JP3228259B2 - 記録再生コントローラ - Google Patents

記録再生コントローラ

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JP3228259B2
JP3228259B2 JP03213199A JP3213199A JP3228259B2 JP 3228259 B2 JP3228259 B2 JP 3228259B2 JP 03213199 A JP03213199 A JP 03213199A JP 3213199 A JP3213199 A JP 3213199A JP 3228259 B2 JP3228259 B2 JP 3228259B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大容量の記録媒体
を備えたドライブユニット、例えば、ハードディスク装
置等を記録再生装置に可換的に装着し、画像や音声等の
データを記録したり再生したりする際に、データやドラ
イブユニットの不正な使用を防止する記録再生コントロ
ーラに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、VHS方式等の記録メディアとし
て、高速なハードディスク装置等のドライブユニットを
使用した記録再生装置の開発が進んでいる。しかし、ハ
ードディスク装置等のドライブユニットは一般に記録容
量が膨大であり、不正コピーによって大量のコンテンツ
(映画や音楽等の内容物)を一括記録したドライブユニ
ットや、有料ディジタル放送を大量に録画または録音し
たドライブユニットが不正に販売される等の問題が発生
することが考えられる。
【0003】これまで、フロッピー(登録商標)ディス
クやDVD等のように可換的に装着できる記録媒体は、
どの記録再生装置でも記録再生できることを特長として
きたため、不正コピーを防止するための様々な方法が提
案されている。
【0004】例えば、特開平8−339629号公報で
は、識別コードを暗号化してディジタルデータに付加し
て記録することにより、コピーを禁止したりコピー回数
の制限を行う方法が提案されている。また、特開平10
−069722号公報では、ディジタル端子にデータを
出力する場合に、オリジナルよりも量子化ビット数が減
少するようにしてS/Nを落とし、コピーを繰り返す度
にデータの質(画質や音質等)が劣化していくようにす
る方法が提案されている。
【0005】そして、更に、特開平7−287655号
公報では、記録再生装置本体の固有識別コードと記録媒
体(フロッピーディスク等)の上に記録された固有識別
コードとが一致した場合にのみ、記録媒体へのアクセス
を許可するコピー禁止方法が提案されている。この方法
の特長は、記録媒体の可換性を放棄して、記録を行った
記録再生装置とその記録媒体とを一対一に対応させるこ
とで、ほぼ完全に不正なコピーを防止できることであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した特開
平8−339629号公報に開示されるもののようにデ
ータ自身にコピーガード機能を付加する方法や、特開平
10−069722号公報に開示されるもののように出
力データの質を意図的に劣化させる方法では、有料ディ
ジタル放送等を大量に録画または録音したドライブユニ
ットを不正に販売することによって生じる問題自体に直
接的に対処することはできない。つまり、データの不正
コピーを禁止することと、既に何らかの手段を利用して
不正なコピーが行われたドライブユニットが第三者によ
って使用されることとは全く別の問題であって、前述し
た従来技術は、何れも、不正なコピーが行われたドライ
ブユニットからのデータ出力までは禁止していないの
で、不正な方法でデータをコピーしたドライブユニット
が使用されることによって生じる二次的な被害を防止す
ることは不可能である。
【0007】また、特開平7−287655号公報に開
示されたコピー禁止方法は、この方法、即ち、記録再生
装置本体の固有識別コードと記録媒体の固有識別コード
との一致不一致を比較するためのプログラムが記録媒体
自体によって強制的に実行されるわけではなく、また、
記録媒体自体にデータの読み出しを禁止する機能もない
ので、記録再生装置の側が前述したような所定の判別手
順に従ってアクセスの可否を決定する構成を備えていな
い限り現実的な問題解決手段とはなり得ない。
【0008】
【発明の目的】そこで、本発明の目的は、前記従来技術
の欠点を解消し、大量の画像や音声データ等を記録する
ドライブユニットと記録再生装置との間でのデータの不
正使用を防ぎ、記録を行った記録再生装置のみがそのド
ライブユニットに対してアクセスできる機能を有する有
料ディジタル放送時代に合った記録再生コントローラを
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ドライブユニ
ット内に設けられた第一の制御部と記録再生装置内に設
けられた第二の制御部とから成り、前記第一の制御部に
は、前記記録媒体のデータ記憶領域を複数に区切って各
記憶領域ごと個別に識別コードを記憶するための各記憶
領域ごとの識別コード記憶手段と、前記各記憶領域にデ
ータが記録されているか否かを判定する各記憶領域ごと
記録状態判定手段と、前記識別コード記憶手段に記
憶された識別コードと前記第二の制御部に記憶されてい
る識別コードとの一致不一致を各記憶領域ごと個別に
較する識別コード比較手段と、前記記録状態判定手段に
よりデータが記録されていないことが検出されると前記
第二の制御部に記憶されている識別コードを読み込んで
当該記憶領域の識別コード記憶手段に記憶させる識別コ
ード書き込み手段と、前記記録状態判定手段によりデー
タが記録されていることが検出され且つ前記識別コード
比較手段により識別コードの不一致が検出されたときに
当該記憶領域に対するデータの記録および再生を禁止す
る入出力制限手段と、前記識別コード比較手段により識
別コードの一致が検出されたときに当該記憶領域に対す
るデータの記録および再生を許容する入出力制限解除手
段とを設け、前記第二の制御部には、その記録再生装置
に固有の識別コードを備えたことを特徴とする構成を有
する。
【0010】よって、データが記録されていない未使用
の記録媒体を備えたドライブユニットが記録再生装置に
装着された場合には、まず、そのドライブユニットの
記憶領域の識別コード記憶手段に現在使用中の記録再生
装置の識別コードが記憶される。ドライブユニットの
記憶領域は、最初に識別コードを書き込んだ記録再生装
置に装着される限り、その記録再生装置からのデータの
書き込みと再生が許容されるが、別の記録再生装置に装
着された場合には、その記録再生装置に固有の識別コー
ドと当該記憶領域に記憶された識別コードとが一致しな
くなるので、入出力制限手段によってデータの記録およ
び再生が禁止される。入出力制限手段はドライブユニッ
トの側に設けられているため、記録再生装置をどのよう
に操作しても入出力制限手段を不正に操作することはで
きず、識別コードの異なる不正な記録再生装置によって
記録媒体からデータを再生することが完全に禁止され
る。また、前記記録媒体のデータ記憶領域を複数に区切
って使用、各記憶領域ごと個別に識別コード記憶手段
と記録状態判定手段とを設け、各記憶領域夫々の識別コ
ード記憶手段に記憶された識別コードと各記憶領域夫々
の記録状態判定手段の判定結果とに基づいて、識別コー
ド比較手段、識別コード書き込み手段、入出力制限手
段、および、入出力制限解除手段の処理を各記憶領域ご
と個別に機能させるようにしているので、データの入出
力制限に混乱を生じることなく、一台のドライブユニッ
トに設けられた記憶領域を複数のユーザーによって各々
独立して使用することができる。
【0011】更に、記録再生装置にケーブル接続された
他の記録再生装置の識別コードを読み込んで識別コード
比較手段に転送する機能を第二の制御部に持たせ、転送
された全ての識別コードと識別コード記憶手段の識別
コードとを第一の制御部で比較し、一致する識別コード
が1つでもあれば一致を検出してデータの記録や再生を
許容するようにしたので、限られた範囲のユーザーグル
ープ内、例えば、家庭内で複数の記録再生装置を並列し
て使用するような環境下において、データの記録や再生
に過剰な制限を生じることなく、ドライブユニットを有
効利用することができる。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態について説明する。図1は、本発明を画像およ
び音声用の記録再生装置1とドライブユニット2に適用
した場合の一実施形態について示す機能ブロック図、ま
た、図3は、この記録再生コントローラ19を搭載した
記録記録再生装置1とそのドライブユニット2の外観に
ついて示す斜視図である。
【0016】図3に示すように、ドライブユニット2
は、画像および音声を記録するハードディスク等によっ
て構成される大容量の記録媒体3を一体不可分に備え、
また、記録媒体3を内蔵したドライブユニット2自体
は、図4ならびに図5(a)および図5(b)に示され
るように、記録再生装置1に設けられたスライド式のト
レイ4に可換的に装着され、ドライブユニット2側のコ
ネクタ5およびトレイ4側のコネクタ6を介して記録再
生装置1と電気的に接続されるようになっている。
【0017】図1に示すように、本実施形態の記録再生
コントローラ19は、概略において、ドライブユニット
2側に設けられた第一の制御部7と記録再生装置1側に
設けられた第二の制御部8とによって構成され、第一の
制御部7と第二の制御部8との間は前述のコネクタ5,
6を介して電気的に接続される。
【0018】第一の制御部7は、識別コード比較手段,
識別コード書き込み手段,入出力制限手段および入出力
制限解除手段の各機能を達成するためのマイクロプロセ
ッサによって構成される主制御部9、および、記録再生
装置1と記録媒体3との間でデータの記録や再生に関す
る通常の入出力処理を行うための通常記録再生制御部1
0を備える。この実施形態の識別コード記憶手段および
記録状態判定手段は、ドライブユニット2の内部に固設
された不揮発性メモリ11によって構成されているが、
記録媒体3それ自体の一部に識別コード記憶手段や記録
状態判定手段となる記憶領域を設ければ、不揮発性メモ
リ11を省略することも可能である。
【0019】図2は、識別コード記憶手段および記録状
態判定手段としての不揮発性メモリ11の記憶内容の一
例を示す概念図である。この実施形態の記録媒体3は、
家庭内での複数ユーザーによる利用を考慮して、記録媒
体3を複数の記憶領域(パーティション)に分割して使
用できるようになっており、画像データや音声データの
記録の有無を判定するための記録状態判定フィールドF
m(記録状態判定手段)、および、識別コードを記憶す
るための識別コード記憶フィールドYm(識別コード記
憶手段)の各々も、記録媒体3上で分割された各記憶領
域m(パーティション)毎に個別に設けられている。ま
た、記録媒体3と記録再生装置1との間で行われるデー
タの入出力に関する制限事項(記録や再生の可否)を記
憶するためのパーミッション記憶領域Smも、図2に示
されるように、各記憶領域m(パーティション)毎に設
けられている。なお、パーティションを切らずに記録媒
体3を単一のボリュームとしてのみ使用するのであれ
ば、記録状態判定フィールドF1,識別コード記憶フィ
ールドY1,パーミッション記憶領域S1だけで十分で
ある。
【0020】一方、記録再生装置1側に設けられた第二
の制御部8には、その記録再生装置1に固有の識別コー
ドを記憶する装置固有識別コード記憶メモリ12が設け
られ、その記録再生装置1に固有の識別コードが書き換
え不能に記録されている。同一の規格で製造された記録
再生装置1であってもその識別コードは固体毎に全て異
なっており、重複する識別コードを備えた記録再生装置
1は存在しない。
【0021】また、第二の制御部8には、記録再生装置
1と記録媒体3との間でデータの記録や再生に関する通
常の入出力処理を行うための通常記録再生制御部13が
設けられ、通常記録再生制御部13には、画像や音声の
ソースデータを取り込むためのテレビチューナ14や外
部入力端子15、および、画像や音声データの出力に用
いられる外部出力端子16が接続されている。
【0022】更に、第二の制御部8には、識別コードの
異なる別の記録再生装置と接続するための接続端子17
が設けられ、図6に示されるように、装置間接続ケーブ
ル18を介して、識別コードの異なる別の記録再生装
置、例えば、記録再生装置1a等と接続できるようにな
っている。複数の記録再生装置を装置間接続ケーブル1
8を介してデジィチェーンのように接続して利用するこ
とも可能である。また、特定の条件が満たされた場合に
は、ある記録再生装置に装着されたドライブユニット
を、装置間接続ケーブル18を介して接続された別の記
録再生装置から利用することも可能となるが、記録再生
装置の接続に利用できる装置間接続ケーブル18の全長
は100m以下に制限されている。なお、図6に示す記
憶再生装置1aおよびドライブユニット2aは、識別コ
ードが相違する点を除き、記憶再生装置1およびドライ
ブユニット2と全く同一の構成を有するので、その構成
自体に関する説明は省略する。
【0023】図7および8は第一の制御部7側で実施さ
れる処理の概略を示すフローチャート、また、図9は第
二の制御部8側で実施される処理の概略を示すフローチ
ャートであり、これらの処理は各々の制御部に設けられ
た機能実現手段としてのマイクロプロセッサによって実
行される。以下、図7ないし図9を参照して本実施形態
の処理動作について説明する。
【0024】まず、ドライブユニット2を図5(a)お
よび図5(b)に示すようにして記録再生装置1のトレ
イ4に装着すると、コネクタ5,6を介して記録再生装
置1側からドライブユニット2に電力が供給され、第一
の制御部7が図7に示されるような処理を開始する。
【0025】処理を開始した第一の制御部7は、まず、
このドライブユニット2を直接的に接続した記録再生制
御装置1の第二の制御部8に対して識別番号検出指令を
出力し(ステップa1)、第二の制御部8からの応答を待
つ待機状態に入る(ステップa2)。
【0026】第二の制御部8は、この記録再生装置1に
直接的に接続したドライブユニット2からの識別番号検
出指令を検出するための判別処理(ステップb1)と、
装置間接続ケーブル18を介して当該記録再生装置1に
接続された別の記録再生装置(例えば記録再生装置1
a)からの識別番号検出指令を検出するための判別処理
(ステップb11)、および、この記録再生装置1に直
接的に接続したドライブユニット2からのエラー信号を
検出するための判別処理(ステップb13)、ならび
に、この記録再生装置1自体の駆動制御等に関連した従
来と同様の処理(ステップb15)を所定周期毎に繰り
返し実行しているので、前述のステップa1の処理で第
一の制御部7から出力された識別番号検出指令は、第二
の制御部8におけるステップb1の判別処理で検出され
ることになる。
【0027】第一の制御部7からの識別番号検出指令を
検出した第二の制御部8は、まず、接続された記録再生
装置の全体数を示すカウンタCの値を1に初期化し(ス
テップb2)、この記録再生装置1の装置固有識別コー
ド記憶メモリ12から当該記録再生装置1に固有の識別
コードの値を読み込んで識別コード記憶レジスタNc
(c=1)に記憶した後(ステップb3)、当該記録再
生装置1に接続された別の記録再生装置(例えば記録再
生装置1a)に識別コードの転送を求めるための識別番
号検出指令を装置間接続ケーブル18を介して出力して
(ステップb4)、許容待機時間計測タイマTをスター
トさせ(ステップb5)、許容待機時間計測タイマTが
作動する間(ステップb9)、別の記録再生装置(例え
ば記録再生装置1a)からの識別コードの入力を待機す
る。
【0028】記録再生装置1に装置間接続ケーブル18
を介して接続された別の記録再生装置(例えば記録再生
装置1a)が存在すれば、前述のステップb4の処理で
記録再生装置1から出力された識別番号検出指令は、そ
の記録再生装置(例えば記録再生装置1a)の第二の制
御部(例えば第二の制御部8a)が実施する図9と同様
の処理のステップb11の判別処理によって検出され、
該第二の制御部(例えば第二の制御部8a)の実施する
ステップb12の処理により、その記録再生装置(例え
ば記録再生装置1a)に固有の識別コードが、装置間接
続ケーブル18を介して記録再生装置1に送信される
(ステップb12)。
【0029】記録再生装置1aに加えて更に別の記録再
生装置、例えば、記録再生装置1b,1c,1d,・・
・(図示せず)が存在した場合も、各々の記録再生装置
1b,1c,1d,・・・側の処理は前記と同様であ
り、記録再生装置1からの識別番号検出指令を受けた各
記録再生装置1b,1c,1d,・・・の各々から、記
録再生装置1に対して、各記録再生装置1b,1c,1
d,・・・毎に固有の識別コードが送信されることにな
る。
【0030】記録再生装置1の第二の制御部8は、ステ
ップb6の判別処理によって他の記録再生装置(例えば
記録再生装置1a)からの識別コードを検出し、カウン
タCの値を1インクリメントして(ステップb7)、そ
の識別コードを識別コード記憶レジスタNc(c=イン
クリメントされた値)に記憶する(ステップb8)。カ
ウンタCの値は別の記録再生装置(例えば記録再生装置
1a,1b,1c,1d,・・・)から送信された識別
コードが検出される度にインクリメントされるので、結
果的に、識別コード記憶レジスタN1には、ドライブユ
ニット2を直接的に接続した記録再生装置1それ自体に
固有の識別コードが記憶され、また、識別コード記憶レ
ジスタN2,N3,N4,N5,・・・の各々には、他
の記録再生装置(例えば記録再生装置1a,1b,1
c,1d,・・・)から送信された識別コードが受信順
に記憶されることになる。
【0031】そして、他の記録再生装置(例えば記録再
生装置1a,1b,1c,1d,・・・)から転送され
た識別コードの検出および記録が完了し、許容待機時間
計測タイマTの設定作動時間が終了すると(ステップb
9)、記録再生装置1の第二の制御部8は、記録再生装
置の全体数を示すカウンタCの値と、ドライブユニット
2を直接的に接続した記録再生装置1に固有の識別コー
ドの値N1、および、ドライブユニット2を直接的に接
続した記録再生装置1に装置間接続ケーブル18を介し
て接続された別の記録再生装置(例えば記録再生装置1
a,1b,1c,1d,・・・)の各々に固有の識別コ
ード(例えばN2,N3,N4,N5,・・・)の全て
をドライブユニット2の第一の制御部7に転送する(ス
テップb10)。但し、記録再生装置1に別の記録再生
装置が接続されていない場合はステップb6の処理で別
の記録再生装置の識別コードは検出されないので、ステ
ップb10の処理において第一の制御部7に転送される
データはC(=1)とN1(=ドライブユニット2を直
接的に接続した記録再生装置1に固有の識別コード)の
みとなる。
【0032】ドライブユニット2側の第一の制御部7
は、ステップa2の判別処理でこれらのデータを検出
し、該ドライブユニット2に直接的または間接的に接続
された記録再生装置の全体数C、および、該ドライブユ
ニット2に直接的に接続された記録再生装置1の識別コ
ードN1と、記録再生装置1に装置間接続ケーブル18
を介して接続された別の記録再生装置の各々に固有の識
別コードN2〜Ncの全てを読み込んで一時的に記憶す
る(ステップa3)。
【0033】次いで、第一の制御部7は、記録媒体3の
分割された記憶領域(パーティション)を特定するため
の指標mに初期値1をセットした後(ステップa4)、
記録状態判定手段としての不揮発性メモリ11(図2参
照)にアクセスし、記録状態判定フィールドFmのフラ
グがONとなっているか否か、要するに、記録媒体3の
第m番目のパーティションに画像や音声のデータが記録
されているか否かを判別する(ステップa5)。
【0034】ステップa5の判別結果が真となった場
合、即ち、第m番目のパーティションに画像や音声のデ
ータが既に記録されていた場合には、第一の制御部7
は、更に、識別コード記憶手段としての不揮発性メモリ
11(図2参照)にアクセスし、識別コード記憶フィー
ルドYmに記憶されている識別コード、要するに、記録
媒体3の第m番目のパーティションに対応して設定され
た識別コードYmを読み込む(ステップa6)。
【0035】次いで、識別コード比較手段としての第一
の制御部7は、記録再生装置の固有識別コードを検索す
るための指標iに初期値1をセットし(ステップa
7)、記録媒体3の第m番目のパーティションに対して
設定された識別コードYmの値が該ドライブユニット2
に直接的または間接的に接続された記録再生装置の何れ
かに固有の識別コードNiと一致するか否かを判別する
(ステップa8)。なお、指標iの初期値は1であるか
ら、最初に比較対象となるのは、ドライブユニット2に
直接的に接続された記録再生装置1の識別コードN1で
ある。
【0036】識別コードYmの値と識別コードNiの値
とが一致しなかった場合、第一の制御部7は、更に、指
標iの現在値が、ドライブユニット2に直接的または間
接的に接続された記録再生装置の総数Cに達しているか
否かを判別する(ステップa9)。指標iの現在値が記
録再生装置の総数Cに達していなければ、これまでに比
較対象とされていない別の記録再生装置に固有の識別コ
ードが記録媒体3の第m番目のパーティションに対して
設定された識別コードYmと一致している可能性がある
ので、第一の制御部7は指標iの値を1インクリメント
し(ステップa10)、該指標iの現在値に基づいて前
記と同様にしてステップa8ないしステップa10の処
理を繰り返し実行する。
【0037】このような処理が繰り返し実行される間
に、指標iの現在値が記録再生装置の総数Cに達してス
テップa9の判別結果が真となった場合には、ドライブ
ユニット2に直接的または間接的に接続されている全て
の記録再生装置の識別コードを確認しても記録媒体3の
第m番目のパーティションに対して設定された識別コー
ドYmと一致する識別コードが見つからなかったことを
意味する。
【0038】本実施形態においては、未使用の記録媒体
3を最初に使用する場合、および、既にデータを記録し
ている記録媒体3を改めて初期化して再利用する場合に
は、必ず、その時点でドライブユニット2に接続してい
る記録再生装置に固有の識別コードを記録媒体3に書き
込むようにしている。従って、ドライブユニット2に直
接的または間接的に接続されている全ての記録再生装置
の識別コードを確認しても記録媒体3の第m番目のパー
ティションに対して設定された識別コードYmと一致す
る識別コードが見つからなかった場合は、そのパーティ
ションmに画像や音声を記録させるために使用された記
録再生装置が、装置間接続ケーブル18による接続範囲
を超えて別の場所にあったということ、要するに、他者
が作成またはコピーした画像や音声がパーティションm
の記憶領域に記録されているということを意味する。一
般に、このような状況は、他者が作成またはコピーした
画像や音声を別の人間が不正に再生しようとしている場
合に生じることが多いので、このデータの再生は禁止す
べきである。
【0039】そこで、ステップa9の判別結果が真とな
って画像や音声を記録させるために使用された記録再生
装置が装置間接続ケーブル18による接続範囲を超えて
別の場所にあったことが明らかとなった場合、入出力制
限手段としての第一の制御部7は、記録媒体3の第m番
目のパーティションに対するデータの初期化指令の受け
付けのみを許容し(ステップa11)、現在の使用者に
よって実際の初期化作業が行われたか否かを判別する
(ステップa12)。
【0040】もし、ここで初期化作業が行われたなら
ば、その使用者には他者が作成またはコピーした画像や
音声を再生しようという意図はなく、そのパーティショ
ンに対して現在の使用者自らが新たな画像や音声を記録
しようとしていることを意味するので、パーティション
の使用は許されるべきである。
【0041】そこで、初期化作業が行われてステップa
12の判別結果が真となった場合、識別コード書き込み
手段としての第一の制御部7は、現時点でこのドライブ
ユニット2が直接的に接続されている記録再生装置1に
固有の識別コードN1の値を記録媒体3の第m番目のパ
ーティションに対応する識別コード記憶フィールドYm
に書き込み(ステップa17)、また、入出力制限解除
手段としての第一の制御部7は、記録媒体3の第m番目
のパーティションに対応するパーミッション記憶領域S
mにデータの記録および再生を許可するアクセス許容フ
ラグをセットする(ステップa18)。アクセス許容フ
ラグがセットされたパーティションに対してはドライブ
ユニット2の通常記録再生制御部10と記録再生装置1
の通常記録再生制御部13との間でのデータの入出力制
限がないので、画像や音声の新規記録や再生に関する処
理を支障なく実施することができるようになる。
【0042】一方、ステップa12の判別結果が偽とな
った場合、即ち、ドライブユニット2に直接的または間
接的に接続されている全ての記録再生装置の識別コード
を確認しても記録媒体3の第m番目のパーティションに
対して設定された識別コードYmと一致する識別コード
が見つからず、しかも、現在の使用者にそのパーティシ
ョンを初期化しようという意思もない場合には、現在の
使用者が、他者の作成またはコピーした画像や音声を再
生せずにそのデータをそのまま存続させようとしている
か(この行為は許容される)、または、他者の作成また
はコピーした画像や音声を不正に再生しようとしている
か(この行為は許容されない)のどちらかであるから、
何れにしても、このパーティションmに対するデータの
書き込みや再生は禁止されるべきである。
【0043】よって、ステップa12の判別結果が偽と
なった場合、入出力制限手段としての第一の制御部7
は、記録媒体3の第m番目のパーティションに対応する
パーミッション記憶領域Smにデータの記録および再生
を禁止するアクセス禁止フラグをセットして(ステップ
a13)、誤操作または不正操作が行われたことを示す
エラー信号を記録再生装置1側に出力し(ステップa1
4)、第二の制御部8側の処理によって記録再生装置1
のディスプレイにエラーメッセージを表示させる(図9
のステップb13,ステップb14参照)。なお、エラ
ーメッセージは可視表示に限らずブザー等の音声表示で
もよい。アクセス禁止フラグがセットされたパーティシ
ョンに対してはドライブユニット2の通常記録再生制御
部10と記録再生装置1の通常記録再生制御部13との
間でのデータの入出力が禁止されるので、画像や音声の
新規記録や再生に関する処理は完全に不能となり、他者
の作成またはコピーした画像や音声の不正使用が禁止さ
れ、同時に、他者が使用権を有するパーティションに対
する不用意なデータの書き込み操作も未然に防止され
る。
【0044】この禁止制御はドライブユニット2側の第
一の制御部7によって行われるので、記録再生装置1の
側からどの様なコマンドを入力してもデータの再生は不
可能である。また、記録媒体3はドライブユニット2と
一体不可分に構成されているので、記録媒体3をドライ
ブユニット2から取り出して別のドライブユニット(例
えば記録再生装置1と同じ識別コードを有するドライブ
ユニット)に差し替えるといったことも非常に困難であ
る。
【0045】また、ステップa8ないしステップa10
の処理を繰り返す間にステップa8の判別結果が真とな
った場合は、ドライブユニット2に直接的または間接的
に接続されている何れかの記録再生装置の識別コードが
パーティションmの識別コードYmと一致しているこ
と、つまり、ドライブユニット2に直接的または間接的
に接続されている何れかの記録再生装置によって記録媒
体3の第m番目のパーティションに画像や音声が記録さ
れたことを意味するので、このパーティションmに関す
る限り、録画や録音作業を行った本人またはそのユーザ
ーグループの一員である現在の使用者は、これを使用す
る権利がある。
【0046】従って、ステップa8の判別結果が真とな
った場合、入出力制限解除手段としての第一の制御部7
は、記録媒体3の第m番目のパーティションに対応する
パーミッション記憶領域Smにデータの記録および再生
を許可するアクセス許容フラグを無条件にセットする
(ステップa18)。アクセス許容フラグがセットされ
たパーティションに対してはドライブユニット2の通常
記録再生制御部10と記録再生装置1の通常記録再生制
御部13との間でのデータの入出力制限がないので、画
像や音声の新規記録や再生に関する処理を支障なく実施
することができる。
【0047】また、ステップa5の判別結果が偽となっ
た場合、即ち、記録状態判定フィールドFmのフラグが
OFFとなっていて(工場出荷時と同じ状態)、記録媒
体3の第m番目のパーティションに画像や音声のデータ
が全く記録されていないことが判明した場合には、この
パーティションが初めて使用されることを意味するの
で、識別コード書き込み手段としての第一の制御部7
は、現時点でこのドライブユニット2が直接的に接続さ
れている記録再生装置1に固有の識別コードN1の値
を、記録媒体3の第m番目のパーティションに対応する
識別コード記憶フィールドYmに書き込む(ステップa
17)。また、結果的に、Ymの識別コードはN1の識
別コードと一致するようになるので、入出力制限解除手
段としての第一の制御部7は、記録媒体3の第m番目の
パーティションに対応するパーミッション記憶領域Sm
にデータの記録および再生を許可するアクセス許容フラ
グを無条件でセットする(ステップa18)。アクセス
許容フラグがセットされたパーティションに対してはド
ライブユニット2の通常記録再生制御部10と記録再生
装置1の通常記録再生制御部13との間でのデータの入
出力制限がないので、画像や音声の新規記録や再生に関
する処理を支障なく実施することができる。
【0048】このようにして、ステップa18もしくは
ステップa14の処理を終えた第一の制御部7は、次い
で、指標mの現在値が記録媒体3のパーティションの総
数maxに達しているか否かを判別する(ステップa1
5)。そして、指標mの現在値がパーティションの総数
maxに達していなければ、第一の制御部7は指標mの
値を1インクリメントし(ステップa16)、再びステ
ップa5の処理に移行して、指標mの現在値に基づいて
前記と同様の処理を繰り返し実行し、指標mの現在値に
よって示される各々のパーティションごと個別に、初期
化や識別コードの書き込みに関する処理、および、デー
タの記録や再生に関する許可/不許可の設定に関する処
理を個別に実施する。
【0049】そして、最終的に指標mの現在値がパーテ
ィションの総数maxに達し、各パーティションに対す
る全ての処理が完了してステップa15の判別結果が真
となると、第一の制御部7は、通常の処理、即ち、ドラ
イブユニット2の通常記録再生制御部10と記録再生装
置1の通常記録再生制御部13との間でデータの入出力
を行って画像や音声データの再生または記録を実施する
ための処理を開始するが、パーミッション記憶領域にア
クセス禁止フラグがセットされているパーティションに
対するデータの入出力(記録/再生)に関しては、第一
の制御部7側の処理によって全て禁止されるので、不正
にコピーされた画像や音声データの再生といった問題は
全て解消される。
【0050】しかも、画像や音声データの再生や記録の
可否は、第一の制御部7により各パーティションごと個
別に判定されるので、大容量の記録媒体3に多数のパー
ティションを切ってその各々を家族等のユーザーグルー
プの一人一人が個別に利用するような場合であっても、
パーミッションの設定に混乱を生じることなく、パーテ
ィションやユーザー間での独立性を確保することができ
る。
【0051】また、画像や音声データが既に他者の手に
よって記録されている場合であっても、そのパーティシ
ョンの初期化と再利用が可能であるため、コピーされた
データの不正使用等を防止しながら、大容量の記録媒体
3を有効に利用することができる。
【0052】以上、一実施形態として、記録媒体3のデ
ータ記憶領域をmax個のパーティションに区切り、各
パーティション毎の識別コード記憶手段Ymや記録状態
判定手段Fmと幾つかの記録再生装置の固有識別コード
との関係に基づいて、夫々のパーティションからのデー
タの再生や記録の可否を個別に管理するようにした場合
の例について説明したが、記録媒体3にパーティション
を設定せずに大容量(1パーティション)のまま利用す
ることも可能であるし、また、別の記録再生装置との接
続機能を持たない記録再生装置に対して同様の構成を適
用することも可能である。
【0053】例えば、記録媒体3にパーティションを設
定せずに大容量(1パーティション)のまま利用する場
合には、単に、図8におけるステップa15の判別処理
で用いるmaxの値を1に設定すればよく、また、別の
記録再生装置との接続機能を持たない記録再生装置に対
して前述の実施形態と同様の構成を適用する場合には、
図9におけるステップb5ないしステップb9の処理と
ステップb11およびステップb12の処理を省き、同
時に、図7におけるステップa9の判別処理で用いるC
の値を1に設定すればよい。
【0054】
【発明の効果】本発明の記録再生コントローラによれ
ば、大量の画像や音声データ等を記録するドライブユニ
ットと記録再生装置との間でのデータの不正使用を確実
に防止し、そのドライブユニットに対して記録作業を行
った記録再生装置のみでそのドライブユニットのデータ
を再生させるようにすることができる。しかも、ドライ
ブユニットの記録媒体の記憶領域を複数に区切って使用
するように構成し、各記憶領域ごと個別に識別コード記
憶手段と記録状態判定手段とを設け、各記憶領域夫々の
識別コード記憶手段に記憶された識別コードと各記憶領
域夫々の記録状態判定手段の判定結果とに基づいてデー
タの記録や再生の可否を各記憶領域ごと個別に判定する
ようにしているので、一台のドライブユニット上の記憶
領域の各々を複数のユーザーによって使用する場合であ
っても、記録や再生に関わる制限事項に混乱を生じるこ
となく、夫々の記憶領域を各ユーザーによって各々独立
して使用することができる。
【0055】更に、記録再生装置に別の記録再生装置が
接続されている場合においては、そのうち何れか一台の
記録再生装置の識別コードが使用中のドライブユニット
何れかの記憶領域の識別コードに一致していることを
条件に、そのドライブユニットからのデータの再生や記
録が許容されるので、限られた範囲のユーザーグループ
内、例えば、家庭内で複数の記録再生装置を並列して使
用するような環境下においても、データの記録や再生に
過剰な制限を生じることなく、ドライブユニットを有効
利用することができる。
【0056】
【0057】
【0058】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録再生コントローラの一実施形態を
示す機能ブロック図である。
【図2】識別コード記憶手段および記録状態判定手段と
しての不揮発性メモリの記録内容の一例を示す概念図で
ある。
【図3】同実施形態の記録再生コントローラを搭載した
記録再生装置とそのドライブユニットの外観について示
す斜視図である。
【図4】記録再生装置に対するドライブユニットの取り
付け方法について示す部分拡大図である。
【図5】記録再生装置に対するドライブユニットの電気
的な接続方法について示す部分拡大図であり、図5
(a)は接続前の状態、図5(b)は接続後の状態を示
している。
【図6】装置間接続ケーブルにより記録再生装置を複数
個接続した場合の状態について示す機能ブロック図であ
る。
【図7】第一の制御部の処理の概略を示すフローチャー
トである。
【図8】第一の制御部の処理の概略を示すフローチャー
トの続きである。
【図9】第二の制御部の処理の概略を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 記録再生装置 2 ドライブユニット 3 記録媒体 4 トレイ 5 コネクタ 6 コネクタ 7 第一の制御部 8 第二の制御部 9 主制御部(識別コード比較手段,識別コード書き込
み手段,入出力制限手段,入出力制限解除手段) 10 通常記録再生制御部 11 不揮発性メモリ(識別コード記憶手段,記録状態
判定手段) 12 装置固有識別コード記憶メモリ 13 通常記録再生制御部 14 テレビチューナ 15 外部入力端子 16 外部出力端子 17 接続端子 18 装置間接続ケーブル 19 記憶再生コントローラ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/10 - 20/12 103 G11B 19/04 501 G06F 3/06 304 - 306 G06F 12/14 320

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを記録する記録媒体を一体不可分
    に備えたドライブユニットと、前記ドライブユニットを
    可換的に装着して前記記録媒体に対するデータの記録お
    よび再生を行う記録再生装置との間でデータの入出力を
    制御する記録再生コントローラであって、 前記ドライブユニット内に設けられた第一の制御部と前
    記記録再生装置内に設けられた第二の制御部とから成
    り、 前記第一の制御部には、前記記録媒体のデータ記憶領域
    を複数に区切って各記憶領域ごと個別に識別コードを記
    憶するための各記憶領域ごとの識別コード記憶手段と、
    前記各記憶領域にデータが記録されているか否かを判定
    するための各記憶領域ごとの記録状態判定手段と、前記
    識別コード記憶手段に記憶された識別コードと前記第
    二の制御部に記憶されている識別コードとの一致不一致
    各記憶領域ごと個別に比較する識別コード比較手段
    と、前記記録状態判定手段によりデータが記録されてい
    ないことが検出されると前記第二の制御部に記憶されて
    いる識別コードを読み込んで当該記憶領域の識別コード
    記憶手段に記憶させる識別コード書き込み手段と、前記
    記録状態判定手段によりデータが記録されていることが
    検出され且つ前記識別コード比較手段により識別コード
    の不一致が検出されたときに当該記憶領域に対するデー
    タの記録および再生を禁止する入出力制限手段と、前記
    識別コード比較手段により識別コードの一致が検出され
    ると当該記憶領域に対するデータの記録および再生を許
    容する入出力制限解除手段とが設けられ、 前記第二の制御部には、その記録再生装置に固有の識別
    コードが設定されていることを特徴とする記録再生コン
    トローラ。
  2. 【請求項2】 前記第二の制御部は、その記録再生装置
    にケーブル接続された他の記録再生装置に設けられた第
    二の制御部から固有の識別コードを読み込んで前記識別
    コード比較手段に転送する機能を有し、且つ、前記識別
    コード比較手段は、転送された全ての識別コードと前記
    識別コード記憶手段に記憶された識別コードとを比較
    して、一致するものが1つでもあれば一致を検出するよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項1記載の
    録再生コントローラ。
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