JP3229172U - ポータブルマイクロエアコン - Google Patents

ポータブルマイクロエアコン Download PDF

Info

Publication number
JP3229172U
JP3229172U JP2020003596U JP2020003596U JP3229172U JP 3229172 U JP3229172 U JP 3229172U JP 2020003596 U JP2020003596 U JP 2020003596U JP 2020003596 U JP2020003596 U JP 2020003596U JP 3229172 U JP3229172 U JP 3229172U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air conditioner
micro air
shell
water
controller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020003596U
Other languages
English (en)
Inventor
國峰 黄
國峰 黄
開明 張
開明 張
誌宏 郭
誌宏 郭
達倉 呉
達倉 呉
俊文 佐藤
俊文 佐藤
Original Assignee
瑞智精密股▲ふん▼有限公司
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 瑞智精密股▲ふん▼有限公司 filed Critical 瑞智精密股▲ふん▼有限公司
Application granted granted Critical
Publication of JP3229172U publication Critical patent/JP3229172U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

【課題】体積が小さく、携帯して利用することができ、小範囲の空間の温度を有効に降下することが可能なポータブルマイクロエアコンを提供する。【解決手段】マイクロエアコン1は、底ディスク111と、複数のサイドプレート112と、上蓋113と、を有するシェル11と、マイクロエアコン1全体の動作を制御するコントローラーと、底ディスク111の第2の収容区から引き出し可能な貯水盤と、底ディスク111の第2の収容区に設けられており、貯水盤の上方に位置し、水収集区と、非水収集区とが形成されている排水盤と、シェル11の内部に設けられており、圧縮機と、凝縮器と、蒸発器と、毛細管と、少なくとも一つの低圧銅管と、少なくとも一つの高圧銅管とを直列に接続して構成される冷凍サイクルシステムと、それぞれシェル11の内部の何れかの位置に設けられており、コントローラーと電気的に接続する二つの送風装置と、を備える。【選択図】図1

Description

本考案は、空気調和機器に関し、特に、ポータブルマイクロエアコンに関するものである。
建築物に設けられている空気調和機は、壁に固定されて、室内の空気の温度を降下することができる。このような空気調和機は、体積が大きく、消費エネルギーを有効に節約することができず、任意に移動し、又は携帯して利用することができず、価格が高く、電力の消費が多いという問題があった。
本考案の主な目的は、体積が小さく、携帯して利用することができ、小範囲の空間の温度を有効に降下することが可能なポータブルマイクロエアコンを提供することにある。
本考案に係るポータブルマイクロエアコンによると、底ディスクと、複数のサイドプレートと、上蓋と、を有し、底ディスクには、第1の収容区と、第2の収容区と、冷却空気通路とが設けられており、複数のサイドプレートは、底ディスクの周囲に設けられており、上蓋は、これらのサイドプレートの上方に設けられており、これにより、シェルの内部に収容空間が形成され、シェルの正面の下方に冷却空気通路口が設けられており、冷却空気通路口は冷却空気通路に対応し、シェルの背面に放熱穴が設けられているシェルと、シェルの内部の何れかの位置に設けられており、マイクロエアコン全体の動作を制御するコントローラーと、底ディスクの第2の収容区から引き出し可能な貯水盤と、底ディスクの第2の収容区に設けられており、貯水盤の上方に位置し、排水盤には、水収集区と、非水収集区とが形成されており、水収集区には、排水通路と、排水穴とが設けられており、排水穴は貯水盤の位置に対応する排水盤と、シェルの内部に設けられており、コントローラーと電気的に接続し、圧縮機と、凝縮器と、蒸発器と、毛細管と、少なくとも一つの低圧銅管と、少なくとも一つの高圧銅管とを直列に接続して構成され、圧縮機は、シェルの底ディスクの第1の収容区に設けられており、凝縮器は排水盤の非水収集区に設けられており、蒸発器は排水盤の水収集区の上方に設けられており、高圧銅管の一段は、排水盤の排水通路に設けられている冷凍サイクルシステムと、それぞれシェルの内部の何れかの位置に設けられており、コントローラーと電気的に接続する二つの送風装置と、を備えることを特徴とする。
本考案に係るポータブルマイクロエアコンによると、シェルの上方にハンドルが設けられていることを特徴とする。
本考案に係るポータブルマイクロエアコンによると、シェルの上蓋の上方に操作制御インターフェースが設けられており、操作制御インターフェースは、コントローラーと電気的に接続することを特徴とする。
本考案に係るポータブルマイクロエアコンによると、マイクロエアコンには、更に、リモコン送信ユニットが設けられており、リモコン送信ユニットは、操作制御インターフェースと連結し、操作制御インターフェースと通信して、離れたところで操作命令を実行することができることを特徴とする。
本考案に係るポータブルマイクロエアコンによると、リモコン送信ユニットは、リモートコントローラー、又はモバイルデバイスであることを特徴とする。
本考案に係るポータブルマイクロエアコンによると、更に、少なくとも一つの検出装置が設けられており、検出装置は、マイクロエアコンの周囲に物体があるかどうかを検出して、自動的にオン又はオフをするためのものであり、シェルの正面の何れかの位置に設けられており、検出装置はコントローラーと電気的に接続することを特徴とする。
本考案に係るポータブルマイクロエアコンによると、更に、少なくとも一つのマイナスイオン装置が設けられており、マイナスイオン装置は、マイナスイオンを含有する清浄な空気を放出するためのものであり、シェルの内部の何れかの位置に設けられており、コントローラーと電気的に接続することを特徴とする。
本考案に係るポータブルマイクロエアコンによると、その正面および左右側には、少なくとも一つのろ過装置がそれぞれ設けられていることを特徴とする。
本考案に係るポータブルマイクロエアコンによると、更に、貯水箱が設けられており、貯水箱は、シェルの底ディスクの下方に脱着可能に設けられており、貯水箱は貯水盤と連通することを特徴とする。
本考案に係るポータブルマイクロエアコンによると、貯水箱に水位ディテクターが設けられており、水位ディテクターは、貯水箱内の水位をいつでも検出することができ、マイクロエアコン全体の動作を適時に停止するためのものであることを特徴とする。
本考案に係るポータブルマイクロエアコンによれば、次のような効果がある。
(1)本考案に係るマイクロエアコンは、体積が小さく、携帯して利用することができ、エネルギーを節約することができ、価格が低く、小範囲の空間の温度を有効に降下することが可能である。従来の空気調和機は、体積が大きく、消費エネルギーを有効に節約することができず、任意に移動し、又は携帯して利用することができず、価格が高く、電力の消費が多いという問題を解決することができる。
(2)冷凍サイクルシステムの高圧銅管の一段は、排水盤の水収集区の排水通路内に設けられていることにより、蒸発器の余分な結露による水が除去されて、残る水は、排水盤の水収集区の排水穴を経由して、貯水盤に流れ込む。これにより、空気調和の凝縮による水が多すぎるという問題を解決することができる。
(3)マイクロエアコンに設けられているろ過装置により、環境の空気における細菌や微生物の除去、吸着および殺菌などの作業が行われる。そしてマイナスイオン装置により、マイナスイオンを含有する清浄な空気が放出され、ユーザーの呼吸をスムーズにすることができ、体の細胞を活化することができ、体を鍛錬するときに、呼吸が更にスムーズになる。
(4)シェルの上方に設けられているハンドルにより、ユーザーは、マイクロエアコンを携帯して外出して、必要な場所で利用することができる。
(5)マイクロエアコンの下方に貯水箱2が増設されている場合には、貯水箱に設けられている水位ディテクターにより、貯水箱の水位をいつでも検出することができ、マイクロエアコン全体の動作を適時に停止することができる。
(6)マイクロエアコンには、更に、リモコン送信ユニットが設けられている。リモコン送信ユニットは、操作制御インターフェースと連結し、操作制御インターフェースと通信して、遠い距離または近い距離で、各種の操作命令を実行することができる。リモコン送信ユニットは、リモートコントローラー、又はモバイルデバイスである。
本考案に係るポータブルマイクロエアコンの第1の実施例の構成を示す図である。 本考案に係るポータブルマイクロエアコンを示す分解斜視図である。 本考案に係るポータブルマイクロエアコンの内部を示す平面図である。 本考案に係るポータブルマイクロエアコンの冷凍サイクルシステムを示す図である。 本考案に係るポータブルマイクロエアコンのハンドルの第1の形態を示す図である。 本考案に係るポータブルマイクロエアコンのハンドルの第2の形態を示す図である。 本考案に係るポータブルマイクロエアコンのハンドルの第3の形態を示す図である。 本考案に係るポータブルマイクロエアコンの第1の実施例のリモコン送信ユニットとマイクロエアコンとの使用状態を示す図である。 本考案に係るポータブルマイクロエアコンの第2の実施例の構成を示す図である。 本考案に係るポータブルマイクロエアコンの貯水箱を示す斜視図である。 本考案に係るポータブルマイクロエアコンの第2の実施例のリモコン送信ユニットとマイクロエアコンとの使用状態を示す図である。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1から図8を参照しながら、本考案に係るポータブルマイクロエアコンの第1の実施例の構成を説明する。マイクロエアコン1は、シェル11と、コントローラー12と、貯水盤13と、排水盤14と、冷凍サイクルシステム15と、二つの送風装置16と、を備える。
シェル11は、底ディスク111と、複数のサイドプレート112と、上蓋113と、を備える。底ディスク111には、第1の収容区1111と、第2の収容区1112と、冷却空気通路1113と形成がされている。第1の収容区1111と第2の収容区1112とは、所定形状を呈する。複数のサイドプレート112は、底ディスク111の周囲に設けられている。上蓋113は、複数のサイドプレート112の上方に設けられている。これにより、シェル11の内部に収容空間110が形成される。シェル11の正面の下方に冷却空気通路口1121が設けられている。冷却空気通路口1121は冷却空気通路1113に対応する。シェル11の背面に放熱穴1122が設けられている。特に、サイドプレート112が二つあってもよい。サイドプレート112が二つある場合には、サイドプレート112の形状がU字形、コ字形、L字形、又はその他の形状を呈する。本実施例に係るサイドプレート112は、二つあり、コ字形を呈する。或いは、サイドプレート112が四つあってもよい。サイドプレート112が四つある場合には、サイドプレート112が底ディスク111の周囲を囲む。
コントローラー12は、シェル11の内部の何れかの位置に設けられており、マイクロエアコン1全体の動作を制御するためのものである。
貯水盤13は、底ディスク111の第2の収容区1112から引き出し可能に設けられている。貯水盤13の外観の輪郭は、底ディスク111の第2の収容区1112の形状に合う。貯水盤13内に貯水空間130が規定されている。貯水盤13の上面に貫通孔131が設けられている。貫通孔131は貯水空間130と連通する。
排水盤14は、底ディスク111の第2の収容区1112に設けられており、貯水盤13の上方に位置する。排水盤14には、水収集区141と、非水収集区142とが形成されている。水収集区141には、排水通路1411と、排水穴1412とが設けられている。排水穴1412は、貯水盤13の貫通孔131に対応する。本実施例に係るコントローラー12は、貯水盤13の非水収集区142に固定されている。
冷凍サイクルシステム15は、シェル11の内部に設けられており、コントローラー12と電気的に接続する。冷凍サイクルシステム15は、圧縮機151と、凝縮器152と、蒸発器153と、少なくとも一つの毛細管154と、少なくとも一つの低圧銅管155と、少なくとも一つの高圧銅管156とを直列に接続して構成される。圧縮機151は、シェル11の底ディスク111の第1の収容区1111に設けられている。第1の収容区1111には、更に、設置空間11111が設けられている。設置空間11111に圧縮機151が固定されている。設置空間11111の外観の輪郭は、圧縮機151の足の形状に合う。圧縮機151はマイクロ圧縮機を採用する。マイクロ圧縮機は、マイクロ直流インバーター圧縮機を採用する。これにより、マイクロ直流インバーター圧縮機は、室内の電源を利用することができ、体積が小さく、室内の小範囲の区域の温度を降下する動力として利用することが可能である。また、凝縮器152は、排水盤14の非水収集区142に固定されている。凝縮器152は、ほぼ円弧形を呈する。蒸発器153は、排水盤14の水収集区141の上方に固定されている。高圧銅管156の一段は、排水盤14の排水通路1411に設けられている。
二つの送風装置16は、それぞれシェル11の内部の何れかの位置に設けられており、コントローラー12と電気的に接続する。二つの送風装置16の一方は、冷凍サイクルシステム15の凝縮器152に設けられており、シェル11の放熱穴1122に対応し、他方は冷凍サイクルシステム15の蒸発器153に設けられている。送風装置16は、市販しているものの構成を採用するが、本考案はこれに限定されない。
シェル11の上方にハンドル114が設けられている。ハンドル114は、図5に示す隠れ式の短い形態、図6に示す隠れ式の長い形態、又は図7に示す露出式の長い形態を採用する。ハンドル114により、マイクロエアコン1を携帯して、必要な箇所に移動して利用することができる。
シェル11の上蓋113の上方に操作制御インターフェース1131が設けられている。操作制御インターフェース1131は、コントローラー12と電気的に接続する。操作制御インターフェース1131は、さまざまなオプション(例えばスイッチ、電源インジケーター、温度調整、満水警告、急速冷却、スクリーンロック、ガードネットクリーニング、空気クリーニングモードなど)を有する、機能操作区11311と、表示区11312と、を有する。ユーザーは、必要によって操作することが可能である。
マイクロエアコン1には、更に、リモコン送信ユニット17が設けられている。リモコン送信ユニット17は、操作制御インターフェース1131と連結し、操作制御インターフェース1131と通信して、遠い距離または近い距離で、各種の操作命令を実行することができる。リモコン送信ユニット17は、図8に示すように、リモートコントローラー、又はモバイルデバイスである。リモコン送信ユニット17はモバイルデバイスである場合に、モバイルデバイスは各種の操作命令を実行する操作制御インターフェースを有する。操作制御インターフェースは、APPアプリケーションソフトウェアを採用し、これには、Microsoft(登録商標)のWindows(登録商標)オペレーティングシステム、Google(登録商標)のAndroid(登録商標)オペレーティングシステム、およびApple(登録商標)のiOSオペレーティングシステムが含まれ、その主な機能は、ユーザーがモバイルデバイスの操作制御インターフェースをタッチして、操作および設定を行うことができる。
マイクロエアコン1には、更に、少なくとも一つの検出装置18が設けられている。検出装置18は、マイクロエアコン1の周囲に物体があるかどうかを検出して、マイクロエアコンを自動的にオン又はオフするためのものである。検出装置18は、シェル11の正面の何れかの位置に設けられており、コントローラー12と電気的に接続する。検出装置18がマイクロエアコン1の周囲に位置する物体の移動や存在を検出すると、マイクロエアコン1に命令を伝送し、マイクロエアコン1のコントローラー12が命令を受けた後、マイクロエアコン1を駆動する。逆に、検出装置18が、マイクロエアコン1の周囲に、物体の移動や存在がないと検知すると、マイクロエアコン1に命令を伝送し、マイクロエアコン1のコントローラー12が命令を受けた後、マイクロエアコン1の駆動を停止する。検出装置18は、市販しているものの構成を採用してもいいが、本考案はこれに限定されない。
マイクロエアコン1には、更に、少なくとも一つのマイナスイオン装置19が設けられている。マイナスイオン装置19は、マイナスイオンを含有する清浄な空気を放出するためのものであり、ユーザーの呼吸をスムーズにすることができ、体の細胞を活化することができる。体を鍛錬するときに、呼吸が更にスムーズになる。マイナスイオン装置19は、シェル11の内部の何れかの位置に設けられており、コントローラー12と電気的に接続する。マイナスイオン装置19は、市販しているものの構成を採用してもいいが、本考案はこれに限定されない。
マイクロエアコン1の正面と左右側とには、少なくとも一つのろ過装置115がそれぞれ設けられている。ろ過装置115は、ろ過本体1151と、ろ過蓋1152と、を備える。ろ過蓋1152は、ろ過本体1151に組付けられている。ろ過装置115のろ過蓋1152により、環境の空気における細菌や微生物の除去、吸着および殺菌などの作業が行われる。
図9から図11及び図2から図7を参照しながら、本考案に係るポータブルマイクロエアコンの第2の実施例の構成を説明する。マイクロエアコン1は、シェル11と、コントローラー12と、貯水盤13と、排水盤14と、冷凍サイクルシステム15と、二つの送風装置16と、貯水箱2と、を備える。
シェル11は、底ディスク111と、複数のサイドプレート112と、上蓋113と、を備える。底ディスク111には、第1の収容区1111と、第2の収容区1112と、冷却空気通路1113とが形成されている。第1の収容区1111と第2の収容区1112とは、所定形状を呈する。複数のサイドプレート112は、底ディスク111の周囲に距離を置いて配列されている。上蓋113は、複数のサイドプレート112の上方に設けられていることにより、シェル11の内部に収容空間110が形成される。シェル11の正面の下方に冷却空気通路口1121が設けられている。冷却空気通路口1121は冷却空気通路1113に対応する。シェル11の背面に放熱穴1122が設けられている。特に、サイドプレート112は、二つある場合には、その形状が、U字形、コ字形、L字形、又はその他の形状を呈する。本実施例では、サイドプレート112は、二つあり、コ字形を呈する。サイドプレート112は四つあってもよい。サイドプレート112が四つある場合には、これらは底ディスク111の周囲を囲むように設けられている。
コントローラー12は、シェル11の内部の何れかの位置に設けられており、マイクロエアコン1全体の動作を制御するためのものである。
貯水盤13は、底ディスク111の第2の収容区1112から引き出し可能に設けられている。貯水盤13の外観の輪郭は、底ディスク111の第2の収容区1112の形状に合う。貯水盤13内に貯水空間130が規定されている。貯水盤13の上面に貫通孔131が設けられている。貫通孔131は貯水空間130と連通する。
排水盤14は、底ディスク111の第2の収容区1112に設けられており、貯水盤13の上方に位置する。排水盤14には、水収集区141と、非水収集区142とが形成されている。水収集区141には、排水通路1411と、排水穴1412とが設けられている。排水穴1412は、貯水盤13の貫通孔131に対応する。本実施例では、コントローラー12が貯水盤13の非水収集区142に固定されている。
冷凍サイクルシステム15は、シェル11の内部に設けられており、コントローラー12と電気的に接続する。冷凍サイクルシステム15は、圧縮機151と、凝縮器152と、蒸発器153と、少なくとも一つの毛細管154と、少なくとも一つの低圧銅管155と、少なくとも一つの高圧銅管156とを直列に接続して構成される。圧縮機151は、シェル11の底ディスク111の第1の収容区1111上に設けられている。第1の収容区1111には、更に、設置空間11111が設けられている。設置空間11111に圧縮機151が固定されている。設置空間11111の外観の輪郭は、圧縮機151の足の形状に合う。圧縮機151はマイクロ圧縮機を採用する。マイクロ圧縮機は、マイクロ直流インバーター圧縮機を採用することにより、室内の電源を利用して駆動されることが可能であり、体積が小さく、室内の小範囲の一部の温度降下の動力とすることができる。また、凝縮器152は、排水盤14の非水収集区142に設けられており、固定状態にある。凝縮器152は、ほぼ円弧形を呈する。また、蒸発器153は、排水盤14の水収集区141の上方に設けられており、固定状態にある。高圧銅管156の一段は、排水盤14の排水通路1411に設けられている。
二つの送風装置16は、それぞれシェル11の内部の何れかの位置に設けられており、コントローラー12と電気的に接続する。送風装置16は、その一方が、冷凍サイクルシステム15の凝縮器152に設けられており、シェル11の放熱穴1122に対応し、他方が冷凍サイクルシステム15の蒸発器153に設けられている。送風装置16は、市販しているものの構成を採用してもいいが、本考案はこれに限定されない。
貯水箱2は、シェル11の底ディスク111の下方に脱着可能に設けられている。貯水箱2は、貯水盤13と連通することにより、貯水盤13内に貯蔵する水が貯水箱2に流れ込むことができる。貯水箱2内に貯水空間20が規定されている。貯水箱2の上面に貫通孔21が設けられている。貫通孔21は貯水空間20と連通する。貯水箱2は、市販しているものの構成を採用してもいいが、本考案はこれに限定されない。貯水箱2に水位ディテクター22が設けられている。水位ディテクター22は、貯水箱2の上面に設けられており、貯水箱2の水位をいつでも検出するために使用されるものであり、マイクロエアコン1全体の動作を適時に停止することができる。水位ディテクター22は、市販しているものの構成を採用してもいいが、本考案はこれに限定されない。
シェル11の上方にハンドル114が設けられている。ハンドル114の形態は、図5に示す隠れ式の短い形態、図6に示す隠れ式の長い形態、又は図7に示す露出式の長い形態を採用する。ハンドル114により、マイクロエアコン1を携帯して、必要な箇所に移動して利用することができる
シェル11の上蓋113の上方に操作制御インターフェース1131が設けられている。操作制御インターフェース1131は、コントローラー12と電気的に接続する。操作制御インターフェース1131は、さまざまなオプション(例えばスイッチ、電源インジケーター、温度調整、満水警告、急速冷却、スクリーンロック、ガードネットクリーニング、空気クリーニングモードなど)を有する、機能操作区11311と、表示区11312と、を有する。ユーザーは、必要によって操作することが可能である。
マイクロエアコン1には、更に、リモコン送信ユニット17が設けられている。リモコン送信ユニット17は、操作制御インターフェース1131と連結し、操作制御インターフェース1131と通信して、遠い距離または近い距離で、各種の操作命令を実行することができる。リモコン送信ユニット17は、図11に示すように、リモートコントローラー、又はモバイルデバイスである。リモコン送信ユニット17はモバイルデバイスである場合に、モバイルデバイスは各種の操作命令を実行する操作制御インターフェースを有する。操作制御インターフェースは、APPアプリケーションソフトウェアを採用し、これには、Microsoft(登録商標)のWindows(登録商標)オペレーティングシステム、Google(登録商標)のAndroid(登録商標)オペレーティングシステム、およびApple(登録商標)のiOSオペレーティングシステムが含まれ、その主な機能は、ユーザーがモバイルデバイスの操作制御インターフェースをタッチして、操作および設定を行うことができる。
マイクロエアコン1には、更に、少なくとも一つの検出装置18が設けられている。検出装置18は、マイクロエアコン1の周囲に物体があるかどうかを検出して、マイクロエアコンを自動的にオン又はオフするためのものである。検出装置18は、シェル11の正面の何れかの位置に設けられており、コントローラー12と電気的に接続する。検出装置18がマイクロエアコン1の周囲に位置する物体の移動や存在を検出すると、マイクロエアコン1に命令を伝送し、マイクロエアコン1のコントローラー12が命令を受けた後、マイクロエアコン1を駆動する。逆に、検出装置18が、マイクロエアコン1の周囲に、物体の移動や存在がないと検知すると、マイクロエアコン1に命令を伝送し、マイクロエアコン1のコントローラー12が命令を受けた後、マイクロエアコン1の駆動を停止する。検出装置18は、市販しているものの構成を採用してもいいが、本考案はこれに限定されない。
マイクロエアコン1には、更に、少なくとも一つのマイナスイオン装置19が設けられている。マイナスイオン装置19は、マイナスイオンを含有する清浄な空気を放出するためのものであり、ユーザーの呼吸をスムーズにすることができ、体の細胞を活化することができ、体を鍛錬するときに、呼吸が更にスムーズになる。マイナスイオン装置19は、シェル11の内部の何れかの位置に設けられており、コントローラー12と電気的に接続する。マイナスイオン装置19は、市販しているものの構成を採用してもいいが、本考案はこれに限定されない。
マイクロエアコン1の正面と左右側とには、少なくとも一つのろ過装置115がそれぞれ設けられている。ろ過装置115は、ろ過本体1151と、ろ過蓋1152と、を備える。ろ過蓋1152は、ろ過本体1151に組付けられている。ろ過装置115のろ過蓋1152により、環境の空気における細菌や微生物の除去、吸着および殺菌などの作業が行われる。
図1から図11を参照しながら、本考案に係るポータブルマイクロエアコンの実施例の使用状態を説明する。マイクロエアコン1は、シェル11と、コントローラー12と、貯水盤13と、排水盤14と、冷凍サイクルシステム15と、二つの送風装置16と、を備える。シェル11、コントローラー12、貯水盤13、排水盤14、冷凍サイクルシステム15及び二つの送風装置16の全体の構成は、説明したため、説明を省略した。
本考案に係るマイクロエアコン1は、体積が小さく、重量が軽く、シェル11の上方にハンドル114が設けられている。ハンドル114により、ユーザーは、マイクロエアコン1を携帯して外出して、小範囲の空間(例えばトイレ、個人用デスク、ワードローブ、ロッカーなど)、ベビーカー、車、ペット用ベッドなどの場所で利用することができる。これにより、本考案に係るポータブルマイクロエアコンは、小範囲の空間を空気調和し、又は除湿することができる。操作制御インターフェース1131の機能操作区11311を操作することにより、コントローラー12全体の動作を制御することができる。二つの送風装置16を回転させて、二つの送風装置16により発生される気流は、外部からマイクロエアコン1の正面及び左右側にそれぞれ設けられているろ過装置115を経由して、マイクロエアコン1の内部に吸い込まれて、冷凍サイクルシステム15により、熱交換が行われる。冷凍サイクルシステム15の凝縮器152に位置する送風装置16により、熱い空気はシェル11の放熱穴1122から排出される。冷凍サイクルシステム15の蒸発器153に位置する送風装置16により、冷い空気は、底ディスク111の冷却空気通路1113を経由して、冷却空気通路口1121から排出される。このように、小範囲の空間を空気調和し、又は除湿することができる。特に、ユーザーは、必要によって冷却空気通路口1121にエアダクトを増設してもよい。
冷凍サイクルシステム15の高圧銅管156の一段は、排水盤14の水収集区141の排水通路1411内に設けられていることにより、蒸発器153の余分な結露による水が除去されて、残る水は、排水盤14の水収集区141の排水穴1412を経由して、貯水盤13に流れ込む。更に、マイクロエアコン1の下方に貯水箱2が増設されている場合には、貯水箱2が貯水盤13と連通するため、貯水盤13内にある水は貯水箱2の貯水空間20に流れ込み、貯水箱2に設けられている水位ディテクター22により、貯水箱2の水位をいつでも検出することができ、マイクロエアコン1全体の動作を適時に停止することができる。すなわち、どのような構成を採用しても、空気調和の凝縮による水が多すぎるという問題を解決することができる。
また、二つの送風装置16で発生される気流は、外部からマイクロエアコン1の正面および左右側にそれぞれ設けられているろ過装置115を経由して、マイクロエアコン1の内部に吸い込まれる。ろ過装置115により、環境の空気における細菌や微生物の除去、吸着および殺菌などの作業が行われる。そしてマイナスイオン装置19により、マイナスイオンを含有する清浄な空気が放出され、ユーザーの呼吸をスムーズにすることができ、体の細胞を活化することができ、体を鍛錬するときに、呼吸が更にスムーズになる。
また、ユーザーの操作を更に便利にするために、マイクロエアコン1には、更に、リモコン送信ユニット17が設けられている。リモコン送信ユニット17は、操作制御インターフェース1131と連結し、操作制御インターフェース1131と通信して、遠い距離または近い距離で、各種の操作命令を実行することができる。リモコン送信ユニット17は、リモートコントローラー、又はモバイルデバイスである。
1 マイクロエアコン
2 貯水箱
11 シェル
12 コントローラー
13 貯水盤
14 排水盤
15 冷凍サイクルシステム
16 送風装置
17 リモコン送信ユニット
18 検出装置
19 マイナスイオン装置
20 貯水空間
21 貫通孔
22 水位ディテクター
110 収容空間
111 底ディスク
112 サイドプレート
113 上蓋
114 ハンドル
115 ろ過装置
130 貯水空間
131 貫通孔
141 水収集区
142 非水収集区
151 圧縮機
152 凝縮器
153 蒸発器
154 毛細管
155 低圧銅管
156 高圧銅管
1111 第1の収容区
1112 第2の収容区
1113 冷却空気通路
1121 冷却空気通路口
1122 放熱穴
1131 操作制御インターフェース
1151 ろ過本体
1152 ろ過蓋
1411 排水通路
1412 排水穴
11111 設置空間
11311 機能操作区
11312 表示区

Claims (10)

  1. マイクロエアコンであって、
    底ディスクと、複数のサイドプレートと、上蓋と、を有し、前記底ディスクには、第1の収容区と、第2の収容区と、冷却空気通路とが設けられており、前記複数のサイドプレートは、前記底ディスクの周囲に設けられており、前記上蓋は、これらの前記サイドプレートの上方に設けられており、これにより、シェルの内部に収容空間が形成され、前記シェルの正面の下方に冷却空気通路口が設けられており、前記冷却空気通路口は前記冷却空気通路に対応し、前記シェルの背面に放熱穴が設けられている前記シェルと、
    前記シェルの内部の何れかの位置に設けられており、前記マイクロエアコン全体の動作を制御するコントローラーと、
    前記底ディスクの前記第2の収容区から引き出し可能な貯水盤と、
    前記底ディスクの前記第2の収容区に設けられており、前記貯水盤の上方に位置し、水収集区と、非水収集区とが形成されており、前記水収集区には、排水通路と、排水穴とが設けられており、前記排水穴は前記貯水盤の位置に対応する排水盤と、
    前記シェルの内部に設けられており、前記コントローラーと電気的に接続し、圧縮機と、凝縮器と、蒸発器と、毛細管と、少なくとも一つの低圧銅管と、少なくとも一つの高圧銅管とを直列に接続して構成され、前記圧縮機は、前記シェルの前記底ディスクの前記第1の収容区に設けられており、前記凝縮器は前記排水盤の前記非水収集区に設けられており、前記蒸発器は前記排水盤の前記水収集区の上方に設けられており、前記高圧銅管の一段は、前記排水盤の前記排水通路に設けられている冷凍サイクルシステムと、
    それぞれ前記シェルの内部の何れかの位置に設けられており、前記コントローラーと電気的に接続する二つの送風装置と、
    を備えることを特徴とするポータブルマイクロエアコン。
  2. 前記シェルの上方にハンドルが設けられていることを特徴とする、請求項1に記載のポータブルマイクロエアコン。
  3. 前記シェルの上蓋の上方に操作制御インターフェースが設けられており、前記操作制御インターフェースは、前記コントローラーと電気的に接続することを特徴とする、請求項1に記載のポータブルマイクロエアコン。
  4. 前記マイクロエアコンには、更に、リモコン送信ユニットが設けられており、前記リモコン送信ユニットは、前記操作制御インターフェースと連結し、前記操作制御インターフェースと通信して、離れたところで操作命令を実行することができることを特徴とする、請求項3に記載のポータブルマイクロエアコン。
  5. 前記リモコン送信ユニットは、リモートコントローラー、又はモバイルデバイスであることを特徴とする、請求項4に記載のポータブルマイクロエアコン。
  6. 更に、少なくとも一つの検出装置が設けられており、前記検出装置は、前記マイクロエアコンの周囲に物体があるかどうかを検出して、自動的にオン又はオフをするためのものであり、前記シェルの正面の何れかの位置に設けられており、前記検出装置は前記コントローラーと電気的に接続することを特徴とする、請求項1に記載のポータブルマイクロエアコン。
  7. 更に、少なくとも一つのマイナスイオン装置が設けられており、前記マイナスイオン装置は、マイナスイオンを含有する清浄な空気を放出するためのものであり、前記シェルの内部の何れかの位置に設けられており、前記コントローラーと電気的に接続することを特徴とする、請求項1に記載のポータブルマイクロエアコン。
  8. その正面および左右側には、少なくとも一つのろ過装置がそれぞれ設けられていることを特徴とする、請求項1に記載のポータブルマイクロエアコン。
  9. 更に、貯水箱が設けられており、前記貯水箱は、前記シェルの前記底ディスクの下方に脱着可能に設けられており、前記貯水箱は前記貯水盤と連通することを特徴とする、請求項1に記載のポータブルマイクロエアコン。
  10. 前記貯水箱に水位ディテクターが設けられており、前記水位ディテクターは、前記貯水箱内の水位をいつでも検出することができ、前記マイクロエアコン全体の動作を適時に停止するためのものであることを特徴とする、請求項9に記載のポータブルマイクロエアコン。
JP2020003596U 2019-09-30 2020-08-24 ポータブルマイクロエアコン Active JP3229172U (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
TW108212917 2019-09-30
TW108212917U TWM592495U (zh) 2019-09-30 2019-09-30 可攜帶式微型空調機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3229172U true JP3229172U (ja) 2020-11-26

Family

ID=70768535

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020003596U Active JP3229172U (ja) 2019-09-30 2020-08-24 ポータブルマイクロエアコン

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP3229172U (ja)
TW (1) TWM592495U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI748606B (zh) 2020-08-21 2021-12-01 研能科技股份有限公司 嬰兒車淨化裝置

Also Published As

Publication number Publication date
TWM592495U (zh) 2020-03-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN207006407U (zh) 一种高效新风机
KR101560694B1 (ko) 제습기
CN113631864B (zh) 空调及其控制方法
KR101662888B1 (ko) 제습기
KR20120034446A (ko) 공기조화시스템
JP3229172U (ja) ポータブルマイクロエアコン
CN203010811U (zh) 空调
CN201062842Y (zh) 一种新型空调器室内机
KR101258639B1 (ko) 제습장치
CN106839185A (zh) 一种新回风可切换的置换通风型除霾新风机
KR102374640B1 (ko) 살균모듈이 장착되는 공기조화기
CN201181063Y (zh) 空气湿度调节器
KR102388708B1 (ko) 옷장
KR20190106085A (ko) 공기조화기 및 그 제어방법
JP2011012861A (ja) 空気調和機
CN201547893U (zh) 一种集成化的溶液式除湿空调装置
CN210624832U (zh) 一种变水温除湿新风地面辐射空调系统
CN103438507B (zh) 用于改善设备运行环境的智能环境控制系统
JP2004225927A (ja) 空調装置、空調方法
KR101447508B1 (ko) 음식물 건조가 가능한 열전소자를 이용한 제습장치
CN210717850U (zh) 可携带式微型空调机
CN203131998U (zh) 工业除湿机
CN206398862U (zh) 除湿机
KR102434033B1 (ko) 공기조화기 및 그 제어방법
CN205372881U (zh) 一种蒸发式冷风机

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3229172

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A623 Registrability report

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A623

Effective date: 20210405

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250