JP3229588B2 - サーボモータの駆動制御装置 - Google Patents

サーボモータの駆動制御装置

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JP3229588B2
JP3229588B2 JP23660098A JP23660098A JP3229588B2 JP 3229588 B2 JP3229588 B2 JP 3229588B2 JP 23660098 A JP23660098 A JP 23660098A JP 23660098 A JP23660098 A JP 23660098A JP 3229588 B2 JP3229588 B2 JP 3229588B2
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、サーボモータで駆
動される負荷に加わる力の制御が可能なサーボモータの
駆動制御装置に関する。 【0002】 【従来の技術】サーボモータを使用して負荷に加わる力
を制御する場合、従来はトルク制限をかけてサーボモー
タの出力トルクを制御し負荷に加わる力を制御してい
た。図2は、永久磁石同期電動機を用いたサーボモータ
の制御回路の基本回路ブロック図で、Eは3相電源、3
は整流回路、4はトランジスタインバータ、1はトラン
ジスタPWM制御回路、Mは永久磁石同期電動機、2は
永久磁石同期電動機Mのロータの位置及び速度を検出す
るためのパルスエンコーダ等のロータ位置検出器であ
る。トランジスタPWM制御回路1は、ロータ位置検出
器2で検出される現在速度と制御装置からの速度指令V
o を比較し、トランジスタインバータ4の各トランジス
タTA〜TFをオンオフさせて、永久磁石同期電動機M
のU,V,W相の巻線の電流を制御して電動機Mの速度
を制御するものである。 【0003】そして、該電動機Mの出力トルクを制御す
るときのこのトランジスタPWM制御回路1の構成は、
図3に示すような構成になっていた。すなわち、図3に
おいて、5は信号処理回路、6,7はロータの現在位置
に対し、界磁主磁束と直交した位相の出力すべきU相,
W相の値を記憶したROM、8は差動増幅器で、速度指
令を示す電圧Vo と信号処理回路5からの現在の速度を
示す電圧Vs との差を増幅し出力するものである。9は
フイルタで、周波数が大きいとゲインをおとし、周波数
が小さいとゲインを高くするような周波数特性を有する
フイルタで、かつツェナダイオードZD1でピーク電圧
をクランプしている。 【0004】50は数値制御装置等から負荷に加えるべ
く力を設定するためのトルク制限指令PLをデジタル信
号からアナログ信号に変えるD/A変換器、52はD/
A変換器50からのトルク制限指令に応じて増幅器51
の入力であるフイルタ9からの速度指令Vo と現在の速
度Vs との誤差によって生じる電圧Vr が一定電圧+V
c ,−Vc 以上になると該電圧+Vc ,−Vc にクラン
プするクランプ回路、10,11はマルチプライングデ
ジタル・アナログコンバータで、増幅器51から出力さ
れる電圧VEとROM6,7から出力されるU相,W相
の指令値を掛け合わせて、U相,W相の各々の相電流指
令RTC,TTCを作るものである。 【0005】また、12は上記U相,W相の相電流指令
RTC,TTCを加算し、U相,W相から120度位相
のずれたV相の電流指令STCを作る加算器、13,1
4は同期電動機MのU相,W相の電機子巻線に流れる電
流Iu ,Iw を検出する検出器、15は上記U相,W相
電流検出器13,14で検出したU相,W相の相電流I
R,ITを加算してV相の相電流ISを算出する加算
器、16,17,18はU相,V相,W相へ流すべき電
流指令電圧を出力するための回路で入力信号が異なるだ
けで、構成は同一構成である。すなわち、回路16は、
U相への相電流指令RTCと現在のU相の検出電流IR
との差を増幅する差動増幅器19と、この差動増幅器1
9の出力の基準搬送波の周波数成分のみを通過させるた
めのローパスフイルタ回路20で構成されており、他の
回路17,18もそれぞれV相,W相の電流指令ST
C,TTC、及び現在の電流値IS,ITをそれぞれ入
力する点で異なるのみで、構成は回路16と同一であ
る。 【0006】21はPWM信号処理回路及びトランジス
タベース駆動アンプからなる回路で、上記回路16,1
7,18からの信号と基準搬送波VA とを比較し、トラ
ンジスタインバータ4の各トランジスタTA〜TFをオ
ンオフさせるPWM信号PA〜PFを出力するものであ
る。 【0007】上述したような構成により、永久磁石同期
電動機Mは次のように制御される。ロータ位置検出器2
からの信号Sにより、信号処理回路5から出力される現
在の速度Vs と速度指令Vo との誤差は差動増幅器8で
増幅され、フイルタ9を介して出力される電圧Vr がク
ランプ回路52で設定されたクランプ電圧+Vc 及び−
Vc を越えていなければ該電圧Vr は増幅器51からそ
のまま出力電圧VEとして出力され、また、クランプ電
圧+Vc ,−Vc を越えていると該クランプ電圧+Vc
,−Vc が増幅器51の出力電圧VE(=+Vc また
は−Vc )として出力され、マルチプライングデジタル
・アナログコンバータ10,11に入力される。 【0008】一方、U相,W相のROM6,7からは信
号処理回路5からの現在のロータの位置に対応するアド
レス信号を受けて、そのロータ位置に対応するU相,W
相に対する指令値をマルチプライングデジタル・アナロ
グコンバータ10,11に出力する。該マルチプライン
グデジタル・アナログコンバータ10,11は上記誤差
信号VEとROM6,7からの指令値を掛算し、各々U
相,W相の相電流指令RTC,TTCを出力し、さら
に、加算器12によりU相,W相電流指令RTC,TT
Cを加算してV相の相電流指令STCを出力する。そし
て、U相,W相電流検出器13,14及び加算器15で
検出した現在のU,V,W相の各相電流値IR,IS,
ITと上記各相の電流指令RTC,STC,TTCとの
それぞれの差を回路16,17,18の差動増幅器19
で増幅し、フィルタ回路20でフィルタリングし、各相
の指令電流値に対応する電圧をPWM信号処理回路に出
力し、該電圧と基準搬送波VA とを比較して、トランジ
スタベース駆動アンプを介してPWM信号PA〜PFを
トランジスタインバータ4に出力し、該トランジスタイ
ンバータのトランジスタTA〜TFをオンオフさせて永
久磁石同期電動機Mの速度制御を行うものである。 【0009】以上のような動作を行うものであるが、上
記永久磁石同期電動機Mによって、例えば射出成形機の
射出機構を駆動し、スクリューにより樹脂を射出し、そ
の後保圧を行わせしめる場合、従来は保圧の圧力は該電
動機Mの出力トルク、すなわち該電動機の駆動電流によ
って制御を行っていた。この場合、数値制御装置等の制
御装置から保圧に必要なトルク制限指令PLを出力し、
これをD/A変換器50でアナログ信号に変換し、クラ
ンプ回路52でトルク制限指令PLに対応するクランプ
電圧+Vc ,−Vc を設定すれば射出が終了し、射出機
構のスクリューの移動は停止しており、電動機Mの回転
は殆ど停止しており、現在の速度を示す電圧Vs と速度
指令の電圧Vo の差は大きい値となり、差動増幅器5を
介してフイルタ9からの出力電圧Vr は大きい値となる
ので、上記設定クランプ電圧+Vc ,−Vc を越えた値
となっているから、増幅器51から出力される電圧VE
は設定クランプ電圧+Vc ,−Vc に応じた値となり、
マルチプライングデジタル・アナログコンバータ10,
11に入力される。 【0010】その結果、該マルチプライングデジタル・
アナログコンバータ10,11から出力されるU相,W
相及び加算器12からのV相の各々の相電流指令RT
C,TTC,STCは設定クランプ電圧+Vc ,−Vc
に応じた値となり、電動機Mの出力トルクはトルク制限
指令PLによって設定されたトルクを出力することとな
る。そして、このトルク制限指令PLの値を変えること
により、電動機Mの出力トルクを制限するので、上記射
出成形機の保圧の制御の場合、このトルク制限指令PL
を数回変えることによって保圧圧力を数段にわたって変
動制御していた。 【0011】しかし、この方式の制御はオープンループ
であって、トルク制限を行うことによって負荷にトルク
制限に対応する力が加わっていると想定しているにすぎ
なかった。 【0012】特に、サーボモータのモータ軸から出力さ
れるトルクは伝動機構等を介して加えようとする負荷に
力が加えられるものであり、種々の外乱、例えば伝動機
構等の摩擦やバネやボールネジのたわみ等により直接負
荷に加わる力はトルク制限で設定した値とは必ずしも一
致しなかった。例えば、上記例でサーボモータで駆動さ
れる射出成形機において、保圧時にはトルク制限を行っ
て保圧制御を行うが、トルク制限をかけて樹脂に加えよ
うとする設定保圧と樹脂に直接加わる保圧は、前述した
ような伝動機構等の摩擦等によって設定保圧とは異なっ
た圧力が加わることとなる。 【0013】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、力の
フィードバック制御をも可能にしたサーボモータの駆動
制御装置を提供することにある。 【0014】 【課題を解決するための手段】本発明は、永久磁石同期
電動機をサーボモータとして用い該サーボモータを制御
する駆動制御装置であって、トランジスタPWM制御回
路と、回転速度を検出する速度検出手段と、上記サーボ
モータにより負荷にかかる力を検出する力の検出手段
と、該力の検出手段で検出した力と指令した力を比較し
力をフィードバック制御する力制御フィードバック手段
と、上記速度検出手段で検出された速度と指令速度を比
較し速度フィードバック制御を行う速度フィードバック
制御手段と、速度フィードバック制御か力のフィードバ
ック制御かを切換える切換え手段と、を有する。さらに
上記力のフィードバック制御手段は力のフィードバック
制御に切換えられた直後の過渡状態ではゲインを定常状
態よりも小さいゲインに調整するゲイン調整手段を備え
ることによって、安定した力のフィードバック制御を行
うようにした。 【0015】 【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態のト
ランジスタPWM制御回路1′であり、図2で示す基本
回路図におけるトランジスタPWM制御回路1として使
用するものである。この図1と図3で示す従来のトルク
制限を行うトランジスタPWM制御回路1と相違する点
は、図3におけるクランプ回路52の代りに圧力制御フ
ィードバック回路53を用いる点である。図4にこの圧
力制御フィードバック回路53のブロック図を、そして
図5にその詳細な回路図を示す。 【0016】図1,図4,図5において、PSTは電動
機Mにより負荷に直接加わっている力をフィードバック
制御するか否かの切換指令信号で、アナログスイッチA
SWを切換えるものである。また、PVは制御装置から
の負荷に加えられるべき駆動力指令PL′を図1に示す
D/A変換器50でアナログ信号に変換した駆動力指令
の電圧(0〜−電圧)である。さらに、PHは負荷に設
けられた圧力検出器(図示せず)等からの負荷に直接加
わる力、すなわち圧力の検出負荷圧力電圧である。 【0017】図4において、54は比較回路で、D/A
変換器50からの駆動力指令電圧PVと負荷に直接加わ
る力としての圧力検出器からのフィードバック信号を比
較し、その差を出力するものである。55は増幅補償回
路で、比較回路54からの出力を圧力フィードバックの
ゲインを決めるボリュームRV1を介して入力し、それ
を増幅して出力するものである。ASWは前述したよう
に、負荷に加わる力のフィードバック制御を行うか否か
切換指令信号PSTによって切換わるアナログスイッ
チ、56は両極性のクランプ回路で、該クランプ回路5
6に入力される電圧に応じて+Vc ,−Vc のクランプ
電圧を出力し、増幅器51(図1参照)に入力し、フイ
ルタ9からの出力Vr をこのクランプ電圧+Vc ,−V
c でクランプするものである。なお、RV2は圧力検出
器からの検出信号を補正するためのボリュームである。 【0018】そこで、本制御回路を用いて、電動機Mで
射出成形機の射出機構を駆動し保圧制御を行う場合につ
いて例にとり以下説明する。射出時においてはトルク制
限は行わず、制御装置からの駆動力指令PL′は最大の
値が出力され、D/A変換器50の出力PVからは最大
の電圧(例えば−10V)が出力されている。そして、
圧力フィードバックを行わないため、切換指令信号PS
Tは出力されておらず、アナログスイッチASWは図4
に示す状態となっており、駆動力指令電圧PVがそのま
まクランプ回路56に入力され、クランプ回路56から
は最大の電圧+Vc ,−Vc が出力されている。その結
果、前述したように、速度指令の電圧Vo と現在の速度
を示す電圧Vs との差が差動増幅器8,フイルタ9を介
して出力され、この電圧Vr はクランプ回路56によっ
て制限されることなく増幅器51を介してマルチプライ
ングデジタル・アナログ・コンバータ10,11に入力
されることとなる。 【0019】すなわち、トルク制限は行われず、速度制
御のみが行われて電動機Mは駆動され、射出制御が行わ
れることとなる。次に、射出が終了し保圧段階になる
と、制御装置から切換指令信号PSTが出力され、アナ
ログスイッチASWは切換り、スイッチSW1がオフ、
スイッチSW2がオンとなる。一方、制御装置から第1
段における保圧に対応する駆動力指令即ち保圧指令(以
下保圧指令という)PL′が出力され、それに対応する
電圧PVがD/A変換器50から比較回路54に入力さ
れ、この電圧PVと金型内に設けられた圧力検出器(図
示せず)等からの検出信号である負荷圧力電圧PH(0
〜+電圧)が比較され、その差が出力され、ボリューム
RV1を介して増幅補償回路55に入力され、該増幅補
償回路55の出力はアナログスイッチASWのスイッチ
SW2を介してクランプ回路56に入力され、クランプ
回路56からは上記保圧指令電圧PVと圧力検出器から
の負荷圧力電圧PHの差に応じてクランプ電圧+Vc ,
−Vc が出力されることとなる。 【0020】一方、保圧時には射出機構のスクリューの
移動は殆ど停止し、電動機Mも停止している。しかし、
速度指令Vo は出力されているため、フイルタ9から出
力される電圧Vr はツェナダイオードZD1の設定値で
決まり、電動機Mの有する最大の力で駆動させる電圧V
r が出力されている。そのため、増幅器51の入力はク
ランプ回路56でクランプされた電圧+Vc ,−Vc の
電圧にクランプされ、クランプ電圧+Vc ,−Vc に応
じた電圧VEが出力され、マルチプライングデジタル・
アナログコンバータ10,11に入力される。その結
果、電動機Mの出力トルクはクランプ電圧+Vc ,−V
c によって制御されることとなり、これは保圧指令P
L′の値によって制御されることを意味する。そこで、
保圧指令PL′による電圧PVと圧力検出器からの負荷
圧力電圧PHの差が大きいと増幅補償回路55の出力は
大きくなり、クランプ回路56に入力される電圧は大き
くなるため、クランプ電圧+Vc ,−Vc は増加し、こ
れによりマルチプライングデジタル・アナログコンバー
タ10,11及び加算器12から出力される各相の相電
電流指令RTC,TTC,STCは増大し、電動機Mの
出力トルクは増大する。 【0021】一方、圧力検出器からの検出信号の負荷圧
力電圧PHが増大し、指令の電圧PVとの差が小さくな
ると、増幅補償回路55の出力は減少し、クランプ回路
56の出力+Vc ,−Vc も減少し、電動機Mの出力ト
ルクは減少する。その結果、指令の電圧と圧力検出器か
らの信号の負荷圧力電圧PHの差が一定値になった状態
で安定する。これは、制御装置から指令した保圧指令す
なわち目標とする保圧圧力に負荷である金型内の樹脂圧
力が達したとき安定することを意味し、電動機Mからト
ルクが伝動装置の摩擦やバネ,ボールネジのたわみ等に
よって吸収されたとしても直接負荷である金型内圧力と
指令の保圧圧力を比較して、金型内圧力が設定圧力にな
るようにフィードバック制御されるから従来のような誤
差は生じない。また、保圧は数段にわたって切換えるが
保圧指令PL′の値を切換えることによって電圧PVを
切換えることにより自動的に保圧圧力は設定保圧に切換
えることができる。 【0022】図5は、この圧力制御フィードバック回路
53の具体的回路図を示すもので、比較回路54はオペ
アンプIC3で構成され、入力電圧PVとPHの差を増
幅する差動増幅器を構成し、増幅補償回路55はオペア
ンプIC4,出力を一定電圧でクランプするためのツェ
ナダイオードZD2,圧力フィードバックの安定性を図
るためのコンデンサC1及び抵抗R1〜R3等で構成さ
れている。この増幅補償回路55は、帰還回路にコンデ
ンサC1を備えているので、積分器の作用を成すことに
なり、上記比較回路54、増幅補償回路55によって比
例積分(PI)のフイードバック制御回路を構成してい
る。アナログスイッチASWは3つのスイッチSW1〜
SW3を有し、Iはインバータで、スイッチSW1とス
イッチSW3は連動し、同一オン・オフ動作を行い、ス
イッチSW2は逆のオン・オフ動作を行う。 【0023】すなわち、切換指令PSTがTTLロジッ
クレベルでLレベルのときはスイッチSW1,SW3が
オンし、スイッチSW2はオフである。また、Hレベル
となると逆にスイッチSW1,SW3がオフとなり、ス
イッチSW2がオンとなる。クランプ回路56は2つの
オペアンプIC1,IC2,ダイオードD1,D2等で
構成され、オペアンプIC1で増幅器を構成し、オペア
ンプIC2で符号変換器を構成しており、オペアンプI
C1に入力された負の電圧(保圧指令の電圧PV及び増
幅補償回路55の出力電圧は各々負の電圧である)はオ
ペアンプIC1で増幅され正の電圧として出力され、こ
れが正のクランプ電圧+Vc となる。また、符号変換器
としてのオペアンプIC2は該電圧+Vc を負の電圧−
Vc に変換し、負のクランプ電圧−Vc を形成する。す
なわち、フイルタ9の出力Vr (図1参照)が正のクラ
ンプ電圧+Vc 以上になるとダイオードD1が導通し、
増幅器51の入力はクランプ電圧+Vc 以上にはならな
い。同様に、フイルタ9の出力Vr が負のクランプ電圧
−Vc 以下になるとダイオードD2が導通し、増幅器5
1の入力は負のクランプ電圧−Vc 以下にはならない。 【0024】なお、抵抗R4,R5,コンデンサC2は
積分回路を構成し、電圧PVの変化(ステップ電圧)を
なまらせる作動をさせるものである。また、アナログス
イッチASWのスイッチSW3は該スイッチSW3がオ
ン時にコンデンサC1をショートし、コンデンサC1の
電荷を放電させるためのスイッチである。 【0025】そこで、この回路の動作を説明すると、圧
力フィードバック制御を行わないときは切換信号PST
はLレベルで図5に示すようにアナログスイッチASW
のスイッチSW1,SW3はオンし、スイッチSW2は
オフである。そのため、クランプ回路56には保圧指令
の電圧PVが入力されている。一方、圧力フィードバッ
ク制御を行うとき、すなわち保圧制御を行うときは切換
信号PSTはHレベルとなり、スイッチSW2をオン、
スイッチSW1,SW3をオフとし、保圧圧力指令の電
圧PV(−)が比較器54のオペアンプIC3に入力さ
れると、圧力検出器からのボリュームRV2で補正され
た電圧(+)と比較され、その差が出力(−)され、増
幅度を決めるボリュームRV1を介してオペアンプIC
4に入力される。圧力フィードバック制御動作になった
瞬間は圧力検出器からの検出圧力は定まらず不安定であ
り、また、保圧指令の電圧PVが変化した際の過渡的な
状態においてはコンデンサC1が短時間ショートした状
態となり、オペアンプIC4のゲインは、−R2/R1
で決まる低いゲインの反転増幅器となる。そして、コン
デンサC1の充電が終了すると、オペアンプIC4のゲ
インは、−(R2+R3)/R1となり高いゲインとな
る。すなわち、上記コンデンサC1は圧力フィードバッ
ク制御におけるゲイン調整手段を構成し、オペアンプI
C4に入力される電圧が変動する過渡的な状態の時はゲ
インを下げ、安定するにつれてゲインを上げ、クランプ
電圧+Vc ,−Vc を徐々に変化させ、圧力フィードバ
ック制御の安定性を高めている。 【0026】なお、上記実施形態では、射出機構の駆動
源にサーボモータを用いた射出成形機において、該サー
ボモータにより保圧制御を行う場合に、本発明のトルク
制御方法を採用した例を述べたが、本発明は、このよう
な射出成形機の保圧制御以外にも直接負荷に加わる力を
検出し、負荷に加わる力の制御を行うことができるもの
である。 【0027】 【発明の効果】以上述べたように、本発明は、切換え手
段によって速度のフィードバック制御か力のフイードバ
ック制御かを選択でき、力のフィードバック制御に切換
えることによって、サーボモータにより負荷にかかる力
を検出し、該力が目標となる値になるよう力を制御する
ことができる。しかも力の制御に切換えられた直後の過
度状態時にはゲインが定常状態時よりも小さいものに調
整されるから、過度時に振動等が発生することなく安定
した力の制御ができる。また、サーボモータとして永久
磁石同期電動機を用い、トランジスタPWM制御を行う
ようにしたから、高応答、省電力な速度及び力の制御が
可能になる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施形態のトランジスタPWM制御
回路を示すブロック図である。 【図2】図1のトランジスタPWM制御回路を含むサー
ボモータの制御回路の基本回路図である。 【図3】従来のトルク制限を行う場合のトランジスタP
WM制御回路のブロック図である。 【図4】圧力制御フィードバック回路のブロック図であ
る。 【図5】圧力制御フィードバック回路の説明図である。 【符号の説明】 1 トランジスタPWM制御回路 2 位置検出器 3 整流回路 4 トランジスタインバータ M 永久磁石同期電動機 50 デジタル−アナログ(D/A)変換器 51 増幅器 53 圧力制御フィードバック回路 54 比較器 55 増幅補償回路 56 クランプ回路 PH 負荷圧力電圧 PL′ 駆動力指令(保圧指令) PST 切換指令信号 IC1〜IC4 オペアンプ ASW アナログスイッチ ±Vc クランプ電圧
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02P 5/00 H02P 5/00 301 H02P 5/408 - 5/412 H02P 7/628 - 7/632 H02P 21/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.永久磁石同期電動機をサーボモータとして用い該サ
    ーボモータを制御する駆動制御装置であって、トランジ
    スタPWM制御回路と、回転速度を検出する速度検出手
    段と、上記サーボモータにより負荷にかかる力を検出す
    る力の検出手段と、該力の検出手段で検出した力と指令
    した力を比較し力をフィードバック制御する力制御フィ
    ードバック手段と、上記速度検出手段で検出された速度
    と指令速度を比較し速度フィードバック制御を行う速度
    フィードバック制御手段と、速度フィードバック制御か
    力のフィードバック制御かを切換える切換え手段とを備
    えると共に、上記力のフィードバック制御手段は力のフ
    ィードバック制御に切換えられた直後の過渡状態ではゲ
    インを定常状態よりも小さいゲインに調整するゲイン調
    整手段を有することを特徴とするサーボモータの駆動制
    御装置。
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