JP3229178U - マッサージ用マット及びベッド - Google Patents

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Abstract

【課題】通電により直ちに遠赤外線を発生すると共に柔軟性があって厚みの薄いフィルムヒータを有するマッサージ用マット及びベッドを提供する。【解決手段】PETフィルム6a上に重ねたPEフィルム6b上に不織布の収縮膨張防止材7を施した上にカーボン粉末を塗布して発熱体とし、カーボン粉末上に不織布の収縮膨張防止材9を施し、その上にPETフィルム10b、PETフィルム10aをラミネートして構成したフィルムヒータ4をマッサージ用ベッドに用いるマットに仕組む。この仕組はマットの中身の最上層で外被の下面に位置してマット内容物と固定する。電極11を通じて発熱体8は通電発熱し、生じた遠赤外線は被施術者を直ちに加熱する。【選択図】図1

Description

本考案は、被施術者が伏せた状態を保つマッサージ用マット及びベッドに関する。
一般にベッドはベッド本体上にマットを置く形式、マット機能の内ばね等の弾力支持体をベッド本体側に設けた形式、ベッド本体がマットと一体化した場合を含む。本考案はかかるベッド構成の最も上面部の構成に係る。
マッサージ用ベッドには形状、格納に創意をこらしたもの、或はマットに工夫をこらしたものが提供されている。マット上に電気抵抗線を張りめぐらしたホットシートを用いたものが知られている。また、遠赤外線を放射する粒状物質を内部に収納したマットは折り曲げ、収納が困難また、折り曲げると破損のおそれがあることを解決するために特許文献1に記載された介護用ベッドは粒度1〜10mmの表面が滑らかな硬質粒状物からなる多数の遠赤外線放射体を袋体に入れた厚みが5〜40mmの遠赤外線放射層と、遠赤外線放射層を下から支持する断熱材と、支持板の下側に設けられたクッション性を有する厚み5〜100mmの断熱材と、遠赤外線放射層と支持板間又は支持板と断熱材の間に設けられた面状ヒータと、外側カバーと、を有する小型マットを連結手段で連結したマットを使用している。
特許文献2に示すマットレスは発泡資材製芯材の上に薄手のクッション層を配置し、クッション層の上にフェルト層を配置してなる3層を不織布等製袋状体内に収め、袋状体上に遠赤外線シートを載置し、これら全体の上面内側に永久磁石を定着して側生地で被覆している。
登録実用新案第3157219号 実開平5−88366号公報
なし
特許文献1に記載の介護用ベッドは硬質粒状物を袋体に入れているので、ベッド上の人の動きにより硬質粒状物が偏ってしまう。また、面状ヒータを遠赤外線放射層とは別に設ける必要があり、全体に寸法上も厚く、構成が複雑化している。そして、面状ヒータが加熱されても硬質粒状物が加熱されて昇温するまでは有効に遠赤外線が発生しない。特許文献2に記載のマットレスで遠赤外線シートの加熱手段を備えておらず、室温で生ずる遠赤外線はわずかである。
本考案は上記従来例に比較して通電により直ちに遠赤外線を発生すると共に柔軟性があって厚みの薄いフィルムヒータを有するマッサージ用マット及びベッドを提供することを目的とする。
本考案に係る第1の考案はベッド本体に一体又は別体で備えるマッサージ用マットにおいて、マットの上面部に配置されたフィルムヒータと、該フィルムヒータへの通電加熱を制御するコントローラを有し、フィルムヒータは、下面フィルムと、下面フィルム上にコーテイングされた収縮膨張防止用不織布と、
該不織布上に塗布された炭素発熱体と、炭素発熱体の上面側にコーテイングされた収縮膨張防止用不織布と、 炭素発熱体上面にコーテイングされた収縮膨張防止用不織布上にコーテイングした上面フィルムと、炭素発熱体の傍らに炭素発熱体に通電可能に設けられた電極と、を有し、コントローラは電源と前記電極間に設けられた配線に介装されていることを特徴とするマッサージ用マットである。
本考案に係る第2の考案は上面フィルム、下面フィルムは夫々外部に面してポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムに重ねて密着したポリエチレン(PE)フィルムを有することを特徴とする請求項1に記載のマッサージ用マットである。
本考案に係る第3の考案は下面フィルムのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムとポリエチレン(PE)フィルムの間において、何れかのフィルムにアルミ粉を蒸着させたことを特徴とする第2の考案に記載のマッサージ用マットである。
本考案に係る第4の考案は第1から第3の考案に記載の何れか1つのマットを備えたマッサージ用ベッドである。
請求項1に係る考案によればフィルムヒータが柔軟性があるのでマットの柔軟性を損なわれずマット上に横たわる被施術者が快適な感じを持つ。フィルムヒータに通電すると直ちに遠赤外線を発生すると共に直ちに被施術者に達して加熱する。従来のマット上面付近に施工することが容易である。
請求項2に係る考案によれば夫々外部に面する上面フィルム、下面フィルムはポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムを用いているので一般に軟質で強度大であり電気絶縁性はとくに強く、水分透過率小でフィルム加工容易の特性があり格別に強い、フィルムヒータが柔軟で外面が汚れ難く、電気に対する安全性が高い。また、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムの内側にポリエチレン(PE)フィルムを用いたので、軟質で電気絶縁性大、耐薬品性が大、水分透過率が小であるので、フィルムヒータ外部からの水分はポリエチレンテレフタレート(PET)とフィルムと併せて炭素発熱体に達するおそれはなく、また、フィルムヒータの電気特性の確保は容易である。
請求項3に係る考案によれば赤外線がフィルムヒータ下方へ放射されることが抑制される。
請求項4に係る考案によればマッサージにおいて上記効果を有効ならしめる。
フィルムヒータの断面図である。 フィルムヒータの平面図である。 フィルムヒータの配線図である。 フィルムヒータの他の実施例の断面図である。 マッサージ用ベッドの斜視図である。 マットの断面図である。
以下図面を用いて本考案の実施例について説明する。
図5は本考案の適用されるマッサージ用ベッドの斜視図である。脚1a付のフレーム1の天板1b上には断面を図6に模式的に示すマット2が置かれている。このマット2は外被3が袋状の布製であって厚さは80〜100mm程度で縦横は人が横たわれる大きさ例えば巾100mm長さ200mmとなっている。外被3中には全体を符号4で示すフィルムヒータと、フィルムヒータ4を支持する支持体5とからなる。尚外被3としては上面を有さずフィルムヒータ4が直接外部に面してもよい。
図1はフィルムヒータの断面図である。図1は厚み方向を誇張して大きく画いた模式断面図である。ここではフィルムヒータ4の中間部の断面のみをのべる。平面の構成は後述する。
図1において下面材6はポリエチレンテレフタレート(PET)のフィルム6a上にポリエチレン(PE)のフィルム6bを密着して重ね合わせてなる。即ち、下面材6は下面フィルムとして構成される。下面材6の上面には収縮膨張防止材7をコーテイングしてある。収縮膨張防止材7は熱によりフィルムヒータ4が伸縮するのを抑止する。収縮膨張防止材7は不織布である。収縮膨張防止材7を施された下面材6上には発熱体8が塗布して設けてある。発熱体8は通電により発熱する炭素粉を用いている。発熱体8の塗布範囲は下面材6の上面に設ける後述のフィルムヒータ4をマット2に対して固定するための絶縁部を除く全域である。従って発熱体8の面積は下面材6の上面に近い面積となる。
発熱体8の上面には収縮膨張防止材9として不織布がコーテイングされている。収縮膨張防止材9の上面には上面材10がラミネートされる。上面材10はポリエチレンテレフタレート(PET)のフィルム10aの下面にポリエチレン(PE)のフィルム10bを密着して重ね合わせてなる。即ち、上面材10は上面フィルムとして構成される。
上記のように構成したフィルムヒータ4の各層の間は密着しており空気層がない。フィルムヒータ4の厚さは0.49mmである。上記のような構成のフィルムヒータ4は可焼性がある。
図2はフィルムヒータ4の平面図である。
本例では幅Wは910mm、長さはマット2の全長2m近くとなっている。従って、マット2の支持体5の周縁を残して支持体5と重なっている。図2において発熱体8はフィルムヒータ4の幅方向(マット4の幅方向と同じ方向)を間を開けて3分割している。3分割された発熱体8a,8b,8cの長さ方向は同一長さである。フィルムヒータ4の下面材6、上面材10はその幅W方向は連続しており分割されていない。各発熱体8の両側の縁上には発熱体8に重ねて帯状の電極11が設けてある。電極11は銅線である。電極11と発熱体8は重ねてあるだけで電極11の長手方向の縁を除いて接着していない。電極11の長手方向の両側の縁は導電性の接着剤で発熱体8に固着されている。これによって、温度変化による電極11と発熱体8の面方向の熱膨張差によるストレスが緩和される。電極11は従って、電熱体8a,8b,8cの夫々の両縁に構成されている。
電極11を重ねられた各発熱体8a,8b,8cの両側の縁の電極11に沿って下面材6と上面材10をラミネート処理して一体的にした帯状の取付部12a,12bが設けてある、フィルムヒータ4の両縁となる取付部12aの幅は、発熱体8aと8b間、8bと8c間の取付部12bのほぼ半分である。フィルムヒータ2の長手方向の端には取付部12cが設けてある。これらの取付部12a,12b,12cは針釘等を容易にとおすことができる。従って、取付部12a,12b,12cを繎糸等を貫通させてマット2の支持体5にフィルムヒータ4結合することができる。
図3はフィルムヒータ4に対する配線図である。上記電極11に商用電源から電力を供給され夫々の発熱体8a,8b,8cは通電発電する。商用電源からコントローラ13を介して各発熱体8a,8b,8cの夫々の両側間において電極11に電圧が加えられるように配線14が設けられている。コントローラ13には温度センサからの配線が設けてある。図示されない温度センサはフィルムヒータ4の外部にフィルムヒータ4の発熱体8の位置においてフィルムヒータ4に接して設けられている。これに温度センサが検出した温度が設定温度になるようにコントローラ13は配線14を通じて通電電流を制御する。
マット2の図6に示す支持体5としては、最下層の基材例えば発砲スチロール、発砲エチレン等の上にウレタンフォーム材の弾性層が設けられる。ウレタンフォームの弾性層上には断熱材が置かれる。断熱材上にフィルムヒータ4が載置される。フィルムヒータ4は少なくとも周縁がこの断熱材と結合される。この結合はフィルムヒータ4の縁部の取付部12a,12cについては全長にわたり連続して複数箇所であり、中間の取付部12bは適宜間隔で、縫綴作業として行う。又は縫綴作業として併せて接着材を用いる。
支持体5としてはベッド上に置かれる通常のマットでもかまわない。
このように構成されたマッサージ用ベッドにおいては次のように用いる。
被施術者はマッサージ用ベッド上に腹這になって横臥する。フィルムヒータ4は柔軟でマット2のマットとしての性能を阻害することはない。フィルムヒータ4は予め通電加熱しておく必要はなく、被施術者がマッサージ用ベッド上に横臥してから通電加熱することで足りる。何故ならば、発熱体8は炭素粉の薄層であって熱容量が小さく、通電後の温度上昇が早いからである。これにより、発熱体8から遠赤外線が放射される。遠赤外線は光であり電磁波であるから、発熱体8の加熱により瞬時に被施術者の皮膚に届く。皮膚表面において遠赤外線は皮膚表面で吸収され速やかに熱に変換される。皮膚表面自体において熱に変換されるのでこの熱により身体が暖められる。従ってマッサージの施術の効果を少なくとも感覚的に高める。
(他の実施例)
図4はフィルムヒータの他の実施例の断面図である。前実施例と同一部分の説明は省略し異なる部分のみについて説明する。図4において下面材6のポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム6aの上面には全面にアルミ粉を蒸着してアルミ層6cを設けてある。アルミ層6cにより、発熱体8から発する遠赤外線は反射されるので、該遠赤外線がフィルムヒータ4の下面側に来る断熱材に吸収されて該部材を加熱することが防止される。
1 ベッド
1a 脚
1b 天板
2 マット
3 外被
4 フィルムヒータ
5 支持体
6 下面材
6a フィルム(PET)
6b フィルム(PE)
6c アルミ層
7 収縮膨張防止材
8,8a,8b,8c 発熱体
9 収縮膨張防止材
10 上面材
10a フィルム(PET)
10b フィルム(PE)
11 電極
12a,12b,12c 取付部
13 コントローラ
14 配線
W 幅

Claims (4)

  1. ベッド本体に一体又は別体で備えるマッサージ用マットにおいて、マットの上面部に配置されたフィルムヒータと、該フィルムヒータへの通電加熱を制御するコントローラを有し、
    フィルムヒータは、下面フィルムと、
    下面フィルム上にコーテイングされた収縮膨張防止用不織布と、
    該不織布上に塗布された炭素発熱体と、
    炭素発熱体の上面側にコーテイングされた収縮膨張防止用不織布と、
    炭素発熱体上面にコーテイングされた収縮膨張防止用不織布上にコーテイングした上面フィルムと、
    炭素発熱体の傍らに炭素発熱体に通電可能に設けられた電極と、を有し、
    コントローラは電源と前記電極間に設けられた配線に介装されていることを特徴とするマッサージ用マット。
  2. 上面フィルム、下面フィルムは夫々外部に面してポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムに重ねて密着したポリエチレン(PE)フィルムを有することを特徴とする請求項1に記載のマッサージ用マット。
  3. 下面フィルムのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムとポリエチレン(PE)フィルムの間において、何れかのフィルムにアルミ粉を蒸着させたことを特徴とする請求項2に記載のマッサージ用マット。
  4. 請求項1から3の何れか1つのマットを備えたマッサージ用ベッド。
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