JP3227584B2 - 車両用ディスクブレーキ - Google Patents

車両用ディスクブレーキ

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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D55/00Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
    • F16D2055/0075Constructional features of axially engaged brakes
    • F16D2055/0091Plural actuators arranged side by side on the same side of the rotor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D69/00Friction linings; Attachment thereof; Selection of coacting friction substances or surfaces
    • F16D2069/002Combination of different friction materials

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  • Braking Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車や自動二・三輪
車等の車両に搭載されるディスクブレーキに係り、詳し
くはディスクロータと摩擦パッドに、炭素−炭素複合材
(=炭素繊維強化炭素複合材料=c/cコンポジット)
を併用した車両用ディスクブレーキに関する。
【0002】
【従来の技術】ディスクロータと摩擦パッドに、炭素−
炭素複合材を用いた車両用ディスクブレーキとして、例
えば特開平5−126178号公報に示されるものがあ
る。
【0003】この技術は、ディスクロータを、アルミニ
ウム合金やマグネシウム合金、またはそれらのセラミッ
ク強化複合材等の軽金属材料で形成し、該ディスクブレ
ーキの側面に、炭素−炭素複合材で形成されたライニン
グ摺接部を一体に設け、且つ摩擦パッドを、炭素−炭素
複合材のライニング摺接部に対面する炭素−炭素複合材
の副パッドと、ロータ主部に対面する主パッドによっ
て、それぞれ制動挟圧可能とし、制動を段階的に行なわ
せる構成となっている。
【0004】上述の構成では、ライニング摺接部と副パ
ッドとの摺接を、ロータ主部と主パッドとのそれに先行
して行なわせるとしており、制動開始当初は、高温時で
摩擦係数が高く、摩耗量が少ない炭素−炭素複合材同士
を摺接させ、ディスクロータが低回転・低負荷領域にな
ると、ロータ主部に主パッドを摺接させることにより、
ロータ主部にアルミニウム合金等の耐熱性の低い軽金属
材料を用いても、制動効果を損わないとしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、摩擦パ
ッドが主パッドと副パッドとに分割されてしまうと、メ
ンテナンスやパッド交換時の着脱作業時間が、単純計算
でも従来の2倍となり、またキャリパボディにも、主パ
ッドと副パッドのそれぞれの保持構造が必要となるばか
りか、着脱作業も手狭で繁雑となる。
【0006】また、本出願人が、炭素−炭素複合材の特
性を考究した結果では、炭素−炭素複合材の摩擦係数を
温度域で見た場合に、100℃以上では平均的に高く安
定した値を示すが、100℃前後に昇温するまでは値が
低く、その値も不安定であることが認められた。この考
究結果を前述の従来技術にあてはめてみると、炭素−炭
素複合材のライニング摺接部が、制動熱によって暖めら
れるまでの使用初期では、所定の制動力を充分に発揮で
きないこととなる。
【0007】そこで本発明は、摩擦パッドのライニング
とディスクロータのライニング摺接部の一部に、炭素−
炭素複合材を採用するも、メンテナンスやパッド交換時
に、摩擦パッドの着脱作業を短時間で簡便に行なえ、ま
た使用初期から安定した制動力を発揮することのできる
車両用ディスクブレーキを提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、第1発明では、ディスクロータの側部に配設された
摩擦パッドをピストンにて押動し、該摩擦パッドのライ
ニングを、ディスクロータ側面のライニング摺接部に摺
接させて制動作用を行なう車両用ディスクブレーキにお
いて、前記ライニングとライニング摺接部とピストンと
を、ディスク内周側と外周側のそれぞれに組合わせて配
設し、ディスク内周側または外周側のいずれか一方のラ
イニングは、前記摩擦パッドの裏板に固着し、他方のラ
イニングは、裏板にディスク軸方向へ貫通する嵌合孔を
形成して、該嵌合孔にディスク軸方向へ移動可能に嵌合
すると共に、ディスク内周側または外周側のライニング
とライニング摺接部とを、それぞれ炭素−炭素複合材で
形成する。
【0009】また、第2発明では、ディスクロータの側
部に配設された摩擦パッドをピストンにて押動し、該摩
擦パッドのライニングを、ディスクロータ側面のライニ
ング摺接部に摺接させて制動作用を行なう車両用ディス
クブレーキにおいて、前記ライニングとライニング摺接
部とピストンとを、ディスク内周側と外周側のそれぞれ
に組合わせて配設し、ディスク内周側または外周側のい
ずれか一方のライニングは、前記摩擦パッドの裏板に固
着し、他方のライニングは、裏板にディスク軸方向へ貫
通する嵌合孔を形成して、該嵌合孔にディスク軸方向へ
移動可能に嵌合すると共に、該他方のライニングと、こ
れに対応するライニング摺接部とを、それぞれ炭素−炭
素複合材で形成する。
【0010】
【作用】第1発明の構成では、ライニングとライニング
摺接部とピストンとの組合わせが、ディスク内周側と外
周側とに2組設けられる。一方に組合わせされる炭素−
炭素複合材のライニングとライニング摺接部に対し、他
方に組合わせされるライニング摺接部には、例えば鋳鉄
やステンレス鋼等の金属板が用いられ、同じく他方の組
のライニングには、例えばノンアスベストやセミメタリ
ック等のレジンモールド或いは焼結金属が用いられる。
また、第2発明の構成では、炭素−炭素複合材で形成す
るライニングとライニング摺接部とを、裏板の嵌合孔に
嵌合されるライニングと、これに対応するライニング摺
接部としている。
【0011】ディスク内外周の2枚のライニングは、共
通して用いられる裏板によって、同時に着脱される。裏
板に固着されたライニングと、裏板の嵌合孔に嵌合され
たライニングとは、ディスク軸方向へ相対移動可能とな
り、各ピストンに押動されるライニングは、対応するラ
イニング摺接部に、制動初期から車両が停止する制動終
了に亙って、それぞれ個別に摺接する。
【0012】炭素−炭素複合材のライニングとライニン
グ摺接部は、制動開始当初から摺接するが、双方が凡そ
100℃程度に昇温するまでは、他方に組合わせされる
ライニングとライニング摺接部とが制動を担う。また、
他方の組のライニングとライニング摺接部が、ブレーキ
の頻繁な繰返しやレースでのフルブレーキによって高温
になった場合には、これに代わって、耐熱性の高い炭素
−炭素複合材のライニングとライニング摺接部の組合わ
せが制動を担う。
【0013】
【実施例】以下、本発明を自動二輪車の前輪に適用した
第1実施例を、図1乃至図4に基づいて説明する。
【0014】ディスクブレーキ1は、フロントフォーク
2の下端に懸装されたフロントアクスル3に枢支される
ディスクロータ4と、フロントフォーク2に固設される
キャリパボディ5と、キャリパボディ5内でディスクロ
ータ4を挟圧する一対の摩擦パッド6,6とを持ってい
る。
【0015】上記キャリパボディ5は、ディスクロータ
4の外周面外側のブリッジ部5cから2分割されたキャ
リパボディ半体5a,5bを、4本の連結ボルト7で連
結し、一方のキャリパ半体5aに一体形成されたブラケ
ット5d,5dを、フロントフォーク2に固定し、各キ
ャリパ半体5a,5bのディスク半径方向内周側と外周
側に、ディスク周方向へ2つづつ並べた片側4つのシリ
ンダ孔8a,8a,8b,8bを、ディスクロータ4を
挟んで対向配置した8ポット対向型で、ディスク内周側
のシリンダ孔8a,8aにはピストン9aが、またディ
スク外周側のシリンダ孔8b,8bにはピストン9b
が、それぞれ角シール10を介して、液密且つ移動可能
に内挿されると共に、各ピストン9a,9bの後部に
は、それぞれ液圧室11が画成される。
【0016】ブリッジ部5cには、天井開口部12が形
成され、該天井開口部12を跨いでブリッジ部5cにデ
ィスク軸方向へ懸架されるハンガーピン13には、上述
の摩擦パッド6,6が吊持されており、両摩擦パッド
6,6は、メンテナンスやパッド交換時に、この天井開
口部12を通して抜き差しされる。
【0017】ディスクロータ4は、ロータハブ4aの外
周にボルト止めされるロータベース4bの両面内周側及
び外周側に、それぞれライニング摺接部14,15が設
けられている。ロータベース4bは、鋳鉄やステンレス
鋼等からなるリング状の金属板で、内周側のロータハブ
4aとは、これらの突き合わせ面に等分された嵌合孔4
dにブッシュ16を嵌合し、該ブッシュ16に差し込ま
れたボルト17をナット18に螺着して連結されてい
る。ロータベース4aの両側面内周側には、それぞれ環
状の嵌合溝4cが凹設され、各嵌合溝4cにディスク内
周側のライニング摺接部14が取付けられると共に、そ
の外側に残された環状部を、ディスク外周側のライニン
グ摺接部15としている。
【0018】ディスク内周側のライニング摺接部14
は、周方向に等分された3個の弓形分割ピース14a
を、ロータベース4aの嵌合溝4c内に配置したもの
で、これら分割ピース14aは、嵌合溝4cに穿設され
た3つのめねじ孔4eの間に収容され、両端に凹設され
た半円形の固定孔14bの底片14cを、めねじ孔4e
にねじ込まれるビス19の頭部にて固定される。各分割
ピース14aは、炭素−炭素複合材を材料に、ロータベ
ース4aの嵌合溝4cよりも厚い弓形に形成されてお
り、上述の如く嵌合孔4dに取付けした際には、ディス
ク外周側のライニング摺接部15よりも外側へ突出配置
される。
【0019】前記摩擦パッド6は、ディスク内周側及び
外周側に配設される2つのライニング20,21と、両
ライニング20,21に共通して用いられる裏板23と
からなっている。ライニング20は、炭素−炭素複合材
によって、裏板23よりも厚く形成され、裏板23のデ
ィスク内周側に穿設された同形の嵌合孔23aに、ディ
スク軸方向へ移動可能に嵌合される。またライニング2
1は、ノンアスベストやセミメタリック等のレジンモー
ルド或いは焼結金属によって形成され、裏板23のディ
スク外周側に、接着やビス止め等の固定手段によって固
定される。
【0020】本実施例は、以上のように構成されてお
り、ディスク内周側では、炭素−炭素複合材同士のライ
ニング20とライニング摺接部14とに、ピストン9a
がディスク中心から等距離に組合わせされ、またディス
ク外周側では、レジンモールドや焼結金属製のライニン
グ21と金属製のライニング摺接部15とピストン9b
とが、同じくディスク中心から等距離に組合わせされ
る。双方のライニング20,21は、ディスク軸方向へ
の相対移動が可能で、各ピストン9a,9bの押動を受
けて、対応するライニング摺接部14,15に、制動初
期から車両が停止する制動終了に亙って、それぞれ個別
に摺接する。
【0021】通常の制動は、ディスク内周及び外周のラ
イニング摺接部14,15に組合わせされたライニング
20,21の双方を、同時に且つ個別に作動して行なう
が、ディスク内周側のライニング20とライニング摺接
部14の炭素−炭素複合材が、100℃程度に昇温する
までの制動開始当初は、ディスク外周側のライニング2
1とライニング摺接部15とが制動を担い、またブレー
キの頻繁な繰返しやレースでのフルブレーキによって、
ディスク外周側のライニング21とライニング摺接部1
5とが制動熱で高温になった場合には、耐熱性の高いデ
ィスク内周側のライニング20とライニング摺接部14
の組合わせが制動力を担う。
【0022】本実施例はこのように、ディスクロータ4
と摩擦パッド6に、炭素−炭素複合材を併用したハイブ
リッドタイプであるにも拘らず、炭素−炭素複合材が昇
温する前の制動開始当初から安定した制動力を発揮する
ことができる。また、ディスク内外周のライニング2
0,21が裏板23で一体に保持されるので、摩擦パッ
ド6の保持構造が単純で済み、またメンテナンスやパッ
ド交換時には、摩擦パッド6をワンタッチで簡便に着脱
することができるので、作業性に優れている。
【0023】また本実施例では、ディスク内周側のライ
ニング摺接部14を、3つの弓形分割ピース14aによ
って構成し、更にこれら分割ピース14aを、ロータベ
ース4bへビス止めによって取付けるようにしたから、
交換の必要な分割ピース14aを、キャリパボデイ5や
フロントフォーク2と干渉しない位置に回転させること
によって、ディスクロータ4を車体から取外すことな
く、分割ピース14aの全体を容易に交換することがで
きる。
【0024】図5及び図6は、ライニングとライニング
摺接部の2組を、第1実施例と逆に入れ替えた第2実施
例を示すもので、ディスク外周側に、炭素−炭素複合材
で形成されたライニング摺接部30とライニング32と
が組合わせされ、またディスク内周側に、金属製のライ
ニング摺接部31とレジンモールドや焼結金属製のライ
ニング33とが組合わせされている。
【0025】ディスクロータ4は、ロータベース4bの
外周側に環状の嵌合溝4fが摺接され、該嵌合溝4fに
ライニング摺接部30が取付けられ、その内側に残され
たロータベース4bの環状部を、ディスク内周側のライ
ニング摺接部31としている。また、摩擦パッド6で
は、裏板23のディスク外周側に嵌合孔23bが穿設さ
れ、該嵌合孔23bに、ライニング32がディスク軸方
向へ移動可能に嵌合され、裏板23のディスク内周側
に、ライニング33が固定される。
【0026】
【発明の効果】本発明の車両用ディスクブレーキは、以
上説明したように構成されているので、一方に組合わせ
される炭素−炭素複合材のライニングとライニング摺接
部とが昇温する前の制動開始当初から、他方の組合わせ
のライニングとライニング摺接部との摺接によって、安
定した制動力を発揮することができる。
【0027】また、ディスク内外周双方のライニングを
裏板に一体化したことにより、摩擦パッドの保持構造を
ディスク内外に設けなくて済むから、キャリパボディを
軽量で且つ単純な構造にできるので経済的であり、しか
もメンテナンスやパッド交換時には、摩擦パッドをワン
タッチで簡便に着脱することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3のI−I断面図
【図2】本発明の第1実施例を示すディスクブレーキの
正面図
【図3】本発明の第1実施例を示すディスクブレーキの
断面正面図
【図4】図2のIV−IV断面図
【図5】本発明の第2実施例を示すディスクブレーキの
断面側面図
【図6】本発明の第2実施例を示すディスクブレーキの
断面正面図
【符号の説明】
1…ディスクブレーキ 2…フロントフォーク 3…フロントアクスル 4…ディスクロータ 4a…ディスクロータ4のロータハブ 4b…ディスクロータ4のロータベース 4c…ディスク内周側のライニング摺接部14が取付け
られる嵌合溝 4d…嵌合孔 4e…めねじ孔 4f…ディスク外周側のライニング摺接部30が取付け
られる嵌合溝 5…キャリパボディ 5a,5b…キャリパ半体 6…摩擦パッド 8a,8b…シリンダ孔 9a…ディスク内周側のピストン 9b…ディスク外周側のピストン 13…ハンガーピン 14…炭素−炭素複合材で形成されたディスク内周側の
ライニング摺接部 14a…ライニング摺接部14を構成する分割ピース 14b…分割ピース14aの固定孔 14c…固定孔14bの底片 15…鋳鉄等の金属で形成されたディスク外周側のライ
ニング摺接部 16…ブッシュ 17…ボルト 20…炭素−炭素複合材で形成されたディスク内周側の
ライニング 21…レジンモールドや焼結金属で形成されたディスク
外周のライニング 23…ライニング20,21が取付けられる裏板 23a…ライニング20が嵌合される裏板23の嵌合孔 23b…ライニング32が嵌合される裏板23の嵌合孔 30…炭素−炭素複合材で形成されたディスク外周側の
ライニング摺接部 31…金属で形成されたディスク内周側のライニング摺
接部 32…炭素−炭素複合材で形成されたディスク外周側の
ライニング 33…レジンモールドや焼結金属で形成されたディスク
内周側のライニング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−126178(JP,A) 特開 昭53−65568(JP,A) 特開 平5−196072(JP,A) 実開 昭62−24136(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16D 49/00 - 71/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクロータの側部に配設された摩擦
    パッドをピストンにて押動し、該摩擦パッドのライニン
    グを、ディスクロータ側面のライニング摺接部に摺接さ
    せて制動作用を行なう車両用ディスクブレーキにおい
    て、前記ライニングとライニング摺接部とピストンと
    を、ディスク内周側と外周側のそれぞれに組合わせて配
    設し、ディスク内周側または外周側のいずれか一方のラ
    イニングは、前記摩擦パッドの裏板に固着し、他方のラ
    イニングは、裏板にディスク軸方向へ貫通する嵌合孔を
    形成して、該嵌合孔にディスク軸方向へ移動可能に嵌合
    すると共に、ディスク内周側または外周側のライニング
    とライニング摺接部とを、それぞれ炭素−炭素複合材で
    形成したことを特徴とする車両用ディスクブレーキ。
  2. 【請求項2】 ディスクロータの側部に配設された摩擦
    パッドをピストンにて押動し、該摩擦パッドのライニン
    グを、ディスクロータ側面のライニング摺接部に摺接さ
    せて制動作用を行なう車両用ディスクブレーキにおい
    て、前記ライニングとライニング摺接部とピストンと
    を、ディスク内周側と外周側のそれぞれに組合わせて配
    設し、ディスク内周側または外周側のいずれか一方のラ
    イニングは、前記摩擦パッドの裏板に固着し、他方のラ
    イニングは、裏板にディスク軸方向へ貫通する嵌合孔を
    形成して、該嵌合孔にディスク軸方向へ移動可能に嵌合
    すると共に、該他方のライニングと、これに対応するラ
    イニング摺接部とを、それぞれ炭素−炭素複合材で形成
    したことを特徴とする車両用ディスクブレーキ。
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