JP3229950U - 発熱衣服 - Google Patents
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Abstract
【課題】 前身頃側の電熱部と後身頃側の電熱部とをそれぞれ独立して発熱を切替可能として、着用者が温める体の部位を選択することができる発熱衣服を提供する。【解決手段】 本考案は、電気的に発熱する電熱部と、電熱部の動作を操作する操作部4とを有する発熱衣服である。電熱部は、後身頃1aに配される後面電熱部2、5と、前身頃1b、1cに配される前面電熱部3、3とからなる。操作部4は、後面電熱部2、5のオン・オフする後面電熱電源スイッチ11と、前面電熱部3、3のオン・オフする前面電熱電源スイッチ10とからなり、前身頃1c内面に横並びに配置される。前面電熱部3、3と後面電熱部2、5とをそれぞれ独立して発熱を切り替えて、着用者の前面及び背面の両方、背面のみ、前面のみなど着用者の所望に応じて温める部位を選択可能となる。【選択図】 図1
Description
本考案はヒータなどの電気的に発熱する電熱部により着用者を温めて保温する発熱衣服に関するものである。
従来から電熱部を有する発熱衣服として、特許文献1に示すような発熱衣服があった。この種の発熱衣服は後身頃の襟や背中にヒータを有している。
従来の発熱衣服は後身頃に覆われた背面のみを保温してしまうという問題があった。また後身頃及び前身頃の両方にヒータを設けると、背面及び前面の両方を温めることができるが、一括して発熱するからリュックなどを背負う状態や背凭れに凭れた状態などでは背面が熱くなり過ぎたりしてしまうという問題があった。
そこで、前身頃側の電熱部と後身頃側の電熱部とをそれぞれ独立して発熱を切替可能として、着用者が温める体の部位を選択することができる発熱衣服を提供することを目的とする。
本考案の発熱衣服は、上記課題に鑑み、電気的に発熱する電熱部と、前記電熱部の動作を操作する操作部とを有する発熱衣服であって、前記電熱部は、後身頃に配される後面電熱部と、前身頃に配される前面電熱部とからなり、前記操作部は、前記後面電熱部をオン・オフする後面電熱電源スイッチと、前記前面電熱部をオン・オフする前面電熱電源スイッチとからなり、前記前身頃内面に横並びに配置されることを特徴とする。
また、横並びに配される後面電熱電源スイッチと前面電熱電源スイッチは、各々、周囲を表示した周囲表示部と、該周囲表示部の表示内に後面若しくは前面を表示する面表示部とからなり、前記後面電熱電源スイッチと前記前面電熱電源スイッチを1のスイッチのように表示する楕円形の全体周囲表示部を有することが好ましい。
また、発熱温度が低温、中温、高温の三段階に切り替わる電熱部と、前記三段階の発熱温度に応じて3種の発光色で周囲表示部と面表示部と全体周囲表示部を各々発光させるように制御する制御部とを有することが好ましい。
また、前身頃は表面下部の左右外側両方にそれぞれポケットを有し、前記前身頃側の電熱部は前記ポケットを前記前身頃表側から温める位置に設けられることが好ましい。
請求項1に記載の考案により、前身頃側の前面電熱部と後身頃側の後面電熱部とをそれぞれ独立して発熱を切り替えて、着用者の前面及び背面の両方、背面のみ、前面のみなど着用者の所望に応じて温める部位を選択可能な発熱衣服を提供することができる。
請求項2に記載の考案により、電熱電源スイッチとして前面、後面の2つが並んで存在し、1つのスイッチのように全体周囲表示がなされて横並びに配置されることで、使用者が切り替えるだけでなく、2つのスイッチを同時に押して、服全体の発熱を切り替えることができる。
請求項3に記載の考案により、電熱部が発熱段階を変え、その変化をスイッチの表示部に表示することで、使用者が現状の発熱状況を視認し、適切な利用状況とすることができる。
請求項4に記載の考案により、ポケットの位置に発熱部を配置することで、使用者が着用状態で温めるだけでなく、ポケットに手を入れた状態で手を温めることができる。
本考案の実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。本考案は以下の形態に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲で種々の変形、付加等が可能である。
実施形態の発熱衣服は、図1に示すように、袖が無いベスト形状とした衣服本体1からなり、ファスナーによる前開きとし、上縁に襟を有する。ただし、衣服の形態、袖の有無、ファスナー以外の開閉手段であってもよく、衣服の形態を限定するものではない。
衣服本体1は、電熱線を介して電源から電力の供給を受けて電気的に発熱する電熱部を有する。電熱部は、衣服本体1の内部に配置され、外部から露出しない位置に配される。
電熱部は、前身頃側に配される前面電熱部3、3と、後身頃側に配される後面電熱部2、5とを有する。操作部4と、図示しない制御部と、各部を電気的に接続するケーブル7とを備え、電源部13を着脱自在に取り付けている。なお、図1では衣服本体1に内蔵されて外観に露出しない電熱部と、ケーブル7、電源部13を点線で示している。
衣服本体1は、後身頃1aと、左右に分割した前身頃(右前身頃1b、左前身頃1c)とからなる。右前身頃1b及び左前身頃1cはそれぞれ表面外側下部にポケット8、8を有し、ポケット8、8は手全体(指先から手首まで)を収容可能な程度の大きさとしている。
左前身頃1cは内面下部に内ポケット12を有し、内ポケット12には電源部13を収容可能としている。この電源部13からケーブル7を介して、制御部や電熱電源スイッチ10、11、前面電熱部3、3、後面電熱部2、5に給電している。電源部13はケーブル7と着脱自在とし、例えばUSB接続式バッテリーからなる。
前面電熱部3、3と後面電熱部2、5は電熱ヒータにより形成され、発熱温度を異なる3種の温度に変更自在としている。3種の発熱温度は、最も低い温度(低温)と、最も高い温度(高温)と、低温と高温との間の温度(中温)とし、例えば低温を約35〜40℃、中温を約40〜45℃、高温を約45〜50℃としている。
後身頃側の後面電熱部2、5は、後身頃1aの背中部分に位置する背面の後面電熱部2と、後身頃1aの襟部分の後面電熱部5とからなる。一方の前身頃側の前面電熱部3は右前身頃1bに位置し、他方の前身頃側の前面電熱部3は左前身頃1cに位置し、鏡面対称に形成されている。
背中部分の後面電熱部2は上下に長尺に形成され、下向き凹の字形状としている。後面電熱部2は後身頃1aの左右方向の中央に位置して後身頃1a内面側(着用者側)に向けて熱を発して、着用者の背中及びその周囲を温める。
襟部分の後面電熱部5は後身頃1aの襟に沿うように左右方向に長尺に形成され、横長の環状としている。後襟側の後面電熱部5は後襟9に位置して後襟9内面側に向けて熱を発して、着用者の首筋の背側を温める。
前身頃側の前面電熱部3、3は、右前身頃1bのポケット8の表側と、左前身頃1cのポケット8の表側とにそれぞれ設けられる。前面電熱部3、3はそれぞれポケット8、8に沿うように上下に長い矩形状に形成され、下向き凹の字としている。前面電熱部3、3はポケット8、8内部に向けて熱を発して、ポケット8、8内部(手の収容した部分)及びポケット8、8を貫通して着用者の前面側を温める。
前面電熱部3、3と後面電熱部2、5は、操作部4の操作により給電のオン・オフの切替と発熱温度の変更とが行われる。操作部4は、後面電熱部2、5への給電のオン・オフを切り替える後面電熱電源スイッチ11と、前面電熱部3、3への給電のオン・オフを切り替える前面電熱電源スイッチ10とからなる。
操作部4として、前面電熱電源スイッチ10及び後面電熱電源スイッチ11は左前身頃1c内面の左上部に横並びに配置されている。いずれの電熱電源スイッチ10、11も円形の周囲表示部10a、11aを有し、この周囲表示部10a、11aの内側が操作面となる。この操作面に前側、後側を示す面表示部10b、11bが形成される。面表示部10b、11bは単に、「前」、「後」が記載されていてもよいが、前面、後面を示すイラストであってもよい。この面表示部10b、11bが操作面となり、押圧される毎に前面、後面電熱部3、3、2、5への給電のオン・オフを切り替える。
また、前面電熱電源スイッチ10及び後面電熱電源スイッチ11の円形の周囲表示部10a、11aをさらに一纏めにした一つの楕円形の周囲を囲む楕円形の全体周囲表示部20が形成される。この全体周囲表示部20が目印となり、2つの電熱電源スイッチ10、11が横並びとなり、片手や指一本で両者の電熱電源スイッチ10、11を押せるように配列されていることで、前面及び後面電熱部3、3、2、5を同時に作動させることができる。
さらに操作部4は、後面電熱部2、5と前面電熱部3、3の一方または両方に給電するオン状態において、オン状態の電熱電源スイッチ10、11の操作面が長押しされる毎に、制御部にオン状態の電熱部の発熱温度を変更させる変温信号を出力する。つまり、操作部4は、電熱部の発熱のオン・オフ操作と、電熱部の発熱温度を変更させるモード変更操作とを行うように形成される。
制御部は変温信号が入力される毎に、電熱部を低温に発熱させる低温モードと、中温に発熱さる中温モードと、高温に発熱させる高温モードとをループして切り替えて電熱部の発熱温度を変更させる制御を行う。制御部は例えば左前身頃1c内部である操作部4の背面に位置し、マイクロコンピュータや電子基板などの周知の電気部品からなる。制御部による電熱部の発熱温度の制御は給電間隔や供給電流、電圧の変更など周知の方法が用いられる。
また、制御部は電熱部の発熱温度のモードに応じて操作部4の周囲表示部10a、11a、面表示部10b、11b、全体周囲表示部20を異なる色彩で発光させる。発光色(表示色)は異なる3種の色に変更自在とし、制御部により電熱部の発熱温度に対応して表示色を変更する。本実施形態の3種の表示色は、低温モードを示す青色、中温モードを示す白色、高温モードを示す赤色としている。
この発光は、発光によりオン状態の操作面及び操作部4外周を覆う環状に左前身頃1c内側から照らして、電熱部のオン及び発熱温度のモードを表示する。周囲表示部10a、11a、面表示部10b、11b、全体周囲表示部20は例えば発光色の異なる複数のLED光源からなり、制御部により発光するLED光源を変更して表示色を変更している。
周囲表示部10a、11a及び面表示部10b、11bは電熱電源スイッチ10、11のオン操作それぞれにより後面電熱部2、5側と前面電熱部3、3側とをそれぞれ独立して点灯(発光)し、電熱電源スイッチ10、11のオフ操作それぞれにより後面電熱部2、5側と前面電熱部3、3側とをそれぞれ独立して消灯する。オン状態(点灯状態)において、周囲表示部10a、11a、面表示部10b、11b、全体周囲表示部20はモード変更操作により発熱温度(発熱モード)に応じた色に表示色(発光色)を変更する。
1a…後身頃、1b…右前身頃、1c…左前身頃、2…後面電熱部、3…前面電熱部、
4…操作部、8…ポケット、10…前面電熱電源スイッチ、11…後面電熱電源スイッチ、10a、11a…周囲表示部、10b、11b…面表示部、13…電源部、
20…全体周囲表示部。
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Claims (4)
- 電気的に発熱する電熱部と、前記電熱部の動作を操作する操作部とを有する発熱衣服であって、
前記電熱部は、後身頃に配される後面電熱部と、前身頃に配される前面電熱部とからなり、
前記操作部は、前記後面電熱部をオン・オフする後面電熱電源スイッチと、前記前面電熱部をオン・オフする前面電熱電源スイッチとからなり、前記前身頃内面に横並びに配置されることを特徴とする発熱衣服。 - 横並びに配される後面電熱電源スイッチと前面電熱電源スイッチは、各々、周囲を表示した周囲表示部と、該周囲表示部の表示内に後面若しくは前面を表示する面表示部とからなり、
前記後面電熱電源スイッチと前記前面電熱電源スイッチを1のスイッチのように表示する楕円形の全体周囲表示部を有することを特徴とする請求項1に記載の発熱衣服。 - 発熱温度が低温、中温、高温の三段階に切り替わる電熱部と、前記三段階の発熱温度に応じて3種の発光色で周囲表示部と面表示部と全体周囲表示部を各々発光させるように制御する制御部とを有することを特徴とする請求項2に記載の発熱衣服。
- 前身頃は表面下部の左右外側両方にそれぞれポケットを有し、
前記前身頃側の電熱部は前記ポケットを前記前身頃表側から温める位置に設けられることを特徴とする請求項1、2または3のいずれか一項に記載の発熱衣服。
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