JP3226182U - スポット溶接ガン用電極及びスポット溶接ガン - Google Patents
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Abstract
【課題】スポット溶接において、スポット溶接ガン用電極と金属板が垂直となる関係を実現し、溶接の品質の低下を抑制することができるスポット溶接ガン用電極を提供する。【解決手段】スポット溶接ガン用電極10は、第1の電極用シャンク11と、第2の電極用シャンク12と、第1の電極用シャンク11の第1端に設けられ、フラット面14aを有する電極チップ14と、第1の電極用シャンク11の第2端と第2の電極用シャンク12を接続し、弾性変形可能な接続部材13と、を備える。冷却水を流すための流路Tが、第1の電極用シャンク11と、接続部材13と、第2の電極用シャンク12それぞれの内部を貫通するように設けられている。【選択図】図5
Description
本考案は、スポット溶接機のスポット溶接ガン用電極及びスポット溶接ガンに関する。
スポット溶接機は、一対の電極間に複数の金属板を挟み、加圧しながら電気抵抗を利用して金属板を溶接する装置である。スポット溶接機において実際に溶接を行う部分であるスポット溶接ガンはスポット溶接機の主要部分であり、種々のタイプのものが提案されている。特許文献1は、一方の電極の基部材に螺合した筒状ソケット内部に鍔付きロッドを挿入し、この鍔付きロッドの基端に設けた凸球面座を設け、基部材の受面に当接させている。鍔付きロッドの凸球面座の揺動中心が、鍔付きロッドの略中央近くに位置しており、鍔付きロッドの先端部に設けた電極チップの原位置からのシフト量を抑えることができる。
スポット溶接においては、スポット溶接ガン用電極の軸と、鋼板等の金属板とのなす角度をできるだけ垂直に保つことにより、溶接の品質を保つことが重要である。また、電極そのものについては、過剰な温度上昇を防止するため、冷却水等を用いて溶接中に冷却状態を維持する必要がある。このような電極の姿勢状態及び冷却状態の双方を適切に維持する技術は、未だ提示されていない。
本考案は、金属板に対する姿勢を適切に維持するとともに、冷却をも可能としたスポット溶接ガン用電極及びスポット溶接ガンに関する。
本考案のスポット溶接ガン用電極は、第1の電極用シャンクと、第2の電極用シャンクと、前記第1の電極用シャンクの第1端に設けられ、フラット面を有する電極チップと、 前記第1の電極用シャンクの第2端と前記第2の電極用シャンクを接続し、弾性変形可能な接続部材と、を備え、冷却水を流すための流路が、前記第1の電極用シャンクと、前記接続部材と、前記第2の電極用シャンクそれぞれの内部を貫通するように設けられている。
本考案のスポット溶接ガン用電極に係る好ましい実施形態として、例えば前記第1の電極用シャンクと前記第2の電極用シャンクを電気的に接続する導線が、前記接続部材の外側に設けられている。
本考案のスポット溶接ガン用電極に係る好ましい実施形態として、例えば前記接続部材は金属製のブロックにより形成され、当該金属製のブロックには、弾性変形を促す切り欠きが設けられている。
本考案のスポット溶接ガン用電極に係る好ましい実施形態として、例えば前記流路は、前記第2の電極用シャンクから前記電極チップに向けて冷却水を流す往路と、前記電極チップから前記第2の電極用シャンクに向けて冷却水を流す復路を含み、前記復路は、前記第1の電極用シャンクと、前記接続部材と、前記第2の電極用シャンクそれぞれの内部を貫通する内部空間により形成され、前記往路は、前記内部空間に配置され、前記第1の電極用シャンクと、前記接続部材と、前記第2の電極用シャンクを貫通する一体のパイプにより形成される。
また、本考案のスポット溶接ガンは、上述のスポット溶接ガン用電極を有する。
本考案によれば、スポット溶接ガン用電極が、被接合体である鋼板等の金属板に傾斜した状態で接触しても、弾性変形可能な接続部材が、先端に設けられた電極チップからの力を受けて弾性変形することで、スポット溶接ガン用電極と金属板が垂直となる関係を実現し、さらにこの関係を維持することができる。したがって、溶接の品質の低下を抑制することができる。
本考案に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
図1は、本考案の実施形態に係るスポット溶接ガンの側面図を示す。スポット溶接ガン1は、スポット溶接機において、実際にスポット溶接を行う主要部分である。スポット溶接ガン1は、平面視で略C型の形状を呈するフレーム5と、フレーム5の一端に設けられた加圧シリンダ3と、当該加圧シリンダ3及びフレーム5の他端に設けられた2つの基台7と、2つの基台7のそれぞれに設けられた可動側のスポット溶接ガン用電極10A(スポット溶接ガン用電極10)と固定側のスポット溶接ガン用電極10B(スポット溶接ガン用電極10)を備える。スポット溶接ガン用電極10Aとスポット溶接ガン用電極10Bは、同軸上において対向するように配置されている。ただし、スポット溶接ガンの具体的な形状は特に限定されない。
スポット溶接を行う場合、重ね合わせた複数(図では2枚)の被接合体である鋼板等の金属板Mをスポット溶接ガン用電極10Aとスポット溶接ガン用電極10Bの間に挿入し、金属板Mをスポット溶接ガン用電極10Bに当接させた状態で、加圧シリンダ3によりスポット溶接ガン用電極10Aを進出させ、金属板Mを二つの電極の間に挟み込む。この状態で、加圧しながら二つの電極間に通電を行い、スポット溶接を行う。本実施形態では、スポット溶接ガン用電極10Aとスポット溶接ガン用電極10Bは、全く同じ形式のものを用いている。
図2は、スポット溶接ガン用電極10の斜視図を示し、図3は、図2の断面を示す断面図を示す。スポット溶接ガン用電極10は、第1の電極用シャンク11と、第2の電極用シャンク12と、電極チップ14と、接続部材13と、導線15と、リング23と、を備える。
第1の電極用シャンク11、第2の電極用シャンク12は、例えば真鍮のような金属(合金)により構成されており、導電性を有する。本実施形態では、第1の電極用シャンク11と第2の電極用シャンク12は、全く同じ形式のものを用いている。また、電極チップ14は、スポット溶接ガン用電極10の先端であって、第1の電極用シャンク11の第1端に設けられており、金属板Mに直接当接する部材である。接続部材13は、電極チップ14が設けられた第1の電極用シャンク11の第1端と逆側の第2端と、第2の電極用シャンク12を接続する部材である。接続部材13は、スポット溶接ガン用電極10に所定の荷重が加わった際においても、破壊を免れる程度の剛性を有する一方で、荷重の作用により弾性変形可能な性質を有している。本実施形態では、接続部材13は鋼鉄のような金属製の円筒形ブロックにより形成され、このブロックには弾性変形を促すための切り欠き13aが設けられている。
金属製(例えば銅等)の導線15は、第1の電極用シャンク11、第2の電極用シャンク12のそれぞれの外周に取り付けられた金属製(例えば銅等)のリング23に接続されている。接続部材13が金属製であっても、その導電性が十分でない場合(スポット溶接には大電流が必要)、第1の電極用シャンク11と第2の電極用シャンク12との間に十分な電気的接続を確保することは困難である。このため、導線15が接続部材13の外側を迂回するように設けられ、第1の電極用シャンク11と第2の電極用シャンク12とを電気的に接続する。図視しないスポット溶接機の本体から加圧シリンダ3、基台7を経由して供給された電流は、第2の電極用シャンク12→導線15→第1の電極用シャンク11→電極チップ14の順に流れ、金属板Mまで到達する。
図4は、図3のS領域の拡大図を示す。図5は、本発明の実施形態に係るスポット溶接ガン用電極10の断面図を示す。スポット溶接ガン用電極10は電流のみならず、スポット溶接ガン用電極10自体、特に先端の電極チップ14を冷却する冷却水を流すための構造を有している。すなわち、図5に示すように、冷却水を流すための流路Tが、第1の電極用シャンク11と、接続部材13と、第2の電極用シャンク12それぞれの内部を貫通するように設けられている。
流路Tは、スポット溶接機の本体から供給された冷却水を電極チップ14に流すための往路T1と、電極チップ14を冷却した冷却水をスポット溶接機の本体に戻すための復路T2を含む。復路T2は、第1の電極用シャンク11と、接続部材13と、第2の電極用シャンク12それぞれの内部を貫通する内部空間Hにより形成される。第1の電極用シャンク11及び第2の電極用シャンク12は、その中心部分が長手方向に沿って中空になるようにくり抜かれており、くり抜かれた部分が内部空間Hを形成する。接続部材13も同様に、その中心部分が長手方向に沿って中空になるようにくり抜かれている。ただし、図4に示すように、くり抜かれた部分の上下端では、第1の電極用シャンク11及び第2の電極用シャンク12のそれぞれと螺合するホース継手20、及びホース継手20に接続されたホース21がくり抜かれた部分に配置されており、ホース継手20及びホース21の内部が、内部空間Hを形成する。
往路T1は、内部空間Hに配置され、第1の電極用シャンク11と、接続部材13と、第2の電極用シャンク12を貫通する一体のパイプ25により形成される。なお、パイプ25は、図3において省略されているが、図4の一点鎖線又は図5に示すように、内部空間Hの中心軸上に配置され、例えば樹脂等によって形成された円筒長尺状の部材である。
図5の「冷却水IN」の矢印で示すように、スポット溶接機の本体から供給された冷却水は、第2の電極用シャンク12から、接続部材13、第1の電極用シャンク11を経由するようにパイプ25の中を流れ、電極チップ14に到達する。電極チップ14に到達し、温度が上昇した冷却水は、「冷却水OUT」の矢印で示すように、第1の電極用シャンク11、接続部材13、第2の電極用シャンク12を経由するように、パイプ25の外側の内部空間Hの中を流れ、スポット溶接機の本体に戻り、再び冷却される。このようにして、冷却水はスポット溶接機の本体と電極を循環し、常に一定温度以下に冷却された冷却水が電極チップ14に供給されるため、スポット溶接ガン用電極10、特に電極チップ14の温度上昇を抑制することができ、スポット溶接の接合効率を向上させることができる。なお、スポット溶接用の電流は、図5の「通電経路」の矢印に従って、スポット溶接機の本体から加圧シリンダ3及び基台7を経由して供給され、第2の電極用シャンク12→導線15→第1の電極用シャンク11→電極チップ14の順に流れ、金属板Mまで到達する。
電極チップ14は、金属板Mに直接当接する平坦なフラット面14aを有する。スポット溶接ガン用電極10A及びスポット溶接ガン用電極10Bが、金属板Mに対し垂直の関係を維持することができる場合、各電極の電極チップ14のフラット面14aが金属板Mに面接触する。この結果、金属板Mとフラット面14aとの間で滑りが生じにくく、安定的なスポット溶接を行うことが可能となる。なお、平坦なフラット面14aは、電極チップ14の先端部における少なくとも一部に存在していればよく、図5に示すような、電極チップ14における金属板Mに対向する面のすべてがフラットな面を有するのはもちろんのこと、電極チップ14の先端部のみがフラットな面を有し、その周囲の部分が曲率を有する形状であっても構わない。
図6Aは、実際のスポット溶接の場面において、スポット溶接ガン用電極10と金属板Mが取り得る状態を示す図である。スポット溶接ガン用電極10Aとスポット溶接ガン用電極10Bが互いに接近し、それぞれが当接点P1,P2において金属板Mに当接することに伴い、各電極には荷重Fが印加される。理想状態においては、2つの電極が接近する方向であって、2つの電極の長手方向に沿った軸Y1,Y2に対して垂直な面Xに対し、金属板Mが平行に配置される。しかしながら、常に金属板Mの配置の精度を正確に保つことは困難であり、図示のように、例えば金属板Mが面Xから所定の角度θ(例えば5°程度)傾いて配置される場合が生じ得る。すなわち、2つのスポット溶接ガン用電極10が金属板Mに対し、垂直方向から傾いた状態をとっている。
そして、本実施形態のスポット溶接ガン用電極10ではない従来タイプ、すなわち上述した弾性変形可能な接続部材13が設けられていないスポット溶接ガン用電極を用い、このような状態のままスポット溶接を行うと、電極チップ14のフラット面14aが金属板Mに適切に接触していないため、一定品質のスポット溶接を得ることが難しくなる。品質劣化の一例として、例えばLME(Liquid Metal Embrittlement;液体金属脆化)割れのような欠陥を生じるおそれがある。
続いて図6Bは、本実施形態のスポット溶接ガン用電極10の作用を説明するための図である。本実施形態のスポット溶接ガン用電極10A及びスポット溶接ガン用電極10Bにおいては、上述した弾性変形可能な接続部材13が設けられている。このため、2つの電極の先端である電極チップ14から発生する荷重Fの作用により、それぞれの接続部材13が弾性変形し、当接点P1,P2を中心として、電極チップ14が矢印R方向に回転する。この結果、金属板Mが移動しなくても、二つの電極の長手方向に沿った軸Y1,Y2は、金属板Mに対し垂直に交わる状態となり、スポット溶接ガン用電極10A及びスポット溶接ガン用電極10Bは、金属板Mに対し垂直方向から接する状態を維持することができる。この結果、スポット溶接ガン用電極10A及びスポット溶接ガン用電極10Bのそれぞれのフラット面14aが、金属板Mに対し適切に面接触することになり、安定的なスポット溶接を行うことが可能となる。
なお、図6Bの破線で示した通り、上記変形に伴い、スポット溶接ガン用電極10A及びスポット溶接ガン用電極10Bのそれぞれの長手方向に沿った軸Y1,Y2の間には、少しのずれが生じ得る。しかしながら、このようなずれはわずかなものであり、図6Aの状態に比べて、良好なスポット溶接を実現することができる。
上述した通り、スポット溶接ガン用電極10が被接合体である鋼板等の金属板Mに傾斜した状態で当接しても、弾性変形可能な接続部材13が、先端に設けられた電極チップ14からの力を受けて弾性変形し、電極の長手方向に沿った軸と金属板Mが垂直となる関係を実現し、さらにこの関係を容易に維持することができる。したがって、スポット溶接の品質の低下を抑制することができる。
また、もし電極チップ14の金属板Mに接する面が湾曲面により形成されている場合、この湾曲面と金属板Mの間で滑りが生じやすく、溶接が不安定になり得ると考えられる。しかしながら本実施形態では、金属板Mに接する面が平坦なフラット面14aにより形成されており、金属板Mとフラット面14aとの間で滑りが生じにくく、電極チップ14から発生する荷重を、確実に接続部材13に伝達することが可能となる。この結果、接続部材13の変形を促し、図6Bに示した状態を容易に実現するとともに、この状態を安定的に維持することができる。
また、冷却水が流路Tを通じて電極の先端近傍、すなわち電極チップ14まで流れるため、溶接時に電極を効率的に冷却することができ、接合効率を向上させることができる。
本実施形態において流路Tは、電極の内部空間Hにより形成される復路T2と、内部空間Hに配置されたパイプ25により形成される往路T1を含む。よって、簡易かつコンパクトな構成により、冷却水の循環を実現している。しかしながら、冷却水の流路Tはこのような構成に限定されるものではなく、他の手段によって冷却してもよい。
また、第1の電極用シャンク11と第2の電極用シャンク12を電気的に接続する導線15を、接続部材13の外側に設けることにより、たとえ接続部材13が弾性変形しても、電極への通電を円滑に行うことが可能となる。
本実施形態では、接続部材13は鋼鉄のような金属製の円筒形ブロックにより形成され、このブロックには弾性変形を促す切り欠き13aが設けられている。しかしながら、接続部材13の具体的な形状、構造、材料等は特に限定されない。例えば接続部材13を十分な剛性と導電性を両立させた材料で形成してもよく、このような場合は、導線15の線径を細くしたり、又は導線15自体を省略することができる。
本実施形態の切り欠き13aは、接続部材13の周方向かつ長手方向に伸びるように、例えば螺旋状に形成されている。ただし、接続部材13の弾性変形を促すことができるのであれば、その具体的な態様は特に限定されない。また、バネ等の部材を設け、弾性変形を実現してもよい。なお、接続部材13に少量の電流が流れることにより、接続部材13が溶解し、切り欠き13aが埋められてしまう事態が生じ得るが、このような事態を防止するため、切り欠き13aに樹脂、ゴム等の非導電性材料を埋め込んでもよい。
なお、本考案は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
1 スポット溶接ガン
10 スポット溶接ガン用電極
11 第1の電極用シャンク
12 第2の電極用シャンク
13 接続部材
13a 切り欠き
14 電極チップ
14a フラット面
15 導線
20 ホース継手
21 ホース
23 リング
25 パイプ
T 流路
T1 往路
T2 復路
H 内部空間
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Claims (5)
- 第1の電極用シャンクと、
第2の電極用シャンクと、
前記第1の電極用シャンクの第1端に設けられ、フラット面を有する電極チップと、
前記第1の電極用シャンクの第2端と前記第2の電極用シャンクを接続し、弾性変形可能な接続部材と、を備え、
冷却水を流すための流路が、前記第1の電極用シャンクと、前記接続部材と、前記第2の電極用シャンクそれぞれの内部を貫通するように設けられている、
スポット溶接ガン用電極。 - 前記第1の電極用シャンクと前記第2の電極用シャンクを電気的に接続する導線が、前記接続部材の外側に設けられている、
請求項1に記載のスポット溶接ガン用電極。 - 前記接続部材は金属製のブロックにより形成され、当該金属製のブロックには、弾性変形を促す切り欠きが設けられている、
請求項1又は2に記載のスポット溶接ガン用電極。 - 前記流路は、前記第2の電極用シャンクから前記電極チップに向けて冷却水を流す往路と、前記電極チップから前記第2の電極用シャンクに向けて冷却水を流す復路を含み、
前記復路は、前記第1の電極用シャンクと、前記接続部材と、前記第2の電極用シャンクそれぞれの内部を貫通する内部空間により形成され、
前記往路は、前記内部空間に配置され、前記第1の電極用シャンクと、前記接続部材と、前記第2の電極用シャンクを貫通する一体のパイプにより形成される、
請求項1〜3のいずれか1項に記載のスポット溶接ガン用電極。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載のスポット溶接ガン用電極を有するスポット溶接ガン。
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2020
- 2020-02-25 JP JP2020000622U patent/JP3226182U/ja active Active
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WO2024106168A1 (ja) * | 2022-11-17 | 2024-05-23 | マツダ株式会社 | 抵抗溶接装置 |
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