JP3230108U - エアシャワー室 - Google Patents

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重典 難波
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Abstract

【課題】エアシャワーの使用後に室内に残存する菌、ウィルス等の除菌、不活化ができるエアシャワー室を提供する。【解決手段】使用者が室内に入退可能な2つの扉を有するエアシャワー室1であって、使用者が一方の扉13aを開けることで他方の扉を施錠する第1の施錠機構と、使用者が一方の扉を閉じることでこの扉を施錠する第2の施錠機構と、第1の施錠機構及び第2の施錠機構が2つの扉を施錠することでエアシャワー2を起動して所定時間後に停止するエアシャワー機構と、エアシャワー2が停止することで使用者が2つの扉のいずれかから退室して扉を閉じることで殺菌灯3を起動して所定時間後に停止する殺菌灯機構とを備える。【選択図】図1

Description

本考案は、エアシャワー室に関する。
清浄な状態に維持されているクリーンルーム等に入るには、入室者の衣服等に付着している塵埃を除去することが求められる。このような塵埃を除去する装置として、クリーンルームに入室する前に入室者に強風を吹き付けて衣服等に付着している塵埃を吹き飛ばすエアシャワー装置等が使用されている。
塵埃除去機能に優れると共に、ガス状物質及び浮遊菌の除去機能に優れるエアシャワー装置が発案されている(特開2004−162923号公報)。このエアシャワー装置は、ファンで吸引した室内の空気を上記室内に還流するエアシャワー装置であって、上記還流される空気の上流側からプレフィルタと、光触媒及び光源を有する光触媒ユニットと、高性能フィルタとを備えている。このエアシャワー装置は、上記光源に殺菌灯を用いることで上記光触媒が捕捉した菌や微生物の除菌効果を発揮できるとされている。
特開2004−162923号公報
上記プレフィルタ、光触媒及び高性能フィルタで捕捉されなかった菌等が、上記エアシャワー装置の使用後に室内に浮遊し、或いは上記エアシャワー装置で吹き飛ばされた菌等が室内の壁等に付着することで、上記室内に残存することがある。このように室内に残存する菌等は、他の使用者が上記エアシャワー装置を使用することで上記他の使用者に付着するおそれがある。上記公報所載のエアシャワー装置は、上記光触媒が捕捉した菌や微生物に対しては除菌効果を発揮できるとしても、上記室内に残存する菌等については考慮されていない。
上述のような事情に鑑みて、本考案は、エアシャワーの使用後に室内に残存する菌、ウィルス等の除菌、不活化ができるエアシャワー室を提供することを目的とする。
使用者が室内に入退可能な2つの扉を有するエアシャワー室であって、上記使用者が一方の扉を開けることで他方の扉を施錠する第1の施錠機構と、上記使用者が上記一方の扉を閉じることでこの扉を施錠する第2の施錠機構と、上記第1の施錠機構及び第2の施錠機構が上記2つの扉を施錠することでエアシャワーを起動して所定時間後に停止するエアシャワー機構と、上記エアシャワーが停止することで上記2つの扉を開錠する開錠機構と、上記使用者が上記2つの扉のいずれかから退室して扉を閉じることで殺菌灯を起動して所定時間後に停止する殺菌灯機構とを備える。
当該エアシャワー室は、使用者が室内に入退可能な2つの扉を有する。このため、例えばクリーンルームの入口に設置し、使用者が、一方の扉から当該エアシャワー室に入り、他方の扉から上記クリーンルーム内に入ることができる。当該エアシャワー室は、上記一方の扉を開けることで上記他方の扉を施錠する第1の施錠機構と、上記一方の扉を閉じることでこの扉を施錠する第2の施錠機構と、上記第1の施錠機構及び第2の施錠機構が上記2つの扉の施錠することでエアシャワーを起動して所定時間後に停止するエアシャワー機構と、上記エアシャワーが停止することで上記2つの扉を開錠する開錠機構とを備える。このため、当該エアシャワー室内に入った使用者は上記エアシャワーを浴びることなく当該エアシャワー室から退室できず、上記クリーンルームに入る前に菌、ウィルス、塵埃等の除去を行うことができる。また、当該エアシャワー室は、上記使用者が退室して扉を閉じることで殺菌灯を起動して所定時間後に停止する殺菌灯機構を備える。このため、当該エアシャワー室は、上記使用者が上記エアシャワーを浴びた後に当該エアシャワー室内に残存する菌、ウィルス、塵埃に付着している菌やウィルスに対して上記殺菌灯の能力に応じた除菌及び不活化ができる。このため、次の使用者に菌、活性しているウィルス等が付着することを抑制できる。
当該エアシャワー室が、上記エアシャワー又は殺菌灯を停止し、上記2つの扉を開錠する非常停止及び開錠機構をさらに備え、この非常停止及び開錠機構が、上記室内と、上記2つの扉を含む壁部の外面側とに配置される非常停止及び開錠スイッチを含むことが好ましい。このようにすることで、非常時に使用者が当該エアシャワー室から退室でき、又は当該エアシャワー室外の者が当該エアシャワー室を通り抜けることができる。
上記エアシャワーが、室内の空気を吸引するブロワと、上記ブロワからの空気を上記室内に還流するパンカと、上記ブロワの上流側に配置されるプレフィルタと、上記ブロワと上記パンカとの間に配置されるメインフィルタとを有することが好ましい。このようにすることで、上記プレフィルタ及びメインフィルタが、エアシャワーで吹き飛ばされた菌、ウィルス、塵埃等を効果的に捕捉でき、上記使用者が入室するクリーンルーム等の室内を清浄に保つことができる。
上記エアシャワーが、複数の上記パンカを有し、この複数のパンカが上記室内の側面に配置されているとよい。このようにすることで、使用者の衣服等に付着している菌、ウィルス、塵埃等を効果的に除去できる。
上記殺菌灯が、上記室内の天井面に配置されているとよい。このようにすることで、上記殺菌灯が上記エアシャワー室内の全体を照射することができ、上記室内に残存する菌、ウィルス等の除菌、不活化を効率的にできる。
以上のように、当該エアシャワー室は、エアシャワーの使用後に室内に残存する菌、ウィルス等の除菌、不活化ができる。
図1は、本考案の一実施形態であるエアシャワー室を示す模式的正面図である。 図2は、図1のエアシャワー室の模式的A−A断面図である。 図3は、図1のエアシャワー室の模式的B−B断面図である。 図4は、図1のエアシャワー室で2つの扉を開放した状態を示す模式的平面図である。
以下、本考案の一実施形態であるエアシャワー室について適宜図面を用いて詳説する。
[エアシャワー室]
本考案の一態様であるエアシャワー室1は、図1〜4に示すように、平面視で略矩形であり、室内の床面を含む床部11と、室内の天井面を含む天井部12と、室内の側面を含む4つの壁部を有する。壁部は、前壁部13、右壁部14、後壁部15及び左壁部16を含む。エアシャワー室1は、2つの扉を有する。具体的には、前壁部13が前扉13aを有し、前壁部13に対向する後壁部15が後扉15aを有する。2つの扉13a,15aの内面側は、エアシャワー室1内の側面の一部を構成する。前壁部13及び後壁部15を接続する右壁部14及び左壁部16は、二重壁であり、内外方向に離間して配置される内壁と外壁とを有する。右壁部14の右内壁14a及び左壁部16の左内壁16aの内面側は、エアシャワー室1内の側面の一部を構成する。右壁部14の右外壁14b及び左壁部16の左外壁16bの外面側は、エアシャワー室1の外面を構成する。
エアシャワー室1の大きさとしては、特に限定されるものでなく、人一人が入室可能であり、さらにエアシャワー2と、殺菌灯3とが配置可能な大きさであればよく、クリーンルーム等の入口に設置できるように小型であることが好ましい。
〔エアシャワー〕
エアシャワー2は、室内の空気を吸引するブロワ21と、ブロワ21からの空気を上記室内に還流するパンカ22と、ブロワ21の上流側に配置されるプレフィルタ23と、ブロワ21とパンカ23との間に配置されるメインフィルタ24とを有することが好ましい。具体的には、エアシャワー2には、空気の流れる方向で上流側から、プレフィルタ23、ブロワ21、メインフィルタ24及びパンカ22が配置される。右外壁14b及び右内壁14a間と、左外壁16b及び左内壁16a間とには、ブロワ21及びメインフィルタ24が配置される。右内壁14a及び左内壁16aには、プレフィルタ23及びパンカ22が配置される。
一方の外壁と内壁との間に配電盤を設け、他方の外壁と内壁との間に照明灯を設けるのが好ましい。例えば、右外壁14b及び右内壁14aの間に配電盤25を設け、左外壁16b及び左内壁16aの間に照明灯26を設けるのが好ましい。また、外壁と内壁との間で形成される空間は、ブロワ21等が配置される下側空間と、配電盤25及び照明灯26が設けられる上側空間とを区画する仕切り板27が配設されることが好ましい。配電盤25が設けられる側の右内壁14aには配電盤の操作盤25aを配置し、照明灯26が設けられる側の左内壁16aには照明灯カバー26aを設けるとよい。
ブロワ21は、エアシャワー室1内の下方から空気を吸引し、吸引した空気を上記外壁と内壁との間の下側空間に排出する。ブロワ21の空気の排出口にメインフィルタ24を配置するのが好ましい。メインフィルタ24を介して排出された空気は、上記下側空間に充填され、パンカ22を介してエアシャワー室1内に還流される。
複数のパンカ22を有し、この複数のパンカ22がエアシャワー室1内の側面に配置されていることが好ましい。パンカ22の数の下限としては、4が好ましく、8がより好ましい。パンカ22の数の上限としては、14が好ましく、12がより好ましい。パンカ22の数が上記下限に満たないと、上記還流する空気を使用者の全身に吹き付けることが困難になり、上記使用者に付着している菌、ウィルス、塵埃等を効果的に除去できないおそれがある。パンカ22の数が上記上限を超えると、上記還流する空気の風速が低下し、上記使用者に付着している菌、ウィルス、塵埃等を効果的に除去できないおそれがある。
プレフィルタ23が、上記室内の側面の下方に配置されていることが好ましい。具体的には、プレフィルタ23が、右内壁14a及び左内壁16aの下方に配置されることが好ましい。このようにすることで、プレフィルタ23が、ブロワ21が吸引する空気中の菌、ウィルス、塵埃等を効果的に捕捉できる。
〔殺菌灯〕
殺菌灯3は、エアシャワー室1内の天井面に配置されていることが好ましい。具体的には、殺菌灯3が、天井部12の内面側の天井面に配置されているのが好ましい。このようにすることで、殺菌灯3が、エアシャワー室1内の全体を容易に照射でき、室内に残存する菌、ウィルス等を効率的に除菌、不活化できる。
殺菌灯3としては、特に限定されるものではなく、例えば紫外線殺菌灯等の公知の殺菌灯を用いることができる。
エアシャワー装置1は、外部からの電力を受電する電源ボックス12aを有する。電源ボックス12aは、例えば、天井部12の上面に設けられる。
〔施錠開錠機構〕
エアシャワー室1は、2つの扉13a,15aを施錠及び開錠する施錠機構及び開錠機構を有する。上記施錠機構及び開錠機構は、扉13a,15aを施錠及び開錠するロック装置4と、このロック装置4に施錠及び開錠の指示をする制御装置(不図示)と、扉13a,15aの開放状態及び閉鎖状態を検知する検知装置(不図示)とを有する。
(制御装置)
上記制御装置は、ロック装置4及び上記検知装置に電気的に接続される。また、上記制御装置は、エアシャワー2及び殺菌灯3に電気的に接続される。上記制御装置は、ロック装置4、検知装置、エアシャワー機構及び殺菌灯機構それぞれから送信される情報に基づいて上記それぞれの状態を診断すると共に、上記それぞれに対して指示を送信する。上記制御装置は、一の制御装置で上記それぞれの制御をするものとしてもよいし、二以上としてもよく、又は上記それぞれが制御装置を有するものとしてもよい。
(ロック装置)
ロック装置4としては、特に限定されるものでなく、例えば、ソレノイドロック等の公知のものを用いることができる。ソレノイドロックは、外壁14bと内壁14aとの間、及び外壁16bと内壁16aとの間にソレノイド部分を配置し、このソレノイド部分に出退可能なプランジャが扉13a,15aに形成される穴部分に係合して扉13a,15aを施錠し、上記プランジャが上記穴部分との係合を解除することで扉13a,15aを開錠する。
(検知装置)
上記検知装置としては、特に限定されるものでなく、接触式、非接触式等の公知のものを用いることができる。接触式は、例えば、一対の壁部13,15と扉13a,15aとが電気的に接続される接点部分を有し、この接点部分が通電状態で扉13a,15aを閉鎖状態として検知し、上記接点部分が非通電状態で扉13a,15aを開放状態として検知する。非接触式は、例えば、一対の壁部13,15が光を照射する発光部分と、この光を受光する受光部分とを有し、扉13a,15aが上記光を反射する反射部分を有する。上記受光部分が上記反射部分で反射した光を受光すると扉13a,15aを閉鎖状態として検知し、上記受光部分が上記反射光を受光できないと扉13a,15aを開放状態として検知する。
エアシャワー室1は、使用者が一方の扉を開けることで他方の扉を施錠する第1の施錠機構を備える。初期状態で、2つの扉13a,15aは、いずれも開錠されている。使用者がエアシャワー室1に入室するために一方の扉13aを開放すると、扉13a側に設けられた上記検知装置が扉13aの開放を検知して上記制御装置に送信する。上記制御装置は、他方の扉15a側のロック装置4に扉15aの施錠の指示を送信し、扉15aが施錠される。
エアシャワー室1は、上記使用者が上記一方の扉13aを閉じることでこの扉を施錠する第2の施錠機構を備える。上記使用者が、開放した一方の扉13aを閉鎖すると、扉13a側の上記検知装置が扉13aの閉鎖を検知して上記制御装置に送信する。上記制御装置は、扉13a側のロック装置4に扉13aの施錠の指示を送信し、扉13aが施錠される。
上記エアシャワー機構は、上記第1の施錠機構及び第2の施錠機構が2つの扉13a,15aを施錠することでエアシャワー2を起動して所定時間後に停止する。すなわち、上記エアシャワー機構は、上記制御装置とエアシャワー2とで構成される。具体的には、上記制御装置が、扉15a側のロック装置4の施錠を維持しつつ、扉13a側のロック装置4に施錠を指示してエアシャワー2を起動する。起動したエアシャワー2は、予め設定された時間の経過後に停止する。
エアシャワー室1は、エアシャワー2が停止することで2つの扉13a,15aを開錠する開錠機構を備える。具体的には、上記制御装置がエアシャワー2を停止すると共に、2つの扉13a,15aそれぞれのロック装置4に開錠を指示し、2つの扉13a,15aが開錠される。これにより、上記使用者はエアシャワー室1から退室可能になる。
上記殺菌灯機構は、上記使用者が上記他方の扉15aを閉じることで殺菌灯3を起動して所定時間後に停止する。すなわち、上記殺菌灯機構は、上記制御装置と殺菌灯3とで構成される。具体的には、上記制御装置が扉15a側の上記検知装置が扉15aの閉鎖を検知して上記制御装置に送信する。上記制御装置は、殺菌灯3に起動の指示を送信する。起動した殺菌灯3は、予め設定された時間の経過後に停止する。
エアシャワー室1が、エアシャワー2又は殺菌灯3を停止し、2つの扉13a,15aを開錠する非常停止及び開錠機構をさらに備え、この非常停止及び開錠機構が、上記室内と、2つの扉13a,15aを含む壁部13,15の外面側とに配置される非常停止及び開錠スイッチを含むのが好ましい。
具体的には、エアシャワー室1内の側面に少なくとも一つの非常停止及び開錠スイッチ5が設けられ、2つの扉13a,15aを有する壁部13,15それぞれの外面側に非常停止及び開錠スイッチ5が設けられることが好ましい。このようにすることで、エアシャワー室1内の使用者、又はエアシャワー室1外の他の者が、非常時に2つの扉13a,15aを開錠でき、エアシャワー室1に自由に入退室できる。
[利点]
当該エアシャワー室1は、使用者が入退室可能な2つの扉13a,15aを有するため、例えばクリーンルームの前に設置し、上記使用者は、一方の扉13aから当該エアシャワー室に入り、他方の扉15aから上記クリーンルーム内に入ることができる。当該エアシャワー室1は、扉13aが開けられることで扉15aを施錠し、扉13aが閉じられることでこの扉13aを施錠してエアシャワー2を起動し、所定時間経過後に停止して2つの扉13a,15aを開錠する。このため、当該エアシャワー室1に入室した使用者はエアシャワー2を浴びることなく上記クリーンルームに入ることができず、上記クリーンルームを清浄に保つことができる。また、当該エアシャワー室1は、上記使用者が扉15aを開放して退室し、扉15aが閉鎖されることで殺菌灯3を起動して所定時間経過後に停止する。このため、当該エアシャワー装置1は、上記使用者が当該エアシャワー室1を使用した後に室内に残存する菌、ウィルス等に対して殺菌灯3による除菌及び不活化ができる。このため、次の使用者に菌、活性しているウィルス等が付着することを抑制できる。
[その他の実施形態]
上記開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本考案の範囲は、上記実施形態の構成に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲によって示され、実用新案登録請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
上記実施形態では、2つの扉13a,15aが対向する2つの壁部13,15に配置されるもので説明したが、2つの扉は、連続する2つの壁部13,14に配置することもできる。
エアシャワー室1は、平面視で略矩形のもので説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、平面視で略円形のもの等としてもよい。
エアシャワー室1は、室内に使用者がいることを検知するセンサー等を備えるものであってもよい。
殺菌灯3は、エアシャワー2の起動及び停止と同時に起動及び停止して使用者に照射するものとしてもよい。
当該エアシャワー室1は、2つの扉13a,15aのいずれから入室してもエアシャワー2が動作するようにしてもよいし、一方の扉13aから入室したときにのみエアシャワー2が動作し、他方の扉15aから入室したときにはエアシャワー2が動作せず、扉13a,15aの施錠がされないようにしてもよい。
当該エアシャワー室1は、殺菌灯3が起動して停止するまでの間に2つの扉13a,15aを施錠するものとしてもよい。
本考案のエアシャワー室は、上述のように、使用後に室内に残存する菌、ウィルス等を除菌、不活化することができるので、クリーニングルーム、食品工場等の衛生管理が厳格な施設等において好適に用いることができる。
1 エアシャワー室
11 床部
12 天井部
12a 電源ボックス
13 前壁部
13a 前扉
14 右壁部
14a 右内壁
14b 右外壁
15 後壁部
15a 後扉
16 左壁部
16a 左内壁
16b 左外壁
2 エアシャワー
21 ブロワ
22 パンカ
23 プレフィルタ
24 メインフィルタ
25 配電盤
25a 操作盤
26 照明灯
26a 照明カバー
27 仕切り板
3 殺菌灯
4 ロック機構
5 非常停止スイッチ

Claims (5)

  1. 使用者が室内に入退可能な2つの扉を有するエアシャワー室であって、
    上記使用者が一方の扉を開けることで他方の扉を施錠する第1の施錠機構と、
    上記使用者が上記一方の扉を閉じることでこの扉を施錠する第2の施錠機構と、
    上記第1の施錠機構及び第2の施錠機構が上記2つの扉を施錠することでエアシャワーを起動して所定時間後に停止するエアシャワー機構と、
    上記エアシャワーが停止することで上記2つの扉を開錠する開錠機構と、
    上記使用者が上記2つの扉のいずれかから退室して扉を閉じることで殺菌灯を起動して所定時間後に停止する殺菌灯機構と
    を備えるエアシャワー室。
  2. 上記エアシャワー又は殺菌灯を停止し、上記2つの扉を開錠する非常停止及び開錠機構をさらに備え、この非常停止及び開錠機構が、上記室内と、上記2つの扉を含む壁部の外面側とに配置される非常停止及び開錠スイッチを含む請求項1に記載のエアシャワー室。
  3. 上記エアシャワーが、
    室内の空気を吸引するブロワと、
    上記ブロワからの空気を上記室内に還流するパンカと、
    上記ブロワの上流側に配置されるプレフィルタと、
    上記ブロワと上記パンカとの間に配置されるメインフィルタと
    を有する請求項1又は請求項2に記載のエアシャワー室。
  4. 複数の上記パンカを有し、この複数のパンカが上記室内の側面に配置されている請求項3に記載のエアシャワー室。
  5. 上記殺菌灯が、上記室内の天井面に配置されている請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のエアシャワー室。
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