JP3228435U - 車両侵入警報システム - Google Patents

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光広 木田
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久 高塚
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Abstract

【課題】工事規制区域への車両の侵入を検知する検知信号の信頼性の高い伝達が可能な車両侵入警報システムを提供する。【解決手段】ロードコーンCnに取付けられ車両の侵入を検知するセンサ、センサの検知信号を無線により送受信する送受信部及び送受信部で受信した検知信号によって音を発する通報部を備える複数の子機A(1n)と、作業員が携帯し子機Aからの検知信号を受信する受信部と受信した検知信号により音又は光を発する通報部を備える複数の子機B(2m)と、子機Aからの検知信号を受信すると共に受信した検知信号と同じ信号を子機Aと子機Bに無線で送信する送受信部を備える親機4とから構成し、車両の侵入を検知した子機Aからの検知信号を子機Aと子機Bに直接に通信する系統と、親機を介して子機Aと子機Bに通信する系統の2つの系統の通信経路により車両の侵入を作業員に通報する。【選択図】図1

Description

本考案は、道路における工事規制区域への車両の侵入を検知し、検知と同時に工事規制区域内の作業員に車両の侵入を通報する車両侵入警報システムに関する。
工事規制区域への車両の侵入を、工事規制区域に沿って配置したロードコーンに設けた衝撃(加速度)センサによって検知し、区域内で作業する作業員に対して通報するシステムが特許文献1に提案されている。具体的には、提案の概要を説明する図3のように、ロードコーン100の衝撃センサ110による検知信号Aはスピーカ210を備える中継器200(移動式警報機)で中継され、作業員が携帯する携帯端末300から音や光によって通報される。また、当該システムには、手動通報機400を備えており、手動通報機400のスイッチ410を操作することで、同じく中継器200を介して携帯端末300から車両の侵入を通報することができるようになっている。
実用新案登録第3189644号
特許文献1においては、次の問題があった。
(1)ロードコーンの衝撃センサによる検知信号を、中継器を介して作業員の携帯端末に伝達するシステムであるため中継器又は携帯端末の何れかが故障した場合には車両の侵入が作業員に通報されない。また、中継器を介した1系統の通信経路を使った無線通信であるため通信経路に問題が生じると信号が伝達されない。
(2)スピーカを備えた中継器が1台のみで、しかも携帯端末から離れた位置に配置されるため、工事規制区域で作業を行う作業員に対して十分な音量による注意喚起を行う事ができない。
(3)工事規制区域に侵入した車両の後続ドライバーに対し、事故の発生に関する情報提供が行われていない。
本考案は、上記の課題に鑑み時間差のある2系統の通信経路によって車両の侵入を作業員に確実に通報することが可能な車両侵入警報システムを提案することを目的とする。また、工事規制区域内の作業員に対して十分な音量によって避難誘導を行わせることが可能な車両侵入警報システムを提案することと、侵入した車両の後続ドライバーに対し、事故の発生を知らせることを目的とする。
そこで、請求項1の車両侵入警報システムは、ロードコーンに取付けられ車両の侵入を検知するセンサ、該センサの検知信号を無線により送受信する送受信部及び送受信部で受信した検知信号によって音を発する通報部を備える複数の子機Aと、作業員が携帯し子機Aからの検知信号を受信する受信部と受信した検知信号により音又は光を発する通報部を備える複数の子機Bと、子機Aからの検知信号を受信すると共に受信した検知信号と同じ信号を子機A及び子機Bに無線で送信する送受信部を備える親機とから構成し、車両の侵入を検知した子機Aからの検知信号を子機A及び子機Bに直接に通信する系統と、親機を介して子機A及び子機Bに通信する系統の2つの系統の通信経路によって車両の侵入を作業員に通報することを特徴とする。
また、請求項2の車両侵入警報システムは、請求項1の車両侵入警報システムにおいて子機Aと子機Bにタイマを備え、車両の侵入を検知した子機Aの検知信号によって工事規制区域に沿って配置されたロードコーンに取付けられた複数の子機Aと作業員が携帯する子機Bを一斉に起動し所定時間の経過によって通報を停止することを特徴とする。
さらに、請求項3の車両侵入警報システムは、請求項1及び請求項2の車両侵入警報システムにおいて親機に表示板を駆動する出力用端子を備え、親機が車両侵入の検知信号を受信した場合に出力用端子から駆動信号を表示板に出力し、工事規制区域に侵入した車両の後続ドライバーに対する警報表示を行うことを特徴とする。
本考案は前記のように、車両侵入の検知信号を子機Aから子機Aと子機Bに直接に伝達する通信経路(系統1)と、親機を介して子機Aと子機Bに伝達する通信経路(系統2)を備えるため、機器や通信経路上の問題等が発生した場合にも何れかの系統の通信経路を通じて子機Aと子機Bに車両侵入の検知信号を伝達することができる。
また、作業員が携帯する子機Bからの発報に加え、工事規制区域に沿って配置したロードコーンに取付けた複数の子機Aから区域内に向けて所定時間、一斉に発報することにより作業員に対して十分な音量による避難誘導を行わせることができる。
さらに、車両侵入警報システムの親機に表示板を駆動する出力用端子を備える場合には、車両の侵入を検知すると同時に表示板に工事規制区域に侵入した車両の後続ドライバーに対して警報表示を行い事故の発生を知らせることができるため、後続ドライバーによる二次災害を抑止することができる。また、表示板を搭載した道路作業車に親機を取付けることで表示板側からの安定した電源によって親機を使用することができるため、無線の中継器としての信号増幅効果に相まってより一層確実に車両侵入の検知信号を子機A及び子機Bに伝達することができる。
本考案の2系統の無線通信による車両侵入警報システムの1実施態様を説明する説明図である。 各機器の内部の構成を示すブロック図である。 従来の1系統の無線通信によるシステムを説明する説明図である。
以下、本考案に係る車両侵入警報システムの1実施例を図1及び図2に従い説明する。図1は、本システムが車両侵入の検知信号を、920MHz帯特定小電力無線を使用する2系統の無線通信経路(図1において一点鎖線のWN−1及び二点鎖線のWN−2によって示す)によって作業員に通報することを説明する説明図である。
図1に示すように汎用のロードコーンCnの上部に専用の取付け具(図示せず)によって取付けられる子機A(図中「1n」)と、工事規制区域内で作業を行う作業員が携帯(ヘルメットへの取付けを含む)する携帯端末である子機B(2m)と、工事規制区域の先端で車両を誘導する誘導員が携帯し目視で車両の侵入を予知した場合にスイッチ(図示しない)を押す手動通報機である子機C(3)と、道路作業車の車室外に取付けられ子機A(1n)からの検知信号を中継(受信信号を保持し子機A,Bに配信)する親機4と、車両に設置した親機4からの信号により車両後方のドライバーに向けて「事故⇒」等の警報表示を行うLED式の表示板5とから構成する。なお、数字に付記したアルファベット「n」「m」は自然数を意味し、機器の台数が1台以上であることを表している。
次に、図2によって各機器の内部の構成を説明する。ロードコーンに取付けられる子機A(1n)は、工事規制区域に侵入しロードコーンに衝突した車両の衝撃を加速度センサ等のセンサで検知するセンサ部と、センサ部で検知した検知信号を他の子機A(1n),子機B(2m)及び親機4に送信すると共に他の機器からの検知信号を受信する送受信部と、受信した検知信号によってブザー音等を発する通報部と、以上の各部を制御すると共に検知信号の受信によって起動し予め設定した時間の経過によって発報を停止するタイマ機能を備える制御部の各モジュールから構成する。なお、子機A(1n)の通報部から作業員に向けて発する通報は、ブザーからの音とLEDによる光であってもよい。
作業員が携帯する子機B(2m)は、車両侵入の検知信号を受信する受信部と、受信した信号によってブザー音及びLEDによる光を発する通報部と、以上の各部を制御すると共にブザー音等を発報する発報時間を制御する子機A(1n)と同じタイマ機能を備える制御部の各モジュールから構成する。なお、送受信部で複数の検知信号が受信された場合には、最初の信号によってタイマが起動して発報が開始し、起動中に再度受信した場合には最後に受信した時間からタイマに設定した時間まで発報が継続される。なお、子機B(2m)がヘルメットに取付けられ、LEDが作業員の目元で点滅する構成の場合には、光による通報で十分なためブザー音を省略することも可能である。また一方、子機B(2m)の通報部から作業員に向けて発する通報は、ブザーからの音及び光に限らず圧電素子を利用する振動であってもよい。
車両誘導員が携帯する子機Cは、目視で車両の侵入を予知した場合に通報するスイッチ(ボタン)とスイッチを押した信号(以下、「検知信号」という)を送信する送信部と、送信部を制御する制御部の各モジュールから構成する。
道路作業車に搭載する親機4は、子機A(1n)及び子機C(3)からの検知信号を受信し、子機A(1n)及び子機B(2m)に送信する送受信部と、検知信号を受信した場合に表示板5に表示制御信号を出力する出力用端子と、送受信部を制御する制御部の各モジュールから構成する。なお、子機A(1n),子機B(2m)及び子機Cには電池からなる電源部(図示せず)が備えられ、親機には表示板側から供給される定電圧の電源入力部(図示せず)が備えられている。また、親機、子機A(1n),子機B(2m)及び子機Cには全ての機器をグループ制御するための設定部(図示せず)が備えられ、例えば「1」〜「8」のIDから特定の番号のグループIDを設定するようになっている。
次に、本考案の車両侵入警報システムの動作について説明する。図2の点線の矢印に付記した数字の順に検知信号の送受信が実行される。最初に、子機A(1n)の検知信号が通常〈1〉のタイミングで子機B(2m)に特定周波数(例えば、922MHz)が送信されるため、子機A(1n)と子機B(2m)との間でグループID等による照合が行われ図1に示すWN−1の通信経路が形成される。そこで、子機B(2m)は子機A(1n)から直接に受信した検知信号によってタイマで設定した時間だけ通報を行う。なお、上記は通報の順序を子機B(2m)を使って説明したが、通信経路WN−1に示すように車両侵入を検知した検知信号は他の子機A(1n)に対しても同様に一斉送信されるため、作業員に対しては携帯する子機B(2m)と複数の子機A(1n)によって同時に通報が行われる。
一方、通信経路WN−2によって受信した子機A(1n)からの検知信号は親機4で中継増幅され、時間差を持って〈2〉のタイミングで子機A(1n)と子機B(2m)に送信されるため、親機4とそれぞれの子機A(1n)と子機B(2m)との間で同じくグループID等の照合が行なわれ図1に示す通信経路WN−2が形成される。そこで、子機A(1n)と子機B(2m)は、親機4を介した検知信号を受信し、タイマを再設定し通報を継続する。また、表示板5に対しては、親機4の出力用端子からほぼ〈2〉のタイミングで表示制御信号が出力され表示が実行される。
上記の実施例ではそれぞれの通信経路で受信した検知信号によって通報を継続する場合を例示したが、形成された何れかの通信経路から検知信号を受信した場合には、後からの受信した検知信号によってタイマを再起動しないように子機A(1n)と子機B(2m)をプログラムしてもよい。
また、子機A(1n)と親機4との通信経路の接続のタイミングをずらすようにプログラムすることで回線接続時の混信を少なくするようにしてもよい。
本考案の車両侵入警報システムは、工事に限らず、交通事故の処理のための車線規制など道路上の規制を必要とする区域への車両の侵入を確実に通報する警報システムとして利用可能である。また、無線の伝達距離が長いため、一般道路の規制区域に限らず、高速道路の規制区域の警報システムとして利用することも可能である。
1n 子機A
2m 子機B
3 子機C
4 親機
5 表示板
Cn ロードコーン
WN−1 第一の通信経路
WN−2 第二の通信経路
100 ロードコーン
110 衝撃(加速度)センサ
200 中継器
210 スピーカ
300 携帯端末
400 手動通報機
410 スイッチ

Claims (3)

  1. ロードコーンに取付けられ車両の侵入を検知するセンサ、該センサの検知信号を無線により送受信する送受信部及び送受信部で受信した検知信号によって音を発する通報部を備える複数の子機Aと、
    作業員が携帯し前記子機Aからの検知信号を受信する受信部と受信した検知信号により音又は光を発する通報部を備える複数の子機Bと、
    前記子機Aからの検知信号を受信すると共に受信した検知信号と同じ信号を前記子機A及び前記子機Bに無線で送信する送受信部を備える親機とから構成し、
    車両の侵入を検知した前記子機Aからの検知信号を前記子機A及び前記子機Bに直接に通信する系統と、前記親機を介して前記子機A及び前記子機Bに通信する系統の2つの系統の通信経路によって車両の侵入を作業員に通報することを特徴とする車両侵入警報システム。
  2. 前記子機Aと前記子機Bにタイマを備え、車両の侵入を検知した前記子機Aの検知信号によって工事規制区域に沿って配置された前記ロードコーンに取付けられた複数の前記子機Aと作業員が携帯する前記子機Bを一斉に起動し所定時間の経過によって通報を停止することを特徴とする請求項1記載の車両侵入警報システム。
  3. 前記親機に表示板を駆動する出力用端子を備え、前記親機が車両侵入の検知信号を受信した場合に前記出力用端子から駆動信号を前記表示板に出力し、工事規制区域に侵入した車両の後続ドライバーに対する警報表示を行うことを特徴とする請求項1または請求項2記載の車両侵入警報システム。
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