JP3226621U - 荷揚装置 - Google Patents

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達也 菊田
達也 菊田
京一 安藤
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Abstract

【課題】安全かつ容易に設置機器の荷揚げを行うことができる荷揚装置を提供する。【解決手段】鋼管柱やコンクリート柱等の円柱状構造物Cに取り付ける設置機器Aを荷揚する際に用いる荷揚装置1であって、円柱状構造物に対して、バックル付きベルトにより取り付けられる第1基材110と、第1基材から延出する第1アーム130と、第1アームと所定の角度で仮固定される第2アーム140と、第2アームと連結される第2基材150と、第2基材から延出する延長腕部155と、延長腕部に設けられ、滑車を係止する係止金具161、162と、を含む上方滑車固定具100と、上方滑車固定具より下方において、円柱状構造物に対してバックル付きベルトにより取り付けられる第3基材210と、第3基材に設けられ、滑車の索輪に回しかけられる荷揚ワイヤーの一端が取り付けられるウインチ機構270と、を含む下方ウインチ固定具200と、からなる。【選択図】図1

Description

本考案は、鋼管柱やコンクリート柱の円柱状構造物に取り付ける設置機器を荷揚げする際に用いる荷揚装置に関する。
無線機やその電源といった機器を、鋼管柱やコンクリート柱における、人の手の高さが届かない箇所に取り付ける工事が行われる。
このような工事を行うにあっては、例えば、特許文献1(特開2014−132814号公報)に示されているような金車106を、取り付け作業を行う場所より若干高いところに仮に取り付けて、この金車106の索輪にロープを回しかけ、当該ロープの一方端には、取り付け対象の設置機器を結びつけ、他方端側を地上側に引き下げていくことで、対象の設置機器を高所に引き上げるようにしている。
従来の、設置機器の荷揚作業を、図6を参照して説明する。図6において、設置機器Aは、コンクリート柱Cに不図示の固定金具等により取り付けられる機器であり、例えば40kg程度の重量のものである。
このような設置機器Aを、所望の高さへと荷揚げするために、従来、ベルト部材300が用いられていた。このようなベルト部材300の両端には、第1及び第2のループ状の端部が設けられている。一方の第2ループ端部320には金車330が設けられており、ベルト部材300をコンクリート柱Cに巻き付けつつ、金車330が設けられた第2ループ端部320を、第1ループ端部310に挿通することで、ベルト部材300を図示の如く仮固定する。
仮固定された金車330の索輪335には、荷揚ロープ350が回しかけられ、荷揚ロープ350の一方端には設置機器Aが結びつけられ、第1作業者Fが他方端側を地上側に引き下げていくことで、設置機器Aが引き上げられる。設置機器Aの近傍には、介錯ロープ360が取り付けられており、設置機器Aがコンクリート柱Cに衝突しないように、第2作業者Sが介錯ロープ360の引き具合を調整する。このように引き上げられる設置機器Aは、梯子などを利用して高所で待機している、設置機器Aのコンクリート柱Cへの固定作業を行う第3作業者(不図示)に送り届けられる。
特開2014−132814号公報
上記のような従来の荷揚作業においては、設置機器Aの引き上げ中、荷揚ロープ350を引く第1作業者Fが、不用意に荷揚ロープ350を離すようなことがあれば、設置機器Aは落下してしまう、という問題があった。
また、金車330がコンクリート柱Cの近傍に設けられているため、第2作業者Sが介錯ロープ360の引き具合を調整して、設置機器Aがコンクリート柱Cに衝突しないように調整しなければならない、という問題もあった。
また、従来の荷揚作業では、少なくとも第1作業者F、第2作業者Sの2名が地上側で作業を行う必要があり、作業要員の確保等の面で問題があった。
このような課題を解決するために、本考案に係る荷揚装置は、鋼管柱やコンクリート柱等の円柱状構造物に取り付ける設置機器を荷揚する際に用いる荷揚装置であって、前記円柱状構造物に対して、バックル付きベルトにより取り付けられる第1基材と、前記第1基材から延出する第1アームと、前記第1アームと所定の角度で仮固定される第2アームと、前記第2アームと連結される第2基材と、前記第2基材から延出する延長腕部と、前記延長腕部に設けられ、滑車を係止する係止金具と、を含む上方滑車固定具と、前記上方滑車固定具より下方において、前記円柱状構造物に対してバックル付きベルトにより取り付けられる第3基材と、前記第3基材に設けられ、前記滑車の索輪に回しかけられる荷揚ワイヤーの一端が取り付けられるウインチ機構と、を含む下方ウインチ固定具と、からなることを特徴とする。
また、本考案に係る荷揚装置は、前記第1アームと前記第2アームとは、支軸部を中心として互いに回動することを特徴とする。
また、本考案に係る荷揚装置は、前記第1アームの周囲に、前記支軸部から等距離の複数の点に貫通孔が設けられると共に、前記第2アームの周囲に、前記支軸部から等距離の複数の点に貫通孔が設けられることを特徴とする。
また、本考案に係る荷揚装置は、前記第1アームの貫通孔と、前記第2アームの貫通孔の双方に、挿通される閂部材を有することを特徴とする。
また、本考案に係る荷揚装置は、前記閂部材は、前記第1基材にワイヤー部材を介して取り付けられることを特徴とする。
また、本考案に係る荷揚装置は、前記延長腕部には、前記係止金具が複数設けられることを特徴とする。
また、本考案に係る荷揚装置は、前記ウインチ機構の回転入力部には、電動工具による回転駆動力を受ける受け部が形成されることを特徴とする。
本考案に係る荷揚装置は、滑車の索輪に回しかけられる荷揚ロープをウインチ機構により、巻き取るように構成されているので、このような本考案に係る荷揚装置によれば、荷揚ロープにより引き上げている設置機器が落下してしまうようなことがなく、安全かつ容易に設置機器の荷揚げを行うことができる。
また、本考案に係る荷揚装置は、第1アームと第2アームとにより円柱状構造物から所定距離離された滑車により、設置機器を引き上げるようにしているので、このような本考案に係る荷揚装置によれば、設置機器が円柱状構造物に衝突しないように介錯ロープなどで調整する必要がない。
また、本考案に係る荷揚装置は、設置機器を引き上げる荷揚ロープはウインチ機構により巻き取られるので、設置機器を宙づり状態としておくこともでき、設置機器を所定高さまで引き上げる作業から、設置機器を固定金具等で円柱状構造物に取り付ける作業までを一人の作業者で行うことも可能となり、労力をセーブすることができる。
本考案の実施形態に係る荷揚装置1の利用形態を模式的に示す図である。 本考案の実施形態に係る荷揚装置1の上方滑車固定具100を示す図である。 本考案の実施形態に係る荷揚装置1の上方滑車固定具100の利用態様を示す平面図である。 バックル付きベルト120の斜視図である。 ウインチ機構270の構造概要を示す模式図である。 従来の荷揚作業の様子を説明する図である。
以下、本考案の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は本考案の実施形態に係る荷揚装置1の側面を示す図である。
本考案に係る荷揚装置1は、コンクリート柱C等の円柱状構造物に取り付ける設置機器Aを荷揚する際に用いるものである。本考案に係る荷揚装置1は、基本的に、上方滑車固定具100及び下方ウインチ固定具200の2つの主要な器具から構成されている。
上方滑車固定具100及び下方ウインチ固定具200の主要骨格は、アルミニウムなどの軽量な金属で構成することで、全体の重量を抑制することができ、取り扱い性が容易となる。例えば、本実施形態に係る上方滑車固定具100は、5kg程度で構成することができる。
設置機器Aを荷揚する際、上方滑車固定具100は、設置機器Aの取り付け位置程度の高さで、バックル付きベルト120によりコンクリート柱Cに仮固定されるものである。一方、下方ウインチ固定具200は、人の胸から腰程度の高さで、バックル付きベルト120によりコンクリート柱Cに仮固定される。
図2は本考案の実施形態に係る荷揚装置1の上方滑車固定具100を示す図である。図2(A)は上方滑車固定具100の平面図であり、図2(B)は側面図であり、図2(C)は正面図である。また、図3は本考案の実施形態に係る荷揚装置1の上方滑車固定具100の利用態様を示す平面図である。以下、図1、図2、図3を参照しつつ、まず上方滑車固定具100の構成について説明する。
上方滑車固定具100は、コンクリート柱C等の円柱状構造物に対して、バックル付きベルト120により取り付けられる第1基材110を有している。この第1基材110は、鉛直方向に長手方向を有している。
この第1基材110は、上下の2カ所でコンクリート柱Cに対して、バックル付きベルト120で取り付けられている。図4はバックル付きベルト120の斜視図である。バックル付きベルト120は、バックル機構125が一端に設けられたベルト123である。バックル機構125としては、従来周知のものを適宜利用することができる。
バックル付きベルト120においては、バックル機構125が設けられていない方のベルト123の他端をバックル機構125に挿通して、バックル機構125でベルト123を固定することで、ベルト123によりコンクリート柱Cなどの締め付けを行うことができる。
このようなバックル付きベルト120を利用するために、第1基材110には、ベルト123を挿通させるベルト孔150が上下2カ所に設けられている。また、それぞれのベルト孔150の開口部両端には、把持腕部130が設けられており、第1基材110をコンクリート柱Cなどの周面形状に沿わせて取り付けることができるようになっている。
本考案に係る荷揚装置1においては、上方滑車固定具100及び下方ウインチ固定具200を、バックル付きベルト120で、コンクリート柱Cなどの円柱状構造物に対して取り付けるようになっている。バックル付きベルト120の採用により、様々な寸法の円柱状構造物に対応することが可能となっている。
第1基材110には、当該第1基材110から水平方向に延出する第1アーム130が4本設けられている。4本の第1アーム130は、上下の2カ所で対を形成しており、対の第1アーム130の間には、第2基材150と連結されている第2アーム140が配されるようになっている。
上下の2カ所のそれぞれで、一対の第1アーム130と、第2アーム140とは、ボルトナットからなる支軸部135で連結されている。そして、第1アーム130と、第2アーム140とは、水平面内で、支軸部135を中心として互いに回動するようになっている。これにより、コンクリート柱Cに取り付けられ得ている第1基材110に対して、水平面内で第2基材150の位置を変更することができるようになっている。
第1アーム130の周囲に、支軸部135から等距離の複数の点に貫通孔137が設けられている。本実施形態では、このような貫通孔137が等間隔(支軸部135を中心とする円でみて60°間隔)で6個設けられている。
同様に、第2アーム140の周囲に、支軸部135から等距離の複数の点に貫通孔147(不図示)が設けられている。平面図でみて、貫通孔147は、貫通孔137と同様の寸法・配置で6個設けられている。上記のような貫通孔137、貫通孔147を設ける数を6個に限定する必要はない。
本考案に係る荷揚装置1においては、第2アーム140は、第1アーム130に対して、図3に示すように種々の角度をとることができ、その状態を仮固定するために、閂部材170を用いるようにしている。閂部材170は、ヘッド部173と、このヘッド部173から延出するシャフト部175とからなる部材である。この閂部材170としては、例えばアイボルトなどを利用することができる。
閂部材170は、上側のアームに対して2本、下側のアームに対して2本設けられている。いずれの閂部材170も、ワイヤー部材178を介して、第1基材110に対して取り付けられている。このような構成であるため、閂部材170の落下に伴う事故の発生を防止することできるし、また、閂部材170が紛失してしまうようなこともない。
上下のアームのそれぞれにおいて、第1アーム130の貫通孔137と第2アーム140の貫通孔147の双方に、閂部材170のシャフト部175を挿通させることで、第1アーム130に対する第2アーム140の姿勢を仮固定することができるようになっている。上下のアームのそれぞれにおいて、2本の閂部材170が用いられることで、より確実な仮固定を行うことができる。
上記のように、本考案に係る荷揚装置1においては、第2アーム140は、第1アーム130に対して、種々の角度をとることができる旋回式となっている。これにより、現場のレイアウトに応じた設置機器Aの荷揚作業に対応することができるようになっている。
鉛直方向に長手方向を有する第2基材150には、さらに水平方向へと延出する延長腕部155が設けられている。この延長腕部155の下方には、第1係止金具161、第2係止金具162が設けられている。このような係止金具により、滑車30を吊り下げるようにするが、係止金具は、水平方向に複数設けられているために、滑車30をより好ましい位置に吊り下げることができるように選択することができるようになっている。なお、延長腕部155に設ける係止金具の数を、本実施形態のように2個に限定する必要はなく、任意とすることができる。
係止金具により吊り下げられる滑車30の索輪35には、荷揚ワイヤー50が回しかけられる。荷揚ワイヤー50の一端側は、下方ウインチ固定具200のウインチ機構270に固定され、荷揚ワイヤー50の他端側には設置機器Aが結びつけられる。下方ウインチ固定具200のウインチ機構270により荷揚ワイヤー50を巻き取っていくことで、設置機器Aが引き上げられる。
次に、下方ウインチ固定具200についてより詳しく説明していく。下方ウインチ固定具200は、コンクリート柱C等の円柱状構造物に対して、バックル付きベルト120により取り付けられる第3基材210を有している。この第3基材210は、鉛直方向に長手方向を有している。
この第3基材210は、上下の2カ所でコンクリート柱Cに対して、バックル付きベルト120で取り付けられている。バックル付きベルト120は、これまで説明したものと同様のものを用いることができる。
バックル付きベルト120を利用するために、第3基材210には、ベルト123を挿通させるベルト孔250が上下2カ所に設けられている。また、それぞれのベルト孔250の開口部両端には、把持腕部230が設けられており、第3基材210をコンクリート柱Cなどの周面形状に沿わせて取り付けることができるようになっている。
下方ウインチ固定具200は、バックル付きベルト120で取り付けるので、様々な寸法の円柱状構造物に対応することが可能となっている。第3基材210は、荷揚ワイヤー50の一端が取り付けられるウインチ機構270が設けられている。
次に、下方ウインチ固定具200に設けられているウインチ機構270について説明する。図5はウインチ機構270の構造概要を示す模式図である。
ウインチ機構270は、フレーム272と、このフレーム272内でY−Y’軸を中心に回転することで、荷揚ワイヤー50を巻き取ったり、或いは、巻き取った荷揚ワイヤー50を解放したりする巻き胴273とを有している。
フレーム272と第3基材210とが固着されることで、ウインチ機構270が下方ウインチ固定具200に取り付けられた状態となっている。また、荷揚ワイヤー50の一端は巻き胴273に固定されている。
フレーム272には、不図示のギア類が内臓されているギアボックス275が設けられている。ギアボックス275には、回転入力部277が設けられており、この回転入力部277から入力されるX−X’軸を中心とした回転駆動力が、ギアボックス275内のギア類を介して巻き胴273に伝達されて、荷揚ワイヤー50を巻き取るようになっている。なお、ギアボックス275には、荷揚ワイヤー50を巻き取る回転と逆方向の回転で巻き胴273が回転することを防止する逆転防止機構を有するギアが内蔵されている。
回転入力部277には、凸状の受け部278が設けられている。この受け部278は、電動工具290の先端に取り付けられるソケット部材296などに係合するようになっており、電動工具290の回転駆動力を、回転入力部277に伝達することができるようになっている。このように、ウインチ機構270に対して入力する回転駆動力は人力による必要がなく、負担軽減を図ることができる。
なお、受け部278の形状としては六角ボルトのヘッドや六角ナットと同様の形状のものを用いることができ、ソケット部材296としては、当該六角ボルトのヘッドや六角ナットを覆いつつ係合する凹状のものを用いることができる。しかしながら、受け部278、ソケット部材296の形状がこれらに限定される必要はなく、要は、電動工具290の回転駆動力が受け部278に伝達されればよい。
また、電動工具290が利用できないような場合のために、受け部278に手動ハンドルを取り付けられるようにすることは好ましい実施形態の一つである。
以上、本考案に係る荷揚装置1は、滑車の索輪に回しかけられる荷揚ワイヤー50をウインチ機構270により、巻き取るように構成されているので、このような本考案に係る荷揚装置1によれば、荷揚ワイヤー50により引き上げている設置機器Aが落下してしまうようなことがなく、安全かつ容易に設置機器Aの荷揚げを行うことができる。
また、本考案に係る荷揚装置1は、第1アーム130と第2アーム140とにより円柱状構造物から所定距離離された滑車30により、設置機器Aを引き上げるようにしているので、このような本考案に係る荷揚装置1によれば、設置機器Aが円柱状構造物に衝突しないように介錯ロープなどで調整する必要がない。
また、本考案に係る荷揚装置1は、設置機器を引き上げる荷揚ワイヤー50はウインチ機構270により巻き取られるので、設置機器Aを宙づり状態としておくこともでき、設置機器Aを所定高さまで引き上げる作業から、設置機器を固定金具等で円柱状構造物に取り付ける作業までを一人の作業者で行うことも可能となり、労力をセーブすることができる。
1・・・荷揚装置
30・・・滑車
35・・・索輪
50・・・荷揚ワイヤー
100・・・上方滑車固定具
110・・・第1基材
113・・・把持腕部
115・・・ベルト孔
120・・・バックル付きベルト
123・・・ベルト
125・・・バックル機構
130・・・第1アーム
135・・・支軸部
137・・・貫通孔
140・・・第2アーム
147・・・貫通孔
150・・・第2基材
155・・・延長腕部
161・・・第1係止金具
162・・・第2係止金具
170・・・閂部材
173・・・ヘッド部
175・・・シャフト部
178・・・ワイヤー部材
200・・・下方ウインチ固定具
210・・・第3基材
230・・・把持腕部
250・・・ベルト孔
270・・・ウインチ機構
272・・・フレーム
273・・・巻き胴
275・・・ギアボックス
277・・・回転入力部
278・・・受け部
290・・・電動工具
296・・・ソケット部材
300・・・ベルト部材
310・・・第1ループ端部
320・・・第2ループ端部
330・・・金車
335・・・索輪
350・・・荷揚ロープ
360・・・介錯ロープ
C・・・コンクリート柱
A・・・設置機器
F・・・第1作業者
S・・・第2作業者
このような課題を解決するために、本発明に係る荷揚装置は、円柱状構造物に取り付ける設置機器を荷揚する際に用いる荷揚装置であって、前記円柱状構造物に対して、バックル付きベルトにより取り付けられる第1基材と、前記第1基材から延出する第1アームと、前記第1アームと所定の角度で仮固定される第2アームと、前記第2アームと連結される第2基材と、前記第2基材から延出する延長腕部と、前記延長腕部に設けられ、滑車を係止する係止金具と、を含む上方滑車固定具と、前記上方滑車固定具より下方において、前記円柱状構造物に対してバックル付きベルトにより取り付けられる第3基材と、前記第3基材に設けられ、前記滑車の索輪に回しかけられる荷揚ワイヤーの一端が取り付けられるウインチ機構と、を含む下方ウインチ固定具と、からなることを特徴とする。

Claims (7)

  1. 鋼管柱やコンクリート柱等の円柱状構造物に取り付ける設置機器を荷揚する際に用いる荷揚装置であって、
    前記円柱状構造物に対して、バックル付きベルトにより取り付けられる第1基材と、
    前記第1基材から延出する第1アームと、
    前記第1アームと所定の角度で仮固定される第2アームと、
    前記第2アームと連結される第2基材と、
    前記第2基材から延出する延長腕部と、
    前記延長腕部に設けられ、滑車を係止する係止金具と、を含む上方滑車固定具と、
    前記上方滑車固定具より下方において、前記円柱状構造物に対してバックル付きベルトにより取り付けられる第3基材と、
    前記第3基材に設けられ、前記滑車の索輪に回しかけられる荷揚ワイヤーの一端が取り付けられるウインチ機構と、を含む下方ウインチ固定具と、からなることを特徴とする荷揚装置。
  2. 前記第1アームと前記第2アームとは、支軸部を中心として互いに回動することを特徴とする請求項1に記載の荷揚装置。
  3. 前記第1アームの周囲に、前記支軸部から等距離の複数の点に貫通孔が設けられると共に、
    前記第2アームの周囲に、前記支軸部から等距離の複数の点に貫通孔が設けられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の荷揚装置。
  4. 前記第1アームの貫通孔と、前記第2アームの貫通孔の双方に、挿通される閂部材を有することを特徴とする請求項3に記載の荷揚装置。
  5. 前記閂部材は、前記第1基材にワイヤー部材を介して取り付けられることを特徴とする請求項4に記載の荷揚装置。
  6. 前記延長腕部には、前記係止金具が複数設けられることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の荷揚装置。
  7. 前記ウインチ機構の回転入力部には、電動工具による回転駆動力を受ける受け部が形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の荷揚装置。
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