JP3229279U - フェイスガード - Google Patents

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雅寛 野島
雅寛 野島
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Abstract

【課題】フェイスガードを外すことなく、簡単な操作で経口水分補給を行うことが可能であり、その間も感染防止効果を低下させないフェイスガードを提供する。【解決手段】頭部に装着するためのフレーム部2と、顔面を覆うためのフェイスシールド3からなるフェイスガード1であって、フェイスシールド3の一部が開放される状態となる。フェイスシールド3の下半分のうち、フェイスシールド3の面積の1/4〜1/2が開放される様にした。【選択図】図5

Description

本考案は、フェイスガードに関する。
主として医療従事者が感染防止対策として着用するフェイスガードが公知である。フェイスガードは、頭部に装着するためのフレーム部と、顔面を感染者の飛沫や呼気から防御するためのフェイスシールドからなる。フレーム部は頭部に被せて装着固定するためのもので、輪状をなしており、頭部の大きさに合わせて輪の大きさが調節可能となっているものが多い。フェイスシールドは顔を覆うために曲面となっており、視界を確保するために透明性の高い樹脂で成形されていることが多い。
例えば、特許文献1には、作業中においては顔面を両耳まで広く覆い、それ以外では顔面の上方にコンパクトに退避できる、ヘルメットに装着するためのフェイスシールドが開示されている。
実用新案登録第3224635号公報
特許文献1に開示された考案になるフェイスシールドは、作業をせず顔面の保護を要しない場合には、その全面を上方に退避させることが可能であるが、その場合には目や鼻が完全に暴露される状態となり、感染者の飛沫や呼気に対して無防備な状態となってしまう。
そこで本考案は、フェイスシールドの一部分だけを開放することにより、フェイスガードの装着者が容易に水分の補給等を可能とし、その間も感染防止効果を低下させないフェイスガードを実現することを課題とする。
本考案者は、以下の構成により上記課題を解決できることを見出した。
<1>
頭部に装着するためのフレーム部と、顔面を覆うためのフェイスシールドからなるフェイスガードであって、フェイスシールドの一部が開放される状態となることを特徴とするフェイスガード。
<2>
顔面を覆うためのフェイスシールドが眼鏡フレームに固定されており、フェイスシールドの一部が開放される状態となることを特徴とするフェイスガード。
<3>
フェイスシールドの下半分のうち、フェイスシールドの全面積の1/4〜1/2が開放される状態となることを特徴とする<1>または<2>に記載のフェイスガード。
本考案のフェイスガードの装着者は、フェイスガード自体を外すことをせずに、フェイスシールドの一部分のみを簡単な動作で開放することによって、経口水分補給等を行うことが可能である。従来公知のフェイスガードでは、経口水分補給を行うためには、フェイスガードを頭部から外して、外したフェイスガードを感染防御上安全な場所に置いてから、水分補給を行い、再びフェイスガードを頭部に装着しなくてはならない。一連の動作は煩雑であり、医療現場等においては貴重な時間のロスとなる場合もある。しかもフェイスガードの脱着の間は、目や鼻が暴露され無防備な状態となることは避けられない。特許文献1に記載されている様にフェイスシールドを上方に跳ね上げる構造にした場合には動作は簡略化されるが、目や鼻が無防備な状態となることは同様である。
しかし本考案によるフェイスガードは、目や鼻に対する感染防御効果を維持した上で、フェイスシールドの必要最小限度の部分的な開放により、短時間の容易迅速な操作により、経口水分補給を可能とする。
従来公知のフェイスガードを示す模式図。 本考案のフェイスガードを示す模式図 本考案の一実施態様のフェイスガードを示す模式図。 本考案の一実施態様のフェイスガードを示す模式図。 本考案の一実施態様のフェイスガードを示す模式図。
本考案のフェイスガードは、頭部に装着するためのフレーム部と、顔面を覆うフェイスシールドからなる。この基本的な構成は、従来公知の医療用フェイスガードと概略同じである。フレーム部は輪状を形成し、この輪の大きさは、装着する頭部の大きさに合わせて長さが調節可能になっている。あるいは、フレーム部に伸縮可能な素材を使用することにより、頭部の大きさに合わせてフレーム部が追従して装着するようにしてもよい。フレーム部はフェイスシールド上部に従来公知の任意の手段により固定されている。あるいは、フレーム部が無く、その代わりに眼鏡のフレームに装着する形式のフェイスシールドであっても良い。フェイスシールドは、透明性、耐久性、耐衝撃性、耐熱性、軽量であることを満足する素材により顔面の全体を覆う曲面に成形されてなる。フェイスシールドの原材料として、ポリカーボネート(PC)、酢酸セルロース(CA)、ポリエチレンテレフタレート(PET)が使用されることが多い。
以下、本考案に係るフェイスガードについて説明する。以下の実施形態における各構成及びそれらの組み合わせは例であり、本考案は実施形態によって限定されることはない。
本明細書において、「〜」とはその前後に記載される数値を下限値及び上限値として含む意味で使用される。
本考案のフェイスガードは、顔面を覆うフェイスシールドの、特に下端部となる一辺の2ヵ所から上方に向かって切れ込みを有する。2ヵ所の切れ込みの間隔は、15cm〜30cmが適当である。15cm未満の間隔であると経口水分補給等が難しく、30cmを超える間隔であるとフェイスシールドにできる部分開放口が大きくなり過ぎて感染防御効果が低下する虞れがある。2ヵ所の切れ込みはフェイスシールドの顔面を覆う部分の中央部に設ける。
2ヵ所の切れ込みの端部同士は、下端部と略並行の切れ込みにより繋がり、略長方形の切り欠き部となる。
略長方形の切り欠き部の、下端部からの切れ込みは、フェイスシールドから完全に離れる切れ込みとなるが、下端部と略並行の切れ込みの、切り欠き部の上部に相当する一辺は、フェイスシールドから完全に切り離さず、切り欠き部を折れ曲げることが可能な程度の折り曲げ加工を施すことであっても良い。
切り欠き部の上部に相当する一辺を、フェイスシールドから完全に切り離した場合には、切り離しにより形成された部分開放部と比較して、縦横の寸法を5mm〜20mm長くした部分開放覆い部とすることが好ましい。部分開放覆い部が、部分開放部と同じ寸法である場合、フェイスシールドが曲面により構成されることから、部分開放部を閉じた状態の時に隙間が発生して感染防止効果を低下させてしまう虞れがあるからである。部分開放覆い部の寸法を5mm〜20mm長くすることにより、部分開放部を部分開放覆い部で閉じた状態の時、部分開放覆い部の外周が、部分開放部の外周と重なることにより、隙間の発生を防止して、感染防止効果を担保できる。
フェイスシールドの全面積の1/2、即ち下半分を開放可能とする場合には、フェイスシールドの切れ込みは、フェイスシールドの下部からではなく、フェイスシールドを上下に2分割する形で、水平に切れ込みを入れる。この場合も、フェイスシールドを完全に切り離さず、折り曲げることが可能な程度の折り曲げ加工を施すことであっても良い。
フェイスシールドの部分開放部の切り欠き部の上部を完全に切り離した場合、フェイスシールドの非開放部との間を従来公知の手段で接続する。例としては接着性のあるテープで貼り合わせる、ヒンジにより接続する等が挙げられる。テープで貼り合わせる方法は簡便であるが、接続部分は部分開放する度に折り曲げられるため、耐久性に難がある。
ヒンジにより接続する場合、一般的なヒンジでの接続では、フェイスシールドの部分開放覆い部を上方へ跳ね上げても、手で押さえておかなくては部分開放状態を維持することができない。そのため、部分開放状態で経口水分補給をする際には片手で行う必要がある。
前記、ヒンジにより接続する場合、一般的なヒンジの代わりに、トルクヒンジ(フリーストップヒンジ)と呼ばれるヒンジを使用する方法がある。トルクヒンジ(フリーストップヒンジ)とは、扉やカバーなどの開閉部を接続する際に、任意の角度で停止維持できる機能(フリーストップ機能)を有するヒンジのことである。フェイスシールドの部分開放覆い部を一般的なヒンジで接続した場合、前記した様に、部分開放状態を維持するためには片手で押さえておく必要があるが、トルクヒンジ(フリーストップヒンジ)で接続した場合、任意の角度で部分開放覆い部を停止させることができるため、部分開放状態を維持するために片手で押さえておく必要が無く、両手を用いて経口水分補給等を行うことができる。
フェイスシールドの全面積の1/2、即ち下半分を開放状態とする場合にはフェイスシールドを上下に2分割する形で水平に切れ込みを入れるが、折り曲げ加工を施すのではなく、完全の切り離した場合においても、その接続方法は従来公知の方法である。前記したように、この接続方法に、トルクヒンジ(フリーストップヒンジ)を用いた場合の効果は、前記と同じである。
部分開放部覆い部のフェイスシールドの少なくとも1面、好ましくは顔側の内面には、不織布、布、ガーゼから選択される少なくとも1種以上を貼付しても良い。不織布、布、ガーゼから選択される少なくとも1種以上が貼付されていることにより、部分開放覆い部を手で上方に跳ね上げる操作を行い易くなる。
本考案においては、フェイスシールドが頭部に装着するためのフレーム部に固定されているフェイスガードに関して説明したが、フェイスシールドが眼鏡のフレームに固定されることにより、頭部に装着するためのフレーム部が不要となるタイプのフェイスガードにおいても、本考案が適用可能である。
以下に実施例に基づいて本考案を更に詳細に説明する。以下の実施例に示す材料、使用量、割合、処理内容、及び処理手順等は、本考案の趣旨を逸脱しない限り適宜変更できる。
<実施例1>
頭部に装着するためのフレーム部(長さ調節機構付き)と、このフレーム部に固着され、透明なポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂製のフェイスシールドからなるフェイスガードの、下端部の中心点から各々10cm離れた点から上方に向かって10cmの切れ込みを入れた。切れ込み間の間隔は20cmとなる。切れ込みの到達点同士を結ぶ線に折り込み加工を施し、切り欠き部が部分的に開放される様にした。図2に図示する。
<実施例2>
実施例1と同じフェイスガードを用いて、実施例1と同じ切れ込みを入れ、更に切れ込みの到達点同士を結んで切り、10cm×20cmの部分開放部を設けた。この部分開放部外周に5mm重なるサイズで、11cm×20.5cmの部分開放部覆い部を、フェイスガードと同じ透明樹脂で作成し、フェイスガード本体に2ヵ所トルクヒンジにて接続した。図3に図示する。
<実施例3>
実施例1と同じフェイスガードを用いて、フェイスガードの略1/2の面積に相当する部分に水平に折り込み加工を施し、フェイスガードの下部を上方に曲げることにより、下部が部分的に開放される様にした。図4に図示する。
<実施例4>
実施例1と同じフェイスガードを用いて、フェイスガードの略1/2の面積に相当する部分を切り、フェイスガード本体に2ヵ所トルクヒンジにて接続した。図5に図示する。
1 フェイスガード
2 頭部装着フレーム部
3 フェイスシールド
4 部分開放部
5 ヒンジ


Claims (3)

  1. 頭部に装着するためのフレーム部と、顔面を覆うためのフェイスシールドからなるフェイスガードであって、フェイスシールドの一部が開放される状態となることを特徴とするフェイスガード。
  2. 顔面を覆うためのフェイスシールドが眼鏡フレームに固定されており、フェイスシールドの一部が開放される状態となることを特徴とするフェイスガード。
  3. フェイスシールドの下半分のうち、フェイスシールドの全面積の1/4〜1/2が開放される状態となることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のフェイスガード。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7174368B1 (ja) * 2022-01-07 2022-11-17 伊東 聖行貴 フェイスガード

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