JP3228357U - 液体取り出し装置及びそれを用いた液体入れ容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】せっけん液、その他の溶液を入れて洗面台、風呂場等に簡単に取り付けでき、該容器内の液体を片手で簡単に取り出せる液体入れ容器、それに使用する液体取り出し装置を提供する。【解決手段】円筒容器部10と該容器内で上下動する上下動部11から構成する。上下動部は重みある球12に細い棒13を貫通取付けして構成する。円筒容器部の底面板に上下動部の球より僅かに大きい球の半分程度を収納できる半球凹部15を設け、その中央に上下貫通孔を形成し、孔内に底面板下方に延びる有底円筒18を取り付ける。有底円筒部の底面中央に上下動部の下側細い棒を貫通させる径が細い棒の径より大きいガイド孔19を形成する。筒状胴部の上部内側には上下動部の上側細い棒を貫通させる孔を設けたガイド板20を取り付ける。上下動部の下側細い棒は先端がガイド孔より下方に突出する長さに形成する。【選択図】図3

Description

本考案はせっけん液、シャンプー、リンス等を入れて洗面台、トイレ、風呂場等に取り付けておく液体入れ容器、及び、それに取り付けて使用する液体取り出し装置に関する。
洗面台、トイレ、風呂場等には手、身体、頭髪等を洗う際に使用するせっけん液、シャンプー等を入れた液体入れ容器が設置される。こうした容器の構造、取り付け構造は様々であり、容器内液体の取り出しを片手のボタン操作のみで簡単に行えるようにした液体入れ容器、及びその取付け構造が各種提案さている。
例えば、特許文献1には通路の一端を大気に開口し、その開口部と流動体を収納したポリエチレン等の可撓性容器の口部と気密につなぐと共に、前記通路の他端は一方向作動弁を介して適宜注出口を設けた定量吸入室に連絡したことを特徴とする図8に示す流動体の定量注出装置が開示されている。この装置はピストン機構10の端を押すだけで定量注出が可能であるが、内部にスプリングを2個必要とする等、構造が非常に複雑である。類似構造の定量注出装置は特許文献2にも開示されている。
また、特許文献3には、図9に示すような下面に水洗器への取付部を形成し、この取付部から前方へ延びる連絡部を設けると共に、該連絡部の先端に吐出部を、連絡部の上面に容器取付部を夫々設けた本体と、上記容器取付部に上方から装着される容器とからなり、上記吐出部と容器とを適宜間隔を置いて別輪状に配置してなる水石けん供給容器が開示されている。しかし、この供給容器の場合、水石けん取り出し部を構成する黄銅金属製の本体部Aは、水洗器Cの周縁部上面に貫通開穿した取付孔C2に外面に螺子を切った取付部1を挿通し、洗面台Cの裏面からナット5で螺着することによって水洗器Cに固定する構造になっている。従って、取付けには水洗器Cに孔を設ける必要があり、取り付けが簡単ではない。
実公昭42−13648号公報 特開2002−59997号公報 実開昭61−116592号公報
本考案は、従来技術のこうした問題点を解決するためになされたもので、その課題は、せっけん液、シャンプー、リンス等の溶液を入れて洗面台、トイレ、風呂場等に簡単に取り付け可能で、且つ、それら容器内の溶液を片手で簡単に取り出すことのできる液体入れ容器、及び、それに取り付けて使用する液体取り出し装置を提供することにある。
前記課題を解決するための請求項1に記載の考案は、石けん液、その他の溶液を入れた液体容器の下面に取り付けて容器内液体を下方に取り出すための液体取り出し装置であって、該液体取り出し装置は円筒容器部と、該容器部内で上下動する上下動部からなり、前記上下動部は重みある球に細い棒を球中心を通って貫通取付けして構成され、前記円筒容器部は、筒状胴部の上部内面に前記液体容器下面から突出する円筒部の外面螺子に螺合するネジ部が形成され、底面板は前記球の半径寸法より厚く、底面板の上面側中央には前記球より僅かに半径の大きい球の半分を収納できる半球凹部が形成され、半球凹部中央には上下貫通孔が形成され、該貫通孔内には底面板下方にまで延びる有底円筒が取り付けられ、有底円筒の底面中央には前記細い棒を垂直にして半球凹部に乗せた上下動部の下側細い棒を貫通させる径が細い棒より大きいガイド孔が形成され、前記筒状胴部の上部内面には上下動部の上側細い棒を貫通させる孔を設けたガイド板が渡してあり、前記上下動部の下側細い棒は、先端が前記ガイド孔より下方に突出する長さに形成されていることを特徴とする液体取り出し装置である。
このような構成によれば、有底円筒から下方に突出している上下動部の下端に片手で上方に向けた力を加えて上下動部を押し上げることで、液体取り出し装置内の液体を底部のガイド孔から下方に流出させることができる。流出量は押し上げ高さと押し上げ時間を加減することで調整できる。
また、請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の液体取り出し装置において、前記半球凹部の内面には薄いゴムシートが貼り付けてあることを特徴とする液体取り出し装置である。
このような薄いゴムシートを貼り付けておけば、球下面が半球凹部に密着するため液体取り出し装置内の液体が漏れることを確実に防止できる。
請求項3に記載の考案は、石けん液、その他の溶液を入れる液体入れ容器であって、該液体入れ容器は、溶液を入れる液体容器と液体取り出し装置とから構成され、前記液体容器は、容器の底面下側に容器内に連通して下方に突出する円筒部を形成して、その外面にはネジ部が形成されており、容器の上面にも容器内に連通して上方に突出する円筒部を形成して、その外面にはネジ部が形成されており、該円筒部の上方開口には該開口を塞ぐ螺子式蓋が取り付けられ、その蓋には空気を流通させる小孔が形成されており、前記液体取り出し装置として請求項1又は2に記載の液体取り出し装置が、該装置の筒状胴部の上部内面に形成された前記ネジ部を前記液体容器の下方円筒部外面のネジ部に螺合させて取り付けであることを特徴とする液体入れ容器である。
このような構成によれば、有底円筒から下方に突出している上下動部の下端に片手で上方に向けた力を加えて上下動部を押し上げることで、液体入れ容器内の液体を液体取り出し装置の底部のガイド孔から下方に流出させることができる。流出量は押し上げ高さと押し上げ時間を加減することで調整できる。
液体入れ容器1の外形図である。 液体入れ容器1の部品構成を示す分解図である。 液体取り出し装置3の分解図である。 液体取り出し装置3の円筒容器部10の平面図である。 上下動部11を取り付けた状態の液体取り出し装置3の断面図である。 液体容器2に液体取り出し装置3と蓋5を取り付けた状態の液体入れ容器1の端面図である。 有底円筒18の下方に突出する上下動部11下端を押し上げた状態の端面図である。 従来技術に係る流動体の定量注出装置である。 従来技術に係る水石けん供給容器である。
以下、本考案に係る液体入れ容器、及び、その容器の一部を構成する液体取り出し装置の一実施形態について図面を参照して説明する。図1は本考案に係る液体入れ容器1の外形図であり、正面図、平面図、底面図で示している。右側面図、左側面図は正面図と同一である。図2は液体入れ容器1の部品構成を示す分解図であり、断面図と端面図で示している。切断面は図1の平面図中のA−A線に沿った面である。本容器は液体を入れる容器で、その容器から液体を下方に取り出す装置を具えている。内部での液体の流れを理解しやすいよう断面図に加えて端面図も示している。
液体入れ容器1は、液体容器2と液体取り出し装置3とから構成される。液体容器2は液体を入れておく容器本体部4と、その上部の蓋5から構成される。本実施形態の液体容器2の容器本体部4は水平断面が正方形の直方体容器であるが、水平断面は長方形、円形でもよく、高さ方向断面形状が変化する形状でもよい。但し、底面が水平であることを必要とする。
容器本体部4の上面には容器内に連通して上方に突出する円筒部6が形成され、その上方開口には蓋5が取り付けられる。取付けは円筒部6外面のネジ部と、蓋5内面のネジを螺合させて行う。蓋5には容器本体部4内に空気を流入させる小孔7が形成されている。液体容器2の容器本体部4の底面下側には本体部4内に連通して下方に突出する円筒部8が形成され、その外面にはネジ部が形成されている。このネジ部を利用して円筒部8に液体取り出し装置3が取り付けられる。
図3は液体取り出し装置3の構成を示す分解図であり、断面図と端面図で示してある。液体取り出し装置3は円筒容器部10と、該容器部10内で上下動する上下動部11から構成される。上下動部11は金属製の重みのある球12に細い棒13を球中心を通って貫通取付けしたものである。
円筒容器部10の胴部の上部内面にはネジ部14が形成されている。このネジ部14を液体容器2の下面から突出している円筒部8外面のネジ部に螺合させて液体取り出し装置3を液体容器2に取り付ける。円筒容器部10の底面板は球12の半径寸法より厚くしてあり、底面板の中央上面側には球12より僅かに半径の大きい球の半分程度を収納できる大きさの半球凹部15が形成されている。半球凹部15の内面には薄いゴムシート16が貼り付けてある。その半球凹部15の中央には上下貫通孔17が形成され、その貫通孔17内には底面板下方にまで延びる有底円筒18が取り付けられている。有底円筒18の底面中央には、細い棒13を垂直にして半球凹部15に乗せた上下動部11の細い棒13下側を貫通させるガイド孔19が形成されている。ガイド孔19の径は、細い棒13の径より大きくしてある。
円筒容器部10の筒状胴部の上部内側であって、内側ネジ部14の下にはガイド板21が渡してある。図4は円筒容器部10の平面図である。ガイド板21には半球凹部15に上下動部11を細い棒13を垂直にして乗せたときに、細い棒13の上方側が貫通する孔21が設けられている。
図5は円筒容器部10内に上下動部11を取り付けた状態の液体取り出し装置3の断面図と端面図である。上下動部11の金属製で重みのある球12が半球凹部15内の貫通孔17の入口を塞いだ状態となる。半球凹部15の内面には薄いゴムシート16が貼り付けてあるので、球12と貫通孔17入口付近との間に隙間はできない。従って、この状態で円筒容器部10内に液体を注入しても、液体が有底円筒18を通過してその底部のガイド孔19から下方に漏れだすことはない。
図6は、液体容器2に液体取り出し装置3と蓋5を取り付けた状態の液体入れ容器1の端面図である。内部に液体23を入れた状態が描いてある。液体取り出し装置3内に取り付けられて上下動する上下動部11に外部から力を加えない状態が描いてある。この状態では、前述のように上下動部11の球12が半球凹部15内の貫通孔17の入口を塞いだ状態となるため、液体容器2内の液体が有底円筒18を通過して底部のガイド孔19から下方に漏れだすことはない。
図7は、有底円筒18から下方に突出している上下動部11の細い棒13下端に上方に向けた力を加えて上下動部11を押し上げた状態の端面図である。上下動部11の球12が上方に移動し、球12と半球凹部15内面との間に隙間ができる。これにより液体入れ容器1内の液体はその隙間を通り、有底円筒18を通過して底部のガイド孔19から下方に流出する。流出すると液体入れ容器1の内圧が低下するため、蓋5の小孔7から空気が容器内に流入する。上下動部11の押し上げを停止するは上下動部11は元の位置に戻り、液体の流出は止まる。このように上下動部11の下端を上方に押し上げる力と時間を加減することにより、底部のガイド孔19から下方に流出する液体の量を調整することができる。
図面中、1は液体入れ容器1、2は液体容器、3は液体取り出し装置、4は容器本体部、5は蓋、7は小孔、8は円筒部、10は円筒容器部、11は上下動部、12は球、13は細い棒、14はネジ部、15は半球凹部、16はゴムシート、18は有底円筒、19はガイド孔、20はガイド板、21は孔を示す。

Claims (3)

  1. 石けん液、その他の溶液を入れた液体容器の下面に取り付けて容器内液体を下方に取り出すための液体取り出し装置であって、
    該液体取り出し装置は円筒容器部と、該容器部内で上下動する上下動部からなり、
    前記上下動部は重みある球に細い棒を球中心を通って貫通取付けして構成され、
    前記円筒容器部は、筒状胴部の上部内面に前記液体容器下面から突出する円筒部の外面螺子に螺合するネジ部が形成され、底面板は前記球の半径寸法より厚く、底面板の上面側中央には前記球より僅かに半径の大きい球の半分を収納できる半球凹部が形成され、半球凹部中央には上下貫通孔が形成され、該貫通孔内には底面板下方にまで延びる有底円筒が取り付けられ、有底円筒の底面中央には前記細い棒を垂直にして半球凹部に乗せた上下動部の下側細い棒を貫通させる径が細い棒より大きいガイド孔が形成され、前記筒状胴部の上部内面には上下動部の上側細い棒を貫通させる孔を設けたガイド板が渡してあり、
    前記上下動部の下側細い棒は、先端が前記ガイド孔より下方に突出する長さに形成されていることを特徴とする液体取り出し装置。
  2. 請求項1に記載の液体取り出し装置において、前記半球凹部の内面には薄いゴムシートが貼り付けてあることを特徴とする液体取り出し装置。
  3. 石けん液、その他の溶液を入れる液体入れ容器であって、
    該液体入れ容器は、溶液を入れる液体容器と液体取り出し装置とから構成され、
    前記液体容器は、容器の底面下側に容器内に連通して下方に突出する円筒部を形成して、その外面にはネジ部が形成されており、容器の上面にも容器内に連通して上方に突出する円筒部を形成して、その外面にはネジ部が形成されており、該円筒部の上方開口には該開口を塞ぐ螺子式蓋が取り付けられ、その蓋には空気を流通させる小孔が形成されており、
    前記液体取り出し装置として請求項1又は2に記載の液体取り出し装置が、該装置の筒状胴部の上部内面に形成された前記ネジ部を前記液体容器の下方円筒部外面のネジ部に螺合させて取り付けであることを特徴とする液体入れ容器。
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