 第2実施例の側面図である。 第3実施例の側面図である。 図5の一部拡大側面図である。 図3のオモリを水底に沈めた状態の側面図である。 図4のオモリを水底に沈めた状態の側面図である。 第4実施例のオモリを水底に沈めた状態の側面図である。
本考案は上記の構成において、当該考案を実施するための形態は次のとおりである。
第1の形態は、所定の長さに設定した直線状の金属線でオモリ支持体の上半部と下半部の中央部を一巻きして環状のオモリ取付部を成形する。次に、オモリ支持体の状半部の頂部に傾斜環状部を成形し、且つオモリ取付部の下半部をオモリの長さより長く設定し、その下半部の下端を所定長さで二つ折りしてハリス挟持部兼タナ取り部とする。
本考案の第2の形態は、第1の形態において、二つ折りしたハリス挟持部の下端から第1の中通しオモリを挿通して一巻きした環状のオモリ取付部とハリス挟持部の間の下半部に装着する。
本考案の第3の形態は、第1の形態において、二つ折りしたハリス挟持部の下端から逆U字形取付部を挿通して一巻きした環状のオモリ取付部に差し込んで第2の逆U字形取付部付きオモリを連結する。
本考案の第4の形態は、第1の形態において、二つ折りしたハリス挟持部の下端から三角形枠の頂部環状部を挿通して一巻きした環状のオモリ取付部に差し込んで第3の球形のオモリを連結する。
本考案の第5の形態は、第1の形態において、二つ折りしたハリス挟持部の下端から逆U字形取付部を挿通して環状のオモリ取付部に差し込んで第2のナス型オモリを連結し、又は三角形枠の頂部環状部を挿通して環状部に差し込んで第3の球形のオモリを連結すると共に、二つ折りしたハリス挟持部の長さを有するオモリの通し孔に第1の中通しオモリを挿通してオモリ支持体の下半部に止着する。
本考案の第6の形態は、第1から第4の形態において、環状のオモリ取付部に先糸を外側から内側に潜らせてルアー兼用の細筒を挿通して下位のサルカンに接続し、そのハリス挟持部に釣り針付きのハリスを挟持する。
次に、本考案に係る魚釣り用オモリ支持具の実施例を説明する。図1及び図2において、1は直線状の金属線のオモリ支持体、2はオモリ支持体上半部1と下半部1の中央部を一巻きして成形した環状のオモリ取付部、3はオモリ支持体1の頂部に成形した傾斜環状の糸通し部である。なお、当該環状の糸通し部3の傾斜角度は任意であるが30度〜50度の範囲とし、45度前後を可とする。4は下半部1の下端を所定の長さLで二つ折りして成形したハリス挟持部であり、水深を測るタナ取り部を兼ねている。
上記のオモリ支持体1の大きさの例として、全長L=65mm、ハリス挟持部4の長さL=15mm、一巻きした環状のオモリ取付部2の外径5mm、傾斜環状部3の外径=3mm,金属線の太さ=0.5mm前後に設定したものを示す。
図3〜図6において、5は二つ折りして成形したハリス挟持部4から挿通してオモリ支持体1の下半部1に装着する中通しオモリである。図示例は第1の長型オモリを示し、長さLn=20mm、最大径8mmのものを示す。なお、長型オモリのほかに真球に近い球形の中通しオモリを用いることもある。その球形オモリの大きさは釣りときの条件により異なるが、図9の例は直径8〜11mm程度のものを示す。
5′は第2のオモリであり、図示例はナス型(又は吊り鐘型)のオモリであり、頂部に逆U字形取付部5a′を固着している。6は道糸、6′は当該道糸6の下端にサルカン7を介して接続した先糸である。8はルアー兼用の樹脂製又は金属製の細筒であり、傾斜環状部3に外側から内側に通した先糸6′を挿通してある。その細筒8は魚が好むとされる集魚色例えば赤系統のものを用いることを可とする。図示例は、細筒の外径=2.5mm、長さ=3〜5mm程度のしたものを示す。9は先糸6′の先端に接続したサルカン、10は先端に釣り針11を繋ぎ、基端をサルカン9に簡単には抜けないように挟持してある。12は長型又は球形の中通しオモリ5を下半部1に装着した際に抜け止めにするための樹脂製チューブである。
[オモリの組立例1]
図1・2の状態から第1の長型中通しオモリ5を二つ折り挟持部4の下端から挿通して下半部1に装着する。下半部1に装着後の当該オモリ5は、ハリス挟持部4に樹脂チューブ12を装入することによって抜けることはない。その樹脂チューブ12を外せば長型の中通しオモリ5を抜いて他のオモリと交換することができる(図3)。なお、樹脂チューブ12が無くても二つ折りした先端を少し外方に開くと当該オモリ5の抜け止めになる。
[オモリの組立例2]
図1・2の状態から第2のナス型1オモリ5′の逆U字形取付部5a′を二つ折りのハリス挟持部4の下端から挿通して一巻きした環状のオモリ取付部2に形成した2本の金属線間に挟み入れて連結する。これによって通常では抜けることはないが、連結と逆の順序で逆U字形取付部5a′を環取付状部2から取り外すことによって他の所望のオモリと交換することができる(図4)。
[オモリの組立例3]
三角形枠を成す金属線の左右斜辺51・51の下辺53・53で中通しの孔50に挿入して軸支した第3の球形オモリ50の頂部環状の取付部52を二つ折りのハリス挟持部4の下端から挿通して一巻きした環状のオモリ取付部2に挟み入れて連結する。そして、左右の下辺53・53を斜辺上部の捻じり部による弾力に抗して拡開して球形オモリ50を所望の重さの他のオモリと交換することができる(図9)。
[オモリの組立例4]
第1と第2の組立例の組み合わせである。図1・2の状態から第2のナス型オモリ5′の逆U字形取付部5a′を二つ折りのハリス挟持部4の下端から挿通して一巻きした環状のオモリ取付部2の金属線間に挟み入れて連結する。次に、第1の長型中通しオモリ5を二つ折り挟持部4の下端から挿通して下半部1に装着する(図5、図6)。
[具体的な使用例1]
第1の長型中通しオモリ5を装着したオモリ支持体1を水中に投入して道糸6を調整しながら緩めていくと、図3のようにオモリ支持体1が水底13にほぼ垂直状態で到達する。これを基準に適正なタナ取りを行う。なお、この状態で道糸6をさらに緩めると、当該オモリ5と一体のオモリ支持体1が図7の状態から水底13に横たわる。
この状態で道糸6を引き上げると、ルアー兼用の細筒8を挿通している先糸6′の先端に結合しているサルカン9に押されて細筒8の基端が傾斜環状部3に圧接して所定角度θで上向きに傾く。
これによって、魚のいる遊泳層に合わせる。釣り針11は水底13から離れて水中の浮遊する状態になる。そして、道糸6を上下方向に上げ下げの操作を繰り返すと、細筒8が上下や左右にも搖動し、ルアーとして魚を誘い寄せる機能を発揮する。そして、二つ折りしたハリス挟持部4にハリス10を挟み込むだけでセットでき、魚が食い付いて引いたときはハリス根元の結び瘤10によって挟持部4からハリス10が抜けることはない。
[具体的な使用例2]
図4はナス型を成す第2のオモリ5′を装着したオモリ支持体1を水中に投入して道糸6を緩めていくと、オモリ支持体1が水底13に到達する。
この状態で道糸6を引き上げると、第1の使用例と同様にルアー兼用の細筒8を挿通している先糸6′の先端に結合しているサルカン9に押されて細筒8の基端が傾斜環状部3に圧接して所定角度θで上向きに傾く。
これによって、魚のいる遊泳層に合わせる。釣り針11は水底13から離れて水中の浮遊する状態になる。そして、道糸6を上下方向に上げ下げを繰り返すと、細筒8が上下や左右にも搖動し、ルアーとして魚を誘い寄せる機能を発揮する。
[具体的な使用例3]
図9は三角形枠を成す金属線の左右斜辺51・51の下辺53・53で中通しの孔50を軸支した球形オモリ50を装着したオモリ支持体1を水中に投入して道糸6を調整しながら緩めていくと、オモリ支持体1が水底13に到達する。
この状態で道糸6を引き上げると、第1の使用例と同様にルアー兼用の細筒8を挿通している先糸6′の先端に結合しているサルカン9に押されて細筒8の基端が傾斜環状部3に圧接して所定角度θで上向きに傾く。
これによって、魚のいる遊泳層に合わせる。釣り針11は水底13から離れて水中の浮遊する状態になる。そして、道糸6を上下方向に上げ下げを繰り返すと、細筒8が上下や左右にも搖動し、ルアーとして魚を誘い寄せる機能を発揮する。
上記の具体例1〜3において、水底13にオモリ支持体1が横たわった状態において、道糸6を操作してオモリ支持体1をあらゆる方向にずらして行くうちに根株や岩礁にぶつかった際に、道糸6を引き上げると、オモリ支持体1が立ち上がり、これによって当該下半部1に装着した中通しオモリ5や、一巻きした環状の取付部2に連結した第2のオモリ5′・第3の球形のオモリ50が根掛かりすることなく、引き上げることができる。
また、二つ折りのハリス挟持部4は、これにハリス10を挟み込むだけで結ぶことなく止着することができ、且つ二つ折り部のハリス挟持部4を少し開くだけで外すことができる。
本考案は、ハゼ釣りの例を示すが、他の魚釣りにも応用することが可能である。
1…オモリ支持体
…上半部
…下半部
2…環状のオモリ取付部
3…傾斜環状部
4…ハリス挟持部
5…第1の中通しオモリ
…オモリの支持体通し孔
5′…第2のオモリ(ナス型オモリ)
5a′…逆U字形取付部
6…道糸
6′…先糸(道糸とハリスを繋ぐ釣り糸)
7…上位のサルカン
…回転自在の道糸の上部取付部
…回転自在の道糸の下部取付部
8…先糸挿通用プラスチック細筒
9…下位のサルカン
10…ハリス
11…釣り針
12…オモリの抜け止めチューブ
13…水底
50…第3のオモリ(球形の中通しオモリ)
51…三角形枠の左右斜辺
52…三角形枠の上部
53…三角形枠の下辺
L…オモリ支持体の全長
…二つ折りハリス挟持部の長さ
Ln…中通しオモリの長さ

Claims (6)

  1. 所定長さ(L)の直線状の金属線製オモリ支持体(1)の上半部(1)と下半部(1)の中央部を一巻きして環状のオモリ取付部(2)を成形すると共に、オモリ支持体(1)の頂部に先糸通し用の傾斜環状部(3)を成形し、当該オモリ取付部(2)の下半部(1)を第1の中通しオモリ(5)の長さ(Ln)より長く設定し、その下半部(1)の下端を所定の長さ(L)で二つ折りしてハリス挟持部(4)としたことを特徴とする魚釣り用オモリ支持具。
  2. 二つ折りしたハリス挟持部(4)の下端から第1の中通しオモリ(5)を挿通し、当該二つ折りした挟持部(4)の先端を少し開くか、又はその挟持部に(4)に細筒(13)を嵌めて第1の中通しオモリ(5)の抜け止めにした請求項1記載の魚釣り用オモリ支持具。
  3. 二つ折りしたハリス挟持部(4)の下端から逆U字形取付部(5a′)を挿通してオモリ取付部(2)に差し込んで第2の逆U字形取付部付きのオモリ(5′)を連結した請求項1記載の魚釣り用オモリ支持具。
  4. 二つ折りしたハリス挟持部(4)の下端から三角形枠の頂部環状部(52)を挿通して環状のオモリ取付部(2)に差し込んで三角形枠の下辺(53)・(53)で軸支した第3の球形オモリ(50)を連結した請求項1記載の魚釣り用オモリ支持具。
  5. 二つ折りしたハリス挟持部(4)の下端から逆U字形取付部(5a′)を挿通してオモリ取付部(2)に差し込んで第2のオモリ(5′)を連結し、又は二つ折りしたハリス挟持部(4)の下端から三角形枠の頂部環状部(52)を挿通してオモリ取付部(2)に差し込んで第3の球形オモリ(50)を連結し、その後に二つ折りした所定長さ(Ln)に設定したハリス挟持部(4)を長さ(Ln)を有する第1のオモリ(5)の通し孔(5)に挿通して止着した請求項1記載の魚釣り用オモリ支持具。
  6. オモリ支持体(1)の頂部傾斜環状部(3)に、その外側から内側に先糸(6)を潜らせると共に、細筒(8)に挿通して下位のサルカン(9)に接続し、そのハリス挟持部に釣り針(11)付きのハリス(10)を挟持した請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の魚釣り用オモリ支持具。
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