JP3226759U - 貨物自動車 - Google Patents

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  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Abstract

【課題】洗濯する場を頻繁に移動させてかつ容易かつ簡単に設置できる移動式ランドリー車を含む貨物自動車を提供する。【解決手段】移動式ランドリー車1は、洗濯物を洗濯する1以上の洗濯機R1〜R6と、洗濯機を稼働させる稼働設備Dと、洗濯機と稼働設備とが収納され、稼働時には一部が開放され、移動時には当該一部が閉まるコンテナ12と、を備える。また、移動式ランドリー車は、コンテナにおいて、一部が開放されると、洗濯者が洗濯機を操作するスペースが形成される。【選択図】図1

Description

本考案は、貨物自動車に関する。
従来より、日本国は自然災害が多いことから、被災者は、避難所等で避難所生活を余儀なくされる場合がある。
このような被災者にとって、被災地で避難所生活を続けるうえで、衣類等の洗濯が困難になる。
そこで、被災地等に移動可能なコンテナ型のコインランドリーが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2019−138042号公報
しかしながら、洗濯する場が必要となる被災地は広範囲に及ぶことも多いことから、洗濯する場を頻繁に移動させてかつ容易かつ簡単に設置させたいという要望が多く挙げられているが、上述の特許文献1に記載の技術を含む従来技術ではこのような要望に応えられない状況である。
特許文献1に記載のコンテナ型のコインランドリーでは、移動時には牽引車に固定される必要があり、かつ、被災地で設置されるためには牽引車から離されてクレーンで運ばれる必要があるからである。
本考案は、このような状況を鑑みてなされたものであり、洗濯する場を頻繁に移動させてかつ容易かつ簡単に設置させることを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案の一態様の貨物自動車は、
洗濯物を洗濯する1以上の洗濯機と、
前記洗濯機を稼働させる稼働設備と、
前記洗濯機と前記稼働設備とが収納され、稼働時には一部が開放され、移動時には当該一部が閉まる収納部と、
を備える。
本考案によれば、洗濯する場を頻繁に移動させてかつ容易かつ簡単に設置させることができる。
本考案の貨物自動車の一実施形態に係る移動式ランドリー車の構成を示す正面右側断面図である。 本考案の貨物自動車の一実施形態に係る移動式ランドリー車の構成を示す上側断面図である。 本考案の貨物自動車の一実施形態に係る移動式ランドリー車の構成を示す正面左側断面図である。 本考案の貨物自動車の一実施形態に係る移動式ランドリー車に収納される洗濯機の正面図である。 走行中の状態を示す移動式ランドリー車の正面右側面図である。 洗濯の場として配置された状態を示す移動式ランドリー車の正面右側面図である。 コンテナに備えられたサイドパネル及びウィングサイドパネルの夫々が開いた状態を示す移動式ランドリー車の裏面図である。
以下、本考案の実施形態について、図面を用いて説明する。
まず、本考案の貨物自動車の一実施形態に係る移動式ランドリー車の構成について図1乃至図3を用いて説明する。
図1は、本考案の貨物自動車の一実施形態に係る移動式ランドリー車の構成を示す正面右側断面図である。
図2は、本考案の貨物自動車の一実施形態に係る移動式ランドリー車の構成を示す上側断面図である。
図3は、本考案の貨物自動車の一実施形態に係る移動式ランドリー車の構成を示す正面左側断面図である。
図4は、本考案の貨物自動車の一実施形態に係る移動式ランドリー車に収納される洗濯機の正面図である。
図1乃至図3に示すように、移動式ランドリー車1は、牽引車11と、コンテナ12とを一体に備える貨物自動車である。
牽引車11は、コンテナ12を所定の場所に移動させるための車両である。
コンテナ12は、内部に物を収納するための、所定の容積を有する直方体の形状の容器である。コンテナ12には、後述する洗濯機R1等が予め固着されて収納されている。
ここで、図1乃至図7には、移動式ランドリー車1が配置される実空間を規定するために、x軸、y軸、z軸の3軸が示されている。
x軸とy軸で規定されるxy平面のうち、z=0におけるxy平面が、水平面とされている。ここでは説明の便宜上、移動式ランドリー車1が配置される地面は水平面に形成されているとする。
z軸は、垂直方向の軸である。地面(水平面)からみて、上方向がz軸の正方向とされており、下方向が負方向とされている。ここで、移動式ランドリー車1は、走行を開始した場合の走行方向がy軸の負方向となるように、配置されている(各図に描画されている)ものとする。
コンテナ12を形成する6つの面のうち、上方の視点から下方向にみえる面を「上面」と呼ぶ。上面と反対側の面、即ち地面と対向する面を「下面」と呼ぶ。また、コンテナ12を形成する6つの面のうち上面と下面を除外した4つの面を「側面」と呼ぶ。「側面」のうち、牽引車11に視点が配置された場合にy軸の正方向に見える面、即ち牽引車11と対向する面を「正面」と呼ぶ。正面に対抗する面を「裏面」と呼ぶ。正面と裏面の夫々に略直角に配置される2つの側面のうち、正面の右側に配置される面を「正面右側面」と呼び、正面の左側に配置される面を「正面左側面」と呼ぶ。
コンテナ12には、図1乃至図3に示すように、コンテナドアP1,P2と、サイドパネルS1,S2と、ウィングサイドパネルW1,W2が備えられている。
コンテナドアP1,P2の夫々は、コンテナ12の裏面に備えられており、地面(水平面)に対して時計回り及び反時計回りに夫々回転するように開閉する。なお以下、コンテナドアP1,P2の夫々を個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて「コンテナドアP」と呼ぶ。
サイドパネルS1,S2の夫々は、コンテナ12の正面右側面及び正面左側面に備えられており、地面(水平面)からみてz軸の負方向に回転するように開閉する。また、サイドパネルS1,S2の夫々を個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて「サイドパネルS」と呼ぶ。
ウィングサイドパネルW1,W2の夫々は、コンテナ12の正面右側面及び正面左側面に備えられており、地面(水平面)からみてz軸の正方向に回転するように開閉する。また、ウィングサイドパネルW1,W2の夫々を個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて「ウィングサイドパネルW」と呼ぶ。
コンテナ12には、洗濯機R1乃至R6と、稼働設備Dとが収納されている。また、コンテナ12には、ジャッキJ1乃至J6が備えられている。
洗濯機R1乃至R6は、衣服、布団、靴等の洗濯物を洗濯する機能の他、本実施形態ではコンテナ12内のスペースを有効活用すべく、洗濯物を乾燥する機能を有している。
洗濯機R1乃至R6の夫々は、図1及び図3に示すように、y軸の正方向にその順でコンテナ12内に固着されて収納されている。
なお、以下、洗濯機R1乃至R6の夫々を個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて「洗濯機R」と呼ぶ。
洗濯機Rを形成する面のうち、洗濯をする者(以下、「洗濯者」と呼ぶ)が操作している際に対抗する面を「正面」と呼び、正面と反対側の面を「裏面」と呼ぶ。
洗濯機Rは、本実施形態では、その裏面がコンテナ12の正面左側面と対向するように配置されている。
ここで、洗濯機Rの詳細について、図4を用いてさらに説明する。
図4は、本考案の貨物自動車の一実施形態に係る移動式ランドリー車に収納される洗濯機の正面図である。
洗濯機Rは、硬貨投入口51と、ボタン52と、ドアノブ53と、洗濯槽54とを備えている。
硬貨投入口51は、洗濯機Rを稼働させるために、洗濯者により硬貨が投入される部位である。
ボタン52は、洗濯する時間等を選択するためのコース(以下、「洗濯コース」と呼ぶ)を決定する際に洗濯者により押下操作される。即ち、洗濯機Rは、洗濯者によりボタン52が押下操作されると、洗濯者により選択された洗濯コースを受け付けて、洗濯の動作を開始させる。
ドアノブ53は、洗濯物を洗濯槽54に、取り入れたり取り出したりするためのドアを洗濯者が開閉させるためのノブである。
洗濯槽54は、洗濯物が収納される槽である。
次に、図1に戻り、このような洗濯機Rを稼働させるための稼働設備Dについて説明する。
稼働設備Dは、ガスボンベC1乃至C4と、貯水タンクT1乃至T12と、供給電源Gと、を備えている。
ガスボンベC1乃至C4は、洗濯物を乾燥させるのに必要なLPガス等のガスを洗濯機Rに供給するためのボンベである。
貯水タンクT1乃至T12は、洗濯物を洗濯するのに必要な水を洗濯機Rに供給するためのタンクである。
本実施形態では、図1乃至図3に示すように、貯水タンクT1乃至T12は、z軸の正方向の2段重ねで収納されている。そして、この貯水タンクT1乃至T12の面のうち、コンテナ12の正面左側面と対向するように、ガスボンベC1乃至C4が隣接して配置されている。
なお、以下、ガスボンベC1乃至C4の夫々を個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて「ガスボンベC」と呼ぶ。また、以下、貯水タンクT1乃至T12の夫々を個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて「貯水タンクT」と呼ぶ。
供給電源Gは、例えば発電機等により構成され、洗濯機Rに対して電力を供給する。
ジャッキJ1乃至J6は、被災地等で洗濯が行われる場合に移動式ランドリー車1(特にコンテナ2)を地面に対して固定するための部品である。
ジャッキJ1乃至J6の夫々は、コンテナ12を略均等な力で支持できるように、図1及び図3に示すように、y軸の正方向に所定の距離だけ相互に離間して配置されている。
以上、移動式ランドリー車1の構成について説明した。
次に、移動式ランドリー車1の作用について図5及び図6を用いて説明する。
図5は、走行中の状態を示す移動式ランドリー車の正面右側面図である。
先ず、移動式ランドリー車1は、図5に示す状態、即ちコンテナドアPとサイドパネルSとウィングサイドパネルWとが全て閉じられ、かつジャッキJの全てがz軸の正方向に上げられた状態で、通常の貨物自動車と同様に走行して、被災地等の目的地まで移動する。
移動式ランドリー車1は、被災地等の目的地に到着すると、洗濯の場となるように図6に示すように配置される。
図6は、洗濯の場として配置された状態を示す移動式ランドリー車の正面右側面図である。
即ち、図6に示すように、ジャッキJの全てはz軸の負方向に下げられて地面に対して固定されることで、移動式ランドリー車1が地面に固定される。
次に、洗濯者が洗濯機Rを操作できるように、図7に示すように、サイドパネルS及びウィングサイドパネルWの夫々が開かれる。
図7は、コンテナに備えられたサイドパネル及びウィングサイドパネルの夫々が開いた状態を示す移動式ランドリー車の裏面図である。
ここで、サイドパネルSは、開いた状態になると、水平面(地面)と平行となる。なお、図示しないが、サイドパネルSがz軸の負方向に倒れないように、水平面(地面)と平行となるように、z軸の正方向にサイドパネルSを支える支持部を備えてもよい。
これにより、サイドパネルS1は、洗濯者が洗濯機Rの操作等するための利用スペースとなる。一方、サイドパネルS2は、移動式ランドリー車1を用いてランドリーのサービスを提供する側の者(以下、「提供者」と呼ぶ)が洗濯機Rの準備やメンテナンス等を行うための利用スペースとなる。
このようにして、ジャッキJにより移動式ランドリー車1が地面に対して固定されて配置され、サイドパネルS及びウィングサイドパネルWの夫々が開かれると、提供者は、洗濯機Rを稼働させる。
具体的に例えば、提供者は、洗濯機Rや稼働設備Dに対して、電源ケーブルや給水ホース等を接続する。提供者は、供給電源Gを操作して洗濯機Rに電力を供給させる。
これにより、移動式ランドリー車1は、いわゆるコインランドリーとして機能する。
そして、洗濯者は、移動式ランドリー車1を次のようにしてコインランドリーとして利用する。
具体的に例えば、洗濯者は、サイドパネルS1の上に乗り、利用スペースとして用いながら、洗濯機Rを操作して、洗濯物の洗濯を行う。
ここで、洗濯機Rと貯水タンクTとの機能について説明する。
移動式ランドリー車1は、洗濯機R1乃至R6に対して、貯水タンクT1乃至T12が備えられている。即ち、移動式ランドリー車1は、洗濯機R1台に対して貯水タンクTが2台備えられている。
ここで、貯水タンクTと洗濯機Rの機能について説明する。
貯水タンクT1は、洗濯物を洗濯するのに必要な水を洗濯機R1に供給するための貯水タンクTである。そして、貯水タンクT2は、洗濯機R1に必要な水を供給するための予備の貯水タンクTである。
具体的には例えば、貯水タンクT1は、洗濯機Rに水を供給し続ける。すると、貯水タンクT1に貯めた水がなくなるため、貯水タンクT2が洗濯機R1に必要な水を供給する。
その間、貯水タンクT1は、提供者により、水を供給されることで、貯水タンクT1には洗濯物を洗濯するのに必要な水が貯まる。そして、貯水タンクT2にある水がなくなった場合に、貯水タンクT1が洗濯物を洗濯するのに必要な水を洗濯機R1に供給する。そして、同様に、貯水タンクT2は、提供者により、水を供給されることで、貯水タンクT2には洗濯物を洗濯するのに必要な水が貯まる。
これにより、長時間かつ何度も繰り返し洗濯を行うことができるため、提供者は、ランドリーのサービスを多くの洗濯者に提供することができる。
以上説明したように、移動式ランドリー車1は、目的地までは通常の貨物自動車と同様に走行して移動し、目的地に到着すると簡単な操作により洗濯の場として設置され、いわゆるコインランドリーとして洗濯者に利用される。
ここで、本実施形態の移動式ランドリー車1は、牽引車11とコンテナ12とが一体となる構成を有している。これにより、移動式ランドリー車1は、目的地まで容易に移動し、容易かつ少ない工数の作業だけで、洗濯の場(いわゆるコインランドリー)として容易に稼働することができる。さらに、移動式ランドリー車1は、コインランドリーとして稼働を終えると、容易かつ少ない工数の作業だけで、次の目的地までは通常の貨物自動車と同様に走行して移動することができる。
このように、本実施形態の移動式ランドリー車1は、災害地等、広範囲にわたって、洗濯が必要な場所に容易に移動し、コインランドリーとして、稼働することができる。
また、洗濯者は、開かれた状態のサイドパネルS1を、洗濯機Rの操作等をするための利用スペースとして利用することができる。同様に、提供者は、開かれた状態のサイドパネルS2を、洗濯機Rを稼働させるための準備やメンテナンスをするための利用スペースとして利用することができる。
一方、移動式ランドリー車1が移動する際には、サイドパネルS1及びS2は何れも閉じられる。
このように、本実施形態の移動式ランドリー車1は、限られたスペースを有効活用できる。
また、洗濯機Rは、図3に示すように、その裏面がコンテナ12の正面左側面と対向するように収納される。
この場合、提供者は、サイドパネルS2を利用スペースとして利用することで、洗濯機R等を移動させずに、電源ケーブルを接続する等、洗濯機Rを稼働させるための準備を容易にすることができる。
さらに、提供者は、サイドパネルS2を利用スペースとして利用することで、貯水タンクTやガスボンベCの交換等のメンテナンスを容易にすることができる。
さらに、提供者は、サイドパネルS2を利用スペースを利用することで、洗濯機Rの裏面から、洗濯者により投入された硬貨を回収することができる。
以上、本考案の一実施形態について説明したが、本考案は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本考案の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本考案に含まれるものである。
例えば、上述の実施形態において、洗濯機Rは、洗濯物を乾燥する乾燥機付きの洗濯機として説明したが、特にこれに限定されない。即ち、洗濯機Rは、乾燥機付きの洗濯機に限られない。
具体的に例えば、乾燥機は、洗濯機Rとは独立してコンテナ12に収納されてもよい。
ただし、上述の実施形態のように乾燥機付きの洗濯機を洗濯機Rとして採用することで、洗濯の場としてのコンテナ12を有効活用することができる。
また例えば、上述の実施形態において、コンテナ12の中に洗濯機R1乃至R6がその順番にy軸の正方向に配置されて収納されている、と説明したが、特にこれに限定されない。即ち、洗濯機Rの個数は、6個に限られない。具体的に例えば、洗濯機Rは、コンテナ12の大きさに合わせて、適宜、その個数が変更されてもよい。また、洗濯機Rの配置の仕方も、特にy軸の正方向に順番に並べられて配置されることに限定されず、任意でよい。
ただし、コンテナ12として通常の貨物自動車で用いられているものが採用された場合、その容量やサイズは自ずと決まってくる。このような容量やサイズがおのずと決まるコンテナ12のスペースを有効活用するためには、上述の実施形態のように洗濯機Rが配置されると好適である。
さらに、貯水タンクT、ガスボンベC、又は供給電源Gの個数も、コンテナ12の大きさに合わせて適宜個数を変更してもよい。
これにより、移動式ランドリー車1は、洗濯機R等の個数に応じて、コンテナ12の大きさを変えてもよく、予め大きさが決まっているコンテナ12を利用して、そのコンテナ12に合わせて、洗濯機Rの個数を変更することもできる。
また例えば、上述の実施形態において、コンテナ12の中に洗濯機R1乃至R6がその順番にy軸の正方向に配置されて収納されている、と説明したが、特にこれに限定されない。即ち、洗濯機Rの配置は、図1乃至図3に限られない。
具体的に例えば、コンテナ12の正面右側面を裏面に、コンテナ12の正面左側面を正面にして、配置されてもよい。
これにより、コンテナ12内を自由にレイアウトできるため、スペースを拡大したり、洗濯機Rをより多く収納したりすることで、コンテナ12内のスペースをより有効活用することもできる。
なお、貯水タンクT、ガスボンベC、又は供給電源Gについても同様である。
また例えば、上述の実施形態において、洗濯機Rは、硬貨投入口51が備えられている、と説明したが、特にこれに限定されない。即ち、洗濯機Rは、硬貨投入口51が備えていなくてもよい。
具体的に例えば、洗濯機Rには、硬貨投入口51の代わりに、QRコード(登録商標)を読み取る装置が備えられていたり、携帯端末等を用いたQR決済、電子マネーが記録されたICカード等を利用する形態を採用してもよい。
また例えば、上述の実施形態において、貯水タンクTは、洗濯するのに必要な水を洗濯機Rに供給するためのタンクである、と説明したが、特にこれに限定されない。即ち、貯水タンクTは、給水するためのタンクに限られない。
具体的に例えば、貯水タンクTは、洗濯した後の汚水を貯めるタンクとしても使用してもよい。貯水タンクT1から貯水タンクT12の順に水を洗濯機Rに供給し、洗濯した後の汚水を洗濯機Rから、貯水タンクT1から貯水タンクT12の順に汚水を貯めていくようにしてもよい。これにより、移動式ランドリー車1は、貯水タンクTに貯めた汚水を、下水処理施設に運び、そこで、汚水を処理することができる。
また例えば、上述の実施形態において、移動式ランドリー車1は、牽引車11と、コンテナ12とを一体に備える貨物自動車である、と説明したが、特にこれに限定されない。即ち、移動式ランドリー車1は、牽引車11とコンテナ12とを一体に備える貨物自動車でなくともよい。
具体的に例えば、移動式ランドリー車1は、1台の牽引車11に対して、複数のコンテナ12を有していてもよい。
また例えば、上述の実施形態において、サイドパネルS1は、洗濯者が洗濯機Rの操作等するための利用スペースとなる、と説明したが、特にこれに限定されない。即ち、洗濯者が洗濯機Rの操作等するための利用スペースとして利用しなくてもよい。
具体的に例えば、移動式ランドリー車1は、サイドパネルS及びウィングサイドパネルWを開くことなく、コインランドリーとして稼働することもできる。この場合、移動式ランドリー車1は、コンテナドアP1,P2を洗濯者が利用する際の、出入り口とすることもできる。これにより、移動式ランドリー車1は、サイドパネルS及びウィングサイドパネルWを開く必要がないため、ビルとビルの隙間等の狭いスペースに停車しても、コインランドリーとして稼働できる。
また例えば、上述の実施形態において、コンテナ12には、洗濯機Rと、稼働設備Dとが収納されている、と説明したが、特にこれに限定されない。即ち、コンテナ12には、洗濯機Rと、稼働設備D以外の設備も収納されてもよい。
具体的に例えば、コンテナ12には、紙幣の両替等を行う集中精算機や、布団や衣服等を圧縮する圧縮パック機等が収納されてもよい。
また例えば、上述の実施形態において、移動式ランドリー車1は、走行中では、ジャッキJがz軸の正方向に上げられ、洗濯の場として配置された状態では、ジャッキJがz軸の負方向に下げられる、と説明したが、特にこれに限定されない。
即ち、移動式ランドリー車1に備えられたジャッキJは、上げ下げができるのみに限られない。
具体的には例えば、ジャッキJは、移動式ランドリー車1に取り付け取り外しが可能な着脱式としてもよい。
以上まとめると、本考案が適用される貨物自動車(例えば図1乃至図3の移動式ランドリー車1)は、次のような構成を取れば足り、各種各様な実施形態を取ることができる。
即ち、本考案が適用される貨物自動車(例えば図1乃至図3の移動式ランドリー車1)は、
洗濯物を洗濯する1以上の洗濯機(例えば図1乃至図3の洗濯機R)と、
前記洗濯機を稼働させる稼働設備(例えば図1乃至図3の稼働設備D)と、
前記洗濯機と前記稼働設備とが収納され、稼働時には一部が開放され、移動時には当該一部が閉まる収納部(例えば図1乃至図3のコンテナ12)と、
を備えることができる。
これにより、洗濯する場を頻繁に移動させてかつ容易かつ簡単に設置させることができる。
また、前記稼働設備は、
前記洗濯機に水を供給する水供給装置(例えば図1乃至図3の貯水タンクT)と、
前記洗濯機を稼働させるためのエネルギーを供給するエネルギー供給装置(例えば図1乃至図3の供給電源G)と、
を含むことができる。
これにより、移動式ランドリー車1は、自立して、洗濯機を稼働させることができる。
また、前記収納部において、
前記一部が開放されると、ユーザが前記洗濯機を操作するスペース(例えば図7のサイドパネルS)が形成される。
これにより、移動式ランドリー車1は、洗濯者が洗濯機Rの操作等するための利用スペースを形成することができる。
また、前記収納部に収納される、前記洗濯物を乾燥させる1以上の乾燥機(例えば図1乃至図3の洗濯機R)、
をさらに備え、
前記エネルギー供給装置(例えば図1乃至図3の供給電源GとガスボンベC)は、
前記乾燥機を稼働させるためのエネルギー(例えば電気、ガス)をさらに供給することができる。
これにより、移動式ランドリー車1は、洗濯物を乾燥させる乾燥機を備え、さらに、乾燥機に、洗濯物を乾燥させるためのガスや、乾燥機を稼働させるための電源を供給することができる。
1・・・移動式ランドリー車、11・・・牽引車、12・・・コンテナ、51・・・硬貨投入口、52・・・ボタン、53・・・ドアノブ、54・・・洗濯槽、C・・・ガスボンベ、D・・・稼働設備、G・・・供給電源、J・・・ジャッキ、P・・・コンテナドア、R・・・洗濯機、S・・・サイドパネル、T・・・貯水タンク、W・・・ウィングサイドパネル

Claims (4)

  1. 洗濯物を洗濯する1以上の洗濯機と、
    前記洗濯機を稼働させる稼働設備と、
    前記洗濯機と前記稼働設備とが収納され、稼働時には一部が開放され、移動時には当該一部が閉まる収納部と、
    を備える貨物自動車。
  2. 前記稼働設備は、
    前記洗濯機に水を供給する水供給装置と、
    前記洗濯機を稼働させるためのエネルギーを供給するエネルギー供給装置と、
    を含む請求項1に記載の貨物自動車。
  3. 前記収納部において、
    前記一部が開放されると、ユーザが前記洗濯機を操作するスペースが形成される、
    請求項1又は2に記載の貨物自動車。
  4. 前記収納部に収納される、前記洗濯物を乾燥させる1以上の乾燥機、
    をさらに備え、
    前記エネルギー供給装置は、
    前記乾燥機を稼働させるためのエネルギーをさらに供給する、
    請求項2に記載の貨物自動車。
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