JP3229859B2 - 移動通信システムにおける加入者の位置情報管理方法 - Google Patents

移動通信システムにおける加入者の位置情報管理方法

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JP3229859B2
JP3229859B2 JP350099A JP350099A JP3229859B2 JP 3229859 B2 JP3229859 B2 JP 3229859B2 JP 350099 A JP350099 A JP 350099A JP 350099 A JP350099 A JP 350099A JP 3229859 B2 JP3229859 B2 JP 3229859B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信システム
における加入者の位置情報管理方法に関し、特に移動通
信の加入者が任意の地域へ移動することによって、訪問
者位置登録機からホーム位置登録機へ位置登録を実施す
る際、同じ加入者に対して位置登録及び呼び処理手続き
が重複し要求された場合に、ホーム位置登録機が意味の
あるメッセージのみを選択して処理することにより、ホ
ーム位置登録機と訪問者位置登録機とに加入者に対する
位置情報を常に正しく維持させる移動通信システムにお
ける加入者の位置情報管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、符号分割多元接続(CDMA)
方式を使用するデジタル移動通信システムは、ホーム位
置登録機(Home Location Register :HLR)と訪問者
位置登録機(Visitor Location Register : VLR)と
を備えている。ホーム位置登録機は、全ての移動通信網
の加入者に対して付加サービス情報、位置情報などを管
理するデータベース機能を有する。訪問者位置登録機
は、任意の領域を訪問した加入者に、あるいは、加入者
からの呼びを処理するための情報を検索するために、移
動交換局により使われる。したがって、ホーム位置登録
機は、多数の移動通信網の加入者に対する正確な情報を
維持すべきであり、多数の移動通信網の加入者が移動す
ることによって発生する臨時情報をただ一つの訪問者位
置登録機に維持させなければならない。
【0003】しかし、現在、移動通信規格(IS‐41
‐C)には具体的な状況に対する処理規定がないので、
他の移動通信網の加入者が呼び(call)の連結を試みる
際、ホーム位置登録機が正確な加入者の情報を提供でき
なくて通話を失敗する場合が頻りに発生できる。
【0004】図6は、正常な移動通信の加入者の位置登
録手続きを示すフローチャートであって、任意の移動端
末機MS1が以前サービスシステム領域(第1訪問者位
置登録機VLR1がある領域)から新しいサービスシス
テム領域(第2訪問者位置登録機VLR2がある領域)
へ移動する場合を示している。
【0005】移動端末機MS1が移動するに応じて、新
しいサービスシステムの第2訪問者位置登録機VLR2
は移動端末機MS1を感知してホーム位置登録機HLR
へ移動端末機MS1の位置登録要求メッセージを送れば
(ST1)、ホーム位置登録機HLRは移動端末機MS
1の位置をデータベースに更新し貯蔵する。この時、以
前サービスシステムの第1訪問者位置登録機VLR1
は、移動端末機MSに対する加入者レコードを有してい
る状態であるので、ホーム位置登録機HLRは第1訪問
者位置登録機VLR1に移動端末機MSに対する位置削
除を要求(ST2)する。すると、第1訪問者位置登録
機VLR1は、データベースに貯蔵された移動端末機M
S1に対する加入者レコードを削除し、前記ホーム位置
登録機HLRへ移動端末機MS1の位置削除要求の応答
メッセージを送る(ST3)。位置削除要求の応答メッ
セージを受信したホーム位置登録機HLRは、第2訪問
者位置登録機VLR2へ移動端末機MS1の位置登録要
求の応答メッセージを送る(ST4)。これによって、
第2訪問者位置登録機VLR2は、移動端末機MS1に
対する加入者レコードをデータベースに生成することが
できる。
【0006】図7は、正常な移動通信加入者の呼び処理
手続きを示しているフローチャートであって、発信側の
移動端末機が任意のサービスシステム領域にある望む着
信側の移動端末機MS2を呼び出し要求する場合、発信
側の移動交換局MSCとホーム位置登録機HLRと着信
側の移動交換局MSC1との間の作動流れを示してい
る。
【0007】発信側の移動端末機が着信側の移動端末機
MS2を呼び出し要求すれば、発信側の移動端末機の該
当移動交換局MSCは、ホーム位置登録機HLRへ着信
側の移動端末機MS2に対する位置要求メッセージを送
る(ST11)。位置要求メッセージを受信したホーム
位置登録機HLRは、着信側の移動端末機MS2に対す
るルーチング情報を知るために、着信側の移動端末機M
S2に対するルーチング要求メッセージを着信側の移動
端末機MS2の第1訪問者位置登録機VLR1を経て該
当移動交換局MSC1へ送る(ST12)。着信側の移
動交換局MSC1はルーチング要求メッセージを受け、
ルーチング情報(TLDN;temporary local director
y number)を得ようとする。この際、第1訪問者位置登
録機VLR1は移動端末機MSに対する加入者レコード
を有している。万一、着信側の移動端末機MS2のルー
チング情報を得れば、該当移動交換局MSC1はホーム
位置登録機HLRへ着信側の移動端末機MS2のルーチ
ング要求の応答メッセージを送る(ST13)。ルーチ
ング要求の応答メッセージを受信したホーム位置登録機
HLRは、発信側の移動交換局MSCへ着信側の移動端
末機MS2に対する位置要求の応答メッセージを送る
(ST14)。
【0008】しかし、不明な理由によりホーム位置登録
機HLRが着信側の移動端末機MS2に対して誤った位
置情報を有している場合に、移動通信の加入者の呼び処
理手続きを説明すれば次の通りである。 まず、図7の
下側に示したように、発信側の移動交換局MSCは、ホ
ーム位置登録機HLRへ着信側の移動端末機MS2に対
する位置要求メッセージを送る(ST21)。前記位置
要求メッセージを受信したホーム位置登録機HLRは、
着信側の移動端末機MS2の位置情報を知るために、ル
ーチング要求メッセージを着信側の移動端末機MS2の
第1訪問者位置登録機VLR1へ送る(ST22)。こ
の際、第1訪問者位置登録機VLR1は移動端末機に対
する加入者レコードを有していないので、第1訪問者位
置登録機VLR1は、認知できない加入者であることを
表す着信側の移動端末機MS2に対するルーチング要求
のエラーメッセージをエラーコードと共にホーム位置登
録機HLRへ送る(ST23)。
【0009】この際、ホーム位置登録機HLRは、自分
のデータベースに貯蔵された加入者の位置情報を初期化
させる(ST24)。前記ホーム位置登録機HLRは、
発信側の移動交換局MSCへ着信側の移動端末機MS2
に対する位置要求の応答メッセージを送り、発信側の移
動交換局MSCが要求するルーチング情報が無いことを
知らせ(ST25)、通話は成立されない。
【0010】図8は、任意の移動端末機MS3が、以前
サービスシステムが提供される地域から新しいサービス
システムが提供される地域へ移動する場合、移動通信の
加入者の位置情報が二つ以上の訪問者位置登録機にそれ
ぞれ重複し登録される誤りを説明しているフローチャー
トである。
【0011】任意の移動端末機MS3が、以前サービス
システムが提供される地域から新しいサービスシステム
が提供される地域へ移動するに応じて、新しいサービス
システム領域の第2訪問者位置登録機VLR2は、移動
端末機MS3を感知してホーム位置登録機HLRへ移動
端末機MS3に対する1次位置登録を要求する(ST
1)。ホーム位置登録機HLRは、データベースに移動
端末機MS3の位置更新及び以前位置を貯蔵する。この
際、第1訪問者位置登録機VLR1は、移動端末機MS
3に対する加入者レコードを有している状態であるの
で、ホーム位置登録機HLRは、前記第1訪問者位置登
録機VLR1に移動端末機MS3に対する位置削除を要
求(ST2)する。
【0012】ところが、この際、エラーにより第2訪問
者位置登録機VLR2からホーム位置登録機HLRへ2
次位置登録要求があれば(ST3)、前記ホーム位置登
録機HLRは、位置登録されたシステムから再び位置登
録要求があったので、位置削除要求手続きなしに前記位
置登録要求に対して正常に応答する。したがって、前記
ホーム位置登録機HLRは、前記第2訪問者位置登録機
VLR2へ移動端末機MS3の2次位置登録要求の応答
メッセージを送る(ST4)。その結果、前記第2訪問
者位置登録機VLR2には移動端末機MS3に対する加
入者レコードが生成される。
【0013】一方、前記ホーム位置登録機HLRから前
記第1訪問者位置登録機VLR1へ要請した移動端末機
MS3に対する位置削除要求が、仮に、移動端末機のビ
ジ(busy)状態などの理由により実行されない時は、第1
訪問者位置登録機VLR1は移動端末機MS2の位置削
除要求の拒絶メッセージを前記ホーム位置登録機HLR
へ送る(ST5)。したがって、前記ホーム位置登録機
HLRは移動端末機MS2に対する位置削除要求が拒絶
されたので、移動端末機MS3の位置を以前サービスシ
ステムが提供される前記第1訪問者位置登録機VLR1
に再登録されるようにデータベースの貯蔵内容を復旧さ
せ、前記第2訪問者位置登録機VLR2へ移動端末機M
S3の1次登録要求の拒絶メッセージを送る(ST
6)。
【0014】そして、前記ホーム位置登録機HLRから
前記第1訪問者位置登録機VLR1へ発生した位置削除
要求(ST2)、または前記第1訪問者位置登録機VL
R1から前記ホーム位置登録機HLRへ発生した位置削
除要求の拒絶段階(ST5)で応答が遺失された場合
も、前記ホーム位置登録機HLRは同一に作動する。
【0015】しかし、前記移動端末機MS3に対する1
次位置登録が失敗しても前記第2訪問者位置登録機VL
R2のデータベースは、既に2次位置登録要求(ST
3)により前記移動端末機MS3に対する加入者レコー
ドを有し、また第1訪問者位置登録機VLR1のデータ
ベースに形成された加入者レコードは削除されなかった
ので、結局、前記移動端末機MS3に対する加入者レコ
ードが二つの訪問者位置登録機VLR1、VLR2の両
方に存在する。
【0016】このような方法において、ホーム位置登録
機と訪問者位置登録機とが、該当加入者に対して間違っ
た情報を有している状態で、他の移動端末機が通話のた
めの呼びの連結を試みれば、ホーム位置登録機は正常な
呼び処理を実行できない。
【0017】図9は、任意の移動端末機MS4が、新し
いサービスシステムが提供される地域へ移動する時、同
じ移動通信の加入者に対して図6乃至図7に示した位置
登録と呼び処理手続きとが重なった場合に発生し得る誤
りを説明するための信号処理フローチャートである。
【0018】任意の移動端末機MS4が、新しいサービ
スシステムが提供される地域へ移動すると、新しいサー
ビスシステムが提供される地域の第2訪問者位置登録機
VLR2が移動端末機MS4を感知してホーム位置登録
機HLRへ位置登録を要求(ST31)する。前記ホー
ム位置登録機HLRは、移動端末機MS4の位置をデー
タベースに更新すると共にその以前位置を貯蔵する。こ
の際、前記第1訪問者位置登録機VLR1は移動端末機
MS4に対する加入者レコードを有している状態である
ので、前記ホーム位置登録機HLRは第1訪問者位置登
録機VLR1に移動端末機MS4の位置削除を要求(S
T32)することにより、前記第1訪問者位置登録機V
LR1が有していた移動端末機MS4に対する加入者レ
コードを削除させる。
【0019】ここで、前記第1訪問者位置登録機VLR
1から移動端末機MS4に対する加入者レコードが正常
に削除された時、前記第1訪問者位置登録機VLR1
は、移動端末機MS4の加入者レコードが削除されたこ
とを知らせる位置削除要求の応答メッセージを前記ホー
ム位置登録機HLRへ伝達(ST38)する。その結
果、はじめてホーム位置登録機HLRは、第2訪問者位
置登録機VLR2が要求した位置登録要求に対する応答
メッセージを第2訪問者位置登録機VLR2へ伝達(S
T39)し、前記応答メッセージを受けた第2訪問者位
置登録機VLR2は、移動端末機MS4に対する加入者
レコードをデータベースに生成する。
【0020】ところが、もし前記第2訪問者位置登録機
VLR2から要求された位置登録が正常に終了する前
に、位置登録を要求しない任意の移動交換局MSCから
前記の同一の移動端末機MS4に対する位置要求メッセ
ージが伝達(ST33)されれば、ホーム位置登録機H
LRは、自分のデータベースに貯蔵された該当加入者の
位置情報が既に新しいサービスシステムに変更されてい
るので、新しいサービスシステムへルーチング要求メッ
セージを送ることにより、ルーチング情報TLDNを得
ようとする。しかし、新しいサービスシステムにおいて
は、移動端末機MS4に対する位置登録作業が進行中で
あるので、前記第2訪問者位置登録機VLR2は該当移
動端末機MS4に対する加入者レコードを有していな
い。したがって、前記第2訪問者位置登録機VLR2
は、ルーチング要求メッセージに対する応答として移動
端末機MS4のルーチング要求のエラーメッセージを前
記ホーム位置登録機HLRへ伝達(ST35)する。す
ると、エラーメッセージを受信した前記ホーム位置登録
機HLRは、データベースの移動端末機MS4に対する
加入者の位置情報を初期化(ST36)させてから、前
記移動交換局MSCへ位置要求(location request)の応
答メッセージを伝達(ST37)する。
【0021】この際、同じ移動端末機MS4に対する着
信号要求が発生して任意の移動交換局から移動端末機M
S4の位置要求メッセージをホーム位置登録機HLRへ
伝達(ST40)する場合、ホーム位置登録機HLR
は、前記段階(ST36)からルーチング要求エラーメ
ッセージを受けて移動端末機MS4に対する位置情報を
既に初期化させてしまったので、前記ホーム位置登録機
HLRは移動端末機MS4に対する加入者の位置情報を
有していない。したがって、ルーチング情報がない移動
端末機MS4の位置要求の応答メッセージを位置要求が
あった該当移動交換局へ伝達(ST41)することによ
り、呼びは成立されない。
【0022】また、前記移動端末機MS4が、再び他の
サービスシステム(図面では、第1訪問者位置登録機V
LR1が管理するサービス領域へ移動した場合を例とし
て説明する)が提供される地域へ移動すると、前記第1
訪問者位置登録機VLR1は前記移動端末機MS4の位
置登録要求メッセージを前記ホーム位置登録機HLRへ
伝達(ST42)する。
【0023】ところが、前記ホーム位置登録機HLRの
データベースには、前記移動端末機MS4に対する加入
者の位置情報が既に初期化されているので、直ぐ以前領
域の第2訪問者位置登録機VLR2へ位置削除要求が生
じない。移動端末機MS4に対する位置登録要求の応答
メッセージを前記第1訪問者位置登録機VLR1へ伝達
(ST43)することにより、前記位置登録要求の応答
メッセージを伝えられた第1訪問者位置登録機VLR1
は、そのデータベースに前記移動端末機MS4に対する
加入者レコードを生成する。
【0024】そして、前記の同様な移動端末機MS4
が、加入者レコードを有しているサービス地域(図面で
は、第2訪問者位置登録機VLR2が管理するサービス
領域へ移動した場合を例として説明する)へ再び移動す
ると、該当地域の第2訪問者位置登録機VLR2は前記
移動端末機MS4に対する加入者レコードを既に有して
いる状態であるので、ホーム位置登録機HLRへ位置登
録を要求しない。したがって、ホーム位置登録機HLR
は移動端末機MS4に対する間違った加入者の位置情報
を維持しているので、他の移動通信網の加入者が呼び出
し信号を送っても通話にならないと言う短所が発生しや
すい。
【0025】このような場合、該当移動端末機のユーザ
は、移動通信事業場に電話をかけて確認せざるを得な
く、このような問題点を解消するための方法も移動通信
事業者の訪問者位置登録機のデータベースから不必要な
加入者レコードをいちいち探し出して除去しなければな
らない。しかし、このような方法は問題を未然に防止す
る根本的な対策でなく、問題を発見した状況で一時的に
解消させるための断片的な改善策であるので、同じ問題
が引続き発生する恐れがある。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、以
上のような問題点を解消するために案出したものであっ
て、本発明は、移動端末機が、以前のサービスシステム
が提供される地域から新しいサービスシステムが提供さ
れる地域へ移動する場合、二つの訪問者位置登録機から
ホーム位置登録機へ重複して位置登録を要求しても、ホ
ーム位置登録機が同一加入者に対する臨時情報をただ一
つの訪問者位置登録機に正確に維持させることができる
移動通信システムにおける加入者の位置情報管理方法を
提供することに第1目的がある。
【0027】また、本発明は、移動端末機が、以前のサ
ービスシステムが提供される地域から新しいサービスシ
ステムが提供される地域へ移動する場合、同一加入者に
対する位置登録と呼び処理手続きとが重複し発生する場
合、ホーム位置登録機は該当加入者の現在位置を常に正
確に維持させることができる移動通信システムにおける
加入者の位置情報管理方法を提供することに第2目的が
ある。
【0028】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るために、本発明の移動通信システムにおける加入者の
位置情報管理方法は、任意の移動端末機が、新しいサー
ビスシステムが提供される地域へ移動することによっ
て、ホーム位置登録機に前記移動端末機の該当地域に応
ずる位置登録を実行しつつ、前記移動端末機の以前サー
ビスシステムが提供される地域の訪問者位置登録機であ
る第1訪問者位置登録機に対する前記移動端末機の位置
登録を削除するとともに、新しいサービスシステムが提
供される地域の訪問者位置登録機である第2訪問者位置
登録機に対して前記移動端末機の位置登録を実行する加
入者の位置情報管理方法であって、前記ホーム位置登録
機に対する前記移動端末機の位置登録が実行中であるこ
とを表示する過程と、前記ホーム位置登録機において
置登録が実行中の際、以前位置登録が削除される時まで
同一加入者に対する複数の位置登録を防止する過程と、
前記第1訪問者位置登録機に対する前記移動端末機の位
置登録が削除された後に、前記第2訪問者位置登録機に
対する前記移動端末機の位置登録が実行される過程と、
を含む
【0029】前記ホーム位置登録機の複数位置登録を防
止する過程は、前記ホーム位置登録機に該当端末機の位
置登録を実行しながらその位置登録が実行中であること
を表示する第1段階と、前記第1訪問者位置登録機にお
ける前記移動端末機の位置削除を要求し、前記第1訪問
者位置登録機からのメッセージ応答を待機する第2段階
と、前記第2段階の応答待機状態において、第1訪問者
位置登録機から前記位置削除要求に対する応答メッセー
ジがあれば、位置登録の実行完了を表示した後、前記第
1訪問者位置登録機から伝えられた応答メッセージに対
する処理を実行する第3段階とを含んでいてもよい。
【0030】前記第1段階において、前記ホーム位置登
録機の位置登録実行中の状態表示は、前記ホーム位置登
録機のデータベースに設定された位置登録フラッグのビ
ット値を用いて実施してもよい。
【0031】前記第3段階において、前記ホーム位置登
録機の位置登録実行完了の状態表示は、前記ホーム位置
登録機のデータベースに設定された位置登録フラッグの
ビット値を用いて実施してもよい。
【0032】前記第1段階は、位置登録が要求された移
動端末機の位置登録手続きを実行する以前に前記移動端
末機に対する位置登録フラッグのビット値を確認する段
階と、前記フラッグ確認の結果、ビット値が位置登録実
行中であることを表示している場合、前記移動端末機の
最も最近に設定された位置登録時間を再びチェックする
段階と、前記時間チェックの結果、前記位置登録時間が
あらかじめ設定された所定時間を経過した状態ならば、
誤りにより位置登録フラッグが間違って設定されたこと
を判断し、前記フラッグを位置登録が実行完了された状
態のビット値に変更した後、正常な位置登録手続きの実
行段階に復帰する段階とを更に含んでいてもよい。
【0033】前記第2段階は、前記移動端末機に対する
位置削除要求の応答待機状態において、前記第2訪問者
位置登録機から同じ移動端末機に対する2次位置登録要
求があるかどうかを判断する段階と、前記判断の結果、
2次位置登録要求がある場合、位置登録フラッグのビッ
ト値をチェックする段階と、前記チェックの結果、位置
登録フラッグのビット値がセッティングされていると確
認されれば、その位置登録をエラー処理する段階とを更
に含んでいてもよい。
【0034】前記第3段階は、第1訪問者位置登録機か
ら前記移動端末機の位置削除要求の拒絶メッセージが応
答された場合、前記ホーム位置登録機のデータベースに
貯蔵された前記移動端末機に対する加入者レコードを前
記第1訪問者位置登録機に復旧させる段階を更に含んで
いてもよい。
【0035】前記最も最近に設定された位置登録時間の
表示方法は、前記ホーム位置登録機のデータベースに形
成された最終位置登録時間の表示値を用いて実施しても
よい。
【0036】前記第1目的を達成するために、本発明の
移動通信システムにおける加入者の位置情報管理方法
は、任意の移動端末機が、新しいサービスシステムが提
供される地域へ移動することによって、ホーム位置登録
機に前記移動端末機の該当地域に応ずる位置登録を実行
しつつ、前記移動端末機の以前サービスシステムが提供
される地域の訪問者位置登録機である第1訪問者位置登
録機に対して前記移動端末機の位置登録を削除するとと
もに、新しいサービスシステムが提供される地域の訪問
者位置登録機である第2訪問者位置登録機に対して前記
移動端末機の位置登録を実行する加入者の位置情報管理
方法であって、前記ホーム位置登録機に対する前記移動
端末機の位置登録が実行中であることを表示する過程
と、前記位置登録実行中の際、以前位置登録が削除され
る時まで同一加入者に対する複数の位置登録信号と任意
の交換機からの呼び処理信号とを無視する過程と、前記
第1訪問者位置登録機に対する前記移動端末機の位置登
録の削除が実行された後に、前記第2訪問者位置登録機
に対する前記移動端末機の位置登録が実行される過程
と、を含む
【0037】前記ホーム位置登録機の複数位置登録信号
及び呼び処理信号の無視過程は、該当端末機の位置登録
を実行しながらその位置登録が実行中であることを表示
する第1段階と、前記第1訪問者位置登録機に対して
記移動端末機の位置削除を要求し、それからのメッセー
ジ応答を待機する第2段階と、前記第2段階の応答待機
状態において、第1訪問者位置登録機から前記位置削除
要求に対する応答メッセージがあれば、位置登録実行完
了を表示した後、前記第1訪問者位置登録機から伝えら
れた応答メッセージに対する処理を実行する第3段階
と、前記第2段階の位置削除要求の応答待機状態におい
て、前記移動端末機に対して呼びが発生された任意の移
動交換局から前記移動端末機に対する位置要求がある場
合、前記位置要求に対するルーチングエラーが発生して
もデータベースの加入者の位置情報を初期化させずに、
以前訪問者位置登録機にそのまま維持させる第4段階と
を含んでいてもよい。
【0038】前記第1段階において、前記ホーム位置登
録機の位置登録実行中の状態表示は、前記ホーム位置登
録機のデータベースに設定された位置登録フラッグのビ
ット値を用いて実施してもよい。
【0039】前記第3段階において、前記ホーム位置登
録機の位置登録実行完了の状態表示は、前記ホーム位置
登録機のデータベースに設定された位置登録フラッグの
ビット値を用いて実施してもよい。
【0040】前記第1段階は、位置登録が要求された移
動端末機の位置登録手続きを実行する以前に前記移動端
末機に対する位置登録フラッグのビット値を確認する段
階と、前記フラッグ確認の結果、ビット値が位置登録実
行中であることを表示している場合、前記移動端末機の
最も最近に設定された位置登録時間を再びチェックする
段階と、前記時間チェックの結果、前記位置登録時間が
あらかじめ設定された所定時間を経過した状態ならば、
誤りにより位置登録フラッグが間違って設定されたこと
を判断し、前記フラッグを位置登録が実行完了された状
態のビット値に変更した後、正常な位置登録手続きの実
行段階に復帰する段階とを更に含んでいてもよい。
【0041】前記第2段階は、前記移動端末機に対する
位置削除要求の応答待機状態において、前記第2訪問者
位置登録機から同じ移動端末機に対する2次位置登録要
求があるかどうかを判断する段階と、前記判断の結果、
2次位置登録要求がある場合、位置登録フラッグのビッ
ト値をチェックする段階と、前記チェックの結果、位置
登録フラッグのビット値がセッティングされていると確
認されれば、その位置登録をエラー処理する段階とを更
に含んでいてもよい。
【0042】前記第3段階は、前記第1訪問者位置登録
機から前記移動端末機の位置削除要求の拒絶メッセージ
が応答された場合、前記ホーム位置登録機のデータベー
スに貯蔵された前記移動端末機に対する加入者レコード
を前記第1訪問者位置登録機に復旧させる段階を更に含
んでいてもよい。
【0043】前記第4段階は、前記移動端末機に対する
位置削除要求の応答待機状態において、前記移動端末機
に対して呼びが発生された任意の移動交換局から前記移
動端末機に対する位置要求があるかどうかを判断する段
階と、前記判断の結果、移動交換局から位置要求があれ
ば、前記第2訪問者位置登録機へ該当移動端末機のルー
チングを要求する段階と、前記ルーチング要求の結果が
エラーである場合、前記位置登録フラッグをチェックす
る段階と、前記位置登録フラッグが位置登録実行中であ
ることを表示する状態である場合、データベースに貯蔵
された前記移動端末機に対する加入者レコードを前記第
1訪問者位置登録機にそのまま維持させる段階とを含ん
でいてもよい。
【0044】前記最も最近に設定された位置登録時間の
表示方法は、前記ホーム位置登録機のデータベースに形
成された最終位置登録時間の表示値を用いて実施しても
よい。
【0045】前記第2目的を達成するために、本発明の
移動通信システムにおける加入者の位置情報管理方法
は、任意の移動端末機が、新しいサービスシステムが提
供される地域へ移動することによって、ホーム位置登録
機に前記移動端末機の該当地域に応ずる位置登録を実行
しつつ、前記移動端末機の以前サービスシステムが提供
される地域の訪問者位置登録機である第1訪問者位置登
録機に対して前記移動端末機の位置登録を削除するとと
もに、新しいサービスシステムが提供される地域の訪問
者位置登録機である第2訪問者位置登録機に対して前記
移動端末機の位置登録を実行する加入者の位置情報管理
方法であって、前記ホーム位置登録機に対する前記移動
端末機の位置登録が実行中であることを第2訪問者位置
登録機に表示する過程と、前記位置登録が実行中の際、
第2訪問者位置登録機において以前位置登録が削除され
る時まで同一加入者に対する複数の位置登録を防止する
過程と、前記第1訪問者位置登録機に対する前記移動端
末機の位置登録削除が実行された後に、前記第2訪問者
位置登録機に対する前記移動端末機の位置登録が実行さ
れる過程と、を含むことを特徴とする。
【0046】前記複数位置登録防止過程は、前記ホーム
位置登録機に該当端末機の位置登録を実行しながら前記
第2訪問者位置登録機にその位置登録が実行中であるこ
とを表示する第1段階と、前記移動端末機の前記第1
問者位置登録機へ前記移動端末機の位置削除を要求し、
前記第1訪問者位置登録機からのメッセージ応答を待機
する第2段階と、前記第2段階の応答待機状態におい
て、第1訪問者位置登録機から前記位置削除要求に対す
る応答メッセージがあれば、前記第2訪問者位置登録機
に位置登録実行完了を表示した後、前記第1訪問者位置
登録機から伝えられた応答メッセージに対する処理を実
行する第3段階とを含んでいてもよい。
【0047】前記第1段階において、前記第2訪問者位
置登録機の位置登録実行中の状態表示は、前記第2位置
登録機のデータベースに設定された位置登録フラッグの
ビット値を用いて実施してもよい。
【0048】前記第3段階において、前記第2位置登録
機の位置登録実行完了の状態表示は、前記第2位置登録
機のデータベースに設定された位置登録フラッグのビッ
ト値を用いて実施してもよい。
【0049】前記第1段階は、位置登録が要求された移
動端末機の位置登録手続きを実行する以前に前記移動端
末機に対する位置登録フラッグのビット値を確認する段
階と、前記フラッグ確認の結果、ビット値が位置登録実
行中であることを表示している場合、前記移動端末機の
最も最近に設定された位置登録時間を再びチェックする
段階と、前記時間チェックの結果、前記位置登録時間が
あらかじめ設定された所定時間を経過した状態ならば、
誤りにより位置登録フラッグが間違って設定されたこと
を判断し、前記フラッグを位置登録実行完了された状態
のビット値に変更した後、正常な位置登録手続きの実行
段階に復帰する段階とを更に含んでいてもよい。
【0050】前記第2段階は、前記移動端末機に対する
位置削除要求の応答待機状態において、前記第2訪問者
位置登録機から同じ移動端末機に対する2次位置登録要
求があるかどうかを判断する段階と、前記判断の結果、
2次位置登録要求がある場合、位置登録フラッグのビッ
ト値をチェックする段階と、前記チェックの結果、位置
登録フラッグのビット値がセッティングされていると確
認されれば、その位置登録をエラー処理する段階とを更
に含んでいてもよい。
【0051】前記第3段階は、前記第1訪問者位置登録
機から前記移動端末機の位置削除要求の拒絶メッセージ
が応答された場合、前記ホーム位置登録機のデータベー
スに貯蔵された前記移動端末機に対する加入者レコード
を前記第1訪問者位置登録機に復旧させる段階を更に含
んでいてもよい。
【0052】前記最も最近に設定された位置登録時間の
表示方法は、前記第2訪問者位置登録機のデータベース
に形成された最終位置登録時間の表示値を用いて実施す
ることを特徴とする。
【0053】前記第2目的を達成するために、本発明の
移動通信システムにおける加入者の位置情報管理方法
は、任意の移動端末機が、新しいサービスシステムが提
供される地域へ移動することによって、ホーム位置登録
機に前記移動端末機の該当地域に応ずる位置登録を実行
しつつ、前記移動端末機の以前サービスシステムが提供
される地域の訪問者位置登録機である第1訪問者位置登
録機に対して前記移動端末機の位置登録を削除するとと
もに、新しいサービスシステムが提供される地域の訪問
者位置登録機である第2訪問者位置登録機に対して前記
移動端末機の位置登録を実行する加入者の位置情報管理
方法であって、前記ホーム位置登録機に対する前記移動
端末機の位置登録が実行中であることを第2訪問者位置
登録機に表示する過程と、前記位置登録が実行中の際、
第2訪問者位置登録機において前記移動端末機の位置登
録が削除される時まで同一加入者に対する複数の位置登
録信号とホーム位置登録機からの呼び処理信号とを無視
する過程と、前記第1訪問者位置登録機に対する前記移
動端末機の位置登録削除が実行された後に、前記第2訪
問者位置登録機に対する前記移動端末機の位置登録が実
行される過程と、を含む
【0054】前記複数の位置登録信号及び呼び処理信号
の無視過程は、該当端末機の位置登録を実行しながら
訪問者位置登録機にその位置登録が実行中であること
を表示する第1段階と、前記移動端末機の第1訪問者位
置登録機へ前記移動端末機の位置削除を要求し、前記訪
問者位置登録機からのメッセージ応答を待機する第2段
階と、前記第2段階の応答待機状態において、第1訪問
者位置登録機から前記位置削除要求に対する応答メッセ
ージがあれば、位置登録実行完了を表示した後、前記
訪問者位置登録機から伝えられた応答メッセージに対
する処理を実行する第3段階と、前記第2段階の位置削
除要求の応答待機状態において、前記移動端末機に対し
て呼びが発生された任意の移動交換局から前記移動端末
機に対する位置要求がある場合、前記位置要求に対する
ルーチングエラーが発生してもデータベースの加入者の
位置情報を初期化させずに、第1訪問者位置登録機にそ
のまま維持させる第4段階とを含んでいてもよい。
【0055】前記第1段階において、前記ホーム位置登
録機の位置登録実行中の状態表示は、前記第2訪問者位
置登録機のデータベースに設定された位置登録フラッグ
のビット値を用いて実施してもよい。
【0056】前記第3段階において、前記第2位置登録
機の位置登録実行完了の状態表示は、前記第2位置登録
機のデータベースに設定された位置登録フラッグのビッ
ト値を用いて実施してもよい。
【0057】前記第1段階は、位置登録が要求された移
動端末機の位置登録手続きを実行する以前に前記移動端
末機に対する位置登録フラッグのビット値を確認する段
階と、前記フラッグ確認の結果、ビット値が位置登録実
行中であることを表示している場合、前記移動端末機の
最も最近に設定された位置登録時間を再びチェックする
段階と、前記時間チェックの結果、前記位置登録時間が
あらかじめ設定された所定時間を経過した状態ならば、
誤りにより位置登録フラッグが間違って設定されたこと
を判断し、前記フラッグを位置登録実行完了された状態
のビット値に変更した後、正常な位置登録手続きの実行
段階に復帰する段階とを更に含んでいてもよい。
【0058】前記第2段階は、前記移動端末機に対する
位置削除要求の応答待機状態において、前記第2訪問者
位置登録機から同じ移動端末機に対する2次位置登録要
求があるかどうかを判断する段階と、前記判断の結果、
2次位置登録要求がある場合、位置登録フラッグのビッ
ト値をチェックする段階と、前記チェックの結果、位置
登録フラッグのビット値がセッティングされていると確
認されれば、その位置登録をエラー処理する段階とを更
に含んでいてもよい。
【0059】前記第3段階は、前記第1訪問者位置登録
機から前記移動端末機の位置削除要求の拒絶メッセージ
が応答された場合、前記ホーム位置登録機のデータベー
スに貯蔵された前記移動端末機に対する加入者レコード
を前記第1訪問者位置登録機に復旧させる段階を更に含
んでいてもよい。
【0060】前記第4段階は、前記移動端末機に対する
位置削除要求の応答待機状態において、前記移動端末機
に対して呼びが発生された任意の移動交換局から前記移
動端末機に対する位置要求があるかどうかを判断する段
階と、前記判断の結果、移動交換局から位置要求があれ
ば、前記第1訪問者位置登録機へ該当移動端末機のルー
チングを要求する段階と、前記ルーチング要求の結果が
エラーである場合、前記位置登録フラッグをチェックす
る段階と、前記位置登録フラッグが位置登録実行中であ
ることを表示する状態である場合、データベースに貯蔵
された前記移動端末機に対する加入者レコードを第1
問者位置登録機にそのまま維持させる段階とを含んでい
てもよい。
【0061】前記最も最近に設定された位置登録時間の
表示方法は、前記ホーム位置登録機のデータベースに形
成された最終位置登録時間の表示値を用いて実施しても
よい。
【0062】
【発明の実施の形態】以下、本発明の望ましい実施の形
態を図面に基づいて詳しく説明する。
【0063】図1は、本発明の一実施の形態による移動
通信システムにおける加入者の位置情報管理方法を説明
するためのフローチャートであって、任意の移動端末機
MS5が、以前サービスシステムが提供される地域から
新しいサービスシステムが提供される地域へ移動する場
合、移動通信加入者の位置情報が二つ以上の訪問者位置
登録機にそれぞれ登録されることを防止するために具現
されたフローチャートである。
【0064】図1に示したように、任意の移動端末機M
S5が、以前サービスシステムが提供される地域から新
しいサービスシステムが提供される地域へ移動する場
合、新しい地域の該当訪問者位置登録機(VLR2;以
下、第2訪問者位置登録機と言う)は、移動端末機MS
5を感知してホーム位置登録機HLRへ移動端末機MS
5の1次位置登録の要求メッセージを伝達(ST11)
する。ホーム位置登録機HLRは、移動端末機MS5の
位置をデータベースに更新すると共にその以前位置を貯
蔵する。この際、以前訪問者位置登録機(VLR1;以
下、第1訪問者位置登録機と言う)は、移動端末機MS
5に対する加入者レコードを有している状態である。し
たがって、前記ホーム位置登録機HLRは、1次位置登
録の要求メッセージを受信してその位置登録が完了する
時まで、自分のデータベースに形成された前記移動端末
機に対する位置登録フラッグを“1”にセッティング
(ST12)させて置く。そして、第1訪問者位置登録
機VLR1へ移動端末機MS5の位置削除要求メッセー
ジを伝達(ST13)する。ここで位置登録フラッグが
“1”にセッティングされた状態は、前記ホーム位置登
録機HLRが前記移動端末機MS5の位置登録を実行し
ている状態を表示する。したがって、前記ホーム位置登
録機HLRは、前記移動端末機に対する位置登録フラッ
グのビット値が“0”に変更される前に発生する全ての
追加的な位置登録要求に対してはエラー処理する。
【0065】仮りに、前記第2訪問者位置登録機VLR
2からホーム位置登録機HLRへ2次位置登録要求メッ
セージを伝達(ST14)すれば、前記ホーム位置登録
機HLRは、データベースの前記移動端末機に対する位
置登録フラッグのビット値が“1”にセッティングされ
ているので、2次位置登録要求をエラー処理(ST1
5)する。
【0066】そして、前記第2訪問者位置登録機VLR
2へ移動端末機MS5の2次位置登録要求のエラー応答
メッセージを送る(ST16)。これによって、第2訪
問者位置登録機VLR2には移動端末機MS5に対する
加入者レコードが生成されない。
【0067】一方、前記ホーム位置登録機HLRから第
1訪問者位置登録機VLR1へ要請した移動端末機MS
5の位置削除要求が移動端末機のビジbusy状態などの理
由により実行されない際、第1訪問者位置登録機VLR
1は移動端末機MS5の位置削除要求の拒絶メッセージ
をホーム位置登録機HLRへ送る(ST17)。したが
って、ホーム位置登録機HLRは移動端末機MS5の位
置削除要求の拒絶メッセージを受信し、位置登録フラッ
グのビット値を“0”に変更する。前記ホーム位置登録
機HLRは第2訪問者位置登録機VLR2へ移動端末機
MS5の1次位置登録要求の拒絶メッセージを送る(S
T19)。したがって、第2訪問者位置登録機VLR2
には移動端末機MS5に対する加入者レコードが生成さ
れない。
【0068】したがって、同じ移動端末機に対して第2
訪問者位置登録機VLR2から重複的に位置登録を要求
しても、ホーム位置登録機HLRは意味のある位置登録
要求メッセージのみを処理するので、ホーム位置登録機
HLRと第1訪問者位置登録機VLR1及び第2訪問者
位置登録機VLR2には移動端末機に対する正確な位置
情報が常に維持される。
【0069】図2は、上述したホーム位置登録機のフラ
ッグ管理に誤りがある場合、これを防止するための作動
フローチャートである。
【0070】図2に示されたように、誤りによりホーム
位置登録機HLRのデータベースに貯蔵された位置登録
フラッグが“1”に維持された状態(ST21)におい
て、任意の移動端末機MS6が、以前サービスシステム
が提供される地域から新しいサービスシステムが提供さ
れる地域へ移動する場合、第2訪問者位置登録機VLR
2は移動端末機MS6を感知して前記ホーム位置登録機
HLRへ前記移動端末機MS6の1次位置登録要求メッ
セージを伝達(ST22)する。この際、ホーム位置登
録機HLRはデータベースの位置登録フラッグが“1”
にセッティングされているので、実際に位置登録が実行
中の状態なのか、あるいは誤りによりセッティングされ
ているビット値なのかを判断するために、移動端末機M
S6に対する最も最近の位置登録時間と現在時間とを比
較する。前記比較結果、一定時間(本実施の形態におい
ては、6秒で設定された場合を例として説明する)が経
過しなければ、実際に位置登録が実行中であると判断
し、位置登録フラッグをそのまま置いた状態で直ぐ以前
に発生した位置登録要求をエラー処理する。これに対し
て、前記比較結果、一定時間が経過すれば、フラッグ管
理に誤りがあると判断し、位置登録フラッグをリセッテ
ィングさせた後、直ぐ以前に発生された位置登録要求を
正常に受け入れる(ST23)。それから、前記ホーム
位置登録機HLRは移動端末機MS6の位置をデータベ
ースに更新すると共にその以前位置を貯蔵する。この
際、第1訪問者位置登録機VLR1は移動端末機MS6
に対する加入者レコードを有している状態である。した
がって、前記ホーム位置登録機HLRは、位置登録作動
が完了する時まで、自分のデータベースに形成された位
置登録フラッグのビット値を“1”にセッティングする
(ST24)。そして、第1訪問者位置登録機VLR1
へ移動端末機MS6の位置削除要求メッセージを伝達
(ST25)する。ここで、位置登録フラッグを“1”
にセッティングすると、その値が“0”に変更される前
には全ての追加的な位置登録要求メッセージはエラー処
理される。
【0071】ところが、特別の事由によって、第2訪問
者位置登録機VLR2からホーム位置登録機へ2次位置
登録要求メッセージを伝達(ST26)すれば、ホーム
位置登録機HLRは、データベースに形成された位置登
録フラッグのビット値が“1”にセッティングされてい
るので、2次に要求された位置登録メッセージをエラー
処理(ST27)した後、第2訪問者位置登録機VLR
2へ移動端末機MS6の2次位置登録要求のエラー応答
メッセージを送る(ST28)。これによって、第2訪
問者位置登録機VLR2には移動端末機MS6に対する
加入者レコードが生成されない。
【0072】一方、ホーム位置登録機HLRから第1訪
問者位置登録機VLR1へ要請した移動端末機MS6の
位置削除要求が移動端末機のビジ状態などの理由により
実行されない際、第1訪問者位置登録機VLR1は、移
動端末機MS6の位置削除要求の拒絶メッセージをホー
ム位置登録機HLRへ送る(ST29)。したがって、
ホーム位置登録機HLRは、移動端末機MS6の位置削
除要求の拒絶メッセージを受信すれば、現在実行中の位
置登録が実行完了したことを表示するために、位置登録
フラッグのビット値を“0”に変更(ST30)する。
前記ホーム位置登録機HLRは、第2訪問者位置登録機
VLR2へ移動端末機MS6の1次位置登録要求の拒絶
メッセージを送る(ST31)。したがって、第2訪問
者位置登録機VLR2には移動端末機MS6に対する加
入者レコードが生成されない。
【0073】図3は、同じ移動通信の加入者に対して位
置登録手続きと呼び処理手続きとが重複した状態におい
て、同じ移動通信網の加入者が二つ以上の訪問者位置登
録機に残る誤りを除去するための本発明の他の実施の形
態によるフローチャートである。
【0074】任意の移動端末機MS7が、新しいサービ
スシステムが提供される地域へ移動すれば、新しいサー
ビスシステムが提供される地域の第2訪問者位置登録機
VLR2が移動端末機MS7を感知してホーム位置登録
機HLRへ位置登録を要求(ST51)する。前記ホー
ム位置登録機HLRは、移動端末機MS7の位置をデー
タベースに更新すると共にその以前位置を貯蔵する。こ
の際、第1訪問者位置登録機VLR1は移動端末機MS
7に対する加入者レコードを有している状態である。し
たがって、前記ホーム位置登録機HLRは、位置登録が
完了する時まで自分のデータベースに形成された位置登
録フラッグのビット値を“1”にセッティング(ST5
2)して位置登録が実行中であることを表示し、第1訪
問者位置登録機VLR1へ移動端末機MS7の位置削除
要求メッセージを伝達(ST53)する。
【0075】この際、要求された位置登録が正常に終了
する前に、同じ移動端末機MS7に対する位置要求メッ
セージが、位置登録を要求しない任意の移動交換局MS
Cからホーム位置登録機HLRへ伝達(ST54)され
れば、前記ホーム位置登録機HLRのデータベースに貯
蔵された加入者位置情報は既に新しいサービスシステム
に変更されているので、前記ホーム位置登録機HLRは
新しいサービスシステムへルーチング要求(routing req
uest)メッセージを送ってルーチング情報TLDNを得
ようとする(ST55)。
【0076】しかし、現在新しいサービスシステムから
要求された位置登録が進行中であるので、第2訪問者位
置登録機VLR2は該当移動端末機MS7に対する加入
者レコードを有していない。したがって、ルーチング要
求メッセージに対する応答として移動端末機MS7のル
ーチング要求エラーメッセージ(わからない加入者であ
ることを表すメッセージ)を前記ホーム位置登録機HL
Rへ伝達(ST56)する。
【0077】前記ホーム位置登録機HLRは、前記ルー
チング要求に対するエラーメッセージを受信しても、現
在の位置登録フラッグのビット値が“1”であるので、
前記移動端末機MS7の位置情報を初期化させない(S
T57)。その後、前記移動交換局MSCへ位置要求に
対する応答メッセージを伝達(ST58)し、この際、
呼びは成立されない。前記第1訪問者位置登録機VLR
1から前記ホーム位置登録機HLRへ位置削除要求に対
する応答メッセージが伝達(ST59)されれば、その
メッセージを受信したホーム位置登録機HLRは、自分
のデータベースに形成された位置登録フラッグのビット
値を“0”に変更することにより、位置登録が実行完了
されることを表示し、加入者情報と共に前記位置登録要
求に対する応答メッセージを第2訪問者位置登録機VL
R2へ伝達することにより、移動端末機MS7の加入者
情報を第2訪問者位置登録機VLR2に生成(ST6
0)させる。
【0078】この際、同じ移動端末機MS7に対する着
信号要求が発生し、図3の下側に示されたように、更に
他の移動交換局(図示せず)から移動端末機MS7に対
する位置要求メッセージがホーム位置登録機HLRへ伝
達(ST61)される場合、前記ホーム位置登録機HL
Rは、前記段階(ST57)において、ホーム位置登録
機HLRがデータベースの移動端末機MS7に対する位
置情報を初期化させなかったので、移動端末機MS7に
対する位置情報を有している。したがって、ホーム位置
登録機HLRが移動端末機MS7の位置情報を知るため
に、ルーチング要求メッセージを第2訪問者位置登録機
VLR2に伝達(ST62)すれば、第2訪問者位置登
録機VLR2は、移動端末機MS7のルーチング要求の
応答メッセージをホーム位置登録機HLRへ伝達(ST
63)する。ルーチング要求の応答メッセージを受信し
たホーム位置登録機HLRは、移動端末機MS7の位置
要求応答メッセージを位置要求した任意の移動交換局へ
伝達(ST64)する。
【0079】また、前記移動端末機MS7が、以前サー
ビスシステムが提供される地域へ移動(または他のサー
ビスシステム;本発明の実施の形態においては、以前サ
ービスシステムへ再び移動した場合を例として説明す
る)すれば、第1訪問者位置登録機VLR1は移動端末
機MS7の位置登録要求メッセージをホーム位置登録機
HLRへ伝達(ST65)する。ホーム位置登録機HL
Rはデータベースに貯蔵された加入者位置情報を初期化
させなかったので、第2訪問者位置登録機VLR2へ移
動端末機MS7の位置削除要求メッセージを伝達(ST
66)し、位置削除要求メッセージを受信した第2訪問
者位置登録機VLR2は自分のデータベースに貯蔵され
た前記移動端末機MS7に対する加入者レコードを削除
し、それに対する位置削除要求の応答メッセージをホー
ム位置登録機HLRに伝達(ST67)する。したがっ
て、位置削除要求の応答メッセージを受信したホーム位
置登録機HLRは、移動端末機MS7の位置登録要求の
応答メッセージを第1訪問者位置登録機VLR1へ伝達
(ST68)する。これによって、第1訪問者位置登録
機VLR1は移動端末機MS7に対する加入者レコード
を生成する。
【0080】したがって、現在の移動端末機MS7の位
置情報は、ホーム位置登録機HLRと一つの訪問者位置
登録機(VLR1あるいはVLR2)とにのみ正確に維
持させることができる。
【0081】図4は、図3に示された位置登録と呼び処
理手続きとが重複した場合、誤りの発生防止が作動する
時、フラッグ管理の誤作動を防止するのを示しているフ
ローチャートである。
【0082】不明な誤りにより、ホーム位置登録機HL
Rの位置登録フラッグが“1”に維持された状態(ST
71)において、任意の移動交換局MSCが前記移動端
末機MS8の位置要求メッセージをホーム位置登録機H
LRへ伝達(ST72)すれば、前記ホーム位置登録機
HLRは移動端末機MS8のルーチング要求メッセージ
を第2訪問者位置登録機VLR2へ伝達(ST73)す
る。しかし、第2訪問者位置登録機VLR2には前記移
動端末機MS8に対する加入者レコードが存在しないと
言う理由により、第2訪問者位置登録機VLR2は前記
移動端末機MS8に対するルーチング要求のエラーメッ
セージをホーム位置登録機HLRへ伝達(ST74)す
る。したがって、ホーム位置登録機HLRは、自分のデ
ータベースに形成された位置登録フラッグのビット値が
“1”であるので、現在時間と移動端末機MS8の最も
最近の位置登録時間とを比較して、前記最も最近の位置
登録時間が一定時間6秒を経過したかを確認する。一定
時間が経過すれば、ホーム位置登録機HLRは自分のデ
ータベースに貯蔵された加入者位置情報を初期化(ST
75)させ、前記移動端末機MS8の位置要求応答メッ
セージを移動交換局MSCへ伝達(ST76)する。
【0083】この際、更に他の移動交換局(図示せず)
が移動端末機MS8の位置要求メッセージをホーム位置
登録機HLRへ伝達(ST77)すれば、ホーム位置登
録機HLRは、前記位置要求メッセージを発送した移動
交換局へ前記移動端末機MS8のルーチング情報が無い
ことを知らせる位置要求の応答メッセージを伝達(ST
78)する。
【0084】また、前記移動端末機MS8が以前サービ
スシステム地域へ移動すれば、該当地域の第1訪問者位
置登録機VLR1は移動端末機MS8の位置登録の要求
メッセージを伝達(ST79)する。そうすると、ホー
ム位置登録機HLRは前記移動端末機MS8に対する加
入者位置情報をデータベースに貯蔵し、他の訪問者位置
登録機への位置削除の要求なしに位置登録要求の応答メ
ッセージを第1訪問者位置登録機VLR1へ伝達(ST
80)することにより、第1訪問者位置登録機VLR1
では移動端末機MS8に対する加入者レコードを生成す
る。
【0085】図5は、位置登録フラッグを訪問者位置登
録機に置き、前記各実施の形態のホーム位置登録機にお
ける位置登録フラッグセット/リセット及びそれを用い
た誤り発生防止作動が訪問者位置登録機を中心として実
行されるようにプログラミングした加入者の位置情報管
理方法に対するフローチャートであって、図5において
は、移動通信加入者MS9の位置登録作動時、ホーム位
置登録機HLRと以前訪問者位置登録機VLR1と現在
の訪問者位置登録機VLR2とで正確な位置情報を維持
することを示しており、以下の作動は、前記図1乃至図
4に示した各実施の形態によって保持されることは言う
までもない。
【0086】前記図5を参照すれば、任意の移動端末機
MS9が、以前サービスシステムが提供される地域から
新しいサービスシステムが提供される地域へ移動する場
合、該当訪問者位置登録機VLR2は、移動端末機MS
9を感知(ST91)して位置登録フラッグを“1”に
セッティング(ST92)し、ホーム位置登録機HLR
へ移動端末機MS9の位置登録要求メッセージを伝達
(ST93)する。この際、以前訪問者位置登録機VL
R1は、移動端末機MS9に対する加入者レコードを有
している状態で、ホーム位置登録機HLRは、移動端末
機MS9の位置をデータベースに更新すると共にその以
前位置を貯蔵する。
【0087】前記ホーム位置登録機HLRは、移動端末
機MS9の位置が変更されたことを認識し、前記要求さ
れた位置削除要求メッセージを以前訪問者位置登録機V
LR1へ送り(ST94)、これに対する応答を待つ。
前記応答待機状態において、任意の移動交換局MSCか
ら前記移動端末機MS9に対する位置要求があれば(S
T95)、ホーム位置登録機HLRは訪問者位置登録機
VLR2へルーチング要求メッセージを伝達(ST9
6)する。
【0088】しかし、この際、前記訪問者位置登録機V
LR2は、位置登録に対する応答を受けていないので、
加入者レコードがデータベースに存在しない。そのため
に、前記ルーチング要求された加入者が登録されておら
ず、また自分が設定した位置登録フラッグが“1”にセ
ッティングされている。
【0089】したがって、前記訪問者位置登録機VLR
2は、前記移動端末機MS9のルーチング要求に対する
応答として“わからない加入者の誤り”と言うメッセー
ジ代りに“作動手続き問題の誤り”と言うメッセージを
ホーム位置登録機HLRへ伝達(ST97)する。した
がって、ホーム位置登録機HLRは加入者情報を初期化
させず、前記位置要求に対する応答メッセージを移動交
換局MSCへ伝達(ST98)することにより、ホーム
位置登録機HLRが正確な加入者情報を維持できる。
【0090】以後、前記ホーム位置登録機HLRが、以
前訪問者位置登録機VLR1から前記移動端末機MS9
に対する位置削除要求の応答メッセージを受ける時(S
T99)、それに応ずる位置登録の応答メッセージを訪
問者位置登録機VLR2へ伝達(ST100)すれば、
前記訪問者位置登録機VLR2は前記移動端末機MS9
に対する加入者レコードをデータベースに生成した後、
位置登録フラッグを“0”に変更する(ST101)こ
とにより、位置登録が完了されたことを表示し、更に他
の位置登録や呼び処理を正常に行うことができる。
【0091】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、移動通信
加入者が、以前のサービスシステムが提供される地域か
ら新しいサービスシステムが提供される地域へ移動する
場合、一つの移動端末機に対する位置登録を一つの訪問
者位置登録機で重複し要求(または二つの訪問者位置登
録機でそれぞれ要求)しても、ホーム位置登録機が加入
者の正確な位置情報のみを維持させることができる。
【0092】また、同一加入者に対する位置登録と呼び
処理手続きとが重複した場合に、ホーム位置登録機に加
入者の現在の位置を常に正確に維持させることができる
と共に、同一加入者に対する臨時情報をただ一つの訪問
者位置登録機に維持させることができるので、移動通信
システムにおいて呼びの連結に対する信頼性を高めると
言う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図8に示した誤りを除去するための本発明の一
実施の形態のフローチャートである。
【図2】図1の実施の形態で再び発生し得る誤作動を防
止する過程を説明するためのフローチャートである。
【図3】図9に示した誤りを除去するための本発明の他
の実施の形態のフローチャートである。
【図4】図3の実施の形態で再び発生し得る誤作動を防
止する過程を説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明の更に他の実施の形態による移動通信加
入者の位置登録作動時、ホーム位置登録機と訪問者位置
登録機とで正確な位置情報を維持する過程を示している
フローチャートである。
【図6】正常な移動通信の加入者の位置登録手続きを示
したフローチャートである。
【図7】正常な移動通信の加入者の呼び処理手続きを示
したフローチャートである。
【図8】移動通信の加入者の位置情報が二つ以上の訪問
者位置登録機にそれぞれ重複し登録される誤りを説明す
るためのフローチャートである。
【図9】同じ移動通信の加入者に対して図6乃至図7に
示した位置登録と呼び処理手続きとが重複し実行される
場合に発生し得る誤りを説明するためのフローチャート
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意の移動端末機が、訪問者位置登録機
    がサービスを提供する地域へ、移動することによって、
    ホーム位置登録機が前記移動端末機に対する位置登録を
    実行しつつ、前記移動端末機の以前訪問者位置登録機で
    ある第1訪問者位置登録機と、新しい訪問者位置登録機
    がサービスを提供する地域の訪問者位置登録機である第
    2訪問者位置登録機との両方に位置登録されることを防
    止する加入者の位置情報管理方法であって、 前記ホーム位置登録機において前記移動端末機の位置登
    録が実行中であることを表示する過程と、 前記ホーム位置登録機において位置登録が実行中の際、
    前記位置登録が完了する時まで同一加入者に対する複数
    の位置登録を防止する過程と、 前記第1訪問者位置登録機に対する前記移動端末機の位
    置登録の削除を実行する過程とを含み、 前記ホーム位置登録機において同一加入者に対する複数
    の位置登録を防止する過程は、 前記ホーム位置登録機にて該当移動端末機の位置登録を
    実行しながらその位置登録が実行中であることを表示す
    る第1段階と、 前記第1訪問者位置登録機に対して前記移動端末機の位
    置登録の削除を要求し、前記第1訪問者位置登録機から
    のメッセージ応答を待機する第2段階と、 前記第2段階の応答待機状態において、第1訪問者位置
    登録機から前記位置登録の削除要求に対する応答メッセ
    ージがあれば、位置登録の実行完了を表示した後、前記
    第1訪問者位置登録機から伝えられた応答メッセージに
    対する処理を実行する第3段階とを含み、 前記第1段階は、位置登録が要求された移動端末機の位
    置登録手続きを実行する以前に、前記ホーム位置登録機
    のデータベースに設定された前記移動端末機に対する位
    置登録フラッグを確認する段階と、前記フラッグ確認の
    結果、前記位置登録フラグが位置登録実行中であること
    を表示している場合、前記移動端末機の最も最近に実施
    されて完了した位置登録時間を再びチェックする段階
    と、前記時間チェックの結果、前記位置登録時間があら
    かじめ設定された所定時間を経過した状態ならば、誤り
    により位置登録フラッグが間違って設定されたことを判
    断し、前記フラッグを位置登録が実行完了された状態に
    変更した後、正常な位置登録手続きの実行段階に復帰す
    る段階とを更に含むことを特徴とする移動通信システム
    における加入者の位置情報管理方法。
  2. 【請求項2】 任意の移動端末機が、訪問者位置登録機
    がサービスを提供する地域へ移動することによって、ホ
    ーム位置登録機が前記移動端末機に対する位置登録を実
    行しつつ、前記移動端末機の以前訪問者位置登録機であ
    る第1訪問者位置登録機と、新しい訪問者位置登録機が
    サービスを提供する地域の訪問者位置登録機である第2
    訪問者位置登録機との両方に位置登録されることを防止
    する加入者の位置情報管理方法であって、 前記ホーム位置登録機において前記移動端末機の位置登
    録が実行中であることを表示する過程と、 前記ホーム位置登録機において位置登録が実行中の際、
    前記位置登録が完了する時まで同一加入者に対する複数
    の位置登録を防止する過程と、 前記第1訪問者位置登録機に対する前記移動端末機の位
    置登録の削除を実行する過程とを含み、 前記ホーム位置登録機において同一加入者に対する複数
    の位置登録を防止する過程は、 前記ホーム位置登録機にて該当移動端末機の位置登録を
    実行しながらその位置登録が実行中であることを表示す
    る第1段階と、 前記第1訪問者位置登録機における前記移動端末機の位
    置登録の削除を要求し、前記第1訪問者位置登録機から
    のメッセージ応答を待機する第2段階と、 前記第2段階の応答待機状態において、第1訪問者位置
    登録機から前記位置登録の削除要求に対する応答メッセ
    ージがあれば、位置登録の実行完了を表示した後、前記
    第1訪問者位置登録機から伝えられた応答メッセージに
    対する処理を実行する第3段階とを含み、 前記第2段階は、前記移動端末機に対する位置登録の削
    除要求の応答待機状態において、第2訪問者位置登録機
    から同じ移動端末機に対する2次位置登録要求があるか
    どうかを判断する段階と、前記判断の結果、2次位置登
    録要求がある場合、前記ホーム位置登録機のデータベー
    スに設定された位置登録フラッグをチェックする段階
    と、前記チェックの結果、位置登録フラッグが位置登録
    の実行中であることを表せば、その位置登録要求をエラ
    ー処理する段階とを更に含むことを特徴とする移動通信
    システムにおける加入者の位置情報管理方法。
  3. 【請求項3】 任意の移動端末機が、訪問者位置登録機
    がサービスを提供する地域へ移動することによって、ホ
    ーム位置登録機が前記移動端末機に対する位置登録を実
    行しつつ、前記移動端末機の以前訪問者位置登録機であ
    る第1訪問者位置登録機と、新しい訪問者位置登録機が
    サービスを提供する地域の訪問者位置登録機である第2
    訪問者位置登録機との両方に位置登録されることを防止
    する加入者の位置情報管理方法であって、 前記ホーム位置登録機において前記移動端末機の位置登
    録が実行中であることを表示する過程と、 前記ホーム位置登録機において位置登録が実行中の際、
    前記位置登録が完了する時まで同一加入者に対する複数
    の位置登録を防止する過程と、 前記第1訪問者位置登録機に対する前記移動端末機の位
    置登録の削除を実行する過程とを含み、 前記ホーム位置登録機において同一加入者に対する複数
    の位置登録を防止する過程は、 前記ホーム位置登録機にて該当移動端末機の位置登録を
    実行しながらその位置登録が実行中であることを表示す
    る第1段階と、 前記第1訪問者位置登録機における前記移動端末機の位
    置登録の削除を要求し、前記第1訪問者位置登録機から
    のメッセージ応答を待機する第2段階と、 前記第2段階の応答待機状態において、第1訪問者位置
    登録機から前記位置登録の削除要求に対する応答メッセ
    ージがあれば、位置登録の実行完了を表示した後、前記
    第1訪問者位置登録機から伝えられた応答メッセージに
    対する処理を実行する第3段階とを含み、 前記第3段階は、第1訪問者位置登録機から前記移動端
    末機の位置登録の削除要求の拒絶メッセージが応答され
    た場合、前記ホーム位置登録機のデータベースに貯蔵さ
    れた前記移動端末機に対する位置情報を前記第1訪問者
    位置登録機に復旧させる段階を更に含むことを特徴とす
    る移動通信システムにおける加入者の位置情報管理方
    法。
  4. 【請求項4】 前記最も最近に実施されて完了した位置
    登録時間の表示方法は、前記ホーム位置登録機のデータ
    ベースに形成された最終位置登録時間の表示値を用いて
    実施することを特徴とする請求項1に記載の移動通信シ
    ステムにおける加入者の位置情報管理方法。
  5. 【請求項5】 任意の移動端末機が、訪問者位置登録機
    がサービスを提供する地域へ移動することによって、ホ
    ーム位置登録機が前記移動端末機に対する位置登録を実
    行しつつ、前記移動端末機の以前訪問者位置登録機であ
    る第1訪問者位置登録機と、新しい訪問者位置登録機が
    サービスを提供する地域の訪問者位置登録機である第2
    訪問者位置登録機との両方に位置登録されることを防止
    する加入者の位置情報管理方法であって、 前記ホーム位置登録機において前記移動端末機の位置登
    録が実行中であることを表示する過程と、 前記ホーム位置登録機において位置登録が実行中の際、
    前記位置登録が完了する時まで同一加入者に対する複数
    の位置登録信号と任意の交換機からの呼び処理信号とを
    無視する過程と、 前記第1訪問者位置登録機に対する前記移動端末機の位
    置登録の削除を実行する過程とを含み、 前記ホーム位置登録機において同一加入者に対する複数
    位置登録信号及び呼び処理信号の無視過程は、 前記ホーム位置登録機にて該当移動端末機の位置登録を
    実行しながら位置登録が実行中であることを表示する第
    1段階と、 前記第1訪問者位置登録機に対して前記移動端末機の位
    置削除を要求し、それからのメッセージ応答を待機する
    第2段階と、 前記第2段階の応答待機状態において、第1訪問者位置
    登録機から前記位置登録の削除要求に対する応答メッセ
    ージがあれば、位置登録実行完了を表示した後、前記第
    1訪問者位置登録機から伝えられた応答メッセージに対
    する処理を実行する第3段階と、 前記第2段階の位置登録の削除要求の応答待機状態にお
    いて、前記移動端末機に対して着信呼が発生して任意の
    移動交換局から前記移動端末機に対する位置要求がある
    場合、前記位置要求に対するルーチングエラーが発生し
    てもデータベースの加入者の位置情報を初期化せずに、
    第1訪問者位置登録機にそのまま維持させる第4段階と
    を含み、 前記第1段階は、位置登録が要求された移動端末機の位
    置登録手続きを実行する以前に、前記ホーム位置登録機
    のデータベースに設定された前記移動端末機に対する位
    置登録フラッグを確認する段階と、前記フラッグ確認の
    結果、位置登録フラグが位置登録実行中であることを表
    示している場合、前記移動端末機の最も最近に実施され
    て完了した位置登録時間を再びチェックする段階と、前
    記時間チェックの結果、前記位置登録時間があらかじめ
    設定された所定時間を経過した状態ならば、誤りにより
    位置登録フラッグが間違って設定されたことを判断し、
    前記フラッグを位置登録が実行完了された状態に変更し
    た後、正常な位置登録手続きの実行段階に復帰する段階
    とを更に含むことを特徴とする移動通信システムにおけ
    る加入者の位置情報管理方法。
  6. 【請求項6】 任意の移動端末機が、訪問者位置登録機
    がサービスを提供する地域へ移動することによって、ホ
    ーム位置登録機が前記移動端末機に対する位置登録を実
    行しつつ、前記移動端末機の以前訪問者位置登録機であ
    る第1訪問者位置登録機と、新しい訪問者位置登録機が
    サービスを提供する地域の訪問者位置登録機である第2
    訪問者位置登録機との両方に位置登録されることを防止
    する加入者の位置情報管理方法であって、 前記ホーム位置登録機において前記移動端末機の位置登
    録が実行中であることを表示する過程と、 前記ホーム位置登録機において位置登録実行中の際、前
    記位置登録が完了する時まで同一加入者に対する複数の
    位置登録信号と任意の交換機からの呼び処理信号とを無
    視する過程と、 前記第1訪問者位置登録機に対する前記移動端末機の位
    置登録の削除を実行する過程とを含み、 前記ホーム位置登録機の同一加入者に対する複数位置登
    録信号及び呼び処理信号の無視過程は、 前記ホーム位置登録機にて該当移動端末機の位置登録を
    実行しながら位置登録が実行中であることを表示する第
    1段階と、 前記第1訪問者位置登録機に対して前記移動端末機の位
    置登録の削除を要求し、それからのメッセージ応答を待
    機する第2段階と、 前記第2段階の応答待機状態において、第1訪問者位置
    登録機から前記位置登録の削除要求に対する応答メッセ
    ージがあれば、位置登録実行完了を表示した後、前記第
    1訪問者位置登録機から伝えられた応答メッセージに対
    する処理を実行する第3段階と、 前記第2段階の位置登録の削除要求の応答待機状態にお
    いて、前記移動端末機に対して着信呼が発生して任意の
    移動交換局から前記移動端末機に対する位置要求がある
    場合、前記位置要求に対するルーチングエラーが発生し
    てもデータベースの加入者の位置情報を初期化せずに、
    第1訪問者位置登録機にそのまま維持させる第4段階と
    を含み、 前記第2段階は、前記移動端末機に対する位置登録の削
    除要求の応答待機状態において、第2訪問者位置登録機
    から同じ移動端末機に対する2次位置登録要求があるか
    どうかを判断する段階と、前記判断の結果、2次位置登
    録要求がある場合、前記ホーム位置登録機のデータベー
    スに設定された位置登録フラッグの値をチェックする段
    階と、前記チェックの結果、位置登録フラッグの値がセ
    ッティングされていると確認されれば、その位置登録を
    エラー処理する段階とを更に含むことを特徴とする移動
    通信システムにおける加入者の位置情報管理方法。
  7. 【請求項7】 任意の移動端末機が、訪問者位置登録機
    がサービスを提供する地域へ移動することによって、ホ
    ーム位置登録機が前記移動端末機に対する位置登録を実
    行しつつ、前記移動端末機の以前訪問者位置登録機であ
    る第1訪問者位置登録機と、新しい訪問者位置登録機が
    サービスを提供する地域の訪問者位置登録機である第2
    訪問者位置登録機との両方に位置登録されることを防止
    する加入者の位置情報管理方法であって、 前記ホーム位置登録機に対する前記移動端末機の位置登
    録が実行中であることを表示する過程と、 前記ホーム位置登録機において位置登録実行中の際、前
    記位置登録の削除が完了する時まで同一加入者に対する
    複数の位置登録信号と任意の交換機からの呼び処理信号
    とを無視する過程と、 前記第1訪問者位置登録機に対する前記移動端末機の位
    置登録の削除を実行する過程とを含み、 前記ホーム位置登録機の同一加入者に対する複数位置登
    録信号及び呼び処理信号の無視過程は、 前記ホーム位置登録機にて該当端末機の位置登録を実行
    しながら位置登録が実行中であることを表示する第1段
    階と、 前記第1訪問者位置登録機に対して前記移動端末機の位
    置登録の削除を要求し、それからのメッセージ応答を待
    機する第2段階と、 前記第2段階の応答待機状態において、第1訪問者位置
    登録機から前記位置登録の削除要求に対する応答メッセ
    ージがあれば、位置登録実行完了を表示した後、前記第
    1訪問者位置登録機から伝えられた応答メッセージに対
    する処理を実行する第3段階と、 前記第2段階の位置登録の削除要求の応答待機状態にお
    いて、前記移動端末機に対して着信呼が発生して任意の
    移動交換局から前記移動端末機に対する位置要求がある
    場合、前記位置要求に対するルーチングエラーが発生し
    てもデータベースの加入者の位置情報を初期化せずに、
    第1訪問者位置登録機にそのまま維持させる第4段階と
    を含み、 前記第3段階は、前記第1訪問者位置登録機から前記移
    動端末機の位置登録の削除要求の拒絶メッセージが応答
    された場合、前記ホーム位置登録機のデータベースに貯
    蔵された前記移動端末機に対する位置情報を前記第1訪
    問者位置登録機に復旧させる段階を更に含むことを特徴
    とする移動通信システムにおける加入者の位置情報管理
    方法。
  8. 【請求項8】 任意の移動端末機が、訪問者位置登録機
    がサービスを提供する地域へ移動することによって、ホ
    ーム位置登録機が前記移動端末機に対する位置登録を実
    行しつつ、前記移動端末機の以前訪問者位置登録機であ
    る第1訪問者位置登録機と、新しい訪問者位置登録機が
    サービスを提供する地域の訪問者位置 登録機である第2
    訪問者位置登録機との両方に位置登録されることを防止
    する加入者の位置情報管理方法であって、 前記ホーム位置登録機に対する前記移動端末機の位置登
    録が実行中であることを表示する過程と、 前記位置登録実行中の際、前記位置登録が完了する時ま
    で同一加入者に対する複数の位置登録信号と任意の交換
    機からの呼び処理信号とを無視する過程と、 前記第1訪問者位置登録機に対する前記移動端末機の位
    置登録の削除が実行された後に、前記第2訪問者位置登
    録機に対する前記移動端末機の位置登録が実行される過
    程とを含み、 前記ホーム位置登録機の同一加入者に対する複数位置登
    録信号及び呼び処理信号の無視過程は、 前記ホーム位置登録機にて該当端末機が位置登録を実行
    しながら位置登録が実行中であることを表示する第1段
    階と、 前記第1訪問者位置登録機に対して前記移動端末機の位
    置登録の削除を要求し、それからのメッセージ応答を待
    機する第2段階と、 前記第2段階の応答待機状態において、第1訪問者位置
    登録機から前記位置登録の削除要求に対する応答メッセ
    ージがあれば、位置登録実行完了を表示した後、前記第
    1訪問者位置登録機から伝えられた応答メッセージに対
    する処理を実行する第3段階と、 前記第2段階の位置登録の削除要求の応答待機状態にお
    いて、前記移動端末機に対して着信呼が発生して任意の
    移動交換局から前記移動端末機に対する位置要求がある
    場合、前記位置要求に対するルーチングエラーが発生し
    てもデータベースの加入者の位置情報を初期化せずに、
    第1訪問者位置登録機にそのまま維持させる第4段階と
    を含み、 前記第4段階は、前記移動端末機に対する位置削除要求
    の応答待機状態において、前記移動端末機に対して着信
    呼が発生して任意の移動交換局から前記移動端末機に対
    する位置要求があるかどうかを判断する段階と、前記判
    断の結果、移動交換局から位置要求があれば、第2訪問
    者位置登録機へ該当移動端末機のルーチングを要求する
    段階と、前記ルーチング要求の結果がエラーである場
    合、前記ホーム位置登録機のデータベースに設定された
    位置登録フラッグをチェックする段階と、前記位置登録
    フラッグが位置登録実行中であることを表示する状態で
    ある場合、データベースに貯蔵された前記移動端末機に
    対する位置情報を前記第1訪問者位置登録機の位置情報
    をそのまま維持させる段階とを含むことを特徴とする移
    動通信システムにおける加入者の位置情報管理方法。
  9. 【請求項9】 前記最も最近に実施されて完了した位置
    登録時間の表示方法は、前記ホーム位置登録機のデータ
    ベースに形成された最終位置登録時間の表示値を用いて
    実施することを特徴とする請求項5に記載の移動通信シ
    ステムにおける加入者の位置情報管理方法。
  10. 【請求項10】 任意の移動端末機が、訪問者位置登録
    機がサービスを提供する地域へ移動することによって、
    ホーム位置登録機が前記移動端末機に対する位置登録を
    実行しつつ、前記移動端末機の以前訪問者位置登録機で
    ある第1訪問者位置登録機と、新しい訪問者位置登録機
    がサービスを提供する地域の訪問者位置登録機である第
    2訪問者位置登録機との両方に位置登録されることを防
    止する加入者の位置情報管理方法であって、 前記ホーム位置登録機において前記移動端末機の位置登
    録が実行中であることを表示する過程と、 前記位置登録が実行中の際、前記位置登録が完了する時
    まで同一加入者に対する複数の位置登録を防止する過程
    と、 前記第1訪問者位置登録機に対する前記移動端末機の位
    置登録の削除を実行する過程とを含み、 前記訪問者位置登録機において同一加入者に対する複数
    位置登録防止過程は、第2 訪問者位置登録機にて該当移動端末機の位置登録を
    実行しながら、その第2訪問者位置登録機にその位置登
    録が実行中であることを表示する第1段階と、 前記第1訪問者位置登録機へ前記移動端末機の位置登録
    の削除を要求し、前記第1訪問者位置登録機からのメッ
    セージ応答を待機する第2段階と、 前記第2段階の応答待機状態において、第1訪問者位置
    登録機から前記位置登録の削除要求に対する応答メッセ
    ージがあれば、前記ホーム位置登録機に位置登録実行完
    了を表示した後、前記第1訪問者位置登録機から伝えら
    れた応答メッセージに対する処理を実行する第3段階と
    を含み、 前記第1段階は、位置登録が要求された移動端末機の位
    置登録手続きを実行する以前に、前記第2訪問者位置登
    録機に設定された前記移動端末機に対する位置登録フラ
    ッグを確認する段階と、前記フラッグ確認の結果、その
    位置登録フラグが位置登録実行中であることを表示して
    いる場合、前記移動端末機が最も最近に実行完了した位
    置登録時間を再びチェックする段階と、前記時間チェッ
    クの結果、前記位置登録時間があらかじめ設定された所
    定時間を経過した状態ならば、誤りにより位置登録フラ
    ッグが間違って設定されたことを判断し、前記フラッグ
    を位置登録の実行が完了された状態に変更した後、正常
    な位置登録手続きの実行段階に復帰する段階とを更に含
    むことを特徴とする移動通信システムにおける加入者の
    位置情報管理方法。
  11. 【請求項11】 任意の移動端末機が、訪問者位置登録
    機がサービスを提供する地域へ移動することによって、
    ホーム位置登録機が前記移動端末機に対する位置登録を
    実行しつつ、前記移動端末機の以前訪問者位置登録機で
    ある第1訪問者位置登録機と、新しい訪問者位置登録機
    がサービスを提供する地域の訪問者位置登録機である第
    2訪問者位置登録機との両方に位置登録されることを防
    止する加入者の位置情報管理方法であって、 前記ホーム位置登録機において前記移動端末機の位置登
    録が実行中であることを表示する過程と、 前記位置登録が実行中の際、前記位置登録が完了する時
    まで同一加入者に対する複数の位置登録を防止する過程
    と、 前記第1訪問者位置登録機に対する前記移動端末機の位
    置登録の削除を実行する過程とを含み、 前記訪問者位置登録機の同一加入者に対する複数位置登
    録防止過程は、 前記訪問者位置登録機に該当端末機の位置登録を実行し
    ながら第2訪問者位置登録機にその位置登録が実行中で
    あることを表示する第1段階と、 前記第1訪問者位置登録機へ前記移動端末機の位置登録
    の削除を要求し、前記第1訪問者位置登録機からのメッ
    セージ応答を待機する第2段階と、 前記第2段階の応答待機状態において、第1訪問者位置
    登録機から前記位置登録の削除要求に対する応答メッセ
    ージがあれば、前記第2訪問者位置登録機に位置登録実
    行完了を表示した後、前記第1訪問者位置登録機から伝
    えられた応答メッセージに対する処理を実行する第3段
    階とを含み、 前記第2段階は、前記第1訪問者位置登録機に対する位
    置登録の削除要求の応答待機状態において、任意の移動
    交換局から前記移動端末機に対するルーチング要求のメ
    ッセージが伝えられるかを判断して同じ移動端末機に対
    する2次位置登録要求があるかどうかを判断する段階
    と、前記判断の結果、2次位置登録要求がある場合、前
    記第2訪問者位置登録機に設定された位置登録フラッグ
    をチェックする段階と、前記チェックの結果、位置登録
    フラッグがセッティングされていると確認されれば、そ
    の位置登録をエラー処理する段階とを更に含むことを特
    徴とする移動通信システムにおける加入者の位置情報管
    理方法。
  12. 【請求項12】 任意の移動端末機が、訪問者位置登録
    機がサービスを提供する地域へ移動することによって、
    ホーム位置登録機が前記移動端末機に対する位置登録を
    実行しつつ、前記移動端末機の以前訪問者位置登録機で
    ある第1訪問者位置登録機と、新しい訪問者位置登録機
    がサービスを提供する地域の訪問者位置登録機である第
    2訪問者位置登録機との両方に位置登録されることを防
    止する加入者の位置情報管理方法であって、 前記ホーム位置登録機において前記移動端末機の位置登
    録が実行中であることを表示する過程と、 前記位置登録が実行中の際、前記位置登録が完了する時
    まで同一加入者に対する複数の位置登録を防止する過程
    と、 前記第1訪問者位置登録機に対する前記移動端末機の位
    置登録の削除を実行する過程とを含み、 前記訪問者位置登録機の同一加入者に対する複数位置登
    録防止過程は、 前記訪問者位置登録機に該当移動端末機の位置登録を実
    行しながら第2訪問者位置登録機にその位置登録が実行
    中であることを表示する第1段階と、 前記第1訪問者位置登録機へ前記移動端末機の位置登録
    の削除を要求し、前記第1訪問者位置登録機からのメッ
    セージ応答を待機する第2段階と、 前記第2段階の応答待機状態において、第1訪問者位置
    登録機から位置登録削除の要求に対する応答メッセージ
    があれば、前記第2訪問者位置登録機に位置登録実行完
    了を表示した後、前記第1訪問者移動登録機から伝えら
    れた応答メッセージに対する処理を実行する第3段階と
    を含み、 前記第3段階は、第1訪問者登録機から前記移動端末機
    の位置登録の削除要求の拒絶メッセージが応答された場
    合、前記ホーム位置登録機のデータベースに貯蔵された
    前記移動端末機に対する位置情報を前記第1訪問者位置
    登録機に復旧させる段階を更に含むことを特徴とする移
    動通信システムにおける加入者の位置情報管理方法。
  13. 【請求項13】 前記最も最近に実施されて完了した位
    置登録時間の表示方法は、前記ホーム位置登録機のデー
    タベースに形成された最終位置登録時間の表示値を用い
    て実施することを特徴とする請求項10に記載の移動通
    信システムにおける加入者の位置情報管理方法。
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