JP3230493U - 感染予防タッチ棒 - Google Patents

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Abstract

【課題】指のタッチなどによる接触感染を防ぐのに好適な感染予防タッチ棒を提供する。【解決手段】感染予防タッチ棒1は、棒状体2とキャップ4とが一体となって構成される。先端部が細くなった棒状体2において、その先端部2−3の先端3は、非金属製で筆記機能はないものであり、キャップ4をはめたときに、間隙を設けた形でその先端部2−3を覆う機能を備えている。【選択図】図1

Description

本考案は、ウイルスなどの感染予防に適したタッチ棒に関する。
ウイルス等による感染症の感染の仕方としては、呼気感染と接触感染とがあり、後者の感染は、通常、不特定多数の人が使うため、物を手でつかんだり、その物にタッチしたりすること(押すことも含む)を介して引き起こされる。
このうち、指でのタッチによる感染を防ぐため、例えば、エレベーターの行く先階ボタンを指で直に(じかに)押すのを止め、「つまようじ」とか耳かき用の「綿棒」を使ってそれで押すなどもされている。しかし、それらの押すのに使うものは、使う度に破棄されるので、環境的に「エコ」とは言えない。
また、他に、ゴムなどの手袋をはめて、その指先でボタンなどに触れて押す方法もあり、医療面では、特開2016−89319号に見られるように、手袋の外面(ウイルスが付着しているかも知れない)に触れないように手袋を手から外す工夫をした手袋なども知られているが、着脱は少なからず面倒で、その場合、手袋の再使用は考えられていない。
特開2016−89319号公報
本考案の目的は、手袋のような着脱の面倒さがなく、かつ、ウイルス感染の予防に適したタッチ棒を提供することである。本考案者は、種々検討しようやく本考案に到達した。
請求項1の考案は、先端部が細くなった棒状体において、その先端部の先端は、非金属製で筆記機能はないものであり、また、間隙を設けた形でその先端部を覆う機能を備えていることを特徴とする感染予防タッチ棒である。
棒状体とは、細長く棒状のものをいい、断面形状などは問わない。この棒状体は先端部が細くなっている。
この細くなった部分は、それ以外の部分に対して、常に先端位置にある必要はなく、目的のタッチの操作のときだけ先端位置にあるものでもよい。具体的には、例えば、棒状体の大部分の構成部分に対して、その棒の方向で可動であり、タッチの操作のときだけ先端部になり、タッチの操作を終えたのちは、引っ込んでその状態のときは先端位置にはない、というものであっても差し支えない。
この先端部の先端は、ボタンなどの対象物にタッチさせる部分であり、非金属製で、筆記の機能はない。金属製では、対象物を傷つけるおそれがあるからで、また、筆記機能があると、対象物を汚してしまうからである。その先端の材質そしては、木製、プラスチック製、繊維製などがあげられる。
そして、本考案のタッチ棒は、間隙を設けた形でその先端部を覆う機能を備えている。
そのような機能を設ける代表的な方法の1つとして、その先端部を覆い、その棒状体の先端部寄りの端方にはまるキャップを用い、その際、キャップと先端部との間に間隙を設けることとし、この棒状体と、このヤップとを一体として用いる構成とする方法があげられる。
また、別な代表的な方法の1つとしては、上記の先端部が、棒状体の中に入ったり出たり(引っ込んだり、飛び出したり)する構造とし、その際、入るときに先端部とそれが入る部分の棒状体との間に、間隙を設ける構成とする方法があげられる。
その場合に、間隙を設ける範囲は、先端から数ミリ程度あれば足り、必ずしも、先端部全体とする必要はない。
次に、請求項2の考案は、上記の中で説明が済まされているので、それ以上の説明は省略する。
本考案のタッチ棒によれば、不特定多数の人が通常触れる対象物にタッチする際、指で直接タッチするのではなく、そのタッチ棒の先端でタッチする。したがって、タッチに際して、ウイルス感染の恐れはない。
また、タッチする先端部の先端は、非金属製で、筆記機能がないので、タッチに際して、その対象物を傷つけることがなく、また、汚すこともない。
そして、そのタッチにより、タッチ棒の先端に仮にウイルウスが付着してしまったとしても、間隙を設けた形でその先端部を覆う機能を備えているので、間隙があることによりこすれなどによりウイルスが周囲に広がることもなく、タッチの先端を覆った状態にして保持さえしておけば、次の使用までの間に、タッチ棒の先端に手や指がうっかり触れて感染してしまう、ということはまず生じない。
したがって、タッチが必要なときに、指ではなく、このタッチ棒を使うこととすれば、「つまようじ」とか「めん棒」などを使う場合に比べ、捨てるものはなく、環境にエコであり、また、手袋を使う場合に比べ、操作が簡単で、着脱などの煩雑さを必要としない。
また、請求項2の考案で、先端部を覆う機能が、先端部を覆い先端からはめはずしできるキャップを用いるものによる場合は、考案のタッチ棒を作る部品点数が少なく、その製作を簡単にできるという利点がある。
また、その先端部を覆う機能が、その先端部を覆い、その先端部がそれ以外の本体の中に出し入れできる機構のものとする場合には、考案のタッチ棒を製作するのに部品点数が増えそれに伴う煩雑さはあるが、片手で操作しやすくできるという利点がある。
図中(イ)、(ロ)、(ハ)は、本考案実施例1の平面図であり、(ロ)は棒状体、(ハ)はキャップ、(イ)は、棒状体にキャップをはめたときの状態のタッチ棒をそれぞれ示す。 図中(イ)、(ロ)、(ハ)は、本考案実施例2の図であり、(イ)と(ハ)は(最大径部分での)断面図である(ただし、芯棒は、断面を示す斜線を省いている)。 また、(ロ)は一部平面図を示す。
以下に本考案の実施例を記載する。ただし、実施例の一部にすぎないので、本考案は、これらの記載になんら制限されるものではなく、本考案は、さらにいろんな態様での実施が可能である。以下、図で以って実施例を説明する。
その実施例を図1の(イ)、(ロ)、(ハ)に示す。
2は、プラスチック製の棒状体で、先の方にキャップにピタリとはまるキャップはまり部2−2を、さらにその先に、そのはまり部より、さらに(径が)細くなった先端部2−3を設けている。先端部2−3の先端が3で、その先端3に筆記の機能はないものとしている。図(ハ)に示す4は、プラスチック製のキャップで、図(イ)のキャップはまり部2−2位置で、棒状体2にぴたりとはまり、図(イ)の左方に示すように、このキャップ4をはめたときに、先端部2−3との間で、5に示す間隙ができる関係としてある。
この実施例では、棒状体2と、このキャップ4とが一体となって、本考案のタッチ棒1を構成する。
キャップ4は、タッチに使わないときは、棒状体2にかぶせてはめ、タッチに使うときだけ、棒状体2から外す。
図2の(イ)、(ロ)、(ハ)に示す。
図中7は、プラスチック製の筒体、8はその筒体に挿通する芯体で、7と8とでもって本考案のタッチ棒6を構成する。
筒体7には、その先端方にスプリング10を収容するための空室7−2を設け、さらにその先は先細り先端7−3としている。また、上方(図で右方)には、図(ロ)に示すように、「L」(字)形の溝7−4を設けている。そして、芯棒の上端に、芯棒と直角にかつ筒体の外まで伸びるように設けた係止レバー8−4が、その溝により(筒体に沿って)上下動し、さらに横に倒れることができるようにしている。
そして、係止レバー8−4を筒体の溝7−4にそって下方向(X1方向)に動かし、「L」形溝の下端に当たって止まった位置で、芯棒の先端9が、筒体の先端部7−3から5ミリほど突き出る。そして、その状態で、図(イ)に示すように、係止レバー8−4を横に倒すと(傾けると)、そのレバーから手を放しても、芯棒は上下動ができなく、その位置で止まる。
その状態の時の係止リング8−3と空室7−2の上端7−5との間隔を10ミリほどとしておくと、(イ)の状態でタッチの作業を済ませてから、係止レバー8−4を起こすと(立てると)、芯棒8は上下動ができるようになり、スプリング10の力により、上の方に動き、係止リング8−3が空室の上端7−5に当たった時に動きは止まる。
その状態の図が(ハ)で、芯棒の先端9が、筒体の先端部7−3内へ5ミリほど入り込む。この状態の時に、芯棒の先端部8−2と筒体の先端7−3との間には間隙11(隙間。0.5ミリほど)があるようにしてある。
芯棒は、筒体の中に入り込み、芯棒の先端9に仮にウイルスが付着していても、その先端9(タッチ部)は、外から見にくい位置にあり、うっかり手や指が触れるようなことはまず起こらない。
なお、ノック式ボールペンなどに採用される「ノック棒」、「回転子」、「カム」の機構を取り入れると、芯棒の筒体からの出し入れは、ノック棒を押す動作だけで済ますことができる。
また、一般に市販されている、キャップ付のサインペン、マーカーなども棒状体であり、先細の先端部は通常金属製ではないので、先端部とキャップの内側との間に(ピッタリではなく)間隙が存在するものであれば、インクを除けば、用途を変えて、本考案のタッチ棒として利用することができる。
産業上の利用の可能性
本考案は、感染症での接触感染の予防に有用である。
1 ・・・タッチ棒
2 ・・・棒状体
2−2 キャップはまり部
2−3 先端部
3 ・・・先端
4 ・・・キャップ
5 間隙
6 ・・・タッチ棒
7 ・・・筒体
7−2 空室
7−3 先端部
7−4 L形溝
7−5 空室上端
8 ・・・芯棒
8−2 ・・先端部
8−3 ・・係止リング
8−4 ・・係止レバー
9 ・・・先端
10 ・・・スプリング
11 ・・・間隙

Claims (2)

  1. 先端部が細くなった棒状体において、その先端部の先端は、非金属製で筆記機能はないものであり、また、間隙を設けた形でその先端部を覆う機能を備えていることを特徴とする感染予防タッチ棒。
  2. その先端部を覆う機能が、その先端部を覆いその先端部からはめ外しでき、はめたときに先端部との間で間隙ができるキャップと一体として用い、そのキャップをはめることによるものであるか、または、その先端部が、それ以外の本体の中に出し入れでき、入れるときにその本体との間に間隙ができる機構によるものであるか、のいずれかであることを特徴とする請求項1記載の感染予防タッチ棒。
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