JP3225919U - 濃度兼放射線量測定器 - Google Patents
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Abstract
【課題】濃度と放射線量を容易に測定することができる濃度兼放射線量測定器を提供する。【解決手段】本考案に係る濃度兼放射線量測定器1は、検出面3と検出面3に載せられた試料の所定成分の濃度を測定する濃度センサと検出面3に載せられた試料の放射線量を測定する放射線センサとを有する。放射線センサは、検出面3を底面として立ち上がる放射線検出面4を介して非接触で放射線量を測定する。濃度兼放射線量測定器1は、濃度の測定、放射線量の測定および濃度の測定と放射線量の測定から構成される測定種別を切り替える操作部5を有し、濃度の測定と放射線量の測定の測定種別が選択されると濃度と放射線量とが同時に測定される。【選択図】図1
Description
本考案は、濃度兼放射線量測定器に関する。
近年の食品に対する安全性の意識の高まりから、食品に含まれる放射線量を一般人でも簡単に測定することができる種々の簡易型放射線測定器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、例えば、店舗で青果物を販売する時や、家庭で放射線を測定する時には、放射線量の他に糖度や塩分濃度等の濃度を合わせて測定したい場合もあり、濃度と放射線量を測定できる測定器が求められていた。
本考案はこのような事情を考慮してなされたもので、濃度と放射線量を容易に測定することができる濃度兼放射線量測定器を提供することを目的とする。
本考案に係る濃度兼放射線量測定器は、上述した課題を解決するために、検出面と、前記検出面に載せられた試料の所定成分の濃度を測定する濃度センサと、前記検出面に載せられた試料の放射線量を測定する放射線センサと、を有する。
本考案に係る濃度兼放射線量測定器は、濃度と放射線量を容易に測定することができる。
本考案に係る濃度兼放射線量測定器の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本考案の実施形態に係る濃度兼放射線量測定器1の外観を示す説明図である。図2は、本考案の実施形態に係る濃度兼放射線量測定器1の機能ブロック図である。本実施形態に係る濃度兼放射線量測定器1は、検出面3と、糖度センサ11と、放射線センサ12と、操作部5と、を備える。
検出面3は、糖度センサ11を構成する部材であり、糖度を測定する試料が載せられる。検出面3としては、プリズムが用いられる。本実施形態における試料の状態は、特に限定されるものではなく、固体であってもよいし、液体であってもよい。また、本実施形態においては、破壊方式または非破壊方式のどちらを採用しても測定することができる。非破壊方式を採用する場合には、試料を細断(破壊)することなく、後述する放射線検出面4を試料に近づけることで放射線量を測定することができる。
糖度センサ11は、本体2の内部に配置される。本実施形態において、糖度センサ11は、試料が載せられた検出面3に向かって内部の光源から光を照射し、光の屈折率を測定することで、試料の所定成分の濃度を測定する、一般的な屈折計を用いることができる。
放射線センサ12は、本体2の内部に配置される。放射線センサ12は、検出面3を底面として立ち上がる放射線検出面4を介して、検出面3に載せられた試料の放射線量を非接触で測定する。本実施形態では、放射線センサ12として、GM計数管式サーベイメーター、NaI(TI)シンチレーション式サーベイメーター、Si(Li)半導体検出器、またはGe半導体検出器等を用いることができる。
放射線センサ12を本体2の内部に配置する場合には、試料に含まれる放射線を本体2の内部に導きやすくするために、放射線検出面4に吸気口を設ける構成としてもよい。この場合、液体試料の測定を考慮して、放射線検出面4に防水性の繊維シート(放射線や空気を透過させ、液体を遮断するもの)等を貼り付け、本体2内部への試料の侵入を妨げることが好ましい。
また、放射線センサ12は、放射線検出面4に配置される構成としてもよい。この場合、放射線検出面4は、放射線を検知する部材から形成される。そして、本体2の内部には、放射線検出面4で検知した放射線を測定する電子回路が設けられる。
本実施形態においては、放射線量を測定する手段として、放射線検出器外部器7をさらに備えてもよい。これにより、放射線検出器外部器7を試料に近づけることにより放射線量の測定が可能となる。
操作部5は、濃度の測定、放射線量の測定、および濃度の測定と放射線量の測定から構成される測定種別を切り替える入力を受け付ける。測定種別は、糖度の測定、放射線量の測定、全測定(糖度および放射線量の測定)である。図1において操作部5は、本体の表面に設けられたスイッチである。本体表面に記載された測定種別にスイッチを合わせると、測定種別を切り替える入力が受け付けられる。操作部5の形態は特に限定されるものではなく、例えば、ボタンであってもよい。操作部5により、測定種別を全測定に設定すると、糖度と、放射線量とが同時に測定される。
表示部6は、測定された糖度または放射線量を表示する。切替部13は、測定種別の切替えを制御し、操作部5により選択された測定種別に応じて糖度センサ11または放射線センサ12を作動させる。
以下、濃度兼放射線量測定器の作用について説明する。
試料を検出面3に載置し、操作部5を所望の測定種別に合わせる。糖度の測定が選択された場合には、切替部13により制御され、糖度センサ11が動作する。糖度センサ11により試料の所定成分の糖度が測定され、測定値は表示部6に表示される。放射線量の測定が選択された場合には、切替部13により制御され、放射線センサ12により試料の放射線量が測定され、測定値は表示部6に表示される。また、全測定が選択された場合には、糖度センサ11および放射線センサ12による測定が同時に行われ、測定値は表示部6に表示される。
このような本考案に係る濃度兼放射線量測定器は、糖度と放射線量を容易に測定することが可能であり、また、糖度と放射線量を同時に測定することもできる。
本考案の濃度兼放射線量測定器は上記実施形態に限定されず、本考案の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更を行うことができる。例えば、糖度以外でも塩分濃度、酸度等、種々の成分濃度を計測してもよい。また、2つ以上の成分濃度と放射線量を計測可能に構成してもよい。
1 濃度兼放射線量測定器
2 本体
3 検出面
4 放射線検出面
5 操作部
6 表示部
7 放射線検出器外部器
11 糖度センサ
12 放射線センサ
13 切替部
2 本体
3 検出面
4 放射線検出面
5 操作部
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7 放射線検出器外部器
11 糖度センサ
12 放射線センサ
13 切替部
Claims (4)
- 検出面と、
前記検出面に載せられた試料の所定成分の濃度を測定する濃度センサと、
前記検出面に載せられた試料の放射線量を測定する放射線センサと、を有する濃度兼放射線量測定器。 - 前記放射線センサは、前記検出面を底面として立ち上がる放射線検出面を介して非接触で前記放射線量を測定する、請求項1に記載の濃度兼放射線量測定器。
- 前記測定器は、前記濃度の測定、前記放射線量の測定、および前記濃度の測定と前記放射線量の測定から構成される測定種別を切り替える操作部を有し、
前記濃度の測定と前記放射線量の測定の測定種別を選択すると、前記濃度と、前記放射線量とが同時に測定される、請求項1または2に記載の濃度兼放射線量測定器。 - 前記濃度は、糖度、塩分濃度または酸度である、請求項1〜3のいずれかに記載の濃度兼放射線量測定器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020000372U JP3225919U (ja) | 2020-02-06 | 2020-02-06 | 濃度兼放射線量測定器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020000372U JP3225919U (ja) | 2020-02-06 | 2020-02-06 | 濃度兼放射線量測定器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3225919U true JP3225919U (ja) | 2020-04-16 |
Family
ID=70166260
Family Applications (1)
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JP2020000372U Active JP3225919U (ja) | 2020-02-06 | 2020-02-06 | 濃度兼放射線量測定器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3225919U (ja) |
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2020
- 2020-02-06 JP JP2020000372U patent/JP3225919U/ja active Active
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