JP3229245B2 - ヘッド支持アーム及びディスク・ドライブ装置 - Google Patents

ヘッド支持アーム及びディスク・ドライブ装置

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JP3229245B2
JP3229245B2 JP19811797A JP19811797A JP3229245B2 JP 3229245 B2 JP3229245 B2 JP 3229245B2 JP 19811797 A JP19811797 A JP 19811797A JP 19811797 A JP19811797 A JP 19811797A JP 3229245 B2 JP3229245 B2 JP 3229245B2
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    • G11B21/00Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
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    • G11B21/20Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads while the head is in operative position but stationary or permitting minor movements to follow irregularities in surface of record carrier
    • G11B21/21Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads while the head is in operative position but stationary or permitting minor movements to follow irregularities in surface of record carrier with provision for maintaining desired spacing of head from record carrier, e.g. fluid-dynamic spacing, slider
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/4806Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed specially adapted for disk drive assemblies, e.g. assembly prior to operation, hard or flexible disk drives
    • G11B5/4853Constructional details of the electrical connection between head and arm

Landscapes

  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
  • Moving Of Heads (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘッド支持アー
ム、ディスク・ドライブ装置及びヘッド支持アームを製
造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ハード・ディスク・ドライブ装置の技術
分野では、データ容量、読み取り/書き込み速度及び記
録密度を増大することが要求されてきた。高いデータ容
量を実現する鍵となるのは、記録ディスク上のヘッド/
スライダ・アセンブリの飛行高さを如何に低くするかに
ある。ヘッド/スライダ・アセンブリの飛行高さを低く
するためには記録ディスク上のヘッド/スライダ・アセ
ンブリの静的姿勢を正確に制御することが必要である。
静的姿勢とは、フレクシャに取り付けられたヘッド/ス
ライダ・アセンブリの姿勢をいう。
【0003】ハード・ディスク・ドライブ装置の読み取
り/書き込みヘッドとして4本の接続ワイヤを有する磁
気抵抗(MR)ヘッドが使用されてきた。4本の接続ワ
イヤの堅さ即ちスティッフネスがヘッド/スライダ・ア
センブリの静的姿勢に影響を与える。
【0004】図1及び図2は、1.6mm(幅)x2.
0mm(長さ)の寸法を有し50%型スライダ又はナノ
型スライダと呼ばれる比較的大型のヘッド/スライダ・
アセンブリを使用する従来の支持アームを示す。従来の
ヘッド支持アームは、ハード・ディスク・ドライブ装置
のフレームに装着された枢着点を有するアクチュエータ
・アーム4、ロード・ビーム2、このロード・ビーム2
をアクチュエータ・アーム4に接続するマウント・プレ
ート3、結合点8においてロード・ビーム2に結合され
たフレクシャ7そしてフレクシャ7に装着されたヘッド
/スライダ・アセンブリ1を含む。ヘッド/スライダ・
アセンブリ1、フレクシャ7、ロード・ビーム2及びマ
ウント・プレート3はヘッド・ジンバル・アセンブリ
(HGA)と呼ばれる。
【0005】MRヘッド12に接続される4本の接続ワ
イヤ5を含む可撓性のチューブ6が支持アームの一方の
サイド・エッジに装着されている。チューブ6が固定素
子14により複数の位置でサイド・エッジに固定されて
いることに注目されたい。チューブ6の先端はヘッド/
スライダ・アセンブリ1の近くに配置され、そして先端
から延びる4本の接続ワイヤ5は図1及び図2に示され
ているようにMRヘッド12に接続されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ロード・ビーム2に取
り付けられたディンプル即ち突出部13が、ヘッド/ス
ライダ1を支持するフレクシャ7に係合して、ヘッド/
スライダ・アセンブリ1のジンバル型の動きを実現す
る。この従来のヘッド支持アームは次のような2つの問
題点を有する。第1の問題点は、4本の接続ワイヤ5を
含むチューブ6が屈曲部11を横切って延び、この結果
チューブ6及び4本の接続ワイヤ5の総計的なスティッ
フネスが、一方のサイド・エッジ即ち上側のサイド・エ
ッジに、この上側のサイド・エッジの屈曲動作を妨げる
力を加え、これによりチューブ6及び接続ワイヤ5が設
けられている上側のサイド・エッジの屈曲動作が下側の
サイド・エッジの屈曲動作と異なるようになり、支持ア
ームの屈曲中にロード・ビーム2が捻れることである。
この捻れはヘッド/スライダ・アセンブリの静的姿勢に
悪影響を与える。
【0007】第2の問題点は、MRヘッド12に接続さ
れる4本の接続ワイヤのスティッフネスの相違により生
じる。もしも4本の接続ワイヤ5のそれぞれにより加え
られるバイアス力が互いに等しいならば、ヘッド/スラ
イダ・アセンブリ1は、ディンプル13上でローリング
方向及びピッチング方向において理想的なジンバル型の
動きをすることができる。しかしながら4本の接続ワイ
ヤ5は、ヘッド/スライダ・アセンブリ1の近くの位置
にあるチューブ6の先端から延びるので、4本の接続ワ
イヤ5のそれぞれの長さが異なりそしてMRヘッド12
に対する4本の接続ワイヤ5の角度が互いに異なり、こ
の結果4本の接続ワイヤ5のそれぞれのスティッフネス
が互いに異なり、このスティッフネスの相違がローリン
グ方向におけるヘッド/スライダ・アセンブリ1の静的
姿勢に著しい悪影響を与える。
【0008】上述の理由により、ヘッド/スライダ・ア
センブリ1の理想的な静的姿勢を得ることが困難であ
り、従ってこの50%型のヘッド/スライダ・アセンブ
リ1の飛行高さを正確に制御することが困難であった。
【0009】近年開発された30%型スライダ又はピコ
型スライダと呼ばれるヘッド/スライダ・アセンブリ
は、更に小さな寸法即ち1.0mm(幅)x1.25m
m(長さ)を有する。このような更に小さな寸法のヘッ
ド/スライダ・アセンブリは配線システムのスティッフ
ネスに対して更に感受性が高いので、上述のような配線
方式をこの30%型ヘッド/スライダ・アセンブリに使
用することはできない。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、50%
型ヘッド/スライダ・アセンブリ及び30%型ヘッド/
スライダ・アセンブリの両方に対する配線システムを提
供することである。
【0011】本発明に従うディスク・ドライブ装置のヘ
ッド支持アームは、ヘッドを有するヘッド/スライダ・
アセンブリを支持し、そして屈曲部を規定する開口を有
するロード・ビームと、ディスク・ドライブ装置のフレ
ームに枢着されるアクチュエータ・アームと、ロード・
ビーム及びアクチュエータ・アームを結合するマウント
・プレートと、アクチュエータ・アームのサイド・エッ
ジの一方に取り付けられているチューブにより覆われて
いる複数の導電性ワイヤとを備え、ロード・ビームは、
屈曲部及びヘッド/スライダ・アセンブリの間の位置に
ヘッド支持アームの中心線の両側に対称的に配置された
孤立した第1固定位置及び第2固定位置を有し、チュー
ブの先端から出た複数の導電性ワイヤだけが屈曲部を通
過させられ、複数の導電性ワイヤは屈曲部内の中心線上
の位置で、第1グループの導電性ワイヤ及び該第1グル
ープの導電性ワイヤの本数と同じ本数の第2グループの
導電性ワイヤに分けられており、屈曲部内の中心線上の
位置から延びる第1グループの導電性ワイヤは、孤立し
た第1固定位置においてロード・ビームに固定されそし
てヘッドまで延びて接続されており、屈曲部内の中心線
上の位置から延びる第2グループの導電性ワイヤは、孤
立した第2固定位置においてロード・ビームに固定され
そしてヘッドまで延びて接続されており、屈曲部内の中
心線上の位置とヘッドとの間の第1グループの導電性ワ
イヤと、屈曲部内の中心線上の位置とヘッドとの間の第
2グループの導電性ワイヤとは、ヘッド支持アームの中
心線の両側に対称的に配置されていることを特徴とす
る。
【0012】そして、チューブから屈曲部並びに第1固
定位置及び第2固定位置を経てヘッドに向けてそれぞれ
延びる導電性ワイヤは、ロード・ビームの上側表面に配
置されており、ヘッドを有するヘッド/スライダ・アセ
ンブリはロード・ビームの下側表面に設けられているフ
レクシャに支持されており、ロード・ビームのうち該ロ
ード・ビームの先端とフレクシャとの間の位置に導電性
ワイヤ通過用の開口が設けられており、第1固定位置か
ら延びる第1グループの導電性ワイヤと第2固定位置か
ら延びる第2グループの導電性ワイヤとは、導電性ワイ
ヤ通過用の開口をそれぞれ通るように曲げられてヘッド
の端子にそれぞれ接続されており、ロード・ビームの上
側表面上を延びる第1グループの導電性ワイヤ及び第2
グループの導電性ワイヤのうち、導電性ワイヤ通過用の
開口に近接する部分は、ロード・ビームの上側表面に押
しつけられ、且つヘッド支持アームの中心線の両側に対
称的に配置されていることを特徴とする。
【0013】そして、孤立した第3固定位置が屈曲部及
びチューブの先端との間でヘッド支持アームに配置され
ており、チューブの先端から延びる複数の導電性ワイヤ
が第3固定位置に固定されていることを特徴とする。
【0014】そして、第3固定位置から延びる複数の導
電性ワイヤは屈曲部内の中心線上の位置に延び、そして
複数の導電性ワイヤは屈曲部内の中心線上の位置で第1
グループの導電性ワイヤ及び第2グループの導電性ワイ
ヤに分けられていることを特徴とする。
【0015】そして、第3固定位置から第1固定位置ま
での距離は、第3固定位置から屈曲部内の中心線上の位
置へ延びる導線性ワイヤ及び屈曲部内の中心線上の位置
から第1固定位置へ延びる導電性ワイヤの合計の長さよ
り短く、そして第3固定位置から第2固定位置までの距
離は、第3固定位置から屈曲部内の中心線上の位置へ延
びる導電性ワイヤ及び屈曲部の中心線上の位置から第2
固定位置へ延びる導電性ワイヤの合計の長さより短かい
ことを特徴とする。
【0016】本発明に従うディスク・ドライブ装置は、
記録ディスクと、記録ディスクを回転する駆動モータ
と、ヘッド/スライダ・アセンブリを支持するヘッド支
持アームと、ヘッド/スライダ・アセンブリを記録ディ
スクの半径方向に移動させるようにヘッド支持アームを
移動する手段とを有し、ヘッド支持アームは、ヘッドを
有するヘッド/スライダ・アセンブリを支持し、そして
屈曲部を規定する開口を有するロード・ビームと、ディ
スク・ドライブ装置のフレームに枢着されるアクチュエ
ータ・アームと、ロード・ビーム及びアクチュエータ・
アームを結合するマウント・プレートと、アクチュエー
タ・アームのサイド・エッジの一方に取り付けられてい
るチューブにより覆われている複数の導電性ワイヤとを
備え、ロード・ビームは、屈曲部及びヘッド/スライダ
・アセンブリの間の位置にヘッド支持アームの中心線の
両側に対称的に配置された孤立した第1固定位置及び第
2固定位置を有し、チューブの先端から出た複数の導電
性ワイヤだけが屈曲部を通過させられ、複数の導電性ワ
イヤは屈曲部内の中心線上の位置で、第1グループの導
電性ワイヤ及び該第1グループの導電性ワイヤの本数と
同じ本数の第2グループの導電性ワイヤに分けられてお
り、屈曲部内の中心線上の位置から延びる第1グループ
の導電性ワイヤは、孤立した第1固定位置においてロー
ド・ビームに固定されそしてヘッドまで延びて接続され
ており、屈曲部内の中心線上の位置から延びる第2グル
ープの導電性ワイヤは、孤立した第2固定位置において
ロード・ビームに固定されそしてヘッドまで延びて接続
されており、屈曲部内の中心線上の位置とヘッドとの間
の第1グループの導電性ワイヤと、屈曲部内の中心線上
の位置とヘッドとの間の第2グループの導電性ワイヤと
は、ヘッド支持アームの中心線の両側に対称的に配置さ
れていることを特徴とする。
【0017】本発明に従うヘッド支持アームの製造方法
は、 (イ)ヘッドを有するヘッド/スライダ・アセンブリを
支持し、そして屈曲部を規定する開口を有し、更に屈曲
部及びヘッド/スライダ・アセンブリの間の位置にヘッ
ド支持アームの中心線の両側に対称的に配置された孤立
した第1固定位置及び第2固定位置とを有するロード・
ビームと、ディスク・ドライブ装置のフレームに枢着さ
れるアクチュエータ・アームとが、マウント・プレート
により結合されているディスク・ドライブ装置のヘッド
支持アームを用意するステップと、 (ロ)複数の導電性ワイヤを内蔵するチューブをアクチ
ュエータ・アームのサイド・エッジの一方に取り付ける
ステップと、 (ハ)チューブの先端から出た複数の導電性ワイヤだけ
を屈曲部を通過させ、複数の導電性ワイヤを、屈曲部内
の中心線上の位置で、第1グループの導電性ワイヤ及び
該第1グループの導電性ワイヤの本数と同じ本数の第2
グループの導電性ワイヤに分けるステップと、 (ニ)屈曲部内の中心線上の位置から延びる第1グルー
プの導電性ワイヤを孤立した第1固定位置においてロー
ド・ビームに固定すると共にヘッドに接続し、屈曲部内
の中心線上の位置から延びる第2グループの導電性ワイ
ヤを孤立した第2固定位置においてロード・ビームに固
定すると共にヘッドに接続するステップとを含み、屈曲
部内の中心線上の位置とヘッドとの間の第1グループの
導電性ワイヤと、屈曲部内の中心線上の位置とヘッドと
の間の第2グループの導電性ワイヤとは、ヘッド支持ア
ームの中心線の両側に対称的に配置されていることを特
徴とする。
【0018】そして、チューブから屈曲部並びに第1固
定位置及び第2固定位置を経てヘッドに向けてそれぞれ
延びる導電性ワイヤは、ロード・ビームの上側表面に配
置されており、ロード・ビームの下側表面にフレクシャ
が設けられており、ロード・ビームのうち該ロード・ビ
ームの先端とフレクシャとの間の位置に導電性ワイヤ通
過用の開口が設けられており、ステップ(ニ)は、導電
性ワイヤ通過用の開口内にヘッド/スライダ・アセンブ
リのヘッドの端子を位置決めして、第1グループの導電
性ワイヤ及び第2グループの導電性ワイヤをヘッドの端
子にそれぞれ接続した後に、ヘッド/スライダ・アセン
ブリを回転して第1グループの導電性ワイヤ及び第2グ
ループの導電性ワイヤを導電性ワイヤ通過用の開口内で
曲げ、ヘッド/スライダ・アセンブリの上面をフレクシ
ャの下面に接続し、ステップ(ニ)の後に、ロード・ビ
ームの上側表面上を延びる第1グループの導電性ワイヤ
及び第2グループの導電性ワイヤのうち、導電性ワイヤ
通過用の開口に近接する部分を、ロード・ビームの上側
表面に押しつけ、且つヘッド支持アームの中心線の両側
に対称的に配置することを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】図3は、磁気記録ディスク又は回
転記録ディスク16及びヘッド支持アーム17を有する
ハード・ディスク・ドライブ装置15を示す。磁気記録
ディスク16はスピンドル・モータ(図示せず)により
回転され、そしてヘッド支持アーム17は枢着点30に
おいてハード・ディスク・ドライブ装置15のフレーム
に枢着されている。ヘッド支持アーム17は、ボイス・
コイル・モータ18により磁気記録ディスク16の半径
方向に移動される。スピンドル・モータ及びボイス・コ
イル・モータ18を制御する制御回路、データの読み取
り/書き込み動作を制御する読み取り/書き込み回路、
並びにこれら制御回路及び読み取り/書き込み回路を制
御する主制御回路がハード・ディスク・ドライブ装置1
5内に含まれている。これらの回路はこの分野で周知で
あるので、図を簡略化するために示されていない。
【0020】図4は本発明に従うヘッド支持アーム17
の第1実施例を示し、そしてこのヘッド支持アーム17
は、ハード・ディスク・ドライブ装置15のフレームに
装着される枢着点30を有するアクチュエータ・アーム
24、ロード・ビーム22、このロード・ビーム22を
アクチュエータ・アーム24に接続するマウント・プレ
ート23、結合点28においてロード・ビーム22に取
り付けられたフレクシャ27(図7及び図8)並びにこ
のフレクシャ27に装着されたヘッド/スライダ・アセ
ンブリ21を有する。このようにして、支持アーム17
の前部はヘッド/スライダ・アセンブリ21を支持し、
そして支持アーム17の後部はハード・ディスク・ドラ
イブ装置15のフレームに枢着されている。ヘッド/ス
ライダ・アセンブリ21、フレクシャ27、ロード・ビ
ーム22及びマウント・プレート23は、ヘッド・ジン
バル・アセンブリ(HGA)と呼ばれる。フレクシャ2
7の詳細は図7及び図8に示されている。
【0021】図7及び図8に示されているように、MR
ヘッド32は4つの接続端子を有し、そしてこれら4つ
の接続端子に、4本の導電性接続ワイヤ25(以下接続
ワイヤという)がそれぞれ接続される。4本の接続ワイ
ヤ25は可撓性のチューブ26により覆われている。チ
ューブ26は、支持アーム17の屈曲部31及び後部の
間の複数の位置で固定素子34により固定されている。
具体的にいうと、チューブ26は、固定素子34により
マウント・プレート23及びアクチュエータ・アーム2
4の一方のサイド・エッジに取り付けられている。
【0022】ロード・ビーム22に取り付けられている
ディンプル即ち突出部33がヘッド/スライダ・アセン
ブリ21を支持するフレクシャ27に係合して、このヘ
ッド/スライダ・アセンブリ21のジンバル型の動きを
実現する。
【0023】ロード・ビーム22の屈曲部31を規定す
る開口36がロード・ビーム22に形成されている。ロ
ード・ビーム22は、曲げられた状態のロード・ビーム
22Aにより示されているように曲がり、そしてディス
ク16がスピンドル・モータにより回転されるときにヘ
ッド/スライダ・アセンブリ21の底面及びディスク1
6の記録面との間に生じるエア・ベアリングにより、2
2Bの位置に戻される。
【0024】ヘッド支持アーム17の屈曲部31と前部
との間の位置でこのアーム17の中心線29の両側に、
図4に示す如く、孤立した点状の第1固定位置38及び
第2固定位置39が対称的に配置されている。第1固定
位置38から中心線29までの距離と第2固定位置39
から中心線29までの距離とは等しく、そしてこの距離
は、Aで表されている。
【0025】支持アーム17の前部側のチューブ26の
先端26Aから延びる4本の接続ワイヤ25は、屈曲部
31を越えて延びそして第1グループ25A即ち2本の
ワイヤ及び第2グループ25B即ち2本のワイヤに分け
られる。この第1実施例においては、チューブ26の先
端26Aは支持アーム17の屈曲部31と枢着点30が
設けられている後部との間に配置されている。先端26
Aから延びる4本の接続ワイヤ25は適切な接着剤によ
って、図4に示す如く、孤立した点状の第3固定位置3
7でマウント・プレート23に固定されている。4本の
接続ワイヤ25は、図4に示す如く、屈曲部31内の支
持アーム17の中心線29上の位置で第1グループのワ
イヤ25A及び第2グループのワイヤ25Bに分けられ
ており、これにより第1グループのワイヤ25Aがロー
ド・ビーム22に加えるバイアス力は、第2グループの
ワイヤ25Bがロード・ビーム22に加えるバイアス力
と等しくなる。チューブ26の後端26Bから延びる4
本の接続ワイヤ25は読み取り/書き込み回路に接続さ
れる。
【0026】第1グループの接続ワイヤ25Aは、接着
剤により第1固定位置38でロード・ビーム22に固定
され、そして第2グループの接続ワイヤ25Bは、接着
剤により第2固定位置39でロード・ビーム22に固定
される。図4、図7及び図8に示されているように、第
1固定位置38から延びる第1グループの接続ワイヤ2
5AはMRヘッド32に接続され、そして第2固定位置
39から延びる第2グループの接続ワイヤ25BはMR
ヘッド32に接続される。第1固定位置38からMRヘ
ッド32に延びる第1グループの接続ワイヤ25Aと第
2固定位置39からMRヘッド32に延びる第2グルー
プの接続ワイヤ25Bとは、支持アーム17の中心線2
9の両側に対称的に配置される。
【0027】第1グループの接続ワイヤ25A及び第2
グループの接続ワイヤ25Bの対称的配置は、第1グル
ープの接続ワイヤ25Aがロード・ビーム22に加える
バイアス力を第2グループの接続ワイヤ25Bがロード
・ビーム22に加えるバイアス力に等しくする。
【0028】第3固定位置37から第1固定位置38ま
での距離は、第3固定位置37から中心線29上の中心
位置へ延びそして中心位置から第1固定位置38へ延び
るワイヤ5の合計の長さよりも短く、そして第3固定位
置37から第2固定位置39までの距離は、第3固定位
置37から中心線29上の中心位置へ延びそして中心位
置から第2固定位置39へ延びるワイヤ5の合計の長さ
よりも短く、この結果支持アーム17の自由な屈曲運動
を妨げる力が最小にされる。
【0029】このようにして、第1グループのワイヤ2
5Aのスティッフネスは第2グループのワイヤ25Bの
スティッフネスに等しくなり、これによりヘッド/スラ
イダ・アセンブリ21の所望の静的姿勢が実現される。
【0030】図5は本発明のヘッド支持アーム17の第
2の実施例を示し、ここでチューブ26の先端26Aか
ら延びる4本の接続ワイヤ5は、図4の第3固定位置3
7に固定されることなく第1グループのワイヤ25A及
び第2グループのワイヤ25Bに分けられる。第2実施
例の配線方式は、支持アーム17を第1実施例よりも更
に自由に屈曲させる。
【0031】図6乃至図10は、本発明に従う支持アー
ム17の製造方法に含まれるステップを示す。
【0032】図6及び支持アーム17の前部の斜視図で
ある図7を参照すると、点線で示されているフレクシャ
27を含むフレーム40が結合点28でロード・ビーム
22に取り付けられる。フレーム40は部分41でフレ
クシャ27から後に分離される。
【0033】図6に示されているように、ジグ42、4
3及び44がロード・ビーム22上に位置決めされる。
これらのジグ42、43及び44は4本のワイヤ25を
案内するために使用される。4本のワイヤ25はジグ4
2の下側を通過され、そして4本のワイヤ25は屈曲部
31内で第1グループ25A及び第2グループ25Bに
分けられる。第1グループのワイヤ25Aはジグ43の
上側を通過されそして接続領域45においてフレーム4
0に接続される。第2グループのワイヤ25Bはジグ4
4の下側を通過されそして接続領域45においてフレー
ム40に接続される。尚、図6でジグの上側とはチュー
ブ26に近い側を指し、そしてジグの下側とはこれと反
対側を指す。
【0034】次に、4本のワイヤ25は第3固定位置3
7においてマウント・プレート23に固定され、第1グ
ループのワイヤ25Aは第1固定位置38においてロー
ド・ビーム22に固定され、そして第2グループのワイ
ヤ25Bは第2固定位置39においてロード・ビーム2
2に固定される。第1グループ25Aの2本のワイヤは
開口47の下側に位置決めされたMRヘッド32の2つ
の端子にそれぞれ接続され、そして第2グループ25B
の2本のワイヤはMRヘッド32の2つの端子にそれぞ
れ接続される。
【0035】次に、フレーム40が部分41においてフ
レクシャ27から分離され、そして不要な4本のワイヤ
がMRヘッド32の端子から切断される。図8に示すよ
うにヘッド/スライダ・アセンブリ21は90°回転さ
れ、そしてヘッド/スライダ・アセンブリ21の上面が
接着剤によりフレクシャ27の部分46の下面に接続さ
れる。
【0036】ヘッド/スライダ・アセンブリ21が回転
されるにつれて、開口47を通過する4本のワイヤ25
は図8に示されるように不規則に曲げられる。このよう
に不規則に曲げられた4本のワイヤ25のそれぞれはヘ
ッド/スライダ・アセンブリ21に異なるバイアス力を
加え、これによりヘッド/スライダ・アセンブリ21の
所望の静的姿勢が得られなくなる。図7及び図8に示さ
れているように、可撓性チューブ26から屈曲部31並
びに第1固定位置38及び第2固定位置39を経てMR
ヘッド32に向けてそれぞれ延びる導電性ワイヤ25
は、ロード・ビーム22の上側表面に配置されており、
MRヘッド32を有するヘッド/スライダ・アセンブリ
21はロード・ビーム22の下側表面に設けられている
フレクシャ27に支持されており、ロード・ビーム22
のうちこのロード・ビームの先端とフレクシャ27との
間の位置に導電性ワイヤ通過用の開口47が設けられて
おり、第1固定位置38から延びる第1グループの導電
性ワイヤ25Aと第2固定位置39から延びる第2グル
ープの導電性ワイヤ25Bとは、導電性ワイヤ通過用の
開口47を通るように曲げられてMRヘッド32の端子
にそれぞれ接続されており、ロード・ビーム22の上側
表面上を延びる第1グループの導電性ワイヤ25A及び
上記第2グループの導電性ワイヤ25Bのうち、導電性
ワイヤ通過用の開口47に近接する部分は、ロード・ビ
ーム22の上側表面に押しつけられ、且つヘッド支持ア
ームの中心線29の両側に対称的に配置されている。
【0037】図9を参照すると、不規則に曲げられたワ
イヤ25を整形素子48を使用して一様に曲げられた形
に整形するステップが示されている。図10(A)、
(B)及び(C)は、それぞれ整形素子48の底面図、
後端を示す図及び側面図である。図10(B)及び
(C)に示されているように、整形素子48は平坦な上
面51及び平坦な後壁50を有する。前壁49の長さは
後壁50の長さよりも短い。整形素子48は曲線状の底
面52Bそして2つの傾斜面52A及び52Cを有す
る。図10(A)に示されているように、曲線状の面5
2Bの形状は矩形であり、そして傾斜面52A及び52
Cの形状は三角形である。
【0038】図9に示されているように、整形素子48
の平坦な底面52Bが、ワイヤ25の直径の約2倍の距
離だけロード・ビーム22の表面から離された上方の位
置に位置決めされ、そして整形素子48の中心線が支持
アーム17の中心線29に整列される。整形素子48が
矢印53の方向に移動されるにつれて、底面52Aが右
側の2本のワイヤ25を矢印54の方向に押し、そして
これらのワイヤをロード・ビーム22の表面に押しつ
け、そして底面52Cが左側の2本のワイヤ25を矢印
55の方向に押し、そしてこれらのワイヤをロード・ビ
ーム22の表面に押しつけ、これにより4本のワイヤ2
5は、右側の2本のワイヤ25及び左側の2本のワイヤ
25が支持アームの中心線29の両側で対称的になるよ
うに曲げられ、そして図8の4本のワイヤ25のそれぞ
れの形が一様な形になるように整形される。図8のよう
に不規則に曲げられた4本のワイヤ25は、このように
してほぼ同じバイアス力をヘッド/スライダ・アセンブ
リ21に加える一様な形に整形され、これによりヘッド
/スライダ・アセンブリ21の所望の静的姿勢が実現さ
れる。
【0039】
【発明の効果】本発明は、従来のMRヘッドを支持する
ヘッド/スライダ・アセンブリでは理想的な静的姿勢を
とることができず従ってヘッド/スライダ・アセンブリ
の飛行高さを正確に制御することができなかったという
問題点を解決する。
【0040】本発明に従うヘッド支持アームは50%型
ヘッド/スライダ・アセンブリ及び30%型ヘッド/ス
ライダ・アセンブリの両方に対して理想的な静的姿勢を
実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のヘッド支持アームを示す図である。
【図2】従来のヘッド支持アームの配線方式を示す図で
ある。
【図3】本発明に従うヘッド支持アームを使用するハー
ド・ディスク・ドライブ装置を示す図である。
【図4】本発明に従うヘッド支持アームの第1の実施例
を示す図である。
【図5】本発明に従うヘッド支持アームの第2の実施例
を示す図である。
【図6】本発明の方法のステップを示す図である。
【図7】本発明の方法のステップを示す図である。
【図8】本発明の方法のステップを示す図である。
【図9】本発明の方法のステップを示す図である。
【図10】本発明で使用される整形素子の構造を示す図
である。
【符号の説明】
17・・・ヘッド支持アーム、 21・・・ヘッド/スライダ・アセンブリ、 22・・・ロード・ビーム、 23・・・マウント・プレート、 24・・・アクチュエータ・アーム、 25・・・導電性ワイヤ、 26・・・可撓性チューブ、 27・・・フレクシャ、 28・・・結合点、 29・・・中心線、 30・・・枢着点、 31・・・屈曲部、 32・・・MRヘッド、 33・・・ディンプル、 34・・・固定素子、 36・・・開口、 37〜39・・・固定位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 拓也 神奈川県藤沢市桐原町1番地 日本ア イ・ビー・エム株式会社 藤沢事業所内 (72)発明者 三田 康弘 神奈川県藤沢市桐原町1番地 日本ア イ・ビー・エム株式会社 藤沢事業所内 (72)発明者 吉田 達仕 神奈川県藤沢市桐原町1番地 日本ア イ・ビー・エム株式会社 藤沢事業所内 (72)発明者 石川 博美 神奈川県藤沢市桐原町1番地 日本ア イ・ビー・エム株式会社 藤沢事業所内 (72)発明者 田中 達哉 神奈川県藤沢市桐原町1番地 日本ア イ・ビー・エム株式会社 藤沢事業所内 (56)参考文献 特開 平8−335377(JP,A) 特開 平4−28069(JP,A) 特開 平6−20231(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 5/60 G11B 21/21

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク・ドライブ装置のヘッド支持アー
    ムにおいて、 ヘッドを有するヘッド/スライダ・アセンブリを支持
    し、そして屈曲部を規定する開口を有するロード・ビー
    ムと、 上記ディスク・ドライブ装置のフレームに枢着されるア
    クチュエータ・アームと、 上記ロード・ビーム及び上記アクチュエータ・アームを
    結合するマウント・プレートと、 上記アクチュエータ・アームのサイド・エッジの一方に
    取り付けられているチューブにより覆われている複数の
    導電性ワイヤとを備え、 上記ロード・ビームは、上記屈曲部及び上記ヘッド/ス
    ライダ・アセンブリの間の位置に上記ヘッド支持アーム
    の中心線の両側に対称的に配置された孤立した第1固定
    位置及び第2固定位置を有し、 上記チューブの先端から出た上記複数の導電性ワイヤだ
    けが上記屈曲部を通過させられ、上記複数の導電性ワイ
    ヤは上記屈曲部内の上記中心線上の位置で、第1グルー
    プの導電性ワイヤ及び該第1グループの導電性ワイヤの
    本数と同じ本数の第2グループの導電性ワイヤに分けら
    れており、 上記屈曲部内の中心線上の位置から延びる上記第1グル
    ープの導電性ワイヤは、上記孤立した第1固定位置にお
    いて上記ロード・ビームに固定されそして上記ヘッドま
    で延びて接続されており、上記屈曲部内の中心線上の位
    置から延びる上記第2グループの導電性ワイヤは、上記
    孤立した第2固定位置において上記ロード・ビームに固
    定されそして上記ヘッドまで延びて接続されており、 上記屈曲部内の中心線上の位置と上記ヘッドとの間の上
    記第1グループの導電性ワイヤと、上記屈曲部内の中心
    線上の位置と上記ヘッドとの間の上記第2グループの導
    電性ワイヤとは、上記ヘッド支持アームの中心線の両側
    に対称的に配置されていることを特徴とするヘッド支持
    アーム。
  2. 【請求項2】上記チューブから上記屈曲部並びに上記第
    1固定位置及び上記第2固定位置を経て上記ヘッドに向
    けてそれぞれ延びる上記導電性ワイヤは、上記ロード・
    ビームの上側表面に配置されており、上記ヘッドを有す
    る上記ヘッド/スライダ・アセンブリは上記ロード・ビ
    ームの下側表面に設けられているフレクシャに支持され
    ており、上記ロード・ビームのうち該ロード・ビームの
    先端と上記フレクシャとの間の位置に導電性ワイヤ通過
    用の開口が設けられており、上記第1固定位置から延び
    る上記第1グループの導電性ワイヤと上記第2固定位置
    から延びる上記第2グループの導電性ワイヤとは、上記
    導電性ワイヤ通過用の開口をそれぞれ通るように曲げら
    れて上記ヘッドの端子にそれぞれ接続されており、上記
    ロード・ビームの上側表面上を延びる上記第1グループ
    の導電性ワイヤ及び上記第2グループの導電性ワイヤの
    うち、上記導電性ワイヤ通過用の開口に近接する部分
    は、上記ロード・ビームの上側表面に押しつけられ、且
    つ上記ヘッド支持アームの中心線の両側に対称的に配置
    されていることを特徴とする請求項1に記載のヘッド支
    持アーム。
  3. 【請求項3】孤立した第3固定位置が上記屈曲部及び上
    記チューブの先端との間で上記ヘッド支持アームに配置
    されており、上記チューブの先端から延びる上記複数の
    導電性ワイヤが上記第3固定位置に固定されていること
    を特徴とする請求項2に記載のヘッド支持アーム。
  4. 【請求項4】上記第3固定位置から延びる上記複数の導
    電性ワイヤは上記屈曲部内の中心線上の位置に延び、そ
    して上記複数の導電性ワイヤは上記屈曲部内の中心線上
    の位置で上記第1グループの導電性ワイヤ及び上記第2
    グループの導電性ワイヤに分けられていることを特徴と
    する請求項3に記載のヘッド支持アーム。
  5. 【請求項5】上記第3固定位置から上記第1固定位置ま
    での距離は、上記第3固定位置から上記屈曲部内の中心
    線上の位置へ延びる上記導線性ワイヤ及び上記屈曲部内
    の中心線上の位置から上記第1固定位置へ延びる上記導
    電性ワイヤの合計の長さより短く、そして上記第3固定
    位置から上記第2固定位置までの距離は、上記第3固定
    位置から上記屈曲部内の中心線上の位置へ延びる上記導
    電性ワイヤ及び上記屈曲部の中心線上の位置から上記第
    2固定位置へ延びる上記導電性ワイヤの合計の長さより
    短かいことを特徴とする請求項4に記載のヘッド支持ア
    ーム。
  6. 【請求項6】ディスク・ドライブ装置において、 記録ディスクと、 上記記録ディスクを回転する駆動モータと、 ヘッド/スライダ・アセンブリを支持するヘッド支持ア
    ームと、 上記ヘッド/スライダ・アセンブリを上記記録ディスク
    の半径方向に移動させるように上記ヘッド支持アームを
    移動する手段とを有し、 上記ヘッド支持アームは、 ヘッドを有するヘッド/スライダ・アセンブリを支持
    し、そして屈曲部を規定する開口を有するロード・ビー
    ムと、 上記ディスク・ドライブ装置のフレームに枢着されるア
    クチュエータ・アームと、 上記ロード・ビーム及び上記アクチュエータ・アームを
    結合するマウント・プレートと、 上記アクチュエータ・アームのサイド・エッジの一方に
    取り付けられているチューブにより覆われている複数の
    導電性ワイヤとを備え、 上記ロード・ビームは、上記屈曲部及び上記ヘッド/ス
    ライダ・アセンブリの間の位置に上記ヘッド支持アーム
    の中心線の両側に対称的に配置された孤立した第1固定
    位置及び第2固定位置を有し、 上記チューブの先端から出た上記複数の導電性ワイヤだ
    けが上記屈曲部を通過させられ、上記複数の導電性ワイ
    ヤは上記屈曲部内の上記中心線上の位置で、第1グルー
    プの導電性ワイヤ及び該第1グループの導電性ワイヤの
    本数と同じ本数の第2グループの導電性ワイヤに分けら
    れており、 上記屈曲部内の中心線上の位置から延びる上記第1グル
    ープの導電性ワイヤは、上記孤立した第1固定位置にお
    いて上記ロード・ビームに固定されそして上記ヘッドま
    で延びて接続されており、上記屈曲部内の中心線上の位
    置から延びる上記第2グループの導電性ワイヤは、上記
    孤立した第2固定位置において上記ロード・ビームに固
    定されそして上記ヘッドまで延びて接続されており、 上記屈曲部内の中心線上の位置と上記ヘッドとの間の上
    記第1グループの導電性ワイヤと、上記屈曲部内の中心
    線上の位置と上記ヘッドとの間の上記第2グループの導
    電性ワイヤとは、上記ヘッド支持アームの中心線の両側
    に対称的に配置されていることを特徴とするディスク・
    ドライブ装置。
  7. 【請求項7】上記チューブから上記屈曲部並びに上記第
    1固定位置及び上記第2固定位置を経て上記ヘッドに向
    けてそれぞれ延びる上記導電性ワイヤは、上記ロード・
    ビームの上側表面に配置されており、上記ヘッドを有す
    る上記ヘッド/スライダ・アセンブリは上記ロード・ビ
    ームの下側表面に設けられているフレクシャに支持され
    ており、上記ロード・ビームのうち該ロード・ビームの
    先端と上記フレクシャとの間に導電性ワイヤ通過用の開
    口が設けられており、上記第1固定位置から延びる上記
    第1グループの導電性ワイヤと上記第2固定位置から延
    びる上記第2グループの導電性ワイヤとは、上記導電性
    ワイヤ通過用の開口をそれぞれ通るように曲げられて上
    記ヘッドの端子にそれぞれ接続されており、上記ロード
    ・ビームの上側表面上を延びる上記第1グループの導電
    性ワイヤ及び上記第2グループの導電性ワイヤのうち、
    上記導電性ワイヤ通過用の開口に近接する部分は、上記
    ロード・ビームの上側表面に押しつけられ、且つ上記ヘ
    ッド支持アームの中心線の両側に対称的に配置されてい
    ることを特徴とする請求項6に記載のディスク・ドライ
    ブ装置。
  8. 【請求項8】孤立した第3固定位置が上記屈曲部及び上
    記チューブの先端との間で上記ヘッド支持アームに配置
    されており、上記チューブの先端から延びる上記複数の
    導電性ワイヤが上記第3固定位置に固定されていること
    を特徴とする請求項7に記載のディスク・ドライブ装
    置。
  9. 【請求項9】上記第3固定位置から延びる上記複数の導
    電性ワイヤは上記屈曲部内の中心線上の位置に延び、そ
    して上記複数の導電性ワイヤは上記屈曲部内の中心線上
    の位置で上記第1グループの導電性ワイヤ及び上記第2
    グループの導電性ワイヤに分けられていることを特徴と
    する請求項8に記載のディスク・ドライブ装置。
  10. 【請求項10】上記第3固定位置から上記第1固定位置
    までの距離は、上記第3固定位置から上記屈曲部内の中
    心線上の位置へ延びる上記導電性ワイヤ及び上記屈曲部
    内の中心線上の位置から上記第1固定位置へ延びる上記
    導電性ワイヤの合計の長さより短く、そして上記第3固
    定位置から上記第2固定位置までの距離は、上記第3固
    定位置から上記屈曲部内の中心線上の位置へ延びる上記
    導電性ワイヤ及び上記屈曲部内の中心線上の位置から上
    記第2固定位置へ延びる上記導電性ワイヤの合計の長さ
    より短かいことを特徴とする請求項9に記載のディスク
    ・ドライブ装置。
  11. 【請求項11】(イ)ヘッドを有するヘッド/スライダ
    ・アセンブリを支持し、そして屈曲部を規定する開口を
    有し、更に上記屈曲部及び上記ヘッド/スライダ・アセ
    ンブリの間の位置に上記ヘッド支持アームの中心線の両
    側に対称的に配置された孤立した第1固定位置及び第2
    固定位置とを有するロード・ビームと、ディスク・ドラ
    イブ装置のフレームに枢着されるアクチュエータ・アー
    ムとが、マウント・プレートにより結合されているディ
    スク・ドライブ装置のヘッド支持アームを用意するステ
    ップと、 (ロ)複数の導電性ワイヤを内蔵するチューブを上記ア
    クチュエータ・アームのサイド・エッジの一方に取り付
    けるステップと、 (ハ)上記チューブの先端から出た上記複数の導電性ワ
    イヤだけを上記屈曲部を通過させ、上記複数の導電性ワ
    イヤを、上記屈曲部内の中心線上の位置で、第1グルー
    プの導電性ワイヤ及び該第1グループの導電性ワイヤの
    本数と同じ本数の第2グループの導電性ワイヤに分ける
    ステップと、 (ニ)上記屈曲部内の中心線上の位置から延びる上記第
    1グループの導電性ワイヤを上記孤立した第1固定位置
    において上記ロード・ビームに固定すると共に上記ヘッ
    ドに接続し、上記屈曲部内の中心線上の位置から延びる
    上記第2グループの導電性ワイヤを上記孤立した第2固
    定位置において上記ロード・ビームに固定すると共に上
    記ヘッドに接続するステップとを含み、 上記屈曲部内の中心線上の位置と上記ヘッドとの間の上
    記第1グループの導電性ワイヤと、上記屈曲部内の中心
    線上の位置と上記ヘッドとの間の上記第2グループの導
    電性ワイヤとは、上記ヘッド支持アームの中心線の両側
    に対称的に配置されていることを特徴とするヘッド支持
    アームの製造方法。
  12. 【請求項12】上記チューブから上記屈曲部並びに上記
    第1固定位置及び上記第2固定位置を経て上記ヘッドに
    向けてそれぞれ延びる上記導電性ワイヤは、上記ロード
    ・ビームの上側表面に配置されており、上記ロード・ビ
    ームの下側表面にフレクシャが設けられており、上記ロ
    ード・ビームのうち該ロード・ビームの先端と上記フレ
    クシャとの間の位置に導電性ワイヤ通過用の開口が設け
    られており、 上記ステップ(ニ)は、上記導電性ワイヤ通過用の開口
    内に上記ヘッド/スライダ・アセンブリの上記ヘッドの
    端子を位置決めして、上記第1グループの導電性ワイヤ
    及び上記第2グループの導電性ワイヤを上記ヘッドの端
    子にそれぞれ接続した後に、上記ヘッド/スライダ・ア
    センブリを回転して上記第1グループの導電性ワイヤ及
    び上記第2グループの導電性ワイヤを上記導電性ワイヤ
    通過用の開口内で曲げ、上記ヘッド/スライダ・アセン
    ブリの上面を上記フレクシャの下面に接続し、 上記ステップ(ニ)の後に、上記ロード・ビームの上側
    表面上を延びる上記第1グループの導電性ワイヤ及び上
    記第2グループの導電性ワイヤのうち、上記導電性ワイ
    ヤ通過用の開口に近接する部分を、上記ロード・ビーム
    の上側表面に押しつけ、且つ上記ヘッド支持アームの中
    心線の両側に対称的に配置することを特徴とする請求項
    11に記載のヘッド支持アームの製造方法。
  13. 【請求項13】孤立した第3固定位置が上記屈曲部及び
    上記チューブの先端との間で上記ヘッド支持アームに配
    置されており、 上記ステップ(ハ)は、上記チューブの先端から延びる
    上記複数の導電性ワイヤを上記第3固定位置に固定し、
    該第3固定位置から延びる上記複数の導電性ワイヤを上
    記屈曲部内の中心線上の位置に延ばし、そして上記複数
    の導電性ワイヤを上記屈曲部内の中心線上の位置で上記
    第1グループの導電性ワイヤ及び上記第2グループの導
    電性ワイヤに分けること特徴とする請求項12に記載の
    ヘッド支持アームの製造方法。
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