JP3229991U - テニスボール収集器具 - Google Patents

Abstract

【課題】散乱したテニスボールを回収するために、腰を落とす回数を少なくすることができるテニスボール収集器具を提供する。【解決手段】断面がＬ字型の細長い板の両端を適当な長さで切断し、蝶番５を付けて自由に折り曲げられるようにし、中央の細長い板と両端の細長い板の各部分に自在車キャスター７を付けて移動し易くし、両端の細長い板にジョイント金具１を付けて２本の柄８を接合した装置を作成し、その両端を前後左右に自由に動かして、散乱したボールを囲い込みながら押して行き、ボール１０をコートの隅に纏めることにより、速やかに集中的にボールを回収する事ができるので、腰を落とす回数を少なくすることができる。【選択図】図５

Description

本考案は、テニスの練習時にボールを多数使用した場合に生じるボール拾いの手間を軽減させようとするものである。

従来、散乱したテニスボールを回収するために、一個ずつ拾い集めることが一般的に行われているが、夫々のボールの側まで歩いて行き、その度に足腰を曲げる必要があり時間と労力を費やしている。

実開平０８−０００４４９号 公報

（イ）従来の方法では、散乱したボールに近づき、その度に腰を落として一個ずつ拾う動作を繰り返す必要があった。
（ロ）前記の特許文献１の方法では、ボールの転がりをコントロールできないので一か所に集め難く、また、器具をコート面に接して引きずるのでコートとの摩擦が大きく、労力を要する。

断面がＬ字型の細長い板の両端を適当な長さで切断し、切断箇所に蝶番を付けて両端が自由に折れ曲がるようにし、細長い板の中央の板の２か所、両端の板の２か所に自在車キャスターを付け、さらに、両端の板にジョイント金具を２か所付け、それらのジョイント金具に２本の柄を接合して、２本の柄で両端の細長い板を前後左右自在に操作して散乱したボールを囲い込みながら押して行き、速やかに一か所に集めることにより問題点を解決することができる。

本考案の効果は次のようなものである。散乱したボールを一か所に集めてから腰を落として、集中的にボールを拾い籠に回収することができるので時間と労力を少なくする事が出来る。

本考案の上面図（柄を外した状態） 本考案の正面図（柄を外した状態） 本考案の右側面図（柄を外した状態） 柄の側面図 本考案の実施例の斜視図

断面がＬ字型の細長い板は、金属製やプラスチック製で適当なものがあれば、そのまま利用できるが、２枚の木製の細長い板を直角に貼り合わせても作ることができる。

以下、添付図面に従って一実施例を説明する。２枚の木製の細長い板を直角に貼り合わせて断面がＬ字型の細長い板を作成し、その両端から適当な長さの位置で切断して、右側面板（２）、左側面板（３）および正面板（４）の３部分に分ける。

正面板（４）と右側面板（２）および左側面板（３）を夫々蝶番（５）を付けて繋ぎ、各部を自由に折り曲げる事ができるようにする。各部の蝶番（５）を付けた側の面にボールが滑り、転がり易いように適当な幅のプラスチック板（６）を貼る。

右側面板（２）および左側面板（３）の夫々の上面に一個のジョイント金具Ａ（１）を付け、夫々の下面の一か所に自在車キャスター（７）を付け、さらに、正面板（４）の下面の２か所に自在車キャスター（７）を付ける。

２本の柄（８）の一端に夫々一個のジョイント金具Ｂ（９）を付け、右側面板（２）および左側面板（３）の上面のジョイント金具Ａ（１）と夫々接合する。

１ ジョイント金具Ａ ２ 右側面板 ３ 左側面板 ４ 正面板
５ 蝶番 ６ プラスチック板 ７ 自在車キャスター ８ 柄
９ ジョイント金具Ｂ １０ テニスボール

Claims (1)

1. 断面がＬ字型の細長い板の両端を適当な長さで切断し、切断箇所に蝶番を付けて両端部分が自由に折り曲げられるようにし、中央の細長い板と両端の細長い板の各部分に自在車キャスターを付け、さらに、中央の細長い板と両端の細長い板の蝶番を付けた側にテニスボールが転がり易いようにプラスチック板を貼り、両端の細長い板にジョイント金具を付けて２本の柄を接合することを特徴とするテニスボール収集器具

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