JP3227797U - マスク - Google Patents
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Abstract
【課題】涼快な装着感と遮蔽性能とを両立し、フィルターの脱着の容易性も達成したマスクを提供すること。
【解決手段】本考案のマスク1は、装着状態では口を覆う本体部2と、本体部2の左右両側に取り付けられた耳掛け輪3とを有しており、本体部2はメッシュ布地で構成されており、両端が本体部2の裏面における上端側と下端側とに接合されたフィルター固定帯4とを有し、フィルター固定帯4には補強部材が内包されている。
【選択図】図4
【解決手段】本考案のマスク1は、装着状態では口を覆う本体部2と、本体部2の左右両側に取り付けられた耳掛け輪3とを有しており、本体部2はメッシュ布地で構成されており、両端が本体部2の裏面における上端側と下端側とに接合されたフィルター固定帯4とを有し、フィルター固定帯4には補強部材が内包されている。
【選択図】図4
Description
本考案は、顔面に装着して口を覆うマスクに関するものである。
従来から、顔面に装着して口を覆う衛生用のマスクが使用されている(特許文献1等)。衛生マスクで口を覆うことにより、ウィルスや細菌等を外部へ拡散させることを防止できるからである。また、外部からウィルスや細菌等を吸引してしまうことを抑制する効果も期待される。
しかしながら従来の衛生用マスクには、装着時に息苦しさや暑苦しさを感じやすいという問題点が指摘されていた。このため粗めの布地を使用することが考えられるが、それではウィルス等を遮蔽する能力が弱い。本体とフィルターとを別体することも試みられているが、本体とフィルターとの脱着操作が必ずしも簡単でない。
本考案は、前記した従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは、涼快な装着感と遮蔽性能とを両立し、フィルターの脱着の容易性も達成したマスクを提供することにある。
本考案の一態様におけるマスクは、装着状態では口を覆う本体部と、本体部の左右両側に取り付けられた耳掛け輪とを有するマスクであって、本体部はメッシュ布地で構成されており、両端が本体部の裏面における上端側と下端側とに接合されたフィルター固定帯とを有し、フィルター固定帯には補強部材が内包されているものである。
上記態様におけるマスクでは、口を覆う本体部がメッシュ布地で構成されているので装着状態でも涼快感がある。本体部の裏面側にフィルターを取り付けてフィルター固定帯で固定することができ、フィルターにより遮蔽性が発揮される。フィルター固定帯の補強部材により、フィルターの脱落が防止され、また本体部の突き出し形状が維持される。
上記態様におけるマスクでは、本体部を構成するメッシュ布地に抗菌性ガラス繊維が含まれており、本体部とフィルター固定帯との間に脱着可能に挟み込まれるフィルターを有し、フィルターが静電吸着繊維で形成されているものであることが望ましい。これにより、制菌効果、消臭効果が発揮されり、捕集機能と通気性とのよりよい両立が図られる。
本考案によれば、涼快な装着感と遮蔽性能とを両立し、フィルターの脱着の容易性も達成したマスクが提供されている。
以下、本考案を具体化した実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は、図1に示すマスク1として本考案を具体化したものである。図1のマスク1は基本的に、本体部2と、左右両側の耳掛け輪3とにより全体形をなしているものである。本体部2は、装着状態ではユーザーの口を覆う部分である。本形態における本体部2は、メッシュ布地で構成されている。本体部2の左右両辺には耳掛け輪3が取り付けられている。本体部2は、装着するために耳掛け輪3同士が遠ざかるように開いた状態で、中央部分が前方に向かって突出する形状となる形になっている。
図2にマスク1の裏面側を示す。マスク1の裏面側には、フィルター固定帯4が取り付けられている。フィルター固定帯4は、長尺状の部材であり、本体部2の裏面における左右方向の中央に取り付けられている。フィルター固定帯4の上端が本体部2の裏面の上端付近に、下端が本体部2の裏面の下端付近に、それぞれ接合されている。フィルター固定帯4の両端を除いた中腹部分は、本体部2に接合されていない。フィルター固定帯4には、図3に示すように補強部材6が内蔵されている。補強部材6は、針金あるいはプラスチック片等の、布材よりは硬く、かつ可撓性のある素材でできているワイヤー状の部材である。
マスク1の裏面側には図4に示すように、フィルター5を取り付けることができる。フィルター5としては、本体部2のメッシュ布地よりも高密度に形成された静電吸着繊維の不織布を用いることができる。フィルター5は、本体部2とフィルター固定帯4との間に挟み込まれる。図4では向かって右側からフィルター5を挿し込んでいるが向かって左側から挿し込むこともできる。このようにすることで、少なくともユーザーの顔に装着している状態でフィルター5がひとりでに落ちてしまうことがない程度に、フィルター5をマスク1の裏面側に容易に固定することができる。
フィルター固定帯4は、内蔵している補強部材6により、一定した形状をある程度安定して保つことができる。図1や図2中に示されているフィルター固定帯4は、上下両端よりも中腹部分が前方に突出している形状となっている。この形状が、補強部材6により維持されるフィルター固定帯4の基本形状である。図4中ではフィルター5の取り付け操作のために一時的にフィルター固定帯4の中腹部分を本体部2から引き離す方向に変形させた状態となっている。この変形は手で容易にでき、取り付け後に元の基本形状に戻すことも容易にできる。
この補強部材6によるフィルター固定帯4の形状維持機能も、フィルター5をマスク1の裏面側に固定することに貢献している。補強部材6によるフィルター固定帯4の形状維持機能はまた、マスク1の本体部2の全体形状を、中心部分が前方に突出している形状に維持することにも貢献している。この本体部2の全体形状のため、フィルター5や本体部2の裏面、およびフィルター固定帯4が、装着状態でもユーザーの顔面にあまり強く接触することがない。
フィルター5を取り付けている状態で前方から見ると図5に示すように、フィルター5が透けて見える。本体部2がメッシュ布地だからである。図5に示される状態は、耳掛け輪3の形状を除いて、ユーザーが顔に装着している状態と同じである。ユーザーは、このようにして本形態のマスク1を装着していても、あまり暑さや息苦しさを感じない。その理由は、本体部2がメッシュ布地で構成されており通気性がよいからである。このため、気温の高い日中でも長時間にわたって装着し続けることが無理なくできる。それでいて、マスク1に求められる遮蔽効果は十分である。フィルター5が装着されているからである。フィルター5には防塵効果もある。
本形態のマスク1では、フィルター5を取り換えることができる。また、本体部2(本段落ではフィルター固定帯4および耳掛け輪3を含むものとする。)については洗濯して再使用することができる。これより、フィルター5を使い捨てとして毎日新品に取り換えるとともに、本体部2については同じものを何度も使用することができる。本体部2とフィルター5については、別売りでユーザーに提供してもよいし、本体部2とフィルター5とをセットで提供してもよい。セット提供の場合、1枚の本体部2と複数枚のフィルター5とをセットにしてもよい。
本形態のマスク1ではまた、本体部2のメッシュ布地として、銀イオン配合等による抗菌性ガラス繊維を織り込んだものを使用するとよりよい。これにより、制菌効果、消臭効果が発揮される。フィルター5としては、静電吸着性繊維を織り込んだものを使用するとよりよい。これにより、捕集機能と通気性とのよりよい両立を図ることかできる。
以上詳細に説明したように本実施の形態に係るマスク1では、メッシュ布地で構成された本体部2にフィルター5を脱着可能に取り付け、フィルター固定帯4でフィルター5を保持するようにしている。これにより通気性と遮蔽性とを兼ね備え、涼快な装着感と遮蔽性能とを両立するとともに、フィルターの脱着の容易性も達成したマスク1が実現されている。
なお、本実施の形態は単なる例示にすぎず、本考案を何ら限定するものではない。したがって本考案は当然に、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能である。例えば、フィルター5の外側面に絵柄や文字を書くことができる。図5に示したようにこの面は本体部2越しに透けて見えるので、デザイン性等を高めることができる。
1 マスク 3 耳掛け輪 5 フィルター
2 本体部 4 フィルター固定帯 6 補強部材
2 本体部 4 フィルター固定帯 6 補強部材
Claims (2)
- 装着状態では口を覆う本体部と、前記本体部の左右両側に取り付けられた耳掛け輪とを有するマスクであって、
前記本体部はメッシュ布地で構成されており、
両端が前記本体部の裏面における上端側と下端側とに接合されたフィルター固定帯とを有し、
前記フィルター固定帯には補強部材が内包されているマスク。 - 請求項1に記載のマスクであって、
前記本体部を構成するメッシュ布地に抗菌性ガラス繊維が含まれており、
前記本体部と前記フィルター固定帯との間に脱着可能に挟み込まれるフィルターを有し、
前記フィルターが静電吸着繊維で形成されているものであるマスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020002611U JP3227797U (ja) | 2020-06-30 | 2020-06-30 | マスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020002611U JP3227797U (ja) | 2020-06-30 | 2020-06-30 | マスク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3227797U true JP3227797U (ja) | 2020-09-17 |
Family
ID=72428970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020002611U Active JP3227797U (ja) | 2020-06-30 | 2020-06-30 | マスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3227797U (ja) |
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2020
- 2020-06-30 JP JP2020002611U patent/JP3227797U/ja active Active
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