JP3228417U - グラウトミキサー - Google Patents

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真自 宮田
真自 宮田
義高 西岡
義高 西岡
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岡三機工株式会社
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Abstract

【課題】パッキンを開閉蓋に対して容易に着脱することができるグラウトミキサーを提供する。【課題手段】グラウト材を撹拌する撹拌槽を備えたグラウトミキサーであって、グラウト材を排出する排出口の端縁33に対して密着するパッキン17が、開閉蓋に取り付けられる。パッキン17は開閉蓋に対して、接着剤による接着ではなく、開閉蓋の枠部36に設けられた加圧用横枠38によって、弾性変形して機械的に取り外し可能に取り付けられる。【選択図】図2

Description

本考案は、建築構築用材料のグラウト材を高速撹拌するグラウトミキサーに関するものである。
本願出願人は、特許文献1や2に示されるように、建築構築用材料のモルタル等を撹拌するためのグラウトミキサーを提案している。
また特許文献3に図示されるように、撹拌槽の底部に排出口を備え、排出口の外側にて回動することによって前記排出口を開閉するミキサーも知られている。
このようなグラウトミキサーの排出部は、混錬した材料を排出する排出口と、この排出口を開閉するための開閉蓋と、開閉蓋を回動操作するための排出ハンドルとを備えている。開閉蓋の排出側には、パッキンが取り付けられており、このパッキンが排出口の端縁に密着することによって、液密状態に排出口が塞がれる。このパッキンは、開閉蓋から剥がれない様に強固な接着剤で貼り付けており、グラウトミキサーを持ち運ぶ際や使用しない時には、このパッキンに排出口の端縁のカタがつかないように、開閉蓋は開放させられているのが、一般的であった。
特開2016−4969号公報 特許第4981003号公報 実開昭62−140930号公報
前述のように、パッキンは強固な接着剤で開閉蓋に接着されてしまっているため、排出口の端縁とパッキンの隙間からグラウト材が漏れたり、パッキンが劣化したりした場合は、その都度、排出パッキンを剥がして貼り換える必要があり、手間と時間を要した。また、現場工事にては、替え(予備)のパッキンが無いために工事を中断する必要が生じるなどの問題が発生していた。本考案は、このような課題したグラウトミキサーの提供を図ることを課題とする。
本考案は、グラウト材を撹拌する撹拌槽と、前記撹拌槽からグラウト材を排出する排出口と、前記排出口を開閉する開閉蓋とを備えたグラウトミキサーにおいて、前記開閉蓋に取り付けられるパッキンを備え、前記パッキンが前記開閉蓋に対して、接着剤による接着ではなく、前記パッキンの弾性変形により機械的に取り外し可能に取り付けられたことを特徴とするグラウトミキサーを提供することにより、上記の課題を解決する。
本考案の実施に際しては、前記グラウトミキサーは、前記開閉蓋から取り外した前記パッキンと交換用の予備のパッキンとの少なくともいずれか一方をグラウンド収納することができるパッキン収納部を備えたものとすることも好ましい。
本考案の実施の形態によれば、前記開閉蓋は、前記排出口の外側にて回動することによって前記排出口を覆う蓋板部と、前記蓋板部の周囲から前記排出口へ突出する枠部とを備え、前記パッキンは前記枠部に内嵌合する外壁面を備え、前記枠部は前記パッキンよりも若干小さく、前記外壁面を弾性変形させて前記枠部に嵌め込むことで、前記パッキンが前記枠部に着脱可能に取り付けられるものとすることも好ましい。
本考案の実施の形態によれば、前記パッキンは前記外壁面を4つ備えた直方体をなし、前記枠部は前記外壁面のそれぞれに対応する4つの辺を備えた矩形状をなし、前記枠部の対向する一組の辺には枠壁が配置され、前記枠部の対向する他の一組の辺には加圧用横枠が配置され、前記加圧用横枠は、一組の前記枠壁間に渡され、1組の対向する前記加圧用横枠間の距離は、前記パッキンの対向する一組の前記外壁面間の距離よりも小さいものとすることも好ましい。
本考案は、排出パッキンの取替え時間を大幅に短縮することができるグラウトミキサーを提供することができたものである。
本考案は、グラウトミキサーを使用しない時には、パッキンを開閉蓋から簡単に外すことによって、パッキンの寿命を延ばすことができるグラウトミキサーを提供することができたものである。
また、本考案は、グラウトミキサーを持ち運ぶ際はパッキンを装置内に収納することで移動中の脱落による紛失を防ぐことができるグラウトミキサーを提供することができたものである。
更に、予備の排出パッキンを装置内に収納することで、万が一のパッキン交換に備えることも可能となるグラウトミキサーを提供することができたものである。
本考案の一実施の形態に係るグラウトミキサーの全体構造を示すもので、(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は側面図である。 同グラウトミキサーの開閉蓋を示すもので、(A)は側面図、(B)は要部拡大断面図、(C)は開閉蓋本体の背面図、(D)はパッキンの背面図である。
以下、図面を参照して本考案の実施の形態を説明する。
(グラウトミキサーの全体構造)
まず図1を主に参照して、グラウトミキサーの全体構造について説明する。このグラウトミキサーは、撹拌槽11の背面側に電動機13を備える。撹拌槽11は、内部に水平回転する撹拌羽根12を備えており、この撹拌羽根12は電動機13の出力回転軸に対して伝動ベルト15などの動力伝達手段を介して接続されて回転する。電動機13の上部には制御機器(図示せず)などを格納した機器室14が配置されており、この機器室14には予備のパッキン17や一時的に取り外したパッキン17を収納することができるパッキン収納部16が設けられている。
(グラウトの排出機構)
撹拌槽11には、モルタル材料などが投入され、撹拌羽根12の高速回転によって混練りされたグラウト材が、撹拌槽11の底部に連通する排出口32が開かれることによって、排出シュート31の案内によりグラウトミキサーの正面から排出される。
排出口32の開閉は、グラウトミキサーの側面に設けられた開閉ハンドル22を回動することによりなされる。
開閉ハンドル22は、その基端の回動軸23を中心にして回動するもので、グラウトミキサーの正面側において回動軸23は回動可能に支持されている。回動軸23にはアーム24を介して、開閉蓋21が回動可能に取り付けられている。具体的には、開閉蓋21の蓋板部35の正面側に設けられた軸受け部25(図2参照)に対して、アーム24の先端が回動可能に接続されることによって、開閉蓋21がアーム24に対して回動可能に取り付けられている。
開閉ハンドル22の先端側には、ロック部材26が設けられており、このロック部材26をロック受け27に係合させることにより、開閉ハンドル22を所定の角度で固定する。これにより、排出口32の端縁33に対して開閉蓋21を接近離反させて所定の位置(所定の開閉状態)で固定してロックできるように構成されている。
(開閉蓋とパッキン)
次に図2を参照して、開閉蓋21とパッキン17について詳細に説明する。パッキン17は合成ゴムなどの弾性板から構成され、この実施の形態に係るパッキン17は、4辺の長さaが等しい正方形の正面と背面と外壁面18を備えた直方体である。パッキン17の厚み(即ち外壁面18の高さ)は約20mmとされているが、排出口32の端縁33よりも一回り大きなものであれば、正面視円形や長方形など、種々変更して実施することができる。
このパッキン17は開閉蓋21の背面側に取り付けられたもので、開閉蓋21が閉じられた状態で排出口32の端縁33に対して圧着して、排出口32を液密状態で閉じるものである。
開閉蓋21は、板状の蓋板部35と、蓋板部35の背面側に突出して設けられた短筒状の枠部36を備えている。枠部36は、パッキン17の4つの外壁面18それぞれに対応する4つの辺を備えた矩形状をなしている。
枠部36の対向する一組の辺(この例では左右の辺)には、板状の枠壁37が配置されている。対向する他の一組の辺(この例では上下の辺)には、加圧用横枠38が配置されている。この実施の形態によれば、加圧用横枠38には、丸棒が採用され、その両端が枠壁37に溶接などで固定されている。上下の加圧用横枠38同士の間隔bは、パッキン17の対向する一組の上下の外壁面18同士の間隔aよりも僅かに小さい。他方、左右の枠壁37同士の間隔aは、パッキン17の左右の外壁面18同士の間隔aと略等しい。
これによって、枠部36に対してパッキン17を装着させる時に、パッキン17の上下の外壁面18は加圧用横枠38の圧力で弾性変形し、これによって、従来のように接着剤を用いずとも、パッキン17は開閉蓋21の背面側にしっかりと機械的に固定される。
なお、この実施の形態では加圧用横枠38は、二段に設けることもできるし、断面が多角形のものでも構わないし、種々変更して実施することができる。
(パッキンの取り外し)
グラウトミキサーを使わないときや、老朽化したパッキン17を交換する場合には、パッキン17を弾性変形させて開閉蓋21から容易に取り外すことができる。特にこの実施の形態では、加圧用横枠38と蓋板部35との間には空間があるため、この空間から手指などを差し入れることによって、容易にパッキン17を剥がすことができる。
以上、本考案の一実施の形態を示したが、本考案はこの実施の形態に限定されることなく、種々変更して実施することができる。例えば、枠壁37を4辺全てに配置し、加圧用横枠38を対向する一組の枠壁37の内側に突出させて固定するような構造を採用することもできる。
11 撹拌槽
12 撹拌羽根
13 電動機
14 機器室
15 伝動ベルト
16 パッキン収納部
17 パッキン
18 外壁面
21 開閉蓋
22 開閉ハンドル
23 回動軸
24 アーム
25 軸受け部
26 ロック部材
27 ロック受け
31 排出シュート
32 排出口
33 端縁
35 蓋板部
36 枠部
37 枠壁
38 加圧用横枠

Claims (4)

  1. グラウト材を撹拌する撹拌槽と、前記撹拌槽からグラウト材を排出する排出口と、前記排出口を開閉する開閉蓋とを備えたグラウトミキサーにおいて、
    前記開閉蓋に取り付けられるパッキンを備え、
    前記パッキンが前記開閉蓋に対して、接着剤による接着ではなく、前記パッキンの弾性変形により機械的に取り外し可能に取り付けられたことを特徴とするグラウトミキサー。
  2. 前記グラウトミキサーは、前記開閉蓋から取り外した前記パッキンと交換用の予備のパッキンとの少なくともいずれか一方をグラウンド収納することができるパッキン収納部を備えたことを特徴とする請求項1に記載のグラウトミキサー。
  3. 前記開閉蓋は、前記排出口の外側にて回動することによって前記排出口を覆う蓋板部と、前記蓋板部の周囲から前記排出口へ突出する枠部とを備え、
    前記パッキンは前記枠部に内嵌合する外壁面を備え、
    前記枠部は前記パッキンよりも若干小さく、
    前記外壁面を弾性変形させて前記枠部に嵌め込むことで、前記パッキンが前記枠部に着脱可能に取り付けられることを特徴とする請求項1又は2に記載のグラウトミキサー。
  4. 前記パッキンは前記外壁面を4つ備えた直方体をなし、
    前記枠部は前記外壁面のそれぞれに対応する4つの辺を備えた矩形状をなし、
    前記枠部の対向する一組の辺には枠壁が配置され、
    前記枠部の対向する他の一組の辺には加圧用横枠が配置され、
    前記加圧用横枠は、一組の前記枠壁間に渡され、
    1組の対向する前記加圧用横枠間の距離は、前記パッキンの対向する一組の前記外壁面間の距離よりも小さいことを特徴とする請求項3に記載のグラウトミキサー。
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