JP3225793U - 行動把握紙媒体 - Google Patents

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卓也 星沢
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Abstract

【課題】災害時における各世帯の個別事情に応じた具体的な行動や、多人数世帯における家族の役割分担を予定し、視覚化することができ、災害時における適切な行動を把握することができる行動把握紙媒体を提供する。【解決手段】本考案に係る行動把握紙媒体10は、災害時における適切な行動を把握するための紙媒体であって、災害時における行動者名および該行動者の行動予定が記載される複数の行動タグ12と、前記行動タグ12が貼付される表示部14と、を備え、前記表示部14は、各警戒レベルが表示された警戒レベル表示部14aと、該警戒レベル表示部14aの近傍に設けられる行動表示部14bと、を有し、前記行動タグ12が、前記行動表示部14bにおける前記警戒レベル表示部14aに表示された各警戒レベルに応じた位置に配置されることによって、災害時における各警戒レベルに応じた行動が把握可能である。【選択図】図1

Description

本考案は、災害時における適切な行動を把握するための行動把握紙媒体に関する。
例えば特許文献1(特開2018−181341号公報)には、地震発生時における対策情報提供システムが開示されている。
特開2018−181341号公報
このようなシステムは、予めユーザの情報を取得して記憶しておく等して、災害発生時には、極力個々のユーザに応じた対策情報を送信するよう工夫されている。しかしながら、ユーザの個別事情を詳細に取得するには限界があり、送信される対策情報の具体性には限界がある。また、例えばユーザが多人数世帯の場合、対策情報を参考にして実際に行動する際の家庭内での役割分担等は当事者間で決定しなければならない。
こうした状況の下、実際に災害に対する行動が必要な時になって初めて具体的な行動や役割分担を決定するのでは、適切に行動する機を逸してしまうおそれがある。
本考案は、上記事情に鑑みてなされ、災害時における各世帯の個別事情に応じた具体的な行動や、多人数世帯における家族の役割分担を予定し、視覚化することができ、災害時における適切な行動を把握することができる行動把握紙媒体を提供することを目的とする。
一実施形態として、以下に開示するような解決手段により、前記課題を解決する。
開示の行動把握紙媒体は、災害時における適切な行動を把握するための紙媒体であって、災害時における行動者名および該行動者の行動予定が記載される複数の行動タグと、前記行動タグが貼付される表示部と、を備え、前記表示部は、各警戒レベルが表示された警戒レベル表示部と、該警戒レベル表示部の近傍に設けられる行動表示部と、を有し、前記行動タグが、前記行動表示部における前記警戒レベル表示部に表示された各警戒レベルに応じた位置に配置されることによって、災害時における各警戒レベルに応じた行動が把握可能であることを特徴とする。
開示の行動把握紙媒体によれば、災害時における各世帯の個別事情に応じた具体的な行動や、多人数世帯における家族の役割分担を予定し、視覚化することができ、災害時における適切な行動を把握することが可能になる。
本考案の実施形態に係る行動把握紙媒体の例を示す説明図である。 図1の行動把握紙媒体を構成する行動タグの例を示す説明図である。 図1の行動把握紙媒体を構成する表示部の例を示す説明図である。 図1の行動把握紙媒体を構成するチェックシートの例を示す説明図である。
以下、図面を参照して、本考案の実施の形態について詳しく説明する。図1は、本考案の実施形態に係る行動把握紙媒体10(表示部14に行動タグ12が貼付された状態)の例を示す説明図である。また、図2は、行動把握紙媒体10を構成する行動タグ12の例を示す説明図である。シールとして構成される行動タグ12のシール台紙11として示す。また、図3は、行動把握紙媒体10を構成する表示部14の例を示す説明図である。図4は、行動把握紙媒体10を構成するチェックシート20の例を示す説明図である。なお、実施形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。
本実施形態に係る行動把握紙媒体10(図1参照)は、図2に示す行動タグ12と、図3に示す表示部14とを備えている。
図2に示す行動タグ12には、災害時における行動者名の記載欄12aと、当該行動者の行動予定(行動内容)の記載欄12bとが設けられている。これらの記載欄12a、12bは空欄に構成されていて、ユーザが自ら記載する構成となっている。
また、図3に示す表示部14には、警戒レベル1から警戒レベル5までの各警戒レベルが表示された警戒レベル表示部14aが設けられ、警戒レベル表示部14aの近傍に行動表示部14bが設けられている。行動表示部14bは空欄に構成されていて、上記の複数の行動タグ12が貼付される領域となっている。
ここで、本実施形態に係る行動把握紙媒体10は、図1に示すように、各警戒レベルに応じた行動予定が記載された行動タグ12が、行動表示部14bにおける警戒レベル表示部14aに表示された各警戒レベルに応じた位置にそれぞれ貼付されて配置される。これによって、災害時における各警戒レベルに応じた行動予定が把握可能になる。また、行動タグ12に行動予定と共にその行動者(行動者名)が記載されることによって、各警戒レベルに応じた行動予定を誰が行うのかが把握可能になる。したがって、災害時におけるそれぞれの行動予定について、例えば多人数世帯における家族の役割分担を予め決定して表示することができ、災害時における適切且つ具体的な行動予定およびその役割分担が明確に把握可能になる。
また、表示部14は、1枚の紙からなる。したがって、例えば家族全員が見ることができる場所等の適当な場所に簡易に設置する(貼る等する)ことができ、且つ一見して全警戒レベルにおける全行動予定を概観することができる。その結果、一連の行動に対するその行動の位置付けや、その次に行う行動が把握可能になることから、災害時におけるより迅速な行動が可能になる。
なお、行動表示部14bが設けられる「警戒レベル表示部14aの近傍」とは、行動タグ12が行動表示部14bのいずれに貼付された(配置された)場合も、警戒レベル表示部14aに表示された各警戒レベルに応じた位置が把握可能な領域をいう。本実施形態のように表示部14が1枚の紙からなる場合には、一見して表示部14全体が見渡せることから、表示部14内の警戒レベル表示部14aを除く全ての領域が含まれる。
また、行動タグ12は、裏面に比較的粘着力の弱い糊が付されたシールとして構成されていることによって、表示部14に自在に貼付および剥離可能な構成となっている。そのため、ユーザは行動表示部14bにおける行動予定の表示を自在に変更することができる。したがって、行動タグ12を繰返し貼付し直して行動予定を十分に検討することができる。また、例えばハザードマップの更新、家の状況の変化、避難先の変更等に応じて行動把握紙媒体10(行動予定)を簡易に改訂することができる。
また、図1および図3に示すように、警戒レベル表示部14aに表示される警戒レベルは、警戒レベル1から警戒レベル5までの各警戒レベルが低い順に表示されている。これによって、各警戒レベルに応じた行動予定を、警戒レベルが低い順に表示させることができる。すなわち、行動表示部14bに表示される行動予定を、警戒レベルが上がっていく時系列に沿って表示させることができる。したがって、災害時において、災害の進行(拡大)に伴い警戒レベルが上がっていくのに従って順次行う行動を一方向に見ていけばよいため、簡易に把握することができ、より迅速な行動が可能になる。
なお、本実施形態における警戒レベル表示部14aでは、一例として、図3の上下左右方向から見て左方向から右方向に警戒レベルが低い順に表示されているが、右方向から左方向に低い順に表示してもよく、また、上下方向、斜め方向等に表示してもよい。
その他、本実施形態に係る行動把握紙媒体10は、表示部14および行動タグ12に以下の特徴的な構成を有している。
先ず、表示部14には、図3に示すように、警戒レベル表示部14aに表示された各警戒レベルに応じた位置(図3の場合、行動表示部14b外の位置であるが、行動表示部14b内の位置でもよい)に、当該各警戒レベルに相当する避難情報16が表示されている。具体的には、一例として、警戒レベル1および2には、「気象庁等が発表する情報を確認(する旨)」が表示され、警戒レベル3〜5には、「避難準備・高齢者等避難開始」、「避難勧告・避難指示(緊急)」、および「災害発生情報」といった市町村から発令される各避難情報16が表示されている。
また、同じく表示部14には、警戒レベル表示部14aに表示された各警戒レベルに応じた位置(図3の場合、行動表示部14b外の位置であるが、行動表示部14b内の位置でもよい)に、当該各警戒レベルに相当する防災気象情報18が表示されている。具体的には、一例として、警戒レベル1には、「早期注意情報(警報級の可能性)」が表示され、警戒レベル2〜5には、雨、風、川、高潮、土砂に関して気象庁等から発表される具体的な注意報(強風注意報(警戒レベル2)等)や警報(暴風警報(警戒レベル4)等)等の各防災気象情報18が表示されている。
このような避難情報16および防災気象情報18が表示されていることにより、警戒レベルだけでなく、各種の発令および発表とこれらに応じた行動予定とを対照することができる。したがって、災害時において、仮に現在の警戒レベルを把握できない場合でも、各種の発令や発表に基づいてこれらに応じた適切な行動をすることができる。
次に、行動タグ12には、図2に示すように、災害時における確認行動を記載するための確認行動タグ13aと、災害時における避難行動を記載するための避難行動タグ13bとが設けられている。ここで、避難行動とは、例えば「家の周りのものを片付ける」、「子供たちを学校に迎えに行く」、「実家宅経由で避難」といった避難およびこれに直結する一連の行動である。一方、確認行動とは、主として避難行動に至るまでの行動であって、例えば「気象情報を入手」、「子供たちの状況確認」といった確認事項の他、例えば「携帯電話を充電しておく」、「避難することを実家に伝える」といった避難行動に付随する行動も含む。これらの確認行動タグ13aおよび避難行動タグ13bは、一例として、互いに異なる色彩で構成される等して、一見して互いに判別可能に構成されている(図2参照、図1に示す行動タグ12は色彩に係る構成を省略)。
また、同じく行動タグ12には、避難を開始する旨を特に記載するための避難開始タグ13cが設けられている。避難開始タグ13cは、一例として、避難場所および移動時間が記載可能に構成されている。さらに、一例として、比較的目立ちやすい書式で「避難開始」と表示される等して、一見して確認行動タグ13aまたは避難行動タグ13bと判別可能に構成されている(図2参照)。なお、図示しないが、避難開始タグ13cには、避難場所と共に、または避難場所に代えて、避難する者の名前が記載可能に構成されてもよい。
このように、行動予定を類別して複数種類の行動タグ13a、13b、13cを設けると共に、互いに判別可能に構成することによって、行動表示部14bに表示される行動予定に対して、一見して当該行動の種別を判別してその概要を把握することができる。したがって、同時期に複数の行動予定が設定されている場合等に各行動の優先順位等を判断しやすくなり、より迅速な行動が可能になる。なお、行動タグ13a、13b、13cの構成は本実施形態に限定されず、例えば行動タグ13a、13b、13cをそれぞれ異なる形状に形成し、もしくは異なる模様を付す等して判別可能に構成してもよい。
これに対して、変形例として、行動タグ12を、予め行動予定を類別しないで構成してもよい。これによって、ユーザが個別事情に応じて独自に行動予定を類別したり、行動する者の別等により行動タグ12を自在に類別することができる。このとき、行動タグ12を、例えば行動予定の類別は表示しないものの、互いに異なる色彩で構成する等して、一見して互いに判別可能な複数種類に構成することによって、ユーザ独自の類別による行動タグ12がより簡易に作成可能になる。このように、本例においては、行動タグ12の作成における自由度を高めることによって、より個別事情に応じた行動把握紙媒体10を作成することが可能になる。これに対して、前述の予め行動予定を類別して複数種類の行動タグ13a、13b、13cを設ける構成とする場合には、より手間を掛けずに、且つ簡易に行動タグ12を作成することができる。したがって、高齢者や子供の他に災害に関する知識をあまり有していない者でも適切な行動予定が表示された行動把握紙媒体10を作成することが可能になる。
なお、行動タグ12に加えて例えば行動完了または避難完了等を把握する完了シール(不図示)を設ける構成としてもよい。これによって、一見して既に実施した行動を把握することができ、現在の状況が正確に把握可能となって次に行う行動がより迅速に把握可能になる。
さらに、本実施形態に係る行動把握紙媒体10は、行動タグ12に行動予定を記載することを支援するチェックシート20を備えている。チェックシート20は、1枚の紙として、表示部14と一体してまたは別個に構成してもよい。また、後述する作成ガイドブック(不図示)または防災ガイドブック(不図示)の一部として構成してもよい。図4に示すチェックシート20には、一例として、ハザードマップ情報の記載欄22、家の状況の記載欄24および避難先情報の記載欄26が設けられている。ハザードマップ情報の記載欄22には、「家の浸水の深さ」、「家の浸水継続時間」等のハザードマップに関する情報が記載可能となっている。また、家の状況の記載欄24には、「家族の構成(続柄・年齢等)」、「持病薬が必要な人」等の家の状況に関する情報が記載可能となっている。また、避難先情報の記載欄26には、「指定緊急避難場所(災害発生時に一時的に避難する場所)」、「指定避難所(災害時に一時的な生活の拠点とする場所)」等の避難先に関する情報が記載可能となっている。
上記のチェックシート20によれば、災害関するユーザの個別事情を簡潔にまとめることができる。したがって、行動タグ12にユーザの個別事情に応じたより具体的な行動予定(および行動者名)が記載できるようになる。
以上の本実施形態に係る行動把握紙媒体10は、表示部14、行動タグ12およびチェックシート20が、1つの包装(不図示)内に収容されたキットとして構成されている。これによって、ユーザが自ら行動タグ12を作成(行動予定等を記載)し、表示部14に貼付して配置する構成により、各世帯の個別事情に応じた具体的な行動や、多人数世帯における家族の役割分担が表示されたユーザ固有の行動把握紙媒体10を作成することができる。なお、包装の構成は限定されず、例えば紙製の箱や封筒等として構成すればよい。
また、上記の包装内には、防災ガイドブック(不図示)、作成ガイドブック(不図示)等をあわせて収容してもよい。「防災ガイドブック」とは、例えば「警戒レベル・避難情報・防災気象情報等についての説明」、「風水害による河川の氾濫・土砂災害・高潮等についての説明」、「ユーザが居住する市町村についての情報(起こりやすい災害、実際に起きた事例、ハザードマップの見方)」等を記載した冊子である。また、「作成ガイドブック」とは、例えば「行動把握紙媒体10の作成方法」等が記載された冊子である。また、上記の書類の一部に、家族、親戚、知人、友人、かかりつけ医、役所、公共機関等の連絡先の記載欄を設けたり、これらが記載可能な「情報シート(不図示)」を添付してもよい。
さらに、包装の一部にメッセージ欄を設けたり、メッセージが記載可能な「メッセージシート(不図示)」を添付する等して、贈り物用に構成してもよい。この場合、例えば本実施形態に係る行動把握紙媒体10を孫から祖父母へプレゼントし、孫と祖父母とで行動把握紙媒体10を一緒に作成する例等が想定される。
続いて、本実施形態に係る行動把握紙媒体10の作成例について説明する。なお、ユーザとして多人数世帯の家族を例にして説明するが、1人世帯であってもよい。
行動把握紙媒体10の作成は、作成ガイドブックに従って行うとよい。先ず、チェックシート20におけるハザードマップ情報の記載欄22、家の状況の記載欄24および避難先情報の記載欄26に、ハザードマップに関する情報、家の状況および避難先に関する情報をそれぞれ記入する。ハザードマップの見方は防災ガイドブックを参照するとよい。
次に、チェックシート20に基づいて行動タグ12に行動予定および行動者名を記載していく。防災ガイドブックを参照しながら、状況に合わせて何を確認すべきか、どんな行動を取るべきか等を家族で話し合い、行動予定を記入し、さらにその行動を誰が中心になって行うのか等も話し合い、行動者名を記入する。
次に、記載した(作成した)行動タグ12を行動表示部14bに貼付して配置していく。ここでも、防災ガイドブックを参照しながら、各行動予定をどのタイミングで行うか等を家族で話し合い、各警戒レベルにおける行動予定を決定していく。このとき、例えば1つの警戒レベルに多数の行動予定(行動タグ12)が集中してしまった場合には、それぞれに掛かる時間等を考慮し、余裕を持って動けるようにバランスを取って、行動タグ12を貼付し直す(配置し直す)とよい。
以上の手順により、図1に示す表示部14に行動タグ12が貼付された状態の行動把握紙媒体10を作成することができる。完成した行動把握紙媒体10は、家族全員が見ることができる場所に貼る等して設置しておくとよい。また、画像として携帯機器内にも保存して、いつでも確認できるようにしておくとよい。さらに、前述の情報シート等に、家族、親戚、知人、友人、かかりつけ医、役所、公共機関等の連絡先を記入し、いつでも参照できるようにしておくとよい。
以上説明した通り、開示の行動把握紙媒体によれば、各警戒レベルに応じた行動予定が記載された行動タグが、行動表示部における警戒レベル表示部に表示された各警戒レベルに応じた位置にそれぞれ配置される構成によって災害時における各警戒レベルに応じた行動予定が把握可能になる。また、行動タグに行動予定と共にその行動者(行動者名)が記載されることによって、各警戒レベルに応じた行動予定を誰が行うのかが把握可能になる。
当該行動把握紙媒体は、ユーザが自ら行動タグを作成(行動予定等を記載)し、表示部に貼付して配置する構成により、各世帯の個別事情に応じた具体的な行動や、多人数世帯における家族の役割分担を予め決定して表示(視覚化)することができ、災害時における適切且つ具体的な行動予定およびその役割分担が明確に把握可能なユーザ固有の行動把握紙媒体を作成することができる。
なお、本考案は、以上説明した実施形態に限定されることなく、本考案を逸脱しない範囲において種々変更可能である。特に、本考案に係る行動把握紙媒体は、家族単位だけでなく、学校、病院、会社等の職場単位等に対しても適用可能である。
10 行動把握紙媒体
12 行動タグ
13a 確認行動タグ
13b 避難行動タグ
13c 避難開始タグ
14 表示部
14a 警戒レベル表示部
14b 行動表示部
16 避難情報
18 防災気象情報
20 チェックシート

Claims (7)

  1. 災害時における適切な行動を把握するための紙媒体であって、
    災害時における行動者名および該行動者の行動予定が記載される複数の行動タグと、
    前記行動タグが貼付される表示部と、を備え、
    前記表示部は、各警戒レベルが表示された警戒レベル表示部と、該警戒レベル表示部の近傍に設けられる行動表示部と、を有し、
    前記行動タグが、前記行動表示部における前記警戒レベル表示部に表示された各警戒レベルに応じた位置に配置されることによって、災害時における各警戒レベルに応じた行動が把握可能であること
    を特徴とする行動把握紙媒体。
  2. 前記表示部には、前記警戒レベル表示部に表示された各警戒レベルに応じた位置に、該各警戒レベルに相当する避難情報または防災気象情報が表示されていること
    を特徴とする請求項1記載の行動把握紙媒体。
  3. 前記行動タグには、災害時における確認行動が記載される確認行動タグと、災害時における避難行動が記載される避難行動タグと、が設けられていること
    を特徴とする請求項1または請求項2記載の行動把握紙媒体。
  4. 前記行動タグは、前記表示部に自在に貼付および剥離可能に構成されていること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の行動把握紙媒体。
  5. 前記警戒レベル表示部には、各警戒レベルが低い順に表示されていることによって、前記行動表示部に表示される前記行動予定が、警戒レベルが上がっていく時系列に沿って表示されること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の行動把握紙媒体。
  6. 前記行動タグに前記行動予定を記載することを支援するチェックシートをさらに備え、
    前記チェックシートには、ハザードマップ情報記載欄、家状況記載欄および避難先情報記載欄のうち少なくとも1つの記載欄が設けられていること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の行動把握紙媒体。
  7. 前記表示部が、1枚の紙からなり、
    前記表示部、前記行動タグおよび前記チェックシートが、1つの包装内に収容されていること
    を特徴とする請求項6記載の行動把握紙媒体。
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