JP3229483B2 - 歯科インスツルメント用のフットコントローラ - Google Patents
歯科インスツルメント用のフットコントローラInfo
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Description
イクロエンジン,エアータービン等のインスツルメント
の回転を足操作によって制御するフットコントローラに
関する。
御、例えば、マイクロエンジン,エアータービンのスピ
ードコントロールを行う所謂レバー式のフットコントロ
ーラは周知であるが、従来のレバー式フットコントロー
ラは、レバーの移動に伴って足も移動させなければなら
ず、操作性が非常に悪かった。
ラの概要を説明するための図で、図中、20はレバー式
フットコントローラ本体、21はレバー、22は足の位
置を示し、周知のように、レバー21を足によって左右
に移動させ、その移動を本体側のセンサーによって検出
してモータ等の駆動系を制御するようにしている。しか
し、従来のレバー式フットコントローラは、レバーの動
作範囲が本体20のある点(レバー21の回転中心)P
を中心に円弧状の軌跡Rを通るため、足で操作する際、
足の踵の支点Qを中心に動作させると、足の先端部は支
点Qを中心にして円弧状の軌跡Sを描くので、レバーを
左又は右に移動させる際、足の先端部がレバーに屈かな
くなり、足の踵の位置を移動しなければならず、操作性
が非常に悪かった。
消したレバー式フットコントローラの概略構成図で、レ
バー21が左又は右方向に移動される時に該レバー21
が伸張し、その移動軌跡Rが足の移動軌跡Sと一致する
ようにしたもので、このようにすると、足の踵の位置を
変えることなくレバー21を操作することができ、レバ
ーの操作性を大幅に向上させることができる。
来のフットコントローラは、いずれも足を左右に移動さ
せるものであり、足の位置とフットコントローラの相対
的位置関係がある程正確に決まらないと操作がしにく
く、実際には、その都度、フットコントローラの位置を
操作しやすい位置,向きに直して操作していた。
れたもので、特に、フットコントローラの位置,姿勢
(方向)にあまり左右されることなく、比較的広い許容
範囲で操作可能なフットコントローラを提供することを
目的としてなされたものである。
決するために、(1)フットコントローラから横方向に
水平に延長する足操作レバーと、該足操作レバーの上に
回転自在に設けられているカバーローラと、前記フット
コントローラにおいて前記足操作レバーの一端に固定さ
れ、該足操作レバーの延長方向に対して直角の方向から
該足操作レバーを踏み込んだ時に回動する回動アーム
と、該回動アームの回動量に応じて抵抗値が変化するボ
リウムと、前記回動アームを所定位置に規制するばね部
材と、前記回動アームが所定位置にある時にオフとなり
前記足操作レバーが踏み込まれた時にオンするスイッチ
とを有し、前記足操作レバーを踏み込んだ時に前記スイ
ッチがオンして歯科用インスツルメントを駆動し、踏み
込み量に応じて前記ボリウムの抵抗値が変化して該歯科
用インスツルメントの回転数を変化させるようにしたこ
と、更には、(2)前記(1)において、前記足操作レ
バーに対して平行にかつ該足操作レバーより短軸の補助
レバーと、該補助レバーが操作された時にオン,オフ制
御されるスイッチとを有し、該補助レバーが操作された
時に、歯科インスツルメントより水又はスプレー噴射さ
れることを特徴としたものである。
とによって、マイクロエンジン,エアータービン等を駆
動し、かつ、踏み込み量によって回転数を調整する。前
記レバーには、該レバーに対して回転自在のカバーロー
ラが設けられており、該レバーを踏み込んだ時の該レバ
ーと靴底との摩擦抵抗を少なくして操作性をよくする。
更には、前記レバーと平行にスプレー用のレバーを設
け、該スプレー用のレバーをインスツルメント用のレバ
ーと同時に踏み込むことによって、インスツルメント使
用中に冷却水,スプレー等を同時に噴射する。
一実施例を説明するための要部構成図で、図1(a)は
平面図、図1(b)は図1(a)のB−B線方向から見
た図で、図中、1はインスツルメント用の足操作レバ
ー、2は該レバー1上に該レバー1に対して回転自在に
設けられたカバーローラ、3はピン軸Pを中心に回動自
在の回動アーム、4はスプリング、5は該スプリング4
の一端を固定する支持ピン、6は前記回動アーム3に一
体的に取り付けられたギヤー、7は該ギヤー6に噛合す
る歯車、8は可変抵抗器(ボリウム)、9はマイクロス
イッチ、10はこれらを取り付け、或いは、収納するた
めの基体で、スプリング4の他端は回動アーム3に固定
され、レバー1はスプリング4の引張り力により、常時
は図1(b)に示すように上方位置にあり、マイクロス
イッチ9はオフされている。
12はピン軸Pを中心に回動可能な回動アーム、13は
スプリング、14はマイクロスイッチで、スプリング1
3の一端は支持ピン5に固定され、他端が回動アーム1
2に固定され、該アーム12は該スプリング13の引張
り力により、常時は前記レバー11を上方位置に偏位さ
せ、かつ、マイクロスイッチ14をオフさせている。
の要部機構を概略的に示した図で、以下、図2を参照し
ながら本発明の動作について説明する。前述のように、
レバー1及び11は、スプリング4,13の引張り力に
より、常時は上方位置に偏位され、マイクロスイッチ
9,14はオフ状態にあり、インスツルメントは非使用
状態になっている。ここで、治療に当り、術者がレバー
1(実際には、該レバー1の上にはカバーローラ2が回
転自在に設けられているので、このカバーローラ2)を
足操作によって矢印A方向に踏み込むと、回動アーム3
がピン軸Pを中心に矢印B方向に回動し、マイクロスイ
ッチ9がオンし、インスツルメントが回転し始める。回
動アーム3はギヤー6が一体的に取り付けられており、
従って、レバー1を踏み込むと、その踏み込み量に応じ
てギヤー6が矢印C方向に回動し、該ギヤー6と噛合し
ている歯車7を回転する。この歯車7の回転は、周知の
ように、その回転量に応じてボリウム8の抵抗値を変
え、これによって、インスツルメント(マイクロエンジ
ン又はエアータービン)の回転数を制御する。当然に、
レバー1から足を離せば、レバー1はスプリング4の引
張り力により回動アーム3が図示の状態に戻されること
により、マイクロスイッチ9がオフとなり、インスツル
メントの回転は停止する。
によってボリウム8を変えるようにしているため、この
レバー1の踏み込み量は比較的大きいものであり、踏み
込み操作中、レバー1と靴底との相対的位置関係が変化
するが、その際、レバーと靴底との摩擦が大きいと操作
しにくい。カバーローラ2は、このように問題を避ける
ために設けたもので、このカバーローラ2は、レバー1
に対して回転自在に設けられている。従って、このカバ
ーローラ2の上からレバー1を踏み込むようにすれば、
レバー1と靴底との相対的位置関係が変化しても、それ
はカバーローラ2の回転によって吸収されてしまうの
で、非常に操作性よく、レバー1を踏み込むことができ
る。
ン,エアータービン等)は、歯牙の切削時、該切削部を
冷却するために、該切削箇所に水又はスプレーを噴射す
る機能を備えており、施術中、しばしば切削箇所に水又
はスプレーを噴射する。補助レバー11は、この水又は
スプレーを噴射するためのもので、該補助レバー11を
踏み込むことによって、回動アーム12がスプリング1
3の引張り力に抗して矢印D方向に回転し、マイクロス
イッチ14をオンし、冷却水又はスプレーを噴射する。
によると、フットコントローラの位置にあまり影響され
ることなく、比較的広い自由範囲から該フットコントロ
ーラを操作することができ、操作性が非常によい。ま
た、カバーローラを設けることにより、足操作レバーを
踏み込んだ時の抵抗感が少なく、該レバーをスムーズに
踏み込み操作することができ、更に、操作性をよくする
ことができる。更には、施術中、単に足の位置を移動さ
せるだけで、冷却水,スプレー等を噴射することがで
き、冷却水やスプレーの噴射操作が非常に楽になる等の
効果がある。
トコントローラの一実施例を説明するための概略平面構
成図及び側面構成図である。
をするための概略斜視図である。
ための図である。
るための図である。
ム、4…スプリング、5…支持ピン、6…ギヤー、7…
歯車、8…可変抵抗器(ボリウム)、9…マイクロスイ
ッチ、10…基体、11…足操作補助レバー、12…回
動アーム、13…スプリング、14…マイクロスイッ
チ。
Claims (2)
- 【請求項1】 フットコントローラから横方向に水平に
延長する足操作レバーと、該足操作レバーの上に回転自
在に設けられているカバーローラと、前記フットコント
ローラにおいて前記足操作レバーの一端に固定され、該
足操作レバーの延長方向に対して直角の方向から該足操
作レバーを踏み込んだ時に回動する回動アームと、該回
動アームの回動量に応じて抵抗値が変化するボリウム
と、前記回動アームを所定位置に規制するばね部材と、
前記回動アームが所定位置にある時にオフとなり前記足
操作レバーが踏み込まれた時にオンするスイッチとを有
し、前記足操作レバーを踏み込んだ時に前記スイッチが
オンして歯科用インスツルメントを駆動し、踏み込み量
に応じて前記ボリウムの抵抗値が変化して該歯科用イン
スツルメントの回転数を変化させるようにしたことを特
徴とする歯科インスツルメント用のフットコントロー
ラ。 - 【請求項2】 前記足操作レバーに対して平行にかつ該
足操作レバーより短軸の補助レバーと、該補助レバーが
操作された時にオン,オフ制御されるスイッチとを有
し、該補助レバーが操作された時に、歯科インスツルメ
ントより水又はスプレー噴射されることを特徴とする請
求項1に記載の歯科インスツルメント用のフットコント
ローラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07587594A JP3229483B2 (ja) | 1994-04-14 | 1994-04-14 | 歯科インスツルメント用のフットコントローラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07587594A JP3229483B2 (ja) | 1994-04-14 | 1994-04-14 | 歯科インスツルメント用のフットコントローラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07275303A JPH07275303A (ja) | 1995-10-24 |
JP3229483B2 true JP3229483B2 (ja) | 2001-11-19 |
Family
ID=13588895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07587594A Expired - Fee Related JP3229483B2 (ja) | 1994-04-14 | 1994-04-14 | 歯科インスツルメント用のフットコントローラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3229483B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4528142B2 (ja) * | 2005-01-19 | 2010-08-18 | タカラベルモント株式会社 | フットコントローラ装置 |
KR102461558B1 (ko) * | 2020-06-30 | 2022-11-01 | 오스템임플란트 주식회사 | 치과 유니트 체어용 풋 컨트롤러 |
-
1994
- 1994-04-14 JP JP07587594A patent/JP3229483B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07275303A (ja) | 1995-10-24 |
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