JP3228565U - 新生児の記念板 - Google Patents

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Abstract

【課題】乳幼児の誕生の記念に、新生児の独特の雰囲気を正確に表す手形・足形をレーザーカッターによって刻印、切り出しした新生児の記念板を提供する。【解決手段】新生児誕生時の足裏様相、又は手の掌様相をカメラで撮影し、この画像をパソコンに移し、デジタル画像から足裏、手の掌の輪郭に沿って新生児の足裏、手のひらに類似するように修正して、修正画像を基に、縦50〜300mm、横50〜300mmの範囲に入った厚さ2〜40mmの平板状材2に、炭酸ガスタイプの二次元レーザーによって、新生児の足形4の輪郭形状を切断して、足形の輪郭形状を取り出し可能にし、平板状材の余白部の表面に出産時の新生児の氏名と、生年月日と、体重のメモ12を表記できるようになっている。【選択図】図1

Description

本考案は、新生児の誕生時の特定記念として刻印、切り出しできる手形・足形のレーザーカッター加工による干支等の形状体に切り抜き・刻印されている新生児の記念板に関する。
新生児の誕生のお祝いに、白黒のモノトーンの手形は、手のひらに墨を付け、これを紙に押し付けて取ることを行っていた。この方法で得られる手形は、乳幼児に独特の感情を表すことができない。乳幼児の手形は大きさのみが異なるのではなく、乳幼児の手形には乳幼児に独特の様相があり、成人の手形に比べて小さく柔らかいことに加えて、ふっくらとぷよぷよした感じがあるが、この雰囲気で表されないからである。とくに、得られる手形は丸い手の指の輪郭が手形として表されない。
また乳児及び乳幼児を含む子供の出産報告又は出産祝いのお返しに贈呈する商品としては種々あるが、米袋の贈答品とした場合には、米袋は表面に出産時の子供の写真と、生年月日と、体重を表記した米袋本体と、米袋本体内に子供の出産時の体重に合わせた重量のお米を収納した子供写真付米袋である。例えば関係者が喜び、満足出来る商品(米袋)を提供し、且つ、製造・販売業者にとっても、増収・増益が見込める、新商法の子供写真付米袋を提供することが行われている(特許文献1参照)。
また誕生記念として人形を贈る場合に、人形として棚上に飾って何時でも見ることができる人形の頭髪として乳児の柔らかい産毛又は毛を使用すること。乳児から採集した産毛又は毛の本毛について抗菌処理を施して、合成樹脂や天然物により型造りした人形の頭部に接着剤や係止具を使用して取り付けて人形の頭髪の一部を形成し、人形本体に衣服を着用してなるものが提案されている(特許文献2参照)。
さらに新生児誕生祝いにおいて、簡単かつ容易に、しかも乳幼児などに独特の雰囲気を正確に表現できる手形を印刷する方法として、手のひらを透明板の表面に押しつける状態で、透明板を介して手のひら側をデジタルカメラで撮影する撮影工程と、この撮影工程で撮影された手のデジタル画像から手の輪郭に沿って切り取り処理する切り取り工程と、切り取り工程で切り取られた手形のコントラストを調整すると共に、明暗を反転して手形をモノトーンに変換するコントラスト変換工程、コントラスト変換工程で得られたモノトーンの手形を印刷するプリント工程とからなる手形作製方法の提案がある(特許文献3参照)。
一方記念品の表面にレーザーカッターによって文字や絵等の模様が形成され、下部がほぼ直線状に形成された光透過性のパネルと、このパネルの下部を一方の凹部内に挿入固定させるH形鋼形状の支持具と、この支持具の他方の凹部内に収納された発光ダイオード点灯回路と、の仕切壁に貫通するように形成された複数個の透孔にそれぞれ設けられた複数個の発光ダイオードと、からなる装飾体を構成して、レーザーカッターによって文字や絵等の模様を容易に短時間に行なうことができ、額縁やケース体を用いることなく立設状態で展示できるようにして、かつ模様面の光の乱反射によって模様を浮き上がらせ、目立つように展示することができる装飾体が得られている(特許文献4参照)。
レーザーカッターにおいては、ワッペン本体を被着体に仮止めできる比較的薄くて柔軟な布製ワッペン基材を提供し、さらに該布製ワッペン基材を連続的に正確且つ安価に製造する方法として、布製ワッペン基材は、常温で弱粘着性を有する剥離可能なキャリアフィルムの下側に、レーザーカットによって周縁が融着されたワッペン本体と、該ワッペン本体と同一の平面形状を有するホットメルト接着層とで構成し、該ワッペン本体は高速織機によって連続織成された多色模様を有する方法が提案されている(特許文献5参照)。
レーザーカッターによる装飾体を付着固定する装飾体固定面と、装飾体固定面とは厚さ方向反対側に形成され、対象物へ貼付しうる貼付面とを備えた両面粘着シール材と、装飾体固定面に付着固定された宝石又は鉱石の微粉末を有する装飾体とを備えている貼付可能対象物への使用できる装飾具に関するものの提案がされている(特許文献6参照)。
手形作製において、デジタルカメラと画像処理で、手の輪郭から指の状態を判定する手の状態検出装置は開発され、手をカメラで撮影した画像から、デジタル処理して手領域を抽出して、手領域を横切る平行線を設定し、その後、検出部でもって、それら平行線それぞれの画素列を探索し、手領域の輪郭とその画素列との交点の画素を求め、それぞれの画素列について、両端の交点の間の画素数、交点の数、および/または、両端の交点の間の画素数に対する、その画素列の手領域部分の画素数の合計の割合に基づいて手の指の状態を判定して、手の状態を検出する。(特許文献7参照)。
この方法は、手の輪郭を検出することはできるが、手の表面にある線、たとえば指の間接にできるシワの線などをモノトーンで表現できず、たとえば乳幼児に独特の手形を表現できない。
実用新案登録第3135135号公報 特開2004−154386号公報 特開2009−21958号公報 特開2006−110768号公報 特開2015−25933号公報 特開2019−58559号公報 特開平11−25260号公報
本考案は、さらに以上の欠点を解決することを目的に開発されたものである。重要な目的は、簡単かつ容易に、しかも乳幼児などに独特の雰囲気を正確に表現できる手形を刻印する方法を提供することにある。文字や絵等の模様をレーザーカッターによって、容易に短時間に行なうことができるとともに、新生児に対する記念品、贈答品を刻印できるようにしてコストの低減を図ることができ、新生児の足裏、手ひらの輪郭形状を切断して、前記足裏、手ひらの輪郭形状を取り出し可能にして、表面に刻印、或いはプリントによって模様面の光の乱反射によって模様を浮き上がらせ、目立つように模様を形成することができる装飾体を提供することを目的としている。
本考案の特徴は、新生児の記念板としては、これまでのように粘土で形をとったり、透明板に貼り付けて写真を撮影することは必要なく、デジカメやスマホで撮った画像から製作できる。特に新生児の足裏、手ひらの表面にある線、たとえば指の間接にできるシワの線などをモノトーンで表現できて、乳幼児に独特の足形、手形の表現をもたらすことも可能であり、新生児の足裏、手ひらの輪郭形状を切断してそれを取り出して、用具として携帯、持ち運びとして使用したり、全体を置物として室内に使用することをできるようにしていることを課題としている。
新生児の誕生記念品、乳児及び乳幼児を含む子供の出産報告又は出産祝いのお返しの贈呈品において、新生児誕生時の足裏様相、又は手のひら様相を透明板の表面に付けて、透明板を介して足裏、手のひら側をカメラで撮影し、この画像をパソコンに移し、デジタル画像から足裏、手のひらの輪郭に沿って新生児の足裏、手のひらに類似するように修正して、前記修正画像を基に、縦100〜300mm、横100〜300mmの範囲に入った干支の動物模様等をした厚さ2〜40mmの平板状材に、炭酸ガスタイプの二次元レーザーによって、新生児の足裏、手ひらの輪郭形状を切断して、前記足裏、手のひらの輪郭形状を取り出し可能にし、前記平板状材の余白部の表面に出産時の新生児の氏名と、写真と、生年月日と、身長・体重とを表記できるようになっている新生児の記念板である。特に新生児誕生時の足裏様相、又は手の掌様相をカメラで撮影し、この画像をパソコンに移し、デジタル画像から足裏、手の掌の輪郭に沿って新生児の足裏、手のひらに類似するように修正して、前記修正画像を基に、縦50〜300mm、横50〜300mmの範囲に入った厚さ2〜40mmの平板状材に、炭酸ガスタイプの二次元レーザーによって、新生児の足裏、手ひらの輪郭形状を切断して、前記足裏、手ひらの輪郭形状を取り出し可能にし、前記平板状材の余白部の表面に出産時の新生児の氏名と、写真と、生年月日と、体重と、身長を表記できるようになっている
縦100〜300mm、横100〜300mmの範囲に入った干支の動物模様等をした厚さ2〜40mmの平板状材は、木質材として20〜40mmの無垢板、又は張り合わせた木質合板であり、樹脂材として厚さ5〜10mmの透明性、又は不透明性の平板材であり、金属材としてスチール、アルミニウムの厚さ2〜5mmであり、鮮明なプリントできるような平面の平滑を保って、新生児の足裏、手ひらの輪郭形状を切断できるようになっている。特に縦100〜300mm、横100〜300mmの範囲に入った干支の動物形状模様をした厚さ2〜40mmの平板状材は、木質材として20〜40mmの無垢板、又は張り合わせた木質合板であり、鮮明なプリントできるような平面の平滑を保って、新生児の足裏、手ひらの輪郭形状を切断できるようになっている。
木板の材料の形状は何でもよいが、長方形、正方形、円形、多角形、乗り物、果物の形状でもよい。特に模様は、縦100〜300mm、横100〜300mmの範囲に入って、干支の動物として鼠、牛、虎、兎、竜、蛇、馬、羊、猿、鶏,犬、猪を模様した仮想的略式形状体であって、新生児の誕生年に沿って干支の動物を形状にしている。
新生児の足裏、手のひらの輪郭形状を切断するレーザーカッターは、気体の炭酸ガスを媒質に赤外線領域の連続波、又は高出力のパルス波を得る炭酸ガスタイプの二次元レーザーである8〜12μm、特に10.6μmの波長帯のエネルギ−を使用して加工することで、切断幅10〜100μm、切断の深さ2〜40mmである。
平板状材の余白部の表面に出産時の新生児の写真と、氏名と、生年月日と、体重との表記は、写真としては白色インキを使用したUV印刷によって、また氏名と、生年月日と、体重との表記としては、又はレーザーでの掘り込み、レーザー刻印か、又はUVプリントによって構成されている。特に平板状材の余白部の表面に出産時の新生児の写真としては白色インキを使用したUV印刷により、また氏名と、生年月日と、体重と、身長の表記としては、レーザー刻印、切断が、又はUVプリントによって構成されている。
新生児の足裏、手ひらの表面にある線、たとえば指の間接にできるシワの線などをモノトーンで表現できて、乳幼児に独特の足形、手形の表現をもたらすことも可能であり、新生児の足裏、手ひらの輪郭形状を切断してそれを取り出して、用具としてキーホルダーなどの持ち運び用に使用したり、全体を記念品の置物として室内に使用することができるようになった。
新生児に対する記念品、贈答品を用いて立設状態で刻印できるようにしてコストの低減を図ることができ、新生児の足裏、手ひらの輪郭形状を切断して、前記足裏、手ひらの輪郭形状を取り出し可能にして、表面に刻印、或いはプリントによって模様面の光の乱反射によって模様を浮き上がらせ、目立つように模様を形成することができる装飾体になった。乳幼児などに独特の雰囲気を正確に表現できる足形、手形を刻印する方法を提供することにある。文字や絵等の模様をレーザーカッターによって、容易に短時間に行なうことができる。
新生児の足形として足裏の形状の入った記念板の斜視図である。 新生児の記念板の新生児誕生時の足裏様相を取り出した状態を示す図である。 猪の形状の新生児の記念板の出産時の新生児の氏名と、プリントした写真と、生年月日と体重と身長を表記できる図である。A:全体状態 B:足形をキーホルダーとして外した状態。 新生児の記念板の装飾品として室内で飾って使用した状態の斜視図である。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本考案の技術思想を具体化するための手形の印刷方法を例示するものであって、本考案は手形の印刷方法を以下に特定しない。
図1に示すように、新生児の出産報告又は出産祝いのお返しの贈呈品において、図2に示すように新生児誕生時の足裏様相をカメラで撮影し、この画像をパソコンに移し、デジタル画像から足裏の輪郭に沿って新生児の足裏に類似するように修正して、前記修正画像を基に、縦230mm、高さ170mmの範囲に入った20mmの略円形様平板状材に、炭酸ガスタイプの二次元レーザーによって、新生児の足裏の輪郭形状を切断して、前記足裏の輪郭形状を取り出し可能にし、前記平板状材の余白部の表面に出産時の新生児の氏名と、生年月日と、体重とを表記した新生児の記念板であった。
縦230mm、高さ170mm、厚さ20mmの平板状材は、木質材として20mmの張り合わせた木質合板であり、平面の平滑を保って、炭酸ガスタイプの二次元レーザーカッターによって新生児の足裏の輪郭形状を切断して、切断した足形と残りの板面に新生児の氏名と、生年月日と、体重とをレーザーで表記した。
新生児の足裏の輪郭形状を切断する炭酸ガスタイプの二次元レーザーは、気体の炭酸ガスを媒質に赤外線領域の連続波、又は高出力のパルス波を得るレーザーである、10.6μmの波長帯のエネルギ−を使用して加工することで、切断幅10〜20μm、切断の深さ20mm、掘り込みは2mmであった。
平板状材の余白部の表面に出産時の新生児の写真と、氏名と、生年月日と、体重との表記は、氏名と、生年月日と、体重との表記としては、レーザー刻印によって構成された。図4のように切り抜いた足形は、キーホルダーにして、全体型枠は飾り品として使用した。
図3に示すように、新生児の出産報告又は出産祝いのお返しの贈呈品において、新生児誕生時の足裏様相をカメラで撮影し、この画像をパソコンに移し、デジタル画像から足裏、手ひらの輪郭に沿って新生児の足裏に類似するように修正して、前記修正画像を基に、縦100〜300mm、横100〜300mmの範囲に入った干支の猪模様をした厚さ20mmの平板状材に、レーザーカッターによって、新生児の足裏の輪郭形状を切断して、前記足裏の輪郭形状を取り出し可能にし、前記平板状材の余白部の表面に出産時の新生児の氏名と、写真と、生年月日と、身長、体重とを表記できるようになった新生児の記念板であった。
縦約300mm、横高さ約250mmの範囲に入った干支のイノシシ動物模様をした厚さ20mmの平板状材は、木質材として20mmの張り合わせた木質合板であり鮮明なプリントできるような平面の平滑を保って、新生児の足裏、手ひらの輪郭形状を切断できるようにした。
干支の動物模様は、縦約300mm、横高さ約2500mmの範囲に入った猪を模様した仮想的略式形状体であって、新生児の誕生年に沿って干支の動物を形状にした。
新生児の足裏の輪郭形状を切断するレーザーカッターは、気体の炭酸ガスを媒質に赤外線領域の連続波、又は高出力のパルス波を得る炭酸ガスタイプの二次元レーザーである、10.6μmの波長帯のエネルギ−を使用して加工することで、切断幅50μm、切断の深さ20mmであった。
平板状材の余白部の表面に出産時の新生児の写真と、氏名と、生年月日と、身長、体重との表記は、写真としては白色インキを使用したUV印刷によって、また氏名と、生年月日と、身長、体重との表記としてはUVプリントによって構成された。
1…新生児の記念板
2…平板状木板
3…掘り込み部
4…足形
5 手形
6 レーザーカッター
7 動物模様
8 プリント
9 穴部
10 刻印
11 写真
12 氏名と、生年月日と、体重のメモ
13 木材
14 キーホルダー
15 台
16 テーブル
17 額縁

Claims (4)

  1. 新生児の誕生記念品、乳児及び乳幼児を含む子供の出産報告、又は出産祝いのお返しの贈呈品において、新生児誕生時の足裏様相、又は手の掌様相をカメラで撮影し、この画像をパソコンに移し、デジタル画像から足裏、手の掌の輪郭に沿って新生児の足裏、手のひらに類似するように修正して、前記修正画像を基に、縦50〜300mm、横50〜300mmの範囲に入った厚さ2〜40mmの平板状材に、炭酸ガスタイプの二次元レーザーによって、新生児の足裏、手ひらの輪郭形状を切断して、前記足裏、手の掌の輪郭形状を取り出し可能にし、前記平板状材の余白部の表面に出産時の新生児の氏名と、写真と、生年月日と、体重と、身長とを表記できるようになっていることを特徴とする新生児の記念板。
  2. 縦100〜300mm、横100〜300mmの範囲に入った干支の動物形状模様等をした厚さ2〜40mmの平板状材は、木質材として2〜40mmの無垢板、又は張り合わせた木質合板であり、鮮明なプリントできるような平面の平滑を保って、新生児の足裏、手掌の輪郭形状を切断できるようになっていることを特徴とする請求項1に記載の新生児の記念板。
  3. 新生児の足裏、手の掌の輪郭形状を切断するレーザーカッターは、気体の炭酸ガスを媒質に赤外線領域の連続波、又は高出力のパルス波を得る炭酸ガスタイプ二次元レーザーである、8〜12μmの波長帯のエネルギ−を使用して加工することで、切断幅10〜100μm、切断の深さ2〜40mmであることを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の新生児の記念板。
  4. 平板状材の余白部の表面に出産時の新生児の写真としては白色インキを使用したUV印刷、又はレーザーカッターでの掘り込みにより、また氏名と、生年月日と、体重と、身長の表記としては、レーザー刻印、切断か、又はUVプリントによって構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の新生児の記念板。
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