JP3225967U - 清潔なマイクロフォン - Google Patents

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Abstract

【課題】マイク専用の殺菌消毒装置等を不要にし、極めて簡単な構成にして、マイク自信を常に清潔に保つことを可能にした清潔なマイクロフォンを提供する。【解決手段】ドーム型カバー101と、ダイヤフラム102と、コイル103と、永久磁石105とからなる清潔なマイクロフォンであって、ドーム型カバー内に消毒殺菌具を内設したことを特徴とする。殺菌具は、交換可能にした消毒殺菌液含浸の布202を入れた籠200又はオン・オフ可能にした消毒殺菌灯である。【選択図】図1

Description

本考案は、清潔なマイクロフォンに関する。
どうでんがたダイナミックマイクや二次電池内蔵のワイヤレスマイクロフォン(以下単にマイクとも言う)は、先部に螺合した金属製網で形成のドーム型カバーと、カバー内に配置されプラスチックフィルムをドーム状に成形した振動板(ダイヤフラム)と、このダイヤフラムに接続して共振するコイルと、このコイル内に隣接して当該マイク基部に固定した永久磁石とからなり、音声による音波をダイヤフラムが受けて振動し同時にコイルが永久磁石の磁界内で振動するとコイルに起電力が発生して音声信号を得るものである。
近年、誰でもマイクを握る機会が増えている。多くのひとがスナック等の飲食店、カラオケ店で楽しんでおりカラオケが普遍化し盛況である。
しかしカラオケボックス、スナック等では、備え付けの同じワイヤレスマイクを不特定多数の人が次から次へと、手渡し使用している。
このようにマイクは、他人が不潔な手で握った後、手渡したり、マイクのヘッドの部分を口に近付け口臭を吹付けて嘗めるように歌う人もいるし、実際に酒気を帯びて歌う人も多く、多量の唾液や汁、食べ滓を付着させて汚す人が多くいる。衛生面から考えると、非常に不潔な状態にある。
そこで、特許文献1及び特許文献2にて紹介のように、使用するマイクのドーム型カバーにハンカチをかぶせたり消毒液含浸のカバーをかぶせたりしてその場限りの注意をする人があるが、あまりにも少なく前述の不潔性は払拭しない。このため異臭を放ち、病原菌もマイク内に侵入して増え、感染を注意する必要がある。感冒等が流行するとその媒介をする恐れもある。このような最近の現状から特許文献3にて紹介のマイク専用の大型で費用の掛かる殺菌消毒装置等が出現している。
実開昭54−148682号公報 実開平6−77393号公報 実用新案登録第3008495号公報
本考案は、マイク専用の殺菌消毒装置等を不要にし、極めて簡単の構成にして、マイク自信を常に清潔に保つことを可能にした清潔なマイクロフォンを提供する。
本考案は、前記課題を解決する技術的手段として次の(1)〜(2)を特徴とするものである。
(1)、ドーム型カバーと、ダイヤフラムと、コイルと、永久磁石とからなる清潔なマイクロフォンにおいて、前記ドーム型カバー内に消毒殺菌具を内設したことを特徴とする清潔なマイクロフォン。
(2)前記殺菌具は、交換可能にした消毒殺菌布入り籠又はオン・オフ可能にした消毒殺菌灯であることを特徴とする清潔なマイクロフォン。
このように構成された、本考案の清潔なマイクロフォンは、消毒布入り籠からの消毒布の交換で常に殺菌消毒済みが保たれ、またUV灯等の消毒殺菌灯を未使用時にオンさせて消毒殺菌し、使用時にオフにすればこれも常に殺菌消毒済みが保たれる。本例のマイクは、UV灯等の消毒殺菌灯による消毒殺菌は多少時間がかかるが、複数本ローティーションように予備を用意すればよく、これらにより殺菌消毒済みの清潔なマイクロフォンを使用する人は、前述した他人の唾汗や口臭、細菌等の不安から逃れることができ、快適に歌を楽しむことができるなどの優れた作用効果を呈する。
(1)の清潔なマイクロフォン例は、前記消毒殺菌具を、交換可能にした消毒殺菌布入り籠200にした例である。(2)の清潔なマイクロフォン例は、前記消毒殺菌具を、手元でオン・オフ可能にした消毒殺菌灯300にした例である。
考案を実施するための態様
本考案の実施態様は、図1と図2に示す実施例により詳細に説明する。
図1の清潔なマイクロフォン例は、前記消毒殺菌具を、交換可能にした消毒殺菌布入り籠200にした例である。
図2の清潔なマイクロフォン例は、前記消毒殺菌具を、手元でオン・オフ可能にした消毒殺菌灯300にした例である。
図1及び図2において、清潔なマイクロフォンは、先部に螺合した金属製網で形成のドーム型カバー101と、カバー内に配置されプラスチックフィルムをドーム状に成形しスプリング膜106で振動可能に支持した振動板:ダイヤフラム102と、このダイヤフラム102に接続して共振するコイル103と、このコイル103内に隣接して当該マイク基部104に固定した永久磁石105とからなり、音声による音波をダイヤフラム102が受けて振動し同時にコイル103が永久磁石105の磁界内で振動するとコイル103に起電力が発生して音声信号を得るものである。
図1において、前記消毒殺菌具の消毒殺菌布入り籠200は、ドーム型カバー101の頂部中央部に形成した挿通口101−1からマイク内に取り出し可能に螺合装入する網目の籠本体201と、籠本体201の上部の螺合部の内側に設けた開閉蓋203と、開閉蓋203から籠本体201内に交換可能に装填した消毒殺菌液含浸の布202とからなる。
網目の籠本体201は網目のため、音声をダイヤフラム102に伝えるには何ら支障はない。
消毒殺菌液含浸の布202の交換は、開閉蓋203の開閉で行うが、マイクに消毒殺菌布入り籠200を螺合したままでも、マイクから消毒殺菌液含浸布入り籠200を取り外しても臨機応変に自在に可能である。
図2において、前記消毒殺菌具の消毒殺菌灯300は、ドーム型カバー101の内周面にマイク内に照射可能に設けたUVLEDランプ301と、これに通電する豆ボタン電池302と、UVLEDランプ301をマイク使用時にオフして、万一に使用する人の目等にUVが反射照射しないようにマイク使用時にオフにし、マイク未使用時にオンにするon/offスイッチ303とからなる。前記on/offスイッチ303は、ドーム型カバー101の下部螺合部の外周部に付設し、スイッチ操作を容易に可能にする。前記豆ボタン電池302は、ドーム型カバー101の下部の螺合部を受ける本体側の螺合外周部に電池交換可能に内設してある。
前記豆ボタン電池302は、ダイレクトマイクは必要であり、二次電池内蔵のワイヤレスマイクの場合はそれを共用するので不要である。
本考案は、前記の優れた作用効果を呈するものであり、一般家庭への寄与は勿論のこと、カラオケ業界等に貢献すること多大なものある。
101:ドーム型カバー
101−1:挿通口
102:ダイヤフラム
103:コイル
104:マイク基部
105:永久磁石
106:スプリング膜
200:消毒殺菌布入り籠
201:籠本体
202:消毒殺菌布
203:開閉蓋
300:消毒殺菌具の消毒殺菌灯
301:UVLEDランプ
302:豆ボタン電池
303:on/offスイッチ
図1に示す清潔なマイクロフォン例は、前記消毒殺菌具を、交換可能にした消毒殺菌布入り籠200にした例である。 図2に示す清潔なマイクロフォン例は、前記消毒殺菌具を、手元でオン・オフ可能にした消毒殺菌灯300にした例である。

Claims (1)

  1. ドーム型カバーと、ダイヤフラムと、コイルと、永久磁石とからなる清潔なマイクロフォンにおいて、前記ドーム型カバー内に消毒殺菌具を内設し、前記消毒殺菌具は、交換可能にした消毒殺菌液含浸布入り籠又はオン・オフ可能にした消毒殺菌灯であることを特徴とする清潔なマイクロフォン。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114554334A (zh) * 2022-04-25 2022-05-27 深圳市博音电声科技有限公司 一种具有消毒杀菌功能的话筒

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